カテゴリー「映画・テレビ」の1000件の記事

2019.11.29

雪村いづみ&キャラメル・ママ(細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫)

 

 けて貴重映像(音源)。最近の日課。夜中の2時に起きて、お宝動画を探すこと。

 演奏は Tin Pan Alley ではなくキャラメル・ママ名義。

 昨日のユーミン、一昨日の藤圭子も演奏に負けぬすごい歌唱を聴かせてくれましたが、こちら雪村いづみさんもすごい!

 昔の人は生演奏が当たり前ですよね。そして、このキャラメル・ママみたいな、かなり挑戦的なアレンジをしてくることもよくあって、それを、おそらく数回のリハでここまでやってしまうのですから…。

 もうブギウギじゃないっすよね(笑)。いやあクールだなあ。

 昔は良かった…単なる懐古趣味ではなく、実際すごかったと思いますよ、昭和という時代は。

 とはいえ、もう二つ前の時代になってしまったわけですね。昭和で言えば明治ってことでしょ。

 昨日も書きましたが、その昭和をこうして今、じっくり堪能できるわけですから、本当にいい時代ですよ。そして、昭和に生まれて良かった。娘たちには「これを生で体験したんでしょ」とうらやましがられますからね。

 そして、当時活躍していた若者が、まだ現役でバリバリ頑張っていたりする。今日録画で観たプロレス、ザ・デストロイヤー追悼大会でも、70過ぎのおじいさんレスラーたちが若者に負けず頑張っていました。平成、令和のレスラーはそこまで生き残れるでしょうか。

 私も若いもんに負けないよう頑張ります(笑)。

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2019.11.28

ユーミン,ムッシュ with Tin Pan Alley

 

 日に続き、貴重な、貴重すぎる映像(音源)を紹介しましょう。

 コメント欄を参考にしますと、これは1976年3月14日、TBSの「セブンスターショー」のようです。セブンスターショーはサンデースペシャル内の企画で、1976年2月から3月にかけて7週にわたって放送された音楽番組。圧倒的人気を誇ったNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」にぶつけた伝説の番組。ラインナップは以下のとおり。

2月15日 沢田研二 
2月22日 森進一
2月29日 西城秀樹
3月7日 布施明
3月14日 かまやつひろし・荒井由実
3月21日 五木ひろし
3月28日 吉田拓郎

 2月29日分は、西城秀樹さんが亡くなった時、BS-TBSで放送されましたね。なんとワンマンで90分(紹介の第5週は二人ですが)。プロデューサーはドラマ界の鬼才、久世光彦さん。

 この動画からもわかるとおり、とんでもない演出をしていますね。当時はそれほど高い視聴率は得られませんでしたが、こうしてムッシュ・ユーミン、ティン・パン・アレーという夢の共演の映像を残してくれたという意味では、さすが久世さん、未来的遺産を残してくれたということです。

 それにしても、本当に貴重な貴重な映像&音源ですねえ。荒井由実の未来的天才性がはっきりと見てとれます。

 未来、そう当時の彼らは、仲小路彰の右腕、高松宮さまの特別秘書であった川添浩史が経営するキャンティに集い、仲小路の「未来学原論」を読んでいたのです。そして、未来を夢想していた。音楽で表現していた。

 実際、川添浩史の息子、象郎さんが設立に関わったアルファレコードの各ミュージシャンたちの音楽(シティ・ポップやテクノ、フュージョン)は、今まさに欧米で大人気となっています。

 この映像も完全に未来ですよね。それこそ未だ来ていない未来かもしれない。これからようやく時代が追いつくかもしれない。

 歌はもちろん、演奏もいいですねえ。細野さんのギターも聴けます。チャイニーズ・スープのヴァイオリンはレコード同様、松任谷正隆さんの弟さんですかね。

 とにかく、毎日のようにこういう貴重な映像を観ることができるYouTubeというやつは、本当にすごいですね。世の中はこのようにどんどんシェリングに向かっていくのでした。仲小路の言ったとおりだ。

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2019.11.27

藤圭子・尾藤イサオ・白井貴子 『ビートルズメドレー』ほか

 

 れはヤバい!何がすごいって…ギターの三根信宏さん!このクリーントーンでこのノリはあり得ませんな。天才ですよ。

 そしてもちろん、鮫島秀樹さんのベースもかっこいい!

 ということで、ようやく藤圭子さんのボーカルについて。う〜ん、こういう藤圭子さんは初めて観ました。いやはや、これって完全にロッカーじゃないですか。目ヂカラも含めてかっこよすぎです(笑)。

 尾藤さんや白井さんもいいんですよ。それなりに。でもやっぱり存在感は藤圭子さんが抜群。白井さんなんか、お二人に押されてか、なんだか元気ないですよね(笑)。

 考えてみると、圭子さんのハスキーボイスはブルージーですよね。それが日本のブルースである演歌にマッチしたということです。(本名)阿部純子さんのご両親は東北の旅芸人、浪曲師でした。まさにブルースの世界ですよね。

 そしてこのノリ、リズム感はロックにもぴったりです。藤圭子さんを特集した番組で、たしか成田忠幸が言ってましたよ。「藤圭子はロック歌手」だって。生き様、死に様もロックでしたよね。

 まあそれがのちに娘さんである宇多田ヒカルの世界観、現代的なR&Bの世界につながっていったと思うと、なんとも感慨深いですね。DNAの進化というか、時代適応というか。

 最近は、美空ひばり、ちあきなおみ、藤圭子が、昭和を代表する三大歌姫だと思っております。最近の女性歌手の不甲斐なさからか、遅ればせながらも彼女たちの歌をしみじみ聴く機会が増えました。そして、この三人の中では、藤圭子さんが圧倒的に美人ですね。

 まあ、すっかりオジサンになったということでしょうね。あれほど演歌嫌いだったのに(笑)。

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2019.10.28

追悼 八千草薫さん

Th_-20191029-123641 念な訃報。八千草薫さんが亡くなりました。

 私にとっての八千草さんのイメージは、寺山修司の「田園に死す」の人妻化鳥。あまりに美しく、可憐で、都会的で、しかし実に残酷な女性。

 寺山のエログロワールドに咲く一輪の白い花かと思いきや、とんでもない。しっかり女という存在の両面性を演じております。

 いろいろな異形の女が登場するこの映画の中で、青年だった私はとにかく八千草さんが怖くてしかたなかった。一番まともな、現実的な女性に見せかせて、最も恐ろしい妖怪のように見えたのです。

 異形であれば構えますが、あれほど美しい白い花には本能的に惹きつけられてしまう。危ない存在。

 特に、白い花の雌蕊とも言えるあのふくよかな赤い唇には、まさに恐ろしい色気を感じずにはいられなかった。実に危ない。

 この作品を観なければ、私は、八千草さんを単に上品なおばさま女優くらいにしか思わなかったかもしれません。寺山修司にも感謝です。

 ご冥福を心よりお祈りします。

 

 

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2019.10.27

『記憶にございません!』 (三谷幸喜 脚本・監督作品)

Th_176653 画好きの下の娘の誕生日ということで、家族で映画館へ。

 娘は「ジョーカー」を観ましたが、親二人はある意味正反対の世界「記憶にございません」を鑑賞。

 救いのない「ジョーカー」に対し、救いに満ちた安心・安定の三谷幸喜さんの世界。

 重みやメッセージ性は高いとは言えませんが、まあ、こういう安心して観られるエンターテインメントも大切です。

 当然、帰り道、娘と親たちは対照的な空気をまとっておりました。どちらも物語の世界であり、しかしどこかリアルでもあります。

 私たち夫婦としては「たまたま」似てしまったリアル世界の御本人たちをよく知っているために、おそらくは普通の観客の皆さんよりも笑ってしまったと思います。たしかに似ている(あるある)シーンが(笑)。

 さてさて、細かいことは抜きにして、三谷作品を観るたび思うのは、まあ当然といえば当然ですけれども、これ舞台だったら最高だなと。映画としてはどうしても二流になってしまうなと。

 もちろん一流を目指しているわけではないので、それでいいわけですが、どうなんでしょうかね、たとえばこれを交通費もかけて2千円で観るというのは。舞台なら大満足でしょう。

 今日、どういうわけか(ホントに分からない)、3人とも税込み1100円で観られましたので、別に損したとは思いません。特に、中井貴一さんと草刈正雄さんの演技には大満足でした。それはたしかに映画だからこそ分かる微妙な表情であったりするわけですが。

 ここのところ、日本映画には佳作が多いと思います。しかし、それは佳作であって、名作ではありません。難しいところでしょうが、なんというかスケールが小さいのですね。これって、まるで私小説が量産されたあの時代の文学界みたいな感じなんですよね。

 パワーが少し足りないなと。すなわちお金と時間なんでしょうけれど。そういう意味で、やっぱり「全裸監督」はすごい!すごすぎました。

 

 

記憶にございません!公式

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2019.10.19

【討論】クールジャパンの空虚と日本文化の現在

 日の「東京ブラックホール」で素晴らしい演技を見せてくれた山田孝之さんを、皆さん高く評価されていますね。「全裸監督」、早く観なければ。Netflixかあ。

 ちょっと変な話になりますが、「クールジャパン」は「お寒い日本」になってしまう可能性がありますが、あの時代のアダルトビデオはまさに「ホットジャパン」。今でも、世界で高く評価されています(最近の作品よりも)。水島社長の言う「色ごと」文化ですね。

 さて、今回のチャンネル桜の討論も面白かった。なんといってもカリスマ的なアニメーターである平松禎史さんが参加しているのがすごいですね。その世界に収まらない、まさにメタな視点でのご意見に感動しました。

 特に最後のお言葉。河合隼雄さんの「中空構造」のお話は、一昨日の「ブロックチェーン」の構造ともつながりますね。

 まあ日本文化については、本当にいろいろ言いたいことがありますし、この討論の皆さんの意見に反論したい部分もありますが、とりあえず宇宙人日本人(笑)から、これだけは申しておきます。あいちトリエンナーレもこういう視点で語りたいワタクシです。

 出口王仁三郎は「芸術は宗教の母」と言いました。これはすごい言葉です。そして真理だと思います。

 そこを起点に私の考えを発展させますと、「芸術は政治の母」とも言えます。ですから、ピカソのゲルニカは政治性を帯びても、それ以上に芸術なのです。

 そういう意味では、やはりこの討論で出ていた「土俗性」もまた、芸術の下位概念です。土俗性、地方性、民俗性がなくても、当然芸術は存在できます。

 もっと言えば、「芸術は経済の母」でもあります。また「芸術は科学の母」でもある。究極を言うと、「芸術は戦争以外の全ての母である」となります。

 違う言い方をすれば、「戦争の対義語は(平和ではなく)芸術である」ということです。宇宙的な視点での真理です。これってとても重要です。いずれ詳しく書きますね。

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2019.10.14

NHKスペシャル「東京ブラックホールⅡ 破壊と創造の1964年」

 

 が生まれた1964年(昭和39年)。8月の東京はこの番組にもあったように、大変な水不足。当時両親は東京の品川区に住んでいたのですが、急遽私は母の故郷、静岡の焼津で生まれることになりました。

 今まで、東京オリンピック、新幹線開通など、焼け跡からの日本の奇跡的復興の象徴として語られることの多かった1964年。その光と影、特に影の部分に焦点を当てた内容となっており、非常に興味深く観ました。

 その「祭」の裏の暗部を、現代の様々な問題にも投影していたのは面白い。もちろん、半世紀以上前、それもまだ終戦20年経っていない頃の日本と重ねることには無理はありましょうが、どんな時代にも光と影がある、光が強いほど影は濃いというのは歴史の真実ですから、そういう意味では意味のあることだと感じました。当時の地方からの(特に東北からの)出稼ぎの夢と苦悩は、まさに外国人労働者のそれに当たりますね。

 それにしても、当時の記録映像に山田孝之さんら現代の役者を紛れ込まさせる最新のデジタル技術はすごいですね。そして、これが新しい映像文化の可能性を感じさせてくれました。

 2年前の「戦後0年」もとても面白かったのですが、今回の方がドラマ性もあって楽しめました。一編の良質な映画を観たような感じでした。

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2019.10.11

『イエスタデイ』 ダニー・ボイル監督作品

Th_320_20191013113001 っそく観てきましたよ。聴いてきましたよ。面白かった!泣いた!

 ストーリーは映画(アニメ?)の文法どおりで、ある意味チープですが、それで良かったと思います。なぜなら、ビートルズの音楽こそが主役だから。全体としては文句なし。満点の映画でした。

 主人公が「イエスタデイ」を歌うシーンで、もうグッと来てしまった。恥ずかしいけれど嗚咽してしまいました(笑)。あとはもうただただビートルズの偉大さを再確認するだけ。

 

 

 ネタバレになってしまうので、細かいことは語りませんが、一つだけ。ビートルズだけではなく、世界を変える天才(たとえば昨日の吉野彰さんも?)って、実はパラレルワールドからパクってきてるんじゃないでしょうかね。

 それに気づいて早逝してしまう人もいるのではないか…そんなことを思いました。

 冷静になってから思い出すと、ダニー・ボイル監督らしさもありましたし、役者さんたちもなかなか優秀だったなと思います。でも、もうそんなことを飛び越えて、やっぱりビートルズはすごい。

 私は彼らが解散後に聴き始めた第二世代でして、この前もDJのロバート・ハリスさんとの会話の記事で書いたように、リアルタイムで無から初めて聴く感覚に嫉妬していたのですが、考えてみると、私も初めて聴いた瞬間というのがあるわけで、そういう意味ではリアルタイムである必要はないわけですね。芸術とはそういうものでしょう。一昨日書いた源氏物語も一緒。

 ビートルズを知らない若者たちにもぜひ観ていただきたい。そして、その「初めて」の体験をしてもらいたいですね。

 あっそうそう、結構感動的なのは、本人役で出ているエド・シーランの言葉です。演技ではなく、彼のビートルズへの敬意そのものです。

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2019.10.08

小林沙智(12歳)のショパン

 日の続き。昨日の記事でちょこっと書いた「カツァリスのショパンレッスン」の動画がYouTubeにありましたので、あらためて紹介しましょう。

 生徒は当時まだ12歳だった小林沙智さん。上品な佇まい、英語も堪能なあたり、本当に才女、天才ピアノ少女という感じですね。カツァリス先生のおっしゃることをどんどん吸収して上手になっていく様子は感動的です。

 

 

 さて、そんな小林沙智さん、今どうしていらっしゃるのでしょう。昨日のW上原はジャズとクラシックで世界を極めました。沙智さんの「その後」にも興味がわきますよね。

 その「その後」が、ワタクシ的にはとってもいいのです。素晴らしい。とりあえず2013年の演奏をお聴きください。

 

 

 う〜ん、なんかとってもいいなあ…。あの少女がこんなに素敵な大人になっている。心から音楽を愛し、そして音楽にも愛されているのでしょうね。

 沙智さんはアメリカに渡りクラシックを勉強しながら、ジャズに出会います。そして、ジャズ・ピアノだけでなく、ボーカルにも挑戦しました。うん、やっぱり「歌」なんだよなあ…。

 先日、夢カンタービレ・コンサートで素晴らしい歌を聴かせてくれた森麻季さんも、もともとは音大でピアノを勉強していたんですよね。私もそうですが、楽器弾きにとっては「歌」はどうしても越えられない存在です。悔しいけれど、楽器はやはり歌の伴奏になってしまう。

 というわけで、沙智さんはクラシックのピアノも演奏しつつ、ジャズの名曲や自作曲を弾いたり歌ったり、実に生き生きとした音楽活動をなさっているようです。ジャンルにとらわれないって素敵ですね。詳しくは公式サイトを御覧ください。一度ライブでお聴きしたいと思います。

Sachi Gina K.公式

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2019.10.07

上原ひろみ(15歳)のシューマン

 イトルは上原ひろみのシューマンですが、何がすごいって、この20分間でその演奏をガラッと変えてしまう、モスクワ音楽院のヴェラ・ゴルノスタエヴァ先生のレッスンがすごいのでした。

 一流の演奏家、そして教育者のレッスンというのは、こういう感じです。私も幸運なことにそのようなレッスンを受けたことがありますし、聴講したことも数多くあります。

 音楽を変えるのは先生の言葉なのですが、その言葉は大概が音楽(聴覚)以外のイメージであることが多い。視覚であったり、嗅覚であったり、味覚であったり、触覚であったり、第六感的な何かであったり。

 逆に言うと、音楽はそうした私たちの感知する現実界や霊界よりも、さらに上の次元にあるということですね。言語もそれなりに高次元になりえますが、音楽にはとてもかなわない。それがよくわかる素晴らしいレッスンです。

 この番組は1994年に放送されたNHK趣味百科「ピアノで名曲を」ですね。この上原ひろみさんのシューマンの翌週は、なんと上原彩子さんのリストでした。

 このダブル上原は、のちに道をたがえ、かたやジャズピアニストとしてグラミー賞を獲り、かたやチャイコフスキー国際コンクールで優勝という快挙を成し遂げたのでした。お二人が同じヤマハに通っていたというのは有名な話です。

 ちなみにピアノのレッスンと言えば、15年前に紹介したカツァリスのショパンも良かったなあ。

 

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