カテゴリー「ドリンク」の73件の記事

2017.06.12

「ブラック」はお好き?(コーヒーの話ではありません)

Images 日、こちらに書いたように、豆を挽くようになってから、すっかり「ブラック」コーヒー党になりました。やっぱり「ブラック」がいい。
 「ブラック」がいいと思う人もいれば、ミルク入りの「マイルド」がいいと思う人がいるのは、コーヒーの世界に限りません。
 この前、W大学に通っている教え子が「就職決まりました!」と報告に来ました。景気もだいぶ良くなったのか、完全に売り手市場で、いくつも内定もらったそうですが、結局一番「ブラック」な某ゼネコンに決めたと(笑)。
 そう、彼は根っからの「ブラック」好きなのです。面接でも、「残業OK、上司との飲みOK、地方飛ばしOK…」などとアピールしたそうです。
 なんでも昭和のモーレツ社員に憧れているそうで、仕事で死にたいとまで言う(笑)。
 そう、そういう人間にとっては、今やり玉にあげられている「ブラック」企業こそが理想であり、世の中全部がマイルドになってしまうことに危機感すら覚えるのです。
 逆に「ブラック」好きでない人がブラック的な組織に入ってしまうと、違う意味で死んでしまうことがある。電通の話とかはそれであって、私は個人的には電通には昔のまま鬼十則とか標榜してもらいたい。
 私はどちらかというと仕事に関してはマイルド派なんですが、多少のブラックもまたたしかに自己満足の種になっているんですね。これは否定できません。
 たとえば立場上私にはいろいろな(他人の)仕事が降り掛かってくるわけですが、それは全然嫌ではありません。頼まれたら断らないというのが私の仕事上の信条ですので、逆に燃えたりする。満足感、達成感があるんですね。
 余計な仕事によって自分のスキルが上がり、経験値が上がり、評価が上がるのであれば、損することなどありません。そういう観点からすると、「同じ給料もらっているんだったら仕事をたくさんした方が得」ということになるんです。お分かりになりますか?w
 これってまあ「ブラック」とも言えますよね。仕事が給料には反映しないんですから。しかし、金銭欲は満たされずとも、自己満欲や自己実現欲は達成されるわけですから、得と言えば得です。
 これでたまに誰かがほめてくれたりすれば、ボーナスまで付く(笑)。そう考えると、やっぱり私も「ブラック」派なのかもしれません。
 しかし、私は家に仕事は一切持ち帰らないし、土日もほとんど仕事はしません。夏休みもちゃんと取ります。そういう意味ではマイルドに見えるでしょう。
 というのは、世間で言われるようになった「ブラック部活」の顧問の先生に比べると、全然マイルドだということでもあります。
 教育現場の問題についての研究で有名な内田良さんがかつてこんな記事を書いていました。

部活動はなぜ過熱する?

 実は「麻薬」であると。なるほど。
 ウチの学校でも、それこそ休日返上、元旦以外は部活の指導という先生がいます。そこまでいかなくとも、休日は試合や本番でつぶれてしまうという先生がたくさんいます。
 私はその部分(休日)に関してはマイルド(逆に言うと趣味にハード)なので、世間ではいわゆる「ブラック」とされる環境にいる先生方を、心から尊敬しています。感謝もしています。自分にできないことをしてくださっているので。
 しかし一方で、内田さんの記事にあるように、その「ブラック」状態が「大変だ」と言いながら、どこか満足している、快感を感じている人もいておかしくないと思います。
 もちろん、それを否定的にとらえているわけではなく、ブラック企業をあえて選んだ学生くんのように、そこにやり甲斐という人生の推進力を感じる人もいて当然であり、そうすると、なんでも「ブラック」と言って普通の人かいやがる環境を排除していくのはどうかとも思うのです。
 つまり、「ブラック」が好きという才能を持っている人に関しては、ぜひともそういう環境で活躍してもらいたい。そう思うのです。
 私も、上記のような「むちゃぶり」に関しては耐性があるという「才能」があるようですし、お金に執着が全然ないので、たとえば出張の手当なんかも一切もらっていません。学校に寄付しますと言っているんです。これだって、他人から見れば、出張費も手当も払わないなんてブラックすぎる組織だということになりかねませんよね。ま、これは私の特殊すぎる「才能」のせいですが(笑)。
 というわけで、この「ブラック」問題だけでなく、世の中ですね、昭和の時代と違って「無理するかっこよさ」が認められなくなってきていることは残念でしかたありません。
 少数派かもしれませんが「ブラック」好きな人たちもいます。その人たちの活躍の場も残してもらいたいですね。そう、男らしさの表現の場を奪わないでもらいたいのです。

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2017.05.29

澤井珈琲 コーヒー豆福袋 200杯分 超大入り

Th_71jcekx1jcl_sl1000_ 想外のことがたくさんあって忙しく、更新が遅れております。
 そんなわけで、軽いネタ、すなわち「もの」のおススメをいたします。
 先日リピートで注文したコーヒー豆。昨冬からコーヒーミルで毎朝豆を挽いております。
 その豆がこちら。澤井珈琲さんの福袋です。
 これが安い上においしい。本当にこのお値段で毎朝極上の挽きたてコーヒーをいただけるというのは、本当に幸福この上ありません。
 2種類の豆、すなわちビクトリーブレンドとブレンドフォルティシモが、挽き心地、味ともに対照的で、今日はどちらにしようかなと考えるのもまた毎朝の楽しみになっております。
 粉で飲んでいた時と違い、面白いものであんまりミルクを入れたくないと思うんですよね。ふだんストレートが苦手なカミさんもすんなりそのまま飲んでいます。
 これからもリピートさせていただきます。最後に一首。

ゴリゴリとコーヒーミルのハンドルが回れば目覚むる今日と私が

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2017.04.01

純米大吟醸『やまとのこころ』 (末廣酒造)

Th_img_9965 イプリルフール。今日は我が家にとんでもないお客様がいらっしゃいました。
 その方がお土産に持ってきてくださったのが、このお酒。ご相伴させていただきました。
 犬猿の仲と言われる長州と会津。その長州のお米を、会津の酒蔵で醸した、まさに「大和(great harmony)」なお酒。東北の復興、そして150年の恩讐を超えた、未来へ向けての和解を願って構想されたこのお酒の味は格別でした。
 実に柔らかい。まさに和合ですね。さまに荒魂があったからこそ醸された和魂です。日本の素晴らしい文化と歴史を味わうことができました。
 ちょうどその前に、我が鳴沢村のおばあちゃんが作られた「とぶろく」を飲んでいたので、その味も加わり、富士山を中心とした、東と西、北と南の和合も実現いたしまして、それこそ今日にふさわしいウソのようなホントの空間が現出いたしました。
 山口県で作られているこのお米、無農薬にこだわっているために、なかなか出来具合が安定しないとのこと。そのため、今年はにごり酒になってしまったとか。それもまた、自然のリズムの一つなのでしょう。
 そう、私たち人間は最後は「祈る」しかないのですよ。そして、その結果はそのまま受け止め、自分が変化するきっかけにするしかないのです。荒魂と和魂。そこに生かされている私たち。今日はこのお酒を飲みながら、6時間にわたって、そんな話をさせていただきました。ありがとうございました。ごちそうさまでした。

「やまとのこころ」完成

にごり酒 やまとのこころ

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2017.01.30

「コク」の語源

Th_photo_main ッポロビールから「コクと香り」を向上させた「麦とホップ」が発売されるとのニュースがありました。
 また、同じサッポロビールですが、コンビニとのコラボで季節限定「至福のコク」を発売中ですね。
 こういう時の「コク」ってなんなんでしょうか。たしかにあるけれども、説明するのは難しいですね。
 コクとキレなんていう表現もよくあります。昨日の「獺祭」なんか、どちらかというと「キレ」というイメージです。こうした微妙な味覚は日本人独特とも言えます。決して科学的には証明できない「うまみ」の一つ。
 さて、そんな「コク」の正体とは別に、その「コク」という言葉自体について考えてみましょう。
 実際、私たちは「コク」というようにカタカナで書きますが、これって外来語なんでしょうか。
 いちおう言葉の専門家のはしくれとして調べてみましたところ、ふむ、諸説なるんですね。和語の「濃し」から「濃く」となったという俗説も、なんとなくありえそうですが、形容詞の連用形が名詞化するというのは「多くの人」「近くの家」とか言う時の「多く」「近く」など少数しかなく、特に単独で主語として立つのは「多くが賛成した」の「多く」くらいしかありません(「詳しくはお会いした時に」とか「正しくは〜だ」とか「細かくは知らない」などについては別に説明が必要なので割愛)。
 同じ味覚の形容詞が名詞化した例としては、「酸し」の終止形が名詞化した「すし(寿司)」、「辛し」の名詞化した「からし(辛子)」などがありますが、「濃し」が「こく」になるのはちょっと無理があるような気がします。
 そうしますと、もうひとつの可能性として挙げられている、中国語の「酷」がそのまま日本語化したという説の方が有力のような気がしてきます。
 えっ?「酷」?と思われると思いますが、もともと「酷」という漢字は「むごい」という意味ではなく、酒偏であるのことからも分かるとおり、「お酒が発酵する」「穀物が熟す」という意味があるんですよね。
 まさにお酒の発酵が進んで味に深みが増しているイメージです。そうすると、ビールの「コク」というのは、まさに麦とホップの発酵、熟成の度合いが高いということを意味するわけで、なんとなく納得できます。
 しかし、「酷と切れ」「至福の酷」ですと、なんだかとってもアブナイことになってしまうので(笑)、「コクとキレ」「至福のコク」と書くようになったと。
 まあ、「酷」という漢字も「酷似する」なんていうときは、そんなに悪いイメージではありませんね。
 それにしても、考えてみると、「酷」と「切れ」というのは、どちらかというと正反対の概念で、なんか両立しないような気もしてきます。
 それを両立するからすごいのかもしれませんが。味わい深いけれど、さっぱりもしているということでしょうか。うむ、日本の飲食文化は本当に深いですね。まさに「酷」な状況なのでしょう。

日本屈指の職人が語る「コク」とは?公開中!

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2017.01.29

「獺祭」の挑戦

Th__20170130_124829 夜は新宿住友ビルで尊敬する人生の先輩方とお酒を酌み交わしました。お料理も含めておいしかったなあ。
 私はもっぱら日本酒をいただきました。後半は「獺祭」。やっぱり飲みやすいし飽きが来ない。いいお酒ですよ。
 究極まで磨いた純米吟醸「二割三分」で大ブレイクした旭酒造さんの獺祭。今ではおいしい日本酒の代名詞となって、本当にいつでもどこでも飲めるようになりました。
 ちなみに二割三分、私は一度飲んだことがあります。というのは、これぞ完璧な「おこぼれ」なんですが、安倍昭恵さんがウチに遊びにいらした時、総理主催の某祝宴で余った二割三分をお土産に持ってきてくれたんです!
 一般庶民の代表格のようなワタクシには縁がないと思っていた憧れのお酒をいただき、ついつい我慢できず、その場で飲み始めてしまったワタクシでありました(笑)。
 もちろんそのおいしさは格別でありましたが、最近チェーン店でも出てくる「普通の」獺祭も充分においしいと思います。
 実は昨日、こういう記事が配信されました。

巨大なビルで大量生産…日本の名酒『獺祭』がちょっと変だぞ!?日本酒好きのあいだでは賛否両論

 たしかに旧来の伝統的な酒蔵のイメージも大切だと思いますが、そこを突破して安定した高得点を大量に叩き出している現在の旭酒造さんも立派だと思いますよ。一般庶民、特に若い女性や、あるいは世界中の皆さんに日本酒のおいしさ、スマートさを広めた功績、さらには昨日の私のいた場もそうでしたが、獺祭によってお食事もおいしくなり、話もはずみ、それが地球平和につながる…いや、大げさでなく、お酒にはそういう効果がありますからね。素晴らしいことじゃないですか。
 最終的に機械やAIに仕事を任せるにしても、そこにはそれを設計する「人」の智恵と経験と技術が詰め込まれているのです。実は現代的なシステムの中にこそ、そうした職人的な魂がこもったりするものです。
 そういう意味では、これからの社会の構築に際して、日本人の果たす役割というのは大きくなると思っています。
 私は「獺祭」の挑戦を応援したいと思います。

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2016.12.23

天皇誕生日の夜に

Th_img_6850 皇誕生日。天皇陛下万歳(ばんぜい)。「万歳」というのは字面通りですと一万年という意味であり、実際には永遠に近い非常に長い時間を表すものです。ですから、お誕生日にふさわしい寿ぎの言葉であります。「天皇陛下、いつまでもお元気で」ということです。
 ちなみに「ばんざい」と読まれるようになったのは近代になってからで、もともとは「ばんぜい」または「まんざい」と発音されていました。ですから、ここでは「ばんぜい」と書いておきます。
 実は、今日、私は「天皇陛下ばんざい」を叫ばせていただきました。それも絶対にそれを許さないような場所(敵地の懐)で(笑)。もちろんあえてです。しかし、意味としては「天皇陛下ばんぜい」であることを説明させていただきました。
 その場所とはこちらです。
 さて、今日はそこで忘年会をやり、気心の知れた尊敬すべき仲間が集まってくださったのですが、なんと、今日になって超サプライズゲストがいらっしゃることになって、私も大変うれしく、また大変驚いたのでした。
 参加者の皆さんにも全く予告せずのサプライズでした。というか、今日突然実現することになったので予告のしようもなかったのです。
 その方は、私たちの宴にいらっしゃる前には、皇居で陛下のお誕生日のお祝いの儀に出席されていたんです。そう、その方は、安倍昭恵さん。ファーストレディご本人です。
 まさかと思いつつも、なんとなく直観が働きまして、今日午前中にお誘い申し上げたところ、「行きます」とのお返事が。私にとっても今年最大のサプライズでした。
 昭恵さんを交えて、濃〜いメンバーによる濃〜い対話が続きました。もちろん天皇陛下ご自身やご皇室に関するお話もありました。いずれにせよ、未来に向けて私たちがどのように生き、どのような国、そして地球を作り上げていくべきなのか話し合いました。
 実はそこには出口王仁三郎の耀わんが二つ、そして高次元宇宙にも関係する未来の医療具が四つ集結しており、その空間はまさに未来に直接つながっていたように感じました。
 そんな中で、私もこのブログで最近繰り返してきた「天皇家の統合」「平成30年の重要性」などについてお話をさせていただきました。
 と、ちょっと堅苦しく報告してしまいましたが、実際にはおいしい秋田料理と秋田の日本酒で大いに明るく楽しく盛り上がっておりました。実に充実した時間を頂戴いたしまして、本当に参加者の皆さまに御礼を申し上げたいと思います。来年、再来年としっかり頑張らせていただきます。もちろん「地球の平和」のために。

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2016.12.01

カリタ 『手挽きコーヒーミル クラシックミル』

Th__20161202_84417 は生まれて初めてコーヒーを挽きました。いやあ、今までなんでこんな素晴らしい作業をしないできたのでしょうか。
 コーヒーは好きで毎朝飲んではいたわけです。粉で買って、普通にコーヒーメーカーで淹れてですね。
 ただ、最近、街のカフェが流行ってるじゃないですか。コンビニでもおいしいコーヒーが飲める。特にセブンイレブンのコーヒーはおいしく感じる。なぜなら、目の前に豆が詰まっているからですよ。
 それをガーッとその場で挽いて淹れている。その雰囲気、ヴィジュアルがおいしそうなわけです。
 それで、これは我が家でもそうした演出が必要だということで、このたび初めてコーヒーミルを買って挽いてみたわけです。
 もちろん香りと味も違うのはもちろん、たしかにあの挽いている時の五感への刺激がたまりませんね。
 まず、視覚。あえてフタを開けてハンドルを回してみると、豆が踊っている。それだけでも楽しい気分になります。
 続いて聴覚。あのガリガリという音はたまりませんね。機械の均等な音ではなく、ちゃんとメロディーが奏でられる。まるで楽器を操っているかのよう。
 楽器と言えば、触覚も大切です。あの振動が心地よいですよね。
 そしてもちろん嗅覚。粉では味わえない、あの香り。ぜいたくです。ここがポイントですよね、コーヒー好きにとっては。
 そして、最後に味覚。やはり挽きたては違う。今日はスーパーで安い豆を買ってきて試してみたのですが、気分も含めて明らかにセブンカフェより美味しい!新鮮な苦味、酸味が素晴らしい。粉の時は、思わずミルクを入れてしまうことが多かったのですが、やはり挽きたてはブラックがいいですね。
 というわけで、これは電動の機械では味わえない、実に人間的な喜びであります。ヨーロッパ人がほとんど中毒と言っていいほどはまったのは、こうした五感へのバランスの良い刺激があったからでしょうね。
 そして、このカリタのクラシックミル、デザインもおしゃれですし、機能的にも優れている。安定感もあるし、挽きやすい。
 挽ける量が少ない(小カップ4杯分くらいが限度)のと、引き出しから粉を取り出すのがちょっとコツがいること以外は完璧だと思います。このお値段でこのぜいたくをこれから毎朝味わえるということ自体がぜいたくですね。
 これからはいろいろな豆を買って、挽き方も工夫してみたり、いろいろ実験していきたいと思っています。
 この歳になって、こんな人生の喜びに出会えるとは(笑)。

Amazon カリタ 手挽きコーヒーミル クラシックミル

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2016.11.16

司牡丹 純米吟醸『吾唯足知』

Th_41gsoh9axl_sy445_ 近、毎週のように新しい銘柄の日本酒を飲んでいます。気の合う方々とのおいしいお酒ほど楽しいものはありませんね。
 その中で特に印象に残っている日本酒を紹介いたします。高知県のお酒、司牡丹の「吾唯足知」です。
 「吾唯足知」と言えば龍安寺のつくばいが有名ですよね。実にナイスなデザインです。口を巡って、時計回りにちゃんと並んでいる。それも漢文の「吾唯知足」ではなく、訓読の語順通りというところがいいじゃないですか。
Th_unknown つまり、これは日本人のデザインなんでしょうかね。
 ちなみに「吾唯知足」という言葉自体も日本人の発明だと言われています。もちろん孟子をはじめとして、漢籍には「知足」がたくさん出てきますが、「吾唯」を加えて「吾唯足るを知る(のみ)」としたのは日本人の可能性が高いとのことです。
 「知足」は禅の奥義の一つです。龍安寺のあの石庭が象徴するがごとく、決して過剰ではない、必要最低限、いや究極的には「無」にさえも満足するということです。
 ですから、そこに「吾唯」を加えることによって、ある種の禅的悟りの境地を表現したということでいえば、やはり、いずれかの禅僧が「吾唯足るを知るのみ」を日本語として考えだしたのだろうと思います。
 それが偶然か、あるいは意図的か、全ての漢字に「口」が含まれていた、さらにそれが上下左右に見事に配置されたということでしょう。
 おっと、お酒の話を忘れてた(笑)。このお酒、京都ではなく高知のお酒ですが、本当に禅味に溢れた逸品だと思いしました。
 まさに過剰な感じがしない、実にあっさりとしていて、もしこの名称でなかったら、ちょっと淡白過ぎるかなというくらい、まさに「知足」な味わいです。そういう演出効果も大切でよすね。
 かなり気に入ったので、また買い求めようと思います。そして空き瓶に安い紙パック酒を入れて「足るを知る」にしようっと(笑)。

Amazon 司牡丹吾唯足知

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2016.01.14

『米の郷 (秋田のパック純米酒)』 秋田県発酵工業株式会社

20160115_104834 トックしてあった燃料が切れたので注文してみました。燃料とはもちろん「日本酒」のことであります。
 特に冬は暖房代わりとしても使っているので、とても大切なものです(笑)。
 いちおう自分は日本酒党だと公言しておりますが、実は正確に言いますと「純米酒党」なのでありまして、純米酒でしたら、高かろうが安かろうがあまり気にしません。
 毎日の燃料補給…いやいや晩酌(もちろんセルフ給油…いやいや手酌)には、この手の安い純米酒が一番ですね。
 昨年11月までは、谷の越をまとめ買いしておりましたが、さすがにちょっと飽きてきたこともありまして、先月は某コンビニのパック純米酒を買って飲んでいました。
 しかし、やはりどうも淡白すぎて物足りない。もう少ししっかりした味があってもいいのになあ、まあ安い純米酒だからしかたないかと思いつつ、ネットでこの「米の郷」を見つけまして、秋田の酒なら少し甘みもあるのではないかと注文してみたというわけです。
 で、今日届きましたので、さっそく飲んでみました。まずですね、とんでもなく安いのでビックリ。計算してみたら、1.8l換算で822円ですよ。さすがにワタクシ史上最安の純米酒です。
 そして味の方ですが、これが予想どおり秋田の酒らしく少し甘い。かと言って甘すぎることはもちろんなく、淡い甘みですので飽きがこない。舌触りもなめらかで、1日目から晩酌にしてはちょっと飲み過ぎてしまいました。まあおかげでぽっかぽかで熟睡できましたが(笑)。
 秋田県醗酵工業と言えば、秋田では言わずと知れた「そふと新光」の会社ですよね。秋田に行くと看板をよく見かけます。そふと新光も、それこそソフトな焼酎としてけっこう人気です。お値段も安いし。
 秋田県醗酵工業さんは、今はオエノングループに入っているとのことで、そういう意味では以前お世話になっていた福徳長さんとも関係が深いということになりますね。
 とにかく安いし、ドカンとボリュームもありますので、日々の燃料補給にはピッタリではないでしょうか。
 ちょっとオシャレを決め込みたい時は、高級な酒器に移していただくと、もうすっかり高級酒になっちゃいますから、ぜひそんな遊びをもお楽しみください。

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2015.04.13

純米大吟醸 『回天』 (はつもみぢ)

Th__20150413_21_16_18 り合いが送ってくれました。山口県の純米大吟醸酒。
 昨日近所で取ってきたふきのとうの天ぷらを肴にさっそくいただきました。
 うむ、なかなかキレのある辛口のお酒ですね。吟醸香は軽めですが、舌の上では意外とずっしりした重みを感じます。好きなタイプの吟醸酒ですね。
 「回天」とは、あの人間魚雷回天にちなんだ名前です。
 このお酒を醸しているはつもみぢさんは山口県周南市にあります。周南市の大津島にはかつて回天乗組員の訓練施設がありました。
 このお酒も、国を護るために若くして散っていった若者たちの遺志を後世に伝えるために、このように命名されたようです。
 なるほど、先ほど書いた軽めで明るい吟醸香と、ある意味それに反するずっしりした味わいや喉越しは、そういう歴史を映しているのかもしれませんね。
 人間魚雷、特攻隊と言うと暗く悲惨なイメージつきまといますが、実際のところ当時の特攻隊員たちの思いというのは、なかなか現代の私たちには共感するのが難しいのが事実です。
 正当化するとか美化するとかいう意味でなく、私たちは素直に当時の人たちの心に寄り添ってみる必要はあると思います。その作業を怠って、単純に現代的な視点から否定したり、憐れんだりするのはどうでしょうか。その歴史が繰り返されるべきでないことは当然として、その時のその個人の思い、人生、命まで否定してしまうのは、あまりに失礼なことだと私は思います。
 そんな意味も含めて、これもまた若い知り合いのスピーチ動画をご覧いただきます。私も知らなかった事実がたくさんありました。
 「回天」を呑みながら、私ももう一度彼らの心、志に寄り添ってみたいと思います。

はつもみぢ

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