カテゴリー「書籍・雑誌」の886件の記事

2017.12.07

『ゴッチ式トレーニング』 藤原喜明 (新紀元社)

Th_513hs8kogil_sx349_bo1204203200_ ロレスの神様(の一人)、カール・ゴッチ没後10年。
 まだまだ現役で頑張っている、ゴッチの愛弟子の一人である藤原喜明組長が伝え、語る「ゴッチ流の鍛え方」。また、アントニオ猪木さんをはじめ、ゴッチの洗礼を受けた内外のプロレスラーたちが師匠について語る、語り合う貴重な話が満載のこの本。大変興味深く読ませていただきました。
 ここでちょっとワタクシごととなりますが、実はこの本の奥書にはウチのカミさんの名前が出ております。
 う〜ん、まさか自分の嫁の名前がプロレスの神様ゴッチの本に載るとは、プロレス大好き少年(青年)だったワタクシは、まさに夢にも思わなかったなあ。人生は何が起きるか分かりません。まさに一寸先はハプニング(笑)。
 実はカミさん、ゴッチについて語ってくれた外国人レスラーの皆さんの英語を翻訳するという大役を仰せつかっていたのです。
 たしかに、毎晩毎晩、苦労しながら訳していましたっけ。私もちょっとだけアドバイスなどしましたが、ほとんど自力でやっておりました。
 いくらプロレス、格闘技大好き女とはいえ、専門用語など出てくると、さすがに困惑していました。私だって分からない。で、そういうところは、きっと編集者の方が適語に直してくれるだろうということで、なんちゃって直訳でごまかしていたんですね。
 そうしたら、結局ほとんどがそのまんま活字になってしまった。ですから、ちょっと細かく読むと変なところがあります。ごめんなさい。
 ま、それはいいとして、やっぱり昭和の天才のことになってしまいますね。外国人ですから昭和というのは変かもしれませんが、彼ら天才たち、たとえばこのカール・ゴッチやルー・テーズ、そしてビル・ロビンソンなんかは、昭和の日本で輝いたとも言えますね。
 もちろん、当時の日本が経済的に栄えており、よってプロレス界のギャラもかなり高かったから、彼らが日本に稼ぎに来ていたという側面もありますが、それと同時に、いやそれ以上に、日本のファンが、彼らのような「職人」や「努力家」、「苦労人」が好きだったし、よく理解していたという部分もありました。
 ゴッチの没後10年にあたり、日本のレスラーたちが中心となって、荒川区の回向院にお墓が建立されました。こういうところもまた日本的ですよね。
 今、再びプロレスブームが起きつつあります。この前書いたお笑いの世界と同様に、あの頃、すなわち昭和をもう一度と言うわけではありません。若い人たちは、常に新しい世界を模索し、切り開いていかなければなりません。
 しかし、だからこそ、まさに「温故知新」、かつての大物たちに学ばねばなりません。
 くり返しになりますが、当時と同じ練習をして、同じ闘いを見せるということではありません。ただ、もし彼らが現代において現役バリバリだったら、時代の要請にどう応えるのかを想像するのは大切なことだと思います。
 そういう意味で、この本に登場するゴッチの遺伝子たちが、こうして現代のリングに何かを残し、何かを語りかけ、何かを問いかけようとしていることに、心から感謝と敬意を抱かねばなりません。
 レスラーはもとより、私たち観戦する側も、もう一度原点や本質に帰ってみる必要がありますね。私は今はなんのスポーツもしていませんし、体をほとんど動かしませんが、なぜかこの本や、以前紹介した鈴木秀樹選手のビル・ロビンソン伝 キャッチ アズ キャッチ キャン入門』など、具体的な体の動かし方、つまり文字とは違う言語…肉体言語…で語られた本に、ものすごく大きな刺激を受け、そして学びました。
 プロレスに限らず、いろいろな分野で、かつての天才や職人たちの「体の動き」を紹介する本が刊行されることを期待します。
 不思議ですね。ビデオとは違う良さがあるんですよ。ポイントを抽象してあるから、シロウトでもじっくり真似てみることができます。実際に体は動かさずとも、脳内の自分の別の体を動かすことができるんですね。そこから学ぶモノは、あきらかに文字言語から学ぶコトとは大違いなのです。

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2017.12.02

『時間とはなんだろう 最新物理学で探る「時」の正体』 松浦 壮 (講談社ブルーバックス)

Th_51xnuh5xl_sx324_bo1204203200__4 日に続き、時間のお話。
 昨日とは打って変わってちゃんとした時間論。なにしろ「最新物理学で探る」わけですから。いや、それ以上の価値がありました。
 まずは、少年時代理系を目指しつつ比較的早く挫折し、完全なる文系になったワタクシとしては、この本の目指す「数式を使わないで」という方針はまさに渡りに船というか、地獄で仏というかでしたね(笑)。
 あっそうそう、先に書いちゃいますが、ちょっと前まで理系を挫折して文系になったことを、私は「負け」だと思っていたんですが、最近は完全にひっくり返って「大勝利」だと思うようになりました。
 コトで世界を見ようとする理系のかっこよさを認めつつ、やはり本質はモノの方にあると悟ったからです。
 おっと、私の「モノ・コト論」を知らない人は、え?理系がモノで文系がコトじゃないの?と思われるかもしれませんが、逆です。コト(型・言語・理論)の究極の形が数式(数学)であり、それで説明できない、いわばコトの補集合全体がモノ(もののけ?)ですので。
 で、この本も結局のところ、狭いコト世界での話に終始しているので、文系からの上から目線的には(笑)、結果としてやっぱりその他補集合の方が本体だなと。たとえば「時間」についても。
 だから、いくらここ数百年の物理学のすさまじい挑戦と成功と発見の歴史を解説したところで、それを実現してしまった人間のすごさをものすごくよく分かる一方、「時間とはなんだろう」という問いについては、結局「よく分からない」という結論になってしまっている。
 まあ文系的に言えば、そういう理解できない、すなわち制御不可能なところこそが、「もののあはれ」であって、そう、たしかに「もの」や「あはれ」や、その組み合わせの「もののあはれ」という日本語の使用例を見れば、そこには必ず「時間」の流れ(無常観)が関わってきています。
 時間の不可逆性、いやそれ以前に止めることができないという本質に対してため息をついたのが「もののあはれ」ですからね。ブッダの言う「苦諦」です(「もののあれは=苦諦」参照)。
 さらに、ある意味文系的なアプローチとしての「哲学的時間観」というのも、結局は言語という「コト(の端)」によって、正体不明な「時間」を解説しようという試みなので、かなり無理があります。ハイデガーでさえも結局あきらめてるし。
 ですから、私はもっと生活感に根ざした「時間論」を展開したいと思っているわけです。それが、結果として「時間は未来から過去へと流れている」という、現代地球人の一般常識とは180度違うものになってしまっているのですが。
 もちろん、私は理系を否定しているわけではありません。いつも書いているとおり、私の哲学の終着点は「コトを窮めてモノに至る」ですから。そういう意味ではこの本の価値は高いと思います。数式(純粋コト)ではなく、人間味あふれる手垢のついた言葉(コトの端)で全体を予感させようとしているわけですから。
 著者は科学者であり、詩人なのでした。実際、自然界と人間の、両方のすこさが表現されていますし。私はそういう人が好きです。

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2017.11.27

『かっこいいコード進行108』 篠田元一 (リットーミュージック)

転調! テンション! ツーファイブ!
Th_91nkmoguwnl 日はあらためてELO(ジェフ・リン)のコード進行を確認したというようなことを書きました。
 最近、ポピュラー音楽の作曲法について興味があります。なんででしょうね。
 上の娘がベーシストを目指しているんですが、本人は全然作曲する意思がないんです。ベースラインさえ作る気がない。おいおい、それじゃあダメだと言い聞かせるのですが、本人は作曲はパパに任せるとかなんとか言ってるんです(笑)。
 はぁ?と思いつつ、ある意味自分の若い時からの夢でもあるので、半分本気で引き受けようかと思っております。退職したら旅芸人になる予定ですので、まあ自分の将来のために勉強しておくのもいいかなと。いろいろな昭和の名曲を編曲するのにも、当然作曲の知識と技法が必要になりますし。
 そんなわけで最近買って楽しんでいるのがこれ。なるほど面白いですよ。108という煩悩と同数のちょっと洒落たコード進行が紹介されています。
 たしかにこれは煩悩といえば煩悩ですよ。そう、たとえばELOコード進行はこの108に当てはまるものも当然ありますが、やはりいかにもELOらしさというのは、だいたいこういう「よくあるパターン」からははずれています。
 当たり前の話ですよね。新鮮さ、個性というのは一般からは離れているモノです。コトにとらわれないモノ。
 もちろんコト(カタ)というのは大切であり、ちょっと前にも書いたとおり、教育においても禅の修行においても、まずは型にはめるところに専念して、そこから溢れ出るモノこそが個性であり価値であるということはよくあります。
 しかし、私の哲学でもある「コトを窮めてモノに至る」に表現されているとおり、何ゴトも窮め尽くさないと、そこに本モノは現れてこないのです。
 お釈迦様が煩悩を窮めてお悟りを開いたように、こういうマニュアル的な、一般的な、いわば俗世間の煩悩を知り尽くさないと、その先に行けないというのは面白い真実ですね。
 というわけで、最近の寝る前の楽しみは、枕元にあるで過去の名曲たちのコード進行をなぞってみることです。楽しいですよ。
 この本と連携して、リットーミュージックのサイトから音源を聴く(ダウンロードする)ことができます。それだけでも面白いですので、ぜひ聴いてみてください。そして、興味を持ったらこの本を買ってみてください。

付録ダウンロード

Amazon かっこいいコード進行108

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2017.11.25

『アドラー心理学で読み解く 田中角栄 天才の流儀』 (ダイアプレス)

Th_51aksmgjonl 日、車の中で小一時間人を待つ時間ができましたので、KindleUnlimitedでダウンロードして読んでみました。
 昨年ブームになった田中角栄とアドラーを組み合わせた本。無理やり感があるかと思いきや、案外自然に感じられましたね。
 つまり、田中角栄レベルになると、発想や行動がアドラー心理学的になって当然というか、いやそれこそ因果関係が逆かな、アドラー的にならないと超一流にはならないということでしょうか。
 ちなみに、私のものの考え方はアドラーにかなり近い。アドラーを読む前から似たような発想をしてました。ってことは、私も超一流になれるかも(?)。ま、さすがにそこまではいきませんが、そうですねえ、まあ超二流くらいにはなりたいかな(笑)。
 この前の高城剛さんとの対話でも、「時間は未来から過去へと流れている」という宇宙スタンダードの話をしました。同じようなことを言っている宇宙人(?)は、あと苫米地英人さん。
 アドラーも実はそれに近いところがある。アドラーの目的論や自己決定性は未来から現在を観るということが前提になっていると感じます。
 田中角栄もそうですよね。ある意味巨大な妄想を未来に置いて、今やるべきことを決定していった。過去の経験からしか判断できないお役人とは違った。
 この本は、田中角栄やアドラーの入門書としてはなかなか有用だと思いますよ。田中角栄をアドラー心理学からとらえるというコンセプトが秀逸なのはもちろん、結果として、田中角栄が、少し抽象的で難解なアドラー心理学の実例となっているというのも面白い。
 現場のサラリーマン対象の構成ですが、どっちかというと管理職が読むと勉強になるんじゃないだろうか。そんな気がしました。やっぱり田中角栄は人を動かす天才ですから。
 ただちょっと誤植が多くて気になりましたね。最近の本の校正はどうなってるんだろう。そのうち校正もAIがやるようになるのかな。

Amazon アドラー心理学で読み解く 田中角栄 天才の流儀

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2017.10.16

『粋な日本人の心得帳』 (枻出版社)

Th_81mbvcd4n8l ろいろ忙しいところに加え、全国でも注目の山梨2区の混沌選挙に関わらざるを得ず、自分もかなりカオスな状況となっております。
 とにかくいろいろな人に会う機会が多い。いろいろなレイヤーの方々。それぞれにしきたりがあったりなかったり。
 いろいろ無礼、不躾があっては申し訳ないと思い、時々確認するのがこの本。
 男性の、様々なシーンにおける「心得」が写真入りでわかりやすく解説されており、大変役に立っております。
 学校で生徒たちが小笠原流の礼法を勉強しているので、私もそちらの授業を見学したり、紹介していただいた本を読んだりして勉強していますが、ちょっと格式が高すぎて、日常の場面でそのまま使うと逆に不自然だったり、ドン引きされたりしそうです。
 その点、この本のレベルはちょうどいいかもしれない。最低限のマナーという感じ。
 でですね、いろいろ勉強し、体験したワタクシの実感を申しあげますとですね、実は、こういう本の内容なんかを完全にマスターする必要はないと。
 どういうわけか、超一流の方々とおつきあいすることが最近多いわけですが、そういう方々も実際はかなりフリーな立ち居振る舞いをされますよ。
 たとえば超一流シェフと一緒にフレンチを食べたり、超一流料亭の主人と和食を食べたり、そういう機会で、こちらはめちゃくちゃ緊張して、相手の方の振る舞いをチラチラ見ながら真似しようと思っていると、案外フリーな感じでいらっしゃったりする。それで安心して、ようやくおいしい料理を堪能することができたりするんですね。
 もちろん、やってはいけないことというのは最低のマナーとしてあると思いますよ。でも、実際のところ、案外ハードルは低くてですね、決してマニュアルどおりにやる必要はないわけです。
 だから、時々こういうマニュアルをちらっと見て、なんとなく覚えている程度がちょうど良かったりします。あんまり堅苦しくやると、逆に不自然、なんかいかにも予習してきました感が出てしまう。
 先日も人間国宝の方に和室でご挨拶することがありました。周囲のお弟子さんやらがガチガチの中、あえてちょっとやわらかい感じで振る舞いましたら、お話が大変はずみました。
 こういう本を手元に置きつつ、そういうことも覚えておくとよろしいかと。

Amazon 粋な日本人の心得帳

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2017.10.14

『不老超寿』 高城剛 (講談社)

Th_41jceo0zlel 月、53年ぶりの再会(?)を果たした私と高城剛さん。
 その時の爆裂宇宙人トークの一部がPodcast「高城未来ラジオ」で聴くことができるようになりました。記事の下の方に貼っておきますので、ぜひお聴き下さい(てか、これじゃあ仮名の意味がないか…笑)。
 いちおう放送では「教育」がテーマになっていましたが、実際にはかなり脱線してしまいました。ま、いつものことですね。
 番外編として収録後は「医療」の話でも盛り上がりました。私はこの本を読んでいなかったのですが、高城さんから後日談も含めて直接いろいろうかがいました。
 自らを実験台にしての実感的エビデンスをもとにしたお話は、単なる数値の羅列などよりもずっと説得力がある。この本の重みは、まさにそういう次元でのそれです。
 そして、私の方からも、「未来医療」に関する「実物」を提供し、そして体験してもらいました。
 さすがは世界中の最先端医療、さらには逆に太古の医療まで知り尽くしている高城さん、一瞬でその意味と価値を理解されていました。
 ちなみにその「実物」もまた宇宙から降りてきたものです(アブナすぎる?)。ま、宇宙人同志である二人にとっては全然自然な(しかし不思議な)モノでありコトですが。
 宇宙という「未来」から来て、地球に「未来」を届けるというミッションを持った二人は、当然のことながら共鳴するところがあります。ただ作法が違う。彼はたとえば、世界中を旅してこういう本を書くことによって、そのミッションを果たそうとするし、私はに日々の仕事や趣味を通じて地味にやらせてもらっています。
 作法は違いますが、医療に関してはお互い日本の異常な岩盤規制や岩盤慣習に疑問を持っており、そこを突破するために協力していくことを約束しました。
 近々再会の続編が予定されています。はたして、地球人の「不老超寿」に向けてのブレイクスルーは実現するのか!?お楽しみに。
 健康は平和の源。健康的かつ平和的な地球や自分に興味がおありの方は、まずこの本をお読みになってください。また、私のお預かりしている「未来医療」を体験してみてください(メールで連絡ください)。
 では、爆裂(トンデモ?)対談をどうぞ!

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2017.10.05

『天皇家秘伝の神術で見えた日本の未来』 出口恒 (ヒカルランド)

Th_51oo5nctwl_sx339_bo1204203200_ 日の出口王仁三郎「吉岡発言」についても書かれています。また、同時期に記録された「吉岡御啓示録」も付録として収載されています。
 そして、私の専門であるとも言える「富士高天原伝説」に関わる超重要な情報も含まれるこの本。
 王仁三郎の曾孫の一人である出口恒さんの最新刊です。私も一部参加させていただいたセミナーの内容を中心とした本。
 細かい内容については、とにかく読んでいただいて驚いていただくしかありません。ここには目次だけ掲載するにとどめましょう。

 第1部 皇室に隠された重大な真実!

孝明天皇は出口王仁三郎の出現を予言していた!
切紙神示によって日本の未来が予言されていた
宮中や大本以外でも知られていた切紙神示
「たまほこのひ可里」には書かれていない孝明天皇の予言

 第2部 大本事件と天皇家には深い因縁があった!

明治維新とは南朝革命のこと
「型の仕組み」によって日本を立直す
王仁三郎の目的は世界大家族制度
大和三山を天皇が踏むと「天と地の立替え」が起こる!
大本弾圧の背後には英米国の存在があった!
王仁三郎の吉岡発言が昭和天皇の人間宣言をもたらした

 第3部 地球を守るために引き起こされた世界大戦!

天皇は八岐大蛇、王仁三郎が本物の天子
昭憲皇太后から託された重要な秘密
米国が今の天皇家を操っている!
救世主とは個々人を救う存在ではなく、世を救う者
ドナルド・トランプが火力文明を終わらせる!

 一般の歴史書の読者からすると、かなり「トンデモ」な内容に感じられるでしょうね。しかし、私の知るかぎりにおいても、ここに書かれている恐るべき内容には、とても一笑に付すことのできない霊的な次元での「真実」がありますし、実際それが現実界に移写したと考えられる歴史的「事実」も多数あります。
 私が特に興味を持つのは、綾部の本宮山に鎮まっている「富士の霊石」の話です。今までも出口家の方々からいくつか資料をいただきましたが、この本にはさらに興味深い情報が書かれていました。王仁三郎の霊夢によって、富士吉田市は明見の舟久保家から運ばれた謎の霊石。
 富士北麓に住み、その文化・自然・歴史・宗教を研究してきた者として、王仁三郎の富士山観は、未来学的に非常に興味深いものがあります。つまり、過去の歴史的事実だけではなく、みろくの世の実現という未来の真実が、そこに秘されているように感じるのです。
 それはもちろん、仲小路彰の未来観、富士山観、日本観、世界観にもつながっていきます。
 そして、宮下文書(富士古文献)の存在。実は、今まで噴飯物の偽書とされてきた宮下文書の内容が、歴史学、考古学、神話学的に認められつつあるのです。それについては近く書くつもりです。
 この本でも重要な荒魂として登場するトランプ大統領。いよいよこの秋、私の妄想が現実化し、彼が富士山を訪れるかもしれません。
 そして、その時を同じくして、重要な神事が富士山で行われることになりました。さあ、日本は、世界はどんな方向に、どんな風に動いていくのか。お楽しみに。

Amazon 「切紙神示」「たまほこのひ可里」「八紘一宇の数表」 天皇家秘伝の神術で見えた日本の未来 王仁三郎の予言「吉岡御啓示録」も収録!

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2017.09.29

『心のうた 日本抒情歌』  (のばら社)

Th_41nm2pxaktl_sx332_bo1204203200_ 日、某高齢者福祉施設にて慰問演奏をした時に買った「歌本」。
 ふだんはカミさんだけが訪問してカラオケを熱唱するのですが、今回は急遽ワタクシもヴィオラを引っさげて参戦いたしました。
 これがあればリクエストにぱっと応えられます。今までなんで持ってなかったのかな。
 全部で228曲。Amazonのレビューさんから引用します。

日本の名歌 41曲 ・・・・赤とんぼ、花、叱られて、待ちぼうけ など
唱歌 46曲 ・・・・・ 故郷、汽車、春が来た、春の小川 など
童謡 44曲 ・・・・・たきび、春よ来い、背くらべ など
思い出のうた 36曲 ・・・・・影を慕いて、上を向いて歩こう、かあさんの歌、北国の春 など
学生歌 34曲 ・・・・・・若者たち、青春時代、青い山脈、夜明けの歌 など
フォークソング 27曲 ・・・・時には母のない子のように、神田川、いい日旅立ち など

 今ちょうど福祉施設にいらっしゃる方々には懐かしすぎて涙ちょちょぎれの選曲ですね。特に学生歌がいいですねえ。有名大学の校歌も入っている。
 先日はヴィオラで何曲か演奏しましたが、皆さん一緒に歌ってくださったり、涙を流して喜んでくださったり、本当に音楽って、特に歌って素晴らしいですねえ。
 早く退職して、夫婦で全国キャラバンしたいなあ(笑)。お金はいらないので、お弁当とお酒だけいただいて、あとは温泉に入って車中泊。ガソリン代は年金でなんとかする。全国の施設を回って、音楽と歌とお笑いと施術。理想的な生活です。
 ま、その頃には自分も老人になっているわけだし、聴衆も世代が代るので新たに歌本を購入しなければなりませんね。
 それまで、ぜひ「のばら社」さんには頑張ってもらいたい。昭和風情満載の装丁も含めて、一つの文化を築き上げている出版社さんですね。歌本は電子化しにくいですよ。やっぱりパラパラ、ペラペラめくれないと。

Amazon 心のうた日本抒情歌 心に生き続ける珠玉の名歌228曲 コードつき

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2017.09.24

『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』 青山透子 (河出書房新社)

Th_512uwhenpl_sx352_bo1204203200_ の人生において、どうしても「解決」したい大きな事件、事故が二つあります。
 一つは、この前「トランプ大統領が拉致に言及」にも書いた横田めぐみさんの拉致事件。偶然、私の父とめぐみさんのお父様が同じ職場で、ある時期同じ社宅に住み一緒に遊んだ仲だったからです。
 もう一つは日航ジャンボ機墜落事故。これも全くの偶然でした。その偶然については、こちらに詳しく書きました。
 はたしてこの「偶然」は本当に偶然なのでしょうか。それとも必然だったのか。
 もちろん事象としては偶然であっても、やはり自分の人生にとっては必然であったと考えたい。やはり、多少なりとも関係した者として、この事件、事故の真相に迫りたい。
 青山透子さんのことは安倍昭恵さんから数年前に教えていただきました。その時もいろいろお話しましたが、この事故の裏には非常に難しい問題があります。
 この青山さんの新刊には、その難しい問題の一端というか、その難しい問題から生じた事実が紹介されています。事故後30年経ってから明るみに出たいくつかの目撃情報。
 そこに現れる自衛隊ファントムはいったいどんな任務を帯びていたのか。
 それこそ難しい問題なので、さすがの私もここに明確な言葉を残せませんが、あえて勇気を振り絞って言うなら、前に紹介した『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』を読んで、それぞれの情報を結びつけてみてください。
 こういうことを書くと、そら陰謀論者だ、そらまたオカルト信者だ、とか言われるので非常に残念です。
 そう、ある意味戦後の陰謀論否定、オカルト否定傾向というのは、アメリカによって作られたものと言ってもいい。やはり、アメリカという存在は大きい。私たちの潜在意識さえもコントロールしている…これまた陰謀論として片付けられそうですが(苦笑)。
 しかし、純粋に、亡くなられた方々の御霊に問いかけてみて、私自身どうすればいいのか考えていきたいと思っています…これもまたオカルトとして片付けられそうですね(笑)。
 私の脳裏に鮮明に残っている、あの「2回の閃光」は消えることはありません。

Amazon 日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る

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2017.09.11

『原節子の真実』 石井妙子 (新潮社)

Th_51e8lrqjt5l 日の続き。優れた評伝。実に面白かった。文章も秀逸。
 原節子と、義兄熊谷久虎について、非常に詳しく書かれています。一箇所だけですが、仲小路彰の名前も出てくる。もちろんスメラ学塾主宰として。
 今、数人で仲小路彰邸内を整理しているのですが、その中で熊谷久虎の名前が入った文書が多数見つかっています。ちなみに原節子の名前が入ったものは、私の知る限り一つだけ。この本の著者の石井さんにもいずれお伝えしなければならないでしょう。
 原節子がなぜ独身を貫いたのか…その答は、仲小路彰がなぜ独身を貫いたのかという問いの中にあるような気がするのは、私だけでしょうか。
 実は、当時の関係者から、そういう噂を聞いたこともあります。今まで知られていた(知られていなかった)以上に、仲小路と原の関係は近かったのでしょう。
 この本の第六章「空白の一年」にあるように、熊谷久虎のスメラ学塾入塾(川添紫郎ルートでしょう)を通じて、原節子も仲小路彰と深く関わったと思われます。
 ただ、人気女優であったからでしょう、その名前はその当時の仲小路文書の中には出てきません。
 また、地元山中湖の方々に聞いても、原智恵子や三浦環が仲小路彰と一緒にいたことは覚えていても、原節子がいたとか来たとかいう話はありません。また、実際に智恵子と環の資料は山中湖で大量に見つかっていますが、原節子に関するものはほとんどありません。
 しかし、昭和19年から20年にかけて、お忍びで山中湖の「サロン」に来ていた確率は高いと思います。熊谷、川添との関係を考えれば、そう考えるほうが自然なほどです。
 原節子に関する資料が「ほとんどない」と書いたのは、私の知るかぎり、戦後になってのある文書(映画企画書)に、細川ガラシャをはじめとする日本の歴史上重要な女性を演ずるのは原節子しかいないというような内容があるのみです。
 この本にも書かれているとおり、原節子が映画人としての晩年に異常に「細川ガラシャ」にこだわったのは、仲小路彰の話を聞いたからに違いありません。仲小路は細川ガラシャに関する文章を多数残していますし、「ガラシア物語」という歌曲集まで作曲しています。
 そのあたりの富士山を取り巻くミッシングリンクには興味がわきますね。
 いずれ、この本の筆者石井さんにも山中湖に来ていただきましょうか。「原節子の真実」のそのまた真実が眠っている可能性がありますので。

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