『しるこサンド』 (松永製菓)
むむむ、まだまだ世の中知らないことがあるものですな。こんなにおいしいお菓子を知らないで40年以上生きてきたとは。
いや、もしかすると一度は食べたことがあるのかもしれません。今日口にしてみて、なんかとっても懐かしい感じがしましたから。
今日、カミさんが地元のスーパーで見つけて買ってきました。なんだか妙に嬉々として「しるこサンド」について語っているので、よく聞いてみますと、秋田の山奥で育った彼女の唯一のスナック菓子がこれだったということ。
たしかにああいう山村では、おやつと言えば自家製の漬け物とか餅とか、そういうものが多くなります。大人のおやつを子どもも食すという感じですよね。
だいいちあの辺りには商店らしい商店もほとんどありませんから。スーパーに行くには車やバスを使って小一時間かけて行かなければなりません。時々、行商(物売り)が来たそうです。いろいろな日用品や食べ物を売りに来たとのこと。
カミさんは私より十ほど年下なのですが、高度経済成長期の東京の団地で育った私と比べますと、正直半世紀ほど前の生活様式を経験なさっているようです。それでよく話が盛り上がります。
ちょっと話がそれますが、そんな生活自慢(?)の中で、一番私の心を重くした話はあれですね。
冬場3メートル近く雪が積もった中で、小さな子どもが熱に冒されて、さあ里のお医者の所へ連れて行かねばということで、馬そりにその子を乗せて、村の男衆数人でいくつかの峠を越えた。でも、最後の峠の頂上付近で、その子は冷たくなっていた…。
私が東京でぬくぬくと現代文明の恩恵を受けている時に、かたやこんな状況だったのですからね。なんとも切ない話です。いや、私は私で光化学スモッグと必死に闘っていましたよ。あれはあれでひどいものでした。夏休みなんか、野球していると、みんなバッタバッタ倒れちゃうんですから。
しかし、こういうことを考えますと、カミさんが「何が格差社会だ!」というのも理解できますね。
えっと、話を戻します。「しるこサンド」です。カミさんの実家がどういう経路でこのお菓子を入手していたかは定かではありませんが、とにかくこれが秋田の山村ではとっても高級なスナック菓子だったそうです。
あっそうそう、ちなみにそこでは、カップラーメンというのはとても高級な非日常的で文明的な食べ物だったそうで、だから、誕生日とか、何かの御祝の時にだけ食べることができたそうです。なるほど。
おっとまた話が逸れた。ええと、この「しるこサンド」ですが、調べてみますと、以前は中部地方限定のお菓子だったということですから、あの時代、どのように秋田の山村まで伝来していたのか、ますます不思議に思えますね。
最近では全国的な人気商品だということで、スーパーやコンビニだけでなく、100円ショップでも売られているということです。
ところで、考えてみると、ビスケットの間に「おしるこ」が挟まっているという、その状況がすごいですよね。発想からして斬新と言えば斬新。
たしかに、「コーヒーサンド」とかありますし、液体(しるこが液体かどうかも微妙ですが、いちおう汁なので)をビスケットに挟んで焼いてしまうというのは、それまでもなかったとは言えないと思いますが、「餡サンド」とか「あんこサンド」でも良かったろうに、「しるこ」と言ってしまったところが偉い。
いや、「しるこ」とは「汁粉」であって、これは「粉」をサンドしているのではないか、とおっしゃる方もいらっしゃるやと思われますが、語源を遡ってみますと、というか、歴史的な用法を見てみますと、どうも「しるこ」の「こ」は「粉」ではないようです。どちらかというと、それこそ秋田弁などにあります、愛情(親しさ)をこめる接尾辞の「こ」に近いのではないでしょうか。
ですから、やっぱりこれはあくまでも「おしるこ(ぜんざい)」を挟んで焼いたということでしょう。実際、お椀のイラストがあったりしますからね。
で、お味ですが、ビスケットの塩味と「しるこ」の甘さが絶妙なアンサンブルを醸していますね。「しるこ」もそれほど「餡」らしさ、あるいは「豆」らしさを主張せず、謙虚な甘さであり、それがある意味意外と言えば意外。ネーミングのインパクトからしますと、やや淡泊と言えるほどです。
また、絶妙な油っ気と、またあの食感、つまり硬さですね、それがなんともクセになります。さすが40年以上のベストセラーですね。
Wikiで見てびっくりしたのですが、刑務所では「ビスケット」を注文すると、この商品が配給されるのだとか。なんかちょっとした贅沢というか、単なるビスケットより、ちょっとした温情を感じるのは私だけではないでしょう。
また、公式サイトにもあるように、夏場は塩の分量を増やすのだそうで、なるほどそうした工夫もまた人気の要因の一つなのかなと思います。
これはたしかにクセになる逸品ですね。
というわけで、当面の研究テーマは、昭和50年代に、この「しるこサンド」が名古屋からどのように秋田まで伝播したか…これですね。行商っていうのが一番味があっていいんですが…笑。
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ネットというのは本当にすごいですね。私もこのブログのおかげでいったい何人の方と出会うことができたことか。それも私からすると出会うはずのないような世界の方ばかり。それは物理的に遠い世界というだけでなく、ステージ的にも遠い世界という意味もあります。とにかくそれが私の人生を豊かにしてくれているのはたしかです。本当にありがたいことであります。
今日は元UWF戦士にして現IGF現場監督である宮戸優光さん主宰する
お店に入りますと、もうそこにあの巨体が!なんという存在感。連れていった女子大生たちもビックリ。そのキラー・カーンさんのスケールにも驚きましたが、出てくる料理のスケールにもまたビックリ。ウワサには聞いていましたけど、このちゃんこ鍋、これで二人分だというんですから…。思わずみんな写真を撮ってました。その他、たまご焼きや唐揚げ、天ぷら、その他串ものなど、なんだかいろいろ出てきましたが、それぞれダイナミックな量で、しかしなんとも家庭的なおいしさでして、みんな大満足。
ついつい私も気分がよくなり、久々に久保田の万寿を飲んでしまいました。うまかった…。お酒もなみなみとついでくださるし、歌舞伎町としては、いや普通に考えてもかなりお得なお店ではないでしょうか。
実は、私は社長さんのお話を聞いてですね、本当にいろいろな影響を受けているんですよ。ですから、今度創る中学校にしても、どこかモス的なイメージを醸し出そうとしているとも言えます。皆さんは学校とハンバーガーと全然結びつかないかもしれませんが、「お客様より先に従業員に満足を」という発想や、「日本的な品格」、細かいところで言えば、店の雰囲気やパンフレットの作りに至るまで、本当にいろいろ勉強になります。
教え子がお土産に買ってきてくれました。「革命的かりんとうの誕生」…決して大げさではありません。この「かりんとう」はすごい!いや、これはもしかすると「かりんとう」ではないのかもしれない。
実はこうした非油揚げ系食品がブームなんですよね。油で揚げてないドーナツとか、ポテトチップスとか、唐揚げとか…。油で揚げてない唐揚げってのが一番すごいな。自家撞着(笑)。
で、そういう飽食の時代に、どうしても油分を摂取しすぎるじゃないですか。ま、つまり食べたいけど太りたくないっていう需要があって、こういう不揚菓子類が増えてきているんでしょう。特に女性でしょうか。スイーツには目がないけれども、ダイエットもしたいという方々たくさんいらっしゃるでしょうね。ですから、こういう商品を開発するということは、ビジネス的にもチャンスだと思いますよ。商品開発の基本は、消費者の欲望を満たすことにあります。女性の相矛盾する大きな欲望を同時に満たすことができれば、それは売れますよ。
秋田のおみやげとして、いつも職場に配っているのが、これ。お菓子よりも評判がいいんです。生徒たちにも大人気で、たくさん買って行ってもすぐになくなってしまいます。先生たちは「ビールか焼酎がほしくなるなあ…」と、あまりのおいしさに仕事中、ある意味苦しんでいますが(笑)。
ところで、秋田では漬け物全般のことを「がっこ」と言うのですが、どういう語源があるのかと思って、ちょっと考えてみました。
秋田二日目。まずは昨年の今日も訪問した「
さて、しばし足をすくませた我々は、近くの「多郎兵衛旅館」に向かいました。今日はここで義父の還暦祝いを催しました。
さあ、お風呂も良かったけれど、なんと言ってもお食事のおいしさについて語らねば…だけど、細かい食材なんかは忘れてしまった。なにしろ秋田独特の食材ばっかりだから、名前からして初めて聞くものばかり。カミさんに聞けば分かるだろうけど、全部書き出すのはちょっと面倒なので、省略します。すみません。下の旅館のホームページで少し分かるかな。まあ、とにかく春の味覚満載で、最高においしかったということです。写真左上の空のお皿には、のちにイワナの蒸し焼きがやってきました。はらわたを抜いて、代わりにバッケ(ふきのとう)とクルミの味噌が詰まっていて絶品でした。
季節柄、紅白幕をよく見ますね。卒業式、入学式、入社式などなど。
というわけで、紅白饅頭なんか慶事にはつきものですが、今日紹介するのは、ちょっと新しい感覚の紅白ものです。
UインターすなわちUWFインターナショナルについて、ちょっと復習というか勉強しなくてはならなくなりました。プロレスを語る時、彼らの存在は避けて通れませんからね。ちょうどいい機会です。
センター試験の話から突然ポケモンというのもなんですが、その振れ幅こそがこのブログの醍醐味であります…いやいや、昭和の遊びに「かんけりの政治学」があるのなら、平成の遊びに「ポケモンの政治学」があってもおかしくない。
そうなんですよ。右の写真を見てください。分かりますかね。ピカチュウの後にいるヒコザルの顔色が異様に悪い。なんか緑がかっている。これは間違いなく病気です。本来のヒコザルは上の写真のようにとっても健康的な肌の色をしているはずなんです。
ついでにどうでもいい話をもう一つ。ウチではヒコザルのことを「宇野君」と言っています。格闘家の宇野薫くんがヒコザルに似ているからです。いや、ヒコザルが宇野君に似てるのかな。どっちがオリジナルだろう。まあ、両者とも格闘家ですからね。いつか、ヒコザル対宇野薫という同門(同族)対決も見てみたいものです(笑)。
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