カテゴリー「映画・テレビ」の974件の記事

2018.07.19

クローズアップ現代+ 『プロレス人気復活! “過去最高”の秘密』

 日のネタはなんと言ってもこれでしょう。NHKのクローズアップ現代+で新日本プロレスが取り上げられました。
 棚橋選手も出演し、なぜ今プロレスブームなのか、どうやって苦境を乗り越え、そして世界戦略に打って出るまでになったかを解説してくれました。
 いろいろと共感する部分がありましたね。今の新日本プロレスを、かつての新日とは違うと否定してしまうのは簡単ですし、そういう人もまだたくさんいますが、現実は現実です。当時と同じように、いやそれ以上に、プロレス的価値は高まり、人々を元気にしているのです。
 私もある時期、今風なプロレスに違和感を抱いていましたが、今では完全にそれを楽しめるようになりました。もちろんそれとともに、昔のプロレスをまた別の視点から楽しめるようになりました。一石二鳥ですね。
 番組中キーワードになっていた非日常と日常というのは、日本において古くから文化構造の基礎になってきました。ハレとケですね。
 いわば、昔の荒々しいプロレスは、まるでナマハゲか何かのように、日常の中に突如現れ去っていくマレビトのような存在でした。
 それが、今は非日常と日常、フィクションとリアル、ハレとケ、荒魂と和魂などが、決して対立するのではなく、絶妙に融和し、あるいは高め合う存在になっているわけです。
 それが現代の地球文化の行く先を占っているとも言えますし、私たち個人の人生のあり方をも象徴していると思うのです。
 また、番組でも多く語られた、折れない心、負けても立ち上がっていく姿というのは、プロレス業界そのものの姿でもあると同時に、普遍的に人生そのものなのです。あるいは日本のこれからの姿かもしれない。
 古くからのプロレスマニアとしては本当にうれしいですね、いろいろと。また家族で観戦に行きます。どの団体に行こうかなあ。

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2018.07.15

勝ち抜き歌下手合戦(タモリ倶楽部)

 日は河口湖でバンド演奏。まあ、このバンドは自他ともに認めるドタバタおやじバンドでして、正直いろいろな意味で笑える演奏をいたします。
 まあ、お客さんは楽しそうですから、それはそれでいいのかと。それにしてもよくあの演奏で歌えるな、ボーカリスト(カミさん)。
 しかし!今日偶然発見したこの番組を観て、もしかしてこのバンドすげえんじゃね?と思ったのです。なにしろ、ここで採り上げられた歌下手ならぬ演奏下手の響きが、まさに我々のバンドのそれにそっくりだったからです(笑)。
 いやあ、そうか。上手いはゴールがあるが、下手には無限の可能性があると。そして、プロの皆さんが忘れてしまったロックのソウルがそこにはある!…のか?ww
 それにしてもこの番組面白すぎます。さすがだなあ、タモリさん。そして、出演者の皆さんもすごい。まじめに、しかし最大限にふざけて論じているところが見事。
 いろんなシャレたコメントに、思わず吹き出しつつ感心してしまいましたが、特にタモリさんの「雅楽」発言は素晴らしすぎ。
 音楽の本質に迫るところですよ。西洋近代音楽が整理しすぎてしまった、つまり可能性を摘んでしまった、音楽の本質、そして豊かさがそこにある。音楽に限らず、私たちがコト化を進めた結果忘れてしまったモノの魅力を思い出させてくれました。
 日本で古く音楽のことを「もののね」と呼んでいたことは偶然ではないでしょう。これからはモノの音の復権、復活の時代になるのかもしれませんね。そうしますと、我々のバンドはその最先端を行っている、それも無意識で行っているという最強ユニットということになるのかもしれません(笑)。
 ああ、いろいろ楽しい一日でした。音楽はやめられませんね。

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2018.07.09

追悼 加藤剛さん‥ドラマ 夏目漱石「こころ」

 た残念な知らせが入ってきました。加藤剛さんがお亡くなりになったとのこと。
 少し特殊からもしれませんが、私にとっての加藤剛さんは、夏目漱石の「こころ」のイメージです。
 加藤さんは「こころ」の朗読をし、舞台やドラマで「先生」を演じてきました。おそらくライフワークの一つと考えていたのだと思います。
 その朗読の録音、舞台やドラマのビデオを持っていますが、そのどれもたしかに素晴らしい。あの深遠なる漱石世界をよく理解し(理解しようとし)、ご自身の中で大変高い次元に昇華していると感じました。
 特にテレビ東京の名作ドラマでの熱演は、その集大成だと感じていました。最近その動画がアップされました。ぜひ皆さんも、加藤さんの名演技をご堪能ください。あまり知られていない作品だと思います。
 私もご冥福をお祈りしながら、このドラマを観て、あらためて「生」と「死」について考えてみたいと思います。

 いくつかの「こころ」の映画、ドラマの中で、最も原作に近く、違和感の少ないのはこの作品です。大山勝美さんの演出、加藤剛さん高橋恵子さん、そして若手女優、俳優たちも素晴らしい。音楽もいいですね。これってペルトかなんかでしょうか。それともオリジナル?

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2018.07.07

オウム事件と安全保障

 日の続きとなります。死刑執行に対する世の中の論調と、私の感情の間にある違和感の一つがこれでした。
 チャンネル桜の討論の冒頭の、皆さんのお話を聴いていて、ああ一つはこれだと思いました。
 単なる異常な宗教集団によるテロということで片付けるのではなく、これからこうしたことが別の形で起きうることを想定して、私たちはそれなりの準備をしてかなけれはなりません。
 これからの「戦争」の形は、このようなBC兵器によるテロ、あるいはサイバーによるテロのような形をとるでしょう。核兵器の脅威というのも当然ありますが、コストパフォーマンスの点から考えても、より現実的なのは化学兵器、生物兵器であると思います。
 そして、結局、戦争の種が宗教であるという事実。これについては仲小路彰がエキスパートでした。もっと、私たち日本人は宗教について思いを巡らさねば。研究とかいうレベルでなくとも、せいぜい三大宗教の基本は理解しておきたいですね。私も含めて。
 それにしても、この専門家の皆さんの話は非常に興味深いし、知らないことばかりで勉強になりました。
 冒頭の30分だけでもぜひお聴きください。葛城さんがそういう形で勧誘されていたとは。私もずいぶん勧誘されました。文系なんですが。

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2018.07.01

NHK公開収録「にっぽん百名山 富士登山!徹底ガイド」@ふじさんホール

Th__20180702_103448 日は富士山山開きの日。この日にちなんで、富士吉田市のふじさんホールで、NHKの「にっぽん百名山」の公開収録がありました。
 この収録があることを、地元の私は知らなかったのですが、かつてのレミオロメンおっかけ友だちが久しぶりに連絡をくれまして、一緒に行くことになりました。
 会場には、それこそ10年以上前一緒におっかけした(笑)仲間が集まり、久しぶりの再会を喜ぶとともに、年月の流れの早さと、それぞれの人生の変化に、なんともいえない感慨を覚えることとなりました。
 これもまた音楽の素晴らしさですね。
 詳しくは語れませんが、山好きでなくとも楽しめる内容となっていたと思います。司会は、山と渓谷社の編集長萩原浩司さんと、ハリウッド女優にして農家の工藤夕貴さん。萩原さんの穏やかで誠実なお人柄と、いい意味でぶっとんでいる天然(ナチュラル)ガール工藤さんの絶妙なタッグです。
 そこに加えて、ある意味お二人のいいとこ取りをした(?)穏やかで天然の藤巻亮太さんがゲスト。山に関するトークも面白かったけれども、なんと言っても、収録の最後のサプライズ・プレゼント、山中湖の某スタジオで完成させたあの名曲「粉雪」を弾き語りしてくれたことは、私たち長年のファンからしますと、なんとも感動的な出来事でありました。
Th_img_1999 ここふじさんホールは地元の私たちにとっては、いろいろな思い入れのあるステージです。私自身も学校行事や式典などで何度も舞台に上がっていますし、いろいろなミュージシャンのパフォーマンスを見たり聞いたりもしてきました。
 特に、あのは格別な思い出です。そこで、志村正彦くんと同世代、ある意味同郷である藤巻くんが歌ってくれることに、私は感激しないではいられません。
 藤巻くんの生歌をこのホールで聴くのは、なんだかんだもう3回目となります。5年前にはリハーサルに同席させてもらい、彼と志村くんについてしんみり語り合いましたっけ。今日も思い出してくれたでしょうか。
 そうそう、そういえば、この秋に藤巻くんは「」を主催するんですよね。そこにはフジファブリックの山内総一郎くんも参加してくれます。嬉しいですね。行かなきゃ。
 と、個人的にいろいろなことを考え、思い出させたくれる収録でしたが、放送は、山梨県では総合テレビで7月27日(金)午後7時30分から、全国放送ではBS1で7月28日(土)午後10時からとなります。ぜひ御覧ください。私も映ってるかな(笑)。坊主頭を探してみてください。
 

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2018.06.23

『あさき夢みし』 実相寺昭雄監督作品

Th_91obrgbmahl_sy445_ の娘と観ました。ますますマニアックになっていくな(笑)。
 ある意味全く面白くない作品でしょう。今なら絶対に作られない映画。ATGの作品はみんなそうか。
 芸術を目指したのでしょうね。古典文学を読むような、現代的な意味での退屈さや困難さがうまく表現されている映画とも言えます。
 しかし、よく観ると、見どころ聞きどころが満載でもあるのです。
 まずはもちろん実相寺昭雄的映像世界。どアップ、歪んだ構図、不思議な光の効果。それが映画的非現実世界を作り出しています。意識して観ると実に面白い。作り手の視点で観るべきでしょう。
 そして今回改めて感心したのは、大岡信の脚本の見事さですね。ストーリーはどうでもいい感じですが、一つ一つの日本語の選び方がお見事。
 もちろん平安時代の日本語ではないわけですが、現代人の理解可能なかぎりでの「疑似古語」が実に美しい。これは本当にすごい。さすが現代語、古語に通じている大岡さんです。
 それから廣瀬量平の音楽。これも「疑似古語」と同様「疑似古典音楽」ですね。うまい。実にいい。
 ちなみに笛全般で名演奏をしている上杉紅童さんですが、今、ウチの娘が野村四郎先生に弟子入りしているのは、ある意味上杉さんのおかげです。私の教え子が能を志すことを決めたとき、上杉さんが山本邦山さんを介して野村先生を紹介してくれたのです。不思議なご縁です。感謝。
 役者さんでいうと、岸田森の坊主頭がエロですね(笑)。耳もとがっていて、ちょっと私は親近感を覚えました。
 あっ、それから能といえば、観世栄夫さんがちょい役で出ています。いい味出してます。
 こういう映画は、実は海外で評価が高いんですよね。YouTubeにあったトレーラーも海外からアップされたものでした。
 独身時代よく観ていたATG作品。久しぶりにいろいろ観てみようかと思います。

Amazon あさき夢みし

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2018.06.21

『ツィゴイネルワイゼン』 鈴木清順監督・原田芳雄主演作品

Th_51gjcfrcybl_sy445_ 〜む、すごい…。今さらながらではあるが、本当にすごい。久しぶりに理性が崩壊しました。
 この映画を観るのは実は二十数年ぶり。まさか自分の娘と一緒に見入ってしまう日が来るとは思いませんでした。
 将来映画に関わる仕事をしたいと言い出した下の娘。洋画やアメリカのドラマも好きですが、最近は邦画を静かに観たいと言い出した。いいことです。まあ、彼女は能、箏曲、剣道と、伝統的な稽古の日々を送っていますから、当然の成り行きでありましょう。
 ちなみに、決してそれらを強制したことはありません。紹介もあまりしませんでした。勝手にそっちに進んでいきました。たぶん。
 で、いちおうそこそこ昭和の邦画を観てきた父親としては、タイミングを見て、徐々に名作を引っ張り出してきて見せようと思っているわけです。
 ちょっと早いかなと思いつつ、今回引っ張り出してきたのが、この「ツィゴイネルワイゼン」。
 なぜなら、娘は「恐怖劇場アンバランス」が好きでして(ってその時点でマニアックだし親の影響がある)、アンバランスと言えば、鈴木清順、藤田敏八が監督をし、田中陽造が脚本書いてるじゃないですか。そうすると自然と「ツィゴイネルワイゼン」を観なきゃならなくなりますよね。
 で、観たわけですが、親子で目が点になっちゃいました。私も初めて観たかのような衝撃に打たれました。久しぶりに、盤石だった日常が崩壊しました。それが実に快感。
 意味や因果関係を拒否し、ただただイメージとしての「美」と「エロス」を描ききった作品。たぶん現代の映画やドラマしか知らない娘にとっては、非常に未来的に感じられたことでしょう。いや、能をやっているので、中世的とも思ったようです。つまり時空を超えて美しいし、カッコいい。
 大人になったワタクシの新発見としましては、「美」と「エロス」の双方の底辺に、「嫉妬」があるということでした。なるほど、そうか。
 そして、夢こそが本体であり、現実こそが虛構だということ。あるいは死が本体で生が虛構であるということ。なるほど、これは普遍的な魅力を備えた完璧な映画だ。
 それにしてもなあ、主演の四人の魅力的なこと、この上ない。原田芳雄は言うまでもなく、ある意味シロウトの藤田敏八がいい味を出しすぎている。原田に対して藤田を選んだことがまず成功だし、すごい。両方達者な役者だったら…。
 原田と藤田、そして清順監督は亡くなってしまいましたが、大谷直子と大楠道代は健在でいらっしゃる。やっぱり女は強いのだなあと、この夢と現実をつなぐ映画を観たあと、ふと思いました。最初に死んだのは藤田か。
 原田芳雄が亡くなった時、そして昨年鈴木清順が亡くなった時には、追悼記事を書きましたっけ。

追悼!原田芳雄 『原子力戦争 Lost Love』 (黒木和雄監督作品)
追悼 鈴木清順監督

 あらためて昭和の男三人のご冥福をお祈りします。あなたたちは永遠です。


 
Amazon ツィゴイネルワイゼン

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2018.05.17

追悼 西城秀樹さん…「Sweet Memories」「ブルースカイブルー」

 当にショックです。西城秀樹さんが亡くなりました。63歳。あまりにも早すぎる。脳梗塞を患い、大変苦労された中、還暦を祝うコンサートでは元気な姿を見せてくれていたのに。
 本当にカッコよく、歌が上手で、そして何より個性的であったヒデキ。男の私から見ても、この人はカッコいいなと、子ども心に思ったものです。
 そして、大人になってみて分かった、素晴らしい歌唱力。郷ひろみさん、野口五郎さんももちろん歌はお上手ですが、今になってみるとヒデキが一番うまかったのかもしれないと思うのであります。
 それを再認識したのは、そうこの11年前の記事の時でしょうか。古いビデオを再生して驚きました。
 今は便利な世の中になりまして、そのビデオはネット上の動画サイトで観る(聴く)ことができます。どうぞ、皆さんもヒデキの歌唱力をご堪能ください。

 こうしてバラードを、それもハモリパートを歌うと、その歌のうまさがよく分かりますよね。お見事としか言いようがありません。
 ヒデキのバラードと言えば、やはりこれを忘れてはいけません。阿久悠さん作詞、馬飼野康二さん作曲の超名曲「ブルースカイブルー」。スケールの大きな、西城秀樹ならではのバラードだと思います。これをこういうふうに歌える人、そんなにいませんよ、絶対。本当に偉大な歌手でした。心からご冥福をお祈りします。

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2018.05.12

100分de名著 『般若心経』

 みません。公私共にとっても忙しく、なかなか長い文章を書く時間がありません。
 皆さんにとっては、そちらの方が嬉しいかもしれませんね(笑)。10年前の記事なんか見ると、まあ長い長い。読みたくなくなっちゃいますよね、あれじゃ。
 今や文字よりも映像の時代。これはある意味では「コトからモノへ」の回帰であります。そういう意味で、以心伝心、不立文字、教外別伝である仏教は、とっても未来的ですね。
 というわけで、そのへんも含めまして、般若心経のお勉強をしてみましょう。私も仕事柄、少なくとも週に一回はお唱えしております。全校生徒500人でお唱えする、それを先導するお仕事をさせていただいております。ご利益あるかな(笑)。
 この番組、なかなか分かりやすく、だからこそ分かったようで分からない感じを、伊集院さんが見事に表現されていて面白い。

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2018.04.30

アウトドア般若心経(みうらじゅん)

 日の続きです。「色即ぜねれいしょん」を観て思い出したのが、みうらじゅんさんの「アウトドア般若心経」です。
 言うまでもなく「色即是空」は般若心経の一節。「さよなら私」と説くみうらじゅんさんの原点とも言えますね。
 もう説明するまでもない「みうらじゅんワールド」ですが、まあとにかく、観てくださいな。間違いなくご利益ありますよ。
 世界中で最も多く読まれている文章の一つであろう「般若心経」でありますが、こうしてまさか一文字ずつを街場で見つけて「写経」しようとは、誰も思いませんでしたよね。まさに「経を捨てよ。街へ出よう」ですよ(笑)。
 そういう「見立て直し」が、みうらじゅんさんの真骨頂です。かつての赤瀬川原平さんもそうでしたよね。
 ところで…こういうことを言うと「野暮」だということは重々承知の上で…実は「写経」は完成していませんね。なぜなら、二文字間違いがあるからです。
 コメント欄にもありますが、「提」と「曰」が「堤」と「日」になっています。
 まあ、そんなところもまた「イーカゲン」でみうらじゅんらしくていいんじゃないでしょうか。
 つまり、完成しそうで完成しない、完成させられるけれども完成させないところが、実に仏教的なのでありましょう。
 しっかし、面白いですね。それこそ細かいことはどうでもいいっす。
 そうそう、空耳アワーも考えてみると「空」ですね(笑)。全ては思い込み、勘違いなのでありました。
 

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