カテゴリー「もの」の145件の記事

2008.05.09

障子に桜咲く

Syouji 子というのはよく考えるとすごいモノですね。世界中探しても、なかなかこういうものはない。なにしろ紙ですからね。昔はもちろんガラス戸なんかありませんから、紙一枚で内と外を画していたわけです。
 通気性があり、また、外界の光をおよそ半分透過拡散し、案外断熱性も高く、湿度の調整までしてしまう。紙だから破損しやすいかと思うと、専用の障子紙はなかなかの強度を持っています。適度な弾力がその強さの秘訣ですね。
 あと、格子状の直線的デザインも和室には欠かせない要素の一つです。この写真は拾ってきたものですけど、円窓の曲線と障子の直線の対比が美しいですね。
 さて、今日は先週に続き実家に来ております。いよいよ実家もブロードバンドになるということで、無線LANやら何やらの設定をしに来ております。
 家族みんなついてきまして、オマケに黒猫のミーも来ました。彼女はまだ子猫なんですが、下半身不随なので、泊まりのお出かけとなると、どこにでも連れていかなければなりません。自力で排尿ができないので、置いてけないんですね。
0093 で、ミーがですねえ、なんだかいつのまにかケージから脱出しまして、実家の和室の障子をガリッとやってしまったんですよ。ガーン。
 そこで登場するのが「ザ・障子張り職人」ウチの親父です。この前、iBookをハサミでジョキジョキ切り刻んだ恐ろしい人です。しかし、あの大胆な行動とは対照的に、障子張りに関しては、非常に繊細な仕事ぶりでありました。
 だいたい、「障子張り用」と書かれた箱にいろいろとマニアックな道具が入っている時点ですごい。私なんか面倒だからアイロンで貼るタイプでてきとうにごまかしちゃうんですが、父はちゃんと昔ながらに障子貼り糊から作ります。なんだか見たこともない障子張り用の定規なんかもあるぞ。
 なのにカッターの刃が逆さにつけてあって、つまり上下前後が逆、すなわち持つ方から刃が出ていたりするのは、まあご愛嬌(笑)。さすがにちょっとボケて来ているのか、あるいは職人的にはそこはこだわらない部分なのか…。
0094 で、今回は被害が小さめでしたので、すでに数枚用意されている桜の花の形をした当て紙で補修いたしました。これもまたいかにも日本的な世界観ですね。張りたての完全なる障子世界も美しいものですが、こうして、完全の欠けてしまった、いわば不完全な世界を、一つ発想を変えて、一つ何かを加えることによって、違う完全世界を作ってしまうんですね。
 こうして桜が咲きますと、障子世界のみならず、部屋の風景や、こちらの気持ちまでも変ってしまうから不思議です。また、咲いた桜に、この日のミーや私たち家族の記憶が残るわけですよね。この桜の花を見るたびに、この日を思い出すことができるわけですから、これまたオツなものであります。
 最近ではこのように猫でも破れない障子紙が発売されていますけど、ある意味味わいがないとも言えますね。こうなると逆に猫ちゃんガンバレ!と言いたくなるかも。

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2008.04.29

Logitec 『iPod対応 ICレコーダーアダプタ LIC-IREC01』

41ef2d2r9ml_sl500_aa280_ 日は、家族+1で東京方面へ出かけました。カミさんは「DREAM.2」観戦のためにさいたまスーパーアリーナへ。私は新宿で5月24日のコンサートのための練習。子ども(+お友だち)は浜松町のポケモンセンターへ。それぞれ違う目的です。
 カミさんのお目当てはもちろん桜庭和志選手。DREAM.1では、その桜庭選手と念願の握手を交わしましたが、今回は「闘うマスオさん芸人」ことベルナール・アッカ選手と駅でバッタリ出会い握手したそうです。さらに King of 39 fan の方とも知り合いになれたということで、大変ゴキゲンのカミさんでありました。あっ、もちろん桜庭選手は勝ちましたよ。思ったより苦戦したみたいですけど。
 子どもたちも久々のポケモンセンターに大満足。大人から見るとただのショップなんだけどな。いやあ、私はポケモンよりもリアル・モンスターにびっくりですよ。まあ先ほどの King of 39 fan の方もカミさんの話によれば相当すごいらしいんですが、大人のポケヲタもすごかったなあ。カゴいっぱいにぬいぐるみを大人買いしてたり、店員さんと仲よくなってものすごくディープな会話してたり。なんだかぬいぐるみの棚の前にしゃがみこんで、ピカチューとポッチャマを両手に持って会話させていたり…笑。いやあ、やっぱりここまで極めなければオタクとかファンとか言えないんでしょうね。尊敬します。
 さて、私は相変わらずディープではなくシャロウな生き方をしてまして、今日紹介するものなんかも、結局あんまりこだわりの感じられない物ですね。いかんなあ。
 私はバロックのアンサンブルの練習をしたわけですが、今日は初めて自分たちの演奏を録音してみました。録音した機材はiPod nanoとロジテックのマイクです。
 最近もYahoo!ニュースに 「高品質ICレコーダー リニアPCMが人気」という記事がありましたね。再び生録ブームだとか。私も昔はデンスケやらDATのデッキやらを持っていて、いろんな音を録りまくった時期がありました。バイノーラル・マイクまで自作してね。あの頃の方がずっとヲタしてましたな。
 このブログではZOOMのH4H2を紹介したりして、実際知人の何人かはこれらを購入されたようなんですが、自分自身は、まあお金もないものですから買わずじまいだったんですね。で、この前の奇跡の救出劇のあと、親父用のMacBookを購入した時にオマケでiPod nanoが付いてきたんで、それを自分のものにしまして、そして、ロジテックの新しく出たマイクを接続して使ってみたわけです。
Licirec01 結論から言いますと、お値段と見た目からすれば、そこそこの音質。練習のチェック用、あるいはコンサートなどの記録用には充分の音ではないでしょうか。ただ、ステレオ感に乏しく、やや低音が弱いのにはがっかり。てか、しょせんボイスレコーダーですからね。基本ボイス用の設定なんでしょう。
 ただiPodによる操作性は非常にイージーでわかりやすく、本当に気軽に録音するにはいいですね。ポケットにすっぽり入りますから、ちょっとした密録にも最適ではないでしょうか(笑)。
 周波数特性は20Hz~16kHz、ファイル形式はWAVE、ビットレートは1441kbbs、サンプルレートは44.1kHzということで、いちおうCD並みの音質ということです。詳しい仕様などはこちらでどうぞ。
 恥を忍んで(?)昨日録音したサンプルを置いときましょうか。ファイルサイズがでかいので、ちょっとだけです。適当に切り取ったものです。えっと、これはルクレールのソナタの、コテコテ演歌風(もしくは韓国ドラマ風)の泣きの楽章ですね。音程の悪さ、アンサンブルの甘さ、わけわからんコブシなどではなく、あくまで録音品質のみをお確かめ下さい。
 マンションの一室での演奏を、3メートルくらい離れた場所に無造作に置いて録音しました。編成はバロック・ヴァイオリン2本、バロック・チェロ、チェンバロです。アッテネータはHiです。イヤフォンで聴くとチェンバロがよく聞こえるのに、ウチのスピーカーだと全然聞こえないな。なんでだろ。ぜひイヤフォンかヘッドフォンでお聴き下さい。
 
 サンプルを聴く

 うぐいすの鳴き声を録ってみました

Amazon LIC-iREC01

楽天 LIC-iREC01

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2008.04.17

奇跡の救出劇に見る「日本文化」(?)

Ibook 親のiBookが起動しなくなり、もうずいぶん長く使っているのでそろそろ新しく買い替えたらどうかという話になりました。で、結果としてMacBookの一番安いヤツを買うことになったんですね。もうすぐ80になろうかという父親ですが、心身ともにある意味私より若いんですよ。MacBookを使いこなす爺さんというのもなかなかカッコいい。
 さてそれで困ったのは彼が作りためた書類たちです。なんだか得体のしれない怪文書がたくさんあるようです。なんとかしてくれとの要請がありましたので、救出作戦開始です。
 バックアップなんてものは取っていなかったので、内蔵ハードディスクを救出するしかありません。まあやることは簡単と言えば簡単ですよね。iBookからHDDを取り出して、外付けケースに収めるだけのことです。
 ところがまずはそのHDDを取り出す作業が大変でした。今のMacはどの機種も内部へのアクセスが非常にしやすくなっていますが、ちょっと前のは案外苦労します。
 いちおうネットで調べた手順でやってはみたのですが、どうにもボトムカバーがはずれません。ネジというネジをはずして、すきまにいろんなものを差し込んでみたりしても、なかなか頑固です。
 私が難渋しておりますと、持ち主の親父が業を煮やしたのかやってきて、なんだか非常に手荒な作業を始めました。手にはでっかい金切り鋏をもっています。えっ?これで何するの?
080415 と思う間もなく、おじいさんはiBookをジョキジョキ切り始めたではありませんか!(昔話みたいだな)…これは衝撃的な映像です。まじで動画でその過程をおさめておけばよかった。YouTubeにアップすれば評判になったかも(笑)。
 まあ、もう使わないというのは分かりますけどね、なんだか大切に使っていたMacをこういうふうにできる感性って…。それもガハハハ笑いながらやってるぞ。こっちもつられて笑いが止まらなくなり、さらには彼のハサミを奪い取りバキバキッとやり始めてしまう始末。
 むむむ、これはさっき親父と議論した南京大虐殺につながるものがあるような気もするぞ…。こういう心理状態って、怖い。
 と、まああんまり難しいことは言わないようにしましょう。とにかくすごい惨状になりました。結果として無事HDDは救出されましたが、もちろんその他の部分は壊滅です。完全に死亡。
Hddc 奇跡の救出劇(?)ののち、ネットで一番安いケースを注文。それがこれです。アキバなんか行けばもっと安いものもありますけど、まあ600円台ならいいでしょう。送料も同じくらいかかるんですけど、電車賃を考えれば安いもんです。
 で、今日そのケースが着きましたので早速HDDを収めてウチのMacBookに接続してみましたら、無事認識されました。あの手荒な作業の中でも全くの無傷で生還したのですから、まさに奇跡の救出劇だったのでは(笑)。
 しかしですねえ、人間というのはどうしてこのように「コト(データ・情報)」にこだわるんでしょうね。昨日の記事にも関連してきますけど、データ(情報)というのは、それ自体は「死体」みたいなものです。でもそれがなくなるとなると非常に不安になる。常にインデックス化して自分の管理下に置いておきたいんですね。まさに本能です。
 そのために、苦楽を共にしてきた(?)、風体もカワイイiBookちゃんを、でっかいハサミでああやって切り刻んじゃうんだから、こりゃあホントに「もののあはれ」ですねえ。なんだか虚しいモノを感じました。たしかにもう使わないからいいんでしょうし、考えようによってはああやって決別することも必要なのかもしれませんが。ウチなんか決別できない、それこそMacの死体たちがたくさん陳列してありますよ。それもまた困ったものなんですけど。
 データの保存にこだわるにしても、本体の保存にこだわるにしても、いずれにしてもですね、こうして「死体」にこだわるのが、ワタクシ的な言い方だと「萌え=をかし」にこだわるオタク的性質だと思うんです。データをコピーして疑似的な永遠性を得る。または、フィギュアを保管保存することによって疑似的な永遠性を得る。ある意味では虚しい行為ですね。
 この前、NHKクローズアップ現代で「文化財のデジタルコピー」についてやってました。これなんかまさにオタク道極まれりといった内容で、笑っちゃうやら感心しちゃうやら、実に興味深かったんです。日に日に劣化していく(当たり前ですがね)文化財をデジタルコピーして、そのコピーを本来の場に置き、本物は別の場所で保管すると。そのうちに、コピーが商品として販売までされるようになってると。コピーしてるうちにどれが本物かわからなくなっちゃうし、コピーで満足してしまう。日本に特有な妙な文化ですよ。一概に悪いとは言えませんが、なんだかやっぱり虚しさを感じました。
 このページでは、ついに人間をスキャンしてるし…(笑)。

USB2.0対応 2.5インチHDD外付キット

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2008.04.01

USBメモリーの洗濯

F90w ついこの前、USBメモリー購入〜大事なものは取っておくべきかという記事を書いたばかりなのに、またUSBの選び方の話か…と思いきや、選択ではなくて「洗濯」であります(誤変換ではありません)。
 そう、このたび、ためしに(!?)仕事上とっても大事なデータの入ったこちらのUSBメモリーをシャツの胸ポケットに入れたまま洗濯機でガラガラと洗ってみたのです。
 いつもは財布に入れてるんですけど、MP3プレイヤーにさし込んで音楽ファイルを再生したんですね。それで車から降りる時に、財布に入れるのは面倒だったので胸ポケットに放り込んだんですよ。で、あとはよくある展開。風呂に入る時にフツーに洗濯機にシャツを放り込んだと。
 同じ放り込む行為なのに、どうしてこうも意識が違うのでしょう。いや、「放り込む」という時点で何か「いいかげん」臭さがありますね。半分捨ててるような感じじゃないですか。大切なものであっても、放ってる(リリースしている)わけで、まあお賽銭なんかもそうですね、もう自分の所有でなくなる感じがある。
 野球のピッチャーなんかも、球をリリースする瞬間はとんでもなく集中し、念を込めているわけですよね。でも、一度自分の手から離れてしまえば、もうあとは運を天に任せるしかない。やはり、スポーツのような「かけごと」以外では、大切なものは放ってはいけないんですね。
 あと、思ったのは、胸ポケットって案外危険な存在だということ。心臓の所にあっていかにも「大切」という感じなのに、今までもいろいろな物をそこに潜ませたまま洗濯機にinしました。半年くらい前には、それこそ大切な大切なデータの蓄積された手帳を胸ポケットに入れておいて、見事カミさんに洗濯されました。その時はもう表紙以外きれいさっぱり溶けてしまって、まったく潔いほどに藻くずに帰しました。うん、胸ポケットはブラックホールだ。魔の四次元ポケットだ。
 で、で、今回の実験(?)の結果はどうだったのでしょう。
 ジャ〜ン!なんと予想に反して全く無傷の生還でありました!ちょっとビックリですね。
 カミさんが暗い表情でさし出したそのUSBメモリーはすでに渇き、見た目上は全く何事もなかったかのようです。たしかにこのメモリー、LEDランプなんていうものも付いてないし、つまり回路のようなものは存在しなさそうだし、表面に現れているのは金色の端子のみ。機密性…じゃなくて気密性は高そう、というか内部に「気」の入る空間もなさそうです。
 で、そんな期待と、やはり一方では不安というか覚悟のようなものを抱きながら、MacBookにさし込んでみたんですよ。そうしたら、数秒後、全くフツーに認識してるじゃないですか。ためしにデータを開いてみたら、あらら、全然問題ない。まるで何事もなかったかのように気丈に振る舞うメモリー。
 いやあ、すごいですね。なんとなくUSBメモリーというと電気製品のような気がしますよね。で、電気製品を洗濯するというのは、水責め洗剤責め回転責めでほとんど死刑に処すようなものです。だから普通は死亡を予想しますよね。しかし、フラッシュメモリーは強かった。
 冷静に考えれば、自ら電源を持っているわけでもないし、さっき書いたように回路があるのかないのか、いやあるけれど密閉されていて露出してないのか、たしかに従来の電気製品とは明らかに違うキャラも持ち主ですよね。
 というわけで、実験(?)は大成功というか、大失敗というか…。大切なものほど消えやすい、という理論が崩れたような気もします。いやいや、二度「放り込んだ」時点で、やっぱり大切じゃなかったんですね、きっと。

スタイリッシュなパールシェルがほどこされたメタルボディ【容量2GB】USBメモリー JetFlash V90


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2008.03.31

春用帽子2点

Vox ちょっと長い記事が続いたので、今日は短めに。今頃旅の疲れが出ています。
 剃髪するようになってから、なにしろ冬は寒く夏は暑い。春や秋も紫外線でジリジリ焼かれてけっこうきついんですね。お坊さんは大変だなと思うと同時に、髪の毛の有難さ、必要性を感じます。
 で、仕方がないので帽子をかぶるようになったんですが、これがけっこう新しい楽しみになっています。いろんな帽子を買っては、今日はこれ、今日はこれ、みたいな感じで楽しんでいます。
 真冬はニット帽が大活躍でしたが、最近だいぶ暖かくなってきたので、違うタイプを手に入れました。今までは、春や秋にはハンチングをかぶることが多かったのですが、ハンチングって案外しめつけがきつく、頭に線がついてしまうこともしばしば。風で飛ばないのはいいんですが…。
 写真、左はネットで注文して買いました。中折れ帽ですね。お店で買おうと思ったら、中古でも5000円以上するんでビックリしていたんですが、ネットだと1000円台。もちろんモノもそれなりですが、ちょっとかぶるには充分です。軽いしオシャレ。最近若者がよくかぶってるタイプですね。どういう服とコーディネイトすればいいか研究しましょう。
 右は秋田の温泉の売店で見つけたもの。シンプルですが、案外見かけない形だったのでつい買ってしまいました。たぶん、おじいさんとか、おばさんとかが、ウォーキングの時にかぶるタイプなのでは。温泉で売ってるってことはそういうことでしょう。でも、シンプルなだけにどんな服にも合いそうです。やはり軽くてしめつけが少ないので気軽にかぶれます。ただ、剃髪直後は風ですぐに吹っ飛びそうです(笑)。
 カミさんも両方とも気に入ったようで、二人で共用ということにしました。
 ああ、そうそう、気をつけなくてはならないのは、私、酔っぱらうと帽子を忘れるんですよ。今までも何回もやらかしました。お店に置いてきちゃうんですね。上着や手袋なんかは、たとえば寒いと気づくんですが、酔うと頭の感覚が鈍るんでしょうかね。すっかり忘れちゃうんです。そんなこともあって、あんまり高い帽子はかぶらない方がいいですね。

ソフトデニムハンチング

形が綺麗な中折れハットです☆春を先取りして麻素材でいきましょう♪【ch-0253】ベルト付き 麻混 ハット

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2008.03.24

シック クアトロ4(Schick Quattro4)

Mens_sys_06_midnight02 今日は剃髪の日。いちおう禅宗の習慣に従いまして、「四」と「九」のつく日に剃ってます。5日に1回っていうことですね。これはたしかにちょうどいいサイクルです。ツルツルに剃っても、そうですねえ、4日目くらいにちょっと伸びたなあ、剃りたいなあと思うものです。ヒゲをイメージしていただければいいんじゃないでしょうか。頭の毛もヒゲと同じくらいの伸び方ですね。
 禅宗では剃髪の日を「四九日」と言うそうで、ある有名な禅僧の方はお戯れに「シック(Schick)の日」と言っておられました。もともとなぜ4と9なのかよく知りませんが(「死」と「苦」を剃るのかな)、たしかに1と6でも2と7でも3と8でもだめですよね。1のつく日だと10日〜19日も含まれちゃいますよね。2や3も同様。
 最近は当地方もようやく暖くなってきましたので剃ると気持ちいいんですけど、冬場はホント寒いんですよ。修行ですね。インドでは本来剃髪というのは刑罰だったようです。たしかに真冬のスキンヘッドは刑罰ですよ。頭の毛ってホント1ミリでもあるとあったかいんですよね。頭の毛の有難みがよくわかります。
 昨日の話、「大事なものはとっておくべきか」にも関しますが、そういう大事な髪の毛というものを捨てるというところが、つまり仏教における解脱への第一歩なのでしょう。こだわりや執着を捨てることの象徴…なのかな。お坊さんではない私は、どちらかというと逆にファッション感覚なんですが。ある意味余計な我執が生まれているのかも。
 さて、剃髪にあたって、わたしはどのような方法をとっているかといいますと、お風呂に入ったついでにゾリゾリとひげ剃りで剃っちゃいます。誰かに剃ってもらうということなく、自分でゾリゾリやります。禅宗ではこれはダメなんですよね、たしか。お隣の人に剃ってもらうんだそうです。それが和合なのだとか。一人でやるのは不和合。
 昨年まではこちらのプロ用バリカンで頭を剃っていましたが、今年になってからは、もう面倒くさいのでひげ剃りに切り替えました。で、いろいろと試した結果、やっぱりシック(四九)が一番いい。それも4枚刃のやつ。これはいいですよ。深剃りできれいにツルツルになるし、石鹸なんかをつけなくても全然痛くない。一時安い2枚刃の製品(F社)のを使ってたんですが、これはひどかった。きちんと剃れないし、きちんと剃ろうとすると、皮膚まで剃れてしまい(痛)、もう血だらけだし、血が止まってもヒリヒリして枕に頭がつけない状態になるし、学校では生徒に爆笑されるし、ホント刑罰でした(笑)。
 ちょっと値段は張りますが、いいもので剃るのが一番ですね。ただ5日に一回ずつ大量のヒゲを剃るようなものなので、すぐに刃がダメになってしまいます。替え刃もそれなりのお値段なので、経済性はあんまりよくないかもしれません。もちろん、床屋さんに行くよりは安上がりだと思いますが。
 お寺さんでは、昔はいわゆる普通のカミソリで剃りっこしてたみたいですが、あれはホントに危険だったようです。パートナーが下手くそな人だと最悪だったとか。くやしいからやりかえしたらしい(笑)。あるお坊さんの体験談です。今では私のようにT字型のひげ剃りを使っているところが多いらしい。やっぱりシックなのかな。あっそうそう、映画ファンシイ・ダンスには電動ひげ剃りでウィ〜ンと剃るシーンがありましたっけ。
 と、まあ一般の人にはなんの参考にもならないおススメでした。

シック・ジャパン

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2008.03.23

USBメモリー購入〜大事なものは取っておくべきか

Usbdonyass0 ふだんはこちらで紹介したトランセンドのオシャレなUSBメモリーを使ってます。で、今回ちょっと必要がありまして、1GのUSBメモリーをいくつか買いました。上海問屋さん上海問屋セレクトが一番安かったので、さっそく注文しまして、到着した商品を見たら、全部トランセンドの製品でした。有名メーカーさんの製品がこのお値段(677円)なんて。まったくどうなっているのでしょう。
 トランセンド(transcend)とは、「超越する」「理解を超える」という意味ですよね。まさに「まったくどうなっているのでしょう」です。
 少し前に読んで感銘を受けた中沢新一さんの「僕の叔父さん」にも何回かトランセンデンタルという言葉が出てきました。超越した、深遠な、人知を超えたというようなニュアンスでしょうか。
 パソコン用のメモリーは、まさにどんどん過去を超越してゆき、とどまることを知らない大容量化が進んでいます。トランセンドという社名も、そういうイメージから付けられたのかな。
 ところで、メモリーが増える一方なのは機械での話であって、我々の人間のメモリーはある意味トランセンデンタルに小容量化していきます。私もけっこうやばいですよ、最近。もう「ディスクがいっぱいです」なのか、新しい情報は記憶されないし、それどころか過去のデータも壊れているらしく、読み出せないこともしばしば。
 ところで、ハードディスクなんかもそうですけど、やたら大容量化すると恐い一面もありますよね。全てのデータを一瞬で失うとか、盗まれるとか、なくすとか。人間の場合も同じかもしれません。最近もある本を読んでいて思いました。天才的な頭を持った人が突然亡くなってしまったりすると、ものすごく不安になるんですね。人間のメモリーの場合、バックアップを取る技術が未完成ですから、本人が壊れちゃったり消えちゃったりすると、烏有に帰すことになっちゃいます。
 そう考えると、人間の脳ミソのデータというのも適当に分散させておくのがいいかもしれませんね。一人の天才にまかせておくと、結局全部失う時が来る。数十年で装置の寿命が来ちゃいますから。
 いや、天才が早世し、凡才や憎まれっ子が長生きするのは、神様の「なくなっていいようなものは取っとくけど、なくなって困るものは取っとかない」という究極のやり方なのかもしれませんね。
 天才自身も、「自分」という大事なものを取っておこうとしない傾向がある。酒に溺れたり、薬に走ったり、自死も多いし。我々非天才は自分を後生大事にしますよね。どうせなくなっちゃうのに。
 よく、「大事なことを忘れた」とか「どうでもいいことは覚えてる」とかいう言葉をよく聞きます。これは、実は正常なことなのかもしれません。だいたい、その「大事」とか「どうでもいい」とかの判断基準って、どんなところにあるんでしょうね。そのへんの「意味」について考えるのもまた一興かと。
 というわけで、いわゆる「大事なもの」を取っておきたがり、そして取っておくがために不安に陥っているのは、案外人間だけかもしれませぬぞ…と言いつつ、今日もこうして記録し続けるワタシ。いや、これは大切なデータじゃないから、取っておいていいのか…。

[送料\399~]上海問屋セレクト USBメモリ 1GB:上海問屋セレクト USBメモリ 1GB [★]

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2008.02.24

LAT-FM300U(MP3再生機能付きトランスミッター)

Img23192192 今日はバロック・バンドの練習で久々に東京へ。時間があったので一般道で行ったところ、途中事故渋滞に巻き込まれ、新宿まで5時間もかかってしまいました。
 で、そんな長〜い車内での時間を過ごすのに欠かせないのが音楽ですね。MacBookを買った時付いてきたiPod nanoはカミさんにあげちゃったので、私はいつもはCDで聴いていました。しかし、どうもCDだと短時間で交換しなければならず面倒。また、なんだか車内が裸のCDで散らかるという状況でして、ああ、オレもMP3プレイヤーほしいなあ、安いのでいいから…と思っていたところ…いいもの見つけました。
 これ、面白いですよ。車内用のトランスミッターってあるじゃないですか。それにMP3(とWMA)の再生機能が付いてるんですよ。で、今回はアウトレット価格で2838円、ポイントもあったので結局1500円の出費ですみました。ラッキー!
 MP3の再生機能というのはどういうものかといいますと、本体の頭にUSBメモリがさせるんですね。で、そのメモリに入っているMP3ファイルを再生してくれると。私はこちらのCFが遊んでいる状態だったので、そこにiTunes内の大量のデータからテキトーにコピーして、リーダーを介してさしてみました。いちおう説明書には4GBまでって書いてあるんですが、8GBでも全然大丈夫でした。これでトランスミッター付きiPod shuffle 8GBの出来上がりです。
 そう、これってディスプレーなんかありませんから、基本的にシャッフルで使うことになるんですね。いちおう通常再生モードではある法則に従って順に再生してゆき、またレジューム機能も付いてるんですけど、なにしろ8GBもありますと、目的の曲を探すのはもうほとんど不可能に近いので、結局シャッフル再生モードで楽しむことになるんです。
 いや、私、iPod shuffleが出た時、これは不便だよなあって思ったんです。曲を基本選べないのってどうなのかなあって。ところが今回シャッフルを経験してみますと、案外これが面白いんですね。次に何が来るか分からないというスリルというか、楽しみというか。
 そう、入っている曲はいちおう自分が選んだ1000曲くらいなわけじゃないですか。その時点では自分の思い通りなんですが、その再生順序は全く思い通りにならない。これは私のモノ・コト論で言いますと、「コト(随意)」と「モノ(不随意)」の微妙なバランスの状態でして、それがいいんですね。「コト」ばかりでは飽きますしパターン化します。「モノ」だけでは不満や不安になります。人間ってそういうワガママな奴ですから。ある一定の範囲内での偶有性を欲するものなんですね。
 それにしても、今日5時間近くシャッフルで聴きましたが、非常にへんちくりんで楽しいことになってました。美空ひばりの次がバッハで、その次がMJQ。そしてレミオロメンが3曲続いたと思ったら、いきなりELOが2曲。そこからサザンに行ったと思ったらグラッペリがなぜか4曲続く。倉木麻衣を久々に聴いたと思うといきなりブクステフーデ。フジファブリックがようやくかかったと思ったらマイケル・ジャクソン。山口百恵のあとに松田聖子が3曲続いてお次はキース・ジャレット。そしてビートルズから王仁三郎の言霊へ(!)…まさにカオス・ワールド全開でして、自らの音楽的趣味のハチャメチャさを確認するハメとなりました。
 しかし、こうして聞きなれた曲を違ったアレンジメントで聴くと、たしかに印象が変わりますし、あっ、この二人はここが似てるなとか、時代の音ってこういうものかとか、いろいろ発見がありますね。勉強にもなりました。また、ついつい聴かずじまいになりがちな曲もしっかり聴けてそれも良かった。
 なるほど、人生にはこういうシャッフルも必要なんだなと思いましたよ。
 さて、この製品、音質もまあまあいいですし、もちろん単なるトランスミッターとしても機能しますから、iPodなどをつなぐこともできますし、ケータイの音源も再生できます。またUSB充電機能もついてますから、何かと便利ですよ。これは隠れた名アイデア商品ではないでしょうか。本家のショップで時々アウトレット品が出ますので、チェックをしていると格安で手に入れられますよ。

ロジテックダイレクト@楽天市場店

 いくつかのUSBメモリーにジャンル別に分けて入れるのもいいかもですね。私はこちらの超小型USBメモリーをおススメいたします。5枚セットとかもありますし。2GBのも安いですね。

トランセンド日本法人の永久保証付き Jet Flash T3 1GB:Transcend

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2008.02.17

スノーブレード(ソフトブーツ仕様)

Fujiten01 久しぶりにスキーに行きました。私自身3年ぶりくらいかな。子どもたちは初体験です。やっと家族全員で行けるようになりました。
 考えてみれば、スキー場までウチから車で7分ですからね。行かなきゃもったいない。あんまり近くにあるのでいつでも行けると思うと行かないんですよね。そうそう、以前、歩いて行ったこともあります。到着した時には疲れ果ててましたが。
 私、実はスキーには数々のトラウマがありまして(生徒たちの間では有名な笑い話がたくさん…)、もう一生やらん!と決めていたんですけど、10年前の大雪の時(一晩で1.5m積もった)、山の中のウチでは車(ジムニー!)が全く使い物にならず、しかたなく新雪に腰まで埋まりながら徒歩で3.5kmほど下ったんです。もうホントに途中で遭難しそうでした。まじで眠くなった。3時間くらいかかりました。もっとかな。まいりました。で、これはたまらん。もうスキーで通勤するしかないと思い、帰りにスポーツ用品店に寄って一番小さいスキーをスキーをください!って言ったんです。それがサロモンのスノーブレードの最初期型だったんですね。
Fujiten02 それを背負ってまた数時間歩いてウチに帰りました。そして、その晩少し家の前で練習したんですが、なにしろただでさえスキーが苦手なのに、妙に短い(90センチ)板だし、ストックはないと来ましたから、なんだかうまく行かない。見てた人には「狂牛病の牛」と言われる始末(笑)。それでも仕方がないので翌朝は3.5kmの新雪林間コースを下ったんです。
 そしたら、まあ、やっぱり人間は追いつめられると強いですね。その全く整備されてない林間コースを下るうちにコツがつかめちゃったわけです。それからすっかりスノーブレードにはまっちゃいましてね、毎週末生徒と滑りに行ってました、当時は。長女が生まれた日の前夜もナイターで4時間ほど滑っていたので、カミさんの腰をさすりながら眠いこと眠いこと…辛かったっす(笑)。
 さて、そんなわけでもう10年もこの板を使っています。例えば今日なんかこんな板の人は私だけでしたよ。だからある意味目立つ。
 この板が出て以来、いわゆるファンスキー(今ではスキーボード)が大流行しましてね、ボードほどではないにせよ、けっこうたくさんのファンスキーヤーを見かけるようになりました。もちろん今日も全体の2%くらいはいました。でも、私のようにソフトブーツという人はいません。
 ソフトブーツだと実に快適なんですよ。だって、家の玄関からソフトブーツを履いて、そして車を運転してスキー場まで7分、あと小さな板をかかえて行くだけでいいんですから。スキーのハードブーツみたいに歩きにくくないし、ボードや普通のスキーみたいに荷物がでかくない。楽ちんですよ。私のような無精者には最適です。もちろんストックもいりませんし。
 これだけ短いとですね、技術的にはスケートに近いんですよね。だから私でもすぐできるようになった。スケートはそこそこ滑れましたから。それに気づいたら簡単だった。スキーだと思ってたら狂牛病になっちゃった。
Fujiten03 で、これですと、ただ滑るだけじゃなくて、スピンしたりバックで滑ったりスケーティングしながら滑ったり、いろいろできるじゃないですか。もう若くないのでジャンプとかしませんけどね。短いのでそれほどスピードも出ませんから安心ですし。左の写真は、調子に乗って一番下までバックで下りようとして見事にコケたところです。まあご愛嬌ということで。
 ただ、この頃のスノーブレードはビンディングにリリース機能がないので、派手に転ぶと足首を複雑骨折する可能性が高いそうです。私は今のところそういうことはありませんけど。
 もうソフトブーツ用のスキーボードは売ってないようなので、これをずっと使い続けるしかありませんね。それにしてもこんなに便利なものがなんでなくなっちゃったんでしょう。たぶん、ソフトだと足首がフニャフニャなので踏ん張りがきかないんでしょうね。私は比べたことがないので、こんなもんだと思って滑ってますけどね。たしかに30度以上の斜面だとうまくエッジを立てられず必ずコロコロと雪だるまになりますね。ですから、そういうところには行きません。もう若くないので緩斜面をゆっくり、で満足です。

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2008.01.29

今までありがとう egbridge & egword そして…これからも

Eg 国語の試験問題を作るために、まさに egbridge と egword を使っている時でした。突然の販売終了を告げる一通のメールが…。10年間つきあい続けてきた彼女とデート中、突然彼女の父親から「別れてくれ」と言われたようなもの…。
 予想だにしなかった突然の知らせに、何が起こったのかさえ分からず、本当に動揺してしまいました。
 egbridge とは Mac で使う日本語入力システム(かな漢字変換システム)、 egword は Mac専用のワープロソフトです。私は本当に両egにお世話になりっぱなしでした。と言いますか、正直、これらがないと仕事が出来ません。今もこのブログを書きながら egbridge の優れた変換機能に依存していますし、国語の教師ということで、横書きの文書をほとんど作らない私からしますと、egword 以外で文書を作るということはありえません。一般ユーザー用で、これほど美しい縦書きの文書を作れる.ワープロ・ソフトがないからです。
 私の縦書きへのこだわりは、まあ私の作る(最近全然更新してませんが)サイトをご覧になっていただけば分かると思います。本当はこのおススメも縦書き表示したいくらいです(ちょっと検討中)。
 とにかく、某 word のように、ただ文字を並べるだけの縦書きワープロでは満足できないのです。例えば、ちょうど今もそういうシーズンなのですが、ウチは私立学校ですから自前で入試問題を作るんですね。以前は原稿だけ自分で作っていました。今はレイアウトから印刷まで自分たちでやっています。これは外部に出るものですから、それなりの体裁で作らなければなりません。また、当然受験生が読みやすく解きやすいものにする必要があります。そのためには、ただ字を並べるだけでなく、部分的に字間や行間を調整したり、ベースラインを動かしたり、場合によっては字の縦横率を変えたりする必要があるんです。ま、いわゆる商用DTPに近いことをしなければならないんですね。そんな時、私たちシロウトは10万円近くするプロ用のソフトは使えません。ですから、手頃なお値段(そんなに安くはありませんが)で、かつ動作が軽く安定している egword は重宝していたのです。いや、重宝とかではなく、egword しか頼るものがなかったのです。
 そんな素晴らしいソフトが突然の開発中止、販売終了…ありえません。たしかに市場としては儲からないのでしょう。でも、でも、やっぱり日本語の縦書きは大切な文化ですから、なんとか生き残ってほしかった。とりあえずは今のバージョンを使えるまで使い倒すしかありません。
 恥ずかしい話ですが、あまりのショックに職場で泣きべそかいてしまいました。そして帰宅し、いったい何が起きたのかを確認すべく、2ちゃんねるのegスレを見てみました。みんな私と同じようにかなり動揺しているようです。すると…次のような書き込みが!!

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236 名前:中の人 メェル:sage 投稿日:2008/01/29(火) 09:39:50 ID:8s5ku6u40
中の人こと、開発責任者の廣瀬と申します。

こんなにたくさんの方に多くの感想をいただき大変驚いています。
自宅はUSENなんですが、昨夜はUSEN規制中で書き込めませんでした。

現場の責任者として力が及ばずこのような結果になってしまい
大変申し訳ありませんでした。
また、これまでお使いいただいたお客様には心より御礼申し上げます。

この掲示板では多くのフィードバックや励ましのお言葉を頂き、毎日チェックして
少しずつですが製品に反映して参りました。
しかし何も回答しないこともありました。不愉快な思いをされた方にはお詫び申し上げます。

多くの方からご要望いただいた禁則処理や表計算機能などを盛り込む予定だった
Universal 3 は幻となってしまいましたが、私のワープロにかける情熱の火は
消えていません。

35歳でプログラマは定年なんてことをブログに書きましたが、
もう一度書いてみようと思います。

家族も理解してくれました。

いつか皆様にお披露目できる日が来るようにがんばります。

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 うぉ〜、神降臨!!
 実はこのスレには、今までも「中の人」というHNで、エルゴの社員と思われる方が頻繁に現れていました。妙にリアルな書き込みをなさるし、みんなが書いた要望が次期製品で実現したりするので、いったいこの人は誰なんだ?サポートセンターの人か?みたいになってたんですよ。そしたら、なんと創り主様であったと!
 廣瀬さん、あなたは本当に素晴らしい方です。まさに神です。ネ申です。仏、イムです。なんという優しさ。愛。慈悲。こだわり。情熱。
 いや、まずは感謝と労いの言葉を…廣瀬さん、スタッフの皆さん、今まで私たちのために素晴らしいソフトを開発してくださりまして、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。今の私があるのはeg〜のおかげです。これは大げさでなく、実際にeg〜のない生活は考えられませんから。
 う〜、しかし感激だなあ。10年来の恋人と強制的に別れさせられると思ったら、本人に「いつかまた会いましょう。待っていて下さい」って言われたようなものですから。泣けます。今、本当に涙が頬を伝いました。
 本当に大変だとは思いますが、ぜひ私たちを見捨てないで下さい。そして日本の大切な文化の継承のためによろしくお願いいたします。何かできることがあれば何でも協力いたします!
 入試、定期試験、卒業式、そして日々の教材…明日も egbridge & egword と頑張って仕事します!!

ps 私は親指シフト使用者でもあります。なんで、普通に「かな」で「かな」を打って、美しい縦書き文書を作ることが、どんどん難しくなっていくのでしょうか。何か間違っているような気がします…orz

開発者廣瀬さんのブログ

エルゴ公式

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2008.01.10

マグネット装着式 デジカメ用ワイド・コンバーション・レンズ(トダ精光)

Image_product_s_5 今日は買ってないけれどおススメしたいもの。つまり今ほしいものです。お金がないので買えません。
 先日、UnidenのデジカメUDC-5Mを購入しました。たいへん使い勝手がよく、大満足しております。特にバッテリーの持ちは驚異的ですね。あと、音声なし動画。これでウチは大盛り上がりです。白黒にして再生速度を1.5倍くらいにして、それで昔のニュースフィルムみたいにアナウンスを当てレコするんです(カミさんが)。さっき撮った映像がすぐに50年くらい前のものになっちゃう。これは面白すぎます(って変な遊びしてるな、ウチは)。
 ま、それはいいとして、家庭用のコンパクトデジカメやコンパクトビデオカメラで不満と言えば、レンズが広角側に弱いということではないでしょうか。何倍ズームなんてのはよく強調されますけど、基本ズーム(望遠)は作品を汚すものでして、だいいち大きく撮りたければ近づけばいい。なんか遠くから相手に気づかれないように撮ってるみたいで、どうも好きになれません。近づく時の「気持ち」というのが大切だと思うんですが。で、その反対、遠ざかるのって案外難しいんですよね、物理的に。景色なんかに至っては、ちょっとあとずさりした程度ではどうにもなりません。人間の視野というのが大変に広いものですから、見た目どおり記録するというのはほとんど不可能に近いわけですし。
 そんなわけでいろんな時に、ああもう少し焦点距離が短ければなあ、と思うわけですね。ユニデンも換算35ミリ〜105ミリの3倍ズームレンズですから、もうちょっと広角で撮りたいなという時があるわけです。
 そんな時使いたいのがワイド・コンバーション・レンズですね。カメラのレンズの前に装着して広角化するシロモノです。以前私はビデオ用に0.5倍のワイコンを使っていました。けっこう重宝しましたよ。1回付けるとはずせなくなります。ワイコンを付けてももちろんズームはできます。結果として望遠も過度にならず好結果を生むケースが多い。
 で、私が今ほしいなあと思うのは、このトダ精光さんのマグネット式コンバーション・レンズです。この磁石でくっつけるという発想、今まであるようでなかった。単純と言えば単純、いや単純なだけにやられた〜と思いました。
 ホームページを見ていただければ分かる通り、ワイドだけではなく、望遠、魚眼(フィッシュアイ)もありますね。携帯電話用のものもあって、これはなかなか面白い商品展開です。デザインもいいし、付属品も気が利いていて好感を持てます。もっと宣伝すればきっと売れるのになあ。
 こう考えますと、カメラメーカーは最初から広角側に寄せて設計すればいいと思うんですが、やっぱりイメージ的には近づく方に魅力を感じるのが人間です。引くより迫りたいんですね。
 しかし、木を見て森を見ずではいけません。何事も全体像を捉える方が大事だったりします。我々もついついいろいろな事象をズームアップしがちです。たまには頭の中にワイコンや魚眼レンズを装着して、全体像を俯瞰するようにいたしましょう。

トダ精光

DIGITAL KING マグネット式 コンバージョンレンズ 804-SW Sサイズ 広角レンズ0.45倍

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2008.01.07

コンパクト無線LANブロードバンドルータ「CG-WLBARGPXW」 (corega)

Wlbargpxw_200 昨日の続きですが(笑)、「コレガ」って「これが」ってことですかね。「これは」ではなくて「これが」。
 ドコモもそうですが、和語をカタカナで表記し、そしてアクセントを変えたりしますと、もう立派なエセ外来語になります。もちろん「corega」とか「DoCoMo」とかローマ字表記したり、英語やフランス語風のつづりにしてしまったりすると、もうホントにそれらしくなります。
 そういえば、スズキのバイクは昔「コレダ」でしたね。「これだ!」ってことです。「バイクはこれだ!」っていうことでしょう。昨日書いたように「〜は」は省略できることが多い。逆に「これが今はやりのルーターだ!」みたいな感じだと、「〜が」の方が重要なケースが多く、「が」以降を省略することが多い。ちなみにこの「が」は係助詞的な機能を持った「が」です。
 おっと、またそんな話になってしまいました。
 このコレガのルーターをウチで使っています(「私は」を省略しました)。今や、パソコンを買えば無線LAN機能が内蔵されているのは当たり前の時代です。そうすると、当然電波を飛ばす機械も必要になるのでありまして、それがこういう無線LANルーターです。
 数年前まではこういうものも数万円していましたが、たとえばこのルーターなんか、近所の量販店で6000円台で買えました。安くなりましたね。
 今や一家に一台無線LANルーターの時代です。職場でも無線LANを利用していますが、電波をサーチしますと、近所のウチから飛んでくるものが三つほど見つかります。セキュリティーを設定していないものには勝手にアクセスできてしまいますから、なんとも不用心な話です。
 なんて、私もいろいろと面倒なのでウチでは完全に開放状態になっています。今日で合宿が終わったんですけど、実はその合宿所というのは我が家のすぐ裏にありまして、その施設の駐車場の端に立てば、ウチの電波が届いていてメールのチェックなんかもできるわけです。便利と言えば便利ですが、物騒と言えば物騒ですね。
 さて、このルーター、昨年のグッドデザイン賞を受賞したということです。たしかに非常にコンパクトでシンプル、機能的にも必要充分ですし、Windowsなら設定もワンプッシュ(Macではそうはいきませんでした)ということで、一般人には優れた製品だと思います。私としてはやはり小さいのが魅力的。いろんなところに持ち歩いて使っています(場合によっては密かにつないで使ってたり…笑)。おススメいたします。

Amazon corega CG-WLBARGPXW

コレガ公式

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2008.01.02

UDC-5M(Uniden)購入

↓この写真はケータイで撮りました
 Udc5mこちらで紹介したユニデンのデジカメ「UDC-5M」を買いました。メインカメラだった名機サンヨーMZ3がいよいよ調子悪くなってしまいまして、またこのユニデンの名機もそのうちに製造中止になりそうですし、Amazonのポイントがかなりたまっていたので、年末年始用に思い切って購入いたしました。eneloopと充電器含めて、実質今回の出費は4000円くらいでした。
 まず結論。買って大正解です。はっきり言って想像以上に私の趣味に合っていました。これは皆さんも1台購入しておくといいのではないでしょうか。2台目としても最高の製品でしょう。
 色はグッドデザイン賞を獲ったホワイト&ゴールドにしました。まず、その色使いがいいですねえ。全体のデザインとともに非常に個性的です。絶妙な厚さと重さが手になじみます。最近のデジカメは薄すぎて本当にホールドしにくいんですよ。仕事で使っている某社の売れ線デジカメなんか、構えにくすぎてイライラしてしまいます。手ブレはするし、これは自分のクセなんですけど、そのデジカメで撮るといつも右に傾いた絵になってしまいます。片手では非常に不安定なので、結局両手で一生懸命持つ(つまむ)はめになるんですよね。
 このUDC-5Mは乾電池仕様ですので、その電池ケース部分の厚みがちょうどいいホールド感を生み出しています。まあ、昔のデジカメはみんなそうでしたよね。あと、一見安っぽく見える全体の樹脂感がですねえ、これがまた絶妙な感触でして、右手片手で撮影しても安心です。あらためて某社のデジカメを片手で持ってみましたが、ほとんどブレますね。UDC-5Mの場合は両手で持つ時も、右の中指を謎のすべり止め部分にピッタリくっつけますと、大変安定します。気持ち的に安心して撮影できるというのはいいですね。
 起動も実質2秒。連写モードはありませんが、撮影、再生ともレスポンスがいいので(MZ3なみ)ストレスはありません。これも某社のだとほんとイライラするんですよ。あっそうそう、私は実際の撮影の際には5Mではなく3M(300万画素)にスペックダウンして使っています(5M、3M、1M、0.3Mが選べます)。これは、私のポリシーというか、実際上の必要性からそうしてるんです。普通のL判プリントでは300万画素でも充分すぎますし、A4にプリントするなんてことは一生に一回あるかどうかでしょう。そして、ファイルサイズは小さいに越したことありませんよね。ちなみに5Mと3Mだとファイルサイズは倍近く違います。いつも書いてるように、700万画素とか1Gとか、もう絶対にオーバースペックです。私たちはプロのカメラマンじゃないんですから。
 もちろん、デジタルズームのことを考えたり、のちのち画像処理することなんかを考えれば、画素数は多いに越したことはありません。しかし、一般人がインスタントカメラの感覚で撮る写真に何を求めろというのでしょう。ちなみに、いずれハイビジョンの大画面で観るようになるだろう、という人もいますが、フルスペックハイビジョンでも、せいぜい200万画素程度ですからね。それ以上の画素数は、やはり意味がありません。
 さて、UDC-5Mですが、画質の良さ(質感)にも驚きました。色調やコントラストの感じも私好みでして、これも某社のものではいかにも作り物という感じがしてイヤだったんですが、UDC-5Mは自然な感じでよろしい。オートホワイトバランスもいいですねえ。MZ3や某社の売れ線デジカメは白熱灯の下での色合いがちょっと赤すぎたんですよ。ウチは照明が全部白熱灯だものですから、どうも家の中で撮った写真が不自然でいかんかったのです。それがこのユニデンは見事に自然。基本ストロボを使わない私としては、これは嬉しかった。ISO800相当の感度も、この値段のデジカメとしては充分です。
 操作もシンプルで、たしかに説明書の必要がありません。マニュアルモードはほとんどないに等しいわけですが、たくさんあるシーンモードをうまく使い分ければ、それなりに思い通りの写真が撮れそうです。
 あとですねえ、これは私が変なんでしょうけど、動画に音声がないというのがいい!これは再発見でした。つまり昔の8ミリなんですよね。私はwebモード(320×240ピクセル/15fps)で撮りますから、ホント昔の8ミリ風な画質でいいですよ〜。音声がないということがこんなに魅力だとはねえ。たしかに普通の動画だったらビデオカメラで撮ればいいわけですしね。音を自分の想像力で補うというのがこんなに面白いとはなあ。ま、マニアックな私ならではの特殊な感覚なんでしょうが。
 そして、今回実際に使ってみてあらためて感心したのは、バッテリーの持ちの良さです。私はeneloopを購入して使っています。eneloopを買ってきたまんま充電せずに使っていて、今250枚ほど撮影してみました(再生も頻繁にしてます)が、まだ電池マークが出ません。説明書には550枚撮れるとありますが、たしかにフル充電ならそれも可能でしょうね。これは素晴らしい。いざという時のために普通のアルカリ単三電池をケースに入れて持ち歩いていますので、本当にストレスレスです。最高!

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★新価格★◆2006年グッドデザイン賞受賞:送料・代引手数料無料:9,800円◆500万画素デジカメUDC-5M

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2007.12.28

ウラジミール・ゴンチャロフ博士

Senrigan 本日、仕事納め。やばい!年賀状印刷しなきゃ。今年の、いや来年の年賀状は(も)すごいですよ。毎年いかにくだらないパロディーをやって元旦早々人を笑わせるかということだけを考えている我が家の年賀状。今回のはあまりに馬鹿げてるので、元旦にこのブログで公開しようと思ってます。ついに私の素顔がさらされる!?
 さて、くだらなさ、脱力系、嘘八百、トンデモ、といった世界において、私が常に注目し、あるいはそこから学んでいるのは、雑誌によくある「開運グッズ」広告であります。昨日は広告業界の芸術性について書きましたけど、これもまたある意味芸術的世界であります。
 みなさんもご覧になったことありますよね、開運グッズの広告。財布とかブレスレットとかペンダントとか石とか。とにかくそれを買って身につければ、金持ちになる、人間関係が改善する、彼氏彼女ができる、ギャンブルで勝ちまくる…夢のような話が、写真入り体験談とともに紹介されてるヤツです。札束で左うちわの家族とか、あるじゃないですか。
 まあ、あれを信じて買うかどうか、それはまあ自由でして、いや実は私も一回くらいわざとだまされて買ってみたいと思ってますよ。あまりに馬鹿げていて面白いじゃないですか。この前粉砕した(?)「神世界」の「力ライセンス」とか「神書」とかもウチにありますけど(買ったんじゃありませんよ)、ああいうのとはちょっと違う気がする。悪意のようなものも感じますけど、なんとなく「バッカですよ〜」と宣言してるようなところがあって、なんかそこんとこは微妙に許せたりするんですよね。
 でも、たとえばこんな風に許されない時もある。公正取引委員会は「アート」を解さないのか!?ってか、だまされて買っちゃって、それでクレームをつける人がいるっていうことですよね。ご愁傷様なことです。
 で、なぜかそのフジアートとかなりご近所にあるイセイコーポレーションが先月出した広告が最高だったので、今日はその中のさらに最高級の部分を紹介させていただきます。
 そのグッズは何かと申しますと、「超(スーパー)千里眼」というルーペでして(ルーペというのはなかなか斬新!)、それをのぞくと、ロト、宝くじ、パチンコ、パチスロ、株、競馬…なんでも当たるらしい。なんでも旧ソ連諜報機関が極秘開発したそうで、今回その開発に携わった最高技術責任者と接触に成功し、この超千里眼を発売することになったと書かれています(笑)。
 例によって、サクラの方々が札束とおぼしき塊(モザイクがかかるようになりましたね、最近)を持って、満面の笑みを浮かべております。彼女ができた佐藤智一さんもいるぞ(笑)。もうそれぞれのコメントの文学的センスが最高なんで紹介したいところですが、今回はそれよりなにより!その最高責任者の方ですよ。
Vladimir ウラジミール・ゴンチャロフ博士(Владимир Гончаров/Vladimir Goncharov)!!最強です。写真を観てくださいよ〜。この方が諜報部超能力研究チームの最高責任者じゃあ、旧ソ連も崩壊するわ(笑)。
 これってギャグですよねえ。この髪形ありえませんよ。そして、なんと言っても、その顕微鏡を覗く覗き方ですよ。いくら超能力、超千里眼でも、覗く方の目をつぶってちゃねえ(笑)。すごすぎます。ご本人からしてすでに崩壊してます。いいなあ、この味。
 「神世界」の皆さんにもぜひ見習ってもらいたい。いや、「神書」なんて読むと、けっこうゴンチャロフ級のギャグが書いてありますけど、なんていうかなあ、博士のような品格が感じられないというか(笑)、知性が感じられないというか(笑)、とにかくダメです。このあたりの微妙な差異ってなんなんでしょうね。理論では説明できないような気がします。
 というわけで、私の2007年の「この人」はウラジミール・ゴンチャロフ博士に決定です。いくら開運グッズ広告でも、これからこれを超えるのは難しいでしょう。おめでとう!博士!

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2007.12.25

百人一首に見る「もののあはれ」

412hsfd9w2l_aa280_ 今日は、仕事上お世話になっている英会話スクールのクリスマスパーティーにおじゃまして、ヴァイオリンでクリスマスソングを弾いたり、皆さんと一緒に英語のゲームに参加したりして、楽しませていただきました。昔の教え子との再会など、出会い多数あり。
 さて、22日の記事に書いたとおり、ウチではちょっと早めにイヴやら偉い人の誕生日パーティーをやってしまったのですが、いちおう世間様の慣習にも従って、子どもたちへのプレゼント贈呈を行ないました(形としてはサンタさんが深夜家宅侵入したという設定)。
 子どもたち、いつもより早起きして、二つの包みを見つけました。一つはけっこう大きめ。一つは小さいけれどかなり重い。期待は膨らみます。
 そして、両親に促されるままに包みを開けると…ガ〜ン…なんか固まってます。大きいつづらはオセロゲーム。渋い。さっそくやり方を教わってゲーム開始。なんとなく盛り上がりに欠けるので、これは黒猫と白猫の勢力争いだという設定を与えましたら、少しその気になってきた…とその瞬間、ウチの本物の黒猫(下半身不随の子猫ミー)が盤面の上をズズズ〜ッといざって行きまして、全てが終了。黒猫の勝ち〜(笑)。
 で、もう一つの小さいが重いつづらはと言いますと、これがもっと渋い。渋すぎる。子どもは「何これ?」って感じ。
 そう、なんと「百人一首」なのです!
 言っておきますが、これを選んだのは私ではありません。カミさんです。自分が小さい頃オセロと百人一首をやっていたのを思い出したのでしょうね。だからってねえ、それを子どもにも押しつけるのはねえ。今日娘たち、小学校や保育所に行ってどういう会話したんでしょうね。みんなはDSだとかWiiのソフトだとか言ってるのに、ウチは…オセロと百人一首かよ。「ウチは電気で動くものは買ってくれないの」…切ないなあ(じゃあ買ってやれよ)。
 で、百人一首です。せっかくですからこれについてちょっと面白い話、というか私の最新の研究成果(?)を書いておきましょう。
 もうご存知の方もいらっしゃるでしょうね。百人一首の謎、秘密。実は壮大な歌織物が構成されていて、そこに暗号が隠されている…。
 織田正吉さんと林直道さんによる研究が有名ですね。というか、織田さんの発見を林さん(経済学者として超有名な方)が発展させたということで、二人の間に微妙な空気が漂ってます。
 お二人の本を読むとよくわかるんですが、今日はこちらのまとめサイトを紹介しておきます。上手に、そしてきれいにまとまっています。ぜひご覧ください。

百人一首に秘められた謎

 これはもう単なるこじつけではありませんよね。もしこじつけだとしたら、それはそれですごいことですよ。
 さてそんなわけで、私から見ましても、かなり駄作の多い不思議な歌集であります。で、私は私なりに私の「モノ・コト論」で百人一首を料理している最中なんですね。特に注目しているのは「もの」いう言葉です。みなさんも漠然と「もの思ふ」系の言葉がたくさん出てくるなあとお感じなったことがあるのではないでしょうか。
 単独で「もの」という名詞も出てきますし、「ものを」という助詞もよく出てくる。それから、「もがな」。これは私の考えでは「ものかな」が語源ですので、これも数に数えます。
1001 それに色を付けてみますと、右の写真のようになります。百人一首は基本的に年代順に並んでいます。この表は横書きなので、上が古いもの、下が新しいものになります。
 どうでしょう、まあ当たり前と言えば当たり前ですけど、下の方がカラフルですよね。つまり時代が下ると和歌のテーマが「もの」になっていく、ワタクシ的に言いますと、歌の内容が「不随意」への詠嘆になっていくということです。
 これこそ「もののあはれ」ですよね。何度も書いて申し訳ありませんが、本居宣長センセーはダメです。あんなにいばって「もののあはれ」論を書いておいて、肝腎の「もの」は「なんとなく付けたものだ」みたいなこと言ってごまかしてる。というか最も大切なことに気づいてない。「もの」という言葉の意味をとらえきれてないんです。あんまり神格化しない方がいいですよ、彼の「もののあはれ論」。
 というわけで、こうして百人一首を並べるといろんなことがわかるんです。まだまだいろいろ書きたいこと、あるいはそれぞれの歌の新解釈なんかたっぷりあるんですが、それはこれから小出しにして行きます。駄作へのツッコミも含めて、時々一首ずつ取り上げて紹介していこうかな。
 それにしても娘たちちょっと可哀想ですね。こんな話をしても絶対わからないしなあ。いちおう、今は「これもポケモンカードみたいなもんだ。世界で一番古いタイプかもしれない」とか言って、その気にさせてますが。彼女ら、この歳で早くも「もののあはれ」を感じてたりして(笑)。

林直道の百人一首の秘密

Amazon 絢爛たる暗号―百人一首の謎を解く 百人一首の秘密