カテゴリー「ファッション・アクセサリ」の14件の記事

2008.03.31

春用帽子2点

Vox ちょっと長い記事が続いたので、今日は短めに。今頃旅の疲れが出ています。
 剃髪するようになってから、なにしろ冬は寒く夏は暑い。春や秋も紫外線でジリジリ焼かれてけっこうきついんですね。お坊さんは大変だなと思うと同時に、髪の毛の有難さ、必要性を感じます。
 で、仕方がないので帽子をかぶるようになったんですが、これがけっこう新しい楽しみになっています。いろんな帽子を買っては、今日はこれ、今日はこれ、みたいな感じで楽しんでいます。
 真冬はニット帽が大活躍でしたが、最近だいぶ暖かくなってきたので、違うタイプを手に入れました。今までは、春や秋にはハンチングをかぶることが多かったのですが、ハンチングって案外しめつけがきつく、頭に線がついてしまうこともしばしば。風で飛ばないのはいいんですが…。
 写真、左はネットで注文して買いました。中折れ帽ですね。お店で買おうと思ったら、中古でも5000円以上するんでビックリしていたんですが、ネットだと1000円台。もちろんモノもそれなりですが、ちょっとかぶるには充分です。軽いしオシャレ。最近若者がよくかぶってるタイプですね。どういう服とコーディネイトすればいいか研究しましょう。
 右は秋田の温泉の売店で見つけたもの。シンプルですが、案外見かけない形だったのでつい買ってしまいました。たぶん、おじいさんとか、おばさんとかが、ウォーキングの時にかぶるタイプなのでは。温泉で売ってるってことはそういうことでしょう。でも、シンプルなだけにどんな服にも合いそうです。やはり軽くてしめつけが少ないので気軽にかぶれます。ただ、剃髪直後は風ですぐに吹っ飛びそうです(笑)。
 カミさんも両方とも気に入ったようで、二人で共用ということにしました。
 ああ、そうそう、気をつけなくてはならないのは、私、酔っぱらうと帽子を忘れるんですよ。今までも何回もやらかしました。お店に置いてきちゃうんですね。上着や手袋なんかは、たとえば寒いと気づくんですが、酔うと頭の感覚が鈍るんでしょうかね。すっかり忘れちゃうんです。そんなこともあって、あんまり高い帽子はかぶらない方がいいですね。

ソフトデニムハンチング

形が綺麗な中折れハットです☆春を先取りして麻素材でいきましょう♪【ch-0253】ベルト付き 麻混 ハット

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2007.12.28

ウラジミール・ゴンチャロフ博士

Senrigan 本日、仕事納め。やばい!年賀状印刷しなきゃ。今年の、いや来年の年賀状は(も)すごいですよ。毎年いかにくだらないパロディーをやって元旦早々人を笑わせるかということだけを考えている我が家の年賀状。今回のはあまりに馬鹿げてるので、元旦にこのブログで公開しようと思ってます。ついに私の素顔がさらされる!?
 さて、くだらなさ、脱力系、嘘八百、トンデモ、といった世界において、私が常に注目し、あるいはそこから学んでいるのは、雑誌によくある「開運グッズ」広告であります。昨日は広告業界の芸術性について書きましたけど、これもまたある意味芸術的世界であります。
 みなさんもご覧になったことありますよね、開運グッズの広告。財布とかブレスレットとかペンダントとか石とか。とにかくそれを買って身につければ、金持ちになる、人間関係が改善する、彼氏彼女ができる、ギャンブルで勝ちまくる…夢のような話が、写真入り体験談とともに紹介されてるヤツです。札束で左うちわの家族とか、あるじゃないですか。
 まあ、あれを信じて買うかどうか、それはまあ自由でして、いや実は私も一回くらいわざとだまされて買ってみたいと思ってますよ。あまりに馬鹿げていて面白いじゃないですか。この前粉砕した(?)「神世界」の「力ライセンス」とか「神書」とかもウチにありますけど(買ったんじゃありませんよ)、ああいうのとはちょっと違う気がする。悪意のようなものも感じますけど、なんとなく「バッカですよ〜」と宣言してるようなところがあって、なんかそこんとこは微妙に許せたりするんですよね。
 でも、たとえばこんな風に許されない時もある。公正取引委員会は「アート」を解さないのか!?ってか、だまされて買っちゃって、それでクレームをつける人がいるっていうことですよね。ご愁傷様なことです。
 で、なぜかそのフジアートとかなりご近所にあるイセイコーポレーションが先月出した広告が最高だったので、今日はその中のさらに最高級の部分を紹介させていただきます。
 そのグッズは何かと申しますと、「超(スーパー)千里眼」というルーペでして(ルーペというのはなかなか斬新!)、それをのぞくと、ロト、宝くじ、パチンコ、パチスロ、株、競馬…なんでも当たるらしい。なんでも旧ソ連諜報機関が極秘開発したそうで、今回その開発に携わった最高技術責任者と接触に成功し、この超千里眼を発売することになったと書かれています(笑)。
 例によって、サクラの方々が札束とおぼしき塊(モザイクがかかるようになりましたね、最近)を持って、満面の笑みを浮かべております。彼女ができた佐藤智一さんもいるぞ(笑)。もうそれぞれのコメントの文学的センスが最高なんで紹介したいところですが、今回はそれよりなにより!その最高責任者の方ですよ。
Vladimir ウラジミール・ゴンチャロフ博士(Владимир Гончаров/Vladimir Goncharov)!!最強です。写真を観てくださいよ〜。この方が諜報部超能力研究チームの最高責任者じゃあ、旧ソ連も崩壊するわ(笑)。
 これってギャグですよねえ。この髪形ありえませんよ。そして、なんと言っても、その顕微鏡を覗く覗き方ですよ。いくら超能力、超千里眼でも、覗く方の目をつぶってちゃねえ(笑)。すごすぎます。ご本人からしてすでに崩壊してます。いいなあ、この味。
 「神世界」の皆さんにもぜひ見習ってもらいたい。いや、「神書」なんて読むと、けっこうゴンチャロフ級のギャグが書いてありますけど、なんていうかなあ、博士のような品格が感じられないというか(笑)、知性が感じられないというか(笑)、とにかくダメです。このあたりの微妙な差異ってなんなんでしょうね。理論では説明できないような気がします。
 というわけで、私の2007年の「この人」はウラジミール・ゴンチャロフ博士に決定です。いくら開運グッズ広告でも、これからこれを超えるのは難しいでしょう。おめでとう!博士!

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2007.12.10

久留米袢纏 (桑野新研産業)

Hanten カミさんがちょっと早いクリスマスプレゼントだと言って買ってきてくれました。渋いプレゼントだ。
 …と思ったら、これが非常に良い。素晴らしい。ありがとう妻よ。
 今年はとにかく原油高で灯油が高い。しかし、大歓迎!原油高なんて記事書いちゃった手前、ブーブー言っていられない。我が家では相変わらず床暖房禁止令が敷かれていて、1階と2階まとめて6畳用の小型ファンヒーターで暖めています。でも、実際にはなんだかんだいって、昼間は太陽の光で充分に暖かく暖房はいりませんし、夜はその余熱の上にファンヒーターを使えば18度くらいまで室温が上がります。床が冷たいのは仕方ありませんが、そんなのスリッパを履けば問題ない。なんか、今までのムダにぬくぬくしていた生活がアホらしく感じられます。これで月間1万5千円は燃料費が浮きますね。ひと冬で6万円。10年で60万円か。
 で、体がちょっと寒いなと思ったら、これですよ。この袢纏(はんてん・半天・半纏)の暖かさはまさに天国的です。今まではなんとなく仕事に着ていくジャンパーをそのまま着ているみたいな感じでしたが、暖かさの質が根本的に違う。ホコホコ、ホッコリ。
 これはひとえに「綿」のおかげでしょう。表面の生地はもちろん綿(めん)100%ですし、中綿(わた)は綿(めん)70%のポリエステル30%です。安価な外国製はほとんど中も外もポリエステル100%ですからね。それは違いますよ。
 つくづく自然のものはいいなあと思った次第です。それなりのお値段はしますが、ひと冬、いやこれからの冬も含めて浮く燃料代のことを思えば安いものです。10年で100着買えます(笑)。
 ずいぶん前に買った綿入り作務衣は安物だったので、本当のことを言うと富士山の真冬には対応できませんでした。やっぱりポリエステルだったからでしょうね。初冬までは調子よく使ってたんですが、ある気温以下になると全然暖かくなくて逆に冷たい。結局修行になってしまったわけです。
 まあ、寒いとは言っても今年はまだまだ甘い。早朝も外はマイナス5度くらいにしかなりません。家の中は、朝起きてリビングに降りると寝る前の余熱が残っていて8度くらいはあります。ウチには猫が3匹いますが、今までは床暖房の上でグータラしてましたが、今は自分たちでちゃんと暖かいところを見つけてそこで固まってじっとしています。なんだ、人も猫も努力すればなんとかなるんじゃん。
 こういう当たり前のことを再発見したりするのも、ある意味原油高という「不便」のおかげですね。やはり私たちは「便利」のおかげでずいぶんと愚かになってしまっているんだなあ。そんなことを、このクリスマスプレゼントは教えてくれました。ああ、そうしたいろいろな発見こそが最大のプレゼントだったのかもしれませんね。さすがカミさん…なんて、本人はそんなこと考えてないでしょうけど。まあ、自分がふとんの中でぬくぬく寝坊している数時間の間、私は早起きしていろいろやってるんで(ちゃんと部屋も暖めて待ってるし)、さすがに悪いと思ったのかな(笑)。
 というわけで、皆さんこの袢纏買いましょう。絶対にポリエステル綿の安物は買ってはいけません。いろいろな意味で原油の無駄遣いになります。ちなみにこの桑野新研の製品、久留米絣パッチワーク入りとなっていますが、それが地味にオシャレで気に入っています。左右非対称のラインがなにげにハイセンスだと思います。あっ、写真の袖についている四角いものは商品タグですので、実際にはあれはありません(とりはずします、もちろん)。

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2007.08.02

ゆかた教室出現!?

Yukata 冬のメイド教室に続いて、ゆかた教室が出現いたしました!?これを公開することは多少はばかられますが、本人たちの希望というか、ほとんど強制とも言える要請がありましたので、世界に発信いたします。でも、いろいろと問題がありますので、前回同様小さな画像にしておきます。
 さて、今回はどうして浴衣かといいますと、一番左に写ってます家庭科の先生(昨日の記事にも登場しました御坂の方です)のご指導の下、ウチのクラスのギャルどもが春からせっせとお裁縫をやってましてね、晴れて全員完成したというわけです。それで、記念撮影しようと。
 正確に言いますと、ゆかたではなく甚兵衛を作ったやつもいますが、いずれにしてもこの夏休みを目標に頑張ってきたわけです。ゆかたの連中は、これを着て富士五湖周辺の夏祭りに行こうということでしょうか。
 ウチのクラスは女子9人だけの選抜クラスで、まあいちおう受験に特化した「特進」というヤツなんですが、学校の方針というか、先輩方が作った伝統というか、いや、やっぱり彼女らの性格かな(そこにちょっぴり私のプロデュースが加わる)、勉強以外のことにもとにかく一生懸命に取り組むんですね。なんだか親ばかみたいですけど、大したものです。やる時はやる、というのが徹底している。けじめ、メリハリ。この前の合宿なんかでは、何十時間も黙々と勉強するかと思えば、こういう製作や学園祭のダンスの練習なんかも、すごいパワーでガーッとやるんですね。それもいつも笑顔で仲良く。ま、ちょっと空気読めずうるさくなっちゃうのが玉に瑕ですが。今日も撮影中「うるさい!」って怒られました(笑)。
 家庭科の先生とも話しましたが、今回の製作は彼女たちにとって、とっても貴重な体験になったようです。彼女たち、今までほとんどお裁縫なんてやってこなかったわけです。それが、この数ヶ月でずいぶんと上手になった。そんなの当たり前と言えば当たり前かもしれません。でも、今、教育界ではこういう「身につく」経験というのが、実に少なくなってしまったんですね。実習、実験にしても、お互い余裕がなくてどうしても単発的になってしまう。知識の確認や強化のための体験、あるいは気分転換のイベント程度に終わってしまって、じっくり時間をかけて、何度も失敗したり、あるいはそれなりに工夫したりして、いつのまにか何かを、コツをつかんでいた、というような学習がほとんど皆無になってしまってるんですね。
 今、教育界のみならずどんな世界でも、とにかく能率とか理論とか、そういう「コト」が重視されていて、すぐに結果を求めたがる。なんだかわからない「モノ」、どうにもうまいくいかない「モノ」と長い時間つきあって、いつのまにかその「モノ」とのつきあい方を身につけ、ある程度自分の「モノ」にしていくということが少ない。体で覚えるというか、外部である「モノ」とふとつながる瞬間を体験するというか。向こう側がある時、突然門戸を開いてくれるというかね。そういう体験。
 まあ、そうしたとしても、いつまでも「モノ」は「モノ」、すなわち「他者・外部・不随意」ではあります。「(自分の)ものにした」と思ったものが、また突然遠く感じられたり、あるいはもっと先があることに気づいたりですね、そういう永遠の不随意、言い方を変えますと自分の無力さや、その裏側にある自分の可能性を感じることこそ、人生の充実の種だと思うんです。そして、学校では、そういう世界のあることを教えるべきだと思うんですよ。私は、それは受験勉強においても、クラブ活動においても、あるいは今回のような放課後の実習においても可能だと信じています。
 学校は、こうした「ものあはれ」=「他者とのつきあいの中で生まれる歓びと哀しみ」を学ぶ場であるべきなのでしょう。
 …と、なんだかしんみりしてしまいましたが、最後に再び「親ばか」に戻りまして、ウチのギャルたちをほめたいと思います。偉い!よく頑張った!そして、馬子にも衣装…ではなくて、正直可愛かったっす。なんだか目のやりどころに困ってしまったのでした。こんなこと言うと「キモ〜い!」「どんだけ〜?」って言われちゃちいますな。
 大切な時間を割いてご指導下さった家庭科の先生、本当にありがとうございました。

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2007.02.09

『JetFlash V90(USBメモリー)』 トランセンド

Transcend JetFlash V90
V90 最近、私の(脳の)メモリーはすこぶる不調でして、まあ42年も前の製品ですからね、そろそろ寿命なのかな、あとはだましだまし使おうかと思っています。もともと容量が少ないタイプでしたので、すでに満タンなのでしょう。古い記憶はしっかり残っているのですが、新しい情報が記録されません(笑)。メーカー保証もとっくに切れてるし(すでにメーカーも廃業寸前ですしね)。それでも、ハードディスクよりは長持ちしてるな。
 さて、そんなわけで、自らのメモリーの頼りなさを補うために、たとえばこうしてブログなどを書いて、外部記憶装置、いわば外付けメモリーに記録したり、バックアップを取ったりしてるわけです。
 ちょっと前までは忘れっぽい…え〜、記憶をなくすというのと、物を置きっぱなしにするというの、両義を含みます…私はこういうのを使っていました。ただ、その後ちょっとワケあって腕時計をこちらに替えまして、あまり活躍の機会がなくなってしまった。それに、年々進む情報の肥大化(肥満化)のために、128MBでは何かと不足することが多くなってきちゃったんですね。
 それで、今回新たにUSBメモリーを買いました。それがトランセンドのV90です。しっかし、フラッシュ・メモリー安くなりましたよね。再来年くらいにはハードディスクはなくなるかもしれませんね。HD不信の私にはうれしいことですけど。えっと、このV90は2GBです。で、3000円ちょいですかね。
Saifu これ、ちょっとオシャレでしょ?天然パールシェルって書いてありますけどホントかな。実際アクセサリーとして持ち運べるように、ネックレス・チェーンとストラップが付属しております。しかし、普段からファッションに疎く、だいいち坊主頭でアクセサリーが根本的に似合わない私は、それらを付けずそのまま財布の小銭入れにポイっと入れています。重さはたった8gです。そうそう、最近トランセンド、2gのやつ出したんだよな。それは軽すぎそう。風に吹かれて飛んでったりして。
 まじ小さいですよ。小さすぎてなんとなく使いにくいと感じることもあるくらいです。しかし、こうして財布に入れておけるというのは、忘れっぽい私には便利です。財布はあんまり忘れないので。
Hand55 さて、先ほど「忘れっぽい」と書いた時思ったんですけど、記憶をなくすというのと、置きっぱなしにするというのは、実は同じ意味なのかもしれませんね。記憶とは情報であり、情報自体は永久不変であるはずです(消えたり、変形したり、美化されたりするのは、情報自体でなはく情報処理の問題です)。私の言う「コト」というやつですね。ですから、さっきの言い方で言えば、前者はコト忘れであり(世間では物忘れといいますが)、後者はモノ忘れなんです(世間では忘れ物と言いますが)。で、コト忘れというのは、つまり脳内のどこかに情報を置いてきてしまって、見つからなくなっている状態なんじゃないですか。モノ忘れの場合は、取りに帰ればあったということがほとんどですが、場合によってはどこに置いてきたか忘れることもある。でも、地球上のどこかにはあるわけですよね。なくしモノです。それと同じように、情報自体が消えてしまうのではなくて、なくしコトしてるんじゃないでしょうかね。脳という閉じた世界のどこかにはあるわけです。だから、突然思い出したりすることもあるのでは。
 まあ、そんなことを考えたからと言って、脳のメモリーは回復しません。というか、やっぱり処理の方の問題なのかな。ということは、脳のCPUの調子が悪いってことか。Intelの最新型と交換しようかな(笑)。
 なんか頭が痛くなってきた。CPUが暴走しないうちにスリープします。てか、強制冷却するために脱力系写真を最後に載せておきます。いちおうV90の小ささを伝えるという意味があるつもりです。ああ、猫はいいなあ。
Yae55 Shin55

厚さ4.8mmの薄型USBメモリ:Transcend USBメモリ JetFlash V90シリーズ 2GB

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2007.01.18

メイド教室出現!?

Maid メイド喫茶に行ってきました!…なわけはありません。私の仕事場です!!
 これがウチのクラスのギャルどもです。私の担任しているクラスは、いちおう進学に特化した選抜クラスでして、これで全員です。女9人。女子高ではないんですが、たまたまこのクラスは女子だけになってしまいました。
 で、ですねえ。なんでこんなことになったかと言うとですねえ、いちおう表向きはこういうことです。
 あさってからいよいよセンター試験が始まります。で、敬愛する3年生の先輩方、頑張ってください!私たちも応援してます!私たちのメイド姿を見て、どうか先輩方、萌えて…いや、燃えてください!ということらしい…?
 実際、3年生の男子も女子も多いに盛り上がり、よっしゃ〜!という感じになっておりました。まあ、こういう雰囲気の学校なんですよ。受験勉強は楽しく、受験はもっと楽しく!がモットーでして、たしかに毎年この時期は妙に明るい雰囲気なのです。面白いでしょ。
 いや、毎年このようなメイドが登場するわけではありませんよ。たぶん後にも先にも今年の1年生だけだと思います。なんだか、そういうノリのやつらなんですよ。私の指導の賜物ではありません。誤解なきよう。
 こんなのをおススメしてもどうしようもないんですが、どうせなら世界に発信して!ということなので、仕方なく紹介いたします。ただ、いろいろと問題がありそうなので、やや画像を小さめ、さらに不鮮明化してあります(笑)。
 本当のことを言いますとですねえ、まあ、先輩方へのサービスというのもたしかにあったんですけど、それ以上に単純に、あいつらが着てみたいと騒ぎ出したんです。というのは、ちょっと前に紹介したNHKの一期一会で、「アイドル」やら「ロリータファッション」やら「男装喫茶」やら「メイド喫茶」なんかが出てきたんですよね。それで、それを観た彼女らが、何を勘違いしたか、大いに盛り上がってしまったんです。おいおい、オレがビデオを見せた意図と全然違う反応じゃねえか!
 しまいには、先生メイド服そろえてください!と半ば強制的に注文させられてしまった。いろいろ問い合せまでして注文し、しまいに自宅にメイド服が9着も届く…そんな先生の身にもなってくれよ〜。カミさんに疑われるじゃねえか…と思いきや、ウチの腐女子も「着てみた〜い!」と騒いでおりました…orz。
 というわけで、生徒たち、来月の3年生を送る会でこれを着て何かやるみたいです。まあ、こんなことやれるのも若いうちでしょうし、勉強ばっかりの青春時代ってのもつまらんものだし、悪くはないかもしれません。でもさあ、一人くらい「やだ!」って言うのがいてもいいと思うんだけど…。こいつらホントに大学行けるんでしょうか?先が思いやられるような、楽しみなような。
 あっそうそう、それでこのメイドさんたちを見て、日本文化としての「萌え(=をかし)」研究家を自負する私が、どう感じたかといいますと、正直「萌え」の感情までは至りませんでした。それでも「馬子にも衣装だな」程度には思いましたけどね。

メイドとオタクの共演(競演・饗宴)!?
ゆかた教室出現!?

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2006.11.22

『愛ゆえの孤独 〜太宰治の世界〜』 押切もえ

  押切もえ 辿る斜陽の時
B000ij7jso01_aa240_sclzzzzzzz_v39607224_ 今日は急遽…ホント今日の朝、依頼文が来たんですが…地元小中学校の図書&国語の研修に呼ばれ、ちょいとパフォーマンスを披露し、得意のハッタリをかましてきました。テーマは「朗読」です。いちおう講師ってやつですか。そう、私にとっての「講ずる」は調子よく音読するってことなんで。で、太宰についてもちょっと語ってきました。ちょうど、もえちゃんの太宰を味わったばかりだったし。さ〜て!!

 なぜに「押切もえ」の初DVDが「太宰治」なのか!?

 これは実に微妙な作品であります。正直どう反応していいのか、よく分からなかった。ただ、決してトンデモではなく、真摯な姿勢で…いや、たいがいのトンデモは真摯な姿勢だからトンデモになりうるのか。シャレじゃないからこそ…。
 うん、でもやっぱりトンデモじゃないな。たとえば、これがもえちゃんじゃなくて、緒川たまきだったら最初からOKでしょう(笑)。つまり、私の勝手なイメージがこの作品を分かりにくくしている。どこに収納したらいいか分からなくしている。そういう収まりの悪さがあるんですね。
 私の太宰のイメージというのは、もうずいぶん前から出来上がっていて、それなりに揺るぎない。一方、押切もえのイメージというのは、まあ「カリスマモデル」という程度に、かなり適当には固定化されていますが、それは自分で作り上げたものじゃありません。情報として、エビちゃんと一緒の箱に無造作に入れられてる程度。そこに二者のギャップがある。私の脳ミソの中でね。
 またまた登場で申し訳ないんですが、「モノ・コト論」です。収まりがよくなるというのは、自分の中で「コト」になるということなんですね。そういう意味では、二者ともに収まるところに収まっていたんです。それで勝手に安心してた。そしたら、別々の場所、それもかなり離れた場所にいたはずの二者が一緒にいるじゃないですか。おいおい、なんでこの二人がつきあってるの?みたいな感じでびっくりしてしまった(笑)。まあ、こういうことのようです。
 面白いですね、「コト」と「コト」が結びついたら、「モノ」になったわけです。収まりの悪い「モノ」になっちゃった。なるほど、これこそが生命の有りようなのかもしれない。うん、深い。
 それで、「モノ」に憑かれて気持ち悪い私は、もえちゃんのことをもっと知りたくなるわけですよ。そして、納得したい。二者のコラボレーション全体の収納場所を確認したいわけです。
 たとえばこれで、もえちゃんが青森の出身だったりすると、案外簡単に収まるのですが、残念ながら彼女は千葉出身でした(笑)。で、ある意味よけいに心配になって、もっと調べてみると、どうも彼女自身が太宰の熱狂的なファンのようですね。うむ、人は見かけによらない(すまん、もえちゃん)。さらに彼女自身、それなりの苦悩を経て現在の地位を築いたと。ああ、なるほど、ウィキ的解説によれば(つまり全然信憑性ないんですけど)家庭の崩壊、恋人の死を乗り越えていると。しっくりしてきたぞ。
 さあ、そうやって収まり所が見えてきたところで、再びこの作品を鑑賞いたしましょう。そうするとなんとなく予感がしてくるんですね。ああ、そうか。太宰ともえの共振みたいなものがあるんだ、それを観て取らなきゃいけないんだと。いや、逆にですねえ、そういう観方をすると、この作品の演出の弱さ、あるいはちょっとした字幕の間違いや、正直シロウトっぽいもえちゃんの読みなんかも気になってしまったりするんです。もっと時間とお金をかけてあげたくもなるわけですよ。そういう甘さはどうしてもあります。
 しかし一方で、そういう瑕疵には目をつぶって、あえて違う眼で観るならば、太宰もえ組と言った面白さ以外の面白さというものも立ち現れてきます。この作品では、太宰を取り巻く女性をクローズアップして取り上げています。田部あつみ、小山初代や太田静子、山崎富栄はもちろんですが、母「たね」、叔母「きゑ」、子守り「タケ」の三人をていねいに取り上げていることには好感を持ちます。特に新しい情報はありませんが、もえさんのそれぞれの女性に対する思い入れは充分に伝わってきました。
 私はやっぱりタケとの再会のシーンが好きだ。泣ける。それはタケが「コト」化しようとしないからです。言葉をそうやって使わないからです。だから、「コト」化=「語る」を商売にしている太宰も、この時ばかりは黙ってしまう。まさに津軽の人々に接して涙する押切もえだ。現代社会で記号化される押切もえと、自然の中で淡々と生きる青森の素朴な人々。「コト」と「モノ」の出会い。そして、「コト」も「モノ」に還る。
 そうして最後のインタビューを観ますとですねえ、なんか解ってくるんですよ。ここは必ず観なければなりません。彼女が太宰とどういう部分で共鳴しているのか。単純に生い立ちとかそういう次元ではなくて、そういったものの裏返しとしての「希望」。彼女が「死とは?」と訊かれて「出会い」と答えているのは、実に象徴的です。
 さあ、我がクラスのギャルたちに観ていただきましょう。私が語るよりも、カリスマもえちゃんに語ってもらいましょう。いきなり太宰ブームが起きたりしてね。そうなると、私ももえちゃんも太宰も嬉しいんですが。

Amazon 愛ゆえの孤独

押切もえブログ『Moemode』

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2006.09.24

『東京カワイイ★ウォーズ』(NHKスペシャル)

4hgj この前の『COOL JAPAN スペシャルin Paris』でも取り上げられていました渋谷系ファッション=リアル・クローズ (REAL CLOTHES)。正直、私には全然関係ないし(当たり前か)、ちょっぴり眉をひそめていたんですけど、今日のNスペを観て、がぜん興味がわいてしまいました。いやいや、それにかかわりたいとか、そんな(爆)なことは考えてませんよ。ただ文化としての…。
 そう、私の独特の日本文化論に結びつけて考えながら観てたんですよ。な〜るほどねって。
 前にも書きましたけれど、女の子(NHKはギャルって言ってましたけど、それって合ってますかね)たちの「カワイイ!」は、やはり男の「萌え」に対応しますね。私は「萌え=をかし」論で、「をかし」の語源が「招く(をく)」であるとしました。こちらに招き寄せて所有したいという気持ちだと。で、今日の番組中、ギャルたちが「カワイイ=着たい・買いたい・身につけたい」だって言ってたんです。これはまさに「招く」ですよ。つまり、「カワイイ=をかし」ということです。とすると、枕草子で清少納言は「超カワイイ!(いとをかし)」を連発しているってことですね。まあその通りのノリですよ、あれは。「とても趣深い」なんて言ってない。もっとポップです。
 番組では、さすがNHKらしく、ちゃんと対照概念の「あはれなり」も登場させてましたよ。つまりモードです。伝統的なファッションの形態。コシノヒロコさんなんか、かなり厳しい口調で苦言を呈してました。目が怖い…。たしかにああいうのは美しい。いいなあとは思うかもしれませんが、ギャルたちは「カワイイ!」とは言いません。なぜなら、「招く」ことができない予感がするからです。だって高いんだもん。手に入れたい気持ちもないではないが、実際には手に入れられない。思い通りにならないという面においては、これはまさに「もののあはれ」であります。
 で、今ファッション業界でも、「あはれ」モードが「をかし」ポップにすり寄り始めていると。かの東京コレクションが東京ガールズコレクションに学んでいる。これは全く正常なことと感じました。どのジャンルの文化にもよくあることです。日本の文化はそれで進んできた。その時々の感性にまかせつつ、それらを上手に時系に紡いでいって、そして振り返るといつのまにか一つの確固たるスタイルに仕立て上げている。それを認識した時、そこにこだわり、しがみつく人が現れる。それでいつのまにか柔軟さが失われてしまう。それをまた感性でぶち壊す人が現れる。
 やっぱり「萌え・カワイイ」的、刹那的感性は女性の専売特許ですね。そして、全体像を見るのは男。つまり、「をかし」文化は女性が担ってきたんですよ。「あはれ」は男。だから、萌え〜とか言ってる男(オレも含めて)は女性化しちゃってるんですね。武士道じゃなくて貴族文化ですよ。いつも言ってる通り。
 それにしても、エビちゃんすごいっすね。その刹那的感性のカリスマですわ。もえちゃんもね。ああやって、立派そうな男どもをリードし、救っていくわけですから。女性には頭が上がりませんね。男の空いばりってことか。理屈よりも感性の方が結局正しいし強いと。まあ、せいぜい男は長期的展望に立って経済活動に励む程度ですな。男が稼いで、女が使うか。
 ああ、面白かった。いつもながらNHKGJ!です。ウチのクラスのギャルたちにも見せてやろうかな。田舎のギャルたち(失礼!)はどう思うだろう。

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2006.09.07

『COOL JAPAN スペシャルin Paris』

発掘!かっこいいニッポン
2006jep お〜、またNHKネタだ。そしてまたオタクネタだ。うん、まさに日本の貴族文化だあ!
 というわけで、昨夜放送分の録画を観ました。夏にパリで開かれたジャパン・エキスポの会場で収録された「COOL JAPAN スペシャル」。フランス人と日本人のハイブリッドちゃんと一緒に鑑賞。娘のお友達の女の子です。ちなみに彼女のお父さん(フランス人)は、全然オタクじゃないので日本文化萌え〜ではありません。どちらかというと問題点を多く見出しているようです。やはり日本に来たくて来たんじゃなく(つまり仕事で来ている)、どっぷり日本の田舎の生活に漬かっていると、うんざりすることも多いのでしょう。
Moet 一方、この番組に出ていたフランス人は…はっきり言ってやばい。オタク度ということで言えば、日本のオタクたちに優るとも劣らない。だいたい彼ら彼女ら、日本に来たことなんてほとんどないんですよ。だから、結局ヴァーチャル・ジャポン?に憧れてるわけでして、まあ、だからもうその意味でオタクなのでした。現実はそんなに甘くない!…なんてことをオタクに言ってしまうのは野暮ですね。
 こういったオタク外人って世界に何十万人もいると思いますけど、中でもフランスのオタクは熱いというイメージがありますね。この前「もえたん」のところでも書きましたけど、浮世絵の受容具合なんか異常でしたからね。モネもルノワールもゴッホもかなりのオタクだったということでしょう。彼らもヴァーチャル・ジャポンに憧れたわけですし。
 さて、今日パリで紹介されたCOOL JAPANを列挙しておきましょう。日本人である皆さんはどう思いますか?

 (回転)寿司・しょうゆご飯・ふとん・地下足袋・ランドセル・お面・金魚すくい・渋谷系ファッション・女子高の制服・プロレス・パラパラ・コスプレ・メイドカフェ・メイド服・囲碁・七夕の短冊・マンガ・剣道・折り紙・武士道・J-POP・畳・こたつ・シャワートイレ・ふろしき・のし袋・招き猫・かんざし・箸・ルーズソックス・軍足・着物・オムライス・障子・幕の内弁当・カプセルホテル

 私はけっこうオタクたちに共鳴しましたが何か?たしかになんとなく「萌え」の要素があるのは分かる。ほとんどのアイテムについて私も文化論的に語ろうと思えば語れますね。フランス人にそれらしく語っちゃえる自信はありますよ。
 誰かも言っていましたが、これからはこういったコンテンツの輸出に国として力を入れるとよいでしょう。世界平和のためにもね。あれ?そう言えば、肝心のアニメが一回も出てこなかったような気がするなあ。なんでだ?

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2006.06.07

ディズニーランドの耳に思う

451627270 今日は仕事でディズニーランドに行ってまいりました。2年ぶりですかね。いや、2年前はディズニーシーで絶滅危惧種を発見したんでした。
 やっぱり私はディズニーは苦手だわ。どうもいかん。まずキャラクターが全然かわいくない。唯一ディズニーで許せるナイトメアー・ビフォア・クリスマスのグッズとか全然ないし。そしていかにもアメリカ的な大量消費ワールド。ダメだあ。
 というわけで、またまたキャラクターよりも人間ウォッチングに励んできたわけです。数年前に来た時よりも大きな変化を感じましたね。つまり人間のキャラクター化の進行です。
 2年前の記事のように、ディズニーに迎合しない別個のキャラクターならいいのですが、今回はとにかくお客の総ディズニー化のすさまじいこと。なにしろみんな耳をつけるんですから。そう、入場と同時に老若男女問わず、まずは(帰りに寄るべき)ショップに寄り、あの耳を調達して装着するわけです。
 おいおい、それって最低でも1500円はするだろ!帰ってからも人間の町で装着して歩くのか?無駄じゃないのか。レンタルでもいいじゃないかあ!あるいは入場とともに無料で配布、帰りに回収じゃいけないのか?
 だいたい、都合耳が四つということになるではないか。猫も杓子も…いや猫や杓子ならまだしも、皆さんは人間でしょう。お客でしょう。
 コスプレ文化とも言えますかね。たしかにコミケやライヴ会場でも同じような状況を見かける。でも、それにしちゃあ、ちょっと中途半端だ。耳だけだから。たまにシッポもつけてる人間を見かけましたが、それはそれでまあ良いでしょう。耳だけではあまりに安易だ。コスプレとは認定し難い。
 なんというか、あの空間だけに許される子ども化、あるいは動物化、いやケモノ化かもしれないな。半人半獣。
 とか言いつつ、私も生徒のを取り上げて装着してみましたが、私のほぼスキンヘッドにあの耳はおかしかったらしく、失笑、いや爆笑を誘っていました。知らない人たちやスタッフも笑ってた。いいじゃないか!オレなんて頭の毛を捨てて、つまり人間を一度やめてケモノ化してるんだから、ずっと良心的だよ!笑うな!

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2006.04.30

ラブandベリー

Lb223 今日のニュースにこんなのがありました。ラブandベリーです。母親を巻き込んでのブームだとか。
 というわけで、実にタイムリー、本日ウチの母子がラブandベリー初体験してまいりました。その報告であります。涙なしでは語れません…orz(以下、カミさんからの報告を再構成しました)。
 今まで、あのエキサイティングな現場を遠巻きに見ながら、半ば憧れを、そして半ば恐怖を感じていたであろうウチの娘(6歳)。昨日までは「あんなのやってると不良少女になる」という父親の言いつけを守ってきたのですが、今日いよいよデビューの時が来てしまったのでした。
 というのは、ウチの娘、近所のL&Bの達人であり尊敬する小学校の先輩でもあるMちゃんに、3枚のカードをもらったのです。達人から伝授された、まさに「三枚のお札」。これがあれば大丈夫と勇気百倍、ウチにあった無印のカードホルダーにお札を入れて、いざ出陣とあいなったのでした。
 目的のショッピングセンターに向かう前に、下の娘(3歳)の満足のため、まずは近所の「環境省生物多様性センター」で行われている「昆虫WEEK」を訪れました。そこでクイズに参加したりしてウォーミングアップしたのち、いよいよショッピングセンターのゲームコーナーに乗り込みました。

 …そこは戦場であった。折しもみどりの日、そこは殺気立った母子で満ち溢れていた。まずはマシンの前の長蛇の列の最後尾につく。もう、この列に並んだからには、途中で戦線離脱することは許されない。娘は、肩越しに見るプロたちの尋常ならざる手さばきにきっと戦慄をおぼえていたことだろう。自分は初めてあの画面に対峙する。あそこに並ぶボタン群にどう対処すればいいのだろう。カードのスラッシュはいかようにすればよいのか。あの後半に流れる音楽は何なのだろう。栄光への序曲なのだろうか。それともレクイエムなのか。初めて味わう緊張感であった。
 よく観察してみると、それぞれの子どもたちは、分厚いL&B専用のカードホルダー数冊に、百枚単位のカードを持参しているらしい。明らかに不利な状況である。そして、そのホルダーは母親の手に握られている。そう、いざ娘の番になると、母親たちは皆その横に立て膝してさぶらい、マシンの要求に応じてそのホルダーから適切なカードを選択し、娘たちに手渡すのである。完全にしもべと化したのか、母親たちよ。しかしなぜか皆嬉々としている。そう、母親たちは二等兵を演じながら、実は部隊を掌握し戦略を操っているのだ。つまりはニュースの語る通りである。
 待つこと30分。とうとうその時は来た。まずは100円を投入する。するとまずは新しいカードが1枚支給されるらしい。できれば強力な武器がほしいところだ。ガチャ…出てきたカードを見ると、ななな、なんと、三枚のお札の中の1枚と同じドレスのカードではないか!ガーン、すごい確率である。よりによってなぜ重なる。武運はすでに尽きた…。
 さらに困難は続く。なにやら設定をしなければならないらしい。母親がマシンに書かれている説明書きを読もうとするや、後方射撃が始まった。「なにやってんの!」「おそ〜い!」「ほらそこそこ…」後方の母親たちの声ではない。どう見てもウチの娘よりも年下、そう幼稚園級のガキどもの罵声である。くやしいやら恥ずかしいやら、娘の頭の中は真っ白である。ちなみに母親はひそかに「ムカーッ」。
 いろいろとやってるうちに、なんとかドレスの情報は読み込まれたようだ。キラリッ!達人とっておきのカードだけあって、この時だけは後方の射撃も止む。よしこのまま残る2枚のお札を使えば、後方のガキどもの鼻を明かすことができる…そう思った母親の目論見は、次の瞬間もろくも崩れ去った。娘の頭は真っ白のままだったのだ。なにやらめちゃくちゃにボタンを押してしまったらしく、なんとその時点でオシャレ終了。
 高級ドレスを着ながらも、髪はボサボサ、靴はなぜか上履きのまま、なのに自信満々のラブ。それを見て頭を抱えるベリー。娘はガ〜ン。
 チャラリ〜、鼻から牛乳
である。なおもあきらめずボタンをたたくが、時すでに遅し。再び後方からの攻撃が始まる。「うわっ、ださ」「もうもどれないんだよーだ」
 仕方なくそのままの格好でベリーとの勝負に挑むことになったが、結果はすでに見えている。あのドレスをもってしても70点台に乗せるのが精一杯である。惨敗だ。後方からの嘲笑と罵声は続く。娘は固まったままだ。
 さらに後半戦、なんか曲に合わせてダンスをしなければならないらしいが、そんな曲はもちろん知らないし、踊らせ方も知らない。またもややたらめったらボタンを押すはめになってしまった。いよいよギャラリーは騒がしくなる。「ハイハイ、パンパン…」いっしょに拍子をとってくれたりして、いよいよ敵も憐れみを垂れてくれたか、と思いきや、後から手が伸びてきて、勝手にボタンをたたくのである。「しょうがねえなあ、やってやるよ〜」という感じで。
 後方からのありがたい?支援もむなしく、めちゃくちゃな踊りを踊らされているラブは、何度もダサダサのパジャマ姿に戻ってしまった。どうもそういうシステムらしい。またもや惨敗。娘はさらに固まるしかない…。
 しかし!しかしである。ここで我が家の反撃が始まった!実は、このような惨状の中で、母親は娘を気づかうと言うより、そうとう後のガキども(&さぶらい)にムカついていたらしい。そして、とうとうやってはいけない暴挙に出てしまったのだ!ああ、それはいかん。秘密兵器を出してはいけない。あまりに危険だ〜。
Ians そう、生物多様性センターでゲットした昆虫カードを出撃させてしまったのだ!それもゲットした4枚の中でも最強の「ルイスツノヒョウタンクワガタ」を!!
 「もう、こうなったらこのカード使っちゃえ!」 シャッ…最終兵器をスラッシュするも、当然ラブに角が生えるわけでもなく…。
 周囲は異様な空気に包まれた。先ほどまであれほど騒いでいた敵も思わず黙ってしまった。
 『はいおしまい。つぎのひとにかわってね』のテロップが流れ、戦いは終わった。はたしてこの戦いの勝者は誰だったのだろうか。ベリーなのか。ラブなのか。後方の敵軍なのか。それとも…。

 ふぅ〜、長くなりましたが、こんな感じのデビュー戦でした。カミさんは勝ち誇って高笑いしてましたけど、娘は涙目で苦笑してました(笑)。娘は娘なりにいろいろなことを学んだでしょう。シロウトがプロの世界に乗り込むには、それなりの準備とタイミングと気づかいが必要であると。
 母親は懲りた様子も見せず、「あのママたち、まずは自分のファッションをしっかりしてから出直してこい!」と息巻いておりました。トホホ。

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2006.03.12

モンディーン 腕時計 『MDL/12Z-BL』

MONDAINE 『MDL/12Z-BL』
img105516943581 ちょっと前に『MONDAINE Official Railways Clock & MClock』という記事を書きまして紹介しましたスイスのモンディーン社の製品。懐中時計か腕時計をいつか…と思っておりましたところ、かなり前にお店(たしか質屋さん)で見たレア物をネット上で見つけまして、ついつい買ってしまいました。
 ここのところずっと、実用的なこちらの腕時計をしていまして、それなりに重宝していたんですが、やはり腕時計とかメガネとか、毎日身につけるものって、時々着替えたくなるじゃないですか。頭も丸めちゃったし、だいぶ痩せたし、なんとなくそろそろと思ってたんですね。そういうタイミングにレア物に出会うと、ついねぇ…。なんとなく仕事も一段落したんで。
 で、この時計、モンディーンのカタログを見ても載ってないし、どういう素性のものなのか、よくわかりません。私がお店で見たのが、2〜3年前だったような…。とにかく限定販売ではあったようです。
 この時計のどこに惚れたか。まずはモンディーンならではのシンプルなデザインです。つまり視認性に優れる。ファッションである以前に、やはりユーティリティーであるわけでして、その意匠と実用性のバランス感覚というか、実用がデザインになるというか、まあだいたい生物のデザインにしても、そういうところがあるわけでして、いや、人間はそういう部分を美しく感じるわけですね。全てのデザイニングはそれが基本であります。ちなみにその実用部分を捨てて、あるいは破壊して、本来の美に挑戦状を叩きつけるのが「芸術」でしょう。
 え〜、時計に戻りますが、あとは色ですね。モンディーンと言えば、だいたい白か黒なんですね。ですから、ある意味これは掟破り、異端であります。しかし、そこで採用された、この深いブルーの美しさは…。写真ではうまく再現できていませんねえ。何と言うのでしょう、使い古された表現でちょっと恥ずかしいんですけど、まあ深海とか宇宙の色ですかね。いや、そんな色は見たことありませんけど、そういうイメージの色なんです。
 それから、ベルトですね。蛇腹なんですよ、ジャバラ。あのビヨ〜ンて伸びるやつです。2000円くらいの安い腕時計にはよく採用されているやつです。あれ好きなんですよ。ブレスレット感覚で取り外しできるじゃないですか。無精者にはいいんですよ。デザイン的にもシンプルですし。
 ただ、困ったのは、最近かな〜り痩せたせいで、このジャバラベルトがゆるゆるなんです。ジャバラの意味ないじゃん!って感じです。クルクル回っちゃうんですよ。しかし、構造上調整も不可能ですし、これは仕方ないですね。あんまり締めつけられるのも好きじゃないし、夏場に汗かくのも好きじゃないんで、まあクルクル回し続けます。だいたい重力に従って、文字盤が手首の内側に行っちゃうんですよね。ある意味全然実用的じゃないな(笑)。
 というわけでして、LAKSとMONDAINEと適宜(気分で)着替えながら行こうと思ってます。できれば一生使い続けたいですね。そんな気持ちを起こさせてくれる時計が手に入りました。満悦。

【激レア】超激レア!残りわずかの廃盤モデル★モンディーン ジャバラベルト ブルーMDL/12Z-BL★

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2004.11.09

冬用作務衣(綿入り)

img105710345601.jpg
 羽毛肌掛け布団のおかげで朝4時起きに失敗し続けています。よってこのコーナーの更新も遅れがち。やっぱり贅沢は敵なのか。私の個人的修行生活に(格安とはいえ)羽毛は睡眠欲をかきたてる悪魔的存在なのか…。まあ、どうでもいいや。気持ちいいから…って全然悟ってないじゃん!
 さて、その悪魔的羽毛と一緒に、一つ修行グッズもどきを買ってみました。「作務衣」です。作務とは禅宗の修行におけるお掃除のようなもの。それ自体が修行です。その際着用するのが「作務衣」ですね。本場の作務衣(ナントカ堂謹製)を見せてもらったことがありますが、とてもしっかりしたものでした。その藍染めの色落ち具合が修行の厳しさを物語っておりました。ハイ。そのたたずまいが、当事者でない、つまり部外者の美意識をくすぐります。ハイ。
 というわけで、自他共に認める野狐禅野郎のワタクシも、作務衣を愛用してきました。もちろんなんちゃって作務衣です。だいたいが、自宅でのくつろぎ着として使用しているわけですから、作務衣の作務が聞いて驚く、というか怒っちゃいますね。さらに、今回のは冬用と称して中綿が入っている。これこそまさに野狐禅御用達のトンデモウェアですね。本来の機能を越えた、あるいは無視した贅沢。しかし実は、現代のモノたちはほとんどそういった無意味な付加価値を引き連れて流通している…。
 まあ、そんな分析こそ禅の教えから大きく離れているわけなので置いといて、この製品の着心地はどうだったでしょう。え〜、結論から言いますと、非常によい。暖かい。作務する気が全くなくなる。作務衣の風上にもおけない素晴らしいリラクゼーション効果がありました。満足です。ちなみにこんな素晴らしい製品が2490円でした!

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2004.06.09

東京ディズニーシーで生存が確認された絶滅危惧種 「山姥」

img0012.jpg
 今日は仕事で東京ディズニーシーに行ってきました。
 梅雨時の平日とは言え、ここまで空いていると気持ちが悪いですねえ…実際待ち時間なく多くのアトラクションに乗れてしまったため、胃の中が攪拌され、かなり気持ち悪いのですが…。
 人口比でいうと、カップル5割、家族連れ2割、中高生2割、外国人1割といったところですかな、などと観察しながら、さあ帰ろうかと思った時、その4種に分類されない生物2個体を発見し、思わず写真を撮ってしまいました。ああ、まだ生きていたんだ!良かった!と歓喜してしまいました。
 いやあ、私は久々に見ましたね。まあ、都会の若者が集まるところには、なかなか行く機会がありませんから、私が勝手に彼女たちを過去のものとしていただけかもしれません。しかし、マスメディアにも最近あまり登場しなかった彼女たちの存在感は、確実に希薄になっていました。だからこそ、今日は「生きもの地球紀行」でも見ているような気持ちになっちゃいました。
 ハッキリ言って、ディズニーのキャラクターが無個性に見えましたよ。その辺にうようよしていたネズミやクマたちとは違い、種保存の覚悟のようなものを感じましたね。以前あれほど彼女たちを厭っていたのに、今日の自分は心の中でエールを送っていました。ははは…。

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