カテゴリー「音楽」の1000件の記事

2025.05.07

『Baby, I Love You』by Suno AI v4.5

Image_large_539bfde89cd94248afc26b44611f 葉は九十九里でセミナー。素敵な出会いがたくさんありました。感謝。

 ちょっと早く着いたので、またまた音楽生成AIで遊んでいました。いや、こいつは遊びではなく本気です。皆さんにお聴きいただいたのですが、さすがにこれは昨日からのべ5時間かかりました。AIと会話してここまでなんとか持ってきましたよ。

 これは自分で言うのもなんですが、いい曲です!w

 Baby, I Love You

 メロディーやコード進行、アレンジまで、かなり気合いを入れています。そう、AIに気合いを注入するのはあくまで人間なのです。

 メロディーのうねり、転調の妙、世間一般と違った構成など、それなりにこだわっています(テクニックは企業秘密)。

 AIって偶然性が高いからこそ、「愛」とか「祈り」とかが重要になる。すなわち、AIの世界こそ、自我を脱したある種宗教的な世界ではないでしょうか。実際、出力結果が変わってくる感じがするもんなあ。同じプロンプト入れても全然違う。

 この曲については、歌詞も入れ直し、音楽的にもよりブラッシュアップして、それなりに完成させまして、そして世界に公開します!思いを込めますよ!

| | コメント (0)

2025.05.04

『Tokyo Jazz』by Suno AI v4.5

Image_large_5493d04a64724bb49e45e2eac99c 京は日野でセミナー。亀岡と皆神山でパワーアップした耀わんはいかがでしたでしょうか。

 さて、こちらのセミナーでもお話したような気がしますが、最近のAIの進歩というか進化は本当にすさまじい勢いでして、私も多大な恩恵を受けております。

 中でも個人的には音楽生成AIのすごさですね。私は Suno AI を使っています。最近ヴァージョン4.5になりまして、また格段にその性能や楽曲品質が向上いたしました。

 さっそく課金いたしまして、電車の中でいじりましたが、いやあ本当にすごいわ。たとえばこちら、夜の東京ドライヴのために作っているプレイリストの一曲。

 「Tokyo Jazz

 かっこいいでしょ!なんとこれを10秒で作ってくれるんですよ。このクオリティー。ベースかっこいいなあ。なぜか歌詞あるし(笑)。

 ちなみにプロンプトは「urban, japanese fusion jazz」だけ。恐ろしいですね。

 思わず湾岸をドライヴしたくなるような感じです。勝手に生成してくれるジャケットがまた(笑)。このモノレール、どうなってるんだ? 東京のイメージってこんな感じなのでしょうか。

| | コメント (0)

2025.04.29

『だっこがしたい足くん』 そうた (Clover出版)

81hwpcqvl_sl1500_ 京は築地でセミナー。今日も楽しくお話させていだきました。

 さて、昨日は絵本作家でもある大宮エリーさんの訃報を受けて記事を書きましたが、先日の宍粟市でのセミナーにとっても素敵な絵本作家がゲストに来てくれました。

 そうたくん。「だっこがしたい足くん」という、とってもピュアかつユーモラスな絵本の作者。小学生絵本作家さんなのです。

 世間でいう発達障害「だった」そうたくん。彼が大切にして世界に広げようとしているは「だっこ」。

20250506-144930 この日、初めての彼との交流は「ピアノ」でした。言葉ではなく音楽の即興演奏コラボですぐにお友だちになりました。音楽で「だっこ」したのです。

 「だっこ」は愛でしょう。そうたくんは、お母さんの愛をたくさん受けて、発達障害から絵本作家に変身しました。

 この作品は、ある意味昔のそうたくんなのかもしれません。いろいろな意味での「だっこ」をしたいけれど、してもらいたいけれど、うまく表現できなかった。

 そんな自らをユーモアもまじえて客観的に描けるのは、小学生としてはある意味「異能」です。それを世間では発達障害と言ったりするわけで、そうした「異能」が生かされない学校教育、あるいは社会全体に、私は強烈な違和感と危惧を抱くものです。

Img_0013 この日、そうたくんは学校をサボって私の講演会に来てくれました。そして、8時間にわたり、じっと私の話を聞いていてくれました。私もうれしかった。

 彼は5月25日に「サムライ講演会」の決勝戦に出ることが決まっており、そのリハーサルも休み時間にやってくれました。「だっこは地球を救う」「パンダフル」…私は涙が止まらず困ってしまいました。

 決勝戦当日は、オンライン投票もできるようなので、ぜひ皆さん、そうたくんを応援してください!

 サムライ講演会

Amazon だっこがしたい足くん

| | コメント (0)

2025.04.27

「超々広角」星空観賞用双眼鏡 Super WideBino36(笠井トレーディング)

 

 浜スタジアムで娘たちとベイスターズ vs カープ生観戦。ベイスターズが勝利し最高の気分。

 偶然、大好きなバウアーが先発ということで楽しみにしていましたが、本当に素晴らしい投球内容で、打てない打線も相まって(?)感激する試合になりました。

 いやあ、いちおう小中、そして草野球レベルで投手をやっていた者として、本当に本当にバウアーはカッコいい選手なのですよ。全ての球種の質が異様に高いのももちろん、いわゆる投球術、そして「燃える闘魂」が素晴らしすぎる。

 特に8回のピンチでの投球。思わず泣いてしまいました。ギアを上げて三振を取りに行く姿はカッコいいとしか言いようがなかった。

718tgenjlel_ac_sl1500_ ところで、今日は内野席でしたが、私はこの双眼鏡でバウアーの一挙手一投足を食い入るように観ていました。

 このマニアックな双眼鏡、これもまたバウアー並みに素晴らしいのです。もちろん、星空観賞用に購入したものですが、野球やプロレス観戦、舞台鑑賞にもいいのです。

 とにかく「超々広角」なのが案外スポーツ観戦に適している。なにしろ36度の広視野ですからね。今日も内野席からちょうどピッチャーとバッターが同視野に入る。

 倍率は2倍ですけれど、54ミリの大口径のため、明るさがすごい。つまり鮮明すぎるくらい鮮明に見えるのです。さすが星空用です。

 大口径ですが短焦点なので小型。よってずっと持っていても疲れない。作りは大変しっかりしているので、ある種のずっしり感はあるのですが、それが安定性をもたらしている。

 シロウトさんは、ついつい高倍率なものを選びがちですけれど、そうすると暗いし手ブレするし、本当に使いづらいのです。それに比べてこれはすごい。あの臨場感は低倍率双眼鏡ならでは。早い打球でもしっかり双眼鏡で追えるくらいですから。

 ハマスタでは、安いウイング席での観戦もよくするのですが、肉眼だとボールが見えないんですよね。ところがこれを持っていけば、ものすごい解像度で観戦することができる。ホント最高ですよ。

Amazon 笠井トレーディング 2x54mm 「超々広角」星空観賞用双眼鏡 Super WideBino36 スーパーワイドビノ36

| | コメント (0)

2025.04.26

格安Bluetoothイヤホン

20250428-115541 日も大阪市内で中級セミナー。皆さん熱心ですなあ。呼んでくれてありがとうございます。

 電車で移動中など、愛用しているのがBluetoothイヤホンですが、私はこんなの使っています。TEMUで約800円(!)。3セット持ってます。

 こいつが意外に良いのですよ。今日も帰りの新幹線の中でずっと使っていました。

 「睡眠用」というだけあって、とても薄い。実際、耳に入れて寝てもじゃまになりません。

 遮音性はほとんどありませんが、逆に私にはそれが安心につながります。外界と遮断されるのが嫌いでして。

 ノイズキャンセラーとか、最近言われているように、脳の「ノイズキャンセル」機能を劣化させてしまうので使いたくありません。

 で、本当にびっくりするくらい音質もいいのです(ワタクシの感想です)。バッテリーの持ちも良いし、なによりケースもとても軽い(安っぽいとも言える)ので持ち運びも楽チン。

 安いからなくしてもショックじゃないし(笑)。

 

| | コメント (0)

2025.04.09

キース・ジャレット『パリ・コンサート』

229004663jpgwebpjpeg 野新橋で中級セミナー。ピアノがあったので即興演奏しました。前回はヴァイオリンがあったのでそっちを弾きましたが、今日はそれがなかったのでピアノをちょろっと。

 最近、ピアノでだれかと共演することが増えました。共演というのは、だれかに適当に鍵盤を押してもらって、それに合わせて私が即興で伴奏をつけて音楽を紡いでいくというスタイルのことです。

 ピアノが弾けない人とのコラボの方が面白い。鍵盤「白」か「黒」か選んでもらって、本当に適当に押してもらうのです。二度と再現できない素晴らしい音楽が出来上がるから楽しいし、新しいコミュニケーションの方法としても面白い。

 特に女性とコラボしますと…ここからはナイショです(笑)。

 私の即興の師匠はもちろんキース・ジャレットです。以前、パラオで即興した時は、嬉しいことにキースファンの方から「キース」みたい」と言われました。最高の褒め言葉ですね。

 ということで、今日はキースの即興演奏の中でも最も「バッハっぽい」ものを聴いてみましょう。「パリ・コンサート」です。バッハから、ある意味どんどん遡っていく。即興とはなんなのか、いろいろと考えさせられる演奏、作品ですね。

| | コメント (0)

2025.04.08

輪廻=ロンド

 釈迦様の誕生日。

 それにちなんで「カルマ(業)」と「輪廻」の話を軽く。

 私、セミナーで独自の「カルマ」論を語ることがありますよね。過去が自分を縛っているという「勘違い」のことを「カルマ」というのだと。

 詳しく知りたい方は、私のセミナーへどうぞ(笑)。勘違いの「輪廻」から解脱して、「悟り」を開きましょう。楽になりますよ〜。 

 で、本当の「輪廻」なんですが、息苦しいものではなく、回転、再現しながら、しかし部分は自由に変化するという、まさに「ロンド」なのですよ。

 それもまたセミナーで。

 というわけで、私の好きな「ロンド」を紹介します。クープランにはロンドの名曲がたくさんありますよね。今日聴いていただくのは、今まで何度か紹介してきた「神秘なパリケード」です。

 演奏者も「ジャン・ロンドー(Jean Rondeau)」。ちょっと面白い編成での演奏です。いいですね。これが「輪廻」だと思って聴いてください。

 ちなみにこの曲のタイトルの秘密(?)については、こちらに書きました。

 

 ロンドーの演奏、けっこう好きです。バッハのシャコンヌもなかなか意欲的な編曲です。

 ピアノの即興演奏もいいですよ〜。

| | コメント (0)

2025.04.07

箏による「バッハのシャコンヌ」(木村麻耶)

 梨富士吉田で学校のお仕事。因縁のホットスポットですね(笑)。こちらは桜が少しだけ咲き始めました。

 さて、久しぶりに富士山を眺めながら聴いて、まじで感動した演奏を一つ。

 私もこの曲には異様なほどのこだわりを持っております。バッハのシャコンヌ。まさに宇宙一崇高な音楽です。

 もちろんヴァイオリンで演奏するのが一番良いのは当たり前です。ですから私のようなヴァイオリニストは幸運ですよね。ちゃんと弾けなくてもチャレンジできるわけですから。

 当然、この宇宙的最高傑作を皆さん、それぞれ自家薬籠中の楽器で弾きたいわけです。ですから、それこそ無数の編曲版がある。ピアノ、チェンバロはもちろん、オルガン、オーケストラ、チェロ、サックス、ギター…。

 で、いちおう箏奏者の端くれであるワタクシ、当然挑戦したことありますよ、箏で。かつて某有名古楽祭で「お琴ブラザーズ」として活躍してましたから(笑)。そうそう、そのブラザーが昨年亡くなってしまいました…哀しい。

 ブラザーともよくこの曲の話をしたっけなあ。そして、お琴(箏)でやってみたこともあった。もちろん玉砕しましたが。

 そして、なんと25絃箏で、一人で(!)をそれを成し遂げてしまったトンデモナイ音楽家が現れました。女性です。木村麻耶さん。

 いやあ、ホントすごい。テクニックとかではなく、その音楽性というか、この曲の解釈というか、本当に驚き感動しました。泣いちゃった。

 箏をやったことある人ならわかります。まずとんでもなく難しいことをやっているということ。

 そう、この曲って、ヴァイオリンで弾いても、やはり超絶技巧的な感動というのがありますよね。超絶技巧(難行苦行)と音楽の関係って、いつも考えているのですが、やっぱりなんかありますよね。感動のファクターとして。

 とにかく見た目的にもかっこいい。おそらくバッハ自身がこの演奏を聴いたら(見たら)泣きますよ。素晴らしい。

 カール・シャイトの編曲ということは、基本ギター版ということですよね。そして、それはほとんどオリジナルに近い編曲であり、余計な音があまり足されていません。

 原曲もそうですが、この編曲版も楽譜のとおりたとえばピアノやチェンバロで弾くと、実に薄っぺらくなってしまいます。だからみんな音をたくさん足す。

 しかし、この箏の演奏にはほとんどそれがない。しかし実に豊かな響きになっている。これは箏という絃楽器の優秀性を饒舌に証明していると言えるでしょう。もともと単音楽器ですからね、基本。

 う〜む、これはぜひ生で聴いてみたい。できれば、絹絃で。

 そして、やはりこういうタイプの演奏は生田流だなあ。山田流だとちょっと難しいかなあ。

| | コメント (0)

2025.04.06

ローラン・ド・サン=リュック 『シャコンヌ イ長調』

Img_9740 ミナーが延期になり久々の休日。上野の我が家の裏の桜並木も満開になりました。

 この素晴らしい季節にふさわしい音楽を一つ。

 ベルギー出身でパリやウィーンで活躍したリュート奏者・作曲家のローラン・ド・サン=リュック。現代ではほとんど知られていませんが、父ジャックとともにたくさんのリュート作品を残しました。

 どの作品も非常に耳に心地よく、しかし時々ハッとさせられるような瞬間もある、私好みの音楽です。

 その分かりやすい例がこのシャコンヌ イ長調でしょう。9分近い変奏曲で同名短調への転調もありませんが、決して飽きることがありませんね。単調にならない工夫が随所に聴いてとれますね。

 こういう匙加減というのは、おそらくAIではできないでしょう。もちろん演奏の力もあります。

 

| | コメント (0)

2025.03.23

伊豆能売観音さまと「糸」

Img_9693 都亀岡にてセミナー。50名近い方にお集まりいただき大盛況。さすがお膝元ですね。

 セミナー前に大本さん天恩郷へ。入口でばったり尊敬する知り合いに会いまして立ち話。貴重なお話を頂戴いたしました。

 ギャラリーで素晴らしいお作品たちを鑑賞。今展示されている耀わんも素晴らしいものばかりでしたが、やはりいつもそこにお立ちになっておられる伊豆能売観音様ですね。

 経(たて糸)である厳霊(いづのみたま)と緯(よこ糸)である瑞霊(みづのみたま)とが織りなされたものが伊豆能売霊(いづのめのみたま)。つまり、中島みゆきさん名曲「糸」の「織りなす布」「仕合わせ」にあたるのが伊豆能売霊ということになります。

 まさに「誰かを暖めうる」「誰かの傷をかばう」存在ですね。

 中島みゆきさんは天理教の方ですから、あのような素晴らしい歌詞を生み出すことができたのです。大本と天理の教えはとても似ていますし、ともに「織物」文化の影響を強く受けています。

 もともとこの曲は、天理教の真柱さんの結婚式のために作られたもので、のちに一般公開されて、今では結婚式やカラオケの定番ソングとなっています。本当に素晴らしい曲だと思います。中島みゆきさん、天才。

 彼女のほかの曲の歌詞にも天理教の教えが見え隠れしますので、ぜひ探してみてください。

 

| | コメント (0)

より以前の記事一覧