カテゴリー「旅行・地域」の1157件の記事

2018.09.20

『水の瀬きよき 学校疎開の記録』 鈴木道子 (文芸社)

Th_61w1vfqslxl_sx335_bo1204203200_ チの夫婦と二・二六事件は深い因縁があります。というか、因縁ができてしまったのですね。
 細かいことはいろいろと書き散らしてきましたが、いつかしっかりまとめなければと思っています。物語としては面白いでしょう。小説や映画にしたら、「できすぎ」なストーリーと言われそうですが。
 さて、私は静岡の出身、家内は秋田、そして二人は今山梨に住んでいます。そうした土地の霊脈が二・二六との因縁を生んだわけです。よく地縛霊と言いますが、やはり場所(トポス)というのは「因」と「縁」にとって非常に重要なのですね。
 具体的に言いますと、静岡で安藤輝三(夫人が静岡市出身・本人の墓もある)、山梨で斎藤実(宮下文書関係)、そして秋田で渡辺錠太郎(某小学校との交流)というところで、いろいろ我らの身に「事件」が起きてきたわけですが、ここへ来て、より穏やかな形で、そうした地縁を感じることがありました。
 一つは、渡辺錠太郎の娘で、父親が惨殺された瞬間を目撃してしまった、あの渡辺和子さんが、山梨に疎開していて、山梨で洗礼を受けて、山梨のカトリック系の幼稚園に教諭として勤めていたという事実。今、そのあたりを調べています。彼女に多大な影響を与えた神父さんがいるはずです。
 そして、このたび、ひょんなことから知ったのが、この本の編者鈴木道子さんが秋田の石澤に疎開していたということ。鈴木道子さんは、安藤輝三が敬愛しつつ襲撃してしまった鈴木貫太郎のお孫さんにあたります。
 石澤と言えば、家内の出身地にほど近く、今でも義父はその地の山に山菜を採りに行っています。私たちも時々、本荘に抜ける時、石澤を通過していました。そして、いつも気になるトンネルがありました。それは「絆の茂里トンネル」。なにか素敵な名前だなあと思いつつくぐっていました。
 そのトンネルの上に、109本の桜が植えられているとは知りませんでした。それを植えたのは、かつて昭和20年に東京から疎開してきていたある女学校の学生たち。戦後50年を機に東京と秋田の絆を記念して植えられたとのこと。
 正直、これまた鳥海山を望む、そして八塩山のふもとというピンポイントでしたので驚きました。
 この本は、そんな時局の中、繊細な感性を持つ12、3歳だった彼女たちの手記などを中心にまとめられたものです。一通り読んでみました。そして驚きました。本当に素晴らしい文章ばかりだったからです。彼女たちが特別優秀だったということもあると思いますが、それ以上にその純粋な心と、さらに純粋とも言える秋田は石沢の皆さんの純粋さ、そして当たり前ですが、戦争などとは関係ない大自然の純粋さ、それらが共鳴して、実に美しい文章になっている。
 地味な本ではありますが、貴重な疎開資料でもありますし、なにより人の心の絆が歴史や時代や事件を超えてつながっていることに感動させられます。
 関係者のみならず、多くの方に手にとっていただきたい本ですね。
 来春には「絆の茂里」をゆっくり訪ねてみたいと思います。

Amazon 水の瀬きよき
 

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2018.09.19

マレビトと教育

Th_img_2613 日は北欧の学生たちがウチの幼稚園を訪問し、日本の幼児教育を見学しました。
 そうとうショックだったと思いますよ。というのは、来週幼稚園の運動会でして、そのための練習をしていたからです。
 ご存知のとおり、日本の「運動会」というのは世界的にも珍しい行事です。すなわち軍隊の教練の一部としての体錬(錬成)大会の流れと、ムラの祭の流れが見事に合流しているからです。
 日本人としては、やはりムラの祭というイメージが強いけれども、外国人から見ると、どう見ても子どもアーミーにしか見えない。
 そんな「日本的」な文化としての「運動会」の練習という、非常にマニアックなシーンをいきなり見たわけですか、それは北欧の皆さんは驚いたでしょう。
 ただし、マイナスイメージではなく、どちらかというとプラスにとらえてくれたようです。北欧は特に子どもを自由に育てる傾向があるので、そのある意味正反対である日本式集団競技的幼児教育は、とても新鮮に感じられ、また自分たちの知らなかった子どもの可能性を読み取ったようです。
 さらに引率した日本人の大学生たちも、自らが通ってきた「教育文化」について考えさせられる機会となったと喜んでいました。まさに国際交流の醍醐味ですね。
Th_img_2617 また今日はラッキーなことに、近所の下浅間さんで恒例の「やぶさめ祭」が行われていたんです。これもまた、日本人でもなかなか体験することができません。私も地元にいながら、ほとんど見たこと、参加したことがありませんでした。
 流鏑馬はもちろん、御神事、神楽、獅子舞など、私にとっても興味深いことが目の前に展開し、さらにそれを外国人に説明することよって、今までとは違った深さで日本という母国をとらえることができました。
 特に個人的に面白かったのは、獅子舞神楽が幼稚園を訪問してくれた時の様子ですね。いわゆる「マレビト」として訪問した神は、まず子どもたちを脅します。怖がらせます。泣きながら逃げ回る園児たち。
Th_img_2615 これなんか、外国から見ると「いじめ」に感じられるかもしれませんね。トラウマになるのではないかと。しかし、でも書いたように、それを大人が音曲やお金、お酒でもってもてなすことによって、「鬼」は最終的には穏やかな神に変化(へんげ)する。
 それによって、子どもたちは神(自然)の性格を知ることができ、また大人に対する敬意や憧れを持つようになる。これって究極の日本的教育ですよね。
 実際、最後、園児たちは獅子たちに「バイバイ」と手を振っていました。これこそが非日常たる祭の機能の一つでありましょう。社会教育ですよ。
 とても楽しかったし、勉強になりました。考えてみると、「外国人」も「客人=まろうど=マレビト」ですよね。大事ですね。外の文化と交流し非日常を作り出すことは。コト世界にあえてモノを招くのであります。

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2018.09.15

富士学苑中学・高等学校ジャズバンド部 第16回リサイタル

Th_img_2547 年もやってまいまりした、本校ジャズバンド部のリサイタル。立ち見の方も多くいらっしゃるほど超満員。ふじさんホールがこれほど埋まることはそうそうありません。
 それほどこのバンドは実力があり、人気があるのですね。実際、今年もまたとても素晴らしい楽しいステージでした。
 富士吉田市長さんも駆けつけてくれまして、祝辞といいますか、いろいろな市の行事で活躍していますから謝辞でしょうか、ありがたいお言葉をいただきました。
 いつも書いているとおり、学校のクラブ活動ということで、毎年メンバーが違うにもかかわらず、こうして高いレベルを維持し、かつその年度のメンバーの個性を活かすのは大変だと思います。
Th_img_2551 今年のバンドは決して派手さはありませんが、しかし、全体のバランスがよく、また音色がソフトで、心穏やかにじっくり音楽に浸ることができました。ていねいなアンサンブルに好感を持ちました。
 3年生はいちおうここで引退となり、それぞれの進路に向けて頑張ることになるのですが、今年はこのあとも横浜や東京ビッグサイトでの演奏、日本医師会でのアトラクションなど、まだまだ活躍の機会があるようです。
 演奏終了後、ある部員の保護者の方と話したのですが、こういう富士山麓の、ある意味田舎の自然の中でジャズをやっているからいいのではないかと。中高生の純粋な魂と自然環境がああいう音楽を生むのではないかと。なるほど。たしかに都会の大学生のバンドはつまらない(失礼)。
Th_img_2548_2 音楽って本来自然の中にあるべきなのかなと思いました。ジャズのソウルは大自然の中にあります。しかし、それが歴史的悲劇の中で皮肉にもアメリカの都会で成熟した。それがまたこうして日本で自然に還っているのだとすれば、それはそれで実に感動的なことですね。そういう歴史的事業に関与している生徒たちは幸せですし、それを享受できる私たちもラッキーです。
 今年の会場の雰囲気は、なにかそういう大きな「愛」とでも言うような揺りかごの中にいるようでした。演奏者たちもいい意味で力が抜けていましたね。前半の本格的ジャズナンバーも良かったけれども、後半、スティービー・ワンダーやサザンのように分かりやすい曲が並んだり、ダンス部とのコラボがあったのも良かった。
 さて、昨年まで6年間同部でベースを弾いていたウチの愚娘も、OGとしてステージに上がりました。そう、卒業生が富士山燦燦楽団というバンドを結成しまして、本格的に活動を始めたようです。
 その練習動画がありましたので、紹介しておきます。


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2018.09.14

ハンソンミンさん講演会

 国から結婚を機に来日し、山梨の市川三郷町の山奥で荒廃した桑畑を再興し、いまや大規模に桑の葉茶の事業を展開している、ハンソンミンさんの講演を聴きにいきました。
 日本を山梨を、祖国・故郷のように愛し、義理の父親をはじめ人生の先輩を、実の父親のように敬い、友人たちを家族のように大切にする男。
 会社「桑郷」の理念は、「百年を生きて千年の未来を輝かせる志で 地元山梨・日本・世界に貢献する」。まさに未来志向ですね。
 実際、ハンさんの講演は実に素晴らしかった。前向きで元気で愛に満ちていました。「志」という日本語を、ここまで体現している人がいるとは。今の日本人の私たちに足りないものをたくさん教えていただきました。
 私も刺激を受けまして、自らのぶっ飛んだ(笑)志を表明させていただきました。家内も泣きながら何か語っていました(笑)。
Th_img_2541 講演後、懇親会がありました。そこでもハンさんはもちろん、彼にインスパイアされた熱い人たちの、それぞれの志を聞くことができました。
 一緒に写真に写っているのは、金丸信&竹下登の孫、すなわちDAIGO&北川景子のいとこの方です。彼もなかなかのやり手と見ました。
 いろいろ楽しい出会いがあります。ここ山梨で、富士山麓で、夢の実現のために手を取り合って頑張っていきたいと思います。皆さん、よろしく!NEXT DREAM!

桑郷 公式

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2018.09.11

関東大震災&南海トラフ巨大地震の地震速報シミュレーション

 海道の地震はまだまだ収束というわけにはいきません。今日は青森県東方沖でM5.0がありました。私の気になっている浦河沖の南側に当たります。いわば3.11の北側の割れ残りであり、いずれ近い将来それなりの規模の地震が発生する地域です。
 そういう意味でも、また直下型地震の余震、あるいは誘発地震(本震の場合もある)にまだまだ注意が必要です。先日の地震による被害から復興もままならない時期に、このようなことを発言することに抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、やはり防災は「最悪」を想定しながら、現実に対処していかねばならないと信じます。
 さて、私たち本州の人間もですね、決してこのたびの地震を対岸の火事だなどと思ってはいけません。同様の直下型地震、あるいはそれと連動する可能性もある海溝型地震などに、充分注意しなければなりません。
 しかし、なかなか言葉で注意を喚起しても、ついつい日常に流されて忘れてしまうのが人間のさが。私ももちろんその一人です。
 そんな時、このようなシミューレーション動画を見ることには、大きな意味があると思います。NHKの緊急地震速報から津波警報などに至るまで、とってもリアルに作ってくれているのがこれらの動画です。
 まず、過去の実際の地震から。大正12年の関東大震災です。

 これを見ますと、本震のパニックの最中にかなり大きな余震が何回も発生していることがわかりますね。これが現実だと思います。この関東大震災と同様のメカニズムの地震も、もういつ発生してもおかしくない状況です。
 85年前とは東京は大きく変わっています。あの頃よりも強靭になった部分と、より危険に、脆弱になった部分とが混在しています。実際にどのような被害が出るのか、全く予想がつきません。それでも、可能な限り様々な状況をシミュレーションしておくことは重要でしょう。
 続きまして、発生が予想されている南海トラフ巨大地震のシミュレーションです。

 こちらは午前中に発生したという想定ですが、実際には夜かもしれませんし、季節もいつになるのか分かりません。いずれにせよ、これほど広範囲で震度7ということになると、全く被害の全容は想像できませんね。
 M9.2という想定ですか。それも前震のあとすぐの本震。南海、東南海、東海の連動ということも考えられます。その際は世界史上最大級の規模になる可能性もあります。津波は「巨大」。遡上高は40メートル以上になるでしょう。
 南海トラフ周辺の巨大地震もまた、実際に起きることは100%間違いないので、やはりあらゆる状況を考慮して、個人や学校、事業所、そして自治体単位で様々なシミュレーションをしておくしかないでしょう。
 もちろん、これらに連動して富士山の噴火というのも、ほぼ間違いなく起きます。富士山に住む者としては、もちろんそれも考慮しておかねばなりません。
 

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2018.09.10

『若者のすべて』 奥田民生×斉藤和義×山内総一郎

 ジファブリック関係でご縁をいただいた知り合いの出身地である、新潟の片貝で、昨日今日と恒例の片貝まつりが行われました。
 昨夜の奉納花火はBSフジで生中継されました。家族とそれを観たのですが、本当に感動いたしました。一発一発にドラマがある。それを皆が共有する。生と死が自然に交錯する。花火が命の輝きと儚さをを体現する。
 まさにの世界そのものでした。
 知り合いの弟さんの友人で、片貝に惚れ込み、片貝まつりのドキュメンタリー映画を撮影した若者が、昨年不慮の事故でなくなりました。その彼の魂の追善供養として、友人たちの手によってスターマインが打ち上げられました。
 BSフジの番組では、彼らの花火の物語を取材し、短い映像作品に仕上げていたのですが、そこで使われた曲が、フジファブリックの「若者のすべて」でした。
 「最後の花火」…たしかに片貝の花火にふさわしい曲でもあります。花火に寄せた若者たちの様々な思い…自らも「若者」のうちに命を天に捧げた志村正彦くんの作品が、誕生以来10年を経て、こうして多くの若者たちの心を表現し続けていることに感動せずにはいられません。
 来年は志村くんが亡くなって10年という節目の年になります。早いものです。彼の残した名作の数々は、色褪せるどころか、さらに高く評価されていますね。
 特にこの「若者のすべて」は、いろいろなアーティストにカバーされていますし、最近もLINEモバイルのCMで使われました。夏の終わりの風物詩のような存在ともいえますし、永遠の青春を象徴する曲ともいえます。
 時代を超えて、多くの若者、そして昔若者だった人たちの共感を得ているのです。特に優れたアーティストたちからの支持は嬉しいですね。昔若者だった音楽家たち。
 その中でも、この組み合わせはすごかった。ギター&ボーカル山内総一郎、ベース奥田民生、ドラムス斉藤和義。志村くんへの敬愛、楽曲への愛情に満ちた素晴らしい演奏でした。
 おそらく、日本の夏に花火がある限り、この曲も歌い継がれていくことでしょう。あらためて地元の天才、志村正彦くんに感謝と尊敬の念を表したいと思います。
 そして、来年はぜったい片貝まつり浅原神社秋季例大祭奉納大煙火に行くぞ!志村くんのために尺玉を上げたいと思います。
 
 

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2018.09.08

告知!9/29,30 『FUJISAN地球フェスタ WA 2018 in 牛久』

Th_img_2505 日は富士吉田にある歴史と伝説の湖、明見湖におりました。昨日告知した「明見湖環境フェスティバル」です。朝、湖の向こうの山並みに虹がかかっているというか、山自体が虹色になっていて感動しました。珍しい現象ですね。
 フェスティバル自体も、とっても平和でゆったりしたムードでして、なんとも心地よい時間を過ごさせていただきました。一方で学術的なプチ・シンポジウムもあったり、本当に素晴らしいイベントになったなと感慨深いものがありました。
Th_img_2507 そう、富士吉田、特に明見という地区は特別に閉鎖的であったり保守的であったりする(いい意味でも悪い意味でも)ので、こういう開かれたイベントが行われるというのは画期的だからです。ここまでイベントを育て上げてきた張本人をよく存じ上げているだけに、そのご苦労には本当に敬意を払いたいと思います。
 会場で、明見湖のほとりに本部のある阿祖山太神宮の大宮司さまにお会いしました。ずいぶん長い立ち話をすることになったのですが、彼の推し進めている全国規模の平和の祭典「FUJISAN地球(ちだま)フェスタ WA 2018」も、ずいぶん大きく発展しました。
 本来地元富士北麓地方で成長すべきイベントなのですが、それこそいろいろな壁があってなかなかうまく行きませんでした。しかし、阿蘇や御殿場などで行なったところ、大きく盛り上がり、そして今年は縁あって茨城県の牛久で開催されることになりました。
Th_top_img01 こちらもまた大変盛り上がっているとのこと。宮司さんともしみじみ話しましたが、本当に正しいことをやろうとすると必ず抵抗勢力が現れ、ある種の妨害活動さえも起きる。しかし、それはそれで相手側にも無意識のうちに守るべきものがあるからであって、決して悪いことではない。そういう時は、外から攻めるというか、外から囲い込む、場合によっては上から動かすことが必要だと。
 いたずらに衝突するのではなく、やり方を変える、視野を広げて外を動かしてみる、あるいは本丸に関しては時を待つ、過去にとらわれない若者の力を借りるというのが大切なのです。
 結果として、本丸もより高い次元において完成成就するというのが理想です。今日の「アスフェス」も実はそういう動きの結果でもあるのでした。
 というわけで、私はうかがえませんが、今年の牛久の地球フェスタをおススメしておきます。かつては私も副実行委員長を務めさせていただいておりました。いつか巡り巡って富士山に帰ってきた時は、また協力させていただきます。2021年かなあ。もっとかかるかもしれませんね。

FUJISAN地球フェスタ WA 2018 公式

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2018.09.07

告知!9/8 定禅寺ジャズ&明見湖環境フェス

Th_28th_jsf_mv_0427 日はイタリアと北欧の皆さんに学校においでいただき、日本文化を体験していただきました。こういう国際交流の素晴らしいところは、やはり自分たちを見つめ直す機会になるということですね。本当にいろいろな質問をいただき、そのたびに、日本を自分を再発見させていただきました。
 さてさて、明日は明日で本校の生徒たちが活躍する機会がありますので宣伝しておきます。
 まず、全国を股にかけ活躍するジャズバンド部。もう何年も連続して出演させていただいている仙台の定禅寺ストリートジャズフェスティバルです。
 今回はメインステージとなる勾当台公園市民広場でオープニングアクトをまかされました。11時からの演奏となります。皆さんに楽しんでいただけるプログラムを用意しているようです。お楽しみに。
Th_w008_2018081117062594997 もう一つ、本校の茶道部が活躍するのが、明見湖環境フェスティバル。こちらは小規模ながらとってもセンスの良いイベントとなっています。
 実は富士五湖よりも重要な価値を持つ明見湖。自然科学の面からも、また歴史の面からも、そして霊的な面からも最近とても注目を浴びている、いわばパワースポットです。
 いろいろなイベントや出店が企画されています。気軽に参加できるとともに、いろいろ勉強できるイベントですので、ぜひどうぞ。私も出没します(笑)。

定禅寺ストリートジャズフェスティバル公式

明見湖環境フェスティバル公式

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2018.09.06

北海道南部で震度7(M6.7)

Th_img_2501 明の大地震。驚きました。夜が明けて状況をテレビ等で確認すると、これは地域によっては震度7を記録したのではないかと思われます。
 まず、ここで申し上げておきたいのは、これが「前震」である可能性があるということです。東日本大震災、熊本震災でも、大規模な地震が発生し、「余震にご注意ください」と言っていたところ、二日後により大規模な「本震」が発生しました。
 今回の震源の近くでは、浦河沖を危険視しておりました。つまり、3.11の震源域に連なる地域。私はかねてより、同南側の房総沖と北側の浦河沖がいわゆる「割れ残り」がいつか割れると考えており、注意喚起をしてきました。
 今回の地震がその浦河沖地震につながる可能性は充分あると思います。
 ちなみに前回の浦河沖地震は36年前昭和57年3月のM7.1です。その時も浦河町では震度6の揺れに見舞われました。津波は最大80センチ。
 今回の震源の東側にある石狩低地東縁断層帯が話題になっていますが、私は「活断層」とは「かつて活動した断層の痕跡」でしかなく、そういう意味ではこれからも新しい「活断層」が発見され続ける、すなわち今まで断層ではなかった場所が新たに断層になることが、ほとんど無限に続くと考えています。未知の断層は理論的に無限にあるのです。
 海溝型の地震、内陸の断層型の地震も含めて、これから数日の間にさらに大きな地震が発生する可能性もあります。まずは、「余震に注意」ではなく「本震に注意」とすべきです。
 先日のスーパー台風に続き、大変な自然災害です。まさに天変→地異。あれだけの台風ですから、当然地上のみならず地中にも大きな傷跡を残しています。そういう意味では近畿地方なども注意でしょう。
 実際、台風の通過中より、富士山のラドン濃度も上昇しました。上昇しても安定しているところを見ると、やや遠方で大きな地殻の動きがあったのかなと思っていた矢先でした。
 また、これは後出しになってしまいますが、昨日の午後、非常に不自然な(つまり通常ではあまりないような)体感がありました。血圧が高いような感覚で、頭がフラフラしていました。そのまま床につきましたが、地震発生後、すっかりその感じがなくなっていたので、自分でも驚きました。
 また、何か感じることがありましたら、今度は早めに発信していきたいと思います。

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2018.08.24

『特殊有楽街 Special Amusement Center』 仲小路彰(昭和20年8月?)

Th__20180825_140134 日はまた歴史のお話。
 今年の終戦の日、以下のような記事をネットで読みました。

終戦わずか2週間後「東京の慰安婦」は米軍のいけにえにされた

 なんとも重苦しい内容であります。これもまた戦敗国の現実です。
 「性の防波堤」たる「特殊慰安施設協会(RAA…Recreation and Amusement Association)」が計画されたのが終戦二日後。そしてその10日後には「慰安所第一号」がオープンしたとあります。
 一方、私がここ富士北麓のご老人たちから聞き取った話には、少し違ったニュアンスのものもありました。
 ここ富士北麓には日本軍の演習場があり、戦後すぐにアメリカ軍に接収され、キャンプマックネアと称されて約10年間大いに栄えました。そこにもやはり公設、私設の「慰安所」があったと聞きます。
 そうした「慰安所」が、たしかに「防波堤」として機能していたのは事実であり、それは見方によれば、日本の高度な防衛作戦であったとも言えます、実際そうした解釈をしている地元のお年寄りも複数いらっしゃいます。
 終戦時の山中湖と言えば、天才歴史哲学者仲小路彰がすでに住んでいましたね。そして、その終戦工作や終戦後の提言などを考えますと、その後の「戦後日本」のスタートに彼が深く関わっていると言って過言ではありません
 実は「慰安所」についても、仲小路は早い時期に重要な提言をしています。そして、それが実際に東久邇宮内閣、そしてのちに首相となる池田勇人に影響を与え、結果として上掲記事にあるRAAが実現したことも間違いありません。
 今日はその提言を活字化して紹介したいと思います。その経済的効果、さらに軍隊帰還の早めるための作戦など、仲小路の卓見を垣間見ることができる重要文書です。
 仲小路は、実際慰安にあたっていた職業婦人たちに対して、「昭和のお吉」と評価し、大変強い敬意を抱いていたとのことです。
 旧字体は新字体に改めました。

【厳秘】
  特殊有楽街 Special Amusement Center

一、占領地域に数個の外界から遮断せる特殊有楽街を設置し他に対し悪影響の波及するを厳に阻止し、猶この地域に一種の異国情緒を濃厚にせる設備を大規模に実施すること
一、この特殊有楽街は嘗つての長崎、江戸等に見る花街組織の上に近代西洋の趣味娯楽を加味しその風俗を飽くまで特殊地域のみ限定すること
一、こゝに働らく人々は一時廃業せる特殊業の者を再び集め、又既に頽廃せる者等をもつて組織し、政府がこれに対し相当積極的な施設をなし飽くまでも一般の風俗の紊乱を厳戒すること
一、この地域に外人部隊の莫大な浪費をなさしむべく特殊なる遊楽設備をなし、戦後経済の恐慌に対する一つの応急措置たらしむべきこと
一、外界から遮断するため所謂出島の如き地域を撰定すること極めて肝要なり、例へば東京にあつては台場、埋立地の利用をなすべきこと、猶既存の特殊街は市中にある限り成可くそれを使用せず都市より遠隔の地区に新しく設置しこれが不要となる時は直ちに全部取壊し禍根をすべて残さざるべく計画すべきこと、成可く焼□(足へんに止)を巧みに利用し一種の緑地化を先づ実現する可能性を示すこと
猶使用後の資材は新しく他に文化設備として転用するも可なり
一、占領軍の国別に応じ彼等の民族的性趣味に最も適合するべ情緒をもつて形成すること、寧ろ租界的色彩を意識的に表示し又彼等の本国に対する郷愁の念に堪へざらしめ軍隊帰還の時期を成可く促進せしむべく企図すること

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