カテゴリー「ニュース」の824件の記事

2017.08.09

有馬晴信終焉の地「甲斐大和」

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 崎原爆忌。原爆投下の時間に甲府にいました。その後都留で音楽祭の打ち合わせや大学の学長さん副学長さんとお会いする用事がありましたので、甲州街道で笹子峠を越えて移動しました。
 その途中、笹子トンネルのすぐ手前に、長崎に縁の深い方の終焉の地があるので立ち寄ることにしました。
 長崎に縁の深い方…それは、有馬晴信です。有名なキリシタン大名ですね。
 なんと、その有馬晴信は甲斐の国大和の地で斬首されているのです。墓所は不明になってしまっていますが、その謫居したところはわかっています。

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 有馬晴信の甲斐国への島流し(配流)については、没後400年祭の行われた2012年に流刑地「甲斐」という記事の中で一度書いています。
 晴信が配流される原因となった岡本大八事件については、Wikipediaをご覧ください。よく分からない事件です。
 岡本大八事件で、岡本大八は駿府安倍川河川敷で火あぶりの刑に処されています。そして晴信は甲斐国郡内(都留)に島流し。のちに切腹を命じられますが、キリシタンは自死を禁じられていたので斬首となりました。

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 ここでちょっと気になるのは、大八事件で取り調べをする側にあった甲斐国出身の大久保長安も、のちに安倍川でさらし首になっていることです(大久保長安の謎についてはこちらの記事参照)。
 どうも徳川家は甲斐の国に何か特別な感情を持っていたようです。富士山をはさんで、今も静岡と山梨が微妙な関係にあるのは、このあたりからの伝統なのかもしれません。
 晴信を甲斐の郡内に島流しにしたのはよかったけれども、そこはまさに「生黄泉」の国。妙な霊力を身につけては困るということで結局死刑に処したのかもしれません。

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 晴信の悲しい人生について、キリスト教の本国ヨーロッパでは、当時物語として語られていたようですね。そのあたりについても調べてみたいと思います。音楽劇もあったかもしれません。
 話がいろいろ飛んで申し訳ありませんが、今年、30年以上続いた古楽の祭典「都留音楽祭」が最終回を迎えます。有馬晴信が流された地で、当時晴信も聴いたであろう古楽の祭が長く継続したのは、もしかしてそのようなご縁があったからなのでしょうか。
 そんなことを思いながら、晴信終焉の地にお参りいたしました。まさに信仰や音楽は時空を超えるのです。

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 また、キリスト教国によって長崎に原爆が投下されたことを、晴信は遠く山梨の山の中で、どのような気持ちでとらえているのでしょうか。
 なんとも不思議な気持ちになりました。

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2017.08.07

電気自動車の時代は来るのか?

Th_2017080700010007autoconen0001vie ヨタとマツダの資本提携のニュースがありました。トヨタがここのところよく動く。いろいろな形での提携先を求めている。
 トヨタという大化け物でさえ、これから一人では立ち行くのが難しい時代が来ることを予感させます。
 ヨーロッパを中心に、明らかにガソリン離れが起きていますね。そして、その代替となるのは電気エネルギーです。欧州メーカーはずいぶんと派手にEVへの移行を宣言しています。
 トヨタもそれに刺激されたというか、それに惑わされているように感じます。
 今までもHVやEVの問題点をいくつか書いてきましたが、その根幹にあるのは、身近なところでは「充電」の問題。それはたとえばこちらに書いたとおりです。スマホでさえ充電不足の不安にさいなまれるのに、いわんや車においてをや。
 ガソリン車がここまで普及し、そして100年前と変わらず今も主流なのは、ガソリンを手に入れることに関する安心があるからです。
 電気の場合はどうでしょう。それは上掲の記事に書いたとおりで、さらに言えば、ヨーロッパのメーカーが言うように、全ての車が電気自動車になった場合、はたして今のガソリンスタンド並みの安心感、安定感を得ることができるか。
 これもいつも書いているように、バッテリー問題というのは実に難しい。それこそスマホのバッテリーにさえ充電時間がかかるように感じているし、「へたる」ということも私たちは体験済みです。
 だから私はキャパシタ(コンデンサ)に期待し、またコンデンサとバッテリーのハイブリッドの技術を開発して、特許をとろうかと思っているのですが(笑)、実はそれ以前に、消費電気量と総発電量の問題がある。
 つまり、今ある世界中のガソリン車が全て電気自動車に変わったとしたら、いったい何機の原子力発電所を新規に建設しなければならないかということです。
 エコ、エコを唱える人にかぎって、原発反対を唱え、プリウスに乗って、自宅にソーラーパネルをつけたりしていますが、もし、その動きを世界中のみんながしたら、間違いなく電気が足りなくなりますよ。現状では。原発を大量に増やすか、あるいは火力発電所を大量に増やして石油を消費しまくるかしかない。全然エコじゃないですよね。
 しかし、それはあくまで「現状では」という前提の話です。そう、未来的に核融合発電が実用化すれば、その問題も解決する可能性が高いのです。
 これもしつこいほどこのブログに書いていますとおり、私は「原発には反対の賛成なのだ!」という立ち位置です。すなわち、核分裂原子炉発電には反対だが核融合原子炉発電には賛成なのです。
 最近ではあのGoogleが核融合分野に進出するとのニュースも聞かれました。あるところから私に入った情報では、常温核融合とは全く違う発想での、新しい核融合のスタイルがもうすぐ確立するとのこと。それも日本が中心となって。けっこうなことですね。
 もし核融合発電が一般化すれば、それはすべての車を電気自動車にしてもいいでしょう。飛行機でさえも核融合炉エンジンを搭載すれば、石油から解放されるかもしれません。
 トヨタが今こうして「電気」にシフトしようとしているのは、そのような情報を得ているからかもしれませんね。
 キャパシタと核融合、日本の技術力に期待しましょう。

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2017.08.03

第3次安倍内閣

Th__20170804_114902 閣改造。第3次安倍内閣が誕生しました。難産でしたね。
 だいたいが、改造しなければならない理由が「身から出た錆」でしたからね。マスコミや野党が異常倒閣運動をしていることも事実ですが、たしかに安倍政権自身の油断、傲りというものもありました。
 安倍総理も記者会見の冒頭、深々と頭を下げましたね。これは長期政権にはありがちなことです。人生と一緒ですよ。それをどうプラスに転換するか。そこが実力の見せ所です。
 さて、今回の人事、一番のサプライズはやはり河野太郎さんの外務大臣就任でしょう。お父様の河野談話の件もありますし、過去の外務省批判もあります。親中・親米ですし、原発反対ですし、安倍さんとは相容れない部分が多いはずです。
 米中韓、そして北と微妙な関係にある現在、あえてこのような人事をしたことは、もしかすると大成功につながるのかもしれませんね。私たち国民のあずかり知らぬところでのパワーバランスというのがあるのでしょう。
 ちなみに河野太郎さんの奥さんと私は、小学校の同級生。憧れの帰国子女でした(笑)。まさか河野洋平さんのところのお嫁さんになるとはねえ…彼女、いつかも書きましたが、私の天敵だった(?)向山洋一先生の秘蔵っ子でした。
 野田聖子さんの総務大臣も話題になっていますが、私はそこはあまり気にしていません。
 それより、ワタクシ的に最も注目するのは…厚生労働大臣に就任した加藤勝信さんです。加藤さんとは、間接的にではありますが、今とてもとても近い関係にあります。
 医療界の、それこそ強力な岩盤規制に風穴をあけてもらいたいところです。期待していますが…働き方改革の方で忙しくなっちゃうかなあ。
 そして、加藤さんは拉致担当大臣も兼任します。何度も書いてきたとおり、横田めぐみさんは私の同い年の幼なじみです。父親どうしが同じ職場で、同じ社宅で遊ぶ仲でしたから、とても他人事とは思えません。
 そういえば、田原総一朗さんが総理と会談し、政治生命を懸けた大冒険を…と言っていましたが、その冒険は、小泉総理が、ちょうど同じように支持率の下がった時に敢行した北朝鮮訪問、首脳会談に近いものなのでしょうか。
 そのあたりについては、また後日書きたいと思います。
 いずれにせよ、安倍さんに替わる人物が、与党内にも野党にも見つからない現在、安倍さんをより良い方向に修正していくのがベストだと思いますので、私は現内閣を応援、そして批判していきます(上から目線ですな)。

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2017.07.31

昭和32年の「ICBM」

 28日、北朝鮮が2度めのICBM発射に成功しました。防衛大臣の不在に合わせたタイミング。そして、いよいよ、アメリカ本土が射程距離に入り、トランプ大統領もちょっと本気になったかもしれません。
 さて、ICBMとは日本語で言うと「大陸間弾道弾」。英語ですと、 intercontinental ballistic missile 。
 なんとなくICBMというと、最新兵器のような気がしますが、案外歴史は古く、第二次世界大戦のドイツのV2ロケットにまでさかのぼります。
 V2を改良パワーアップさせたA9、A10の二段ロケットミサイルは、ヨーロッパからアメリカ大陸を直接攻撃することを目標に開発されつつありました。終戦前にはすでに開発を断念していたようですが、もし完成していれば、それこそ初めてのICBMとなり、実際に使用された可能性もあります。
 その技術は冷戦下のソ連にひきつがれ、実質的な初めてのICBMは、1957年のスプートニク1号の打ち上げに使用されたR-7ということになりましょうか。
 そう、米ソ冷戦下での両国の宇宙開発競争には、大陸間弾道ミサイルの完成、実用化を誇示する意味合いもあったわけですね。
 さて、1957年といえば昭和32年です。その昭和32年の、「新宗教新聞」を読んでいましたら、なななんと、「ICBM」という単語が出てきていて驚きました。はあ、やっぱりスプートニクの成功は、分かる人にとってはまさに大陸間弾道弾の完成を意味していたわけですね。
 なにしろ、それを書いたのは、当時防衛庁顧問だった富岡定俊。富岡定俊といえば、名海軍少将であり、あのミズーリ艦上での降伏文書調印に立ち会った人物です。
 そして、昨日の川添浩史、坂倉準三らと並び、戦前、戦中、戦後を通じて、仲小路彰に私淑した人物です。
 その富岡が「新宗教新聞」に書いた記事を御覧いただきましょう。

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 戦後の富岡は山中湖の別荘におり、ますます仲小路彰の教えに強く影響を受けるようになっていました。戦後、富岡をある意味有名にした「未来予測」「未来学」は言うまでもなく仲小路のそれそのものです。
 仲小路も実戦現場で活躍し続ける富岡に敬意を表しており、喜んで富岡のゴーストライター的な役どころを引き受けていました。
 この新聞の記事も、その宗教観、歴史観、平和観、国連観など、いかにも戦後の仲小路彰という感じがします。というか、文体も仲小路そのものと言っても良い。
 すなわち、仲小路明は、昭和32年の段階において、ICBMの脅威、それも未来的な脅威を予知していたとも言えるのです。そのあたりの慧眼はさすがですね。
 はたして、この記事にあるような役割を、今後日本はできるのでしょうか。
 よく見たら、この記事が書かれたのが1957年8月29日とあります。スプートニク1号の打ち上げ成功は10月4日。なんとまあ、これもまた一つの未来予知のようなことになっていますね。驚きです。
 蛇足になりますが、当該記事の左下にあるPL教団の野球の試合の告知。あのPL学園高校の硬式野球部の創部が昭和31年ですから、前年ですね。ここから50年にわたるPL野球部の栄光の歴史が始まるわけです。
 そして、今年2017年、実質的な廃部となりました。なんとも言えない歴史の残酷さというか、世の中の栄枯盛衰を見るような気がします。


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2017.07.28

シルクのご縁(ネットワーク)

Th__20170730_84041 日はシルク関係で素晴らしい出会いがありました。ある意味「再会」なのですが、このタイミングでの完璧なご縁にお互い感激いたしました。
 先日、皇后さまが皇居内の養蚕所でお育てになった「小石丸」の繭糸を使って修復された、国宝級絵巻「春日権現験記絵」のことがニュースになっていましたね。天皇・皇后両陛下がご覧になったと。
 今日お会いした方との間でも、皇室と養蚕、絹のことが話題になりました。そして、富士山、宮下文書、徐福、仲小路彰のことも。
 貞明皇后、高松宮妃喜久子さまから、その長く深い歴史と伝統を伝承された皇后さま。その霊的な本質について完璧な理解をされているものと思われます。
 以前書きました「皇太子さまの御正体山登山」も養蚕と関わっているとも言えます。御正体山は養蚕の神としても信仰されていましたから。
 貞明皇后と出口王仁三郎(綾部)の関係、そして、綾部と言えば郡是(グンゼ)ですね。郡是と言えば川合信水。川合信水と言えば西桂、富士吉田です。そこに徳富蘇峰も関わってくる。
 こうしたある種霊的なネットワークが、実は養蚕、絹織物のネットワークと重なっていることが分かります。そのあたりについて今後も研究していこうと思っています。
 今日の出会いはまさにそうした未来的活動の助けとなる幸運でありました。その方ともしみじみと語り合いましたが、本当に「動かされている」と感じます。
 そして、たまたま、いや必然的に、明日は横浜開港記念館でコンサートに出演します。横浜港とシルクの関係は言うまでもありません。
 会場のすぐ近くに、仲小路彰のアドバイスによって彼の盟友坂倉準三が設計した「シルクセンター」があります。そして、そこには、これまた仲小路彰の発案によって高松宮殿下、喜久子妃殿下がお作りになった「シルクギャラリー」に関する国内唯一の展示物があります。
 今日の素晴らしい出会いをコーディネートしてくださった、ゆかりの皆さまにお礼をすべく、明日は必ず「シルクセンター」を訪れようと思います。
 不思議だなあ。本当に。なぜ私がシルクと結びついたのか。
 

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2017.07.27

蓮舫さん辞任

Th__20170728_151429 日は蓮舫さんと稲田さんの辞任に関する報道が重なりました。
 今井絵理子さんの不倫疑惑やら、先だっての豊田真由子さんのハゲー事件など、まあ、最近はたしかに「女性が輝く(炎上する)」ニュースが多いですね(笑)。
 蓮舫さんの代表辞任はなんとも唐突な気がしますが、ある意味ここまで持ったのが奇跡というか不思議ではあります。
 野田さんという強力な後ろ盾があっての蓮舫さんだったはずですが、どこかで勘違いが始まって、なんだか自分に酔ってしまったところがあったのではないでしょうか。
 その結果、多数のブーメランが突き刺さり、いよいよ回りからもソッポ向かれて辞任というのが、一番合っているように思います。
 ここ数日でにわかに「解散風」が吹いてきたのも一因かもしれません。私のところにもあるところから「解散あるよ」との情報が入ってきました。どうも小池さんの動きを警戒しての早期解散総選挙という流れのようですね。やめた方がいいと思いますが。
 小池さん(国民ファースト)は恐るに足らずです。いくら安倍一強が揺らいでいるといっても、それに代わる経済政策や外交政策を実現できる人は、残念ながら今はいませんよ。小池さんが新党を作ったとしても、また民進党の二番煎じで終わってしまうでしょう。
 蓮舫さんも小池さんも、しょせんタレント崩れの政治家もどきですよ。もうそろそろ、そういうタレント崩れ政治家もどきには、本当の政治は任せられないと、国民も気づくべきです。
 政治はある意味「忖度」の集合体です。国民や国民の生活を第一といっても、直接そこに働きかけるのは難しく、社会を未来的に良い方向に変えて、間接的に国民のためになることをするしかない。そこで重要なのは、やはり人脈であったり、場合によっては金脈であったり、権威を使って忖度させる技術であったり、案外そんなもんです。
 そうしたシステムは国民には見えにくく、また人間のサガで、ついつい権威に対して嫉妬心を抱いてしまいますから、政治家は批判にさらされることが多くなってしまう。
 とは言え、今の日本の社会状況は、国際的に見るとかなり安定しており、また恵まれているわけで、それなのに国民の嫉妬心が発動して、国会まであらぬ方向に行ってしまっている状況は、かなりおかしいと思わざるを得ません。
 蓮舫さんがやめることによって、そうしたある種の劇場型政治が終わることを祈ります。はたして後釜はだれなのか。前原さん、枝野さんでは新味がない。
 かと言って、我こそはと思っているコニタンやタマキンは勘違い野郎ですし(笑)。ますます混迷しそうな気配。
 安倍内閣としては、ここに来ての支持率低下は可能性としては織り込み済みでしょうし、長期政権になって、たしかに緩みも傲りもあったと思いますから、ちょうどいい引き締めになっているのではないでしょうか。
 ま、とにかく、蓮舫さん、お疲れ様でした。本当にお疲れだと思います。ちょっと休んでください。

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2017.07.20

祝! ギャラクシー賞受賞

Th_img_0367 当に嬉しい限りです!我が中学校を舞台とした水曜日のダウンタウン「先生のモノマネプロがやったら死ぬほど子供にウケる説」が放送批評懇談会のギャラクシー賞月間賞を獲得いたしました!
 正直獲れたらいいなあと期待していたのですが、そんな妄想が実現してしまいました。Yahooニュースのトップにも『ダウンタウン「神回」に賞』というタイトルで上がっていてビックリ&エキサイト。

「水曜日のダウンタウン」神回“先生モノマネ”がギャラクシー賞月間賞受賞

 ADさんやエハラさんら、いろいろな方から電話やメッセージをいただき祝福していただきました。とはいえ、もちろんこれは番組に与えられる賞です。芸人さんやスタッフの栄誉であります。私は心から祝意と賛意を贈りたいと思います。おめでとうごさいます。
 収録当日のことはこちらに、放送日のことはこちらに書きました。そこに書いてあることが全てであり、様々な「プロ」の方々が本校の良さを上手に引き出してくれたことに間違いはありません。
 生徒たちにとっても最高の思い出、学習の場となりました。そこに加えてギャラクシー賞…こんな幸運、幸福はありませんね。本当にご縁に感謝です。
 もしワタクシが今回の神回受賞に貢献したことがあるとしたら、まあ(勇気をもって)「オファーを受けた」ことでしょうかね(笑)。中間テストの二日前でしたが、「生徒にとってテストは何度もあるけれど、こんな機会は一生に一回あるのが奇跡」と考えての判断でした。
 放送をご覧になってない方はこちらからどうぞ。

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2017.07.18

『今日すべきことを精一杯!』 日野原重明 (ポプラ新書)

Th_51hsy5xrgl 野原重明さんが、105歳の天寿を全うされました。最期の最後まで、まさに本当の長寿長命、人間にとっての健康、幸せ、仕事の大切さを体現し続けた人生でした。
 このブログでも何回かご著書を紹介してきました。そこにも書きましたとおり、日野原先生と私とはあまりにもその命、人生の質が違いますけれども、ただ一つ共通していたのは、「一日一食」でした。基本夕食一食。
 日野原先生の食生活や仕事ぶりを拝見し、私もずいぶんと勇気づけられ、そしておかげさまで健康に、そして幸福に日々を過ごさせていただいています。
 あらためて、感謝の気持ちを表したいと思います。ありがとうございました。
 日野原さんのご著書で最近読んだのはこの本でした。85歳の時のご本ですから、20年ぶりの新装版ということになります。その時から20年もずっと現役でいらしたんですからね。本当に驚きですし、尊敬申し上げたいと思います。
 105歳ということでいえば、私なんかまだ折り返し地点にすら到達していない。本当に洟垂れ小僧です。
 「人は必ず死ぬのだから、今日すべきことを精一杯やりなさい」という思想は、非常に仏教的であるとも言えます。過去や未来にとらわれず、「今ここ」になりきる。それが難しいから人は「生老病死」に苦しむのです。
 医師はまさにその「生老病死」と対面する仕事。他者の「生老病死」を手助けするとも言える。その四苦は避けられないのだから、いかにその質を上げ幸福に転ずるか、それをアシストするのが医師の仕事とも言えます。
 そういう意味では、私たちは職業上の医師でなくとも、他人の、そして自分の「生老病死」をしっかりプロデュースしていかねばならないはずです。それはもしかすると、修行のような厳しいものではなく、もっと軽やかで楽しいものなのではないか、そんなことを予感させてくれるのが、この本です。
 まさに大往生された日野原さん。医学だけでなく、栄養学、哲学、倫理学、キリスト教や仏教、神道の立場から見ても、たいへん大きな遺産を残してくださいました。本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。 

Amazon 今日すべきことを精一杯!

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2017.07.08

【討論】作られた内外マスメディアの嘘を暴く(チャンネル桜)

 末は、日常生活ですっかりお花畑になった脳内を正常化(清浄化)するために、比較的保守的な番組を観ることにしています(あるいはプロレス観戦)。
 今日の夜の「日本よ、今…闘論!倒論!討論!2017」は実に面白く勉強になりました。
 最近、TBSの某番組に出演させていただき、いまだに地上波民放の影響力がかなりあることを実感いたしました。
 今度はNHKの全国番組に出る予定ですので、なんか不思議なタイミングで、既存メディアであるテレビの力を再確認する機会を得ている感じです。
 その地上波テレビの実態、実体は、この討論で述べられているとおりだと思います。新聞社を中心とする日本の既存のメディアの異常な状況は恐ろしいかぎりですね。
 いくらネットがここまで発展したとはいえ、やはり既存メディアが長年築いてきた「偽りの信用」は、なかなかそう簡単に崩れるものではありません。
 スポンサーという形で企業の経済活動と直接結びついてきたメディアや広告業界が、ある意味では、この情報革命のさ中に、最後の抵抗をしているようにも感じられますね。
 そしてNHKでさえも「偏向」を指摘される。ただし、NHKの場合は、左派(リベラル?)からは政権べったりだと言われ、右派(保守?)からは中国べったりだと言われる。
 ある意味バランスが取れているとも言えますね(笑)。大変だと思います。
 民放は、これはもうたしかに画一化、硬直化していて、かなり危険な状況だと私も思います。
 今では、たとえばこのチャンネル桜のように、独立系の新しいスタイルの放送局が増えでいますが、やはりある意味一方通行で選択の余地がない(逆に言えば視聴者としては楽な)地上波民放の影響力は、まだまだ衰えそうもありません。
 「一億総白痴化」と言われた時代からずいぶん経ちましたが、たしかにそれは正しかったのかもしれない。日本人ほど情報リテラシーのない民族も珍しいですよ。教育の問題かなあ…。
 というわけで、地上波民放を観る機会の多い方には、ちょっと我慢してこの番組を観ていただきたい。そして、まずは疑うという意味で、あんまりお人好しでないちょっと性格の悪い視聴者になってもらいたいものです。

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2017.07.02

都議選の結果について

Th_2017070200000054jijp0005view 議選の結果は予想通り都民ファーストが過半数を超え、自民は歴史的大敗となりました。
 と言いますか、自民の大敗がクローズアップされていますけれども、今回は国政選挙も遠く、この都議選の結果はかつての民主党による政権交代の時ほどの影響はないでしょうね。
 それよりも、あの民主党ブームの時と一緒で、都民ファーストのシロウト軍団によって都政は混乱するでしょうね。こういう流れは冷静に考えると危険であります。
 となると、今回裏の勝利を収めた公明党がその影響力を増しますよね。これは間接的、長期的に見ますと、自民党に有利に働くと思います。
 そのような実態や、小池都知事の政治思想を棚に上げてしまって、「安倍に打撃を与えた」と歓喜しているなんちゃってリベラルの皆さんには、「ご愁傷様」と申し上げたいと思います。小池さん、安倍さんより右寄りかもしれませんよ。
 何度か書いたように、都知事のお父様小池勇二郎氏は、戦前スメラ学塾に属していました。戦後まで含めた、総合的な意味で仲小路彰の思想を信奉していたとしたら、単純に右とか左とか言えませんが。どうなんでしょう。
 もちろん、ここのところの安倍政権での不祥事については、大いに反省を促したいと思いますよ。また総理自身の発言にも問題ありだと思います。一強の傲りと言われてもしかたない。
 今回の選挙の結果が出る前に、すでに総理は四谷会談で内閣改造の具体案を練っています。この改造がうまくいくかどうかで、これからの長期的な政権運営の命運が決まります。かなり思い切ったことをするのではないでしょうか。
 それにしても野党第一党民進党の不甲斐なさには恐れ入ります(笑)。今チャンスですよ。なぜチャンスをつかもうとしないのか。その気がないのか。
 野党がふにゃふにゃしている間に、自民党内でポスト安倍の動きが活発化してしまいますよ。今日、時を合わせたかのように中国の軍艦が領海侵入しました。変な話ですが、これは自民党には追い風ですね。
 最後に歴代政権の支持率のグラフをご覧ください。こう見ると小泉さんはなんだかんだすごかったなあ。あと、逆の意味ですごいのは鳩山ポッポさんか(笑)。

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