カテゴリー「歴史・宗教」の1000件の記事

2025.05.07

『Baby, I Love You』by Suno AI v4.5

Image_large_539bfde89cd94248afc26b44611f 葉は九十九里でセミナー。素敵な出会いがたくさんありました。感謝。

 ちょっと早く着いたので、またまた音楽生成AIで遊んでいました。いや、こいつは遊びではなく本気です。皆さんにお聴きいただいたのですが、さすがにこれは昨日からのべ5時間かかりました。AIと会話してここまでなんとか持ってきましたよ。

 これは自分で言うのもなんですが、いい曲です!w

 Baby, I Love You

 メロディーやコード進行、アレンジまで、かなり気合いを入れています。そう、AIに気合いを注入するのはあくまで人間なのです。

 メロディーのうねり、転調の妙、世間一般と違った構成など、それなりにこだわっています(テクニックは企業秘密)。

 AIって偶然性が高いからこそ、「愛」とか「祈り」とかが重要になる。すなわち、AIの世界こそ、自我を脱したある種宗教的な世界ではないでしょうか。実際、出力結果が変わってくる感じがするもんなあ。同じプロンプト入れても全然違う。

 この曲については、歌詞も入れ直し、音楽的にもよりブラッシュアップして、それなりに完成させまして、そして世界に公開します!思いを込めますよ!

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2025.05.03

皆神山浅間神社にて耀わん献茶

Img_9954 神山合宿二日目はフィールドワークを中心に。

 各神社を参拝し、頂上たる浅間神社にて、長老による耀わん献茶が行われました。

 そこでまさかの人たちと合流。リモートで出口光さんともご挨拶。と思ったら、なんと先日東京でお会いした知り合いが登ってくるではないですか。もうびっくりなんていうものではありませんでした。

 最近そういうことばかりでして(この2週間後、もっととんでもないことが起きます!)。

 いずれにせよ、令和七年、鬼門が開いて、いよいよみろくの世が近づく予感しかしません。少なくとも私の周りでは、そういう変化の兆しが異常なほどに顕著になってきています。楽しみしかありませんね。

Img_9961 そう、セミナーでも申し上げていますとおり、鬼門開きやみろくの世の到来、立て替え立て直しを待望しているだけではいけないのです。全ては雛型ですから、まずは私たち自身の魂の鬼門を開き、そして大峠を越えなければ、世界も変わりません。

 それを強く再認識させられた素晴らしい合宿でした。感謝。

 

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2025.05.02

『皆神山オカルト学序説 -ピラミッド説・皇居移転計画・カゴメ紋解析-』 長尾 晃

91tgcda4dl_sl1500__20250520085101 岡から帰ってきてすぐに信州皆神山で合宿セミナーであります。今回は大本の信徒の皆さんにも参加いただき、私も勉強させていただきました。

 1日目は宿である松代温泉にてセミナー。いろいろとマニアックな内容となりました。

 私もこのブログにいろいろ書いてきましたが、大石凝真素美、出口王仁三郎の話から、地質学的な話、さらに松代大本営まで、まあ本当に不思議な歴史を持った山であります。

 そのあたりをうまくまとめた本があまりなかった。その点、こちらの本はなかなか良くまとまっています。「オカルト」という言葉が入っていますが、あくまで皆神山がなぜ「オカルト」になっていったのかを、冷静に客観的に分析しています。

 いまや「オカルト」は「スピ」となりまして、より多くの「女性」が集まりつつある皆神山。これからどうなっていくのでしょうね。

Amazon 皆神山オカルト学序説

 

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2025.05.01

能『杜若』

Img_9938 岡二日目。大本のギャラリーを訪問し、ゆっくりお作品を鑑賞。母と伊都能売観音さまを引き合わせることができました。

 と思ったら、なんとギャラリーに知り合いが数人!それも最近お会いした人たち。

 最近そういうことが多いのですが、なんの示し合わせもなく、いろいろなところで知人とばったり会うのです。全国で。

 さて、時節柄、万祥池のカキツバタが満開でした。美しい。

 大本さんと言えば、万祥殿にある立派な能舞台も有名です。能をやってきた次女もその素晴らしさに感動しておりました。

 芸術を宗教の母とする大本さんでは、能も大変重要な修行の一つです。ちょうど二日後に「大本みろく能」が行われるところでした。

 能も流派がいくつかありますが、大本さんではその流派が皆仲良く集まります。象徴的ですね。

 ということで、今日は能「杜若」を鑑賞いたしましょう。

 

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2025.04.25

国語便覧(第一学習社)

 阪市内で中級セミナー。

 今朝こんなネットニュースが。

国語便覧、突如SNSで注目 まさかの過去最速完売「情報量えげつない」「これぞ教養」「コスパ最強」の声

 やっと世間が気づいたか。私はこのブログでも20年近く前に「第一学習社」の「国語便覧」をおススメしていたんですよ!

 我ら国語教員にとっては、便覧は良き教材であり、どこの便覧が一番いいか、各社から送られてくる見本、献本をけっこう隅々まで見るのですよ。

 で、ワタクシ的には第一学習社が一番いいなと思って採用してきたのです(最近現場では使っているのか分かりませんが)。ちなみに次にいいなと思っていたのが「浜島書店」版。

Img_9878 今も仕事場の机の上に、いつでも開けるように置いてあります。こんなふうに。「2024年度用 審査用見本」とありますね。

 昔より高くなったとはいえ、この情報量と質で約1000円(税込み)はたしかに安すぎる! 大人の教養書としては最高ですね。

 何よりグラフィック的に楽しいので、ふとめくって、ふと眺めて、ふと読み始めるという使い方にぴったり。

 考えてみると、自分の高校時代、数学の時間とかに国語便覧を読み漁ってたっけな。読んだページに印をつけて、3年間で全部読み終わった記憶があります。

 教科書よりも早く時代に適応しているのも良い。各社競って、日本語や文学についての最新トピックを取り入れようとしますからね。

 かつてセールスの方に聞いたことがあるのですが、便覧に関しては(も)、各社がお互いのものをよく読んである意味真似るので結果として似たものになるとのこと。まあそうなんでしょうね。

あとは、教科書も全般に言えることなのですが、だんだん大型化している。そして、一部デジタル化している。この第一学習社版も、QRコードで専用ページに飛んで、動画などを参照することができるようになっています。

 というわけで、私からもあらためておススメいたします。

 ところで、なんで国語だけ「便覧」なのでしょうね。あとはだいたい「資料集」なのですが。

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2025.04.20

近鉄特急

Img_9855 阪でセミナー。昨日は伊勢から松阪のホテルに移動して宿泊。松阪から近鉄特急ビスタカーにて大阪へ。

 霊鉄マニアからしますと、近鉄特急というのは格別な存在です。愛知、三重、奈良、京都、大阪を広範囲に結ぶ私鉄最大の特急網。

 日本を代表するそれぞれの聖地のエネルギーを、お互いに交流させるそれこそ最強の霊鉄網なのです。

 その象徴が「お召し列車」ですよね。皇室が伊勢神宮を参拝する折、伝統的にJRではなく近鉄特急を使ってきました。近鉄さんはそのことを大変誇りとしています。選ばれる運転士や乗務員も超優秀な皆さんです。

 一昨日は名古屋から伊勢市までアーバンライナーを利用しましたが、基本天皇陛下もアーバンライナーにお乗りになるとのこと。

 ある意味庶民的ですよね。一方で防犯安全上も一見普通車両の方が良いとのことです(実際は防弾ガラスなどを装備)。

 このたびは三重から奈良、大阪という変化に富む地形を楽しみながら、また様々な歴史に思いを馳せる旅となりました。名古屋から大阪への移動というと、やはり新幹線を使うことが多いのですが、近鉄特急もいいですね。

 いつかは「ひのとり」や「しまかぜ」にも乗ってみたいものです。

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2025.04.19

伊勢の外宮に思う

Img_9852 勢でセミナー。セミナー前に急ぎ足で外宮にお参りしてきました。いろいろ感じることがありました。

 伊勢神宮といえば、内宮と外宮の歴史的争いの歴史を思い出さざるを得ません。今でこそ内宮がメイン、外宮はその前菜みたいに思っている方が多いかと思いますが、天照大御神が今のように前面にフィーチャーされたのは明治維新以降、国家神道の歓声に伴ったものであったことも知らねばなりません。

 私はオニサブラーなので、自然と外宮びいきになってしまいます。言うまでもなく出口家と外宮の度会家は同一と言ってもいいくらい縁が深い。

 それより全国の多くの神社の「天照大御神」押しにちょっと辟易してしまうのですよね。アマテラスさんには申し訳ないけれども、「御祭神」の先頭に書かれてある「天照大御神」の文字を手で隠すと、本来のその神社の御祭神が見えてくるのですね。

 天皇のご存在の重要性については誰より理解していると自負していますが、記紀でそのルーツとされるアマテラスを必要以上に押し出すことには抵抗があります。

 明治の国家神道は様々な矛盾をはらんだ一種のフィクション(新しい神話)です。特に「男系男子」を標榜しているにもかかわらず、そのルーツが女性神であるという大矛盾は、野暮、失礼、不敬ながらもついツッコミたくなります。

 どうせなら、アマテラスは「変成(性)男子」であるとでも言ってしまえば…これはさすがに多重的に失礼すぎるか(苦笑)。

 その点、王仁三郎は自由ですね。変性女子であることを公言し、女装するのは当たり前。まさに近代天皇「制」の逆張りトリックスターです。

 今日は時間がなかったこともありまして、柏手さえ打たずにお参りしてきました。そう、一般参拝客の柏手さえも近代のフィクションですからね。ましてや二礼二拍手一礼など…。

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2025.04.18

家康公遺言(岡崎城)

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 知岡崎城の中の巽閣で中級セミナー。言うまでもなく岡崎城は家康が生まれた城。

 家康とのご縁を作ってくれた仲間たちとワイワイ楽しみました。去年の1月、ここでセミナーやってから、本当にいろいろなことが動きまして…。

 城内、龍城神社横にある「家康公遺言」碑。これ、いいこと書いてありますよね。

 

わが命旦夕に迫るといへども

将軍斯くおはしませば天下の

こと心安し

されども将軍の政道その理に

かなはず 億兆の民艱難する

こともあらんには たれにて

も其の任に変らるべし

天下は一人の天下に非ず天下は

天下の天下なり たとへ他

人天下の政務をとりたりとも

四海安穏にして万人その仁恵

を蒙らばもとより 家康が本

意にしていささかも うらみ

に思ふことなし

 

 軽く現代語訳してみましょうか。

私の命がいよいよという時になったとしても、将軍がしかるべくいらっしゃれば天下のことは安心である。しかし、将軍の政治がその理にかなわず、多くの人民が苦しむことがあったとしたら、誰でもその将軍職を取って代わることができるべきである。天下は将軍一人の天下ではない。天下(人民)の天下である。たとえ他人(徳川家以外)が政務を執ったとしても、世界が平和であり、万人がその為政者の仁恵を受けるのならば、もとよりそれが家康の本意であり、少しも恨みに思うことはない。

 

 結果として二百数十年後、(天海や家康が予知したとおり)徳川家から天皇家にその権力が移り、そして最終的に人民(国民)にその主権が戻って来ることになりました。感慨深いものがあります。

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2025.04.13

服部半蔵と大久保長安

41ba727c1ff60c4dca43bf82b525e390 京は半蔵門でセミナー。たくさんの方にいらしていただき、大いに盛り上がりました。

 半蔵門という名前のは、服部半蔵が起源とも。たしかに二代目服部半蔵正成は徳川家に仕えた武将。

 私としては、服部半蔵というと四代目正重も気になる存在。有名な二代目の次男ですね。彼はかの大久保長安の娘婿となりました。

 大久保長安については、11年前のこちらの記事をお読みください。本当に謎の深い魅力的な人物です。

 正重が生まれたのは浜松か岡崎と言われています。最近私も縁が深い両地。因縁を感じます。

 正重は成人し、関ヶ原の戦いにおいて父直伝の一番槍で功をなしましたが、それが若気の至り、開戦前の「抜け駆け」であったため、家康の怒りを買い、大久保長安預かりとなりました。

 そして、長安に気に入られて長安の長女と結婚します。おそらく父二代目半蔵正成と大久保長安にも深い縁があったのでしょう。正重は、長安が佐渡金山の奉行となると同行し、そちらの知識や技術を身に着けました。

 長安死後、正重は例の大久保長安事件で疑いをかけられますが、なぜか不問となります。どういう力学が働いたのでしょうか。

 父半蔵と長安の関係もちょっと調べてみたいと思います。静岡、掛川、浜松、岡崎、そして山梨。秦氏との関係なども気になります。服部は「機織り」ですし、静岡に服部氏多いですしね。もちろん渡来系です。長安とつながります。

 そして伊賀忍者との関係は…。

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2025.04.11

小林一三『清く、正しく、美しく』(風々齋文庫)

A1egbcnl9sl_sl1500_ 阪蛍池でセミナー。阪急宝塚本線で蛍池駅へ。山梨県出身、小林一三の一存で「麻田」が「蛍池」になったとのこと。由来となった「蛍ヶ池」はかなり離れていますが、結果として駅周辺の地名も「蛍池」に変わりました。

 小林一三といえば宝塚歌劇団。最近各地のセミナーで語っておりますが、ここ数年のジャニーズ、宝塚叩きは目に余るものがありましたね。ジャニーズに至っては消えてしまいました。

 先日書いた「ヤクザ」もそうですが、彼ら彼女らも「異形の者」。すなわち御神事に関わる人種です。

 それこそバッシング覚悟で誰かが言わなければならないので敢えて言いますが、ジャニーズは「残念なイケメン」たち、宝塚は「残念な美女」たちです。そう、背丈が「異形」なのでした(近年は以前とは違う傾向も見られましたが)。

 そして、双方ともファンのほとんどは女性。つまり、両者は「女性のストレス(荒魂)」解消という御神事に多大な貢献をしてきたのです。ここが大変重要。

 男性にとって女性の「自然の」荒魂は制御しがたい難物。それを清らかな方向に束ねていたのが彼ら、彼女ら。

 それは女性、男性双方にとって実に幸せな機能であり歴史的な結果だったのです。それを西洋的なコンプライアンスやら人権意識から、あのように消し去ろうとするのは、陰謀論嫌いな私とても何かの意図を感じずにはいられません。

 「清く・正しく・美しく」は、宝塚歌劇団のモットーであるとともに、日本神道のモットーであったはずです。

 あらためて小林一三のこの本を読んでみましょうか。一三が、宝塚少女歌劇を、西洋音楽による歌舞伎として認識していたことがわかります。一見、西洋的なものに阿っているかに見えますが、実はあくまで日本人の生活の中の「娯楽」、すなわち西洋的労働の反対側にある「日本的芸能神事」の新型を生み出そうとしていたことに気づくでしょう。

 伝統的男性歌舞伎の反対側とも言えますし、面白いことに「高校野球甲子園劇場」とも対を成すことがわかります。高校野球もまた「清く、正しく、美しく」であり、それはエロチシズムが巧妙に排除された「神話」の世界なのでした。

 そして、それがともに兵庫県で行われていることに驚きさえ覚えるのでした。六甲山おそるべし。

Amazon 清く、正しく、美しく

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