カテゴリー「ニュース」の1000件の記事

2025.04.28

追悼 大宮エリーさん

Img_5210 梨で学校のお仕事の日。

 残念なニュースが。尊敬する大宮エリーさんがご病気でお亡くなりになったと…。若すぎる。惜しすぎる。

 最初にエリーさんを意識したのは、大好きな「サラリーマンNEO」でした。すごい脚本家がいるなと。

 写真は2019年、初めてお会いした時のもの。私主催の忘年会に来てくれた時です。本当にマルチなお仕事をされている方で、私にとっては本当に憧れの方。お手本となるような方でした。

 忘年会後も時々連絡を取り合って、私にアドバイスくれる時も、逆に私がアドバイスさせていただくこともありました。

 レベルは違えど、お互いマルチな宇宙人ということで、不思議な共鳴のある関係だったと思います。

 コロナ後は私も忙しく、なかなかお会いする機会がありませんでした。最近では私も縁のある妙心寺の塔頭で襖絵の展覧会をやっていました。行きたかったけれど行けなかった。

 ただただ残念です。僭越ながら、少しでも御遺志を継ぐことができればと思っています。

 御冥福をお祈りいたします。

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2025.04.24

福知山線脱線事故から20年

 庫県宍粟市でセミナー。素晴らしい自然と人々に囲まれて感動的な時間を過ごさせていただきました。

 行きは大阪から姫路まで山陽本線の前面展望を楽しみつつ、女性運転士の方のとても丁寧な運転に好感を持ちました。昨日紹介の「新幹線大爆破」の運転士さんも女性でしたね。

 また、駅員さんも含めて、皆さん大変しっかりお仕事をしているなと感じました。肉体的にも頭脳的にも激務ですし、カスハラも多い業種ですからね。

 そんな中、尼崎駅付近を走行しながら、20年前の今日のあの大事故のことに思いを馳せました。

 そう、あの福知山線の脱線事故です。乗客と運転士107名の方が亡くなるという、日本鉄道史上最悪の事故となってしまいました。

 2両目がマンションに巻きついてしまったあの光景は、今でも忘れられません。安全であるはずの日本の鉄道で、なぜあのような事故が起きてしまったのか。

 その後、JR西日本の(というより鉄道会社全体の)体質が明らかになり、研修のあり方、勤務内容、各社間の過当競争などが是正され、そして今日の感動もあったわけですが、それにしてもあまりに犠牲が大きすぎた。

 あらためて、いったいあの日何が起きたのか、そしてその前に何が起きていたのかを復習、反省してみたいと思います。

 

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2025.03.13

YMOと仲小路彰

 京新桜台にて仲小路彰セミナー。初めての試みでしたが、途中私も思わず号泣してしまう展開に。やはり人に伝えようとすると、自分に伝わるのですね。

 そして、その夜、こんなニュースが。

 2025年5月21日・22日に授賞式が開催される【MUSIC AWARDS JAPAN】の全62部門の詳細とエントリー作品が発表、そして、今年の【MAJ】を象徴するアーティストとなる〈SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025〉にはYELLOW MAGIC ORCHESTRA (YMO)が選ばれた。

 この日もセミナーで紹介しましたが、 YMOと言えば仲小路彰の「未来学原論」です。ある意味、未来学原論の世界を現実化したのがYMOなのです。細野晴臣さんは仲小路のことを「生涯で最も影響を受けた人」と述懐しております。

 ちなみにこれは、数年前、仲小路邸を探索、整理していた時に見つけた細野さんたちのサインです。この日、四人は山中湖に仲小路彰を訪ねましたが、すでに先生は入院しており(同年9月1日に帰幽)会うこと叶わず、この色紙を残したのでした。

 今となって大変貴重な資料であります。やばい四人ですよね。細野さんは言わずもがな、文化人類学者の中沢新一さん、アートディレクターの奥村靫正さんと後藤繁雄さん!

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2024.08.08

日向灘M7.1発生〜南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)

 日は富士山麓で大切な友人の結婚式でした。今後の地球の愛の雛型になるであろう素敵で画期的な結婚式に、心から感動し、祝福の気持ちに溢れました。おめでとうございます。

 さて、その二次会の最中に宮崎県沖日向灘で大きな地震があったとの一報が届きました。

 そしてその後、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。

 日向灘は南海トラフ地震の想定震源域の最西端に当たります。そこでのM7以上の地震は下のように20世紀以降6回発生しています。

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 1968年にはM7.5も発生していますが、そのあとに南海トラフ地震は発生しませんでした。1946年に昭和南海地震が発生していますので、もし関連があるとすれば、1941年の日向灘M7.2の方が前震的な存在なのかもしれません。

 そうだとすると、日向灘のあと5年後に南海地震が発生しているわけで、今回発表された「巨大地震注意」が1週間を警戒期間とするというのには、全くとは言わないものの、ほとんど意味がないと感じます。

 おそらくは東日本大震災の時の反省というか、痛い目によって、ある種の責任回避の手段としての制度であり発表なのではないでしょうか。

 そう、あの時、私が書いたこちらの記事を読んでみてください。

 3.9と3.11の間に何が起きたか。

 専門家はかなり厳しい批判を浴びました。そしてその教訓が熊本地震でも活かされませんでした。

 こちらの記事も読んでみてください。ここに「日向灘M7.1」の文字が出てきます。

 熊本でM7.3

 そうなんです。私としては、「明治熊本地震の10年後日向灘M7.1、20年後宮崎県西部M7.6」の方が、南海トラフ巨大地震よりも気になる流れなのです。今回、2016年の熊本地震の8年後に再び日向灘M7.1が発生したのですから。ある意味、私の予知が当たったとも言えるのかも…。

 地球的な時空のスパンは、人間の常識的なそれとは全く違うことを思い出さねばなりません。

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2024.08.07

オリンピックは◯◯の◯◯である!?

20240812-164146 の日、久しぶりに山梨に帰ってきました。

 パリオリンピックも盛り上がっておりました。体操男子団体の逆転金メダルは劇的でしたね。

 五輪の体操というと、あの話を思い出します。これって言っていいのか…いや、けっこう書いてますね、堂々と。そう、五輪はスポーツの祭典ではなく、サイキックの戦争であると。

 この記事からいろいろたどってみてください。けっこうヤバいこと書いてあります(笑)。

 実は今日はもう12日でして、昨夜の閉会式でパリ五輪は終幕となりました。今回日本は、金メダル数も目標達成しましたし、思ったより(失礼)良い結果を残しましたよね。

 いや、それこそ東京オリンピックの時よりも、日本側のサイキックはだいぶ手薄になっていると聞いていたので、ある意味予想外だったのです。

 特に夏の体操、冬のフィギュアスケートのように「精度」が求められる競技の中でも特に注目が集まるものは、サイキックの戦いが激しいそうです。

 ということは、ああやって中国にミスが続いたのは、陰陽師のおかげ? 橋本選手のあん馬の落下で本気を出しちゃった?

 まあ半分冗談で読んでもらいたいわけですが、世界一を競うあのレベルになると、技術や心理に加えて、そういう世界で紙一重が決まるというのは、実際あるようにも思えてきますよね。

 そういう意味で、今回のメダルが多かったレスリングやフェンシング、そして新興スポーツの分野は、それほど激しい攻撃はなかったのかもしれません。

 

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2024.08.03

柔道混合団体銀メダル

20240807-91704 川にてセミナー。意外に暑い旭川へようこそ…と駅前にあるように、たしかに暑い(笑)。湿度が高い中の最高気温33度はけっこうきついですね。

 旭川、駅も大変きれいで、街も思ったより(失礼)大きく、ちょうどさんろくまつり前夜だったこともあってか、とても賑わっていました。2日にわたり美味しい夕食をいただきました。

 さて、夜は柔道混合団体です。教え子の舟久保遥香選手もエントリーしていましたが、登場前に4勝したために戦う勇姿は観ることがてきませんでした。

 最後はフランスに逆転負けの銀メダル。お家芸の柔道がJUDOに押され、東京オリンピックのリベンジができなかったことは残念でしたが、この柔道混合団体という種目はなかなか面白いですね。

 階級を越えた戦いでは、まさに柔よく剛を制すを感じることができますよね。特に二つ上の階級の選手を破った角田選手の巴投げは素晴らしすぎました。

 最後のルーレットもいろいろ憶測を呼んだとはいえ、面白いルールです。最後は立選手がリネールに負けてしまいましたが、私もどうせなら90キロ超級になってほしかったですよ。重量級のエース同士がガチンコであたるのが、やはり柔道の大舞台の醍醐味ですから。

 いずれにせよ、内容の濃い銀メダルでした。おめでとうございました。遥香もちゃっかり銀メダルもらってましたね(笑)。いいチームだったと思います。

 いっとき、私はJUDOに批判的な立ち位置にいましたが、今は少し考えを変えています。そう、日本の柔道が世界のJUDOのおかげで更に進化し、その粋を極めていくように感じるからです。

 そこには当然、「道」としての精神性やふるまいなども含まれるわけです。「道」という文化がスポーツを超えていくこと、それはたとえば野球道がベースボールを超えていっていることにも象徴されていると思っています。

 10年以上前に書いた記事を読んで、あらためてこの本を読んでみようと思いました。学校の先生に対する研修の内容にも大きく関わりますしね。

 スポーツ・体育・東京オリンピック

 スポーツ、体育、道、教育、軍隊文化…私のライフワークの一つのようです。

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2024.07.29

祝! 舟久保遥香 銅メダル

20240805-191100 愛い教え子である舟久保遥香が、パリオリンピック柔道57kg級で見事銅メダルを獲得しました。

 いやはやドキドキした〜。八戸でセミナーが終わったあとホテルでテレビ観戦。3位決罫線でリオ五輪の金メダル選手を破って見事銅メダルを獲得した瞬間には、もう大声出して歓喜してしまいました。

 まあとにかくいい子なんです。まじめだけど抜けてて(笑)。みんなに愛される生徒でした。

 いやそれより何より本当に地道な努力家なんです。黙々とたすら努力を重ねる。人一倍不器用なので。

 ここだけの話ですが、本当に運動神経がなくて(!)、体育の授業のたとえばバレーボールとか笑えるほど下手でして、思わずビデオ撮っちゃったくらいです(笑)。

 そんな遥香が、世界で活躍するようになり、そしてとうとう目標だったオリンピック出場を果たし、銅メダルを獲得。金メダルを目標としていたという意味では悔しい内容でしたが、いやいや、銅メダルすなわち世界3位ですからね!

 心から祝福したいですし、正直頭が下がりますよ。

 そのうち学校にも凱旋してくれるものと思いますが、きっといつもの遥香に戻ってるんだろうな。照れ笑いしながらペコペコお礼してる姿が目に浮かびます。

 寝技を徹底的に教えてくれた矢嵜先生も喜んでいることでしょう。本当におめでとう!

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2024.07.17

『今永昇太のピッチングバイブル』 (ベースボール・マガジン社)

6120av7xlnl1_sl1240_ 日のMLBオールスターゲームは大興奮でしたね!

 大谷のホームランはもちろん、今永先生の素晴らしい投球にも魅せられました。

 感動のあまり、5月に買ったこの本を改めて開いてみました。いやあ、この本、ホント最高ですよ。「投げる哲学者」の本領発揮。

 感覚の世界を見事に言語化しています。しかし感覚も大切。意識と無意識のバランスが絶妙なのですね。これっていろいろな分野に通ずることです。

 いい時代ですよね。現役の超一流選手から、細かい投球術、トレーニング方法、メンタルの保ち方まで、ここまで細かく教えてもらえるなんて。

 というか、これってプロの選手たちも読んでいるらしいですね。それはそうですよね。今や世界で活躍する先生の技術のほとんど全てを知ることができるのですから。

 かつては自分の技術は門外不出の秘密でした。敵に研究されるからということよりも、おそらく秘匿、独占、吝嗇といった心理から来るものだったのでしょう。

 最近の若者たちは、そのあたりとてもオープンであり、シェアすることで自他ともに進化することを選択しているように見えます。これは進化ですね。

 息子のような年齢の今永選手ではありますが、昔少年野球でピッチャーをやっていた者として、やはり「先生」と呼びたいと思います。これからの先生の活躍に期待します。

Amazon 今永昇太のピッチングバイブル

 

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2024.07.14

トランプ氏暗殺未遂事件

20240716-91735 阪から金沢に移動して中級セミナー。文化的な金沢の街で少人数での会でしたので、今日は一転落ち着いた時間を過ごしました。

 環境でこんなにも自分が変わるのかということを実感。もちろんどこがいいということではなく、それぞれの良さ、面白さがあるのです。

 昨日安倍さんのことを書きましたが、今朝はトランプさん暗殺未遂事件という衝撃的なニュースが飛び込んできました。安倍さんの事件の時、杜撰な警備が批判の対象になり、アメリカ並みの警備が必要だという声もたくさん聞きましたが、アメリカも案外杜撰でしたね。

 紛争中の地域も含めて、世界の要人の暗殺、暗殺未遂事件が多発しています。いまだ世界がそのような論理で動いているのを見ると、みろくの世はまだまだ遠いなと思わざるを得ません。

 安倍政権時代、トランプさんはしょっちゅう安倍さんにホットラインで電話をかけ、何かにつけ「シンゾウどうすればいい?」と聞いていました。そう、あの頃は安倍さんがトランプを動かしていたと言ってもよい。

 それにしても、トランプさんは運が良いというか、生き強いというか…大統領選はこれで一気にトランプさん有利になるでしょう。ある意味できすぎたシナリオですよね。

 今回、トランプさんの命を救ったのは安倍さんだったのかもしれません。

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2024.07.08

都知事選に思う

K10014499051_2407031744_0707192257_01_02 の日は山梨に戻って学校の仕事でした。全国旅する中で、こういうアンカーがあるのは悪いことではありませんね。久しぶりに家にも帰ることになりますし。

 さて、7日は都知事選七夕選挙があり、やはり現職が強く小池百合子さんが再選されました。蓮舫さんはまさかの3位。2位じゃだめなんですかはこれへの伏線だったとは(笑)。

 ずいぶん前からほとんどエンタメイベントとなってしまった東京都知事選挙。今回も泡沫候補がわんさか。加えてポスター問題などもあり、今回もある意味盛り上がりました。

 よく言われるように、こうしたある種の自由な民主主義が実現していることは健全なのかもしれない。いや、やはり民主主義は自然と劣化していくものなのか。

 まあ、いろいろ言われる小池さんではありますが、私としては仲小路彰の薫陶を受けた小池勇二郎の娘ということで、結局それなりなのではないかとも思うのです。

 勇二郎が石油関係で中東で商売をし、娘がカイロ大学に行ったのも、仲小路彰の影響が大きい。今のところ、仲小路邸で小池勇二郎関係の資料は発見していませんが、絶対にありますよ。

 ところで、蓮舫さんが住民投票をと叫んでいた神宮外苑再開発問題ですが、私が言うまでもなく、神宮外苑自体が近代の都市開発の産物であって、全く「自然」ではないこと、また再開発後の樹木の数の方が増えることなどを冷静に考えれば、いかにも反対のための物語に過ぎないことはたしかです。

 エモーショナルな思考や言動に意味がないとは言えませんが、私がセミナーでよく語っているように、二元論的な自然✕人工観は神様も嫌う人間の癖ですから気をつけましょう。

 それよりも、再開発が神宮の持つ近代の負の論理よりも、天海が目指した江戸・東京のデザインに近いが問われると思います。

 ちなみに新宿・渋谷の再開発は仲小路彰の思想を弟子の坂倉準三のデザインを踏襲するものであり、それはすなわち天海のグランドデザインに則ったものであるということです。ご安心ください。

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