カテゴリー「スポーツ」の628件の記事

2024.08.17

全日本プロレス祭 アリーナ立川立飛大会

 

Img_7104 の日は還暦の誕生日でした。記念に次女とプロレス観戦。これが素晴らしいプレゼントとなりました。いやあ楽しかった〜。

 今まで観た多くのプロレス興行の中でもトップクラスに満足度が高かった!今の全日本プロレスの勢い、魅力を堪能できました。

Img_7109 会場入りして、娘は斉藤ブラザーズとの写真撮影会へ。私は鈴木秀樹選手のところへ挨拶へ。ちょうど行列に並ぶ娘が近くにいて、「おい!娘!裏切り者!」と言われていました(笑)。今日のタイトルマッチの対戦相手ですからね〜。

 試合の詳細には触れませんが、第1試合の冒頭からずっと会場は盛り上がりっぱなし。まさに「明るく楽しく激しい」プロレスが惜しげもなく展開されました。

Img_7117 実力に裏打ちされたエンターテインメント性とスポーツ性、そしてみんなしゃべりが巧い。演劇集団、お笑い集団としてもかなりレベル高いですよ。

 どの試合も素晴らしかったけれども、やはりメインでしょうかね。私も娘も周囲のファンの皆さんもずっと興奮し、そして感動していました。

20240823-92619 両選手を応援するという、二元論的ではない世界。どちらが勝っても負けても嬉しく悔しい世界。本当にプロレスを好きで良かったなあと実感した一日でした。

 これからの後半生もプロレスしていきます!本当にいい誕生日、還暦の日でした。感謝。感激。感動。

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2024.08.07

オリンピックは◯◯の◯◯である!?

20240812-164146 の日、久しぶりに山梨に帰ってきました。

 パリオリンピックも盛り上がっておりました。体操男子団体の逆転金メダルは劇的でしたね。

 五輪の体操というと、あの話を思い出します。これって言っていいのか…いや、けっこう書いてますね、堂々と。そう、五輪はスポーツの祭典ではなく、サイキックの戦争であると。

 この記事からいろいろたどってみてください。けっこうヤバいこと書いてあります(笑)。

 実は今日はもう12日でして、昨夜の閉会式でパリ五輪は終幕となりました。今回日本は、金メダル数も目標達成しましたし、思ったより(失礼)良い結果を残しましたよね。

 いや、それこそ東京オリンピックの時よりも、日本側のサイキックはだいぶ手薄になっていると聞いていたので、ある意味予想外だったのです。

 特に夏の体操、冬のフィギュアスケートのように「精度」が求められる競技の中でも特に注目が集まるものは、サイキックの戦いが激しいそうです。

 ということは、ああやって中国にミスが続いたのは、陰陽師のおかげ? 橋本選手のあん馬の落下で本気を出しちゃった?

 まあ半分冗談で読んでもらいたいわけですが、世界一を競うあのレベルになると、技術や心理に加えて、そういう世界で紙一重が決まるというのは、実際あるようにも思えてきますよね。

 そういう意味で、今回のメダルが多かったレスリングやフェンシング、そして新興スポーツの分野は、それほど激しい攻撃はなかったのかもしれません。

 

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2024.08.03

柔道混合団体銀メダル

20240807-91704 川にてセミナー。意外に暑い旭川へようこそ…と駅前にあるように、たしかに暑い(笑)。湿度が高い中の最高気温33度はけっこうきついですね。

 旭川、駅も大変きれいで、街も思ったより(失礼)大きく、ちょうどさんろくまつり前夜だったこともあってか、とても賑わっていました。2日にわたり美味しい夕食をいただきました。

 さて、夜は柔道混合団体です。教え子の舟久保遥香選手もエントリーしていましたが、登場前に4勝したために戦う勇姿は観ることがてきませんでした。

 最後はフランスに逆転負けの銀メダル。お家芸の柔道がJUDOに押され、東京オリンピックのリベンジができなかったことは残念でしたが、この柔道混合団体という種目はなかなか面白いですね。

 階級を越えた戦いでは、まさに柔よく剛を制すを感じることができますよね。特に二つ上の階級の選手を破った角田選手の巴投げは素晴らしすぎました。

 最後のルーレットもいろいろ憶測を呼んだとはいえ、面白いルールです。最後は立選手がリネールに負けてしまいましたが、私もどうせなら90キロ超級になってほしかったですよ。重量級のエース同士がガチンコであたるのが、やはり柔道の大舞台の醍醐味ですから。

 いずれにせよ、内容の濃い銀メダルでした。おめでとうございました。遥香もちゃっかり銀メダルもらってましたね(笑)。いいチームだったと思います。

 いっとき、私はJUDOに批判的な立ち位置にいましたが、今は少し考えを変えています。そう、日本の柔道が世界のJUDOのおかげで更に進化し、その粋を極めていくように感じるからです。

 そこには当然、「道」としての精神性やふるまいなども含まれるわけです。「道」という文化がスポーツを超えていくこと、それはたとえば野球道がベースボールを超えていっていることにも象徴されていると思っています。

 10年以上前に書いた記事を読んで、あらためてこの本を読んでみようと思いました。学校の先生に対する研修の内容にも大きく関わりますしね。

 スポーツ・体育・東京オリンピック

 スポーツ、体育、道、教育、軍隊文化…私のライフワークの一つのようです。

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2024.07.29

祝! 舟久保遥香 銅メダル

20240805-191100 愛い教え子である舟久保遥香が、パリオリンピック柔道57kg級で見事銅メダルを獲得しました。

 いやはやドキドキした〜。八戸でセミナーが終わったあとホテルでテレビ観戦。3位決罫線でリオ五輪の金メダル選手を破って見事銅メダルを獲得した瞬間には、もう大声出して歓喜してしまいました。

 まあとにかくいい子なんです。まじめだけど抜けてて(笑)。みんなに愛される生徒でした。

 いやそれより何より本当に地道な努力家なんです。黙々とたすら努力を重ねる。人一倍不器用なので。

 ここだけの話ですが、本当に運動神経がなくて(!)、体育の授業のたとえばバレーボールとか笑えるほど下手でして、思わずビデオ撮っちゃったくらいです(笑)。

 そんな遥香が、世界で活躍するようになり、そしてとうとう目標だったオリンピック出場を果たし、銅メダルを獲得。金メダルを目標としていたという意味では悔しい内容でしたが、いやいや、銅メダルすなわち世界3位ですからね!

 心から祝福したいですし、正直頭が下がりますよ。

 そのうち学校にも凱旋してくれるものと思いますが、きっといつもの遥香に戻ってるんだろうな。照れ笑いしながらペコペコお礼してる姿が目に浮かびます。

 寝技を徹底的に教えてくれた矢嵜先生も喜んでいることでしょう。本当におめでとう!

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2024.07.22

静岡高校 vs 池田高校(昭和57年夏甲子園)

 

 日は御殿場で静岡・山梨の私学の新任教員約100名に対して講演しました。「新時代の生徒指導」という演題ですが、いつものとおり脱線しまくりました(笑)。

 そこでも少し触れましたが、私は昭和57年の夏に甲子園に連れて行ってもらいました。静岡高校です。1回戦、その年優勝した「やまびこ打線」池田高校と対戦して負けてしまいました。

 その試合はもう観ることができないと思っていましたが、最近YouTubeに貴重な映像がアップされました。これは本当にありがたい。40年以上前の記憶が鮮明に再現されました。

 バッテリーの大久保くんと宮城くんとは同じクラス。9回に代打タイムリーを放った藤森くんも。懐かしいなあ。応援席の私の姿も映っていることでしょう(アフロヘアーw)。

 そうそう、応援も楽しかったなあ。行きは臨時新幹線「甲子園号」に乗り、帰りは現地解散で大阪で遊びました。観戦中、かち割り氷にウイスキーを入れたのはナイショです(笑)。

 それにしても不思議なのは、対戦相手の池田高校エース畠山くんの息子が、なぜか山梨の私の学校に入学してきたことですね。不思議すぎるご縁です。

 大久保、畠山両エースは、高校卒業後ともに南海ホークスに入団しチームメイトになりました。お二人とも今でも野球界に貢献しています。

 改めてこの試合を見ますと、両エースの球の強さ、打撃陣の鋭いスイング、鍛えられた守備など、昭和の高校野球の魅力が詰まっていますね。今でももちろん通用することでしょう。

 自分は中学で野球をやめてしまいましたが、今も大好きで家族で観戦によく行きます。この夏の体験のおかげとも言えましょう。甲子園に連れて行ってくれたクラスメイトに感謝。

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2024.07.17

『今永昇太のピッチングバイブル』 (ベースボール・マガジン社)

6120av7xlnl1_sl1240_ 日のMLBオールスターゲームは大興奮でしたね!

 大谷のホームランはもちろん、今永先生の素晴らしい投球にも魅せられました。

 感動のあまり、5月に買ったこの本を改めて開いてみました。いやあ、この本、ホント最高ですよ。「投げる哲学者」の本領発揮。

 感覚の世界を見事に言語化しています。しかし感覚も大切。意識と無意識のバランスが絶妙なのですね。これっていろいろな分野に通ずることです。

 いい時代ですよね。現役の超一流選手から、細かい投球術、トレーニング方法、メンタルの保ち方まで、ここまで細かく教えてもらえるなんて。

 というか、これってプロの選手たちも読んでいるらしいですね。それはそうですよね。今や世界で活躍する先生の技術のほとんど全てを知ることができるのですから。

 かつては自分の技術は門外不出の秘密でした。敵に研究されるからということよりも、おそらく秘匿、独占、吝嗇といった心理から来るものだったのでしょう。

 最近の若者たちは、そのあたりとてもオープンであり、シェアすることで自他ともに進化することを選択しているように見えます。これは進化ですね。

 息子のような年齢の今永選手ではありますが、昔少年野球でピッチャーをやっていた者として、やはり「先生」と呼びたいと思います。これからの先生の活躍に期待します。

Amazon 今永昇太のピッチングバイブル

 

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2024.05.12

がんばれ!ベイスターズ

 日から今日にかけては富士山合宿。合計12時間お話させていただきながら、いろいろな方々と交流ができました。主催者の皆さん、いつもありがとうございます。

 今回は日本代表(オリンピック金メダリスト)の元プロ野球選手の方が参加してくださりました。彼は二回目となります。ありがたや。前回はあまりゆっくりお話できなかったのですが、今回ゆっくり野球談義ができました。

 いやあ、本当に素晴らしい方です。世界を舞台に活躍した現役時代はもちろん、引退後コーチとしてもプロ野球界で活躍され、今は解説者として、そしてアマチュアに対する指導者として野球振興に尽力されています。

 プロ中のプロが、どのような視点で野球を見ているのか、本当に勉強になることばかりでした。

 特にベイスターズファンの私としては、ベイスターズの長所と弱点、そしてメジャーで大活躍中の今永昇太投手に対する分析には、ただただ肯くばかり。さすがでした。

 そんなベイスターズ、昨日は7点差をひっくり返すとんでもない勝ち方をしました。ちょうど娘二人がハマスタに応援に行っていたこともあり、私も講演をしながら大興奮してしまいました。

 そんな勝ち方をするのもベイスターズらしさですね。雑と言えば雑(笑)。プロですから、勝ちにこだわることはもちろん、魅力的な試合を見せることも大切です。

 大洋ホエールズ時代から約半世紀、たった一度しか優勝を祝うことができていません。しかし、ファンをやめられないのは、たまにこういう試合を見せてくれるからなんですよね(笑)。

 私の父から3代にわたってのファンです。ずっと辛い悔しい目に遭いながら応援し続けていたからか、最近ちょっとした奇跡が起きつつあります。近いうちにベイスターズに直接パワーを授けることができそうなんです。楽しみです。がんばれ!ベイスターズ。

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2024.04.30

タイガー・ジェット・シン氏が「旭日双光章」受章

20240502-85212 しい知らせ!

 インドの狂虎、スーパーヒールのタイガー・ジェット・シンが「旭日双光章」を受章しました。

 私たち世代からすると、アントニオ猪木との抗争はまさに伝説レベル。

 本当に怖かったし、憎らしかった。もちろん、大人になってみて、それが演技であったことがわかるわけですが、それでがっかりするわけありませんでした。

 彼が大変な人格者、聡明な紳士であり、インドでは英雄、そしてのちにビジネスで成功したカナダ・トロントでも、慈善活動家として有名なのです。だからこそ、今回の受章ということですよね。

Tigerjeetsingh_1jpg ブッチャーや、最近では斉藤ブラザーズもそうですが、ヒールをやる人ほど実は良い人ということがあります。王仁三郎の言う「悪のフリをして善をなす」ということでしょうか。

 アンパンマンにおいて実はばいきんまんが最も素晴らしいと原作者が言うのと似ているかもしれません。日本では特に善悪二元論は好まれませんからね。愛すべき悪者がたくさんいますよ。

 スタン・ハンセンはシンを大変尊敬し、あのファイトスタイルを確立したと言います。もちろんレスリング・テクニックという基礎もしっかりしていたわけですし。

 猪木さんは「以心伝心ジェットシン」と冗談のように言っていましたが、まさに以心伝心で悪役、ライバル役を見事に演じ、猪木さんを輝かせた存在だったのです。

 いずれにせよ、こうして狂える虎の真の価値を、日本政府が認めた、天皇がお認めになったというのは、大変素晴らしいことです。おめでとうございます。

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2024.04.11

追悼 曙太郎さん

20240415-162623 日、アイアンクローを観たばかりだったので、ショックも倍増でした。格闘技で命を削った曙さん。まだまだ若いのに。

 相撲での生観戦はありませんでしたが、総合格闘技、そしてプロレスではその勇気溢れる姿に感激しました。

 特に、大仁田厚さんとの最初の電流爆破マッチはまさに衝撃的でした。横浜だったでしょうか。元横綱なのに…ではなく、横綱だからこそ、大仁田さんの攻撃を真っ向から受けて、そして見事に爆破しました。

 吉田の火祭りの日だったと記憶しています。こちらの火祭りもすごかった。

 二人は、まさに勝敗とは関係なく身も心も燃やして、私たちの魂を揺さぶりました。清浄な(清浄であるべき)相撲という神事と、その真反対に位置しそうなデスマッチが、なぜか同じように私たちの魂を震わせるのはなぜだろうと考えました。

 聖俗が一周回って同じ次元に到達するということは、日本文化の中で本当によく見られる現象ですね。

 角界から格闘技、プロレスに進出した方は多くいますが、私はやはり曙さんが最も顕著な成功を収めた方だと思っています。それは、日本とアメリカの狭間に位置するハワイ出身者だからこそできたことなのかもしれません。

 また、横綱という頂点に上り詰めながらも、謙虚に学ぶ姿勢を持っていた、その優れたパーソナリティーによる部分も大だと思います。

 心より御冥福をお祈りいたします。

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2024.04.10

『アイアンクロー』 ショーン・ダーキン監督作品

Flyer_1jpg 晴らしい映画でした。丁寧に作られていました。監督のエリック家への愛、プロレスへの愛、人間への愛がたっぷり込められた名作です。

 プロレスを知らない人もぜひ観てほしい。人生の明暗を分かりやすくエンファサイズして見せる神事がプロレスです。それはフェイクであって良いし、そうあるべきでしたが、なんとエリック一家にはあまりにリアルに不幸が襲いました。

 フリッツ・フォン・エリックの息子たちの多くが、若くして病死または自殺してしまったのです。

 しかし、こうして残されたケビンを中心とした家族愛、兄弟愛の物語として昇華された結果、ようやく彼らは救われたのではないでしょうか。映画とプロレスの機能は似ている。鎮魂という意味では能も同じですね。いずれもスポーツではありません。

 映画では、幼くして亡くなった長兄は最後に登場するとして、のちにプロレスラーになった4人の息子のうち3人が亡くなったことが描かれていたのですが、実はリアルにはもっと多くの不幸が彼らを襲っていました。しかし、そこまでリアルに表現するとあまりにも重い、特殊な物語になってしまうと判断したのでしょう。監督はあえてそこは避けています。

 そう、末弟のクリスのことです。一人体が極端に小さかったクリスもプロレスラーになりましたが、だからこその不幸が彼を襲いました。

 そのあたりについて、息子たちとダラスで試合をしていた谷津嘉章さんが語ってくれています。映画とは違ったリアルな衝撃があります。谷津さんがケリーと同じく義足で復帰したという意味でも。

 

 エリック一家の呪いと言われるこの不幸の連鎖の元凶は、この映画でも描かれているとおり、間違った父性愛にあったのでしょうか。そこにはいくら議論しても結論できない難しさがあると思われます。

 映画でも上手に女性性や母性が救いとして表現されていたと同時に、信仰の無力さというか、キリスト教の父権性の問題も描かれていたと感じました。

 ただ、大変短い人生であったとしても、彼らは立派に利他的な天命を果たしたとも言えるわけで、それが最後に近い天国のシーンで感じられたのは救いでした。

 ぜひ劇場でご覧ください。ちなみに、プロレスの再現シーン、細部にわたってお見事でした。役者陣、ステロイド使ってないか心配になっちゃいました。

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