カテゴリー「ドリンク」の70件の記事

2017.01.30

「コク」の語源

Th_photo_main ッポロビールから「コクと香り」を向上させた「麦とホップ」が発売されるとのニュースがありました。
 また、同じサッポロビールですが、コンビニとのコラボで季節限定「至福のコク」を発売中ですね。
 こういう時の「コク」ってなんなんでしょうか。たしかにあるけれども、説明するのは難しいですね。
 コクとキレなんていう表現もよくあります。昨日の「獺祭」なんか、どちらかというと「キレ」というイメージです。こうした微妙な味覚は日本人独特とも言えます。決して科学的には証明できない「うまみ」の一つ。
 さて、そんな「コク」の正体とは別に、その「コク」という言葉自体について考えてみましょう。
 実際、私たちは「コク」というようにカタカナで書きますが、これって外来語なんでしょうか。
 いちおう言葉の専門家のはしくれとして調べてみましたところ、ふむ、諸説なるんですね。和語の「濃し」から「濃く」となったという俗説も、なんとなくありえそうですが、形容詞の連用形が名詞化するというのは「多くの人」「近くの家」とか言う時の「多く」「近く」など少数しかなく、特に単独で主語として立つのは「多くが賛成した」の「多く」くらいしかありません(「詳しくはお会いした時に」とか「正しくは〜だ」とか「細かくは知らない」などについては別に説明が必要なので割愛)。
 同じ味覚の形容詞が名詞化した例としては、「酸し」の終止形が名詞化した「すし(寿司)」、「辛し」の名詞化した「からし(辛子)」などがありますが、「濃し」が「こく」になるのはちょっと無理があるような気がします。
 そうしますと、もうひとつの可能性として挙げられている、中国語の「酷」がそのまま日本語化したという説の方が有力のような気がしてきます。
 えっ?「酷」?と思われると思いますが、もともと「酷」という漢字は「むごい」という意味ではなく、酒偏であるのことからも分かるとおり、「お酒が発酵する」「穀物が熟す」という意味があるんですよね。
 まさにお酒の発酵が進んで味に深みが増しているイメージです。そうすると、ビールの「コク」というのは、まさに麦とホップの発酵、熟成の度合いが高いということを意味するわけで、なんとなく納得できます。
 しかし、「酷と切れ」「至福の酷」ですと、なんだかとってもアブナイことになってしまうので(笑)、「コクとキレ」「至福のコク」と書くようになったと。
 まあ、「酷」という漢字も「酷似する」なんていうときは、そんなに悪いイメージではありませんね。
 それにしても、考えてみると、「酷」と「切れ」というのは、どちらかというと正反対の概念で、なんか両立しないような気もしてきます。
 それを両立するからすごいのかもしれませんが。味わい深いけれど、さっぱりもしているということでしょうか。うむ、日本の飲食文化は本当に深いですね。まさに「酷」な状況なのでしょう。

日本屈指の職人が語る「コク」とは?公開中!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.01.29

「獺祭」の挑戦

Th__20170130_124829 夜は新宿住友ビルで尊敬する人生の先輩方とお酒を酌み交わしました。お料理も含めておいしかったなあ。
 私はもっぱら日本酒をいただきました。後半は「獺祭」。やっぱり飲みやすいし飽きが来ない。いいお酒ですよ。
 究極まで磨いた純米吟醸「二割三分」で大ブレイクした旭酒造さんの獺祭。今ではおいしい日本酒の代名詞となって、本当にいつでもどこでも飲めるようになりました。
 ちなみに二割三分、私は一度飲んだことがあります。というのは、これぞ完璧な「おこぼれ」なんですが、安倍昭恵さんがウチに遊びにいらした時、総理主催の某祝宴で余った二割三分をお土産に持ってきてくれたんです!
 一般庶民の代表格のようなワタクシには縁がないと思っていた憧れのお酒をいただき、ついつい我慢できず、その場で飲み始めてしまったワタクシでありました(笑)。
 もちろんそのおいしさは格別でありましたが、最近チェーン店でも出てくる「普通の」獺祭も充分においしいと思います。
 実は昨日、こういう記事が配信されました。

巨大なビルで大量生産…日本の名酒『獺祭』がちょっと変だぞ!?日本酒好きのあいだでは賛否両論

 たしかに旧来の伝統的な酒蔵のイメージも大切だと思いますが、そこを突破して安定した高得点を大量に叩き出している現在の旭酒造さんも立派だと思いますよ。一般庶民、特に若い女性や、あるいは世界中の皆さんに日本酒のおいしさ、スマートさを広めた功績、さらには昨日の私のいた場もそうでしたが、獺祭によってお食事もおいしくなり、話もはずみ、それが地球平和につながる…いや、大げさでなく、お酒にはそういう効果がありますからね。素晴らしいことじゃないですか。
 最終的に機械やAIに仕事を任せるにしても、そこにはそれを設計する「人」の智恵と経験と技術が詰め込まれているのです。実は現代的なシステムの中にこそ、そうした職人的な魂がこもったりするものです。
 そういう意味では、これからの社会の構築に際して、日本人の果たす役割というのは大きくなると思っています。
 私は「獺祭」の挑戦を応援したいと思います。

Amazon 獺祭【木箱入り】磨き二割三分 純米大吟醸 720ml

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.12.23

天皇誕生日の夜に

Th_img_6850 皇誕生日。天皇陛下万歳(ばんぜい)。「万歳」というのは字面通りですと一万年という意味であり、実際には永遠に近い非常に長い時間を表すものです。ですから、お誕生日にふさわしい寿ぎの言葉であります。「天皇陛下、いつまでもお元気で」ということです。
 ちなみに「ばんざい」と読まれるようになったのは近代になってからで、もともとは「ばんぜい」または「まんざい」と発音されていました。ですから、ここでは「ばんぜい」と書いておきます。
 実は、今日、私は「天皇陛下ばんざい」を叫ばせていただきました。それも絶対にそれを許さないような場所(敵地の懐)で(笑)。もちろんあえてです。しかし、意味としては「天皇陛下ばんぜい」であることを説明させていただきました。
 その場所とはこちらです。
 さて、今日はそこで忘年会をやり、気心の知れた尊敬すべき仲間が集まってくださったのですが、なんと、今日になって超サプライズゲストがいらっしゃることになって、私も大変うれしく、また大変驚いたのでした。
 参加者の皆さんにも全く予告せずのサプライズでした。というか、今日突然実現することになったので予告のしようもなかったのです。
 その方は、私たちの宴にいらっしゃる前には、皇居で陛下のお誕生日のお祝いの儀に出席されていたんです。そう、その方は、安倍昭恵さん。ファーストレディご本人です。
 まさかと思いつつも、なんとなく直観が働きまして、今日午前中にお誘い申し上げたところ、「行きます」とのお返事が。私にとっても今年最大のサプライズでした。
 昭恵さんを交えて、濃〜いメンバーによる濃〜い対話が続きました。もちろん天皇陛下ご自身やご皇室に関するお話もありました。いずれにせよ、未来に向けて私たちがどのように生き、どのような国、そして地球を作り上げていくべきなのか話し合いました。
 実はそこには出口王仁三郎の耀わんが二つ、そして高次元宇宙にも関係する未来の医療具が四つ集結しており、その空間はまさに未来に直接つながっていたように感じました。
 そんな中で、私もこのブログで最近繰り返してきた「天皇家の統合」「平成30年の重要性」などについてお話をさせていただきました。
 と、ちょっと堅苦しく報告してしまいましたが、実際にはおいしい秋田料理と秋田の日本酒で大いに明るく楽しく盛り上がっておりました。実に充実した時間を頂戴いたしまして、本当に参加者の皆さまに御礼を申し上げたいと思います。来年、再来年としっかり頑張らせていただきます。もちろん「地球の平和」のために。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.12.01

カリタ 『手挽きコーヒーミル クラシックミル』

Th__20161202_84417 は生まれて初めてコーヒーを挽きました。いやあ、今までなんでこんな素晴らしい作業をしないできたのでしょうか。
 コーヒーは好きで毎朝飲んではいたわけです。粉で買って、普通にコーヒーメーカーで淹れてですね。
 ただ、最近、街のカフェが流行ってるじゃないですか。コンビニでもおいしいコーヒーが飲める。特にセブンイレブンのコーヒーはおいしく感じる。なぜなら、目の前に豆が詰まっているからですよ。
 それをガーッとその場で挽いて淹れている。その雰囲気、ヴィジュアルがおいしそうなわけです。
 それで、これは我が家でもそうした演出が必要だということで、このたび初めてコーヒーミルを買って挽いてみたわけです。
 もちろん香りと味も違うのはもちろん、たしかにあの挽いている時の五感への刺激がたまりませんね。
 まず、視覚。あえてフタを開けてハンドルを回してみると、豆が踊っている。それだけでも楽しい気分になります。
 続いて聴覚。あのガリガリという音はたまりませんね。機械の均等な音ではなく、ちゃんとメロディーが奏でられる。まるで楽器を操っているかのよう。
 楽器と言えば、触覚も大切です。あの振動が心地よいですよね。
 そしてもちろん嗅覚。粉では味わえない、あの香り。ぜいたくです。ここがポイントですよね、コーヒー好きにとっては。
 そして、最後に味覚。やはり挽きたては違う。今日はスーパーで安い豆を買ってきて試してみたのですが、気分も含めて明らかにセブンカフェより美味しい!新鮮な苦味、酸味が素晴らしい。粉の時は、思わずミルクを入れてしまうことが多かったのですが、やはり挽きたてはブラックがいいですね。
 というわけで、これは電動の機械では味わえない、実に人間的な喜びであります。ヨーロッパ人がほとんど中毒と言っていいほどはまったのは、こうした五感へのバランスの良い刺激があったからでしょうね。
 そして、このカリタのクラシックミル、デザインもおしゃれですし、機能的にも優れている。安定感もあるし、挽きやすい。
 挽ける量が少ない(小カップ4杯分くらいが限度)のと、引き出しから粉を取り出すのがちょっとコツがいること以外は完璧だと思います。このお値段でこのぜいたくをこれから毎朝味わえるということ自体がぜいたくですね。
 これからはいろいろな豆を買って、挽き方も工夫してみたり、いろいろ実験していきたいと思っています。
 この歳になって、こんな人生の喜びに出会えるとは(笑)。

Amazon カリタ 手挽きコーヒーミル クラシックミル

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.11.16

司牡丹 純米吟醸『吾唯足知』

Th_41gsoh9axl_sy445_ 近、毎週のように新しい銘柄の日本酒を飲んでいます。気の合う方々とのおいしいお酒ほど楽しいものはありませんね。
 その中で特に印象に残っている日本酒を紹介いたします。高知県のお酒、司牡丹の「吾唯足知」です。
 「吾唯足知」と言えば龍安寺のつくばいが有名ですよね。実にナイスなデザインです。口を巡って、時計回りにちゃんと並んでいる。それも漢文の「吾唯知足」ではなく、訓読の語順通りというところがいいじゃないですか。
Th_unknown つまり、これは日本人のデザインなんでしょうかね。
 ちなみに「吾唯知足」という言葉自体も日本人の発明だと言われています。もちろん孟子をはじめとして、漢籍には「知足」がたくさん出てきますが、「吾唯」を加えて「吾唯足るを知る(のみ)」としたのは日本人の可能性が高いとのことです。
 「知足」は禅の奥義の一つです。龍安寺のあの石庭が象徴するがごとく、決して過剰ではない、必要最低限、いや究極的には「無」にさえも満足するということです。
 ですから、そこに「吾唯」を加えることによって、ある種の禅的悟りの境地を表現したということでいえば、やはり、いずれかの禅僧が「吾唯足るを知るのみ」を日本語として考えだしたのだろうと思います。
 それが偶然か、あるいは意図的か、全ての漢字に「口」が含まれていた、さらにそれが上下左右に見事に配置されたということでしょう。
 おっと、お酒の話を忘れてた(笑)。このお酒、京都ではなく高知のお酒ですが、本当に禅味に溢れた逸品だと思いしました。
 まさに過剰な感じがしない、実にあっさりとしていて、もしこの名称でなかったら、ちょっと淡白過ぎるかなというくらい、まさに「知足」な味わいです。そういう演出効果も大切でよすね。
 かなり気に入ったので、また買い求めようと思います。そして空き瓶に安い紙パック酒を入れて「足るを知る」にしようっと(笑)。

Amazon 司牡丹吾唯足知

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016.01.14

『米の郷 (秋田のパック純米酒)』 秋田県発酵工業株式会社

20160115_104834 トックしてあった燃料が切れたので注文してみました。燃料とはもちろん「日本酒」のことであります。
 特に冬は暖房代わりとしても使っているので、とても大切なものです(笑)。
 いちおう自分は日本酒党だと公言しておりますが、実は正確に言いますと「純米酒党」なのでありまして、純米酒でしたら、高かろうが安かろうがあまり気にしません。
 毎日の燃料補給…いやいや晩酌(もちろんセルフ給油…いやいや手酌)には、この手の安い純米酒が一番ですね。
 昨年11月までは、谷の越をまとめ買いしておりましたが、さすがにちょっと飽きてきたこともありまして、先月は某コンビニのパック純米酒を買って飲んでいました。
 しかし、やはりどうも淡白すぎて物足りない。もう少ししっかりした味があってもいいのになあ、まあ安い純米酒だからしかたないかと思いつつ、ネットでこの「米の郷」を見つけまして、秋田の酒なら少し甘みもあるのではないかと注文してみたというわけです。
 で、今日届きましたので、さっそく飲んでみました。まずですね、とんでもなく安いのでビックリ。計算してみたら、1.8l換算で822円ですよ。さすがにワタクシ史上最安の純米酒です。
 そして味の方ですが、これが予想どおり秋田の酒らしく少し甘い。かと言って甘すぎることはもちろんなく、淡い甘みですので飽きがこない。舌触りもなめらかで、1日目から晩酌にしてはちょっと飲み過ぎてしまいました。まあおかげでぽっかぽかで熟睡できましたが(笑)。
 秋田県醗酵工業と言えば、秋田では言わずと知れた「そふと新光」の会社ですよね。秋田に行くと看板をよく見かけます。そふと新光も、それこそソフトな焼酎としてけっこう人気です。お値段も安いし。
 秋田県醗酵工業さんは、今はオエノングループに入っているとのことで、そういう意味では以前お世話になっていた福徳長さんとも関係が深いということになりますね。
 とにかく安いし、ドカンとボリュームもありますので、日々の燃料補給にはピッタリではないでしょうか。
 ちょっとオシャレを決め込みたい時は、高級な酒器に移していただくと、もうすっかり高級酒になっちゃいますから、ぜひそんな遊びをもお楽しみください。

【純米酒パック楽天最安値級】【送料無料】秋田の純米酒 米の郷パック 3L×4本(1ケース)【2…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015.04.13

純米大吟醸 『回天』 (はつもみぢ)

Th__20150413_21_16_18 り合いが送ってくれました。山口県の純米大吟醸酒。
 昨日近所で取ってきたふきのとうの天ぷらを肴にさっそくいただきました。
 うむ、なかなかキレのある辛口のお酒ですね。吟醸香は軽めですが、舌の上では意外とずっしりした重みを感じます。好きなタイプの吟醸酒ですね。
 「回天」とは、あの人間魚雷回天にちなんだ名前です。
 このお酒を醸しているはつもみぢさんは山口県周南市にあります。周南市の大津島にはかつて回天乗組員の訓練施設がありました。
 このお酒も、国を護るために若くして散っていった若者たちの遺志を後世に伝えるために、このように命名されたようです。
 なるほど、先ほど書いた軽めで明るい吟醸香と、ある意味それに反するずっしりした味わいや喉越しは、そういう歴史を映しているのかもしれませんね。
 人間魚雷、特攻隊と言うと暗く悲惨なイメージつきまといますが、実際のところ当時の特攻隊員たちの思いというのは、なかなか現代の私たちには共感するのが難しいのが事実です。
 正当化するとか美化するとかいう意味でなく、私たちは素直に当時の人たちの心に寄り添ってみる必要はあると思います。その作業を怠って、単純に現代的な視点から否定したり、憐れんだりするのはどうでしょうか。その歴史が繰り返されるべきでないことは当然として、その時のその個人の思い、人生、命まで否定してしまうのは、あまりに失礼なことだと私は思います。
 そんな意味も含めて、これもまた若い知り合いのスピーチ動画をご覧いただきます。私も知らなかった事実がたくさんありました。
 「回天」を呑みながら、私ももう一度彼らの心、志に寄り添ってみたいと思います。

はつもみぢ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015.03.06

本搾り(KIRIN)

Th_concept_part02 外に手に入りにくい人気商品。
 2012年に179万ケース、2013年に341万ケース、2014年に552万ケース。その割に見かけないという不思議な商品です。
 近所のコンビニなどではほとんど見かけることなく、私はとあるドラッグストアにて購入しております。
 今日も鼻炎の薬を買うついでに2本購入してきましたが、レモンしかなく、他はストックもなしとのこと。やはり売れるようですね。
 キリンさんもここまで売れるとは思っていなかったのでは。
 チューハイ市場はもう長年飽和状態でしたから、新しい商品を開発するのは難しいと言われてきました。「氷結」とか「超冷」とか「-196℃」とか、なんだか分からないけれど、冷え冷えイメージが乱発したり、アルコール度を上げる方向に行ったりと、メーカーも苦労しているなという感じがありました。
 そこに突如現れた「本搾り」。果汁とウォッカのみという、それまでとは大違いの「マイナス思考」。これが逆に新鮮だったわけですね。
 たしかに、居酒屋の生搾りレモンサワー的なシンプルさ。甘くないし、妙な香りもない。たっぷり果汁が自然な味わいで飽きが来ない。
 たしかに、レモン12%、グレープフルーツ28%、オレンジに至っては45%という高果汁度は、その数値を見るだけでも魅力的ですよね。なんとなく健康的な感じもする。
 それにしても、「チューハイ」って、もともとは「焼酎ハイボール」の略ですよね。しかし、今や焼酎で、いや焼酎を割ることはあまりありませんね。この本搾りも「ウォッカ」です。
 今年になってサントリーもこの流れに乗ったらしく、高果汁度の「こくしぼり」を発売しましたね。本搾りが手に入らない時、ためしに「こくしぼり」を買って飲んでみましたが、こちらはフツーの缶チューハイなみに甘味料やら香料やらが入っているようで、あまり新鮮な感じがしませんでした。
 やはり「本搾り」ヒットの要因は、高果汁度ではなく、無添加的な部分だったのですね。
 こういう「マイナス思考」すなわち「引き算思考」は、他のジャンルにおいてもこれから重要なポイントになってきそうですね。
 学校も案外そうかもしれません。いろいろ「付加価値」の増量に励んできましたが、実は本質に帰ることが大切なのかも。
 本搾りを飲みながらそんなことを考えました。
 リンゴやライム、その他季節限定商品なども発売されるようで、これからの展開も楽しみであります。
 そして、不思議なことですが、コンビニなどで見かけない「レア感」がまた魅力だったりするわけです。
 ちなみにネットでは普通に買えますね。
 それにしても、なんでこんな高果汁度のスピリッツが、普通のジュースより安いのでしょうね(笑)。

Amazon キリン 本搾りチューハイ グレープフルーツ 缶 350ml×24本


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.08.23

とりあえずビール

Th_img_2341 日はPTA主催のBBQ大会。たくさんの生徒、保護者、先生方が集まって楽しい時間を過ごしました。
 大人の男子会パートは、さっさと肉や野菜を焼いて、あとはひたすらお酒をいただきました。
 私も「とりあえずビール」で乾杯。あとは、首相からいただいたオーストラリアのワインや新潟の日本酒をいただきました。
 ところで、この「とりあえずビール」ですが、高度成長期以降に一般化した常套句であります。
 宴会の乾杯用、すなわち一番最初のお酒として、サーバーから直接つがれるため時間や手間がかからず、なおかつジョッキという乾杯しやすい形で出てくるビールに人気が集まったのが、その頃からということです。
 日本で最も飲まれているビールのブランドはアサヒでもキリンでもなく「とりあえずビール」だというのは、桂文珍さんのネタだったでしょうか(笑)。
 ただ、最近ではお酒も多様化しましたし、また、集団意識の変化もあって、若者の中では「とりあえずビール」を好まない人が増えてきたとのこと。ブランド価値が下がってきたわけです。
 実は私も炭酸があまり得意ではないので、一杯目から冷酒を頼む派であります。
Images しかし、やっぱりバーベキューと言えば屋外ですから、ビールですよねえ。特に今日は自宅から会場まで山道を40分ほど歩いて行った(飲みたかったので車で行かなかった)ので、気分はビールでありました(笑)。
 この「とりあえずビール」の「とりあえず」ですが、皆さんの認識のとおり、「他のことはさしおいて」「間に合わせてとして」という意味です。なんとなく、主役や本題はあとに控えているような感じですね。
 古語の使用例を調べてみますと、そのような意味で使われているものとともに、「すぐに」という意味でも使われています。
 それは現在でも「取るものも取りあえず」の形で残っていますね。たしかに、「とりあえずビール」も「取るものも取りあえずビール」と言えないこともない。たとえば私だったら「日本酒も取ることができずビール」ということです。
 この「あえず(あへず)」は、漢文の「敢不」あるいは「不敢」の訓読から一般化した言葉であると考えられます。
 漢文における「敢不〜」は「あえて〜せず」、「不敢〜」は「あえては〜せず」で、前者は全部否定、後者は部分否定と説明されます。
 それが独立して日本語に取り入れられ、「あえず」だけで「耐えられない」「我慢できない」というような意味で使われるようになりました。万葉集や源氏物語にもそのような例が見られます。
 それが動詞の連用形に助動詞のような形でつくようになり、「〜できない」「〜しきれない」という意味で使われるようにもなりました。「取り敢えず」はそのような例の一つですから、もともとの意味はやはり「取ることができない」「取りきれない」ということになります。
 「とりあえずビール」に戻って考えてみますと、「取ることができないでビール」「取りきれないのでビール」のような原義であることが分かります。先ほどの「取るものも取りあえずビール」と同じニュアンスになりますね。
 つまり、「とりあえず」の裏側には必ずビール以外の主役、本題、メインメニューがあるということですね。ビールはあくまで脇役であると。
 ま、人によってはビールこそが主役という人もいるわけで、そういう人にとってはたしかに「とりあえずビール」というのはおかしい感じがしますよね。
 というわけで、昼間っから飲み過ぎたので、「とりあえず寝ます」(やるべき仕事はあるけれども)。おやすみなさい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.05.06

吟醸 蓬莱 伝統辛口 (渡辺酒造店)

 て、安房峠をくぐった私たちは、雨の中岐阜県高山市へ向かいました。
 高山には特に用事はなかったのですが、それこそなんとなく思いつきで立ち寄ることにしました。ちょうどお昼の時間だし、高山ラーメンでも食べようかと。
 しかし、案の定、街の中は観光客でごった返しており、どの飲食店にも長蛇の列。だいいち駐車場がどこもいっぱい。
 というわけで、少し離れた所まで移動してお昼をとろうということになりました。
 しかし、せっかく高山に来たので、聖地位山でも拝んでいこうかと思いましたが、雨もけっこう激しく降っていて、遠くから望むこともできなさそうでしたこれも断念。
 代わりになんて書くと怒られそうですが、位山にも縁の深い、そしてワタクシとも因縁の深い(ずいぶん熱心に誘われました。それもいきなり幹部待遇で…笑)某新興宗教団体の世界総本部の周りをグルっと巡ってきました。
 まあ、あれはあれでいいんじゃないでしょうか。特に感じるモノなし。
 その後、国道41号線を北上。道の駅アルプ飛騨古川で休憩&食事をとりました。
 飛騨古川と言えば、日本酒マニアなら知る人ぞ知る、渡辺酒造店がある街ですね。
Th_img_9450 飛騨のお土産屋さんに行くと、必ず売ってますよね「蓬莱」。特に「蓬莱吟醸」はかの福山雅治さんお好みのお酒という宣伝がされています。
 その話の真偽はともかくとして、この酒は一度は呑まねば。
 これは偶然なのか必然なのか、お店のBGMが「桜坂」に(笑)。そのタイミングを見計らったわけではありませんが、私も小瓶を購入いたしました。
 富士山に帰ってさっそく呑んでみましたが、たしかにこれは旨い。上品な吟醸香と、辛口ながらほのかな甘さの残る飲みくちがなんともオシャレ。たしかに飛騨の荒々しい縄文的な味わいというよりは、福山雅治の弥生的なスマートさであります(笑)。
 いやいや、福山さんはああ見えてエロトーク得意だったりして、けっこう縄文的な豪放さを持ち備えていますからね。そんなギャップというか、深みというか、そんなモノを予感させる味であります。
 とりあえず表面的な軽いおいしさから入って、あとはドロドロはまっていくというか(笑)。
 これは一升瓶で買って常備しておいて損はないお酒ですね。お値段もお手頃だし。いろいろな料理に合いそうですし、お客様も満足してくださりそう。
 ちなみに、上の写真にありますように、渡辺酒造店の「渡辺」は、家紋「三つ星に一文字」の渡辺氏ですね。すなわち嵯峨天皇を出自とする名門、摂津の渡邊であると思われます。
 富士北麓、特に富士吉田市にはこの一門の渡辺さんが大量に住み着いており、私が教えたある女子クラスなんか、40人中14人が渡辺姓でした。もう下の名前で呼ぶしかないという。ちなみにそのクラスの担任の先生も渡辺でしたな、たしか。
 摂津の渡辺氏は、もともと「ワタの部」、すなわち海人であります。ある時代には三つ星を掲げた渡辺氏が海賊として活躍し、また商船を操って全国を行脚しました。
 その末裔が全国各地にいるわけですね。この飛騨の渡辺氏も流れ流れてやってきたのでしょう。
 いろいろな歴史に思いを馳せながら、ほんの一瞬、福山雅治になりきっていたワタクシでありました。

渡辺酒造店公式

飲んで旨い酒を、熟練の蔵人が愚直に醸す、本道の酒造り蓬莱 吟醸 伝統辛口1.8L渡辺酒造店

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧