カテゴリー「旅行・地域」の1100件の記事

2017.12.16

吉井和哉☓志村正彦 『ザ・ビートルズを語る』

20171217_110758

20171217_110818

 日の記事にもこの二人の名前が登場していました。
 志村正彦くんが急逝する2ヶ月ほど前に、実はこの二人の対談が実現していました。雑誌「WHAT'S IN」のビートルズ特集コーナー内での対談です。
 この前の東京ドームのあと、この対談のことをふと思い出して、ヤフオクで落札しました。あの当時は立ち読みで済ませてしまっていたので。
 あらためて8年ぶりに読んでみて、なんとも言えない気持ちになりました。
 ビートルズに対する二人の評価はなるほど当たり前と言えば当たり前の内容でしたが、中盤での吉井さんのこの部分がなんとも胸に突き刺さったのです。

 最近よく考えるんですけど、ロックとか、もうできないんですよ、オレ。
ー何をおっしゃっているのですか?
 いやいや、やっぱロックって仕事にならないんですよ。僕が今やってるのはロックまがいのものであって、本当の意味の、真のロックをやっちゃうと、死んじゃうと思うんです。それを教えてくれたのが、ストーンズとビートルズだと僕は思っていて、ロックに取り憑かれて、死と直面しながらも続けていかざるを得ない人たちと、ロックに取り憑かれてあっという間に終わって、その後に苦しめられる人たち。そのふたつの対称ですね。僕なんか15年ぐらいで中途半端に壊してしまったから、もうロックではないんです。

 この対談の数ヶ月後、本当に死んでしまった志村くんと、長い年月をかけて復活し、またロックをやり始めた吉井さん…。
 今思えば、たしかにフジファブリックの「CHRONICLE」は志村くんの真のロックでした。ある種の違和感を叩きつけられたファンは正直動揺しました。耳当たりのいい音楽ではなく、切ないまでの魂の叫び。
 この対談、そして志村くんの死から5年ほど経って、志村くんが生まれ育ったまさにその場所で、私は吉井さんとそのことについて語り合いました。
 もう一つの富士山(その8) 李良枝 『富士山』に書いたように、富士吉田市下吉田は夭逝の天才を生む(ある意味命を奪う)不思議なトポスです。
 そのことを聞いた吉井さんが、ちょっと怖そうな表情をしたのを思い出します。たぶん本気で死の匂いを嗅ぎつけたのでしょう。この対談のことも思い出したに違いありません。
 その後、彼はそのトポスから逃げるように「復活」に向かっていきました。ロックと命。生と死。「復活」を遂げた吉井和哉はいったいどんな命との闘いを見せてくれるのでしょう。志村くんもきっと吉井さんの復活を喜んでいると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.16

宇垣一成揮毫「機神社」扁額

Th_img_0205 日のシルクサミット実現のきっかけとなった、下吉田機神社での不思議なできごと。まさかこんな展開となるとは思いませんでした。
 その時は徳富蘇峰の「経天緯地」について書きましたが、今になって「機神社」の扁額こそが、宇垣一成の揮毫であったことに気づきました。
 社内にたしかに「扁額揮毫 陸軍大将 宇垣一成閣下」という札がありましたからね。単純に私が「成」の草書体を知らなかったために、扁額のサインを読めなかったということです。
 宇垣一成は、知る人ぞ知る和平派陸軍人であり、総理大臣になりそこねた人物です。よく言われるように、あの時(昭和11年、12年)宇垣が総理大臣になっていたら、あの戦争が起きなかった…とは言えませんが、かなり歴史は変わっていたでしょう。
 宇垣は和平派であったということで、戦後もマッカーサーらのお気に入りとなりました。
 また、かの仲小路彰とも懇意の仲でした。仲小路が宇垣を叱責し、宇垣が恐縮したというエピソードが伝わっています。そのあたりについては、また後日書きますね。
Th_mig 忙しいので、今日はここまで。あっそうそう、TBSの人気女子アナ宇垣美里さんて、宇垣一成のご親戚らしいですよ。
 それにしても、なんで、こんな田舎の小さな神社に、偉人宇垣一成の書があるんでしょうね。徳富蘇峰との関係も調べる必要がありそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.07

シルクサミット 2017 in 富士吉田(2日目)

Th__20171108_114942 日もまた、 夢のような、いや夢が現実になった一日でした。
 シルクサミットの二日目、地元見学会も大変好評でした。そして、見学バスツアーの最後、北口本宮冨士浅間神社の神楽殿において、人間国宝野村四郎先生による舞囃子「羽衣」が奉納されました。
 これが本当に神がかった素晴らしい舞台でありました。言葉では説明できません。
 素晴らしい青空、富士山、雲、紅葉、そして人々。あまりに完璧な環境の中で、四郎先生は完全に「偽り、疑いのない天女」になっていました。
Th_img_0068 神々もお喜びだったのでしょう。それこそ白妙のような、また白龍(はくりょう)のような雲が現れては消え、流れ、舞い、謡っておりました。
 これこそ、本当の「能」に違いありません。御神事、奉納、モノを招くという意味での「ものまね」。
 このような奇跡的な場、時間をご用意でき、またその中に生きさせていただいた感動、感謝、喜びは、おそらく私の人生において最高のものとなるでしょう。これを超える体験はあるのでしょうか。
 直会におきましても、四郎先生から大変深いお話をうかがうことができ、最高の学びをすることができました。こんな幸せがあるでしょうか。
 間違いなく何かが変わりました。富士山の神々のはたらきが変わりました。絹織物に象徴される、日本の、いや世界の文化が、新たな発展と成熟を迎える予感がいたしました。
 野村先生はじめ出演者の皆さま、そして神社の関係者の皆さま、協賛くださった皆さま、さらにはこのご奉納にともに参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

Photo

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.06

シルクサミット 2017 in 富士吉田(1日目)

Th_img_0101 参加くださった皆様、運営に尽力された皆様に心より感謝申し上げます。
 本当に「富士吉田らしい」素晴らしい会合になったと思います。特に発表者の方々の、現場の「思い」や「愛」には心打たれました。
 過去、現在、未来という経糸に、人々の心や生活という緯糸が挿し入れられ、美しく壮大な歴史が織りなされていくのですね。
 特に「甲斐絹」の、名前を取り戻す物語は感動的だったなあ…生き物と同じで、ピンチの時こそ外部、他者のエネルギーを受け入れ、新たな進化を遂げていく…そんな富士吉田の新たな胎動を感じました。
Th_img_0082 我が富士学苑中学校の生徒も立派に研究発表をしてくれました。
 NHKのローカルニュースでもご紹介いただきました(こちらでご覧になれます)。
 私の個人的な妄想、夢から始まったこのイベント。こんな形で大成功を収めるとは思いませんでした。全て皆様のおかげさまです。本当にありがとうございました。

2017_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.01

告知! 人間国宝 野村四郎師 富士山に舞い謡う

 ルクサミットの二日目の超スペシャルなイベントです。
 人間国宝の能楽師、野村四郎さんが、浅間神社の神楽殿で「羽衣」を披露してくださります!
 夢のような舞囃子ご奉納です。ワタクシも僭越ながら解説をさせていただきます。
 鑑賞無料ですので、ぜひお時間のある方はおいでください。またとない貴重なご神事になることと思います。

Photo

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.31

告知! シルクサミット 2017 in 富士吉田

 も実行委員をつとめさせていただいているシルクサミットがいよいよ来週の開催となりました。
 シルクの世界は深い。そして新しい!
 過去、現在、未来を絹糸でつないでいきたいと思っています。
 参加費は基本的に無料。申込みなしの飛び入り可ですので、ぜひお越しください!
 お問い合わせはこちらまで。

2017_2


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.30

8時ちょうどの「あずさ2号」

Img_0023

 張で仙台に来ております。
 大月まで車で行きまして、そこから特急で東京へ。東京からは新幹線です。久々の電車の旅。
 で、ですねえ、私本当に知らなかったのでビックリしたんですが、私が大月から乗った特急、なんと「8時ちょうどのあずさ2号」なんですよ!
 まさか自分が「8時ちょうどのあずさ2号」で旅立つとは(笑)。
 てっきり「8時ちょうどのあずさ2号」はなくなっていると思っていた。復活していたんですね。
 調べてみると、2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正で大月発8時ちょうどのあずさ2号が運行されるようになったとのこと。
 そう、狩人のあの歌がヒットしてすぐに、下り列車は奇数号、上り列車は偶数号になっちゃったんですよね。だから信濃路に旅立つためには、たとえばあずさ3号に乗らなければならなくなった。
 そんなわけで、私も長野方面ではなく、東京方面へ旅立ったわけですが、大月発「8時ちょうど」というのは、これはJRのシャレというかサービスなんでしょうかね。途中駅ではなかなかオクロック発車ってないですから。
 ちなみに「8時ちょうど」になるのは平日だけで、休日は7時59分になってしまうとのこと。私もめったに特急なんかに乗りませんから、今日は超ラッキーだったということですね。
 今、新宿発8時ちょうどの信濃路ゆき特急は「スーパーあずさ5号」だそうです。これじゃあ歌になりませんね(笑)。
 鉄道マニアとか狩人マニアの方は、わざわざこの「8時ちょうどのあずさ2号」に乗りに、大月に来たりするんでしょうか。皆さんもぜひ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.29

高城未来研究所メールマガジン『Future Report』

Th_img_0020 日は嵐の中、また大変忙しい中、高城剛さんが富士山北麓まで遊びに来てくれました。
 世界中を旅して、もう地球を100周以上回っているという高城さん、いくらフットワークが軽いとはいっても、たった6時間弱の滞在のためにわざわざいらしてくれるとは。ありがたいかぎりです。
 高城さんとは2ヶ月ほど前、不思議なご縁でお会いして話して以来(こちらの記事参照)。2度めというか、3度めというか…もっと会ってるのかな、もしかして(笑)。
 先週はヨーロッパやアフリカにいらしたとのこと。また数日後には海外だそうです。まるで回遊魚のように、一箇所にとどまっていると死んでしまうらしい。
 しかし、その好奇心と行動力、そして実地での見聞・体験による情報収集力は、本当に天才的。だから、高城さんの言葉には重みがある。インターネット上の情報から得た「耳学問」ではない生の知識。
 今日もた〜くさん私の知らない世界の話をしてくれました。本当にすごい。
 こちらとしても、せっかく来ていただいたので、世界のどこでも体験できないモノを提供いたしました。アレとアレとアレです(笑)。さすがに満足いただけたようで、満腹になってお帰りになりました(たぶん)。
 そうした実地体験による新鮮な情報の宝庫なのが、高城さんのメールマガジン。大人気です。購読者は何万人、いや何十万人なんだろう。
 ちなみに私も密かに出演させていただいた「高城未来ラジオ」のリスナー数は10万人だそうです。すごすぎる。
 それもそのはず、とにかく情報量が多いだけでなく質が高い。そして、購読者と直接つながるQ&Aがまた面白い。
 既存のメディアはもちろん、インターネットにもない、レア(稀少)かつレア(生)な情報、特に「未来」に直結する「世界の今」を知りたい人は、ぜひ購読してみてください。
 もしかすると、今日の出来事の一部も近々発信されるかもしれません。どうかな。まだしばらく無理かな?

高城未来研究所メールマガジン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.23

小菅村オブザデッド【実況】

 白すぎ!ちょっとうらやましいかも(笑)。
 我が山梨県には、「村」が六つあります。けっこう村率高いんじゃないですか、山梨県は。観光などでけっこう財源がある村が多く、安易に周辺自治体とは合併しないのでしょう。
 私はそのうちの一つ鳴沢村の村民であります。鳴沢はなにしろ富士山頂にある…ではなくて富士山頂がある村ですから、富士山さまのおかげで全国、いや世界から人がたくさん集まります。
 南都留の四つの村はそんな感じですが、北都留の二つの村、すなわち小菅村、丹波山村は事情が違います。東京を流れる多摩川の源流という位置づけですが、正直それ以外何もありません(失礼)。
 しかし、その二村はそれなりに活気がある。言い方は悪いのですが、何もないことが都会の皆さんからすると魅力的であったりするわけで、そうした特徴をうまく活かした生き方をしていると感じます。
 全国には「何もない」地域というのは無数にありますが、やはり、この二村は東京に近いという地の利があるということでしょうね。
 電車の旅や車でのドライブ、あるいはバイクのツーリングをするのに、「2時間」というのはちょうどいい時間です。近すぎず、遠すぎず。それでいてとんでもない山奥の風情を味わえるのですから。
 さて、その北都留の「たばこす」二村のうち、特に小菅村はユニークな村おこしをしています。多摩源流を押し出した観光にも力を入れ、また、ユニークな教育をベースとした都会からの山村留学的な短期移住にも積極的です。
 そんな小菅村は面白い動画を公開していると、知り合いが教えてくれたので、さっそく観てみました。それが上の動画「小菅村オブザデッド【実況】」。
 はやりの実況動画風に村やイベントを紹介しております。てか、そのアイデアの時点で「やるな」という感じ。さらに、そのクオリティーの高さ(?)に思わず笑ってしまいました。あるある満載(笑)。
 一番ウケたのは村長さんがバグってるところですね(笑)。その他、村民総出でこういう面白い動画を作っちゃうんだから、なかなかのセンス。単なる「何もない村」ではないですね。
 私はこういうノリが大好きです。11月4日は残念ながら仕事で「リアル小菅村オブザデッド」には参加できませんが、近々久しぶりに丹波山、小菅方面に行ってみようかなあ。なんだかんだ10年以上行ってないかも。同じ県内なのにね。
 ちなみに、小菅村にはフォレスト・アドベンチャーというアスレチック施設がありますが、鳴沢村のウチの近所(散歩圏内)にも同施設がありますし、また、道の駅こすげの立ち上げ運営に関わった方も知り合いでして、なんとなく身近に感じているところであります。
 思い立ったが吉日。紅葉のシーズンにどこかで時間を作って遊びに行ってみます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.22

三たび自民党大勝

Th_2017102300000043asahi0001view 散総選挙の結果が出ました。
 全体的としては予想したとおり、自民の大勝、保守勢力(改憲勢力)の拡大ということになりましたね。
 ただ、「保守大勝のシナリオライターは誰か?」に書いた時とは、正直言って野党の状況が変わった。
 「希望」の人気急落までシナリオどおりだとすると、これは本当にすごいですね。シナリオライターは「神」でしょうか(笑)。保守大勝だけでなく、民進党が崩壊、分裂、消滅、そして共産党の影響力も低下という、まあ安倍政権にとっては最高の結果となりました。
 選挙が始まる前から、私は自民党関係者に盛んに「龍神」の話をしていました。もちろん「龍神」というのは一つの比喩ですが、台風の襲来ということまで考えると、なんだか本当の龍神さまが発動したような気もします。
 我が山梨2区は、全国でも大注目の「仁義なき代理戦争」「12年戦争最終決戦」でした。
 私や家内は、ここ数年の話ではなく、100年、1000年単位のスパンで「政策」「政局」を見ていましたから、当然のことながら堀内のり子さんを推していました。
 昨年亡くなった、のり子さんの義父様である堀内光雄さんの知られざる業績を見るだけでも、長く深い富士山麓の歴史と「まつりごと」が分かると思います。
 今回、のり子さんは、そうした歴史や物語、あるいは「神の世界」(宗教ではありません)というものを大変大切にされていました。やはり、「まつりごと」を担う政治家たるもの、庶民が陥りがちな近視眼的世界ではなく、時空を俯瞰した広い視野と感性を持っていなければなりません。
 対立候補長崎幸太郎さんとの違いは、正直そこにあったのかなと思います。本当に紙一重、いや神一重であります。
 長崎さんには、そのあたりの勉強をしっかりされ、また違った立場で山梨のために働いていただきたいと思っています。
 皆さん、お疲れさまでした。次はシナリオ通り、改憲に向けての荒魂と和魂のせめぎあいが始まります。冒頭に引用した記事に書きましたが、それでいいと思います。
 来年、再来年と、いよいよ明治維新以来の「150年戦争」が結末を迎えます。
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧