カテゴリー「映画・テレビ」の933件の記事

2017.11.19

【討論】桜国防戦略会議 『習近平体制と危険水域の日本防衛』

 日は日本武道館にて「自衛隊音楽まつり」を堪能いたしました。
 音楽を通じて、陸海空軍、そして米軍、タイ王国軍が一つになるという、素晴らしいコンサートでありました。
 ちょうどそのお祭りが終わった時間に放送が始まったのがこの番組。今日は朝からこれを拝聴いたしました。
 音楽は音楽。そこには大切な理想的イメージが表現されていたと思いますが、現実は現実です。
 音楽は平和の象徴と思われがちですね。実際は、様々な音の衝突と、その解決によって成り立っています。お花畑な協和音だけの音楽は、幼稚園で卒業です。
 そういう意味では、音楽にも現実が表現されている、あるいは現実の衝突の解決に向けてのヒントが隠されているかもしれません。
 それはそれとして、この討論はなかなか聴きごたえがありましたね。元自衛隊の重鎮の方々を中心に、これほど現実的な討論が聴けるのは、チャンネル桜ならではでしょう。
 今年は北朝鮮や中国の動き、そしてトランプ大統領誕生によって、戦後最大の危機が日本を襲っています。しかし、相変わらず地上波テレビはくだらない芸能ニュースか、せいぜいモリカケ問題に終始。
 戦後日本という国の情けない実態がここにあります。
 ただ、私はいつも書いているように、いわゆる保守派でも右翼ではありません。若い頃は左、途中右、そして、今は様々な賢人との出会いによって、両翼をもって多少は高いところまで飛ぶことができるようになっていると思います。
 つまり、どちらかというと、現実派ではなく理想派なんですね。ですから、こうして現実の最前線で、なかなか理解を得られない、あるいは無関心に囲まれる中で、頑張っておられる皆さんを、心から尊敬します。
 いちおう教育者のはしくれとしましては、未来の日本人である若者たちに、今の現実を知ってもらうだけでなく、その先、50年後、100年後、あるいは1000年後にどういう世界を創っていくべきかを語らねばならない。そういう意味では、夢想家であるだけではだめなんですね。
 だから、現実を無視する地上波や新聞の情報、そして自分が走りがちな夢想とのバランスを取るために、こうして保守系の情報を定期的に得るようにしているのです。
 今、私の心の師匠は思想家仲小路彰です。彼は、まさに現実と理想をバランスよく知っていた人物です。未来という理想から今という現実を観るという方法を、私に教えてくれたのは仲小路彰なのです。
 未来から今を観る、未来からの光で今や過去を照らすことによって、今の現実への対処の方法が変わってきます。あるいは今に対する解釈も変わってきます。そこが重要なんですね。
 そして、私たちが歴史を勉強する、過去に学ぶということは、まさに未来から今を観るのと同じベクトルの演習をたくさん重ねるのです。また、過去のその当時の「今」を生きていた人たちが、どういう未来からその「今」を観ていたのかを学ぶ機会なのです。
 目の前の危機、すわなち「近未来」から今を観ることとともに、「遠未来」から「近未来」を観たり、今を観たりすること、これこそがこれからの私たちに必要なことであり、若者に教えなければいけないことだと思います。
 この討論で示された「近未来」や「今」を、皆さんはどのように受け取るでしょうか。いわゆる自分の視座をどこに置くのか。私たち人間には、その視座を自由に移動させる能力が与えられています。
 音楽の作曲という作業は、実は「遠未来」や「近未来」から(一般的な過去→未来という時間軸からすると)逆算して「今」を構築していくものですね。やはり、音楽には多くのヒントが詰まっていますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.17

『シン・ゴジラ』 庵野秀明脚本・監督作品

Th_unknown ちゃめちゃ遅ればせながら鑑賞いたしました。この前ついに地上波でも放送したようですが、ウチはテレ朝が映らないので(笑)、Amazonビデオでレンタルしました。
 なにしろ、公開当時あえてライバル映画(?)の「大怪獣モノ」を観に行き、最近も再びビデオで観てしまったような私なので仕方ないですね(笑)。
 で、結論から言いましょう。やっぱり私はモノ派ですね。モノは2回観ましたが、シン・ゴジラはもう一回観るかなあ。
 結局のところ、私はもう時代についていけないオジイサンなのですね。「君の名は。」の時と全く同じ不快感が残ってしまった。
 つまり、テンポが早すぎる。情報(セリフ・テロップ・映像表現)が多すぎる。今どきのそういうテンポ感に全くついていけない自分にガッカリすらしました。
 テンポが早いために人物描写や心情表現が少なく感じてしまう。実際はちゃんとやってるのかもしれないけれど、読み取れないのです。
 やっぱり庵野さんだから、いわばアニメ風な表現なのでしょう。古臭い日本映画にどっぷり浸かってきた私としては、もうなんだかジェットコースターに乗ってるみたいで、あっという間にワケがわからんうちに終わっていたという感じ。
 まあ、テーマも政治的で面白かったですよ。そうそう、面白いとも、技術的にすごいなとか、そういう感想は持ちしましたよ。
 しかし、なんかモノ足りない。余韻がないというか。もっとじっくり苦労してゴジラを倒してほしいというか。5時間くらいの作品になってもいいと思います。いや、連続ドラマで12時間くらいやってほしい内容の濃さだと思ったのですよ。
 モノ足りたのは、やっぱり昔ながらのお馬鹿さ、無駄の多さで「モノ」の方だったということでしょうか。ごめんなさい、変な人で。
 だから結局、作品が悪いのではなく、私が悪いのでしょう。いちおう、歴代のゴジラを観てきたつもりですが、正直シン・ゴジラが一番消化不良でした。批判もあまりできません(ほかの作品には正直駄作もあります)。
 う〜ん、時代に置いて行かれている感じがしてやだなあ。
 唯一、感心したのは、自衛隊が全面協力していることですね。その自衛隊が、ある意味日本軍らしい、昔ながらのやり方で戦っているのが頼もしかった。素晴らしい。
 昨日紹介した陸軍大将宇垣一成さんが、この映画観たら何て言うかなあ…。

Amazon シン・ゴジラ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.11.09

アナザーストーリーズ 運命の分岐点 『手塚治虫 ブラック・ジャックからの伝言』 (BSプレミアム)

Th__20171110_92109 近娘たちとよく観る番組「アナザーストーリーズ」。この前の長嶋茂雄も良かった。
 おととい放送されたこの手塚治虫の回の録画を夕飯を食べながら観ました。これがまた良かった。娘たちも感激しまくってました。
 と、このように、リアルタイムでチャンピオンを読んでいた私と、その娘が完全に共有できるというのが、名作の証拠であり、時代を超えた普遍性そのものですね。
 出版側の壁村耐三さんや岡田三司さんの話もすごかったし、鎌田實さんをはじめとする現代医療の先端を走る現場の医師たちの証言も貴重。
 そして、映画監督大林宣彦さんの、彼らしい手塚論、手塚作品論も聴きごたえありましたね。
 来週の月曜日13日18時から再放送があるので、未見の方はぜひ御覧ください。
Th__20171110_94118 娘たち、番組を見終わるやいなや飛んでいって、ブラックジャックをむさぼるように読み始めました。
 ちなみにその単行本は、私が小学生の時、お小遣いをはたいて買ったものです。名前が書いてあるぞ(笑)。
 私も何度も何度も読み返した記憶があります。娘たち、「汚いなあ、なんかベタベタしてる」とか言ってましたが、それくらい読みこんだってことですよね。
 当時、私もお医者さんになろうかと思った記憶があります。しかし、たしかにそこには医者の影の部分もたくさん表現されていましたから、なんとなく「やっぱりいやだな」と思ったのも事実でした。
 命の重さ、命を扱う仕事の崇高さと難しさ、それを少年の私もしっかり受け取っていたんでしょうね。
 毎度毎度同じ話になってしまって恐縮ですが、本当に「昭和の男たち」は濃かったなあ。
 娘たちから「いいなあ、こんな時代を過ごせて」とうらやましがられます。もちろん嬉しい。けれども、今の若者たちがなにか時代に物足りなさを感じているとしたら、それはそれで私たち大人、かつての少年であった世代の責任なのかなとも思うのでありました。

アナザーストーリーズ公式


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.28

さきの選挙を総括

 日でちょうど一週間になります。自民大勝で終わった今回の衆議院選挙。
 本当に与党が勝ったのか、野党が自滅したのか。シナリオ通りだったのか。それとも…。
 地元山梨2区の、全国とは全く違った次元でのデッドヒートもまた、それはそれで大変でしたが、まあ、今日は全国のレベルで復習してみましょう。今日放送された番組から。
 まず、BSフジのプライムニュース総集編。辻元さんは何を語るのでしょうか。

 今回、希望と立民、そして民進系無所属の票を合わせると…という話も聞きますが、民進党のままだったら、もっと大敗していましたよ。分かれたから票が増えたという皮肉。
 いずれにせよ、今回の選挙の良かった点は、与党が大勝したということではなく、旧民主党という日本政治史最悪の野合集団がようやく本格的に解体されたということでしょう。
 これでようやくまともな野党が生まれる土壌ができました。そこをもっと評価すべきでしょう。そして、それを「意図的に」促した小池百合子さんも、後世高く評価されると思いますよ。「排除」も含めてあの方法しかなかったのですから
 自民を利したということではなく、長い目で見れば国民のため、国のために汚れ役を買って出たというふうにも考えられます。GJでした。
 さて、ガチガチの保守の人たちはどういう感覚で、この選挙とその後を考えているのでしょう。こちらの番組も面白かった。憂国のあまり、悲観的にさえなってしまう人もいたり、愛国の裏返しで他国憎しになってしまうこともある。
 これはこれで、保守の限界でもあるでしょう。保守もリベラルも、今までのようなスタンスでは、どうもダメなようですね。保守再編、リベラル再編ではなく、もっと高い次元での再編、融合が必要な時代なのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.18

日米巨大ロボ対決…クラタス!

 覧になった方も多いのでは。世界初、日米の間で行われた巨大ロボット対決は、1対1の引き分け。
 実は日本代表の水道橋重工の「クラタス」は、我が鳴沢村出身。非常に身近な方の製作です。
 今回の対決、いろいろな感想や意見があるでしょうね。対決自体、ガチなのか演出なのか。まあ、プロレス好きの私としてはどっちでもかまわない。エンターテインメントとして楽しめれば。
 そういう意味では、この世紀の対決は、新しいエンターテインメントの世界の扉を押し開いた、まさにエポックメイキングな「試合」であったと思います。
 ゲーム世界とスポーツの融合たるe-Sportsがブームになりつつある中、やはりこの「現実感」と「非現実感」の見事なコラボはたまらなく魅力的に感じますね。
 アニメや戦隊モノがこの現実世界に立ち現れ、未来を先取りしてドラマを見せてくれる。おそらくは、視聴者層、ファン層はアニメや戦隊モノ、ロボットモノ、フィギュアのファンの皆さんでしょうから、そこに純スポーツ的な「ガチ」はあまり望んでいないでしょう。どちらかというとドラマ性、ストーリー性の方を重視するのではないでしょうか。
 実際映像の作りもそういうふうになっていましたね。
 今後、こうしたロボット対決などが商業ベースに乗り、いわばe-Sportsならぬr-Sportsのような世界が立ち上がるのか。これは興味のあるところです。
 東京オリンピックの開会式なんかでどうでしょうね。日本のサブカルチャーと重工業のコラボですから、いいじゃないですか。e-Sports的なアトラクションもあるかと聞いてますが、ロポットもいいのでは。
 そうしますと、おらが村のスーパーヒーローが超メジャーな世界にデビューすることになりますね。そうなるといいなあ(と妄想する)。
 それにしてもですね、やっぱり見た目のカッコよさ、美しさにまでこだわるところは、さすが日本製クラタス。アメリカのはなんだか野蛮な感じです(笑)。さらに戦いっぷりもね。
 なんとなくプロレスの草創期を思い出すような感じ。いや、太平洋戦争をも思い出させますかね。
 まあ、とにかく面白かった。楽しかった。倉田さんの言うとおりですよ。
 大の男が真剣に遊ぶということも大切ですしね。私はそういう男たちを応援しますよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.15

私にとっての歴史とは…

 MXテレビで西部邁先生が吠えたとの情報をいただき、さっそくYouTubeで探したらありました。
 うん、たしかに面白い。日曜日の真っ昼間に地上波でこういう言説が聞けるなんて。まだまだテレビも捨てたものじゃない。ま、MXが特殊なんですけどね。
 それでも、どうでしょう。いつもワイドショーばかり見て聞いている人たちが、こういう硬派な言説を耳にすると、どう感じるんでしょうか。
 慣れていないから、全然耳に入ってこないという人もいるでしょう。それもあり得ます。
 人によっては、なんだか生理的に拒否反応を示すかもしれない。特に核廃絶なんかとんでもない!という話なんか。
 しかし、私たちが賢い大衆であるためには、こういう言葉にも耳をしっかり傾けなければなりません。もちろん、西部先生の考えに完全に賛同せよと言っているのではありませんよ。
 堀潤さんはかなり冷静に対処していますが、それは堀さんだからであって、たとえばいくらハッタリの得意なワタクシであっても、もし西部先生と討論したら、一気に押し潰されておしまいでしょうね。
 そう、西部先生みたいな昭和の論客って、「コト」の権化みたいなものなんですよ。だからコト勝負では絶対かなわない。当たり前です。知識(コト)の量が違いすぎますから。
 ただ、押し潰されながらも、どこか反論したい、できないけれども違う意見を言いたい、そんな自分もいます。現実主義者ではなく、あくまでも理想主義者でいたい。夢想家、お花畑と言われるかもしれないけれども。
 そうでないと、私たちは、いつまでも過去と現在にとらわれた思考しかでないと思うのです。そこには進化はありません。深化はあるかもしれませんが、未来に飛翔することは難しいような気がします。
 昨日紹介した、高城剛さんとの対話は、そういう意味では完全に「モノ」世界であって、つまり「物語」であって、だからこそ、伝わる部分と伝わらない部分とがあると思いますし、それこそ全く科学的でない妄想にすぎないと言われてもしかたありません。
 しかし、たとえば過去の歴史についても、私は仲小路彰の言うとおり、未来の視点から眺めたいのです。
 この前もどこかに書きましたが、私にとっての「歴史学」は、事実(コト)として何があったかよりも、その時生きた人間たちが、(その時の)未来に対して何を妄想したかを知る作業なのです。
 大東亜戦争についても、あの時はみんなが真剣に日本の未来、アジアの未来、世界の未来を妄想したのです。いろいろな妄想が絡み合って、一つの事実に収斂していった。その一つの事実だけを見るのは間違いです。
 未来からの視点とはそういう意味です。そういう意味で私は、さまざまな神話(近代以降に生まれたものも含む)にも興味がありますし、いわゆる偽史にも、あるいはフィクションたる文学や映画にも興味がある。
 そこには、それぞれ生きた人間の未来への妄想があるからです。それが庶民の、程度の低い妄想であっても。
 西部先生の言説には、そういう生きた人間の妄想、それも「良き妄想」があまり感じられません。「悪しき妄想」は時々出てきますけれど。
 まあ、たしかに今までの歴史は、「悪しき妄想」が「良き妄想」に勝つことが多かったと言えますが。
 それでも「良き妄想」の勝利を確信する私は、きっとはたから見ると、とってもリベラルな人間なのでしょうね。いや、宇宙人だから気にしなくていいのか、そんな分類(笑)。
 まあそれは冗談として、私にとっての歴史とは「その時生きていた人たちが、その時の未来に何を妄想したか」ということなのです。そして、歴史学とは、その妄想を収集、調査、研究することなのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.12

人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!【わたなべ】ナベツナ伝説で全国へ (NHK)

Th__20171013_92148 覧になってくださった皆様、ありがとうございました。
 実に面白かったですね。私も知らないことがたくさんありまして、大変勉強になりました。
 17日(火)0時10分、つまり16日(月)深夜24時10分から再放送がありますので、今回見逃した方はぜひ御覧ください。
 ワタナベ氏は水軍(海賊?)でしたので、その移動力は凄まじいものがありました。そのあたりのワタナベパワーが上手に紹介されていましたね。
 私の職場がある富士吉田市は、たしかにワタナベさんが異様にたくさんいます。そのへんに昔から興味があって、いろいろこのブログにも書いていたからでしょうか、5月にNHKのディレクターさんから連絡がきまして、それで学校を巻き込んでの収録ということになりました。
 ちょうど、その時、TBSさんからもオファーがあって、例のギャラクシー賞をいただいた水曜日のダウンタウン「先生モノマネ」の話が進んでいた最中でしたので、ほとんど並行してテレビの全国放送の現場に立ち会うという幸運に恵まれました。
 で、水曜日のダウンタウンの時もいろいろな学校さんから電話やメールが来て、どうすると番組に出られるんですかという質問をいただきました。おそらくこちらから何か働きかけたと思ったのでしょう。
 いや、本当のところ、全くこちらからのアクションはありませんでした。偶然、向こうからの話が重なっただけです。
 今までテレビやラジオ出演の話がいくつかありましたが、考えてみると、そのいずれもこのブログの情報がきっかけになっています。
 今やSNSの時代で、ブログなんかほとんど誰もやっていない古臭いメディアになってしまった感もあります。しかし、完全にオープンでGoogle検索に引っかかる(すなわちずっとアクティヴな状態で保存されている)という意味で、ブログは今も発信力、影響力のあるメディアなのです。
 バカみたいに毎日書き続けてきてよかったなと、今日も思いました。
 実は今日は別のメディアでの発信もあったんです。それについては時機が来たら紹介しますね。
 面白いのは、今年、こういうオファーがとても多いということです。今までとは明らかに違う。そのおかげさまで、またいろいろな方々とご縁をいただき、それがまた新たなご縁につながるという、爆発的なエネルギーが生み出されています。
 反面、あんまり目立つことするな、本職をちゃんとしろとのお声も。全くそのとおりであります(苦笑)。

日本人のおなまえっ 公式

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.09

【討論】日本強靭化会議 (チャンネル桜)

 日、期待された経済学賞の発表があって判明しましたとおり、今年のノーベル賞は純粋な日本人の受賞はなし。
 何人か期待された人はいたんですけどね。残念です。まあ、文学賞のカズオ・イシグロさんは、日本人と言えば日本人ですが。
 ここのところ日本人科学者の受賞が続き、科学立国日本の復活かと思われましたが、ちょっといやな流れになりそうな気配ですね。
 というのは、科学者の間では、日本の科学界の未来は暗いと言われているからです。実際、何人かの知り合いから、「とにかくお金がない」という話をよく聞きます。そして、その結果、時間がない、人も足りないと。
 そのあたり、研究者の抱える現代的悩み、そして未来的憂いがはっきり現れていたのがこの討論です。
 今回のメンバー、なかなかすごいですね。誰がどうやって集めたんだろう。

河添恵子(ノンフィクション作家)
小池淳司(神戸大学大学院教授)
澤田哲生(東京工業大学先導原子力研究所助教)
高橋洋一(嘉悦大学教授・「政策工房」会長)
藤井聡(京都大学大学院教授・内閣官房参与)
松原隆一郎(東京大学大学院総合文化研究科教授)
山下了(東京大学素粒子物理国際研究センター特任教授)

司会:水島総

 このメンバーに堂々と入っている河添さんもすごいですね。
 それにしても藤井さん、よくしゃべるなあ。テレビ慣れしている藤井さんと髙橋さんがほとんど喋っているという感じ(笑)。
 「投資」をどのように捉えるか。未来学的に考えることができるか。そこですね。特に財務省の発想を変えることができるのか。
 iPSの山中さんみたいに(山中さんでさえ!)、民間から「投資」を募るしかないのでしょうか。
 これは本当に憂慮すべき事態です。強靭化どころか弱体化ですよね。弱体化会議をしているのはいったい誰なのか?
 それから、今回の討論で特に素晴らしかったのは第3部でしょう。原発の問題について、非常に理知的な討論がされている。決して感情的ではない。原発反対派には、少なくともこの討論の内容を理解した上で反対してほしい。
 私も未来的には、今の原発、すなわち核分裂反応炉発電はゼロにしたい。核融合炉の実現に期待をしています。
 とりあえず現在の経済の状況、国際状況においては、原発の再稼働は必要と言わなければなりません。
 希望の党らの「原発ゼロ」は、ある意味私たち国民をバカにしています。
 リスクとリスクを天秤にかける…その勇気も必要でしょう。なんでもリスク回避社会からの脱却は可能なのか。学校もそうなっていますよ。人生自体もそうなっている。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」だったら虎穴に入らないという選択肢しかないわけです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.10.01

キングオブコント2017

Th_2017092900000382oric00017view ント部の顧問としては当然見なければならない番組。しかし、後半眠気に負けてしまいまして、ファイナルステージは朝起きてから見ました。
 2本続けてやらなければならない難しさは昔から指摘されていますが、今回もその不安が的中してしまいましたね。
 結論的には、皆さん1stステージの方が面白かったと。寝ても問題なかった(笑)。よくあることですが。
 ですから、歴代の(ワタクシ的)神コントは1stステージの方に多い。
 今回の優勝者「かまいたち」も1本目と2本目とでは1本目の方が面白かった。ファイナルはネタが少し雑な感じがしました。

1本目

 一番顕著だったのは準優勝の「にゃんこスター」。一度目は新鮮だったけれど、さすがにファイナルがかなり濃い目の「天丼」となると…。
 本当にコントは難しいですね。ゴールは笑いのみ。そして面白くなければ批判されるだけ。個性は必要だが、ワンパターンは絶対ダメ。演技はできて当たり前。実は笑いだけではダメで、そこに見え隠れするペーソスも必要。
 近く、中学や高校のオープンスクールでコント部の発表をしなければなりません。特に、学校でのコントということもあって、教育的配慮も必要です。
 本書かなきゃ。とんでもなく厳しいけれども、だからこそ楽しい。シロウトで良かったとつくづく感じますね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.09.22

総選挙実施の隠された理由(チャンネル桜)

 散総選挙となることが決まり、私の周りでもにわかに慌ただしい動きが始まっています。
 この解散については、野党側はもちろん、与党の中からも疑問が出てきています。しかし、その論点の次元はたいてい低いものであり、私自身も残念に感じています。
 一昨日、チャンネル桜の水島社長がようやく本質的なことを言ってくれました。細かいところには多少の異論はありますが、基本的には私の考えと同じです。
 来年、再来年という近未来のことを考えれば分かることであると思うのですが、なぜ、一般的なメディアは近視眼的なことしか語らないのでしょうか。

 さて、この番組の冒頭で高清水さんが紹介している「初耳学」。この動画もあったので紹介しておきましょう。私も見なかったので、助かりました。
 たしかに、TBS(MBS)でこの内容がストレートに放送されたのはすごいですね(笑)。
 悠仁さまが未来の天皇であること、天皇がエンペラーであること、日本が世界一歴史の長い国であること、たしかに水島さんが言うように、これはイデオロギーではなく事実なので、学校でも普通に教えるべきことです(私は教えています)。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧