艮の金神のお出ましか!
芦別岳を遥拝して来ました。不思議なご縁あって滝川市の友人にいろいろとご案内いだきました。
まずは芦別市の真言宗単立寺院光元院へ。日本の体操界を支えてきた大阪大学名誉教授の先生が住職をされています。
いろいろ驚きがあったのですが、何よりびっくりしたのは先代が懇意にしていたという、あの肖像画家馬堀法眼喜孝の絵がたくさんあったことです。
馬堀法眼は、かの旧一万円札の聖徳太子像を描いた人として有名ですね。歴代天皇はじめ無数の偉人の肖像画を描いてきた人物です。
我が家には喜孝が描いた出口直、出口王仁三郎、出口澄の肖像画の複製が飾ってあります。その本物は綾部の梅松苑で何度も拝見しております。
いや、本当に驚きました。七福神像をはじめとして、立派な名品が多数あるのです。それを観るだけでも価値があります。皆さんぜひ訪れてみてください。ある意味有名な北海道大観音のすぐ近くです。
光元院をあとにした私たちは富良野へ。艮の金神(国常立尊)がお隠れになっている芦別岳を、耀わんとともに遥拝し鬼門開きをするためです。
当初の予定どおり東大の農場にて遥拝したのち、近くにある大本の北海本苑さんをアポなしで訪問しましたところ、私たちを快く受け入れてくださりました。
神殿にて耀わんを奉り、神職さんに天津祝詞をご奏上いただきました。感動と感謝の時間。
鬼門開き。これが今の私の仕事であり、セミナーなどのテーマでもあります。隠されたモノ、あるいは洗脳されて忘れ去ってしまっているモノの復活。そういう時が来ているのです。
神殿には王仁三郎はじめ教主、教主補の多くの作品が飾られていました。それだけでも大興奮でした。友人たちは私の姿を「5歳児みたい」と笑っていましたが、本当に子どもになったような気持ちだったのです。
御神事が終わって外に出ますと、王仁三郎の神聖歌碑の後ろにそびえる芦別岳にかかっていた雲が去り、天の階が降り注いでいました。なんという奇跡でしょう。
もしかすると、本当に艮の金神がお出ましになったのでは。きっとそうなのでしょう。
このタイミングで、ほとんど自分の意思ではなく、自然と導かれてここにいるという幸福。本当にありがたいですし、身の引き締まる思いもするのでした。
自己実現ならぬ神実現のために、これからも邁進してゆきたいと思います。本当にありがとうございました。
北海本苑の神聖歌碑(昭和7年建立、10年弾圧で破壊、41年再建)
芦別の山はかなしも勇ましも神代ながらの装ひにして
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