カテゴリー「音楽」の1599件の記事

2018.08.08

どてらYMO 『RYDEEN』

 昨日、仲小路彰の文献の一つを紹介しました。政治の世界で厳然かつ暗然たる力を持っていた仲小路。
 しかし、彼が文化面、特に音楽に関しても厳然かつ暗然たる力を持っていたことはあまり知られていません。
 今日紹介するYMOというグローバルなバンドのコンセプトは、実は仲小路彰が創ったとも言えます。彼らは、仲小路の実働隊であり、キャンティのオーナーだった川添浩史(紫郎)を通じて、仲小路の「未来学原論」を読み、そこに展開する未来学、グローバリズムを、音楽によって具現化しました。
 それが世界に大きな衝撃を与えたことは言うまでもありません。
 今日紹介するのは、ご覧になった方、ご存知の方も多いであろう、「どてらYMO」です。NHKもさることながら、やっぱりスケールの大きなお三人は純粋に面白い(笑)。
 その三人が久しぶりに生で共演した貴重な映像がこれ。どてらと、すさまじいプロフェッショナルな演奏との対比がすごすぎますね。ホント、三人ともやばい。こういう演奏家、今いませんね。

 ちなみにこの妙なシチュエーションへの展開は次の動画のとおりです(笑)。いろいろやばいですなあ。

 コメント欄でも何人かが書いていますが、2020年東京オリンピックの開会式で、ぜひこの三人にどてらで演奏してほしいです!
 それが実現すれば、仲小路先生もきっと喜ばれることでしょう。いや、これは冗談でなく実現したいですね。

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2018.07.30

Stevie Wonder 『Sir Duke』

Th__20180801_131032 日はあまりにも有名なこの曲について、あらためていろいろ考えました。
 学校のジャズ部がこの曲を練習していて、それ聴きながらふと思ったんですが、この曲の冒頭部分って、単純な分散和音、言うなればドミソドですよね。
 そこからあのような展開をし、そして空前絶後の名曲になるわけですから、やっぱりスティービー・ワンダーは天才だあと。
 なんだか、あんまりにも耳になじんでいて、冒頭の単純さに気づかなかった。ドミソドのドミソまではリズムもオンタイム、つまり4分音符が三つ並んでいるだけですよね。最後のドはちょっと前に食っているわけですが、たとえば左上のように記譜されることもあって、これだと、まるでドミソドです。それもユニゾンですからね、本当にこれ以上シンプルにはなりえません。
 ドミソドという、ある意味究極の近代西洋音楽というかクラシック音楽の主軸を最初に提示しつつ、その後の展開は実に自由であり、その枠からはずれていく、その感じがこの曲の魅力です。
 ジャズはまた違った方向性で、近代を超克していきました。スティービーの音楽性はそことはまた違った方法で近代を超克していきます。かっこいいすね。
 彼がピアノなど近代西洋楽器を駆使しつつ、やはりブラインドであるために、最も明瞭に可視化された枠としての楽譜から自由だったのでしょう。
 天才は天才であり、それがある種の欠如から生じているのはなんとも美しい事実であります。


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2018.07.25

ZOZO前澤社長がいま明かす 『私の幸福論、仕事の哲学』

Th__20180726_123234 週あるところで講演をするのですが、そのおかげで大変悩ましい日々を送っています。
 お恥ずかしいかぎりですが、私は学校の先生として30年以上やってきてですね、その仕事にようやく自信を持てるようになったかというと、全くその反対でして、とにかく迷い悩んでしまっているのです。それもその根本の部分で。
 極論してしまえば、本当に学校って必要なのか?今の学校は本当に正しいことを教えているのか?学校の先生って本当はやばい人たちなのではないか?と、そんなことばかり考えているのです。
 特に最近、学校の価値観からはずれた、あるいは正反対な人生観の中で成功している人と話すことが多く、そんな彼らを見ていると、ますます自分のやってきたこと、これからやらねばならないことに疑いや不安を感じてしまうのです。
 まだ直接はお話したことありませんが、たとえば今いろいろな意味で衆目を集めている、ZOZOの前澤友作さん。彼のこのインタビューを読むと、「世界平和」から「競争嫌い」、「幸福論」まで、正直完全に同意します。しかし、彼は、私たちにとっての当たり前な日本の学校、教育に対して、強い違和感を抱いていることがわかります。
 今の彼の大成功と幸福の基礎に、いったいどれほど戦後日本の学校教育が貢献したのか。
 教育論は抜きにしても、大変素晴らしいインタビューだと思いますので、皆さんもぜひお読みください。

 ZOZO前澤社長がいま明かす「私の幸福論、仕事の哲学」

 実際に体現している方と妄想だけの私とを同列に並べるのは申し訳ないのですが、基本的な発想、ある意味宇宙人的な発想は、似ているなあとつくづく思います。
 球団の話も、ちょうど今ある人たちと話していたところでしたので、実にタイムリー。もしかするともしかする?
 最近ストラディバリを手に入れたとか。ぜひ弾かせてもらいたいですね(笑)。いや、自分が億万長者だったらバロック仕様に戻してみたいかも。

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2018.07.17

安冨歩 「なぜ『優秀』な人が集まって愚かな暴走をするのか?」

Th_yasutomi550x413 日、東松山市長選で残念ながら敗北してしまった、女性装の東大教授、安冨歩さん。
 一見イロモノのように見えてしまいますが、なかなか面白い人ですし、基本的な発想において私との共通点が多いので、私はけっこう好きです。
 彼の女性装が単なる性的な意味での趣味ではなく、彼自身の人生そのもの、いや日本という国のあり方に関わるものであるということは、次のインタビュー記事をお読みいただくとよく分かります。

なぜ日本の男は苦しいのか? 女性装の東大教授が明かす、この国の「病理の正体」

 戦後の軍国主義(靖国主義)が続き、誤った「男らしさ」「女らしさ」が唱えられ、そして男たちは「ホモマゾ」「立場主義」 に陥っていく。これは全く私の戦後教育論と同じですね。というか、実際、学校現場ってずっとそうだったんだもん。
 いろいろと共感する安富さんの面白い講演があるので、ぜひ御覧ください。これもまた、私の「モノ・コト論」と全く同じ。
 記号化できる(語り得る)「コト」と、記号化できない(語り得ない)「モノ」。近代西洋は「コト」ばかり追究し、結果として、モノ性を内在して当たり前の自己の大部分を否定することになってしまった。

 仲小路彰を研究すると、彼自身も含めて多くのエリートたちが、なぜ戦前、戦中、あのような言説に走り、そして実際行動してしまったのか、とっても興味が湧いてきます。
 そして、なぜ戦後、あまりにも見事に変節したのか。いや、変節したかのように見えて、なぜ日本社会全体としては何も変わらなかったのか。すごく興味があります。
 そして、安富さん、見事な歌下手であります(笑)。ぜひ一度お会いしてお話うかがってみたいですね。
 

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2018.07.15

勝ち抜き歌下手合戦(タモリ倶楽部)

 日は河口湖でバンド演奏。まあ、このバンドは自他ともに認めるドタバタおやじバンドでして、正直いろいろな意味で笑える演奏をいたします。
 まあ、お客さんは楽しそうですから、それはそれでいいのかと。それにしてもよくあの演奏で歌えるな、ボーカリスト(カミさん)。
 しかし!今日偶然発見したこの番組を観て、もしかしてこのバンドすげえんじゃね?と思ったのです。なにしろ、ここで採り上げられた歌下手ならぬ演奏下手の響きが、まさに我々のバンドのそれにそっくりだったからです(笑)。
 いやあ、そうか。上手いはゴールがあるが、下手には無限の可能性があると。そして、プロの皆さんが忘れてしまったロックのソウルがそこにはある!…のか?ww
 それにしてもこの番組面白すぎます。さすがだなあ、タモリさん。そして、出演者の皆さんもすごい。まじめに、しかし最大限にふざけて論じているところが見事。
 いろんなシャレたコメントに、思わず吹き出しつつ感心してしまいましたが、特にタモリさんの「雅楽」発言は素晴らしすぎ。
 音楽の本質に迫るところですよ。西洋近代音楽が整理しすぎてしまった、つまり可能性を摘んでしまった、音楽の本質、そして豊かさがそこにある。音楽に限らず、私たちがコト化を進めた結果忘れてしまったモノの魅力を思い出させてくれました。
 日本で古く音楽のことを「もののね」と呼んでいたことは偶然ではないでしょう。これからはモノの音の復権、復活の時代になるのかもしれませんね。そうしますと、我々のバンドはその最先端を行っている、それも無意識で行っているという最強ユニットということになるのかもしれません(笑)。
 ああ、いろいろ楽しい一日でした。音楽はやめられませんね。

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2018.07.14

ジャン=リュック・ポンティ 『ケルティック・ステップス〜ジグ』

Jean Luc Ponty - Celtic Steps - Jig

 日は、明日の本番へ向け、初めて練習に参加しました。やる曲を初めて知るという、いつものパターン(笑)。ま、バンドの中のストリングスなんてものは「雰囲気」ですから、コード進行さえなんとなく把握しておけば、即興でなんとかなるでしょう(ホントか?)。
 というわけで、先日何回かに分けて紹介した、なんちゃって5弦ヴァイオリンを、初めて人前で弾きました。うん、けっこういい音がするし、なにしろ弾きやすくでよろしい!さすが木曽鈴木!
 で、ウチに帰ってきて、「そういえば昔、ジャン=リュック・ポンティよく聴いてたな」と思い出し、さっそくYouTubeで何曲か鑑賞しました。
 レコードは何枚か持っているけれども、考えてみると、演奏している姿ってのは、今回初めて観るかもしれない。
 お〜、なるほど、軽いボウイングが素晴らしいですね。そして、無駄なヴィブラートがなくてよろしい。これは、バロック・ヴァイオリンの奏法に近いぞ。
 たしかに、ポンティの師匠でもある、かのステファン・グラッペリのボウイングやフィンガリングもこんな感じですね。フランスのヴァイオリン奏法の伝統というのがあるのかなあ。
 しっかし、それにしても、この動画に驚きました。いや、ポンティもまあ普通にうまいのですが、なんと言っても、ベース、そしてピアノもドラムもすごい!
 特にベースの人、なんて人か知りませんが、うまいっすねえ〜。世の中にはうまい人がたくさんいるんだなあと感激してしまいました。
 その点、エレキ・ヴァイオリンは少ない。今やバロック・ヴァイオリンより少ないのでは。バロック楽器は完全に市民権を得ていますからね。
 というわけで、私も四半世紀ぶりにエレキでいろいろ遊んでみようかと思っています。エフェクトかけて、いろいろ即興でやってみようかなと。
 秋には東京である方とコラボすることが決まりました。いったいどうなることやら。自分でも楽しみです。
 ポンティ、いまだに元気で現役なんですね。グラッペリも90すぎまで現役でした。ヴァイオリンって、比較的演奏家寿命が長いんですね。あんまり力がいらないからでしょう。年取って力が抜けると、ようやく本来のヴァイオリンの音が出るようになるんですよ、実は。

ジャン=リュック・ポンティ公式

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2018.07.12

石井裕 『独創・協創・競創の未来:タンジブル・ビットからラディカル・アトムズへ』

 〜む、本当に素晴らしい!ワクワクします。
 ずうずうしく言わせていただきますと、時間、未来、現在、過去に関する考え方が、ワタクシと石井先生は一緒ですね。
 テクノロジーの寿命は1年、ニーズの寿命は10年、ヴィジョンは100年。自分が死んでからも残る。
 テクノロジーが未来を切り拓くのではなく、未来のヴィジョンがニーズとテクノロジーを生む。
 だからこそ、私たちはテクノロジーに近視眼になるのではなく、ある意味アホくさいほどの夢、ヴィジョンを描くことですね。
 そして、アート、サイエンス、デザイン、テクノロジーをアウフヘーベンして、総体としてのスパイラルを生み出すこと。
 プレゼンのしかたも含めて、非常に勉強になりましたね。
 タンジブル・ビッツで一躍有名になり、MITの最先端に生き残っている日本人、石井裕さん。かっこいいですねえ。
 MITのあり方に象徴されていますが、やっぱりアートって大切ですね。世界に対して疑問を抱くことがアートの本質。そこからしかイノベーションは生まれない。人類の歴史とはまさにアートの歴史であったわけです。
Th__20180713_113020 未来視力‥いい言葉ですね。そこに富士山があるのも素晴らしい!
 やはり時間は未来から流れてきていて、だからこそ未来に原因を創って今結果を出す。ぜったいにそうですよね。
 いかに壮大な妄想をし続けるか。それこそが重要です。あきらめたら終わり。
 温故知新という言葉に対する解釈も私と同じでした。過去の人たちが、私たちの今を超えたはるか未来に何を妄想したのか。それを知ることは実は楽しいことです。

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2018.07.11

5弦エレキ・ヴァイオリン作りました‥その3

20180712_85126 て、皆さんにとってはどうでもいい話も今日で終わりますよ。
 エレキ・ヴァイオリンの製作(改造)ですが、Kranzのピックアップはいろいろ問題があったので、取り外してしまいしました。その代わりに装着したのが、この格安の(謎の)ピックアップです。

アコースティックギター・バイオリン用ピックアップ

 もともとKranzやSojingはアクティブ・ピックアップだったので、9V電池が必要でした。これが案外面倒くさい。いざという時に電池切れしていたり、電源切り忘れたり。
 今回はのちに紹介する予定のZOOMのエフェクターを通すことにしたので、基本的にはパッシブ・ピックアップでも良いと判断し、このなんちゃってピエゾ式を購入しました。
 Amazonでもそこそこの評価だし、期待していたのですが、実装してみますと、たしかになかなか良い。装着場所はいろいろ検証した結果、駒が立っている裏側にしました。というか、ここしかなかった。
 ノイズも少ないし、高音から低音まで比較的バランスよく拾ってくれます。ケーブルを脱着できるのもよい。サイレントとして使う時、ケーブルがじゃまになりません。
20180712_91603 続きまして、普段の練習用、またちょっとした演奏会などで使えそうな、超コンパクト・ギター・アンプも購入してみました。
 SDカードからMP3の音源などを鳴らすことができるので、なにかと便利に使えます。これをベルトにつけて旅芸人になります(笑)。ただ、ちょっと出力が不足気味でして、ダイレクト接続だと、リアル・ヴァイオリンより、ちょっと音量が小さいかもしれません。野外では使えません。もちろんエフェクターを通せばそれなりの音量にすることができますが。

ギターアンプ コンパクト スピーカー 5w

 というわけで、今回新たに購入したのは、上記二つの製品だけです。本体だけで考えれば、ピックアップの1560円と塗装スプレーの200円だけですんだということですね。

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2018.07.10

5弦エレキ・ヴァイオリン作りました‥その2

Th_img_2046 て、一日あいてしまいしたが、エレクトリック・ヴァイオリン改造のお話です。
 ほとんどの方に関係ない世界ですよね。ヴァイオリン弾く人もそんなにいないし、ましてやエレキとなると数えるほどしかいない。さらに楽器をヘーキで改造する人もそんなにいません(笑)。
 私は昔からそういうことをするのが大好きでして、おかげで家にはガラクタが大量に転がっています。
 さて、私はヴァイオリン&ヴィオラ弾きとしては、また違った意味で変わり者でして、普段使っているモダン・ヴァイオリンもバロック・ヴィオラも5弦です。
 それぞれについては、こちらこちらに書きましたので興味のある方は御覧ください。
 それらは最初から5弦のモデルであり、よって指板も広め、糸巻きも当然ペグの穴が5セット空いています。しかし、今回はもともと普通の4弦のボディーを使って無理やり5弦にするという荒業をやりました。
 はたしてそんなことができるのか。それもなるべく作業を少なくしたい(めんどうくさい)。
 ということで、初めての試みに挑戦しました。笑っていただいて構いません(笑)。なんと、5本目(C線)用のペグに関しては、あらたにあけなかったのです。
 ではどうしかたというと、写真のとおりです。A線のペグ孔の向かって左側にC線のペグを無理やり差し込んだのです。
 そうしますと、当然両方のペグが真ん中でごっつんこするわけですので、そこは思い切って両方の先っぽを削り取りました。弦をさす穴はもちろん残し、あと弦を巻き取る最低限の長さだけ残しでバッサリ。とはいえ、巻き取るスペースもかなり限られているので、弦もギリギリまで短くカットしました。
 で、今回は指板も4弦用のままですので、5弦を等間隔に並べるには狭すぎます。そこで、C線は完全に補助的に使うものと考え、写真のようにG線とギリギリ干渉しあわないくらい近づけました。
 これですと、普通の4弦部分に関しては、重音も含めてついもどおり演奏ができます。あくまで低音のG以下の音が必要な時だけにC線は使う。このC線とG線の間隔ですと、C線を押さえるということは、G線も同時に押さえるということになりますが、C線とG線で重音を弾くことはほとんどないので問題はありません。
 エレキの場合は基本、胴鳴りというものはなく、弦の振動をそのまま増幅するので、リアル・ヴァイオリンではよくあるボディの小ささから来るC線のパワー不足は心配ありません。
 どうでしょうね。こんな改造した人、あんまりいないんじゃないでしょうか。いや世界にはいるかな。
 ちなみに高校の時には、12弦ギターに憧れて、E線を2本並べて張ったこともありました。その時はペグも共用して、片方にアジャスターをつけてチューニングしました。微妙にずらすと、いわゆるコーラス効果が出て、面白い音になりましたっけ。今回もそれをやってみようかな。
 ちなみに今回の増弦法ですと、理論的にはあと3本弦を増やして8弦にすることができますね。まあ実用性は全くありませんが(笑)。
 というわけで、この改造エレキ・ヴァイオリン、15日に富士河口湖町のイベントにてデビューいたします。
 あとピックアップと小型スピーカーについては、後日紹介します。

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2018.07.08

5弦エレキ・ヴァイオリン作りました‥その1

Th_img_2043 いうか、単に4弦を5弦に改造しただけですが。
 面白いもので、最近ある若手ヴァイオリニストと出会ってから、再びエレキ熱が湧いてきました。彼がエレキ・ヴァイ オリンの新たな可能性に挑戦しているを見て、すっかり刺激を受けてしまいました。
 私は彼が生まれた頃からエレキをやっていたので、なぜか尊敬されています。こんな近くにこんな変な人がいたのか!と(笑)。
 まあ実際バンドで弾く機会も増えているので、エレキを新しく買おうかなと思ったと思ったのですが‥考えてみるとウチには使ってない(壊れた)エレキが2本あるではないですか。その他使わないジャンク楽器がゴロゴロ転がっているので、それは組み合わせて一挺作っちゃおうかと。
 まずは、基本となる本体はですね、四半世紀前に買ったKranzのエレキ・ヴァイオリン。これっておそらく日本で初めてのエレキ・ヴァイオリンでしょう。
 当時はバーカスベリーしか選択肢がなかった。青いやつ。ELOのミック・カミンスキーとか、ジャン・リュック・ポンティが弾いてたやつですね。だけど高くて手に入らなかった。
 それを、今はなき木曽鈴木さんが製作して、比較的安価で売り出した。私はごく初期に御茶ノ水の下倉楽器で買いました。ほんとに初期型だと思います。
 なにしろ国産は当時Kranzしかなかった。それがなかなかいい出来でして‥とはいえ、本体の作りはさすが専門メーカーという感じですが、電気部品に関してはシロウト工作レベル‥のちに、かのSUGIZOさんも愛用するようになりました。
 で、その後の展開については、こちらの記事をご覧ください。変な安物楽器買っちゃったんですよね。それを最近まで使っていた。しかし、なんとも重いのと、やっぱり本体の作りがいい加減なんでしょうね、だんだん音程も取りづらくなってきた。どこか歪み始めているようです。
 そこで、ここはやはり原点回帰!ということで、久しぶりにKranz完全復活です!
 な〜んて、実際使ったのは本体の枠組みだけ。ピックアップも取り外してしまいました。そして、様々なガラクタの部品を集めて無理やり1台に仕上げたのが、こちら。
 10年前の記事では「Kranzも白(だいぶ黄色く変色しちゃってますが)だったし、もしかするとペイントするかもしれないんで(まあ、しないでしょうけど)」と書いていますが、今回はペイントしました。
 というわけで、なんとなく記事が長くなりそうなので、これは連載ということにしましょう。はたしてどうやって4弦を5弦にしたのか。衝撃の事実が公開されます(笑)。


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