カテゴリー「芸能・アイドル」の287件の記事

2018.12.07

ナイツの漫才

 週はずっと堅苦しい文章を書いていました。ようやくそれが一段落したので、全然違う文を作りたくなっていたところに、生徒から仕事の依頼が来ました。
 もうすぐ中学校の文化祭があります。昨年まではがっつり中学校担当だったのですが、今年は高校中心になったので、少し離れたところから協力させてもらっています。
 で、今日の依頼は、私が顧問(仮)をさせてもらっているコント部(仮)の台本づくりです。今年は漫才をやりたいというので、さっそく作ってみました。
 今回参考にさせていただいたのは、ナイツのボケ漫才です。掛け合いではなく、ボケの手数で勝負する系。
 とりあえず、ナイツの漫才をいくつか見て、頭のモードをそれに合わせて、内輪ネタを含む新作を一気に書き上げました。ぜひ本番を楽しみにしていてください(笑)。
 で、今日は参考にしたナイツの漫才を皆さんにも見ていただきます。うるさいしゃべくりや、動き系が多い中、私はナイツのこのスタイルはけっこう好きですね。関東の良さだと思います。落語や漫談の空気がありますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.12.01

ねじ…秋田弁コント「道案内」

 言シリーズ。昨日は最後に秋田弁を聴いていただきました。その秋田弁でコントをする「ねじ」。前も紹介しましたね。秋田弁でアニメの名シーンをやったりする。
 今年は金足農業が高校野球で大変なブームを起こしましたが、実はその金足農業の出身なのが、この「ねじ」。
 で、最近ワタクシ的にはけっこうツボにはまったのが、この究極の秋田弁コントです。そう、究極の外国語なんですよ。
 前、秋田のおっちゃんたちに囲まれて飲んだ時は、本当に「イングリッシュ・プリーズ」って感じでした。ホント、日本語しゃべって!って。日本語じゃないなら、せめて英語で!っていう(笑)。
 そんな異邦人感をうまく表現してくれているコントだと思います。なにしろ発音が日本語と違うもので、文字化されないんですよ(笑)。秋田の人と結婚して20年、ようやく少しリスニングができるようになってきました。
 というわけで、ねじのコント「道案内」をどうぞ。鼻濁音!そして最後はホント何言ってるのか、わかりません。カミさんに聞いてみよっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.11.06

島津亜矢 『SINGER』シリーズ

Th__20181107_115020 日のNHK「うたコン」は良かったなあ。すごかった。「夢コラボ続々!うたコン文化祭'18」。
 まあいろいろ面白かったけれど、やっぱり三山ひろしと山内惠介の三波春夫長編歌謡浪曲が圧巻でしたかね。素晴らしい。
 いつも書いているように、最近の歌謡界は(特に歌唱力に関して)男高女低です。今日も全体では「白組」の圧勝でした(個人的には布施明さんが復調していて安心しました)。
 そんな中、紅組で唯一感激したのが、三山&山内のあとに登場した島津亜矢さんでした(共演したBeverlyさんも頑張ってましたが、なにしろね)。
 MISIAのEverythingを歌ったのですが、まあ上手いこと…。
 そう、最近の島津さんはポップスやジャズ、そして洋楽など、いわば非演歌を歌うことが多い。
 いや、私は今までもそれがいいんじゃないかと思ってきたんですよ。なんちゃって歌手のカミさんと、ず〜っとそういう話をしてきた。演歌もいいんですが、ちょっと声質が細いんですよね、演歌には。透明すぎるとも言える。
 抜群すぎる歌唱力は誰しも認めるところ。そして、ある意味ご自身の声質に合った楽曲を歌うことで、ますますその上手さが光るようになった(もちろん、元歌との比較によって「上手い」と認識することもある)。
 先日も、昨年に続き、オペラシティで非演歌のコンサートやったんですよね(レポートはこちら)。行きたかったなあ。そう言えば今月山梨に来るな。行けるかな。
 実際聴いてみないと、どんなにすごいか分からないと思いますので、YouTubeのこちらのメドレーをお聴きください。非演歌CDシリーズ「SINGER」からです。
 というわけで、実は今最も注目しているボーカリストは島津亜矢さんなのでした。

島津亜矢「SINGER」公式

Amazon SINGER5

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.11.01

『プロフェッショナル 仕事の流儀 ~歌舞伎俳優・市川海老蔵~』(NHK)

宿命を背負い、歌舞伎に生きる
Th_main00 日の「バロックの日本」にぴったり。11月4日(日)13時05分から再放送があるので紹介しておきます。
 昨日の記事にも書きましたとおり、歌舞伎は最もバロック的な日本文化です。ある種の過剰さ、過激さ、大げささ、そして「型」とそれを崩す「荒らし」。
 今、それを伝承し、そして時代に合わせてバージョンアップしようとしている市川海老蔵さんを追った番組。まさに伝承とバージョンアップの現場を見ることができた素晴らしい内容でした。
 バロックということでいえば、この番組の中でも紹介されていた「源氏物語」で、海老蔵さんはカウンターテナー歌手と共演し、バロックの歌曲をバックに光君を演じています。それがなんともぴったりなんですよね。バロック貴族。このチャレンジも海老蔵さんのアイデアでしょうか。
 歌舞伎とは対照的な能の世界でも、たとえば人間国宝野村四郎さんがバロックオペラにおいてオルフェオを演じたりしていますね。
 ちなみに四郎先生は私の教え子および私の娘の師匠であり、その関係もあって、西洋古楽の音楽祭である都留音楽祭において、先生に舞ってもらったことがあります。その時、頑張って丁重なお願いのお手紙を書いたのですが、そこにも日本文化とバロックの関係を述べさせていただきました。
 これはごく私的な話になってしまいますが、私がなんだかんだずっと続けてきたバロック音楽演奏と、そして日本文化への探求というのが、なんとなくですが統合されつつあるような気がしているのです。
 そこにまた、実は海老蔵さんとの不思議なご縁(間接的ではありますが、かなり影響を与えていると思います)もありまして、ますますその意を強くしているところです。
 この番組、未見の方は、ぜひとも再放送をご覧くださいませ。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」公式

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.10.30

ファミリーヒストリー 『ロバート秋山竜次』 (NHK)

75年前の事件浮かびあがる不思議な絆
Th_b1804143_main 代の世阿弥(と私は真剣に思っている)、ロバートの秋山竜次さんの「ファミリーヒストリー」がすごすぎました。放送されたのは昨日ですが、観たのは今日。
 まさに「事実は小説より奇なり」。あまりに出来すぎたストーリーに「これがシナリオだったらダメ出しされるな」と思ってしまいました。
 こういう「出来過ぎなご縁」というのは、私もたくさん体験しています。そのたびに天意というか天命というかを感じざるを得ない。
 どれほどすごかったかは、もうご覧になっていただくしかありません。
 この「ファミリーストーリー」、NHKの異常とも言える取材力によって、本人も知らない血縁のストーリーが明かされ、毎度驚きと感動を巻き起こすのですが、今回はいわゆる神回だったと言って良いでしょう。
 私が秋山さんや彼のお父さんに特別な思い入れがあるからかもしれません。というのは、私の姉が秋山さんの大ファンで、本人に会って話しただけでなく、門司のお店に行ってあのお父さんともずいぶん仲良くなったと聞いていたからです。いったいどんな家に育ったんだと(笑)。
 もちろん、私も彼の芸、特に最近の「クリエーターズ・ファイル」を観て、これは「モノを招く」という意味で、伝統的な「ものまね芸人」だなと高く評価していました。そう、能の大成者世阿弥が語った「物まねに似せぬ位あるべし。物まねを究めて、そのものに真に成り入りぬれば、似せんと思ふ心なし」という境地を、彼は完全に現代において実現しています。
 逆に言えば、モノ(他者)を招き入れるような境地の人には、縁が味方をする、ということでしょう。これは仏教の教えにもつながります。他力とは縁を活かすことですから。
 それを無意識でやることが重要です。天才とはそういう人でしょう。自我が、ある意味ない。
 それにしても、父方、母方ともに外地を経由していること、梅宮辰夫さんとの因縁、この動画のロケ地である天草の小さな島との不思議すぎる縁…本当に面白かったし、感動しました。
 再放送が11月2日(金) 午前1時からあります。1日の深夜です。ぜひ観てください。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.08.28

学校行けなかった自分へ…中川翔子さんが「オールオッケー!」と言えるまで「しんどい時こそ、夢の種まき」

Th_2018082100000008withnews0005view 読みになった方も多いとは思いますが、自分のためにもここに記録しておきます。
 富士北麓地方は昔から1週間ほど早く2学期が始まります。最近では9月を待たず2学期を始める学校がけっこうあるようですね。
 とはいえ、やはりまだまだ9月1日からというところが多いことでしょう。そういう意味では、今日あたりも溜まった宿題を前にうんざりというか、正直暗〜い気持ちになっている子どもたちも少ないないのでは。いやいや、ほとんどみんなそうでしょうね。自分もそうでしたし。
 私、センセイになってから、ほとんど宿題を出していません。理由は単純でして、自分もいやだったから(笑)。いやいややってもちっともためにならない。
 というのは半分ホントで半分ウソ。回収したりチェックしたりするのが面倒くさいからです(笑)。というか、宿題の効果というのがはたしてあるのか、ちっとも検証されてこなかったと思うんですよ。
 教育現場って万事にそんな感じだから時代に取り残されていくんですよ。たとえば宿題を出すのが仕事だと思っているセンセイもいる。で、提出しないやつらを怒鳴り散らしたり。それがセンセイの姿だと、誰が決めたんでしょうね。
 宿題って、会社で言えば、持ち帰り残業ですよ。それを強制するのは、ブラック企業というか、ブラック学校ということになります。そういう発想はないんでしょうか。
 いつも講演や研修で言っているとおり、センセイという人たちは、学校で居心地が良かったお変人が、勘違いしてその職業に就いているからタチが悪いんです。
 ほとんど自虐的によく言うんですけど、私、生まれてこの方、一度も社会に出たことないんですよ。幼稚園に入る前まではママとずっと家にいたし、幼稚園入園のあとは、小学校、中学校、高校、大学、そして学校に就職して、また学校。学校が「社会」だなんて思っているのはセンセイだけ。
 ある時代までは、軍隊という社会への訓練所にはなっていました。その訓練所は残念ながら戦後もずっとその本質を変えずにきた。だから、体罰もいじめも不登校も、先生や先輩がやたらいばるのも、むちゃくちゃな練習を強いる部活も、みんな軍隊文化そのものじゃないですか。
 誰もそういうこと言いませんが、宇宙人から見ると(?)そのようにしか見えません。間違いありませんよ。
 だから、学校に行きたくないというのは、実に自然なことでもあるし、未来的なことでもあるのです。いちおうセンセイである私が言うんですから、たぶんこれは正しい。
 ようやく、そういうことをはっきり言える世の中になってきた。今までは、このしょこたんの記事にもあるように、学校に行かない、行けないことを、異常ととったり、わがままととったり、弱い人間ととったり、そんな感じでしたよね。
 もちろん、そういう軍隊のような理不尽な環境に耐えることが、実社会で役立つこともありました。特に会社が軍隊的だった昭和まではそうです。
 しかし、いかんせん、もう時代が違うんです。最近、実際に学校という場ではほとんど何も学ばなかったけれども、別の機会にいろいろ勉強して、社会でしっかり活躍している若者たちと対話することが多い。
 そのたびに、なんだか自分が数十年やってきたことに対して虚しさを感じるのですよ。そして、まだあと何年かそういう仕事をやってかなければならない。特にウチの学校は禅宗の教えに基づいているから、よけいに古い価値観に縛られがち。いや、もちろん私がそういう保守的な文化を大好きなことは、皆さんよくご存知でしょう。
 だからこそ悩みが多いのです。どうバランスを取っていこうか。あるいはアウフヘーベンしていこうか。苦しいけれども楽しい。逃げるつもりは全くありません。
 一度自分の信じてきたことやものを否定するところから始めてみようと思っています。とてもとてもマンネリ教師になっているヒマはありません。
 本題とは関係ない自分語りになってしまいましたが、まあ、とにくか中川翔子さんが言っていることは、いろいろな意味で正しい。学校という枠組みからはみ出したおかげで、立派なタレント、アイドルになれたという面も。それは非常に禅的な真実であります。
 苦痛を乗り越えられる人も、それはそれで良いし、長いものに巻かれてうまくやっている人も、それはそれで良い。そして、あまりの苦痛から、別の道、別の環境を探す人もまた、それで正しいのだと思います。みんな頑張れ!…頑張れと言ってはいけないという人もいますが、私はあえて自分も含めて全ての人に頑張れと言いたいと思います。

学校行けなかった自分へ…中川翔子さんが「オールオッケー!」と言えるまで「しんどい時こそ、夢の種まき」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.06.15

武井壮 『大人の育て方』

 日も他人様のお言葉を拝借いたします。今日は武井壮さんのお言葉。
 最近どういうわけかスポーツの世界に関わることが増えまして(自分はプレーしません)、日本のスポーツの特殊性、特に問題点について語り合う機会が増えています。
 ですので、武井さんのこのスピーチの内容には、実に強く共感しますね。
 学校で働いており、またちょっとした体の調整をする仕事(趣味)をやり始めたので、スポーツをする青少年に出会うことが多いワタクシ。
 正直ですね、親が自分の満足のために息子、娘にスポーツをやらせている家庭が多いことに驚きます。もちろん本人たち、つまり親たちはそんなこと思っていないと思っていると思いますが(すごい日本語だな)。
 武井さんが言うように、あまりに無責任に、子どもたちの大切な時間をスポーツに捧げさせている大人が多い。時間だけでなく、体も酷使していて、その後の人生に支障をきたすようなストレスを与えていることもある。あるいは精神的にも。
 子どもたちも、自分がそのスポーツを好きだ、得意だ、楽しいと思って始めたとしても、いつのまにか、それが嫌いだ、そんなに得意なのではないのではないか、苦しい辛いと思うようになってしまっている。そういうケースも多々見受けられます。
 言うまでもなく、誰もがプロ選手を目指すわけではないし、日々の練習の中でかけがえのないものを学ぶことは事実です。しかし、現状の日本スポーツ界では、ほとんどの青少年、学生スポーツはマイナス面が大きすぎます。
 日本では、スポーツ、特に学生スポーツは「お金がかかって、かつ理不尽」が普通です。アメリカでは、逆に学生スポーツは「お金を生み、かつ科学的」。
 ようやく日本版NCAAが誕生しそうな雰囲気になってきましたが、おそらく日本版は日本的ということに落ち着いてしまうでしょう。
 その理由にはいろいろなことがあります。歴史的、文化的背景があるので、そう簡単には崩れないと思います。しかし、ここのところの、アメフトやレスリング界での「事件」が、日本スポーツを世界標準化するチャンスを与えてくれているようにも感じます。
 おっと、武井さんのお話から、ちょっとずれてしまいましたかね。この講演の要点は、そこよりも、彼の生き方、勉強の仕方にあるのではないでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.06.13

島田紳助 伝説のNSC講義

 日前にネットで評判になっていました。たしかにこれはすごい内容ですね。さすがとしかいいようがない。
 今、個人的にいろいろ考えていること、勉強していることがあるのですが、そのためにもなった。なるほど!と腑に落ちたのは、そういうことを自分なりに考えていたからでしょう。いいタイミングで聴くことができました。
 それぞれの方が、それぞれの仕事や趣味や志において感じることがあるでしょう。だから、自分なりの納得ポイントや解釈については書きません。
 超一流の皆さんの言葉は、結局みんな同じなんですよね。表現は違うけれども。
 ちなみにこの素晴らしい講義(授業)を文字起こししてくれた方がいます。ありがとうございます。
 ああ、こういう授業ができたらいいですねえ。一方的な講義でけっこう。これだけの内容があれば。
 最近、人前でしゃべる機会が多いのですが、これはそういう意味でもとっても勉強になりました。
 心で覚える。心で感じる…か。遊べと。うろうろしろと。結構やってるよな(笑)。良かった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.06.05

高山昭和館

Img_1762

 日から岐阜へ研修旅行。高山での散策の時間、昨年は福来博士記念館に行きました。今年はそこまで行かずとも多少マニアックに「高山昭和館」を訪れました。
 規模のわりに入場料800円は高いと思われそうですが、その内容の充実ぶりからすると割安かもしれません。ぜひ高山に行った際にはお立ち寄りいただきたい。
 ようは昭和の商店街や一般家庭、小学校などを再現したのもですが、再現というのはちょっと間違いで、そこに置かれている様々なモノは全て本物です。
 すなわち、県内外から集めたリアル昭和グッズが満載なんですね。それを一つひとつ見ているととっても時間がかかる。規模が小さいだけにその密度が高すぎて楽しいどころか大変でさえあります。
 ところで、「昭和」と一言で言っても、もちろん60年以上あるわけでして、展示はまさにごった煮状態。戦前から平成にひっかかるところまでのモノが、雑然と置いてあります。
 ですから、ある意味では全くリアルな昭和ではなく、イメージとしての昭和なんですけど、そのごった煮見世物的な感じが、まさに「昭和」していて、案外に好感を持ちました。
 以下、そんな「昭和」感を味わっていただきたく撮ってきた写真の一部を羅列します。趣味が偏っているのは、まあご容赦ください。プロレスのポスター一つとっても、まさに「ごった煮」ですね(笑)。
 ある意味歴史や思い出とはこんな「イメージ」で形作られているのでして、ちっともリアルではないのかもしれません。
 ちなみに私以外にお客さんがいなくて、「昭和」を独り占めさせていただきました。静かでいいですよ。写真撮影自由ですし。また昭和好きな家族と一緒にぜひ行きたいと思います。

Img_1678

Img_1679

Img_1680

Img_1681

Img_1682

Img_1683

Img_1684

Img_1685

Img_1687

Img_1688

Img_1689

Img_1690

Img_1691

Img_1692

Img_1693

Img_1694

Img_1695

Img_1696

Img_1697

Img_1698

Img_1699

Img_1700

Img_1701

Img_1702

Img_1703

Img_1704

Img_1705

Img_1706

Img_1737

Img_1755

Img_1756

Img_1758

Img_1759

Img_1760

Img_1761


高山昭和館

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.05.30

乃木坂46 『サヨナラの意味』…ロケ宅訪問

 日は縁あって「サヨナラの意味」のロケ宅を訪問させていただきました。
 というか、全然知りませんでした。職場の目と鼻の先がロケ地だったなんて。
 「サヨナラの意味」は言うまでもなく、橋本奈々未さんの卒業ソング。昨年2月に卒業されてからもう1年以上が経ってしまいましたが、彼女の最後の楽曲のMVがここで撮影されていたとは…。
 富士山らしきものや河口湖の鵜ノ島が写っているので富士北麓でロケしたなとは思っていましたが、あの印象的な室内の撮影がこんな身近なところで行われていた(すなわちすぐ近くに彼女たちかいた!)というのは、地元の人もほとんど知らなかったのでは。
 そのお宅は地元でも有名な古い豪邸で、私ももう何千回もその前を通り過ぎ、いつかその内部を見てみたいと思っていました。そして今日その夢がひょんなことからかなった。
 もう、とにかく素晴らしいの一言でした。同行した方々も「すごい」という言葉しかでない。
 MVでも印象的な障子の格子模様。本当にいろいろなパターンがあり、そのどれもが実にモダン。90年前とは思えないセンスです。
Th_img_1609 その他襖や襖絵、欄間や床柱などなど、こだわりと贅沢の粋を極めた造りで、その職人技術と依頼人の美意識の高さにただただ驚嘆するばかり。
 完成が昭和3年といいますから、ちょうど今年で90年ということになりましょうか。メインテナンスも行き届き、素晴らしい保存状況です。今は住居としては使用していないということですが、かつてはそこには料亭があったり診療所があったりしたとか。下吉田地区のかつての隆盛を偲ばせる建物です。
 太宰治の「富嶽百景」で財布を落とすシーンの場所付近でもあるので、太宰も何度か訪れた可能性があります。
 様々な歴史的人物の書画もあったり、かつての主人の交友の広さや人徳を感じさせます。
 それにしても、こんな身近にこんな素晴らしい文化財があるとは。外見から想像していた以上で驚きでした。なんとかもっと多くの人に知ってもらいたいと思いましたが、どうでしょう。自治体としてもなんとか支援していただけないでしょう。
 乃木坂のスタッフはどういうルートでこのお宅のことを知ったのでしょうね。たしかに映画やPVの撮影には最高だと思います。そういう形でもいいので、ぜひもっと世に知られてほしい。もちろん地元の人にも。
 またゆっくり拝見させていただく約束をして、玄関の門をくぐると、そこには現実の「今」が。本当につかの間のタイムスリップでありました。ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧