カテゴリー「ラジオ」の55件の記事

2024.03.17

32bitフロートハンディレコーダー H1essential(ZOOM)

Hero_1_qyzm5ohpng768x0_q60_focal_area825 ごい時代になりましたね。昨日の練習で初めて使ってみましたが、まあお手軽だし音質はいいし、今までのレコーダーとは一線を画していますね。

 32bitフロート録音。ほとんど地球上の全ての音を歪みなしに録音できるとんでもないダイナミックレンジを可能にしました。

 よって録音レベルの調整は不要。ただ録音ボタンを押せば良い。

 こんなことが可能になるなんて夢にも思いませんでした。小学生の頃から、ちょっとした録音マニアだった私。

 最近また、録画よりも録音、YouTubeよりもポッドキャストに興味が出てきたところで、この製品が出たものですから、すぐに飛びつきました。

 それも1万円ちょいのお値段。ありえません!ZOOMさん、ありがとう。

 PC、スマホ、カメラなどとの接続、プリレコーディング、乾電池駆動など、ワタクシ的には文句のつけようがありません。電池の持ちも良く、たとえば昨日のような長時間の練習も録りっぱなしにしておけばよい。

 そして小さくて軽い。ポケットや楽器ケースにひょいと入れておけます。見た目の安っぽさと中身の高性能さのギャップが案外萌えですし(笑)。

 これはこれから重宝しそうです。旅のお供にします。イヤフォン型バイノーラルマイクと一緒に。

 (大人気で入手が困難な状況です)

 公式HP

Amazon ZOOM ズーム 32bitフロートハンディレコーダーH1essential 2024年発売 H1e



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2024.02.24

『軟骨伝導Bluetoothイヤホン ATH-CC500BT』(オーディオテクニカ)

51gimxirfl_ac_sl1500_ 最近の旅のお供。骨伝導イヤホンではなく「軟骨伝導」です。

 まず結論から言いますと、私の要求するスペックはほぼ完璧にクリアーしております。

 一つだけ、音量がもう少し上がるといいかなと。それだけですね。

 外出中はできれば耳は塞ぎたくないので、かつては骨伝導イヤホンを使っていたのですが、やはり音質面でイマイチだったんですね。ステレオ感も乏しいし。

 そのあたりは、この「軟骨伝導」でかなり改善されました。どうせながら聴きなので、このくらいの音質で十分です。

 バッテリーの持ちも文句なし。1日中電池切れを気にしないで稼働させられます。

 ただし大容量バッテリーのおかげか、多少の重みはあり、ずっと耳にかけていると少し痛くなる時があります。

 防水機能もそこそこなので、リュックの横にひょいとかけて歩いています。多少雨が降っても大丈夫。

 マイクの音質はあまりよくありません。リモート会議などで使いましたが、あとで録音を聞いてみると自分の声だけAMラジオみたいでした(笑)。

 音量のことですが、車の往来の多い道や鉄道の中、あるいは車の運転中だとちょっと聞き取りづらいですね。音楽ならいいのですが、私は歩きながらAudibleを聴くことが多いので。

 どうしても聴きたい時は、ドライバー部分を手で耳の穴に突っ込めば、かなりよく聞こえます(笑)。

 あと一つ、後頭部にワイヤー部分が来るので、寝ながらとか椅子のヘッドレストにもたれてとかだと邪魔になるのがちょっと。

 それでも総合的には気に入っております。

Amazon オーディオテクニカATH-CC500BT

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2023.08.30

『一緒に学ぼう!キリスト教』 (COTEN RADIO)

 日は東京から静岡へ移動。

 東海道(国道1号線)を走ること6時間。箱根の山は天下の険。昔の人はあの標高差900メートルを上り下りしたわけですね。

 で、なんでそんなに時間をかけて下道で移動したかというと、どうしても聴かなければならない番組があったからです。なかなか日常ではまとまった時間が取れないので、運転しながらのながら聴きが一番よい。逃げられませんから(笑)。

 近く、神学を極められた牧師さんとお話する機会があるので、そのために。そして、今構築中の「新新約聖書」のために。

 そう、「旧約聖書」が古くなり、時代に合わなくなったから「新約聖書」ができたわけじゃないですか。しかし、その「新」でさえも2000年以上前のものなので、さすがに「旧」になってしまっているわけです。

 だから、時代に合わせた「新新約」を作ってもいいだろうと。実はこれと同じ発想で、神道や仏教についても、新しい「教義」を構築中です。とういか、全部同じになるんですよ、結局。統合されると。

 おそらく聖徳太子がそれを1400年くらい前にやって、たとえば十七条憲法として表現されているわけでしょう。あれが「新新約」なのかもしれないな。そうすると次は「新新新約」ということでしょうか。

 出口王仁三郎も…などと始まるとキリがありませんね〜。

 という私の妄想はいいとして、今日聴いたのは「COTEN RADIO」の「一緒に学ぼう!キリスト教」です。プリンストン神学校の博士課程に在籍している千葉遊大さんによる講義。

 コテンラジオの非キリスト者のお二人の質問とツッコミも、実に有意義な優良番組です。皆さんもぜひどうぞ。

 千葉さんの公平な語り口にも宗教的誠意が感じられます。そして、何より「神と出会う」という体験、共感いたしました。

 

 

 

 

 

 

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2023.05.17

英語の語源が身につくラジオ(堀田隆一)

Th_-20230519-125911 近は全国を旅することが多く、移動の時間に「音声」を聞くこと機会が増えました。

 その中で最もたくさん聞いているのが、英語史研究者である堀田隆一先生の「英語の語源が身につくラジオ」です。

 英語全然ダメな私ですので、意外に思われる方も多いかと思います。

 正直、このラジオを聞いても英語がしゃべれるようにはなりません。そういう目的ではなく…これは私の嗜好なのですが、とにかく何語でも語源とか歴史的変遷とかに「萌える」のですよ。

 いちおう日本語が専門なので、そちらの方は今までもずっと勉強してきました。一方で、英語となると、若い時はなんとか日常会話くらいできるようになりたいと人並みに本を買ったりラジオを聞いたりしましたが、どうしてもある一線を越えて上達することはありませんでした。

 それが逆に気になったんです。なんで英語ってこんなに「例外」が多いんだ?特に表記と発音の矛盾が甚だしすぎる。例外たちにも規則性がなかなか見当たらないし…。

 それが、この堀田先生のラジオで実に明快になった。そう、つまり英語史、英国史を知ると、なんでこんなに複雑なことになってしまったのかが分かるのです。

 で、自分の英語に対する嫌悪感が、決して自分のせいではなく、英語、英国自身に原因があるということで救われたような気がしたわけです(笑)。

 まあとにかく、ノルマンやらバイキングやらゲルマンやら、いろいろな民族に占領され、言語も変化させられたと。これじゃあ、しかたないなと。

 もちろん、英国がヨーロッパ辺境の地であって、日本の東北地方のように、文法も音韻もかなり「訛っている」ということもありますが、そこにさらに多言語が流入してきているので、たしかに混沌としますよね。

 文法的な「訛り」は比較的「単純化」の方向に行ったので、それは国際語としてまあ適格と言えましょう。しかし、やはり発音とスペルの乖離はなんとかしたいですね〜。

 というわけで、このラジオを聞くことによって、勝手に溜飲を下げているワタクシでありました。

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2022.11.29

ゆる言語学ラジオ 『何この論文タイトルおしゃれやナイト』

 

 元の町で恒例の文学講座。今年のテーマは「日本語の歴史と方言」。まあ専門分野ですな。

 正直、文学は苦手なので予習が必要ですが、こちらは完全アドリブでも大丈夫です。つまり手抜き…いやいや、楽しいからいいのです!お互い(笑)。

 言語、アドリブということで言うと、今日公開された「ゆる言語学ラジオ」は秀逸でしたねえ。内容もさることながら、お三人の絶妙なリズムと「循環」のトークが最高でした。

 昨日のカプスペルガーの楽曲みたいですよね。リズムと循環。そして変奏。

 このあたりこそ、人類の「アドリブ」文化の秀逸さ、面白さであります。

 あえてワタクシの「モノ・コト論」で言いますと、過去の「コト」と未来の「モノ」を現在に絶妙に融合させるのがアドリブであります。

 融合というか調合というか。

 彼ら三人の知識はもちろん、それをおいしく料理するユーモア・センスには脱帽ですし、まず三人のそれらのレベルが非常に近いからこそ、この奇跡の(?)トーク・アンサンブルが生まれるわけですね。

 いやはや、私もこの世界(言語・ユーモア)に大変興味がありますが、この高度なインプロビゼーション・セッションには入れない気がしますね。

 この世界、まああえて言えば、ボケとツッコミならぬガチとツッコミという、新しくも古い芸風ですよ。

 それにしても、いきなりの収録でこれだけスイングするというのは見事です。本人たちも楽しそうですよね。どんどん盛り上がっていく。

 私もかつてラジオの収録でこれに近い体験をしました。そう、高城剛さんとの対談です。あの時は二人初対面だったのですが、興奮して盛り上がりすぎ、そのあとお店で番外編が数時間続きました。きっとこの三人もそうだったことでしょう。

 

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2022.08.09

追悼 オリビア・ニュートン・ジョン

 

 あ、私の青春の憧れがまた一つ…。

 オリビアを知ったのはこの曲が初めてでした。当時私は12歳。小学6年生でした。

 白人女性への初恋ですかね(笑)。ステキなお姉さまに対する憧れでしょうか。

 その後、私の大好きだったELOと共演し「ザナドゥ」をヒットさせた時は、不思議なもので恋が成就したような感覚になったものです。遠い存在だった憧れの女性が、急にこちら側に近づいてきたような。面白い感覚ですよね。

 アイドル的な外見と歌声でありながら、アーティスティックな楽曲や共演に恵まれたのは、やはり歌手としての実力、そのお人柄のなせるわざだったのでしょう。

 ガンと戦いながら、社会貢献をいつも考えてこられた方でした。昨年末には、日本国から「旭日小綬章」が贈られました。医療大麻の推進者としてもその界隈では有名でした。

 ご冥福をお祈りいたします。

 

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2022.06.30

人間の知性について 〜ひとくくりにできない才能と広がる未来への可能性〜 (COTEN RADIO)

 

 岡から山梨に戻る車の中で聴きまして、運転しながら思わず膝を打ってしまいました。

 そう、これって最近私がいろいろなところで語っているところです。

 こうして若い人たち、それもいわゆる言語的、論理的な頭の良い人たちが、ある意味自己否定的に問題提起するのは素晴らしい。

 ワタクシのモノ・コト論的に言いますと、いわばコト的な頭の良さだけではなく、モノ的な頭の良さがようやく再評価されてきているということです。

 最近私は言語、中でも文字に対する不信感を訴え、結果として古代日本のような無文字社会の優位性について語ることが多い。あるいは絵画、多くの音楽のように言語によらない芸術の価値、また言語をあえて混乱させた無意味性について考えることも多い。

 ようやくですよ。近代が終わろうとしているわけです。近代の洗脳から解放された若者たちが生まれてきたのは大きい。

 ここで否定されるべきなのは、やはり「学校」でしょう。学校、近代教育こそが、知性の意味を矮小化してしまった。この動画でも語られているように、スポーツをしたり楽器を演奏したり、つまり体を動かすのも「脳」ですから、「頭の良さ」は言語・論理、いわばお勉強だけではないはずです。

 そして、直観や社交性もまた「頭の良さ」の基準となってもいい。そうすると、おそらくどんな人たちもそれぞれの「頭の良さ」を持っているはずであり、現代日本のような偏った基準によるカーストなど意味がないことがわかるはずです。

 もちろん「知性」の「知」が、「知識」すなわち過去の情報の記録を意味することも確かですが、そういう狭義の「知性」の時代は終りつつあるとも言えましょう

 狭義の「知性」において、かなり強いコンプレックスを持ってきたワタクシとしては、やっと自分の時代が来たのだとも感じます。未来の情報の直観に関しては自信がありますので。

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2021.06.30

Charと福山雅治の対談

 

 っかり、音楽動画紹介ブログと化しておりますが、いろいろ振り返ってみると、自分でも意外なほど「エレキギター」に関する記事が多い。

 ちなみに私は全くエレキギターは弾きません。弾けません。

 しかし、好きなんですね、エレキギターが。憧れがあるのでしょう。ホント自分でも意外でした。

 4月にもCharさんのギターからPINK CLOUD 『SMOKY』を紹介しましたね。

 その曲も最初にかかっているこの番組、Charさんと福山雅治さんの対談が面白かったので紹介します。

 いい話満載ですねえ。

 ちなみに対談冒頭のMessageとMassageは単なる間違いでしょうけれど、マクルーハンのメディア論を思い出しちゃいました。そういう意味では間違いではありませんね(笑)。

 Charさんが今でも「新しいコード」の発見のために練習しているというのは、なんか美しい話ですね。理屈は有限ですが、感性は無限ですね。かっこいいなあ。

 お二人ともアイドルでありながら、本当のアーティストですよね。それをちゃんとご自身も意識しておられる。話の中にもありますが、お二人とも「言葉」のセンスもいい。男のユーモア(下ネタ含む)。男として憧れますね〜。

 男にとって「憧れ」の男って大切ですよね。福山さんが子供のように興奮、感動しているのが伝わってきます。憧れの男(先輩)と友だちみたいに話せるようになること…これこそ男の夢ですよね。

 生まれ変わったら、絶対エレキギター弾こうっと…いや、今からでも間に合うよ!…と誰かに言われたような気がしました(笑)。

 

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2021.06.13

沢田研二 『巴里にひとり』

Unknown_20210613163401 界の音楽シリーズが続きます。そこに昭和の歌謡曲を重ねます。

 昨日のNHK FM「歌謡スクランブル」は沢田研二特集でした。先日も少しジュリーの隠れた名曲を紹介しましたが、今日の放送で特に「いいなあ」と思ったのが、この「巴里にひとり」です。

 1975年、13枚目のシングル。歌謡曲と言うには、あまりにオシャレですよね。とっても美しいメロディーだと思います。

 

 

 実は、当時世界進出を考えていたジュリー。まずフランスで、ということで、フランス語のヴァージョンも録音されました。全くフランス語ができないジュリーは一生懸命練習したそうですが、ほら、日本でもアグネス・チャンとかテレサ・テンとかもそうですが、ちょっとたどたどしい日本語がウケるように、たどたどしいフランス語がかえって効果的だったようで、この曲は本国フランスで大ヒットしました。

 

 

 では、その後ジュリーはフランスで大人気になったかというと…こちらの日本でのショーで語られているように、まあ一発屋で終ったようですね。それでもしっかりフランスポップス史に名前を刻んだことは事実です。

 

 

 やっぱり曲が良かったんでしょうかね。その後、ポール・モーリアもこの曲を録音しています。というか、ポール・モーリアのアルバムなんて、ちゃんと聴いたことなかったんですが、いや、やっぱり素晴らしいですね。アレンジのセンスが絶妙ですし、ストリングスの音が美しい。

 

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2021.05.26

ラリー・カールトン 『Singing / Playing 』

 

 日夕刻、車の中でNHK-FMの「夜のプレイリスト」を聴いていました。野口五郎さんが師匠であるラリー・カールトンのセカンド・アルバムを紹介していました。

 五郎さんならではの、ラリーとの友好におけるレアなお話満載でした。

 実は途中山の中に入ってしまい、ラジオが入らなくなってしまいましたので、帰宅後にあらためて全部聴いてみました。

 そして、ホント私も勉強不足でお恥ずかしいのですが、ラリー・カールトンってギタリストであるとともに、ヴォーカリストだったんですね。あまりにもギタリストとしてのイメージが強くて…。

 今、ウチの上の娘もラリー・カールトンに心酔しているのですが、もちろん彼のヴォーカルを聴いたことがなかったようです。

 なるほど、五郎さんが憧れたのはそういうことだったんですね。ヴォーカリストとして、そしてギタリストとしての憧れと崇拝だったわけですね。納得。

 それにしても、このアルバム、初めてじっくり聴きましたが、本当に素晴らしいですね。いい曲ばかり、いい歌、いい演奏ばかりなのですが、私としてはこの「コテコテ」のソフト・ロット・バラードに感動してしまいました。

 日本人の大好きな、いわゆる「ドシラソ低音」に乗っかる曲ですが、なんでしょうか、この品の良さは!ちゃんと「胸キュン進行」もあるし、チープになりがちなのに、まさにバッハの(G線上の)アリアと同様に品がある。

 というか、ラリー・カールトンの優しいヴォーカルがなんとも癒やしですよね。そして、もちろんギターのソロも素晴らしい。アレンジや音質も古さを感じませんね。50年前ですよ、これ!

 ぜひ、アルバム全体も探して聴いてみてください。何度聴いても飽きませんよ。

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