カテゴリー「映画・テレビ」の1000件の記事

2019.06.12

デジタル記念館 慰安婦問題とアジア女性基金

 キ・デザキさんの「主戦場」、ぜひ観てみたいですね。

 私のことを保守派だと思っている方がけっこういます。この映画に対しても批判的だろうと。

 う〜ん、正直言いますと、保守派の方々も、またその反対の方々も、あまりに意見が極端で感情的なので、私はどちらにもシンパシーを抱けないのですよ。

 その両極端がどのように「相容れない」のかを、こうして作品としてしまい、「主戦場」と名づけてしまったデザキ監督には感心しているところなのです。もちろん、その感心は関心という程度のことであり、映画作品の価値がどうのこうのとか、慰安婦問題自体の価値とかとは、全く別次元です。

 

 ところで、慰安婦問題に関していろいろとおっしゃりたい方は、まずはデジタル記念館をしっかり読んでいただきたいですね。
 私はずいぶん前に一通り目を通しました。けっこう忘れているところもあるので、また読み返しているところです。その上で、この映画を観にいこうと思っています。皆さんもぜひ。

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2019.06.09

『100円の恋』(安藤サクラ主演作品)

 藤サクラ主演の映画。

 うん、やっぱり安藤サクラがすごかった。この作品、安藤サクラじゃなかったら、イマイチだった。

 それから、やっぱり今になってこの作品を観るとですね、助演男優の新井浩文にとって、けっこうシャレにならない内容ですよね。いい俳優さんなのに…。やっぱり、現実生活とお芝居の世界が、ある程度重なっていないと、ああいう感じは出せないのかなあと思いました。

 そういう意味で、最近の女優、男優さんに、ある種の鬼気が感じられないのは、まあしかたないのかなあと。

 この作品は「第1回松田優作賞」でグランプリに選ばれた足立紳の脚本を映画化したものです。実は今日、この作品を観る前に、松田美由紀さんにお会いして、ちょっと映画の話なんかもしたのですが、そう、松田優作さんなんか、まさに現実生活がそのまんまお芝居の世界につながっていた。そういう天才が生まれにくい、育ちにくい、生きにくい世の中になってしまいましたね。

 その点、安藤サクラさんはすごい。見事憑依させてますね、斎藤一子を。実際の生活はどうなんでしょうか。お父さんは奥田瑛二さん、お母さんは安藤和津さん。曽祖父は犬養毅という、とんでもない血筋ですからね。

 それにしても、映画におけるボクシングという存在は面白いですよね。ボクシングの世界自体が、人間臭いドラマに満ちているので、ある意味ボクシングを映画に使うというのはずるいとも言えます。

 この作品も、ボクシングものにありがちなコテコテの展開ですので、やっぱり安藤サクラじゃなかったら、チープな作品になってしまったかもしれません。

 私だったら、「100円」ということですから、最初から最後までダメ人間しか出てこない映画にしたかもしれません。だから、途中から安藤サクラが変身していくところを見てガッカリしてしまいました(笑)。結果はどうあれ、努力する人が出てきてしまうとなあ…。

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2019.06.05

飛騨高山レトロミュージアム

Th_img_4123  日は高山におります。自由散策の時間に、いくつかの神社を巡り、最後に立ち寄ったのがここ。

 昨年は、同じ高山の老舗「高山昭和館」に行き、予想以上の充実ぶりに感動いたしました。

 その昭和館にも携わっていた方が、新たに同じようなコンセプトで昨年オープンさせたのが、こちら「飛騨高山レトロミュージアム」。


Th_img_4122  正直、私は「昭和館」の方がツボでしたが、ソフビやゲーム、アイドルの立て看板の充実度はこちらの方が上かもしれません。ゲームやパチンコを自由に楽しめたり、懐かしい学校給食を食べられたりするという「参加型」という意味でも、新しい挑戦を感じました。

 可能な限り、両方訪ねてみるのがいいでしょう。両者は少し離れていますが、高山の古い街並みを楽しみながら、その両端をスタートとゴールにしてみてはいかがでしょうか。

飛騨高山レトロミュージアム公式HP

 

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2019.05.28

追悼 京マチ子さん

Th_unknown_2  し遅れてしまいましたが…京マチ子さんが亡くなられましたね。まさに大女優。日本を代表する世界的な女優さんでした。

 その妖艶な容姿、鬼気迫る演技、稀代の女優さんであったことは、誰もが認めるところしょう。

 私も京マチ子さんのいろいろな作品を観てきました。代表作を選ぶことも難しいところですが、やはり、一つ挙げるとすると、小津安二郎の「浮草」でしょうか。

 特に上の記事にも書きました、土砂降りを挟んでの中村鴈治郎との罵り合いのシーンですね。あらためて鑑賞し、ご冥福をお祈りしたいと思います。

 

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2019.05.20

日本建設工業CM (藤井亮監督作品)

Th_2019052300000108it_nlab0001view  <ろいろ忙しい中、癒やされたのがこの作品。う〜ん、やられた。
 藤井亮さんの映像作品、たとえば滋賀県の脱力系CM「石田三成」や、Eテレの「みっつカール」など、けっこう私も好きでしたが、これはまたお見事!
 キャラデザイン、画質、音楽なども、まんま昭和30年って感じじゃないですか。うまい!
 そこに絶妙なギャグを盛り込んでいるところがさらに秀逸。一瞬わからなかったけれども、「日本犬」「セツ子」「ウギョ〜」が素晴らしい!特に「ウギョ〜」にはやられました(笑)。
 これテレビでやってほしいなあ。



 藤井さんの過去作品はこちらでお楽しみください。


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2019.05.19

『仁光の受難』 庭月野議啓監督作品

Th_91fry7e30ul_sl1500_ 19日はお寺の行事で、100人以上のお坊さんと一緒にいました。壮観でした。老師レベルの方も何人もいらっしゃっておりまして、すごい空間になっていました。私はエセ坊主ですので、さすがに居心地が…(笑)。しかし、あるお坊さんには、「先生が一番お坊さんらしいですよ」と言われました。どういう意味かな。
 さて、そんな日にこんな映画を紹介するのはどうでしょうね。いや、けっこう「お坊さん」の本質的な部分に踏み込んだ名作だと思いますよ。面白かった!
 「もてすぎる坊主仁光」…お坊さんに限らず、人間として最大の煩悩との戦い。これは人類の永遠のテーマですよね。ちなみに「もてすぎる先生」も大変ですよ(私ではありません)。
 この映画の秀逸なところは、CGによる浮世絵、曼荼羅と実写が組み合わせているところですね。さらに語り手たるナレーションの割合が大きい。結果、中世説話絵巻的な雰囲気がうまい具合に醸し出されている。なるほど、この前のNHKによる「江戸川乱歩」もそうでしたが、実に日本的な「メディアミックス」になっていると感じました。
 「いたしかたない」…これ、やっぱり男の最終兵器ですね。自爆兵器とも言えますが(笑)。


 



 


Amazon 仁光の受難

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2019.05.18

禅の世界 正眼僧堂の四季(NHK)

 わぁ、忙しくしているうちに今日はもう23日!
 こんなにブログをためたのは初めてかもしれません。
 なにしろ、18、19の土日はとんでもなく忙しかったのです。全く想定外のことが起きまして、ただでさえ予定が詰まっていた中に重い重い仕事が乱入してきたという…うん、我ながらよく乗り切った…たぶん(笑)。
 さて、18日土曜日の忙しさの中、勇気を与えてくれた動画がありましたので、ここに紹介します。なんでこれで勇気なのか…それは私にしか分からないかな。
 このビデオ、まさに正眼寺で観たことがあります。この空気。もちろん今でもしっかり残っています。伝わっています。
 武満徹の音楽がその空気を表現しているところがすごい。これは本当に驚きです。さすがですね。
 ちなみに6月に入りましたら、すぐに、ここ正眼寺にうかがいます。山川老師にお会いできるのを楽しみにしています。お伝えしたいことがありまして…。

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2019.05.13

アーティスト山下歩くん来訪

 日はまた不思議なご縁があって、有能な若者が我が家に遊びに来ました。
 シンガーソングライター、映像クリエイターとして活躍している山下歩くんです。様々な分野で多くの若者たちに影響を与えているインフルエンサーでもある歩くん。その純粋な魂に触れながら、今夜は実に楽しい時間を送らせていただきました。ありがたや。
 彼の、いかにも彼らしい作品をご覧ください。いい雰囲気ですよね。

 最近我が家にいらっしゃる方々は、みな宇宙人の(?)三種の神器に興味をお持ちです。すなわち「耀わん」「未来学原論」「CS60」です。アヤシイなんて言わないでくださいね(笑)。歩くんのような未来を担う若者はもちろん、日本をリードするVIP、世界を股にかける天才も、皆さんこの世界に共鳴し、この世界を深く理解してくれています。
 そして、何より素直に体験してくださる。体験すれば信じざるを得なくなります。私たちの未来がいかに平和で安らかで明るくにこやかなものなのか。
 特に最近の若者は素晴らしい感性を持っていると感じます。自我や社会の常識、さらにはお金にとらわれず自然体で「うつわ」になれるのです。
 今日も、とてもピュアな歩くんの魂に触れたおかげで、私の心もすっかり澄み渡りました。ありがたいことです。
 きっと彼も今日から何かが変わることを実感したことでしょう。地球のために、ここ富士山で何かを発信しましょう。これからもよろしく!

山下歩オフィシャルサイト

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2019.04.27

「人でなしの恋」(満島ひかり×江戸川乱歩)

Th_hitodenashi_17 かった!泣いてしまいました(笑)。
 NHKで再放送されていた江戸川乱歩の映像化作品。満島ひかりが主演した短編3作品「お勢登場」「算盤が恋を語る話」「人でなしの恋」を下の娘と見ました。  うーん、なるほど。これは面白いし、これからの日本のテレビはこういうのをやればいいんじゃないかと思いました。
 というのは、ここのところ、映画では韓国や中国の作品に押され気味ですよね。映像の分野でも、いつのまにか彼らに追い越されてしまった。
 しかし、しかしですね、日本には圧倒的な強みがあるんですよ。それは「近代文学」です。圧倒的な質と量を誇る財産。
 私は、近代文学、特に小説は特殊の時代の特殊の文学として、あまり高く評価しないできました。というか、全然読んでこなかった。
 それが、このように時代に合わせて、しかし原作に忠実に映像化されると、俄然面白くなる。
 国語のセンセーがこんなこと言うと、だいたい非難されるのですが、正直に言います。原作よりずっと面白いし、良い。
 これはでも感じていたことです。
 原作に忠実でありつつ、現代性も取り込む。さらに映像の中に文字情報が多くあるというのは、これは西洋の映画では字幕以外ではほとんどありえません。
 こうして、映画的な部分と、文学的な部分、あるいは極端にラジオ的な部分などをミックスして一つの作品にするというのは、これは日本独自の文化です。
 読本とか浮世絵とかにつながりますし、もちろんマンガやアニメにも通じますね。ある種のメディアミックス的リアリズム。そして、いい意味での「原作の使い回し」。
 今回、特に面白かった(怖かった)のが「人でなしの恋」ですね。

人でなしの恋

 渋江修平さん、さすがです。このレベルだと、YouTubeはとてもかなわない。しかし、映画でもやはりできない。
 時間的にも、手法的にも、テレビが生き残る一つの方法論であろうと思います。特にNHKにはぴったり。時間と才能とお金をたっぷりつぎ込みつつ、文化の継承を実現できるわけですから。
 ぜひ、こういうシリーズをどんどんやってほしい。再放送もどんどん。できればYouTubeなどでも見られるようにしてほしいな。一時的にでもいいので。

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2019.04.19

BACH TO THE FUTURE

 昨日紹介したノートルダム大聖堂のパイプオルガン。その後の情報でも基本的に無事だったようで、とにかくは一安心。
 今日ご覧いただくのは、大聖堂オルガニスト、オリヴィエ・ラトリーの超カッコいいバッハです。まさに「BACH TO THE FUTURE」。未来への希望が感じられる演奏です。
 昨日はイエモンの超カッコいいロックを紹介しましたけれど、こっちも負けませんよ。バロックというかロックですね。たしかに、このいわゆる「トッカータとフーガニ短調」は、バッハの作品の中でもかなりの変わり種。若気の至りというか、かなり破天荒な音楽です。トッカータ部分もフーガの部分も、正直バッハらしくない。
 もとはヴァイオリンの無伴奏曲だったとか、他人の作品だとか、まあいろいろな説はありますが、それは実はどうでもよくて、この作品自体がかなり未来的な挑戦的な作品であることを認める方が重要です。いわば「ロック魂」で作られていると。
 だから、このロックな映像も見事ハマる。本当にロックのMVのようですね。カッコいい。
 そして、なんというか、因縁めいているのは、まるでノートルダム大聖堂が燃えているような感じではないですか。「BACH TO THE FUTURE」だったのかもしれません。映像の記録としてもかなり貴重なものとなるでしょう。

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