カテゴリー「文学・言語」の1000件の記事

2019.06.14

俗流歴史本 vs 歴史学

Th_izawagoza  「流歴史本」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る」…という面白い文章を読みました。論者は国際日本文化研究センター助教授の歴史学者、呉座勇一さんです。

 私も呉座さんの「応仁の乱」を読み、久しぶりに(?)正統歴史学の面白さを堪能いたしました。

 一方、槍玉に挙げられている井沢元彦さんの「逆説の日本史」シリーズも、若かかりし頃さかんに読みました。

 ですから、両者がケンカするのは、あまり楽しくありません。

 この前書いた慰安婦問題や、何度も書いてきた南京の問題と一緒で、両極端がお互いに譲らず頑なになってケンカしている様子は、あまり好ましく感じられません。

 だいたい、人間の現実の生活は、事実と妄想の絡み合い、結果としてその中間に本質があるのに、かたや事実として残っているコトしか認めず、かたや自分の妄想というモノに絶対的な自信を持っていて、その「あはひ」を観るのを忘れてしまっている。

 量子論的に言うならば、この世の本質は粒子(コト)と波動(モノ)の「不二」的共存であるのに、そのどちらかしか観ていないわけですね。

 というわけで、この呉座さんの文については、それなりに納得できる反面、なんとなく味気なくも感じてしまうのでした。

 ただ、残念ながら(?)言えることは、呉座さんも井沢さんも、とっても筆力があって、そういう意味ではかなり「近い」ということです。そこは、実はとっても重要なポイントです(近親憎悪?ライバル?)。

 さてさて、出口王仁三郎や仲小路彰、さらには宮下文書など偽書の類、そして、二・二六事件にまつわる不思議な体験などに関わってきたワタクシとしては、少なくともですね、波動の情報については時空を飛び越えますので、すでにそれは「歴史学」の関知する領域ではない、ということだけは言っておきたいと思います。完全なトンデモですね(笑)。いつもスミマセン。

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2019.06.13

三沢光晴さんが亡くなって10年

Th_61hgk7ucpol_sx339_bo1204203200_  う10年ですか。
 あの日のこのブログの記事を読み返してみました。

 追悼 三沢光晴選手

 翌日の記事にも思い出がつまっています。

 三沢さんの思い出

 この2009年は、三沢さんだけでなく、志村正彦くんも突然天に召されました。天才の宿命…などという言葉ではとても納得できない、この世の不条理を強く感じた1年でした。

 あれから10年。三沢さんに関する素晴らしい記事を読みました。プロレスに興味のない方もぜひこれはお読みください。

 命を絶つことも考えた選手に届いた"ミサワの遺言"とは 没後10年、三沢光晴が遺した物

 自らがリングの上で死ぬことを覚悟していた上に、その時の対戦相手にこんな手紙を残していたとは。どれだけ人のことを思いやる人なのだろう。死してなお、この上なく優しく、責任感が強く、人を励ます…。

 同じ命日で没後110年の太宰治の遺書と並べるのもなんですが、(太宰とは対照的な)文学性すら感じさせます。

 本当に偉大な人でした。プロレスというジャンルに、初めて品格を与えた選手であるとも言えましょう。

 この10年でまた、プロレス界は変わりました。いい方に変わったと思います。三沢さん亡き後のノアも、ようやく若い世代の勢いが出てきました。

 私はこの10年、ほとんど三沢さんの試合を観ませんでした。辛かったのです。あまりに相手の技を受け続け、自らの体にダメージを蓄積していく姿を観るとなんとも言えない気持ちになってしまうのです。

 しかし、これからは上掲の「手紙」に書かれた言葉をしっかり受け止め、もう一度ちゃんと三沢さんのプロレスを観戦したいと思います。

 

 

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2019.05.30

『禅の知恵に学ぶ(こころの時代 宗教・人生)』 山川宗玄 (NHK出版)

Th_41tzhvkkdql_sx350_bo1204203200__1  眼寺師家、このテキストの著者でもある山川宗玄老大師さま。来週岐阜でお会いできると楽しみにしていたところ、思いがけず今日じっくりと3時間(!)お話させていただく機会ができました。

 こうして年に数回、何時間も(ほとんど個人的に)教えをいただけるというのは、本当にありがたき幸せであります。本当に仏縁に感謝するしかありません。

 私のような野狐禅凡夫に、本当にたくさんの大切なことを教えてくださいます。今日は特に「言葉」にこだわらないこと、型にはまって型を破ること、教育の重要性、量子論について、ホワイトのブラック性、この前書いた菩薩願行文の「怨敵=菩薩」のお話など、本当に身近な体験談も交えながらの深い深い教えを頂戴いたしました。拝。

 出家する勇気も修行する根性もない野狐としては、これほどありがたい機会はありませんね。エッセンスを「優しく」ご指導いただけるわけですから。僧堂は「できて当たり前」「できても叱られる」ですから、そんな生易しいわけはない。

Th_img_4086  このたび、老師さまより、このテキストを何冊かいただきました。禅語サイン入りです。私は、いろいろお話をうかがった上で、あえて「直指人心」を選びました。

 言葉を介さずストレートに自らの「仏心」に迫る。はたして、そのあとの「見性成仏」に至ることができるのか。

 メモをすると忘れる…というお話面白かったなあ。たしかに。スマホで写真に撮ったり、スキャンしたりするのも、メモと一緒ですよね。ワタクシの『モノ・コト論」で言うなら、「コト化」したらダメということ。粒子化しないで波動のまま体に染み込ませる。そういうことでしょうね。私の苦手とする部分かもしれません。頑張ろう!…なんて意志を持つこと自体ダメなんですよね。

 

Amazon NHKこころの時代-宗教・人生-禅の知恵に学ぶ-NHKシリーズ-

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2019.05.23

『ジャパンスピリット』 小田全宏

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 日づけの記事で紹介いたしました「富士山を世界遺産にした男」小田全宏さん。
 小田さんから丁寧に印刷されたこの書籍が送られてきました。一気に読み終わり、実に爽快な気分です。
 書き下ろしだとおっしゃっていましたが、ものすごく充実した内容でして、これをこうして無料で配布するだけでも、さすが小田さんという感じですね。
 古事記・日本書紀の神話に始まり、現代のこのグローバル社会における日本の立ち位置まで、本当に広汎な話題の中で、はたして私たちが後世に残すべき日本の姿、心とはなんなのか、しっかり考えさせてくれます。
 そして、なにより、この文章自体が日本人らしさを表現してくれています。謙虚で優しく易しい。言向け和すの醍醐味です。
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この前お会いした二日間でたっぷりお話した内容も含まれていました。まさに波長が合うという感じで、いつまで経っても話が終わらず、またお互いにうなずくことばかり。そう、私の基本的な考えもこの本に書かれているとおりなのです。
 本当なら私もこういう本を書きたいところですが、もう、こうして小田さんが書いてくださったのでよしとします(笑)。
 とにかく無料でこれだけの勉強ができるわけですから、ダウンロードしない理由はありません。ぜひ!
 Kindle版もありますよ。オフィシャルサイトからどうぞ!

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2019.05.22

『なぜ富士山は世界遺産になったのか』 小田全宏 (PHP研究所)

Th_51twhuoeazl  年のゴールデンウィークはエキサイティングな出会いがありました。そのうちのお一人、富士山を世界遺産にした男、小田全宏さん。

 2013年、6月22日。富士山が世界文化遺産になった日、私はこちらに書いたように、富士山は富士山でも違う富士山に登っていました。懐かしく思い出されます。

 まさか、その悲願成就の立役者、スーパー主人公の方と、こういうタイミングでご縁ができるとは思ってもみませんでしたね。ご紹介くださった総理夫人に大感謝です。

 さて、その時プレゼントとしていただいたのがこの本です。その「絶対無理」と言われた悲願を現実化した過程が書かれている本です。

 なにより、小田さんの実現力、体現力のすごさに驚きました。そして直観力。実際、初めてお会いしたわけですが、すぐに小田さんの並外れた能力を実感しました。ああ、こういう人が世界を変えるんだと。

 私も本当に見習いたい。ご自身が提唱し普及させようとしている「脳の使い方」を、当たり前ですが、まずご自身で実行し、その成果をしっかり見せてくれている。すごい前向きなエネルギーです。

 私も多少そういうところがあると自負していましたが、まあ全然レベルが違いました(当たり前か)。

 そんな尊敬すべき小田さん(&奥様)と、全く初対面ながら、本当に不思議と意気投合させていただき、早くも富士山に関する次の大きな夢の実現に向け、一緒に第一歩を踏み出させていただきました。ありがとうございます。これからの展開が楽しみすぎます!

 さて、この本ですが、後半は、「文化遺産」たる所以である、富士山を巡る宗教、美術、文学などが上手にまとめられています。大変わかりやすく勉強になりますので、そういう目的でもぜひお読みください。

Amazon なぜ富士山は世界遺産になったのか

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2019.05.10

光村国語教材で漫才

Th_e7328528a3594f789e372ef7c4304f35 日の記事にも出てきた世代を超えた共通体験「光村の国語教科書」。いや、私は嫌いではありませんよ。しかし、この圧倒的なシェアを誇る教科書が、日本人全体に与えている影響は小さくないと思います(ちなみに我が中学では光村は使っておりません)。
 最近はだいぶ変わりましたが、以前は「国語」が「平和教育」になっていたり、「道徳教育」になっていたりで、ちっとも文学や言語のお勉強として頭に残らなかった。それで特に大学受験で苦労することになるということが普通にありました(国語の勉強のしかたがわからない、国語はセンスだ!という共通体験)。
 で、ちょっといじわるでアマノジャクなワタクシは、その「共通体験」を逆手に取って「笑い」の世界を構築してみました。
 私は、中学校でコント部(仮)というのを勝手に立ち上げ、勝手にその顧問に就任しているのですが(笑)、これがなかなか教育的効果が高く、案外にも多くの方々から評価していただいています。
 コントや漫才という表現を通じて、本当にいろいろなことを学び、大げさでなく人生が変わっていきます。特に私は比較的地味な生徒を無理やりスカウトして、コントや漫才をやらせることにしています。普段からおちゃらけているヤツは希望しても入部できないんです。
 で、彼ら彼女らが演じるネタはですね、これはなかなか生徒自身が作るのは難しい。だいだい私が作ります。その時、気をつけるのが内輪ウケにならないようにすることです。つまり「共通体験」をネタにするとういことですね。
 たとえば、今日紹介するネタは、中学の文化祭で発表したものでして、会場には生徒、先生、保護者はじめご家族と、本当にいろいろな世代が来ているわけですね。そうしますと、全員、全世代にわかるネタをやらねばならないわけです。
 その時に有効だったのが、「光村の国語教科書」だったわけです。これは盛り上がりましたよ。みんなの心に残っているからこそでしょう。
 タブレット純さんなんかが、「算数」のネタをやってますが、「国語」はあんまりないんじゃないでしょうか。では、どうぞ。皆さんはいくつわかりますか?

ど〜も〜。
Aいやあ、ぼくたちも中学2年生になりましてね、なんだか小学校時代がずいぶん昔のような気がしてきましたね。
Bなつかしいですよね。
A特に思い出すのが、国語の教科書にあった物語。
Bああ、なんとなく忘れられない話が多いですよね。
Aどんなのが記憶に残ってる?
Bう〜ん、やっぱりまずはあれ。なんだっけな。あの…おじいさんが「うんとこしょ、どっこいしょ」って引っ張るやつ。
Aああ、「大きな…」
B「こぶ!」
A「かぶ」じゃないの?
Bいや、悪いじいさんといいじいさんの…
Aああ、「こぶとり…」
B「な、じいさん」
A単なるデブなじじいじゃねえかよ。
Bそれから、あれね、戦争の悲しい話。
Aああ、戦争ものもあったね。
B「ちこちゃんのかげおくり」
Aボーッと生きてんじゃねえよ!「ちいちゃんのかげおくり」だろ!
Bあと悲しいっていったら、「大造じいさんはガン」
Aさっさと入院させろよ。「大造じいさんとガン」だよ。
Bそれから、謎なのは「やまなし」。
Aクラムボンか。
B(小さく)ふふ、ふふふ、…(大声で笑う)カープ、カプ、カプ…
Aあぶねえよ。クラムボンって何者だ?たしかに謎だ。
Bあっ、あと、「ごんぎつね」。
Aああ、あれも悲しい話だったよね。特に最後は泣いたね。
B「ごん、おまえだったのか。いつもタンスに隠れていたのは…」
Aそれは「タンスにゴン」だよ!防虫剤の話じゃねえよ。
Bあとあれだな、「スーホの白いホース」
Aまぎらわしいよ!「スーホの白い馬」でいいよ。
B「ムチムチな木」
A「モチモチの木」だろ!
Bあと、なんかあったっけ?
Aええと、あっ、ほら、みんな赤いんだけど、中に黒いのが…
Bトランプ?
A違うよ、ほら、生き物の…
Bああ、赤カビの中に黒カビがはえて…。
Aそれはお前が1ヶ月前に給食で残したパンがロッカーで見つかった事件じゃねえか!そんなの教科書に載ってねえよ。魚だよ。魚。小さい魚。
Bああ、出てきそうで出てこない…
Aほら、「ス」…「スイ」…
B「水曜どうでしょう」!
A昔の深夜番組だよ!お前小学生のくせに見てたのかよ!
B「水曜日のダウンタウン」!
Aそれは俺たちが出た番組だろ!水曜日から離れろよ。「スイ…」
Bん?…「スイマー」?
Aおしいよ、かすってるよ。
B「スイマ…セン」
Aあやまらなくていいよ。「スイミー」だよ、「スイミー」!
Bああ、「シェイミー」ね。
Aそれはポケモンだよ!もういいよ。

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2019.05.01

はじまりはいつも雨(令和最初の日)

これはグラブルの「天叢雲剣」
T100375 成天皇から今上天皇へのご譲位に伴い、いよいよ新しい時代「令和」が始まりした。
 今日は秋田もしとしとと雨が降っていました。富士山への帰り道、栃木や群馬は土砂降りの大雨。せっかくの新時代の幕開けなのに…。
 いえいえ、実は平成のはじまりの日も雨、昭和は晴れでしたが、大正も雨だったという記録があります。
 これはですね、実は雨が降った方がいいのですよ。
 というのは、皇位の継承の際に引き渡される三種の神器の一つ「剣」は「天叢雲」、つまり、空に大量の雲を呼ぶ剣だからです。
 ヤマタノオロチの体内から現れたというこの剣。ヤマタノオロチの頭上には常に雲がかかっていたという伝承から、「天叢雲」と名づけられたと言います。
 そう考えると、昭和の初日が晴れだったことの意味は深いといえます。結果として、天叢雲剣はアメリカ軍の焼夷弾の雨に襲われることとなります。剣自身が「荒魂」の象徴ですから、その性質が天候にも顕現しないといけないのです。
 ですから、このたび、平成最後の日と令和最初の日に、全国的に雨が降ったのは、まさに龍体たる日本列島の上空に叢雲がかかったということであり、大いに結構なことなのです。
 大正と平成は国内では戦争のない時代でした。令和もそのような時代になることでしょう。天叢雲剣の霊験はしっかり機能してくれるに違いありません。

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2019.04.28

K-POPとJ~POP

 は今日はもう令和元年5月3日です。
 すっかり更新をサボってしまいまして、時代を超えての記事となります(笑)。
 この日はですね、連休初日。急遽秋田の家内の実家の御神事(古神道なのです)に参加することになりまして、家族を乗せて山梨から秋田へ移動しておりました。
 埼玉県内が激混みでして、結局高速を降りて埼玉縦断。それはそれでなかなか通ることのない道を通ることができ楽しかった。
 で、道中10時間近く、家族で何をしているのかというと、音楽を聴いたり、歌ったり、変な言葉遊びをしたり…。小さい時から軽自動車の長旅に慣れているので、秋田県内に入ると「え〜、もう着いちゃうの」という哀しみのため息が(笑)。
 そんな濃厚な家族の時間の中で印象に残ったのが、娘たちが最近はまっているK-POPの数々です。あれだけ聴かされると、なるほどこれは国策として韓国はうまいなと感じるわけです。つまり、アメリカ的なR&Bやヒップホップと、ヨーロッパ的なユーロビートをうまく使い分けて、「ダンスミュージック」を作っている。
 そして、日本も優良市場ですので、時々日本人が好むタイプの楽曲も放り込んでくる。政治的な日韓関係は寒々としていますが、文化面では逆に非常に「親韓」が増えている状況ですし、それも理解できるというものです。うまいですよ、韓国。ちゃんと訓練された人たちが「商品」を丁寧に作っている。
 特に歌詞の部分では、決してアーティスティックではなく、それがJ-POPとの違いでありますが、反面欧米で受ける要素でもあります。日本人は情緒に訴える歌詞を好みますが、日本以外は結構音楽主体で歌詞は「雰囲気」だけということが多い。
 あとは、やっぱり韓国語と日本語の違いでしょうかね。韓国語の方が洋楽には乗りやすい。欧米人にとっては、韓国語の方が耳になじむ「外国語」なのだそうです。日本語は開音節構造の上に高低アクセントだし、母音の数が少ないので、とっても変な言葉に聞こえるようですね。
 さて、そんなKとJの違いを面白く説明してくれている動画があったので紹介しておきます。在日韓国人シンガーソングライターぱくゆうさんの解説。なるほどですよ。

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2019.04.27

「人でなしの恋」(満島ひかり×江戸川乱歩)

Th_hitodenashi_17 かった!泣いてしまいました(笑)。
 NHKで再放送されていた江戸川乱歩の映像化作品。満島ひかりが主演した短編3作品「お勢登場」「算盤が恋を語る話」「人でなしの恋」を下の娘と見ました。  うーん、なるほど。これは面白いし、これからの日本のテレビはこういうのをやればいいんじゃないかと思いました。
 というのは、ここのところ、映画では韓国や中国の作品に押され気味ですよね。映像の分野でも、いつのまにか彼らに追い越されてしまった。
 しかし、しかしですね、日本には圧倒的な強みがあるんですよ。それは「近代文学」です。圧倒的な質と量を誇る財産。
 私は、近代文学、特に小説は特殊の時代の特殊の文学として、あまり高く評価しないできました。というか、全然読んでこなかった。
 それが、このように時代に合わせて、しかし原作に忠実に映像化されると、俄然面白くなる。
 国語のセンセーがこんなこと言うと、だいたい非難されるのですが、正直に言います。原作よりずっと面白いし、良い。
 これはでも感じていたことです。
 原作に忠実でありつつ、現代性も取り込む。さらに映像の中に文字情報が多くあるというのは、これは西洋の映画では字幕以外ではほとんどありえません。
 こうして、映画的な部分と、文学的な部分、あるいは極端にラジオ的な部分などをミックスして一つの作品にするというのは、これは日本独自の文化です。
 読本とか浮世絵とかにつながりますし、もちろんマンガやアニメにも通じますね。ある種のメディアミックス的リアリズム。そして、いい意味での「原作の使い回し」。
 今回、特に面白かった(怖かった)のが「人でなしの恋」ですね。

人でなしの恋

 渋江修平さん、さすがです。このレベルだと、YouTubeはとてもかなわない。しかし、映画でもやはりできない。
 時間的にも、手法的にも、テレビが生き残る一つの方法論であろうと思います。特にNHKにはぴったり。時間と才能とお金をたっぷりつぎ込みつつ、文化の継承を実現できるわけですから。
 ぜひ、こういうシリーズをどんどんやってほしい。再放送もどんどん。できればYouTubeなどでも見られるようにしてほしいな。一時的にでもいいので。

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2019.04.24

『富士山からのホ・オポノポノ 考えるな! 感じよう!Don’t Think! Just Feel!』 瀬戸龍介 (ヒカルランド)

Th_51zdmgn7ehl_sx339_bo1204203200_ 愛する瀬戸龍介さんの新刊が本日発売となりました。
 音楽家としてももちろん、人間として、いや宇宙人として尊敬してやまない大先輩です。富士山をめぐって不思議なご縁で魂レベルでの交流をさせていただいています。
 一昨日は吉本ばななさんのご著書を紹介しましたが、実はこの瀬戸さんの本にも、不肖ワタクシが登場しております。まったく恐れ多いことでございます。
 まずは八雲琴奏者として私の名前が挙がっております。世界的なアーティストであり、たとえばユーミンのアルバムでギターを奏でているような方に、共演者として紹介していただくなど、全く望外の幸せであります。
 そして、仲小路彰研究者として聖徳太子の「和」を語るという形でもう一度ご紹介いただきました。本当にありがとうございます。
 この本、まさに瀬戸さんとお話してきた様々な世界観、宇宙観、神様観がまとめられていて、私にとっても過去、現在、未来の様々なヴィジョンを総括するのにうってつけの内容でした。
 そして、そこに底流するのは、やっぱり「愛」。大いなる「愛」。そして明るい日本の未来。ここ富士山にいればこそ分かるエネルギーの大きさと流れの行方です。
 令和の時代こそ、新たな日本、世界、宇宙の幕開けの時であることが、この本を読めばわかります。まさに「考えるな!感じよう!」です。再び「感じる」ことが重要な時代になるのです。
 何を「感じる」のか。それもまた「考えるな」です。私たち生命が無心に無垢な器になった時、それは自然と流れ込んでくることでしょう。

Amazon 富士山からのホ・オポノポノ 考えるな! 感じよう!Don’t Think! Just Feel!

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