カテゴリー「ドリンク」の114件の記事

2025.04.16

食と五感

Img_9835 倉でセミナー。鎌倉というところも本当に魅力的ですよね。

 お昼はおいしいとんかつ、夜はとってもオシャレなディナーをいただきました。写真は「エビフライ」。初めてこういうの食べた!美味しいし食感が抜群。

 食は究極のアートですよね。五感すべてに訴えかける唯一のアート。

 味覚はもちろん、視覚、嗅覚、触覚、そして聴覚も。調理する時の音、食する時の音。そして最終的には第六感さえも刺激する。

 もちろん、空間も大切です。これは五感には入りませんよね。まさに「空感」とでも言うべきファクター。

 土地、場所という要素とも言えます。旅と食は切り離せません。

 そういう意味では「お酒」も同じようなアートですよね。もちろん料理とお酒のアンサンブルが最もぜいたくなアート。

 ここ数年は、毎日その土地土地の最高の料理とお酒をいただける幸せを、本当に痛感しております。生きている喜び。仕事する喜び。感謝。

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2025.04.12

天満で呑む

Img_9814 阪天満でセミナー。こちらも大盛り上がりでした。

 天満の立ち飲み屋街、すごいですねえ。土曜日ということもあって、独特の夜の活気は関東の人間にはきついくらい(笑)。

 懇親会は駅から少し離れた美味しいおでん屋さんでした。大阪のおでんというと、私は石切神社のおでんを思い出すなあ。あれも美味しかった!

 地元の方に言わせると、「おっちゃん」の居場所がなくなってしまったとのこと。かつての天満とは違うらしい。たしかに学生と外国人が目立ったなあ。

 駅を降りてすぐに有名な「日本酒1円」の店が堂々と佇んでおります。とにかく全体に安い。そして昼から呑める。

 そう、なんとなく「飲む」ではなく「呑む」だな。

 この日は天満でゆっくり呑んだあと、のぞみ終電で東京へ帰還。忙しい。いつかゆっくり昼から呑みたいですね。

 天満でどんな感じで呑めるのか、こちらの動画で雰囲気を味わってみてください。

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2025.03.07

東龍 純米酒 『龍瑞』(東春酒造株式会社)

Img_9374 古屋は守山でセミナー。

 参加者にJR東海の女性運転士の方がおられて大感動。嬉しくて泣いてしまった(笑)。特急の運転もされるとのこと。かっこいい!

 毎日全国の美味しい日本酒をいただいているわけですが、ここ守山のお酒も美味しかった!

 比較的安価なお酒ですが、のどごしが滑らかで米の味が活きていて気に入りました。

 「東龍」は「あずまりゅう」、「龍瑞」は「りょうずい」と読みます。「龍瑞」とは「龍が現れる兆し」のこと。

 スピ界隈では「龍」がはやっていますが、本当にみんな分かって言ってるのかなあ…日本における「龍」とは、火と水が出会って生じる「水蒸気」のことです。

 たとえば、富士山北麓の「剗の海(せのうみ)」に、貞観の噴火の青木ヶ原溶岩流が流れ込んで生じた、巨大な水蒸気の渦のことを「龍」と言ったわけです。

 何億トンもの水に800度の溶岩が何億トンも流れ込むのですから、それはそれはとんでもない風景になったことでしょう。すさまじい上昇のエネルギーです。

 それが、中国の伝説の生き物「龍」と重なって今に至るということです。つまり、火と水のような対照的なものの衝突と融合のエネルギーを「龍」と称したと考えるのが自然ですね。

 このお酒を飲みながらそんな話をしました。

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2025.03.06

自動販売機大国日本

 古屋金山でセミナー。

 この日も移動の途中で自販機のお世話になりました。飲み物を買うというとまず自販機というのが日本。

 これが世界標準ではないことは外国に行ってみればわかりますよね。

 なぜ日本で自販機が発達したかというのは、いろいろ要因がありますけれども、まあやはり田舎でよく見る「無人販売所」の延長と考えるのが最も当たっているでしょう。

 やはり治安が良いのです。治安というか、日本人からしますと、やはり「お天道様が見ている」的な道徳観でしょうかね。誰も見ていないからといって商品を盗んだり、機械を壊したりできない心性。

 最近は餃子の無人販売店なんかでお金払わずに持っていっちゃう人もいるようですが。まあ、そういう「食べるに困っている人」たちを助けるという機能もないではないのかも。

 最近は自販機の飲料も高くなり、昔のようにワンコインというわけにはいかなくなっていますが、時々100円とか、関西だと50円とかの自販機もありますよね。気軽に手軽に飲み物が手に入るというのは、暑い夏、寒い冬には本当にありがたいものです。

 というわけで、アヤしい中華デジカメで駅の自販機を撮影してみました。たぶんそんな私は他の人は外国人だと思って見ていたことでしょう(笑)。

 三つのモードで撮影。まずオート。めちゃくちゃビビッドですね。いかにも中華製。きらいじゃない。click!

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 次は面白いモード。「日本色です」と表示される(笑)。これがまたいい味を出している。再度を落とすと日本になるのですね!

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 続きましてセピアです。これもなかなか良いぞ。それぞれ全く手を付けずデフォルトのままの作品です。

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2024.05.03

KOSelig JAPAN cafe(コーシェリジャパンカフェ) 福岡二日市店

Dsc03262_3jpg の日は福岡県筑紫野市山口にてセミナーでした。運命的な出会いもあって盛り上がりました。感謝。

 筑前前原から電車で二日市へ移動しました。好天のGW真っ只中ということもあって道はどこも大渋滞。電車移動を直感的に選択して正解でした。

 そんなこともあって迎えの車が二日市駅に到着せず、結局タクシーで会場まで行くことになったのですが、駅前で時間調整のために友人と入ったお店のワッフルが抜群に美味しかったので紹介します。

 二日市駅前は一見何もなく、どうしようかと思いました。ところが少し歩いたところに、正直周囲とは全く違うオシャレな雰囲気の建物があり、その中にカフェがあったので入ってみました。

Img_5754 小腹も空いていたので、友人とワッフルとコーヒーを注文。私はサーモンアボカドを、友人はあんこバターをチョイス。

 まずお店で焼いているワッフルがおいしい。トッピングなしでも全然イケるおいしさ。絶妙の甘みと豊かな香り。そして、サーモンもアボカドもちょうどいい味付けで、なおかつたっぷり。これで十分ランチになりますね。

 私が注文した水出しコーヒーも、実にまろやかで美味でした。友人注文のミルク出しコーヒーもおいしそう。

Img_5751 さらにここの特徴は「キャンドルカフェ」であること。いつくもあるキャンドルからお気に入りを一つ選んで席に持っていくと、それに火をつけてくれて、その香りを楽しみながら飲食ができます。なるほど面白いコンセプトだと思いました。ろうそくの炎と店内の暖炉の炎のゆらぎが、ゆったりとしたくつろぎを与えてくれました。

  思わぬ田舎で(失礼)、都会のカフェとは一味違うぜいたくな時空間をありがとうございました。

公式HP

 

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2024.03.24

徐福の旅路

Taiheiyo_jyunmaisyu_01 日から二日間、岡崎でセミナーです。いったい今年になって何回岡崎を訪れているのでしょう。さすがに異常ですね。

 今日もわざわざ北海道から3人の方がおいでになったりと、集められたメンバーがそれぞれのお役目を果たして素晴らしい会になりました。

 そう、そこに集められたメンバー同士が初めましてで意気投合していく様子こそ、私のセミナーの醍醐味なのでした。

 今回個人的にビビっと来たのは「徐福」というキーワードです。

 私、6時間ほど話すのですが、最初からちびちびと日本酒をいただきながら話します。飲酒運転などと言うことなかれ。もちろん酔っ払うことはありません。日本酒は御神事のアイテムです。

 で、今回和歌山から参加してくださった方が、差し入れに新宮市のお酒、尾崎酒造さんの「太平洋」を持ってきてくださったのです。

 和歌山の新宮と言えば、市をあげて「徐福」を前面に打ち出していることからもわかるとおり、色濃く徐福伝説を残している地です。

 全国20カ所以上ある徐福上陸・定住の地の中でも、新宮は山梨の富士吉田市に並んで有名ですよね。そして、愛知の三河地方にも徐福伝説が残っているのです。岡崎のお隣豊川市がその中心です。

 以前もどこかで書きましたが、当地方で17世紀末に成立したと見られる「牛窪記」に「徐福が熊野から三河に来て子孫は秦氏を名乗り本宮山麓に住んだ」という記述があるのです。

 徐福という特定の人物を象徴とする中国南部からの移民団が、九州北部から紀伊半島を巡って富士山麓にたどりついた記憶が、こうした徐福伝説の成立の背後にあると、私は考えています。

 今回「太平洋」を持ってきてくれた方は、そのような意識は全くなかったとのことですが、きっと高次元の意識存在が半分いたずらっぽく、こうした気づきを与えてくれているのでしょう。

 さすが日本酒だと思った次第です(笑)。

尾崎酒造

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2023.12.29

みうらじゅん賞 2023

 

 年もやってまいりました、ワタクシの中で最も権威ある賞、みうらじゅん賞の発表がありました。

 賞には無縁、というか興味のないワタクシでありますが、この賞だけは一生のうちに一度は獲りたい!

 今回、友人が研究員を務める奈良博さんが(間接的に)獲られたので、一昨年の「土偶を読む」竹倉さんに続き、友人二人がこの素晴らしい賞を授与されたことになります。

 さらに言うと、奈良博の山口隆介さん、そしてサンボマスターの山口隆さんが受賞されましたので、ワタクシ山口隆之も同時受賞したかったなと(笑)。

 個人的にはGOZUキャップほしい!

 多くの地方の天神社が、菅原道真公ではなく牛頭天王を祀る「天王社」であったことは重要です。ある意味封印、幽閉されている神でもありますね。

 スサノヲと同定されることもある牛頭天王。また、艮の金神を滅ぼした神という伝承もあれば、グルっと回って牛頭天王こそ艮の金神とすることもあるとか。

 男性神と思われがちですが、女性神であるという説もあります。祇園のことを思えば、それもあり得ますよね。

 いずれにせよ、近代的というか言語的な解釈を超えた「モノ」存在である牛頭天王が、どうも来年以降復権を果たしそうな予感がしますね。

 というわけで、この賞の発表を聞くと、ああ今年も終わるなあと感じます。そして毎年、来年こそはみうらじゅん賞を獲るぞ!と思うのでした…ま、可能性は限りなくゼロですが(苦笑)。

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2023.11.26

日本酒だけで生きることは可能なのか?!

 

 の日本酒好きは有名です。おかげさまで、お土産に各地の銘酒をいただくことが多く、消費しきれないほどです。ここ数年は自分で日本酒を買ったことがありません。感謝。

 皆様にもお伝えしていますが、私の憧れの人物はかの日本画の巨匠横山大観です。彼は後半生、ほとんど日本酒だけで生きていたと言われます。

 食べるのは朝の白米ほんの少しと、あとは納豆や佃煮、きんぴらごぼうだけだったと言います。つまり主食がお酒で、あとはつまみ。

 それでいて、後半生まさにパワーアップしてあの名作(富士山など)を作り続けました。たまの病気の時も日本酒だけは欠かさなかったとのこと。

 私は車を運転することがありますので、普段はさすがに朝からずっと飲むことは難しいのですが、たとえば地方に講演に行く時は、朝から電車で飲み、そして会場につくと皆さんがもう既に「燃料」と称して日本酒を用意してくれていることが多く、つまり話しながら「水」の如くお酒をチビチビ飲むのです(笑)。

 お酒ならなんでも良いかというと、そうではなく、私はとにかく日本酒専門です。ほかのお酒だと酔っ払ったり、気分が悪くなりますが、(良い)日本酒では全然酔わないどころか、ダウンロード速度が上がるのです(横山大観もそうだったのかも)。

 飲酒運転ならぬ飲酒講演しているわけですね。たぶん法律では禁止されていないでしょう。お客様もよくご存知なので、4〜5時間にわたる講演の数回の休み時間には勝手に酒坏を持ってきてくれます。

 というわけで、多分私はお酒はまあまあ強い方だと思います。上の動画で山本先生のおっしゃる遺伝的にアルコールの分解効率が違うこともわかるのですが、ただ体感的には、良い水、良い米、良い酵母で醸されたお酒は、腸内細菌の種類を変え、そして彼らに良きエネルギーを送るようです。

 横山大観が91歳まで生きて名作を作り続けたということは、上記の食事(?)で栄養が十分だったからで、これは現代の栄養学の観点からするとあり得ないことです。しかし、実際は実際の通りだった。

 つまり、多くの草食動物が草しか食べていないのにあれだけ立派な肉や脂肪や骨や何やらになるのと同じく、私たちも腸内細菌、あるいは皮膚上の常在菌の「おかげさま」に依存して生きることができるということでしょう。

 全て自分で完結しようとすれば、たしかに1日3食30品目とか食べなければならない。しかし、それは閉じた宇宙としての話です。私たちはもっと開かれているべきでしょう。

 てな、もっとらしきことを言って、私の(良い)日本酒好きを肯定しているのでありました(笑)。

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2023.11.07

松葉ジュースを作る

Th_img_3762 夜から今朝にかけて大変な嵐で、周辺のせっかく紅葉した木々の葉っぱの多くが吹っ飛んでしまいました。

 我が家の前の道はこういう時、川になり、上流からの漂流物が溜まります。その中にたくさんの赤松の枝がありましたので、これ幸いと拾い集めました。

 昨日の記事に書いたように、我が家の周辺は富士山麓の各種松の原生林なのですが、それらの松はそれなりの樹齢があり、すなわち皆20メートル以上の樹高を誇っています。

 そうしますと、無限にあっていくらでも手に入りそうな松葉が、実は容易には入手できないのです。そう、松葉は太陽の光を受けるところにしか生えないからです。つまり、とても手が届く位置に葉っぱがないのです。はしごをかけて取るというようなレベルではない。

 では、どのように松葉を採取するかといえば、まずは幼木を見つけるという方法があります。松ぼっくりが落ちて、運良く芽生えた幼木を見つけてそこから葉っぱを拝借する。

 しかし、これほど原生林が広がっていても、なかなかそうした幼木は見つけられないのです。おそらくはもうすでに数百年を経過して森が完成しており、なかなか地表には日光が届かない、あるいは適度な密集度で安定しているので、その間隙に新しい木が生長することは難しいということでしょう。

 そこで、貴重な採取の機会となるのが、こうした嵐のあとです。強風により、枝が折れてそれが落下する。そして雨水に流されて我が家に漂着する。これは縄文人にとっては(?)まさに天恵であります。労せずして手に入るわけですからね。

 それが今朝であったわけです。おかげさまで消費しきれないほどの量の松葉を手に入れることができました。

Th_img_3772 そして、さっそくその一部をミキサーにかけ、松葉ジュースを作りました。そのままストレートで飲んでもけっこういけるのですが、今回はそこに常飲しているリンゴ酢を加えまして飲みやすくしてみました。

 しばらくは大好きなコーヒーをやめて、こちらを飲んでみたいと思います。体調や精神の変化があるかどうか。最近ちょっと疲れ気味なので。

 なお、松葉ジュースの作り方などは、昨日紹介した本に詳細に書かれてますし、ネットでもたくさんの記事や動画が見つかります。皆さんもどうぞ。最強のアンチエイジングですよ。

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2023.11.06

『松葉健康法』 高嶋雄三郎

Th_81uol1vob2l_sl1500_ 日の鎌倉松のイベントで、主催者さまからいただき読んでみました。名著の復刻版。

 なるほど、「松の世」「松寿」「松竹梅」などと昔から言われてきたわけ、そして出口王仁三郎が松に格別こだわった意味がよくわかりました。

 たしかに、明治時代以降、西洋の医学一辺倒になり、こうして「民間療法」は卑下され忌避されてきましたが、近年西洋医学の限界や弊害が見えてきた中、松の復権の時が来ているとも言えます。

 これは、ある意味では幽閉された正神「艮の金神」の復活の雛型でもありましょう。

 「梅で開いて松で治める」。明治時代末期に梅は開き、そしてそののち「竹=武力」の時代となり、そしてようやく松の世が到来せんとしている。

 そういう意味でも、松に再注目し、松のお陰様をいただくことは、とても大切なことだなと感じました。

 実際、いただいてきた、松のお香やタバコをくゆらしますと、空間が浄化され、また心身が浄化される気がします。

 考えてみると、我が家の周辺は全国でも珍しく各種松の原生林が広がっているわけでして、今までその恩恵にあずかってこなかったのは不覚でありました。

 そして、若い頃、「松寿庵」というお寺(現在廃寺)に住んでいたことも、ここにつながるのかと気づいた次第です。

 松の世招来のために、松に囲まれて住む者として、やれることをやっていきたいと思っております。ご縁に大感謝です。

Amazon 松葉健康法

 

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