シューマン 『ピアノ協奏曲イ短調』より(ウルトラセブン最終回にちなんで)
ウルトラセブンの最終回が放送されました。もう何度目でしょうか。また号泣してしまいました。
一昨日、あるところで講演をさせていただきました。その時、「地球を守る」という天命を知るきっかけとなったのはウルトラセブンだという話をしましたところ、私以上のセブンマニアの方がいらっしゃって、すっかり意気投合してしまいました。昨日も「明日はいよいよ最終回ですね」と、その話でもちきり。
そして今日、最終回「史上最大の侵略」の後編が再放送されたわけです。もうあまりに多くの方々が語り尽くしていますから、私が今更語る必要もありませんね。本当に名作です。私はまた改めて自分の人生の意味を噛みしめたのであります。
作品の中でも、特に名高い「あのシーン」のBGMは、ご存知シューマンのピアノ協奏曲イ短調、リパッティとカラヤンによる演奏です。
セブンの音楽を担当した冬木さんについては、今までも何度か書いてきました。最近ではこちら。
教会オルガニストだったこともあるという冬木透さんは、クラシック音楽を知り尽くした作曲家。そんな彼がこのシーンでこの曲のこの演奏を選んだことで、私のその後の人生(もちろん音楽人生を含む)が決定されたといっても過言ではないでしょう。
子どもに見せる番組、そして聞かせる音楽は良質であってほしい。そんなことを改めて感じながら号泣していた私でした。
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