カテゴリー「スポーツ」の442件の記事

2018.04.24

追悼 衣笠祥雄さん

Th__20180425_92216 人逝く。
 また追悼記事を書かねばなりません。昭和のプロ野球を代表する一人、衣笠祥雄さんがお亡くなりになりました。
 つい先日テレビ解説をされていたのに、あまりに急なことで本当に驚いています。
 おそらく死を覚悟した上での最後の仕事だったのでしょう。まさに鉄人と呼ばれるにふさわしい野球人生の幕引きだったのではないでしょうか。
 多くの方々が故人を偲び、あの頃を思い出していることでしょう。
 やはり私はこれをもう一度観たいと思います。江夏の21球。DVD買ってしまいました。もちろん主役は江夏さんですが、衣笠さんの果たした役割も大きい。彼が一塁を守っていたからこそのドラマでもありました。そして番組でコメントする姿、表情も実に彼らしい。
 心からご冥福をお祈りします。


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2018.04.23

追悼 馬場元子さん

Th_08153258 い先日ブルーノ・サンマルチノさんの追悼記事を書いたばかり。今度は元子さんが馬場さんのもとに旅立ちました。
 本当に向こうは賑やかになっていることでしょうね。
 サンマルチノさんの記事にちょこっと書きましたが、馬場さんの最後のキャデラックは、やっぱり曙さんに譲られていました。その時の写真がこれです。元子さんが鍵を渡していますね。
 今、全日本は比較的良い状況にあると思います。一時期のことを思えば、よくぞここまで持ち直したなと。
 馬場さんの死去から現在に至るまでの、その全日本プロレスの浮き沈みに、元子さんが大きく関わっていたことは否定できません。
 馬場さんが亡くなったあとの、三沢さん主導による大量離脱、ノア設立の原因は元子さんであったことは有名です。
 ずいぶん前になりますが、和田京平さんの人生は3つ数えてちょうどいいを読んだ時は、正直ちょっと複雑な気持ちになりました。人の悪口を言わない京平さんが、元子さんだけには手厳しいことを書いていたからです。
 しかし今になって考えてみると、元子さんは、偉大なる馬場さんが築き上げた全日本を、本当に命がけで守ろうとしていたのだとわかります。それが改革派との衝突を生んだ。
 こういうことはプロレス界にかぎらず、いろいろな世界でよくあることです。
 そして、それは、馬場さんが元子さんを心から愛し、信頼していたことの裏返しであると。もちろん、馬場さんを最も愛してたのは元子さんであった…。
 まあ、昔のいろいろなごたごたは、今となっては半分笑い話にもなることでしょう。あちらには三沢さんもいます。きっと、馬場さんの大きな大きな愛が、全てを許していることでしょう。
 元子さん、本当にお疲れ様でした。また馬場さんを身近なところで支えてあげて下さい。ご冥福をお祈りします。

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2018.04.19

追悼 ブルーノ・サンマルチノさん

Th_94355_60_d0e35e61_48857418m 日、寝る寸前にプロレスマニアの友人から情報が入りました。
 人間発電所ブルーノ・サンマルチノさんが82歳で亡くなったとのこと。とても残念ですが、レスラーとしては長生きだった方ではないでしょうか。
 公私ともに馬場さんの良きパートナーだったサンマルチノさん。このお二人はプロレス界きっての紳士コンビでした。
 サンマルチノさんと馬場さんが出会ったのはニューヨークだと思いますが、馬場さんの英語がいまいちだったので、その頃はお互い理解しあうことはなかったようですが、1967年でしょうか、初来日の時、ジョー樋口さんを介してじっくり話をして、お互いの人柄に惹かれ合ったようです。
 その後の日米での活躍については、あえて書くまでもないでしょう。
 馬場さんが大きな体を窮屈そうに丸めて車に乗るのを見て、自身が乗っていたキャデラックをプレゼントした話も有名ですね。それから馬場さんはずっと同色のキャデラックに乗り続けました(最後のキャデラックは今、曙選手のところにあるはず)。
 まさに「気は優しくて力持ち」だったお二人。きっとあちらで旧交を温めていることでしょう。なんか目に浮かびますね。ご冥福をお祈りします。

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2018.04.15

AbemaTVでベイスターズ戦を観る(祝8連勝!)

Th_ae2a6e2644bae399087a3922c9e963a6 は1998年の38年ぶり優勝で熱狂してから、私のベイスターズ熱は急速に冷めてしまい、球場での生観戦はもちろん、テレビ中継もほとんど観なくなってしまっていました。
 それが今年は開幕からちゃんと観ている。これは実に面白い現象です。
 まるで大洋ホエールズファンだった少年時代のように野球のことばかり考えている。不思議な現実です。
 というのは、ちょっとお恥ずかしい話なんですけど、今年の正月からふとしたきっかけでスマホゲームの「プロ野球スピリッツA」をやりこんでいるんです。
 それまではこれこそお恥ずかしいのですが、ポケモンGOにずいぶん時間をかけていました。しかし、やはり自宅にいながらにしてガッツリできないじゃないですか。基本お出かけしなければならない。
 それで何か暇つぶし的なゲームはないかな、しかし、かと言ってルールを一から覚えるのは面倒なので、自分がよく知っているスポーツのゲームをやろうと思い、それなら野球だと始めたのです。
 そうしたら…なんだか本当に久しぶりに野球熱が再燃してしまった(笑)。実はそういうことです。
 大好きだったベイスターズさえ、今どんな選手が活躍しているか正直知らなかった。本当にここ20年全く観ていなかったので。しかし、ゲームのおかげで、選手の名前、顔、ポジション、フォームなど、いろいろ予習することができた。
 それで開幕が楽しみでしかたなかったのですよ。そして、今やテレビではなくネット中継で観戦できることも知った。
 そう、昨年に続き、横浜DeNAベイスターズの全主催試合を、AbemaTVで完全無料放送してくれているのです。
 ファンの方々からすれば今さら何をでしょうけれど、ずっと離れていたワタクシからしますと、これは大変な驚きでした(もちろんニコ生による中継も)。
Th__20180416_62108 そして、ネット中継が実に面白い。今日の中日戦の解説は初登場の小田幸平さん。この解説が最高でした。捕手目線の配球予想をはじめとして、なるほど!と思うお話が満載。ますます野球の面白さにはまってしまいました。
 もちろん(当たり前ですが)ゲームではない本物の選手、本物の試合のすごさも体感できますし、やっぱり生観戦したいなとも本気で思った。
 本当に今さらなんですけれども、日々の楽しみが一つ増えた…いや、忘れていた楽しみを思い出したと言えそうです。
 今日はベイスターズ戦終了後、夕方からは大日本プロレスの試合をネット生中継で観戦しました。本当に久しぶりにスポーツ観戦三昧の日曜日を過ごしたような気がします。
 その間、テレビは娘が映画鑑賞のために占拠しておりました。昔のようなチャンネルの取り合いもない、なんとも便利で平和な時代になりましたな。
 それにしてもベイスターズ8連勝とは驚きですね。復活ファンとしては最高のプレゼントをいただいている気分であります。


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2018.04.08

大相撲の女人禁制について

Th_2018040600000024nkgendai0001view 相撲の春巡業での「女人禁制」問題について様々な意見が出ております。
 いろいろ書くこともできますが、一つだけ皆さんが見落としている視点を紹介しておきます。
 すなわち「(男性)力士は女性を象徴している」ということです。
 ご存知といいますか、ご覧になってお分かりのように、力士は豊満な肉体をしております。決して筋骨隆々ではなく、いわゆるアンコ型が多いですよね。
 アンコ型の造形というのは、妊婦を原型としています。豊満な乳房、大きく突き出た腹。大銀杏も、ある意味男性と女性の髪型の中間形態とも言えます。
 化粧廻しという言葉からも分かるとおり、化粧と力士の関係も深い。江戸時代には、力士は頬紅を塗ったり、乳首に紅を塗ったりして、女性を模すことがありました。
 つまり、もともと相撲というのは女性、それも妊婦どうしがぶつかりあうという儀式から生まれたのであり(おそらく)、それを現実的な危険性などを考慮して、男性が代わりに行うようになったものなのです(たぶん)。
 そうしますと、明治時代以降に生まれたかもしれない大相撲における「女人禁制」というのも、本質的には女性差別ではなく、あくまでも女性尊重のためであることがわかります。
 それはたとえば富士山が女人禁制であったのと同じ構図であります。ある時期、富士山は女性の山だとされた。あまりに崇高で尊い女性性を認めたがために、逆に一般の女性が排除されたのですから。
 大相撲においても同じことが言えます。本来、女性の持つ「産霊(むすび)」の力を象徴した相撲というものに、日常的な女性ではなく、非日常的な男性を登場させるというのは、非常に日本的なパラドックスです。
 私のいつも言う「国譲り理論」に近い。他者、場合によっては敵に(この場合女性が男性に)「譲る」ことで、最も大切な本質を純粋な形で継承していく。これです。
 もちろん、今回の巡業での救命措置で女性が土俵に上がったのは当然許されることです。しかし、その論議が、私からすると賛否双方ともにトンチンカンに見えるんですよね。
 少し(大きく?)視点を変えてみると面白いですよ。

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2018.02.17

羽生結弦は自ら陰陽師になった

Th_img_1065 ?結局藤井くんが最強ってこと?w
 本当にすごい戦いでしたね。最高の結末。たしかにマンガだったらやり過ぎと言われてしまいそうな展開。まさに事実は小説よりも奇なり、ですね。
 さて、もう私がいろいろ書く必要はないわけですが、これはさすがに驚いたので書いておきます。
 6年前、ロンドンオリンピックの時、私は内村航平は宇宙人か!?という記事を書きました。また、ソチの真央ちゃんのことでは、オリンピックに棲む魔物とは…という記事を書きました。
 それらの中で、実はオリンピックというのはサイキック戦争であるという衝撃的な事実?を暴露しております。
 そして、日本は複数の「陰陽師」を雇っていると書きましたが、そう、今回はななななんと、羽生結弦選手自らが陰陽師になるという、とんでもない裏技を使ってきたのです!
 なるほど、その手があったか!
 これはフィギュアスケートならでは作戦です。他の競技では無理。いったいこれって誰のアイデアなんでしょう。
 ご存知のとおり、「SEIMEI」という曲、プログラムは2015年から使い始めていました。ある意味オリンピックに向けて、その裏技の効果を図ってきたとも言えます。
 まさかの怪我、これもまたオリンピックへ向けたサイキック攻撃を被弾した結果だったのかもしれません。
 なんだか、トンデモな話になってきましたね。まあ、それでもそういう世界があるというのは、これは事実です。
 ちなみに現地につめかけているファンの皆さんは、もちろん真剣に結界を張りに行っているのだそうです。羽生くん、世界中で人気ですから、そうしたファンの方々の意識が、サイキック攻撃を防いだというのも、実際あると思いますよ。
 面白いですね。

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2018.02.07

株式会社ドーム

 日の続きとなりましょうか。旧来のものを破壊して世界をアップデートする企業のお話。
 今日は仕事で有明へ。懐かしいディファ有明の隣の倉庫、いやビルに行ってきました。株式会社ドーム。アメリカのスポーツウェア大手アンダーアーマーの日本代理店として有名な会社です。
 ディファや有明コロシアムでプロレスを観てきたものにとっては、なんとも時代の流れを感じる風景。2020年の東京オリンピックに関する施設建設工事がいろいろなところで進行中でして、近未来都市が立ち現れる予感をさせつつ、その前夜のなんとも静かな、ある種の寂しさをも感じさせる光景に、思わずため息が出てしまいました。
 さて、そんな近未来の都市に、数年前に時代を先取りしたかのような、一見倉庫、中身は最先端オフィスという自社ビルを堂々と建てたのが株式会社ドーム。
 今日は社内の見学とともに、2時間以上にわたって、社員の方と日本のスポーツ文化、学校体育文化について語り合いました。
 高城未来ラジオでも言いましたが、私は日本の学校文化は軍隊文化そのものだと思っています。その最たるもの、一番分かりやすいのが、日本の学校体育と部活動です。
 いじめの問題も体罰の問題も、硬直した上下関係、権威主義、既得権益による体育会や連盟の構造など、その全てが明治維新以降の軍隊文化がもたらしたものです。
 戦後日本はアメリカに洗脳された、特に教育は…と言いますが、私にしてみれば笑止千万。戦争反対を標榜し続けてきた日教組が守ってきたのは、実は日本独自の軍隊文化です。
 今日も例として話しましたが、甲子園やリコーダーやラジオ体操や徒競走、運動会なんかも、みんな軍隊文化、軍事教練の延長線上にあります。
 それをほとんど誰も意識せず、あたり前のこととして享受し、教授してきたわけで、この岩盤はめちゃくちゃ堅くて高い壁を形成しています。
 そこに挑戦しようとしているのがドームです。アンダーアーマー自体新興の会社ですが、そこと創業以来タッグを組んで、日本の、そして世界の誤ったスポーツ文化を正そう、そしてスポーツ産業によって国家の経済活動、地域の振興に寄与しようと奮闘しています。
 その志は非常に高く、だからこそ会社自体に活気が満ち溢れている感じがしました。旧来の会社や学校の雰囲気とは正反対です。
 しかし、当然、そのような岩盤破壊行為には抵抗勢力が立ちはだかります。今日はそのへんについても、現実的な話をたくさんさせていただきました。あまりに厳しい話をしたので、途中社員の方から冗談で「ああ、もうめんどくさい。やめちゃおうか!」という言葉が出たくらいです。もちろん、実際には私も含めて、強大な見えない敵に対してより一層の闘志を燃やしていたのですが。
 今後、個人レベル、学校レベル、そうして地方レベルで、なんらかのコラボレーションをしていきたいと考えています。
 大きく深く、レベルの高いビジョンのある組織は魅力的です。私たちは単なる物売りではない…その言葉が胸に響きました。
 健康は平和の礎です。私も彼らにない発想を提供しながら協力できればと思います。これからの展開にご期待ください。

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2018.01.07

Makino 2way登山用パンツ

Th_51pdykxtdl_ul1500_ 近ようやく自分で自分が着るものを買うようになりました(笑)。別にオシャレに目覚めたわけではありませんが、年をとってきた分、逆にちょっと派手めな服を着たくなってきました。
 で、夏前に買って大変重宝しているのがこのパンツ。登山用となっていますが、普段着として非常に快適です。
 まず腿の部分にあるファスナーによって裾が着脱でき、つまり長ズボンにも半ズボンにもなるというのが良い。実際、夏の暑い盛りは半ズボンとして履いていました。
 そして、今、めちゃくちゃ寒いこの季節には、インナー(ヒートテック的なももひき)の上に、長ズボンとして履いています。
 素材が軽くて、そして伸縮性が高いので、たしかに登山やちょっとした運動の際にも足への負担が少ない。
 さらに速乾性が非常に高く、洗濯後や雨で濡れたあと乾くのがとても早い。
 私はネイビーを買いましたが、なかなか個性的な色合いで気に入っています。オシャレ着とも言えるかも。
 あと、これは我が家ならではのことですが、猫の毛がつきにくくて良い(笑)。静電気が起きにくいんでしょうかね。
 実は半額くらいの似た製品も買ったのですが、やはりいろいろな部分にわたって、このマキノの製品にはかないません。
 1年通しての家着として数本持っておいて損はないですよ。もちろん登山やトレッキング、ジョギングなどが趣味の方にもおススメです。

Amazon (マキノ)Makino 登山用パンツ 吸汗 速乾 ストレッチ 2way 薄手 コンバーチブルパンツ 登山 トレッキングパンツ 春 夏 秋

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2017.12.31

朝青龍を押し出したら1000万円

Th_d601e5b1s 年の(とは言っても書いているのは年が明けてからですが)大晦日の夜は、紅白でもなく、笑ってはいけないでもなく、RIZINでもなく「相撲」でした(ちなみに昼間は「鶴田 vs 長州」を最初から最後までじっくり鑑賞しました)。
 どの番組も録画してあとでゆっくり観ればいいかという程度の興味しかない中、久しぶりに朝青竜の相撲を観ることができる、それも様々なジャンルの猛者たちと、そして最後は同期の元大関琴光喜との大一番ともなれば、これは観ないわけにはいきません。
 と思う反面、衰えた朝青龍の、悪い意味でのプロレス的茶番になったら最悪という危惧もありました。
 しかし、結果、朝青龍の強さ、魅力、面白さ、相撲の強さ、魅力、面白さを再認識できる番組になっていました。
 取り組みの合間の時間は音だけ聴きながら、たまった仕事をこなしつつ、朝青龍が土俵に上がるとiPhoneの画面を凝視するという年越し。こういうのは初めてだなあ。
 大相撲がいろいろある中、また、朝青龍自身もかつていろいろあった中ではありますが、やはり相撲っていいなあと思いました。誰でもできるルールだからこその、横綱の並外れた強さです。
 考えてみると、これほどシンプルな格闘技ってほかにないですよね。モンゴル相撲やシルムなど、似たものはいくらでもありますが、洗練されたシンプルさということで言えば、やはり相撲でしょう。
 テクニックももちろんありますが、そういう次元を超えたところでの、荒魂のぶつかり合い。まさに人間界を超越した神事ですね。
 現役時代の朝青龍にはいろいろ言いたいことがたくさんありました。しかし、どうしてか今日は彼の相撲が美しく見えましたよ。
 私が子どもの頃、学校の砂場で興じていたのも相撲ですし、こういう企画も相撲。大相撲だけが相撲ではありません。
 江戸の見世物であった相撲は、こういう感じだったんですよね。各地で我こそはという挑戦者が名乗りを上げたりして。それでも圧倒的な強さで勝ってしまう。それが、人間界を超えた神の世界を垣間見る、非日常的体験になっていたのです。
 それにしても、今回の8人の挑戦者たち、それぞれ朝青龍の良さを引き出していい仕事していましたね。個人的には中身は知り合いでもあるスーパーササダンゴマシンが面白かった(笑)。
 大相撲が大荒れ、そしてもあった矢先、大晦日の夜から新年にかけて、こうして朝青龍が相撲の原点を見せてくれたことに、私は感謝したいと思います。
 平成30年の大相撲、その他格闘技界の頑張り、原点回帰に期待いたします。さて、明日は録画した、プロレスクラシックの特集と、年越しプロレスを観ましょう。おやすみなさい。

「朝青龍を押し出したら1000万円」見逃し視聴

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2017.12.07

『ゴッチ式トレーニング』 藤原喜明 (新紀元社)

Th_513hs8kogil_sx349_bo1204203200_ ロレスの神様(の一人)、カール・ゴッチ没後10年。
 まだまだ現役で頑張っている、ゴッチの愛弟子の一人である藤原喜明組長が伝え、語る「ゴッチ流の鍛え方」。また、アントニオ猪木さんをはじめ、ゴッチの洗礼を受けた内外のプロレスラーたちが師匠について語る、語り合う貴重な話が満載のこの本。大変興味深く読ませていただきました。
 ここでちょっとワタクシごととなりますが、実はこの本の奥書にはウチのカミさんの名前が出ております。
 う〜ん、まさか自分の嫁の名前がプロレスの神様ゴッチの本に載るとは、プロレス大好き少年(青年)だったワタクシは、まさに夢にも思わなかったなあ。人生は何が起きるか分かりません。まさに一寸先はハプニング(笑)。
 実はカミさん、ゴッチについて語ってくれた外国人レスラーの皆さんの英語を翻訳するという大役を仰せつかっていたのです。
 たしかに、毎晩毎晩、苦労しながら訳していましたっけ。私もちょっとだけアドバイスなどしましたが、ほとんど自力でやっておりました。
 いくらプロレス、格闘技大好き女とはいえ、専門用語など出てくると、さすがに困惑していました。私だって分からない。で、そういうところは、きっと編集者の方が適語に直してくれるだろうということで、なんちゃって直訳でごまかしていたんですね。
 そうしたら、結局ほとんどがそのまんま活字になってしまった。ですから、ちょっと細かく読むと変なところがあります。ごめんなさい。
 ま、それはいいとして、やっぱり昭和の天才のことになってしまいますね。外国人ですから昭和というのは変かもしれませんが、彼ら天才たち、たとえばこのカール・ゴッチやルー・テーズ、そしてビル・ロビンソンなんかは、昭和の日本で輝いたとも言えますね。
 もちろん、当時の日本が経済的に栄えており、よってプロレス界のギャラもかなり高かったから、彼らが日本に稼ぎに来ていたという側面もありますが、それと同時に、いやそれ以上に、日本のファンが、彼らのような「職人」や「努力家」、「苦労人」が好きだったし、よく理解していたという部分もありました。
 ゴッチの没後10年にあたり、日本のレスラーたちが中心となって、荒川区の回向院にお墓が建立されました。こういうところもまた日本的ですよね。
 今、再びプロレスブームが起きつつあります。この前書いたお笑いの世界と同様に、あの頃、すなわち昭和をもう一度と言うわけではありません。若い人たちは、常に新しい世界を模索し、切り開いていかなければなりません。
 しかし、だからこそ、まさに「温故知新」、かつての大物たちに学ばねばなりません。
 くり返しになりますが、当時と同じ練習をして、同じ闘いを見せるということではありません。ただ、もし彼らが現代において現役バリバリだったら、時代の要請にどう応えるのかを想像するのは大切なことだと思います。
 そういう意味で、この本に登場するゴッチの遺伝子たちが、こうして現代のリングに何かを残し、何かを語りかけ、何かを問いかけようとしていることに、心から感謝と敬意を抱かねばなりません。
 レスラーはもとより、私たち観戦する側も、もう一度原点や本質に帰ってみる必要がありますね。私は今はなんのスポーツもしていませんし、体をほとんど動かしませんが、なぜかこの本や、以前紹介した鈴木秀樹選手のビル・ロビンソン伝 キャッチ アズ キャッチ キャン入門』など、具体的な体の動かし方、つまり文字とは違う言語…肉体言語…で語られた本に、ものすごく大きな刺激を受け、そして学びました。
 プロレスに限らず、いろいろな分野で、かつての天才や職人たちの「体の動き」を紹介する本が刊行されることを期待します。
 不思議ですね。ビデオとは違う良さがあるんですよ。ポイントを抽象してあるから、シロウトでもじっくり真似てみることができます。実際に体は動かさずとも、脳内の自分の別の体を動かすことができるんですね。そこから学ぶモノは、あきらかに文字言語から学ぶコトとは大違いなのです。

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