カテゴリー「文化・芸術」の1460件の記事

2018.01.06

たけしの教科書に載らない日本人の謎 『日本語』

 ょっと古い動画ですが、ぜひご覧いただきたいので。
 いつのまにか、この「たけしの教科書に載らない日本人の謎」シリーズ、なくなっちゃいましたね。面白かったのですが。
 教材としていいんですよ。国語史、日本語史って、なかなか中高の授業では教えられない。現代語と古語が断絶しているので、教科としての古文が外国語のように感じてしまう。その溝を埋めるのに、この番組はいいですね。
 私たちが使っている現代日本語の成立過程がよくわかりますね。
 私の専門は国語学(今風にいうと日本語学)。実は今日、中学校の推薦入試があったのですが、その国語の問題は、いつものにように私が本文を書きました(今年はちょっと事情があってここに掲載できません)。
 内容は「漢字」についてでした。なぜ漢字の勉強をしなければならないか、なぜ近代において漢字がなくならなかったか。
 漢字の受容については、それこそこの番組がわかりやすい。近代において、漢字廃止論があったことには触れられていませんけれども。
 こういうとっつきやすい教養番組というのは、テレビ、それも地上波民放ならではですよね。ある程度、お金と時間をかけて、ある程度の芸人さんらを使って、難しいこと、硬いことを柔らかく伝えるということに関しては、ネットでは難しいのではないでしょうか。
 ちなみにこの動画に関するコメントが面白いので、ぜひ YouTubeのページ でご覧ください。神代文字とかね。あった、なかったという単純なものではありませんよ(笑)。

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2018.01.04

渋沢栄一 『道徳経済合一説』

 日の話にも通じます。明治維新以来の150年戦争とは、軍隊による戦闘を表しているわけでないことは、皆さまもよくお分かりのことと思います。
 たとえば、資本主義市場経済というのが輸入され、それが根ざす個人の功利主義と、それまでの日本人が商いに抱いてきたある種の道徳観、利他主義との闘いという一面もあります。
 そういう意味で、私たちはその150年戦争の前半にもいろいろ学ばなければなりません。たとえば、「日本資本主義の父」とも言われる渋沢栄一が、どのように内外、東西を自己と社会の中で融合、止揚していたかを、今知ることには豊かな価値があります。
 「仁義道徳と生産殖利は全く合体する」…はたして、現代の経済人たちはこのような高い視点で活動しているでしょうか。
 全体通しても10分あまりのものですから、ぜひお聴きください。
 大正12年6月ですから、翁は83歳ですね。大変重みのある言葉です。

 第一次世界大戦バブルが終わり、このあと関東大震災があり、そして昭和恐慌へと向かっていく時代。そう、150年戦争の折り返し点昭和18年に向かって、ある意味日本は破滅の道を歩むことになっていきます。
 第二次世界大戦ももちろん各国の経済的な事情から起きた戦争です。というか、全ての戦争は経済戦争、もともとは食べ物の取り合いです。
 その最悪の状況が昭和18年を中心とする太平洋戦争時代だったということです。私たちは、その悲劇から何を学び、何を未来的に創造しなければならなかったのか。
 世界経済を牽引した資本主義市場経済も、150年を経て今岐路に立っています。道徳と経済の合体こそ、私たち日本人に特別に与えられた課題なのかもしれません。苫米地さんの言う「哲学の輸出」とは、そういうことも含まれているのではないでしょうか。

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2018.01.02

椎名林檎 『とんがれエレガント』 緊急招集!音楽家サミット

Th__20180103_83051 日、ふと思い立って諏訪方面に初詣へ。とは言っても、諏訪湖は拝まずに帰って来ました。
 我が家のホーム神社である白州の山口諏訪神社、富士見の原山様こと御射山神社、そして茅野の諏訪大社上社前宮です。
 考えてみると、この三社さまには、昨年のみならずいつもお世話になっております。今年は娘二人も受験ということでくっついてきました。そういえば諏訪とのご縁の最初は、6年前の上の娘の中学受験だったなあ。それ以来、本当に公私ともにお世話になりっぱなし。
 さて、そんなマニアック初詣の帰りの車の中で聴いたのがこのラジオ。家族はみんな車中で寝てるし、私も寝不足で運転が辛いかなと思っていたのですが、このラジオのあまりの面白さにめちゃくちゃ目が覚めました。
 何が面白いって、まあ聴いてみてください。音楽好きにはたまらない内容ですよ。

 椎名林檎さんの偉大さを自分なりに理解していたつもりでしたが、いやはや、もっとレベル高かったな。
 で、ふと思ったのは、ああ椎名林檎って男だな、ってこと(笑)。
 いや、今までは、魅力的な女性のために、周りの才能あるオジサンたちが頑張っちゃってるんだと思ってた。
 それは半分違ったなと。
 そう、こういう音楽の細部にわたるこだわりの話って、男同士だと理論武装して戦っちゃうのでケンカになるんですよね。譲らなくなる。
 でも、林檎さんの、ある意味理屈を超えた感性のすごさって、男を納得させてしまう。
 つまり、仕事人、職人的な意味での男性性の上に、ちょこっと女が乗っかっていて、それが周りの男をだまらせたり、燃えさせたりするのではないかと。あくまでベースは男。その上に魅力的な女がダイヤモンドみたいに乗っかっている。
 両性具有だとも言えるけれども、基本は「おやじ」なのではないか。
 だから、女性にも男性にもファンが多い。女性が嫉妬しない。あんなに美しくかっこよく、男をたくさん侍らせているのに(笑)。
 それから、これは前から気づいていたことだけれども、林檎さんにとっての音楽は、決して自己表現ではない。聴く人(お客様)の人生のBGMとしてある。この他者性が素晴らしいですね。桑田佳祐さんも同じ。
 明治以降、日本の文学界が「私(わたくし)」に走ってしまい、その系譜として、たとえばJ-Rockがあることを、このブログでも何度も書いてきましたが、そこには功罪両方ありました。ワタクシ音楽が新たな地平を拓くとともに、それに酔う作り手や聴き手をある場所に閉じ込めてしまった部分もある。
 椎名林檎さんの音楽観は、もっと広くて深くて高い。それは「私」を純粋なメディア、音楽の下僕としているからこそでしょう。それを「音楽への愛」と言ってもいいかもしれない。
 …ということに気づき…昨年から平成30年の目標は椎名林檎に会うことと決めていたのですが、ますますその気になってきました(笑)。
 今回ゲストの一人、斎藤ネコさんとは、ずいぶん前に共演する機会があり、その時サインをもらったり、いろいろお話させていただきました。今日のラジオでも相変わらずトボけたユーモアが全開で安心しました(笑)。尊敬するヴァイオリニストのお一人であります。
 ふむ、それにしても、椎名林檎さんの敬語はいつもなから見事ですね。かっこいい。
 あ、あと、村田さんの紹介していたニルス・ラングレンはホント天才ですよ。


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2018.01.01

あけましておめでとうございます(2018年年賀状公開)

 なさま、あけましておめでとうございます。
 いよいよ平成30年がやってまいりました。そう、時間は未来から過去へと流れているのです。だから、平成30年が向こうからやってきた。
 今年の目標の一つは、その時間の流れに関する地球人の誤解を正すことです。みんな、過去から未来へだと思っているので。
 原因は過去にはないんだよ。未来にあるんだよ。
 というわけで(?)、恒例の山口家のおバカ年賀状を公開させていただきます。
 今年は戌年ということですので、我が家の6匹の猫をフィーチャーいたしました(笑)。国芳さん、勝手にパロってごめんなさい。
↓click!
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 6匹の猫に対して、4匹の犬(人間?)の方の絵のクオリティーがめちゃくちゃ低いのはご愛嬌(笑)。
 ちなみに、絵師はウチのカミさんで、彫師と摺師はワタクシであります(もちろんフォトショップ上での話です)。
 夫婦の猫への異常な愛情を感じ取っていただければ幸いです(お犬様には申し訳ないけど)。
 本年、平成30年がいかに大切な年なのかは、なぜか一昨年の12月にこちらに書いておりますし、なんと昨年のおバカ年賀状の私の記事の見出しも「平成30年が勝負の年だ!」となっております。
 そんな年がとうとう来たのだと思うと、身の引き締まる思いがいたします。ずっと言い続けてきたからには、本当に頑張らねば。
 昨年はどういうわけか、テレビ・ラジオ・新聞などのメディアに登場させていただくことが多かった1年でした。今年は本でも書こうかなと思っています。どうぞご期待ください(こう書いちゃわないと絶対やらない)。
 そして、地球平和のための大切な第一歩を皆様と踏み出したいと考えています。天皇のご譲位への動きや、政治の裏の動きとも連動した一大勝負です。頑張ります。
 娘たちも今年はそれぞれ大学、高校へ進学する予定です(受かれば)。それぞれの場で、どうぞ富士山の山口家をよろしくお願い致します。
 この不二草紙も地味に書き続けますので、たまには読んでやって下さい。
 では、皆さまにとっても平成30年が佳き年となりますよう。
 

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2017.12.31

朝青龍を押し出したら1000万円

Th_d601e5b1s 年の(とは言っても書いているのは年が明けてからですが)大晦日の夜は、紅白でもなく、笑ってはいけないでもなく、RIZINでもなく「相撲」でした(ちなみに昼間は「鶴田 vs 長州」を最初から最後までじっくり鑑賞しました)。
 どの番組も録画してあとでゆっくり観ればいいかという程度の興味しかない中、久しぶりに朝青竜の相撲を観ることができる、それも様々なジャンルの猛者たちと、そして最後は同期の元大関琴光喜との大一番ともなれば、これは観ないわけにはいきません。
 と思う反面、衰えた朝青龍の、悪い意味でのプロレス的茶番になったら最悪という危惧もありました。
 しかし、結果、朝青龍の強さ、魅力、面白さ、相撲の強さ、魅力、面白さを再認識できる番組になっていました。
 取り組みの合間の時間は音だけ聴きながら、たまった仕事をこなしつつ、朝青龍が土俵に上がるとiPhoneの画面を凝視するという年越し。こういうのは初めてだなあ。
 大相撲がいろいろある中、また、朝青龍自身もかつていろいろあった中ではありますが、やはり相撲っていいなあと思いました。誰でもできるルールだからこその、横綱の並外れた強さです。
 考えてみると、これほどシンプルな格闘技ってほかにないですよね。モンゴル相撲やシルムなど、似たものはいくらでもありますが、洗練されたシンプルさということで言えば、やはり相撲でしょう。
 テクニックももちろんありますが、そういう次元を超えたところでの、荒魂のぶつかり合い。まさに人間界を超越した神事ですね。
 現役時代の朝青龍にはいろいろ言いたいことがたくさんありました。しかし、どうしてか今日は彼の相撲が美しく見えましたよ。
 私が子どもの頃、学校の砂場で興じていたのも相撲ですし、こういう企画も相撲。大相撲だけが相撲ではありません。
 江戸の見世物であった相撲は、こういう感じだったんですよね。各地で我こそはという挑戦者が名乗りを上げたりして。それでも圧倒的な強さで勝ってしまう。それが、人間界を超えた神の世界を垣間見る、非日常的体験になっていたのです。
 それにしても、今回の8人の挑戦者たち、それぞれ朝青龍の良さを引き出していい仕事していましたね。個人的には中身は知り合いでもあるスーパーササダンゴマシンが面白かった(笑)。
 大相撲が大荒れ、そしてもあった矢先、大晦日の夜から新年にかけて、こうして朝青龍が相撲の原点を見せてくれたことに、私は感謝したいと思います。
 平成30年の大相撲、その他格闘技界の頑張り、原点回帰に期待いたします。さて、明日は録画した、プロレスクラシックの特集と、年越しプロレスを観ましょう。おやすみなさい。

「朝青龍を押し出したら1000万円」見逃し視聴

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2017.12.30

コクヨ 超静音シュレッダー

Th_51aaiohwkdl_sl1000_ 籍、書類の電子化関係でもう一つ。
 スキャナiX500にオマケでついてきたシュレッダーです。
 オマケにしてはずいぶん立派なものでした。定価15000円ですからねえ。
 必要とは思いながらも、自分ではなかなか買わないものです。
 シュレッダーっていつごろから登場したのか気になったので調べてみました。はあ、そうだったんだ〜。なんと発明は1907年といいますから、100年以上前なんですね。
 もともとshredderというと、キャベツの千切り機のことだったとか。なるほど。まあたしかに書類の千切りだし(笑)。
 日本で普及しはじめたのは、明光商会のMSシュレッダーが発売された1960年台からとのこと。
 たしかに学校にも明光商会のMSシュレッダーがあります。
 昔は学校でもやばい?書類は焼却炉でガンガン燃してたんですよね。それが、ダイオキシンだかなんだかが問題になって、世の中から焼却炉が消えてしまい、シュレッダーの活躍の場が格段に増えました。
 それで、小型のもの、パーソナルなものが普及しはじめました。デスク4つに1台とかね。
 この製品ももちろんパーソナルユースをターゲットにしたものです。だから静かを売りにしている。オフィスで個人的にゴミ箱代わりに使うということでしょうか。書類を捨てる時に、昔であれば丸めてポイしたように、サッとシュレッダーに挿入するというわけです。
 ところで、書類はまあいいとして、皆さん、裁断して破壊してしまった書籍はどのようにしているのでしょうか。たぶん廃棄するのでしょうが。別に千切りにする必要はありませんが、なんとなくゴミ箱にバサッというのは、それもまた抵抗があるような気がします。
 焼却炉があれば、供養するような気持ちもこめて荼毘に付すことができるんですがね。本って、いろいろな意味で、情報(コト)の詰まったモノなので処分が難しいですね。バラしちゃったら古本屋にも売れませんし。
 今日のニュースで、紙の本の販売数が大幅に減った、それもいわゆるコミックの売れ行きが大きく下がったと伝えられました。
 平安時代以来の、紙の本文化はいよいよ終焉を迎えるのでしょうか。それとも反撃があるのか。
 一足先にデジタル化が進んだ音楽の世界では、再びLPレコードやカセットテープがブームになりつつあります。
 紙の本も、もちろんなくなることはないでしょう。
 私も電子書籍と紙の本、今購入するのは半分半分くらいです。やっぱり不便な点もあるんですよね。
 10年以上前にどこかに書いた記憶があるのですが、いわゆる紙の本でペラペラ、パラパラというのを再現する、リアルに数百枚の極薄ディスプレイを搭載した電子ブック端末が発明されないかぎり、紙の本はなくなりませんね。

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2017.12.29

格安裁断機

Th_imgrc0073012352 て、昨日の記事の続きです。
 破壊型?スキャナを購入したので、書籍を破壊しなくてはなりません。ここに抵抗がある人が多いんですよね。
 本を大切にしなさい、というのは家庭でも学校でもずっと言われてきた文化です。
 それをバッサリ裁断してしまうわけですから、まさに文化的に言えば破壊行為です。
 特に自炊する人たちに聞くと、大切に何度も読んできたマンガ本などをバッサリというのは、さすがに抵抗があるとのこと。
 しかし、なんでもそうですが、抵抗があるものも一度やってしまうと逆に快感に変わってしまうというもの(笑)。
 私も最初はどうでもいい本で試していましたが、今や大切な本こそ、きれいに裁断してしっかりデジタル化するようになりました。面白いものですね。
 この格安裁断機、格安ですがとても切れ味が良い。コピー用紙なら500枚一度にバッサリやってしまいます。
 あのサクッという感覚を一度体験してしまうと、なんだかクセになっちゃいますね。ギロチンもこのくらい切れ味が良ければ…なんて変なことを考えてしまいました。逆に介錯って難しいだろうなと。
 どのくらい耐久性があるのか分かりませんが、替え刃や替え受け木までついているので、とりあえず10年くらいは大丈夫でしょう。
 それにしても重い。もちろんだからこその安定感と信頼感なんですが。久しぶりに無骨なモノに出会いました。

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2017.12.27

大野雄二作曲 『小さな旅(のテーマ)』

Th_637898a982844830b18e4b0991882c60 さな旅「三ツ峠」の録画を観ていたら、横で上の娘が「ルパン三世のテーマ」の各種アレンジを聴きながら「かっこいい!」を連発していたので、「この曲とこの曲はおんなじ人が作ったんだよ」と教えてやりました。めちゃくちゃ驚いていました。
 和製ジャズ、フュージョン、そしてアニメやドラマ、映画などのテーマ曲と言ったら、「W大野」さんですよね。
 大野雄二さんと大野克夫さん。時々、どっちがどっちだっけ?となる(笑)。そのたびにウィキ調べたりして。
 それほどお二人の残した名曲たちは、同じようなイメージで私たちの心に刻まれているのです。
 自分のためにもごく簡単にまとめてみましょう。
 大野雄二…ルパン三世のテーマ、小さな旅のテーマ。
 大野克夫…太陽にほえろ!のテーマ、名探偵コナンのテーマ。
 もちろん、ほかにもた〜くさん名曲はありますが、これだけでもお二人すごいですよね。お二人のすごいところは、ジャズ、フュージョンという様式の中に、日本的な情緒あふれるメロディーを乗せたところです。歌詞はなくとも、美しい歌があるということです。
 で、今日はあらためて「小さな旅」のテーマを聴いてみましょう。まずはテレビ尺。

 この曲の魅力はなんと言ってもその旋律でありますが、そのハーモナイゼーション、そしてオーケストレーションもお見事です。
 実は長尺バージョンもあります。

 これをお聴きになるとわかりますが、後半の展開もいいですよね。これは歌詞をつけて歌ってみたくなる。まさに歌心あふれる佳曲です。
 と、実は正式に歌詞をつけたバージョンがあるんです。ご存知でしたか?岩崎宏美さんが1986年に出しました。
 「なぜ」のところは、このバージョンが出る前から、絶対「なぜ」だと思っていたら、本当に「なぜ」だった。不思議だなあ。

 ちなみにこの動画も貴重ですよ。コーラスが…。
 最後に作曲者自身によるジャズピアノバージョン。これまたすごい。さすが大野雄二さん。

 こういう名曲をどういうふうに作るんでしょうね。W大野さんたち、やはり、先に映像作品があって、そこからイメージするのでしょう。それってすごいですよね。特にこの小さな旅のテーマは、みごとすぎるほどに「旅情」を表現しています。旅の出会いと別れの切なさが、プチ転調や偽終止にうまく表現されていると思います。
 ああ、日本人で良かったなあ。

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2017.12.25

ネオテニーは地球を救う!?

Th_71aknc8lz9l 経新聞の正論に、動物行動学者の竹内久美子さんが日本人が持ち合わせる「人類最強」の性質とは…を投稿しておりました。
 最近竹内さんの本を読んでないなあ。かつてはずいぶん勇気づけられたものだが。
 というのは、竹内さん、たとえば「女は男の指を見る」のような男の指にこだわったエッセイをたくさん書いていまして、まさに「薬指が人差し指より長い」、すなわち男らしい(?)ワタクシとしては、大変いい気にさせられたのであります(笑)。
 それらの本には、「ハゲは胃がんになりにくい」とか、そういう、ワタクシに有利な言説がけっこう散りばめられていて、ようやく援軍を得たような気がしていた。
 いや、たしかにですね、ワタクシ、手だけはほめられることが多いのですよ。薬指が長いだけでなく、血管が適度に浮き出ているし、まあいちおうヴァイオリンなんかやってますから、繊細かつ器用に動いているのでしょうかね。
 男としては手だけほめられても実はあんまりうれしくなかったのですが、この本を読んで、なるほど女性は男性の指に本体のセクシーさを見出しているのだと、まあ都合よくほかのことは忘れて得心したりしていたわけです。
 で、もう一つ、竹内さんがよく語っているのが「ネオテニー」についてで、それもある意味私にも当てはまる特性でありました。というか、ワタクシに限らず日本人はみんな子供っぽいと。今回の正論もその話。
 子供っぽいことはマイナスではなく、純粋、好奇心旺盛、発想が柔軟、優しいなど、プラスの側面もあり、それを再評価すべきとのこと。
 私も全くいい年してバカみたいなこと言ってばかりで、それこそネオテニーのチャンピオンみたいな人間ですが、たしかにそれも徹底していると、それなりに価値を発揮しはじめたというか、人様にありがたがられる(めったにないと珍重される)ようになってきたとも言えます。
 もちろんご迷惑もおかけしていて、立派な常識ある大人にいろいろカバーしてもらっているのは分かるのですが、これはしかたないですね。
 そして類は友を呼ぶということでしょうね、一昨日の忘年会なんか、まあ素晴らしいネオテニー・パーティーでありましたよ。高城剛さんも少年のまんまですよね。
 10年前にオーストラリアで「姉妹校訪問…ネオテニー再確認」という記事を書いておりました。
 そこにこんなこと一節がありますね。

 考えてみますと、日本のオタク文化は、大人による子ども文化なわけで、今やそれが日本文化を支える土台にすらなっているわけです。あるいは日本の産業の基幹である職人的な手仕事的な部分というのは、以前からある意味オタク的、幼児的、自閉症的でありまして、日本文化の分析にはどうしてもそういう視点が必要なような気がしてきます。

 これなんか、竹内さんの説に近いかもしれません。
 はたして未来、日本人のネオテニー性は地球を救うのでしょうか。それとも自らを絶滅に追いやるのでしょうか。私は竹内さんと同様に前者だと思ってますよ。
 近代的な意味における「おとな」が、この地球を破壊していたのは事実です。コト(自我)に執着してモノ(他者)への共感を忘れた「おとな」の描いた利己的な夢は、もうそろそろ醒めることでしょう。

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2017.12.23

天皇誕生日の夜に(平成29年)

Th_img_0670 年も盛り上がりました。ご縁に感謝です。
 集まってくださった皆さん、本当に純粋な魂を持った方ばかりで、心から人々の幸福と地球の平和を祈り、そしてその実現のために行動されている大人ばかりでした。
 発明家、教育者、歌手、ダンサー、施術家、能楽師、物理学者、そしてクリエイター…ワタクシのような者の声掛けに、こんなに素敵な方々が賛同してくださり、本当に感謝にたえません。ご挨拶で申し上げましたとおり、ワタクシの幸せは皆さんでできています!
昨年の「天皇誕生日の夜に」には、今年はいろいろあって大変だった安倍昭恵さんがスペシャルゲストとしてお越しになってくださりましたが、今年は世界を飛び回り、めったに日本にいない、日本にいても超多忙な高城剛さんが来てくれました!
 おかげさまで、皆さんのテンションと意識の次元が一気に上がり、濃すぎる内容の会となりました。そのせいか、逆にどんな話をしたのか、日常に戻ってみると思い出せない(笑)。
Th_img_0674 後半には、天才物理学者さんやプロの能楽師の皆さんも急遽参加してくださり、歌あり踊りありのにぎやかかつ祝福のムードにあふれた場となりました。
 平成30年の重要性については、昨年書いたとおりであり、それについても確認しあいました。そして、来年の12月23日は今上陛下の最後の天皇誕生日となりますので、また盛大にこの会を開催し、「天皇陛下万歳(長寿をお祈りする)」で乾杯したいと思います。
 どうぞ参加されたい方は早めにご連絡ください。
 本当に皆さまありがとうございました。来年の皆さまのご活躍に期待します。私も頑張ります!
 最後になりますが、いつも会場を提供してくださる日本教育会館にある秋田料理のお店「御燗」さんには心から感謝です。そして、今年はあのミ◯ラまんじゅうが最高でしたね(笑)。来年は彼も呼びましょう!

 追伸 今日お話させていただきましたが、12月23日は天皇誕生日であるとともに、東京裁判で死刑判決を受けたA級戦犯はじめ何人かの方の刑が執行された日です。今年で69年目。すなわち来年の今日は70年目の日となります。
 今上陛下の譲位にはこのことも関係しています。そして、譲位後、この日が祝日にならないというのも、そういう意味での陛下のご意思であると理解しています。

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