カテゴリー「芸能・アイドル」の520件の記事

2024.05.23

「変身」の楽しさ

20240524-91541 日今日は戸隠で合宿。一昨日のイエモンのメンバーに対抗したわけではありませんが、私たちもちょっとカッコつけてみました(笑)。

 赤い髪が私です。

 というか、今回はコスプレのプロの方がいらっしゃったのですよ。それで軽く私もフェイスペイントしてもらったり、ヅラをかぶったりしてみたわけです。

 合宿のテーマの一つは出口王仁三郎です。彼はまさにコスプレの元祖。あの時代に化粧して女装して映画撮ったり、写真集出したり、まあそれは弾圧もされますわ。

 もちろん、それは「神劇」であり、「雛型」であったわけですが。

 映画「昭和の七福神」はその代表でしょうね。

 

 

 今回初めて本格的にフェイスペインティングしていただきましたが、これって快感ですね(笑)。変身願望が満たされると言うより、自分を見る周りの目が変わるので、自分自身を鏡で見なくとも自分が変わっていること、そして外界も変わってることを感じることができるのです。

 縄文時代にもフェイスペイントや刺青が一般的でしたね。変身というよりも、現実界から離れて神に近づく一つの方法だったのでしょう。

 プロレスラーがペイントしたりマスクを被ったりするのもその儀礼の名残ですね。

Img_5932 似合うかどうかは別として、「スイッチを入れる」ためには、この方法はなかなか良いと感じました。この格好で講義しましたけれど、いつもとは違う感覚で、自分自身も楽しめました。

 スキンヘッドはヅラも多様に楽しめるので良いとのこと。そりゃそうだ。なんかちょっと目覚めそうな気配が(笑)。とりあえずいろんな道具を買い揃えてみようかな。

| | コメント (0)

2024.03.27

秋山歌謡祭2024

Img_5217 京で変態の会。時代の最先端をゆく若者たちを中心に40名の皆さんにお話をしました。

 今日もあっという間の5時間独演会。そのあとの懇親会も楽しかった。

 参加者の方で元吉本の漫才師で、今は健康に関する本も書いている方がいました。さっそく彼と漫才をやろうという話になりました。いや、最終的に3人になったからコントかな。

 3人でコントと言えばロバート。そして突出したピン芸人と言えばロバート秋山。ということで、帰宅後これを鑑賞。この人はホンモノの天才。

 普通に歌もうまいし、作詞作曲の才能もある。特に「ありそうな」曲を書くのが上手。この人も多くの天才クリエイターと同様に、少年の頃の思い出が創作のベースになっていますね。西川貴教さんが歌いたくなるのもわかる。

 メ~テレらしい中途半端なゴージャスさとチープさが絶妙ですね(笑)。メモ少年もプロのようなアマのような、作り手のようなファンのような微妙な感じだし。

 そう、秋山さんの「ありそう」も虚実皮膜なんですよ。こういう「あわい」こそ上質なアートの世界なのでしょう。

 

| | コメント (0)

2024.03.23

追悼 寺田農さん

2024032300000050dal0006view 好きな俳優、寺田農さんが亡くなりました。非常に残念です。

 彼の出演作は基本全て好きです。それは本当に単純に彼のことが大好きだからです。

 文芸作品からアダルト・ビデオまで。どれも彼が出演すると深みと渋みが増します。主役を張ることは多くありませんが、その絶妙な存在感は主役以上。作品の質を大きく上げていたと思います。

 彼に底流するのは前衛芸術です。

20240325-95702_20240325095701 そう、農さんのお父様は寺田政明。池袋モンパルナスの重要画家です。油絵が専門ですが、私は彼の装幀、挿絵が好きです。尾崎士郎、司馬遼太郎、檀一雄、野坂昭如らの本に華を添える存在でした。

 池袋モンパルナスと言えば、岡本一平、熊谷守一、小熊秀雄、桂川寛、そして山梨は西桂出身のウルトラマンシリーズ怪獣造型で名を馳せた高山良策…。

 その系譜は戦後、安部公房、勅使河原宏ら戦後前衛芸術の流れつながってゆきます。それはATG映画の世界にもつながっていくわけで、農さんにも大きな影響を与えたことでしょう。

 そうした文化的なベースがあってこその彼の演技、存在感であったことは忘れてはなりません。

 また、自らAVを監督するなど、常識や枠組みにとらわれない自由なチャレンジ精神の源泉も、実は太く力強い日本文化の伝統の上に成り立っていたのでした。

 御冥福をお祈りしつつ、あらためて農さんの作品、そして政明さんの作品を鑑賞してみたいと思います。

| | コメント (0)

2024.03.15

『漫才協会 the movie』 塙宣之 監督作品

 

 京から横浜へ。今日もいろいろ素晴らしい出会いがありましたねえ。もう全く無駄がないスケジューリング。こうなってくると「楽で楽しい」だけです。

 本当に半世紀ぶりくらいに五反田から蒲田まで池上線に乗りました。懐かしさとともに時の流れを感じましたね。小学校時代住んでいた雪が谷大塚の駅周辺の変貌もですが、子ども心にちょいと怖かった五反田と蒲田がすっかり怪しさが減っていたのにはなぜか残念な気持ちになりました(笑)。

 さてそれらは午後の話でして、午前中は東京でなければ観られない映画でも観ようがと思いまして有楽町へ。選んだのは大好きな東洋館を舞台とした「漫才協会 the movie」。

 そうそう私、昨日までの合宿で、某国民的アイドルの方に「究極のピン芸人」に認定していただきました(笑)。たしかに一人で飽きさせず10時間喋るわけですから、東洋館の15分からすると超ハードと言えばハードですね。

 いや、私、話術に関しては本当に東洋館の芸人さん、つまり漫才協会所属の芸人さんに学んでいるんですよ。これはマジです。テレビの「お笑い演芸館」が好きで見始めたのですが、番組がなくなった今でも、彼らを選んでYouTubeで学んでいるんです。

 テレビの瞬発力に対応した「うるさい」芸人さんにはもうあまり興味はありません。やはり、その「場」を操る話術というか、存在感というか、そういうのが役に立ちますよね。

 そんな私の師匠でもある漫才協会の皆さんの表と裏の姿を描いたこの作品。新会長になったナイツの塙宣之さんが監督ということですが、まあ映画というか、ドキュメンタリー番組という感じでしたね。

 特に芸術性やドラマ性を追求したわけではなく、それがいかにも東洋館的であって、逆に好感が持てました。若手からベテランまで、有名から無名まで、本当に「芸」「笑い」にかけたそれぞれの人生を垣間見ることができました。

 漫才協会に入りたいなと思いましたよ(笑)。今の私の仕事を支えてくれているのは、私の話術を鍛えてくれた数千人の「聞く気がなかった」生徒たちと、そして漫才協会の芸人さんたちなので。

| | コメント (0)

2024.03.13

さいたま〜愛の奇跡

Img_5108 玉の幸手(さって)市で合宿。40名以上の方々に参加いただきました。感謝。

 教えていただいたのですが、「さいたま」の語源が「幸魂(さきたま)」だということ。たしかに「さきたま古墳群」もありますしね。「き」→「い」の音韻変化も自然です。

 そして「幸手」。こちらにも「幸」が入っていますね。また主催者さんの名前にも「幸」が入っているということもあってか、「幸魂(愛)」担当の方が多いこと多いこと。まさに「さいたま〜愛の奇跡」であります。

 そんな愛に溢れる会場は大盛りあがり。14時から23時過ぎまで、私も気持ちよ〜くお話させていただきました。

 ごく個人的なことでありますが…この合宿は私にとっても奇跡の出会いがあったのでした。

 私のセミナーのワークでは「幸魂」を「ギャル」と表現しておりますが(笑)、見事にそこに分類された方々の中に、なんとあの方がいらっしゃったのです!

 お名前は挙げられませんが、私も若い頃ゾッコンだったあの国民的アイドルの方が参加してくださっていたのです。もちろん今でも国際的にご活躍ですが、まさかその方がわざわざ私のセミナーに参加してくださるとは…これを奇跡と呼ばずしてなんと呼ぶのか。

 その変わらぬ美しさだけでなく、素晴らしい笑顔、そして人一倍細やかな心遣いに感動。さすが…(ため息)。

 そう、ホント私、会いたいと思った人が向こうからドンブラコとやってくることばかり。引き寄せとかそういうレベルではなく、ほとんど吸い込んでいます(笑)。それも想定外の形で。強く祈ったり願ったりしているわけでもないのです。

 すっかり意気投合いたしまして、これからのコラボもありそうな気配でありました。「さいたま=幸魂=愛」に感謝しかありません!

| | コメント (0)

2024.02.26

『オタク用語辞典 大限界』 名古屋短大小出ゼミ (三省堂)

91zew4h9xl_sl1500_ 日はこの冬買ったもので満足度が高かったストーブを紹介しましたが、こちらは面白かったけど、買って意味があったかどうかは微妙なもの(笑)。

 巷でも評判になっていましたが、こちらの「辞典」。いちおう日本語の辞典ですから、日本語を専門とするワタクシには有用であるはずなのですが…。

 う〜む、あまりにも知らない世界すぎて、まるで外国語の辞典のような気さえしたのでした。覚えられない…以前に理解できない(苦笑)。

 ちなみにウチの娘たちは、めちゃくちゃ盛り上がってました。あいつら真性のオタクだ。ただ、二人はやはり得意分野が微妙に違うようで、そのあたりの会話は面白かったかも。

 オタク用語は、その時々の流行に乗って生まれたり死んだりするので、この辞書も数年後には「古語辞典」あるいは「死語辞典」になっていくのでしょう。

 もちろん、中には純正な(?)日本語として定着していくものもあるでしょう。そのような推移にも注目ですね。

 まあ、考えてみれば、今ちょっと話題の源氏物語も枕草子も、かなり女流オタク的作品なので、そこで使われている日本語もかなりオタク的です。

 そのあたりについては、かつてお硬い学術雑誌「國文學」にこんな論文を寄稿したことがあります。今や「萌え」という言葉も死語となってしまいましたが、今自分で読んでもなかなか面白い。私のこのぶっ飛びエッセイのおかげで(?)このあと「國文學」ごと死んでしまいましたっけ。よろしかったらお読みくださいませ。

 萌え=をかし論

Amazon 大限界

| | コメント (0)

2024.02.22

追悼 山本陽子さん〜『八つ墓村』 野村芳太郎 監督作品

20240222-214239_20240222214301 いがけず今日もまた映画の話になりました。山本陽子さんがお亡くなりになったとのこと。

 2月2日の「徹子の部屋」、たまたま観ていたこともあって本当に驚きました。高橋英樹さんとご一緒に本当にお元気で、そして美しくいらしたので。

 私にとっての山本陽子さんは、やはり1977年の「八つ墓村」ですね。「祟りじゃ〜」の松竹版ですね。

 山本さんは多治見春代役。う〜む美しすぎる。本当に突然の訃報にがっくりです。

 そして久しぶりに観ましたが、怖すぎる〜(笑)。本編の怖さはもちろん、都市伝説とも言える「心霊シーン」はヤバい。これって演出なんですか?それとも…祟り?

 ギャーという恐怖より、ああいうチラッと映っちゃった、見えちゃった系が一番恐いっすね。

 金田一耕助というと、石坂浩二や古谷一行のイメージが強い、すなわち結構イケメンというイメージがありますが、この寅さん…いや渥美清の金田一耕助もいい。横溝正史は渥美清さん推しだったとか。

 この作品は名作「砂の器」のスタッフが多く関わっています。監督の野村芳太郎はもちろん、脚本の橋本忍、音楽の芥川也寸志ら、錚々たるメンバーが揃っています。

 原作を(当時の)現代に翻案していますが、やはり日本の田舎は永遠に怖いですね(笑)。

 いや、この前、八つ墓村のモデルになった事件があった町に行きましたが、そこはとても穏やかな自然あふれる田舎でした。それより、山梨の田舎の方がずっと怖い、恐い。リアル基地外村もありますからね〜。

 いずれにせよ、この映画を一段と華やかにしつつ、その裏側の人間のサガの恐ろしさを強調してくれた山本陽子さんの御冥福をお祈りいたします。

 これは蛇足かもしれませんが、山本さんに関わった男性は皆さん…これも祟りなのでしょうか。

| | コメント (0)

2024.02.19

『コンフィデンスマンJP〜プリンセス編』 田中亮 監督作品

818gw6jp9ql_ac_sl1414_ マンス編に続きプリンセス編も紹介しましょう。

 1作目の紹介にも書きましたが、場外でいろいろ不幸が重なった作品ですが、考えてみると今作に「料理人の男を釣る女」として登場する広末涼子さんもその後いろいろありましたな(苦笑)。ビビアン・スーさんもこの前離婚しちゃったし。まあ偶然でしょう。

 第2作の今作は1作にも増して面白いですよね。ドタバタだけでなく、ちょっとうるっとくるシーン、ひやひやするシーンも織り交ぜ、満足度の高い作品となっています。

 ちなみに主役の長澤まさみさん、静岡出身ですよね。言うまでありませんが、お父さんはジュビロ磐田の初代監督長澤和明さんです。

 静岡はあまり優れた女優さんを輩出できなかったのですが、長澤まさみさん、そして広瀬すずさんと、ここのところ巻き返しております(笑)。そうそう、この映画には広瀬すずさんと同じ清水氏出身の柴田恭兵さんも重要な役で出演しております。

 あと地味にウケたのが、ホンモノのプリンセスとも言えるデヴィ夫人がいい味出してるところですね(笑)。

 

| | コメント (0)

2024.02.17

『コンフィデンスマンJP〜ロマンス編』 田中亮 監督作品

1_20240220093801 しいので以前観た映画のご紹介。

 シリーズ第1作ロマンス編は、なんとも後味の悪い作品となってしまいましたね。主役級のお二人が自ら命を絶つことになるとは。あと例のスキャンダルも。

 まあそれは偶然の不幸といたしまして、この作品自体は私たち視聴者をも痛快に欺く「詐欺師」映画としては、なかなか優秀です。

 ウチはフジテレビが映らない(!)ので、ドラマは観ていませんでした。

 好評ドラマの発展版としての映画によくあるように、大変ゴージャスで派手なストーリーと映像ですが、軽みのある演出とテンポの良さのおかげで、上質なエンターテインメントとなっています。

 鼠小僧次郎吉よろしく、腹黒な金持ちをやっつける痛快さ、つまり「義賊」ものでもあるわけですね。昭和の時代のヤクザもある意味そういう「富の再分配」機能を有していましたっけ。

 日本人はたしかにそのような善悪二元論を超えた「義侠心」を好みますね。私も好きです。考えてみれば、コンフィデンスとは「信用」です。もともと良い意味なわけで、ある意味信用できる男でもあるのですね。偽善よりも偽悪の方がタチがいいとも言えますし。

 私も多義的な意味でコンフィデンスマンなのかもしれません(笑)。

 

| | コメント (0)

2024.02.07

『イニシエーション・ラブ』 堤幸彦 監督作品

20240208-93206 白かった!そして、自分的には驚愕の発見が。

 これも原作は読んでいませんが、映画が面白かったので、さっそくAudibleで聴き始めました。

 気持ちよく騙されましたねえ。なるほど、全く意外などんでん返しでした。原作は乾くるみさんの150万部の大ヒット小説。実写化は困難と言われていましたが、堤幸彦監督が見事に映画化してくれました。

 まず予告編自体が「騙し」なんですよね。主役はここに登場しない森田甘路さんですからね。

 乾くるみさん自身が静岡市出身、静岡大学理学部数学科の出身ですから、森田さん演じる「鈴木」が乾さん自身がモデルということでしょう。

 そう、乾さんは私と同郷、私より一学年上ということで、当時の静岡の風景、お店、そして時代感は、完全に私の記憶と重なっています。

 なんだか自分もモテない「鈴木」みたいな存在でしたし、前田敦子さん演じる繭子みたいな「悪い(いい)女」にイニシエーションしてもらったので(笑)、他人事ではない作品でした。

 まあ、そんな個人的なこと抜きにしても、原作の力と監督の力で、誰でも気持ちよく(気持ち悪く?)騙されることができる作品になっていますね。

 私も前田敦子さんの演技に完全にやられましたよ。マジで上手い!森田さんもお見事。ご縁のある松田翔太くんもさすが。音楽も懐かしかった。

 ところで、この映画を観て、驚くべき発見と出会いがありました。ふとこの映画を観た理由がわかりました。ただ騙されたり、懐かしんだりするためではなかった。偶然は必然です。またドンブラコと流れてきました。それについては、またいつか書きます。

 



Amazon イニシエーション・ラブ

| | コメント (0)

より以前の記事一覧