カテゴリー「書籍・雑誌」の898件の記事

2018.01.30

文MON next 115号 「音」

Th__20180131_180434 文さんが送ってくれる冊子、いつも面白いし勉強になるのですが、今号は実にタイムリーな内容でした。
 昨日まで、さんざん「音」に関する記事を書いてきましたよね。そこにこの冊子が来た。テーマはまんま「音」。
 「人間の限りない可能性をみつめつづける人間探究誌」を標榜するこの冊子、いちおう定価300円となっていますが、一般の方は入手可能なのでしょうか。ネットでバックナンバーが読めるといいのですが、それも見当たりませんし、Amazonにもありません。
 内容をいちいち紹介できませんので、目次だけ掲載させてください。

 「自閉症児の優れた音楽資質とニューロダイバーシティ」…正高信男(霊長類額・認知科学者、京都大学教授)
 「静けさ、よい響きーコンサートホールのよい音」…池田覺(音響コンサルタント、株式会社永田音響設計代表取締役)
 「見えない相手に繋がろうとする」…林幸治郎(ちんどん屋、有限会社東西屋代表取締役)
 「カタリの力ー稗田阿礼の『誦習』」…北野達(国文学者、米沢女子短大教授、宮内熊野大社宮司)
 ◎わたしの転機◎「独立自尊の喜び」…鈴木孝夫(言語社会学者、慶應義塾大学名誉教授)
 読み聞かせでお母さんの脳もいきいきー絵本の読み聞かせのひみつ
 KUMONのあるところ◎ケニア
 言葉を覚えるには節をつけて歌に…公文公

 ね、面白うそうでしょ。それぞれいろいろ学びがありました。自分は自閉症児なので、コンサートホールを飛び出して、ちんどん屋になって、世界中を嘘ガタリして歩きたいなあと(笑)。
 そして、なんと言っても、我が心の師匠、鈴木孝夫先生がお元気に自己の人生を語ってくれているのがうれしい。
 そう、私のこの劇的な後半生のスタートは、実は鈴木孝夫先生と飲んだあの日に始まってたのです!あそこから、「会いたい人に会える」人生になっていきました。そういう意味でも師匠です。もちろん「日本語」「日本」についても大師匠ですが。91歳になられたんですね。もう一度お会いしたいです。

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2018.01.22

「もののけ姫」と同和問題 (古谷経衡)

Th_663 日の西部邁さん自死の衝撃が残っています。
 やはり残念です。誰かがツイートしていました。右翼は自死するが左翼は自死しない。殺し合いはするけれど。
 まあそんなに単純な話ではないけれども、人間の命をどう捉えるかというのが、左右を分ける一つの視点であったこともたしかです。
 西部さんが何かの本で批判していた歴史学者網野善彦さんも、若かりし頃は山梨県の山村工作隊の一員でした。
 右、左で言いますと、どちらかというと左と言われる歴史学者網野善彦さん。実は今日は網野さんの誕生日です。生誕90年にあたります。
 私は網野さんについて、このブロクで何度か取り上げてきました。若い頃、網野史観に大変な影響を受けましたからね。また網野さんの甥っ子である中沢新一さんからも多くを学んできました(『僕の叔父さん 網野善彦』参照)。
 実際、山梨県の郡内地方という特殊地域(?)に住み、富士山をめぐる信仰と生活に触れると、網野さんが実際に体験したであろう「普通の歴史」への違和感を感じざるをえません。
 地元の人は、おそらくあまりに日常なので気にならないかもしれませんね。私は外様、マレビトですから、嫌というほど、いや好きになってしまうほど感じています。
 西部さんは、たしか網野さんが「敗戦後、日本という国名を考え直す必要があった」と言ったことに対して怒っていたと記憶しています。網野さんのその言葉は、そのままの意味ではなく、「日本」という国名の成立事情を考慮せず、無批判にそれを受け入れている日本人に対する皮肉としてそう言ったのだと思うのですが。まあ、保守陣営に対する挑戦的な揶揄なんでしょうね。
 私はそんな網野さんの姿勢も好きでした。学会ではずいぶんいろいろと批判されましたが、逆に庶民のレベル、すなわち芸術や芸能、サブカルチャーなどに多大な影響を与えたことは結果として良かった。なにしろ、研究対象が庶民であり、被差別民であり、芸能者であったわけですからね。
 さて、そんな網野史観の影響を受けた作品として最も有名なのは、宮崎駿さんの「もののけ姫」ですね。私も以前、こちらにちょこっと書きました。
 最近メディアで大活躍の若手批評家、古谷経衡さんも、網野史観ともののけ姫の関係について以前語っていました。今日はその動画を紹介しましょう。
 西部さんの死。古谷さんの活躍。保守系批評も大きな転換点を迎えているように感じます。


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2018.01.20

『太平洋戦争の大嘘』 藤井厳喜 (ダイレクト出版)

Th_book コウヨ(笑)、いやいや国際政治学者で未来学者である藤井厳喜さんの「ワールド・フォーキャスト」を定期購読しています。
 メインストリーム・メディアの情報では知ることのできない世界の動きは、藤井さんのこのワールド・フォーキャストと、高城剛さんの「Future Report」で勉強させていただいております。
 トランプさんが「フェイクニュース」という言葉を流行らせましたが、たしかに日米、またヨーロッパの大手メディアはかなり偏っていますね。
 そういう意味では、学校で教えている歴史、日本史も世界史もかなり偏っていますね。
 今、上の娘が大学受験真っ只中で、楽しそうに世界史を勉強しています。いろいろ暗記している横から、私や家内が、藤井さんや高城さん、そして仲小路彰から学んだ、裏の(真実の)歴史の話をするものだから、余計にドキドキ・ワクワク、そしてイライラ?しています。ま、たしかに大学入試には出ないだろう話ばっかりだからなあ(笑)。
 しかし、そのおかげもあってか、全く興味がなかった世界史に異常に興味が出てきてしまったらしく、ついには大学は史学科に行きたい!とか言い出しました。大いにけっこうだと思います。
 うん、やっぱり受験勉強っていいですね。安易に推薦とかもらわなくて良かったと本人も言っています。ま、ウチはもともと推薦禁止という変な家だったのですが。
 私は、世界史の勉強挫折した派なので、娘が代わりにこうして勉強してくれると助かります。聞けばすぐ答えてくれるんで。教えてもらえるわけです。
 さてさて、この藤井さんの最新著作「太平洋戦争の大嘘」も、普通の教科書には書かれていないことばかりが書かれています。しかし、非常に読みやすく、世界全体を俯瞰して見えてくるストーリーが、すんなり頭に入ってきます。
 太平洋戦争というネーミング自体がフィクションであるわけですが、たしかに戦後の教育というか洗脳は強力でした。私もずいぶん毒されていましたが、不思議なご縁から裏の歴史、真実の歴史(もちろんそれらも歴史の一側面でしかないわけですが)を知る機会があり、今ではそれなりにバランスよく過去、現在、未来を見ることができるようになっていると思います。
 この前書いたとおりワタクシは、右翼(ライト)でもなく左翼(レフト)でもなく、全体を見渡す捕手(ホシュ=キャッチャー)を自認しておりまする。
 この本の具体的な内容についてはこちらでご確認ください。
 それにしても、コミンテルンはすごいですね。昨年はロシア革命から100年。今月はロシア・ソヴィエト連邦社会主義共和国の実質的な建国から100年の月。来年はコミンテルン誕生から100年です。
 コミンテルンは表面的には1943年になくなっているはずですが、実際には今でも大きな力を持っている、あるいはその亡霊の影響はいまだに残っていると言えます。
 仲小路彰も自らの人生を共産主義(コミンテルン)との戦いであったと回想していたそうです。たしかに、日本の天皇制は最も共産主義と相容れないモノですよね。
 第二次世界大戦、太平洋戦争、大東亜戦争…それぞれ視点から見て、そして未来的な視点から見て、はたして「勝者」は誰だったのか。私は今年その答えが出ると思っています。そう、明治維新以来の150年戦争終結の年ですからね。
 この藤井さんのご著書、今なら送料だけで読むことができます。出版元のダイレクト出版さんは、独特の商売をしている会社です。私も上述の「ワールド・フォーキャスト」を購読しています。ネット時代の出版のあり方を示してくれていますね。
 この本を送料だけで提供しているのも、もちろんその先にネット番組の購読を期待してのことですが、まあたしかに藤井さんの提供する最新の情報はそれなりの価値があると思います。
 かつては違う方の違う番組を購読していましたが、あまり価値が感じられなかったので解約の電話をしたら、二つ返事ですぐに返金してくれました(契約後30日以内)。あっけないくらい。これもまた新しい商売のしかただなと感じました。


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2018.01.19

小室哲哉さん引退について

Th_2018012100000098spnannex0002view 春砲によって、一人の天才の音楽が聴けなくなりました。
 私はTKの音楽はあまり好きではありませんでしたが、それでも日本の音楽界に多大な功績と影響を残した彼が、こういう形で引退してしまうのは残念です。
 世の中がより高い倫理性を求めるようになったのはいいことです。それもそれなりの立場にある人たちが、庶民を先導する形で、そのような精神性を持つようになるのは悪いことではありません。
 しかし、一方で、このように大手メディアが庶民のバックアップを受けて、庶民でない特別な功績を残した人を、ある意味抹殺してしまうことには、少なからず抵抗があります。
 というのは、私も含めて庶民の感情や言説、特に非庶民に対する批判の根底には、凡夫ならではの「嫉妬心」があるからです。
 21世紀に入って、弱者たる庶民が、たとえばSNSという自由な言論の場を得て、自らのことは棚に上げて、あるいは庶民という匿名性を盾にして、感情的な言葉をもって非庶民を総攻撃する(もちろんその逆の立場の言説も同数近くありますが)という状況が生まれました。
 これには当然良い面もあったわけですが、私の意地悪な視点からすると、共産主義の悪い点、すなわち下克上的革命思想や過剰な平等主義の表れにも見えてしまいます。
 そのあたりについて、私たち庶民はもっと冷静であるべきだと思います。政治家や芸能人、そして教師などに対しての熱狂的とも言えるバッシングのほとんどが、私たち庶民からある権利や利益を奪っているようにしか見えません。
 まあ、庶民なんて言葉をある意味階層的に使っている時点で、私もバッシングの対象になってしまうんですけどね(苦笑)。
 1年とちょっと前の、小室哲哉さんのこのインタビューをぜひ観て聴いていただきたい。彼が未来に創造しようとしたモノは、もう手に入りません。

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2018.01.11

iOS版 『精選版 日本国語大辞典』 (物書堂)

Nds_200x200 当に最大にお世話になっております。物書堂さん。
 最近では、私がほそぼそと、しかし骨太に使い続けてきた名ワープロソフト「egword Universal 2」を10年ぶりに復活してくれるという夢のようなプロジェクトを始動してくれました。
 これで、私が二十年以上かけて蓄積してきた膨大な学校関係の書類データが生き残れることになりました。本当にありがたい。おかげさまで、学校に新規に導入した最新のMac環境でもアルファリリース版を使えるようになりました。あらためてその洗練された便利さ、動作の軽さを痛感しております。
 そんな夢を実現してくれつつあるのは、ちょうど10年前の「今までありがとう egbridge & egword そして…これからも」という記事にも登場している神様仏様、開発者様である廣瀬さんです。
 廣瀬さんが立ち上げた物書堂は、特に日本語の美しい表示にこだわったアプリを多数開発してくれています。
 そうした中で、本当に快適に、ほとんど快感に近いイメージで使わせていただいているのが、「精選版 日本国語大辞典」です。
 仕事柄、そして趣味柄、日国は必需品。もちろん書籍版も持っていますが、職場ではジャパンナレッジさんでオンライン版を10年間使ってきました。
 しかし、iPhoneでは検索できないなど、いろいろ不便なこともあったので、今日思い切ってこの物書堂さんのiOS版「精選版 日本国語大辞典」を購入しました。
Th_vertical そう、実は今日買って、ずっといじっていたんです。もちろんいろいろ調べることがあったからですが、調べれば調べるほど、どんどんハマっていく。そして、脳みそが活性化していく。そういうアプリなんです。本当に使い勝手がよい。そして、美しい。
 精選版でもほとんど不自由はありません。精選版といっても項目数は約30万。必要十分です。文例も豊富なまま。そしてインデックスが楽しい。日本語マニアにはたまりませんね。
 なぞってジャンプ機能や、他のアプリ、ブラウザなどからの直接検索、手書き入力なども、書籍版では考えられない便利さです。
 iPhoneのアプリが7800円。これは普通に考えると「高い!」ということになるでしょう。しかし、書籍版が45000円以上ということや、ジャパンナレッジ版では月々1620円(完全版ですが)払い続けなければならないことを考えれば、先ほど書いたデジタル版ならではの利便性もあり、めちゃくちゃ安いと思います。
 なんとなく、この歳になって、また新しい日本語たちにたくさん出会える予感して、それこそ年甲斐もなくドキドキしております(笑)。
 こうなると、書籍版でお世話になっている日本語大シソーラスもほしくなってしまう…買っちゃいそうだな(笑)。

精選版 日本国語大辞典


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2018.01.10

『教職課程ー教職はブラックか』 (協同出版)

Th_51h4k8xdeul 僚に借りて読んでみました。ふむ、教職はブラックなんだ。へえ。
 世で言う「ブラック」とはなんなのか。その定義がまずあやふやです。だから「ブラック」なんていう外国語、イメージ語を使うわけです。
 私のイメージとしてのブラックについては、半年くらい前に「ブラック」はお好き?という記事に書きました。
 今は少し考え方が変わっているところもあるのですが、店頭から完全にブラックコーヒーが排除されることには、やはり反対です。少数派のために残しておいてくれ。
 で、教職はブラックか、についての答えですが、やはり、世間的にはブラックに映るでしょうね。しかしですね、こういう言い方をするとお叱りが飛んできそうですが、私個人としては教職につく人は、ある程度ブラック好きであってほしいのです。
 少なくとも、普段はマイルドコーヒーを飲んでいても、いざという時にはブラックコーヒーを飲める人であってほしい(笑)。
 どんな仕事でもそうですけれども、やはり「人のため」を実践するには「自分のため」をガマンしなければならない。つまり、自己を犠牲にするしかないじゃないですか。
 その自己を犠牲にすることをブラックというのなら、やはり教職はブラックだということになると思います。
 ちょっとシャレて言うなら、「教職は(今以上に)ブラック化」するのはまずいけれども、基本路線「教職はブラック可」だということです。どうでしょう。
 ちなみにウチは私立です。昔はですね、私立の先生は公立の先生の3倍仕事してるなんて言ってましたが、今は逆転してますね。いや、私立の先生が働かなくなったんじゃないんです。公立の先生が忙しすぎる。特に小中の先生方。
 管理が進んで、いろいろな会議や研修、発表など、まあその準備や後始末に忙しそうです。直接生徒に関わるわけではないことに忙しい。もちろん間接的には生徒のメリットになっているのでしょうが。
 ただ私立にもですね、ある種の管理が進みつつあります。表面的、つまり民間企業組織としての体裁であったり、法的な部分に関して、今までは教育はある意味グレーな領域だったのが、それこそ白黒はっきりさせるようになってきた。
 ついでに世間の目も厳しくなってきていますので、そういう意味での仕事が増えていることはたしかです。
 それでも、あんまりブラック、ブラックって言ってほしくない。貴重な人材が逃げてしまいます。いや、それでも教員になろうとする、ブラック好きが集まるようになるからいいのかな。

Amazon 教職課程ー教職はブラックか

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2018.01.03

『真説・国防論』 苫米地英人 (TAC出版)

Th_71dkekdyoal 年の一冊目はこれ。
 最近、自分の意識がずいぶん変わったなと思います。人にも言われます。リベラルになったねと。
 自分の中では、別に右から左に守備位置が変わったとは思っていません。かと言って、中堅でもない。あえて言うなら、保守ならぬ捕手(笑)。全体がよく見えてきた。
 そんな中で、この苫米地博士の国防論はまさにタイムリーヒットでした。
 あえて捕手の立場から言わせていただくとですね、ライトもレフトも基本75年前の感覚なんですよね。憲法改正を叫ぶにも、戦争反対を叫ぶにも。
 今年は明治維新から150年。ようやく150年戦争が終わる年です。まだ我が国は戦争が続いているんですよ。それを今年中に終わらせなければならない。
 75年前というのは、その150年戦争のど真ん中。昭和18年です。そこが一つの折り返し点であることはよくわかりますよね。
 いまだにあの頃の戦争論にしばられている。時代はあまりに変わっているのです。もうすぐゴールなのに、まだ折り返し地点のノスタルジーに縛られている。
 そんな数字あそびに意味などあるのかと言われそうですが、意味があるのです。偶然なのか必然なのかわかりませんが、意味を見出すことは簡単です。
 たとえばこの本を読んでみてください。日本が今、世界史の中でどういう立場にあるのか。北朝鮮がどうのこうのというご近所だけの話ではなく、地球を俯瞰して、未来的にどういう立ち位置にいるのか。
 苫米地さんは宇宙人ですから(!)、常に地球を俯瞰しています。だから、ある種のトンデモ臭がする。私もちょっとそういうところがあって、ある種の人たちからはずいぶん煙たがられています(苦笑)。
 大いに結構だと思います。トンデモな感じがなく、とっても常識的だと、未来は切り拓けません。常識は過去の記憶の集積でしかありませんから。
 それにしても、苫米地さんの人脈というのも面白いですね。情報網がすごい。そして、それをこうして、ある意味常識的な方法で発信してしまうから、なおすごい。
 彼の仏教論なんかもそうですが、誰も反論できないんですよね。反論できないから、トンデモという言葉で片付けてしまう。
 私が研究している仲小路彰もそうです。あまりにその視点が高いために、あっちこっち行っている感じがするし、ある種の矛盾を含んでいるように見える。しかし、そこには絶対的な真理への道筋が示されている。だから、理想主義のように見えるけれども、実は非常に現実的である。
 この苫米地さんの国防論も非常に現実的だと感じました。逆に一般人があまりに現実を知らなすぎる。苫米地さんなら仲小路を正しく理解するだろうなあ。今年はなんとか苫米地さんにもアクセスしたいところです。
 この「真・国防論」を一家に4冊!と力説している次の動画がまた面白い。やはり、日本が地球の未来の舵取りをする時代が来ているんですね。仲小路の言うとおりになっています。ぜひご覧ください。

Amazon 真・国防論

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2017.12.30

コクヨ 超静音シュレッダー

Th_51aaiohwkdl_sl1000_ 籍、書類の電子化関係でもう一つ。
 スキャナiX500にオマケでついてきたシュレッダーです。
 オマケにしてはずいぶん立派なものでした。定価15000円ですからねえ。
 必要とは思いながらも、自分ではなかなか買わないものです。
 シュレッダーっていつごろから登場したのか気になったので調べてみました。はあ、そうだったんだ〜。なんと発明は1907年といいますから、100年以上前なんですね。
 もともとshredderというと、キャベツの千切り機のことだったとか。なるほど。まあたしかに書類の千切りだし(笑)。
 日本で普及しはじめたのは、明光商会のMSシュレッダーが発売された1960年台からとのこと。
 たしかに学校にも明光商会のMSシュレッダーがあります。
 昔は学校でもやばい?書類は焼却炉でガンガン燃してたんですよね。それが、ダイオキシンだかなんだかが問題になって、世の中から焼却炉が消えてしまい、シュレッダーの活躍の場が格段に増えました。
 それで、小型のもの、パーソナルなものが普及しはじめました。デスク4つに1台とかね。
 この製品ももちろんパーソナルユースをターゲットにしたものです。だから静かを売りにしている。オフィスで個人的にゴミ箱代わりに使うということでしょうか。書類を捨てる時に、昔であれば丸めてポイしたように、サッとシュレッダーに挿入するというわけです。
 ところで、書類はまあいいとして、皆さん、裁断して破壊してしまった書籍はどのようにしているのでしょうか。たぶん廃棄するのでしょうが。別に千切りにする必要はありませんが、なんとなくゴミ箱にバサッというのは、それもまた抵抗があるような気がします。
 焼却炉があれば、供養するような気持ちもこめて荼毘に付すことができるんですがね。本って、いろいろな意味で、情報(コト)の詰まったモノなので処分が難しいですね。バラしちゃったら古本屋にも売れませんし。
 今日のニュースで、紙の本の販売数が大幅に減った、それもいわゆるコミックの売れ行きが大きく下がったと伝えられました。
 平安時代以来の、紙の本文化はいよいよ終焉を迎えるのでしょうか。それとも反撃があるのか。
 一足先にデジタル化が進んだ音楽の世界では、再びLPレコードやカセットテープがブームになりつつあります。
 紙の本も、もちろんなくなることはないでしょう。
 私も電子書籍と紙の本、今購入するのは半分半分くらいです。やっぱり不便な点もあるんですよね。
 10年以上前にどこかに書いた記憶があるのですが、いわゆる紙の本でペラペラ、パラパラというのを再現する、リアルに数百枚の極薄ディスプレイを搭載した電子ブック端末が発明されないかぎり、紙の本はなくなりませんね。

Amazon コクヨ シュレッダー 超静音 CD・カード細断可能 ホワイト AMKPS-MX100W

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2017.12.29

格安裁断機

Th_imgrc0073012352 て、昨日の記事の続きです。
 破壊型?スキャナを購入したので、書籍を破壊しなくてはなりません。ここに抵抗がある人が多いんですよね。
 本を大切にしなさい、というのは家庭でも学校でもずっと言われてきた文化です。
 それをバッサリ裁断してしまうわけですから、まさに文化的に言えば破壊行為です。
 特に自炊する人たちに聞くと、大切に何度も読んできたマンガ本などをバッサリというのは、さすがに抵抗があるとのこと。
 しかし、なんでもそうですが、抵抗があるものも一度やってしまうと逆に快感に変わってしまうというもの(笑)。
 私も最初はどうでもいい本で試していましたが、今や大切な本こそ、きれいに裁断してしっかりデジタル化するようになりました。面白いものですね。
 この格安裁断機、格安ですがとても切れ味が良い。コピー用紙なら500枚一度にバッサリやってしまいます。
 あのサクッという感覚を一度体験してしまうと、なんだかクセになっちゃいますね。ギロチンもこのくらい切れ味が良ければ…なんて変なことを考えてしまいました。逆に介錯って難しいだろうなと。
 どのくらい耐久性があるのか分かりませんが、替え刃や替え受け木までついているので、とりあえず10年くらいは大丈夫でしょう。
 それにしても重い。もちろんだからこその安定感と信頼感なんですが。久しぶりに無骨なモノに出会いました。

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2017.12.28

A4両面スキャナ 『ScanSnap iX500』 (富士通)

 末、すなわち二学期が終わって冬休みに入ると、なぜかいつもより忙しくなります。そんなわけで、ブログの更新が遅れております。今日は雑仕事をしながらまとめて書こうかと考えています(大晦日)。
 で、時間がないので軽く行きますね。最近買ったものを紹介していきます。
 まずは、スキャナ。スキャナは2台め。昨年7月に非破壊オーバーヘッドスキャナsv600を購入。大活躍してくれています。もう何ページスキャンしたかな。
 で、非破壊型で対応してきた文書類のスキャンが一段落したので、さらに大量にある書籍の様態になっている文書のスキャンに入ろうかと。
 いったい何をスキャンしているか…それは今はナイショです。自分の家の書類や書籍ではありません。来年には何らかの形で公表するなり、出版するなりしていけると思っています。
 さて、今回購入したのは、名機と言われている富士通のiX500です。今回はキャンペーンで、コクヨのシュレッダーがオマケでついてきて4万円台前半でした。
 これ、いわゆる自炊する人たちはみんな使っていますよね。なにしろ早い。両面同時にスキャンしてくれますし、ソフトも非常に優秀です。ストレスなくじゃんじゃんデジタル化できます。
 仕事でも使えますね。私、すぐに書類をどっかにやってしまったり、捨ててしまったりするので、これからは全部これでスキャンしようかな。
 一般的な活字本であれば、検索可能なpdfにしてくれますので、文書の内容のキーワードや、覚えている言葉で検索できます。
 また、活字化してくれたものを、Wordなどのワープロで流用できますので実に便利です。
 また、仕事柄有用なのは、各種入試問題などをスキャンして取っておけることです。著作権の問題はありますが、工夫次第では問題集の利用の際にも使えますね。
 あと、音楽家?としては、楽譜の電子化ですね。旅芸人するときは、タブレットを楽譜代わりに使うことが多いので、これで大量にスキャンしておくといいですね。
 書籍の電子化。平安時代以来の紙の本の文化は終わりを告げるのでしょうか。
 さて、これからどんどんスキャンしますよ。家の本も溢れている状況なので、老後は自炊生活しようかな(笑)。

Amazon ScanSnap iX500

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