カテゴリー「アニメ・コミック」の223件の記事

2021.05.23

『姉妹坂』大林宣彦監督作品

Th_81iswhrohol_ac_ul320_ 「げ恥婚」が大ニュースになっております。まるでロイヤルウェディングのようですね。

 みくりのお母さん役、富田靖子さんのファンであるワタクシとしては、ワイドショーなどに富田さんが登場するかと思って楽しみにしていたのですが、残念ながら…。

 で、富田靖子さん、そして「逃げ恥」と同様に少女漫画原作の映画ということで、この作品を久々に鑑賞いたしました。

 大林宣彦監督の代表作でありながら、なぜか長いことDVD化もされず、あまり注目されていなかったこの作品。

 原作の昭和少女マンガのあの雰囲気と、大林監督の良い意味での嘘臭さが見事にマッチした名作だと思います。久々に鑑賞しましたが、なんか感動してしまいました。

 1985年の作品。美しい四姉妹の物語といえば、この映画の2年前に公開された「細雪」を思い出します。私もこの1983年版の細雪(市川崑監督)が好きです。

 「細雪」の四姉妹は、岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子。うん、すごい。美しい。

 「姉妹坂」の四姉妹は、紺野美沙子、浅野温子、沢口靖子、富田靖子。うん、すごい。こっちも美しい。

 昭和の新旧対決という感じですよね。

 旧では、佐久間良子さん、新では浅野温子さんの演技が光りました。つまり「次女」。

Th_819h0j2rydl_ac_ul320_ 特に今回しみじみすごいなあと思ったのは、浅野温子さん。なるほどトレンディドラマの女王だったのも、こうした基本的な演技力に支えられてのことだったのですね。

 ストーリー的には、まさに昭和の少女マンガ的であり、恋愛のすれ違いと不治の病、そして…と、ハラハラ・ドキドキとなんとも煮え切らない感が、逆に新鮮だったりします。

 細雪ほどではありませんが、今どきの恋愛、たとえば「逃げ恥」とはかなり違った、ある種の「暗さ」があっていいですね。

 興味を持った方は、こちらでどうぞ。

Amazon 姉妹坂

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2021.04.30

『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。~心理学的決定論~』 妹尾武治 (光文社新書)

Th_b08z3gg65b01_sclzzzzzzz_sx500_ 日のプロレスリング・ノア名古屋大会、抜群に面白かった!プロレスの楽しさ、激しさ、深さを堪能いたしました。

 私と同様プロレス・マニアを標榜している気鋭の心理学者、妹尾武治さんの自称「トンデモ本」。これがまた抜群に面白く、あっという間に読了。アカデミック味だけれども、ぷんぷんサブカル臭がするという絶品(笑)。

 タイトルの通り、「未来はビッグバンから全て決まっており、私たちの意志では変えられない」というお話です。

 たしかに全てが物理法則(宇宙法則)に則っているならば、そのとおりですよね。宇宙人である(?)私もそう思っています。

 しかし、人間(地球人)の感覚からすると、どうもそれだと納得いかない。そして、虚しさすら感じてしまう。

 その私たちの「意志」こそ幻であるというのもわかります。ワタクシの「モノ・コト論」で解釈するところの、「もののあはれ」こそ真理。まさに「意志」「意識」「情報」「言語」を表わす古い日本語「コト」はフィクションなのです。宇宙の法則たる「モノ=不随意」のみが真理。

 お釈迦様もそれにお気づきになったのです。

 ということで、私にとっては全然「トンデモ本」ではありませんでした。著者の言うとおり「トンデモなく面白い本」ではありましたが。

 さて、その面白さは読んでいただけばわかるわけですが、「モノ・コト・トキ論」を展開し、まさにアマノジャク的なトンデモ理論「時間は未来から流れてくる」を訴え続けている私にとって大きな発見は、妹尾さんの専門分野「ベクション」についてでした。

 「ベクション」とは、あの電車や車に乗っていて、並走している車輌が動くと、自分か反対方向に動いているかのように感じてしまう錯覚のことです。

 この空間的なベクションが、時間においても起きているのではないか。いや、起き続けているのではないか。つまり、本当は時間が未来からこちらに流れてきているのに、人間(地球人)は、まるで自分が人生の主役になって、人生の道のりを歩いていると錯覚していると。本当は自分が止まっていて、時間が動いているのに。

 ぜひ、この辺に関しまして、妹尾さんといつか直接お話してみたいと思います。

 最後に、もう一度プロレスについて。妹尾さんは「人生はプロレスである」と書いています。納得です。最初から勝敗が決まっていても、つまり決定論でもこれだけ楽しめるわけですから、同様に人生の結末が決まっていても、あるいは過程(筋書)が決まっていても、全然いいじゃないですか。楽しみましょうよ。その一つの方法として、私の「モノ・コト・トキ論」もあるのでした。

Amazon 未来は決まっており、自分の意志など存在しない。

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2021.01.16

『江戸の妖怪革命』 香川雅信 (角川ソフィア文庫)

Th_51uuenykcdl_sx353_bo1204203200_ あ、昨日「特攻」と書いた共通テストが始まりました。ウチの次女はしっかり玉砕して帰ってきました(苦笑)。

 センター試験時代はよく問題評(批判)をやっていましたが、直接の現場を離れてしまった今、そこまでの根性がありません。ただ、いちおう全部は解いてみました。

 記述式が採用されなかった点も含めて、基本的な構造はセンター試験、いやその前の共通一次試験と何ら変りはありませんが、設問にはそれらしく今風なものも散見されました。

 文章として興味深かった(すなわち高校生も取り組みやすかった)のは、第1問評論の香川雅信さんの「江戸の妖怪革命」の序章でしょう。こちらでぜひお読みください。

 ワタクシの「モノ・コト論」とは少し違う解釈ですが、共通している部分も多かった。

 近世中期から妖怪のフィクション化(キャラクター化)が始まり、実は近代になって再び中世的なリアリズムを取り戻したというのは、よく分かります。

 近代は心霊の時代、現代はスピリチュアルの時代ですからね。私もどっぷりそこに浸かっている。そして、その中心には「私」がいるというのが面白い。

 この本の全編を読んだわけではありませんから、細かいことは分かりませんが、おそらく現代日本の妖怪ウォッチやポケモン、そして鬼滅の刃につながっているような論考になっているのではないかと推測されます。

 私は独自の「モノ・コト論」から、「もののけ」のモノ(無意識・不随意・他者)と「ことば」のコト(意識・随意・自己)を対比させて、妖怪の変遷を捉えており、もののけがいくらキャラ化して(名付けられ、デザインされ、図鑑化されて)愛すべきコトになっても、膨大無限なモノ世界からどんどん「わからないモノ」は供給されて、言葉にはならない「モノ」の気配たる「もののけ」がなくなることはないと考えています。

 新型コロナウイルスもそういう「もののけ」の一つとして健在であり、こうして共通テストという型にはまったコト世界を見事に揺さぶっているのでした。

 そして、香川さんの言うように、そんな「もののけ」を退治することができず、対峙するしかない私たちもまた、「私」に潜む新たな、しかし実は昔からずっと同居している「妖怪」と対峙せざるをえなくなっているわけです。

 さあ、いつになったら、私たちは新型コロナを因果理解の中でコントロールすることができるようになるのでしょうか。しばらく妖怪の跳梁跋扈は続きそうな予感がします。

Amazon 江戸の妖怪革命

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2020.11.16

『ライオン・キング』 (フルCG・実写版)

 

 日も子ども向け映画と音楽の話。

 今日は幼稚園の年長さんに「ライオン・キング」を観せました。本来なら劇団四季の舞台を生鑑賞するはずだったのですが、コロナで残念ながら中止。代わりに昨年公開の実写(CG)版ライオン・キングを、プラネタリウム室で空に映写して鑑賞したというわけです。

 子どもたち、ちょうど運動会でライオン・キングの音楽に合わせて組立体操をやりましたので、最後は踊りだしてたり、手拍子をしたり、大変に盛り上がりました。こういう映画鑑賞もいいなあ。

 私も初めて観ました。ストーリーはともかくとして、まあ、CGってすごいですねえ。どこまでが実写でどこからがCGなのか。いやフルCGなのか。

 もうこうなると未来的にはロケとかなくなるかもだし、俳優すらいらなくなるのかもしれませんね。

 一方で、そうした計画通りな「コト」的な映像には、ある意味不本意な「モノ」的な要素がなく、それがまさに「モノ」足りなさにつながるとも言えますね。

 いや、アニメならいいのですよ。アニメが思い通りに描かれたとしても、もうアニメという時点ですでに現実から遠く離れた「モノガタリ」性があるわけですから。

 しかし、フルCGをして「実写」に近づけようとすると、どうしても逆に不自然な感じがしてしまう。これは仕方ないのですが、例えば戦争ものの映画など観ていても、どういうわけか最近のCGよりも昔の模型の方がリアリティがあったりする。実際に物質がぶっ壊れるあのエネルギーは、CGでは描ききれないのですよね。

 アニメなら、最初から私たちは想像力でそこのところを補うことができますが、実写だと思って見始めるとどうしてもCGは嘘くさく見えてしまう。これはこれからの映画界の大きな課題でしょうね。

 ちなみにエルトン・ジョンの「愛を感じて(can you feel the love tonight)」には格別な思い出があります。今思うと、エルトン・ジョンが感じる愛って、もしかして…ですが(笑)。

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2020.11.14

富士御神火文黒黄羅紗陣羽織

Th_fd6ea410722d3de27a5014b8d60b759c201x3 士山に帰ってきました。

 昨日の大阪城ではいろいろと収穫がありました。中でも、憧れの「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織」を生で観られたことは幸運でした。

 富士山在住の者としてはたまりませんね。三峰ですし。

 そにしても素晴らしいデザイン。モダンというのも憚られる。これを実際に秀吉が着用していたというのが凄い。かぶいてますなあ。

 三峰富士山の意匠はもちろん、御神火がいい。そして、麓の謎の黒丸群の配置が絶妙。

10 ついつい背中側に目が行ってしまいますが、表も和洋折衷で素晴らしいんですよね。いったいデザイナーは誰なのでしょう。

 この陣羽織が有名になったのは、NHKのびじゅチューンで採り上げられたからでしょうね。たしかにインパクト大。井上涼さんもかぶいてますな(笑)。

 

 

 この富士御神火文黒黄羅紗のデザインを用いたいろいろなグッズが販売されております。ちょっとほしいかも。

リゲル社

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2020.11.12

黄昏のアメリカ

Th_img_7058_20201112185201 日はユニバーサル・スタジオ・ジャパンにて一日を過ごしました(仕事ですよ)。

 コロナの感染者増加中の大阪ではありますが、逆に対策がしっかりしているので安心して楽しむことができました。

 例年なら1千万人以上の来場者があるというUSJ。今年は厳しいでしょうね。おかげで目立った混雑のない中で散策ができましたが。

 楽しむと同時に面白いなと思ったのは、「古き良き時代」のアメリカに日本人が酔っているという構図ですね。

 たとえば1930年代から40年代のアメリカの町並みが再現されていますが、それはまさに日本と戦争をしようかという時期であります。

 1929年に始まる世界恐慌。ルーズベルトのニューディール政策。第二次世界大戦への参戦。コミンテルンの影響を強く受けた民主党のルースベルトが、結果として「強いアメリカ」「豊かなアメリカ」の象徴になっているのは、まあ皮肉といえば皮肉です。

 そして、それを日本人たちが懐かしんでいる。どういうことでしょうか。面白いですね。ディズニーランドも同じ状況です。

 別に、敗戦国日本がアメリカに洗脳されているということではありませんよ。私は憂えているのではなく、面白いなと思っているのです。日本らしいなと。韓国だったら、日帝のテーマパークを楽しんだり、絶対しません。

 共和党のトランプは、アメリカ・ファーストを強く訴えた結果、皮肉にも「弱いアメリカ」を現出させてしまいした。本人が強がれば強がるほど、国家アメリカの世界の中での力は衰え、相対的に中国の存在感が高まりました。

 このたびの大統領選挙では、民主党のバイデンが勝利しました。たぶん(?)。しばらくは国際協調路線を行くでありましょう。

 世界恐慌並みの衝撃であるコロナ禍。かつてのルーズベルトのように、バイデンはアメリカを復活させることができるのでしょうか。正直、それはほとんどないでしょうね。

 100年前の「古き良き時代」のようには行きません。もしあるとすれば、第三次世界大戦が起こり、アメリカは途中まで(諸国が疲弊するまで)傍観するというケースのみでしょう。もちろんそんなことはあり得ません。

 黄昏のアメリカ。それについていく日本。USJに沈む夕陽を見ながら、未来の世界地図を夢想したのでした。

 

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2020.11.08

米中戦争第1ラウンドは中国の勝ち?!

Th_-20201108-203158 あさあ、大変なことになりましたね。このYahoo!ニュースの並びはなんだか現実のものとは思えません。昨年の秋からのストーリーはドラマよりも奇なり。

 米中戦争第1ラウンドは圧倒的な中国の勝利ということになりました。トランプ勝利を予想していた私としても完敗。

 先制攻撃はアメリカ(トランプ)。一時的にはそれは功を奏しましたが、中国(習近平)の報復攻撃はすさまじかった。このブログの読者の方はおわかりと思いますが、もちろんコロナウイルスの話ですよ。

 そして、それが選挙にまで大きく影響し、トランプの失脚を招いたのです。

 出口王仁三郎の雛型史観で言うなら、真珠湾攻撃からの日本の大敗を、現代的なウイルス兵器と情報兵器によって短期間に再現したかのようです。

 ということは、このあとアメリカは中国に占領される?!

 ある意味ではそうなるでしょう。今回の選挙への介入は明らかですし、少なくともトランプよりはバイデンの方が中国には甘いでしょうから。

 そのへんに溢れている陰謀論とは違いますよ。もっとリアルな話です。

 世界的にも「アメリカ的な民主主義よりも中国的な民主主義の方が良い」となりかねません。中国のどこが民主主義じゃ!お叱りを受けそうですが、習近平が考えるように国家が人民のために奉仕すれば、それは結果として「民主」ということになるのです。

 さあ、それでは両国に挟まれた日本はどうなっていくのか。

 今日「立皇嗣の礼」が執り行われましたね。秋篠宮殿下が皇位継承順位一位であることを世界に宣明されたわけです。

 そう、日本の民主主義は、国民が「天皇」の無償の愛を賜ることを前提に成立しているものです。そこには近代的な政治や経済や哲学や宗教は介在していません。

 それは表面的にはアメリカ的ではありますが、内面では、あるいは高次では実は中国的なのです。

 新型コロナウイルス感染症拡大という非常時において、アメリカと中国、どちらがうまく対応したかは火を見るより明らかです。

 ちなみに日本はどうだったかというと、「鬼滅の刃」を全国民的にヒットさせるという、旧来の「物語的」対策を講じました(笑)。いやいや、(笑)ではなく、何度も書いたように、あれって明らかに目に見えない伝染性のモノとの戦いでしょう。

 これが平安や鎌倉だったら、新宗教が登場したり、加持祈祷のカリスマが登場したりするのでしょうね。現代ではマンガ、アニメという「物語」だったというだけです。新型コロナが登場する前から流行りだしていたところもまた、なんだか日本の物語という感じですよね。

 さて、安倍ロスからのトランプロスで、世界の政治はどうなっていくのでしょう。習近平はもちろんのこと、金正恩やプーチンの心中を察するだけでも、いろいろと不安になってきますね。

 では、いったい誰が安倍さんやトランプさんを引きずり下ろしたのでしょう。それは少なくとも100年前からの「物語」をちゃんとトレースしなければ分かりませんよ。

 さあ、アメリカのみならず「世界の内戦」状態が訪れるのでしょうか。

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2020.11.01

『とんかつDJアゲ太郎』 二宮健監督作品

 

 ず一言。素晴らしい映画でした。新しいカタチのミュージカル映画ですね。実にテンポよく、無駄がなく、展開が心地よく、しかしメッセージはコッテリてんこ盛り。

 まさにクラブ・ミュージックにとんかつが乗っかったような映画でした(そのまんま?)。

 今回は、二宮監督とお知り合いだという友人からチケットをいただいて家族全員で鑑賞しました。私は原作もアニメも未見のため、純粋にストーリーを楽しんだのですが、私以外の女性陣3人はエラく感動したようで、「人生が変わった!このタイミングで観て良かった!」と興奮気味でした。

 特に娘たち二人は「表現」することを仕事にしようか迷っている時期であり、この映画でさり気なく示されていた職業観、芸術論、音楽論、表現者のあり方、職人論などは、彼女たちに強く影響を与えたことでしょう。

 映画というか、原作のストーリーとしてはいわば定型ですよね。マニアックな職業に焦点を当て、そこでの若者の成長の物語。そこに家族愛や友情、そして恋愛を絡めるという。

 ただやはり、映画としてのリズム感、映像的な演出はかなり新しいと感じました。それは若手(まだ20代!)の監督の新しい感性だと思います。

 正直お客さんの入りは芳しくなかったのですが、中規模のシアター全体がまるでクラブになったような雰囲気は味わえました。56の田舎のおっちゃんはなかなかクラブには行けません(昔の「クラブ」の方が得意?)。いい体験ができました(笑)。

 そして、DJやってみたいと思いましたし、とんかつも揚げてみたいと思いました。そこは昔ながらの「映画効果」ですね!

Th_img_6916 当然ながら、鑑賞後、家族で「とんかつ」を食べに行きました(笑)。これもまた立派な「映画効果」でしょう。

 鑑賞後も含めて、ああ、楽しかった。いろいろと災いが重なった「呪われた映画」なんて言う人もいますが、いやいや、そういう災いを軽く乗り越えた、すなわち「作品には罪はない!」を全面的に肯定するパワーを持った作品でしたよ。逆に「作品」が現実を乗り越えていく力をさえ感じました。GJ!

公式サイト

 

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2020.10.15

Acer 家庭用プロジェクター X1226AH

Th_319by8llqql_ac_sx355_ 日もまたある製品の紹介です。

 我が家にはテレビがありません。しかし、テレビはよく観ます。画面は100インチです。どういうことかと言うと、プロジェクターでスクリーンに映写しているのです。

 テレビがないと言いましたが、正確に言うとでっかいブラウン管テレビの死体(?)が二つ転がっています。つまり、我が家では一般家庭では当たり前である液晶テレビは使ったことがなく、ブラウン管からいきなりプロジェクターに飛んだのです。さすがアマノジャク(笑)。

 で、今まで何台か安いプロジェクターを使ってきたのですが、一つ前の中国製品の偏光フィルターが黄ばんでしまって、映像にかなり大きなシミが出るようになってしまったので、この夏、ちょっとだけ奮発してこれを買いました。

 ちなみに奮発したと言っても、XGAタイプで29,800円でしたからめちゃくちゃお買い得ですよね(今は39,800円になってしまいました) 。

 そして、これが非常に良い。YABERとは全く比較になりません。4000ルーメンも嘘ではなく、昼間でもばっちりですし、夜はちょっと眩しいくらい。発色やコントラストも非常に良く、正直今までなんだったんだという感じです。

 今回はDLP 方式にこだわっての選択でした。さすが黒が深く残像も少ないので、全体としてキレがあるように感じます。

 光源もあえての電球。LEDではないので、立ち上がりは真空管テレビのようですが(笑)、それも慣れれば一つの儀式みたいなものです。ファンの音も非常に静かで驚きました。

 中国と台湾の違いと言ってしまっていいのか分かりませんが、数千円多く出すだけで、これほど差があるとは。

 二つだけ難点をあげます。一つは音量調節があまりにもざっくり(数値的にも5ずつ動く)で、微調整ができないこと。特に私のようになんちゃってシアターシステムで増幅する場合はちょっと出力が高すぎるので、間に手動に可変抵抗をはさみました。

 もう一つはHDMI入力が1個しかないことです。チューナーとFireTV stickを使っているので、これも分配器を買ってはさみました。

 これでプロ野球を観たり、プロレスを観たり、映画を観たり、娘たちが韓国アイドルのライブを観たり、YouTubeを観たり、けっこう大活躍しております。そして、大満足しています。

 正直、サンキュッパでも安いと思います。まあサンキュッパ出すのだったら、あと2,000円足してWXGAにしてもいいかもですね。

 というか、いつもプロジェクターのことを紹介する時に書いていますが、なんで85インチの液晶テレビとかを50万円も出して買うんでしょうかね。プロジェクターなら10分の1以下ですみますし、反射光なので目が疲れなくていいですよ。

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2020.09.17

菅菅諤諤?その後

Th_-20200918-91049 っそく麻生さんがやらかしてくれています。

 「菅内閣」「菅政権」を「カン内閣」「カン政権」と言ってしまったとか(笑)。

 かつて「カン内閣」「カン政権」が実際にあった、それも敵対する側にあったから、これは実に面倒くさい。

 こうやって言い間違ってくれればまだ分かりやすいが、書き言葉となるともう本当に「菅菅諤諤」であります。

 このことについては、実は7年前に記事にしております。

 菅菅諤諤?

 あの頃は、スガさんは官房長官でしたから、まだ良かったけれども、いよいよ(7年前はご本人も想定していなかったでしょうね)総理大臣になっちゃいましたから、ますます「菅菅諤諤」な状況ですね。

 漢字が苦手な麻生さんが、「内閣」や「政権」といった音読みに引っ張られて、ついつい「カン」と言ってしまうのは仕方ない…いや、さすがにダメか(笑)。

 ところで、この記事、自分で言うのもなんですが、今読むとなかなか秀逸です。ちらりとさりげなく極秘情報も書かれていますし。

 その後の様々な調査からも、この記事の最後に書いた結論は、単なる偶然ではなく、それこそ「因果」であるなと実感しております。

…西から東北へ行った「すが」さんと、中央から東北へ行ってそこから西に流された「あべ」さんの連合軍が、ずっと西にいた「カン」さんのしでかした東北での不始末について、侃侃諤諤を繰り広げるのは、まあなんとも因果なことではありますな。

 つまり、そのストーリーから言えば、今回の安倍→菅の流れは、「東日本」の復権を象徴しているようなのです。

 私の歴史カン(観・感・勘)というのは、こんなふうでして、すなわち、歴史をリニアな一本の線で捉えるのではなく、また単なる「繰り返す」的なサイクルで捉えるのでもなく、未来に視点を置いて、現在(は瞬時に過去になる)と過去を透視投影的に見るやり方であります。

 これは地球上では全く論理的、学問的ではないとされる技法です。よって、こじつけ、妄想、トンデモ、ハッタリ、などと言われるわけですね。

 しかし、この方法、期せずして仲小路彰のそれと同じでした。彼の言説が学術的にはなかなか受け入れられないけれども、しかし現実には大きな影響を与えていたというのも、なるほどと首肯されるのであります。

 さてさて、その壮大なストーリーは今後どのように展開していくのでありましょうか。未来からよく観察してみたいと思います。

 

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