カテゴリー「スポーツ」の433件の記事

2017.12.07

『ゴッチ式トレーニング』 藤原喜明 (新紀元社)

Th_513hs8kogil_sx349_bo1204203200_ ロレスの神様(の一人)、カール・ゴッチ没後10年。
 まだまだ現役で頑張っている、ゴッチの愛弟子の一人である藤原喜明組長が伝え、語る「ゴッチ流の鍛え方」。また、アントニオ猪木さんをはじめ、ゴッチの洗礼を受けた内外のプロレスラーたちが師匠について語る、語り合う貴重な話が満載のこの本。大変興味深く読ませていただきました。
 ここでちょっとワタクシごととなりますが、実はこの本の奥書にはウチのカミさんの名前が出ております。
 う〜ん、まさか自分の嫁の名前がプロレスの神様ゴッチの本に載るとは、プロレス大好き少年(青年)だったワタクシは、まさに夢にも思わなかったなあ。人生は何が起きるか分かりません。まさに一寸先はハプニング(笑)。
 実はカミさん、ゴッチについて語ってくれた外国人レスラーの皆さんの英語を翻訳するという大役を仰せつかっていたのです。
 たしかに、毎晩毎晩、苦労しながら訳していましたっけ。私もちょっとだけアドバイスなどしましたが、ほとんど自力でやっておりました。
 いくらプロレス、格闘技大好き女とはいえ、専門用語など出てくると、さすがに困惑していました。私だって分からない。で、そういうところは、きっと編集者の方が適語に直してくれるだろうということで、なんちゃって直訳でごまかしていたんですね。
 そうしたら、結局ほとんどがそのまんま活字になってしまった。ですから、ちょっと細かく読むと変なところがあります。ごめんなさい。
 ま、それはいいとして、やっぱり昭和の天才のことになってしまいますね。外国人ですから昭和というのは変かもしれませんが、彼ら天才たち、たとえばこのカール・ゴッチやルー・テーズ、そしてビル・ロビンソンなんかは、昭和の日本で輝いたとも言えますね。
 もちろん、当時の日本が経済的に栄えており、よってプロレス界のギャラもかなり高かったから、彼らが日本に稼ぎに来ていたという側面もありますが、それと同時に、いやそれ以上に、日本のファンが、彼らのような「職人」や「努力家」、「苦労人」が好きだったし、よく理解していたという部分もありました。
 ゴッチの没後10年にあたり、日本のレスラーたちが中心となって、荒川区の回向院にお墓が建立されました。こういうところもまた日本的ですよね。
 今、再びプロレスブームが起きつつあります。この前書いたお笑いの世界と同様に、あの頃、すなわち昭和をもう一度と言うわけではありません。若い人たちは、常に新しい世界を模索し、切り開いていかなければなりません。
 しかし、だからこそ、まさに「温故知新」、かつての大物たちに学ばねばなりません。
 くり返しになりますが、当時と同じ練習をして、同じ闘いを見せるということではありません。ただ、もし彼らが現代において現役バリバリだったら、時代の要請にどう応えるのかを想像するのは大切なことだと思います。
 そういう意味で、この本に登場するゴッチの遺伝子たちが、こうして現代のリングに何かを残し、何かを語りかけ、何かを問いかけようとしていることに、心から感謝と敬意を抱かねばなりません。
 レスラーはもとより、私たち観戦する側も、もう一度原点や本質に帰ってみる必要がありますね。私は今はなんのスポーツもしていませんし、体をほとんど動かしませんが、なぜかこの本や、以前紹介した鈴木秀樹選手のビル・ロビンソン伝 キャッチ アズ キャッチ キャン入門』など、具体的な体の動かし方、つまり文字とは違う言語…肉体言語…で語られた本に、ものすごく大きな刺激を受け、そして学びました。
 プロレスに限らず、いろいろな分野で、かつての天才や職人たちの「体の動き」を紹介する本が刊行されることを期待します。
 不思議ですね。ビデオとは違う良さがあるんですよ。ポイントを抽象してあるから、シロウトでもじっくり真似てみることができます。実際に体は動かさずとも、脳内の自分の別の体を動かすことができるんですね。そこから学ぶモノは、あきらかに文字言語から学ぶコトとは大違いなのです。

Amazon ゴッチ式トレーニング

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2017.10.20

祝!舟久保遥香 世界ジュニア優勝!

 めでとう!遥香!
 今年の春、我が富士学苑を卒業し、実業団三井住友海上に所属することになった舟久保遥香。
 実業団に入ってからは、なかなか優勝できず、全日本ジュニアも3連覇ならず3位と、さっそく壁にぶち当たっているのかなと思っていましたが、世界の舞台で見事優勝してくれました(つまり国内で勝つほうが難しいとも言える)。
 上の動画は決勝のモンゴルのルハグバトゴー・エンフリレン戦です。遥香らしいしつこい寝技が見事に決まり、最後は縦四方固めでしょうかね。
 グラウンドになってからの相手をコントロールするテクニックは、まるでキャッチ・アズ・キャッチ・キャンのようで、マニア的には興奮させられるところです(笑)。
 決勝以外の試合も観てみましたが、高校時代と比べ、さらに筋力もついたようですし、テクニック的にもいわゆる「相手がいやがる(痛がる)」地味な攻撃が上手になっているように見受けられました。
 遥香は平成10年10月10日生まれ。少し前に19歳になったばかりです。その誕生日からも分かるとおり、東京オリンピックとは生まれた時から縁がある選ばれし者。本人の目標は当然2020東京オリンピック金メダルです。
 まだまだ苦難の道は続くでしょうし、シニアの厳しさを味わうことが増えてくると思いますが、彼女の天性のまじめさ、純粋さ、負けず嫌いな性格で、きっと夢を実現してくれることでしょう。
 強くなれば強くなるほど研究もされます。しかし、そのおかげでさらに進化できるわけです。国内でそうして鍛え上げられ一番になれば、あとは世界の舞台での精神力だけ。
 怪我をしないのも遥香の強さの一つでしたが、実業団の厳しい練習や試合の中ではなかなか無傷ではいられません。ある意味運も大切だということです。
 彼女は運を引き寄せる力があります。その運をしっかりつかんで夢を実現するのには、やはり縁と恩を大切にすることですね。応援しています。
 

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2017.10.18

日米巨大ロボ対決…クラタス!

 覧になった方も多いのでは。世界初、日米の間で行われた巨大ロボット対決は、1対1の引き分け。
 実は日本代表の水道橋重工の「クラタス」は、我が鳴沢村出身。非常に身近な方の製作です。
 今回の対決、いろいろな感想や意見があるでしょうね。対決自体、ガチなのか演出なのか。まあ、プロレス好きの私としてはどっちでもかまわない。エンターテインメントとして楽しめれば。
 そういう意味では、この世紀の対決は、新しいエンターテインメントの世界の扉を押し開いた、まさにエポックメイキングな「試合」であったと思います。
 ゲーム世界とスポーツの融合たるe-Sportsがブームになりつつある中、やはりこの「現実感」と「非現実感」の見事なコラボはたまらなく魅力的に感じますね。
 アニメや戦隊モノがこの現実世界に立ち現れ、未来を先取りしてドラマを見せてくれる。おそらくは、視聴者層、ファン層はアニメや戦隊モノ、ロボットモノ、フィギュアのファンの皆さんでしょうから、そこに純スポーツ的な「ガチ」はあまり望んでいないでしょう。どちらかというとドラマ性、ストーリー性の方を重視するのではないでしょうか。
 実際映像の作りもそういうふうになっていましたね。
 今後、こうしたロボット対決などが商業ベースに乗り、いわばe-Sportsならぬr-Sportsのような世界が立ち上がるのか。これは興味のあるところです。
 東京オリンピックの開会式なんかでどうでしょうね。日本のサブカルチャーと重工業のコラボですから、いいじゃないですか。e-Sports的なアトラクションもあるかと聞いてますが、ロポットもいいのでは。
 そうしますと、おらが村のスーパーヒーローが超メジャーな世界にデビューすることになりますね。そうなるといいなあ(と妄想する)。
 それにしてもですね、やっぱり見た目のカッコよさ、美しさにまでこだわるところは、さすが日本製クラタス。アメリカのはなんだか野蛮な感じです(笑)。さらに戦いっぷりもね。
 なんとなくプロレスの草創期を思い出すような感じ。いや、太平洋戦争をも思い出させますかね。
 まあ、とにかく面白かった。楽しかった。倉田さんの言うとおりですよ。
 大の男が真剣に遊ぶということも大切ですしね。私はそういう男たちを応援しますよ。

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2017.09.30

UWFスネークピット・ジャパン 食欲の秋チャンコ大会

Th__20170930_13_53_04 しぶりに高円寺のスネークピット・ジャパンに行ってきました。
 今日はプロレスラー宮戸優光さんのもう一つの顔、宮戸味徳(みやとみとく)によるチャンコ大会。
 宮戸さん、プロレスラーを引退してから周富徳さんに弟子入りして料理の勉強をしたんですよね。
 そんな熱い熱い宮戸さんによる、それこそ熱い熱いチャンコ鍋をいただいてきました。
 今日のメニューは、鶏肉ベースの「ソップ炊き」。締めには「カレー鍋(うどん)」。めちゃくちゃおいしいし、なにしろチャンコですから量も豪快。帰る頃には腹回りが二回りほど拡張していたワタクシでした(笑)。
 いやあ、とにかくおいしかった。こうやって格闘家たちは栄養と精をつけるんですねえ。心のプロレスラーを標榜するワタクシではありますが、実は本物のチャンコをいただくのは人生初でありました。
Th__20170930_14_43_08 道場のリングに臨むマットの上での、プロレスファンたちによるトークも熱い熱い。今回はお隣がUWFインターで宮戸さんと寝食をともにしたテディ・ペルクさん、ファド歌手の高柳卓也さん、反対側には斎藤文彦さんがいらっしゃり、それぞれのお話に耳を傾けるだけでも、本当に勉強になりました。いやあ、知らない世界がたくさんあるんだなあ。
 斎藤文彦さんの続々と出る予定の新刊も楽しみ。昭和という時代をプロレスやテレビ番組を通じて物語るプロですからね。
 最後の宮戸さんのお話も面白かった。特にアントニオ猪木さんのアキレス腱固めの話。すごい。そして、もちろんビル・ロビンソン先生に関するお話も。ご縁の不思議さ、大切さをつくづく感じました。
 今日は大学のオープンキャンパスに参加する娘も一緒の上京でしたので、お酒が飲めませんでした。本当はチャンコには酒なんですけどね。ペルクさんが差し入れしてくれた日本酒、呑みたかったなあ。
 というわけで、来週また上京する予定がありますので、今度は宮戸さんと個人的に会っていろいろお話することになりました。そちらも楽しみです。
 ごちそうさまでした。いや、ごっつぁんでした!

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2017.07.31

昭和32年の「ICBM」

 28日、北朝鮮が2度めのICBM発射に成功しました。防衛大臣の不在に合わせたタイミング。そして、いよいよ、アメリカ本土が射程距離に入り、トランプ大統領もちょっと本気になったかもしれません。
 さて、ICBMとは日本語で言うと「大陸間弾道弾」。英語ですと、 intercontinental ballistic missile 。
 なんとなくICBMというと、最新兵器のような気がしますが、案外歴史は古く、第二次世界大戦のドイツのV2ロケットにまでさかのぼります。
 V2を改良パワーアップさせたA9、A10の二段ロケットミサイルは、ヨーロッパからアメリカ大陸を直接攻撃することを目標に開発されつつありました。終戦前にはすでに開発を断念していたようですが、もし完成していれば、それこそ初めてのICBMとなり、実際に使用された可能性もあります。
 その技術は冷戦下のソ連にひきつがれ、実質的な初めてのICBMは、1957年のスプートニク1号の打ち上げに使用されたR-7ということになりましょうか。
 そう、米ソ冷戦下での両国の宇宙開発競争には、大陸間弾道ミサイルの完成、実用化を誇示する意味合いもあったわけですね。
 さて、1957年といえば昭和32年です。その昭和32年の、「新宗教新聞」を読んでいましたら、なななんと、「ICBM」という単語が出てきていて驚きました。はあ、やっぱりスプートニクの成功は、分かる人にとってはまさに大陸間弾道弾の完成を意味していたわけですね。
 なにしろ、それを書いたのは、当時防衛庁顧問だった富岡定俊。富岡定俊といえば、名海軍少将であり、あのミズーリ艦上での降伏文書調印に立ち会った人物です。
 そして、昨日の川添浩史、坂倉準三らと並び、戦前、戦中、戦後を通じて、仲小路彰に私淑した人物です。
 その富岡が「新宗教新聞」に書いた記事を御覧いただきましょう。

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 戦後の富岡は山中湖の別荘におり、ますます仲小路彰の教えに強く影響を受けるようになっていました。戦後、富岡をある意味有名にした「未来予測」「未来学」は言うまでもなく仲小路のそれそのものです。
 仲小路も実戦現場で活躍し続ける富岡に敬意を表しており、喜んで富岡のゴーストライター的な役どころを引き受けていました。
 この新聞の記事も、その宗教観、歴史観、平和観、国連観など、いかにも戦後の仲小路彰という感じがします。というか、文体も仲小路そのものと言っても良い。
 すなわち、仲小路明は、昭和32年の段階において、ICBMの脅威、それも未来的な脅威を予知していたとも言えるのです。そのあたりの慧眼はさすがですね。
 はたして、この記事にあるような役割を、今後日本はできるのでしょうか。
 よく見たら、この記事が書かれたのが1957年8月29日とあります。スプートニク1号の打ち上げ成功は10月4日。なんとまあ、これもまた一つの未来予知のようなことになっていますね。驚きです。
 蛇足になりますが、当該記事の左下にあるPL教団の野球の試合の告知。あのPL学園高校の硬式野球部の創部が昭和31年ですから、前年ですね。ここから50年にわたるPL野球部の栄光の歴史が始まるわけです。
 そして、今年2017年、実質的な廃部となりました。なんとも言えない歴史の残酷さというか、世の中の栄枯盛衰を見るような気がします。


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2017.06.13

三沢光晴さんの命日にちなんで…「鶴田vs三沢」

 日6.13はプロレスファンにとっては忘れられない日。試合中リングの上で三沢光晴選手が亡くなった日です。8年前のことでした。もう8年か…。
 あの年は6月に三沢さんが亡くなり、12月には志村正彦くんが亡くなるという、私にとって大切な人二人を亡くした年でした。
 三沢さんが亡くなったその日の記事に、この試合の動画を貼ったのですが、観られなくなっていたので、今日は改めてここに紹介しておきます。
 怪物鶴田さんに対して、まさに玉砕の三沢さんでしたが、そうした悲哀のようなモノが三沢さんの魅力でもありました。
 体の小さな三沢さんが諦めず、全力で、まじめに、それこそ死ぬ気で戦う姿。それはどこかかつての日本を思わせるところがありますね。
 今日は帰宅してから、先日行われた新日本プロレスのオカダ・カズチカ対ケニー・オメガも観ました。たしかに高度な闘いではありますが、なんだろうなあ、この三沢vs鶴田に比べると何かが足りない。
 プロレスは進化しているのでしょうか。いや、進化はしていると思いますが…。

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2017.05.18

リコシェ vs ウィル・オスプレイ

 日は帰宅後、サムライTVにて新日本プロレスのBOSJ後楽園ホール大会を観戦しました。
 最近の新日本は実はあんまり観ていなかったのですが、今日のメイン、リコシェとオスプレイの試合は観ないわけにはいきませんでした。
 結論から言いますと、やっぱりすごい!すごかった!
 上の動画は世界中で物議を醸した昨年の対戦です。これは果たしてプロレスなのか?格闘技なのか?それとも曲芸なのか?体操なのか?いや、アニメなのか?それともリアルCGなのか…。
 あまりにもよくできた技の攻防に賛否両論。たしかに観たことがない闘い?が展開されました。
 私もどこまでこの試合を肯定していいのか迷いがありましたが、今日の後楽園ホール大会を観て、やっとすっきりしました。「ああ、これもプロレス、あれもプロレスなんだ!」
 そう、プロレスはやはりなんでもあり。形にとらわれない、多様性があるからこそ面白い。いろいろなスタイルがあって、それぞれの国、それぞれの団体に伝統があって、そして常に新しい発明もある。それらがほとんど無限の組み合わせで化学反応を起こすから、シナリオがあろうと、そこには必ず意外性も存在する。
 その「コト」と「モノ」の絶妙のパランスがプロレスの魅力でしょう。
 今日の二人の対決も、昨年に負けず劣らずの名勝負だったと思います。そして、それを際立てたのは、私個人的には、そのメインの前の前の前に行われた、TAKAみちのく対タイチの試合だったと思います。まさにメインとは対照的なプロレス的世界。ほとんどお互いの体に触れることなく、超省エネで10分近い試合を成立させていました。ちゃんと会場を沸かせていましたからねえ。
 そして、このメイン。解説のミラノさんだか田口さんだかも言ってましたが、同じ勝ち点2点でも、あまりに大きな違い。これだからプロレスは面白い。
 風姿花伝にあるととおり、それぞれの分の中でそれぞれ「花」を咲かせればいいわけで、そこにはエネルギー量の多寡という近代的な価値基準はありません。
 昨年はオスプレイが勝利しているので、まあ一般的なプロレスのシナリオからすれば、今年はリコシェかなと思いながら観ていましたが、結果はオスプレイが再び勝利。それもちょっと意外でしたし、試合後の二人の愛情あふれるやりとりも気持ち良かった。
 なるほど、今、新日本がまた人気なのも納得ですね。いろいろな花の咲かせ方をしているなと。純粋に楽しめました。

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2017.04.29

昭和の日に…

Th_img_0156 日は昭和の日。昭和天皇のお誕生日です。
 我が家は家族で武蔵陵墓地(昭和天皇陵)を参拝いたしました。いつもよりは参拝者が多かったと思いますが、それでも静かな御陵でありました。
 私はいつもどおり「地球平和」を祈り、誓いました。そして、これもいつものことですが、大正天皇や貞明皇后、香淳皇后からもいろいろとアドバイスをいただきました…ちょっと変な話に聞こえるかもしれませんが、いろいろあります、あそこには。ぜひ皆様もいつか御参拝を。
 御陵の駐車場に着いた時、ポツポツと心地よい春雨が降って来たのですが、参拝を終えて車に乗った途端、激しい雨が降り出しました。そしてちょうど甲州街道に出た時、ものすごい稲光とともに雷鳴が轟きまして、本当にびっくりしました。何かの暗示、いや明示なのではないかと。まさに「神鳴り」です。
Th_img_0163 その後、八王子インターから高速道路に乗る頃になると、都心の方向、すなわち東の方に実に不思議な虹が出始めました。
 二重の虹であり、下の虹は白虹とも見える時もあれば、逆に過剰虹に見える時もありました。これもまた何かの明示なのでしょうか。本当に神がかった風景でした。
 その後、私たちは水道橋へ。今日は東京ドームでポール・マッカトニーの公演があります。昭和の面影をいまだに見事に明示してくれている、それこそ「神」ですね。
 とは言え、実は私たち家族はドームに行くのではなく、その隣の後楽園ホールにてポール公演と同じ18時30分から始まるプロレス興行「BASARA」に向かったのでした(笑)。
 まあ、これも昭和の文化と言えば昭和の文化ですかね。いやいや、このDDTが母体となっている団体(興行)、昭和の伝統に加え、まさに未来的な新しいアイデア、コンセプトを打ち出していました。
 そうですねえ、やはり演劇性を強くすることによってですね、スポーツというより、それこそ文化を目指しているというか、肉体を使ったエンターテインメントといいますか、そういう楽しさがありましたね。
Th_img_0178 特に、ニセ(エセ)…と言っては野暮か…アメリカ人と日本人の対決は、実に胡散臭く、ある意味、昭和という歴史を揶揄し、一つの作品としてしまっているところが面白かった。
 日本の奇襲に始まり、最後はアメリカが圧倒的強さで勝利するという…まあ昭和の日には洒落にならないとも言えるギリギリの「笑い」を提供してくれまして、なぜか観客も(もちろん私も)「USA」を連呼するという、戦後の矛盾レジームすらも祭の中に昇華してしまっていましたね。まさに荒魂と和魂の祭でしたよ。
Th_img_0172 あっそうそう、今日は憧れのディック東郷選手と記念撮影でき感激。東郷だから、これは昭和じゃなくて明治か(笑)。ディック東郷選手、秋田の出身、そして私と同じ誕生日なんですよ。今日もいい試合を見せてくれました。カッコイイ!
 大会終了後、ポールの公演から帰る人の波と合流しました。ああ、あちらは大英帝国の物語の余韻に浸っているのだなあと思った次第であります。
 というわけで、水道橋に「昭和」が交錯して終わった今年の昭和の日でありました。楽しかった!


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2017.04.13

金足農業 vs PL学園 (昭和59年夏)

 分がちょっと(かなり)忙しい&国家が危険な状況なので、今日は軽くて重い記事で。
 この甲子園の名勝負、いいですねえ。
 なんだかんだ言って、秋田って名勝負生んでますよね。本当に雑草軍団というか、素朴な田舎軍団(失礼)というか。
 それが強大な敵を追い詰める。しかし、最後は逆転負け…みたいな。6年前の能代商業もそうでしたね。
 こちらに書いたとおり、高校野球(甲子園)は先の大戦のノスタルジーを投影した「文化」です。
 そういう点でも、弱小チームが一丸となって強大な敵にぶつかり、そして玉砕する…というストーリーは感動を呼びます。すなわち秋田のチームは、あの時の日本の象徴というわけです。
 それにしてもですね、かつて強大な「帝国」であったPL学園の野球部が滅ぶとは、まさに21世紀の世界史を予言しているかのようでもあります。
 高校野球(甲子園)は、実に面白いですね。スポーツをこうして「文化」「歴史」化する日本。私は次元が高いと思いますよ。

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2017.03.26

祝!新横綱稀勢の里優勝

 う言うことありません。最高でした。手負いの稀勢の里、奇跡の逆転優勝。
 秋田へ向かう途中、ちょうど福島県内で東北道が通行止めになって一般道に降りていたので、車をとめて観ました。
 こういう言い方はいけないと分かっていますが、プロレス的な感動がありましたね。物語の力。
 そう、相撲は神事です。まつりごとです。これはいいことがありますよ、日本。
 表彰式での陸自の君が代と涙。いいじゃないですか。そこまで含めて本当に素晴らしい。「見えない力」…それでいいと思います。日本復活ですね。
 本当におめでとうございます。そしてありがとう!

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