カテゴリー「アニメ・コミック」の244件の記事

2023.09.17

アニメ映画『犬王』 (湯浅政明監督作品)

 

 日の動画でも紹介されていたアニメーション映画「犬王」。

 娘が能をやっていることもあって興味深く鑑賞いたしました。こういう作品好きだなあ。境界線を感じさせない世界観。

 お変人のワタクシからすると、観阿弥も世阿弥も犬阿弥(道阿弥)も相当ロックなアーティストでした。

 今では能というと静かで眠くなる舞台芸術のように思われていますが、あの時代はその時代性とも相まって、能楽はかなり過激な野外フェスでした。

 そのあたりの空気感を、現代のロックと融合させることによって、見事に表現しているのがこの作品だと言えます。そうした時代を超えた融合に違和感を抱くとするなら、その人は時代や歴史や伝統というフィクションにとらわれているのでしょう。

 そういう意味でも、できれば劇場で鑑賞したい作品ですね。実際、この映画では現代の風景が額縁のように配置されていますが、私たちの側も現実の風景から隔離される空間と時間が必要です。

 近年の名作ドラマ「俺の家の話」の時も、能楽界がざわつきましたが、この映画についてはどうだったのでしょう。伝統に対して失礼だと言った人もいましたが、はて、観阿弥や世阿弥、犬王が現代に生きていたら、もっと過激な作品を世に問うていたのではないでしょうか。

 特に犬王は、世阿弥が「こいつ最高!」と評価したアーティストでしたからね。

Amazon 犬王

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2023.08.22

映画『君たちはどう生きるか』 宮崎 駿 監督作品

Th_kimitachi 女が観に行きたいというので、事前情報なしで私も鑑賞いたしました。

 結論から言うと「よく分からなかったけど、すげぇな」でした。

 ジブリ作品には元々あまり興味がなく、家族が観ているのを横目で盗み見する程度でしたが、そんな私でもこの作品は「集大成」的には感じました。

 もっとはっきり言ってしまうと、宮崎駿監督というカリスマの最後の仕事に、考え得る最大の才能と時間とお金がかけられたのだから、それはすごいのは当たり前という感じでした。

 冒頭の火事のシーンだけで、世界の美術史に残るであろう「絵」の連続を見せられた感じがして、正直圧倒されました。西洋と東洋の両美術的世界を統合・融合する日本的美術の世界、ここに極まれりです。

 背景の西洋的リアリズム描写と、キャラクターを中心とした東洋的リアリズム描写の同居という、本来は不自然きわまりないはずの画面が、どうしてここまで自然に感じられるのかという驚き。

 東西は、主に「輪郭線の有無」と「色彩の平板化の度合い」で峻別されるのですが、それを自然に同居させてしまうのは、日本独特の文化であり、浮世絵や漫画、アニメに慣らされた私たちにとってはそれこそ自然なことなのかもしれません。

 それはすなわち、日本人の脳内リアルが、意識(コト・カタ)と無意識(モノ・マナ)の総体とそのバランスであるということなのですが、それがストーリーにおいても実現しているのが興味深かった。

 つまり、「分かる」と「分からない」がそのままの形で放置されることが「リアル」になっていたわけです。「モノガタリ」の本質は実はそこにあり、だからこそ「モノ」を「カタる」と称した。

 そういう意味で、私はこの作品を「よく分からなかったけど、すげぇな」と評し、だからこそ見終わったあとに不快にはならなかったのです。

 これは新しい日本の神話なのかもしれませんね。ある意味そういう陳腐な感想しか出てこない。やっぱり宮崎駿をすごかったということか(なんだか悔しいけれど…笑)。

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2023.08.02

アニメ映画 『はだしのゲン』

Th_81jag31sxtl_ac_ul800_ql65_ 日のクローズアップ現代は『「はだしのゲン」はなぜ消えた?』でした。

 私もモロに「はだしのゲン」世代でして、小学校の教室でみんなで回し読んだ記憶があります。

 このたび広島の平和教材から「はだしのゲン」が消えたことについて、今日のクロ現では暗に保守系団体からの圧力があったことを伝えていましたが、まあその通りでしょう。

 たしかに共産党系、日教組系の出版社で連載された後半はあまりに左寄りで、正直ドン引きするような内容ですが、前半は戦争や原爆の悲惨さ、そしてゲンをはじめ広島の皆さんのたくましさが表現されており、良い教材だと思います。

 まあ、たしかに教材として興味を持つとついつい全巻読みたくなりますよね。そうすると例の天皇批判などに出くわすことになり、それを保守や右翼は許さないというわけです。

 今の時代、いくら左寄りの広島県教職員組合や教育委員会でも、(アナクロな)街宣車などが登場しては面倒だと考えたのでしょう。

 まあ、本当はそうした右の考え方も両方教えた上で結論を出さず考えさせるのが教育だと思うのですがね。

 そのような面倒なことを避けるためには、このアニメ版「はだしのゲン」を教材にするのが良いでしょう。このたび改めて観てみましたが、やはりなかなか良い作品でした。

 過去の悲惨な事実と、未来への希望や勇気、永遠の家族の愛情とその拡張がバランス良く描かれていると思います。子供たちには良い教材でしょう。もちろん扱う教員の資質も問われますが。

 戦後78年。いよいよ記憶が歴史になっていく季節を迎えました。思想や感情に流されず、あの戦争の未来的な意義を真剣に問うことこそ、多くの御霊の「様々な思い」に報いる唯一の方法となるでしょう。

 

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2023.06.20

『女ともだち』 マイメロママ&王妃様

 イメロママのファンです。

 そのマイメロママの発言がここ数年定期的に炎上しているとか。

 さっそく珠玉の名言たちを聞いてみましょう。

 

 う〜む、素晴らしい(笑)。

 まあ、なんとつまらない世の中になったのでしょう。たしかにマイメロママの発言には昭和の香りがブンブンしますが、これはアニメの世界ですよ。そこにめくじら立てるとは。

20230621-122541 まあネタで炎上させているかもしれませんが、中には本気の人もいそうです。昨年にはマイメロママ名言グッズが発売中止になっていますからね。

 で、私の大好きな名言がありまして、それが「男はみんな女の息子」です(笑)。この歌の歌詞に出てきます。「男は所詮女の息子」とも。

 たしかにそのとおりで、誰も異論を挟めないでしょう。科学的事実として正しい。そして、それ以上の意味があることは言うまでもありません。

 う〜む、これは名曲ですな。山田ひろしさん作詞、渡部チェルさん作曲。昭和歌謡感満載です。Cmの曲ですが、サビの入りがCというところが最高ですね。

 

 ちょっと待てよ…たしかに子供向け番組でこの内容はさすがに問題あるか(笑)。

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2023.03.08

『おそ松さん(実写映画版)』英勉監督・Snow Man主演作品

Th_91kkmaeqwl_ac_ul320_ 日紹介のTENETと同じくらい、時間軸(設定?)が混沌としていて、一回では理解できない作品がこれ!

 かと言って、何度も観ようと思うかというとそんなことはない(笑)。混沌としたままでお腹いっぱいです。

 アニメの実写版というのは大概炎上しますよね。これもまた大炎上した作品です。

 実際、アニヲタ対ジャニヲタの世界大戦は凄まじかった。まさに住む世界、いや次元が違うじゃないですか。2次元と2.5次元?…両方とも現実世界ではないか(笑)。

 おそらくそれも想定済みだったのでしょう。まあSnow Manが主演ですから、作品の評価とは別に、興行収入はそれなりに見込めたことでしょう。

 ある意味炎上商法でもありました。なにしろ、確信犯的に「実写」であることを自虐ネタとしてふんだんに使っていますからね。ある意味超越している。

 私はどちらのヲタ世界にも属さない(理解はしていますが)、どちらかというと一般人なので、アニメというか原作マンガにもそこまで思い入れはないし、Snow Manもどれが誰かわからないので、まあ純粋に作品のカオスに身を委ねられました。

 そう、兄弟のキャラもそこまで理解していないし、アイドルはみんな同じ顔に見えるので、予想に反して六つ子が自然に六つ子に見えました(笑)。

 まあ元々赤塚ワールドですから、そこに整合性や論理性なんか求めてはいけないし、ノリとしてはたしかに後期赤塚ワールド的な「やりすぎ」「ぶち壊し」的な感じはありましたね。

 この作品は観る人を選びます。一次的にはアニメおそ松さんクラスタとSnow Manクラスタ、そして二次的にはそのどちらにも属さない野次馬クラスタ(私はここに属す)。実はそれらの総計が大量だったという意味では、制作側の計算は正しかったということでしょう。

Amazon おそ松さん

 

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2023.02.24

「や〜だ」はどこから来るのか

Th_ebqcdkuvuaaxidc うでもいいことが気になったので書いておきます。

 昨日、東京からの帰り、中央道のパーキングのフードコートで夕飯を食べました。

 すぐ近くに家族連れがいました。2歳くらいの可愛い男の子が、なんのきっかけかグズりはじめ、お母さんやお父さんが何を言ってもやっても「や〜だ」「や〜だ」しか言いません。

 けっこう大きな声で泣き叫んでいたのですが、小さな子どもにはよくあることですから特に気にならなかったどころか、困り果てているご両親に同情の念を禁じえませんでした。

 で、ふと思ったのですよ。この「や〜だ(頭高アクセント)」って、幼児にとってはほとんど共通語になっていますが、いったいどこでどうやって覚えるのでしょうか。

 一般的に幼児は親の真似をして言語を習得していきます。では、大人は「や〜だ」と言いますでしょうか。言いませんよね(笑)。

 それならテレビとかネット動画から学ぶのかというと、それらの中でもほとんど「や〜だ」は見聞きしません。

 不思議ではないですか?

 たまたま一緒にいた家内や家内のママ友にも聞いてみたのですが、「そう言われるとたしかに…」と首をかしげていました。

 一つ考えられるのは、どこかで、たとえばこのフードコートのようなところで、別の幼児が「や〜だ」と叫んでいるのを見聞きして、そして「これをいつか使ってやろう(親を困らせてやろう)」と思い記憶しておく…なんてことあるのかな(笑)。

 冒頭の画像は「アンパンマン」に出てくるキャラ「ヤーダ姫」です。この影響かとも思ったのですが、この可愛いキャラは映画版にした出てこないし、「ヤッダー」とは言うけれど「や〜だ」とは言いませんよね。

 えっ?ヤーダ姫って二人(2種類)いるんだ!別キャラなのか!知らなかった。

 もちろん、アンパンマン以外のアニメ作品に、子どもが駄々をこねるシーンというのはあると思いますが、基本それはダメなものとして表現されていると思いますし、親もそこにいれば「ダメだね」とか「はずかしいね」とか「○○ちゃんはこんなことしないもんね」とか言いそうですよね。

 しかし、結果、幼児の共通語(標準語)となっている事実からすると、これは最初の反抗期アイテムなのかもしれませんね。

 いったいいつ頃(どの時代)から幼児はこの言葉を使い始めたのか、という歴史的研究もしてみたい気がしますし、何歳くらいで使わなくなるのかという発達史的なことも考察してみたい。ちなみに高校生(女子)は使いますよ(笑)。

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2023.02.23

天王坂に思う

Th_img_1361 皇誕生日。四谷に用事があって行ってきました。

 「天皇」にちなんだわけではありませんが、往時の「天王」を偲んできました。

 いつも使う休日格安の駐車場のすぐ近くにあるのがこの坂。

 坂を下ると正面に、ちょうど昨日紹介した「日刊ニャンダイ」にインタビュー記事が載っていましたね、新海誠監督の「君の名は。」のラストシーンで有名になった須賀神社のあの階段があります。今日もまた外国人がたくさん記念写真を撮っていました。

Th_img_1369 あの方々、ちゃんと須賀神社も参拝していてエラい!日本人は階段で写真撮ってそのまま帰ったりする(苦笑)。

 天王坂の名前もこの神社にちなんでいます。全国の多くの須賀神社がそうであるように、この四谷の須賀神社もかつては寺と習合した「牛頭天王社」でした。四谷の総鎮守として「天王様」「てんのうさん」と呼ばれ親しまれてきた由緒ある神社。

 祇園社の末社のような存在ですね。ですから、祭神は牛頭天王すなわちスサノヲの尊。

 その牛頭天王社に向かう坂ということで、かつては天王坂と呼ばれていたわけです。今でもそのあたり一帯を天王横丁と言うのはそういうわけです。

 江戸時代、天王横丁から牛頭天王社にかけては大変多くのお寺が密集している地域でした。牛頭天王社ももともとは宝蔵院というお寺が母体となっており、そこに神田明神から牛頭天王を勧進したとのとこ。

 それが、最悪の宗教弾圧事件ともいえる廃仏毀釈によって、明治元年宝蔵院は廃寺。インドを起源とし、また「てんのう」を名乗る牛頭天王社はある意味不敬ということでしょうか、「須賀神社」と改名させられました。

 そういえば、富士吉田の天神社も、もともと牛頭天王社だったものが「天神社」となり、「てんのうさま」が「てんじんさま」になってしまって、菅原道真公を祀る神社とされてしまいしまたね。

 まあいろいろとひどい話です。

 出口王仁三郎がスサノヲの復権を唱えたのには、このような牛頭天王の事情もあったのではないでしょうか。

 しかし、本体の神社が改名させられても、周辺の地域には、村の名前として、坂の名前として、また横丁の名前として残っていることはよくあること。

 明治政府の徹底が足りないところというか、いやあえて完全抹殺しなかったところというか、牛頭天王のしぶとさというか、実に日本的でもあると感じるところですね。

 そして、そこになぜか外国人が訪れている…無意識のうちに天王坂を下り、天王横丁を通ってあの階段を上り、スサノヲに手を合わせる…なるほど、「天王様」の復活劇はこうして意外な形で着々と進行しているのだなと感じた「天皇誕生日」、そして「富士山の日」でありました。

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2023.02.17

柴門ふみ 『美は乱調にあり』 (瀬戸内寂聴 原作)

Th_51bsy2sqql_sx345_bo1204203200_ 日「命をかける」話を書きました。戦後の人権重視社会においては、自他の「命」の重さが表面的に語られるばかり。命を直視することを避けているかのようです。

 良いか悪いかは時代によって判断が変わることとして、戦前、戦中は実際に「命をかけた」人たちが多数いたのは事実です。

 私は、特に社会変革に命をかけた人たちに興味があります。それがどのような主義に基づくかは別として、それらを意気に感じ、やむにやまれぬエモーションによって生きて死んで行った人たち。

 今日はそんな人々の中から伊藤野枝を取り上げましょう。女性の地位向上、社会主義、自由、そして「恋」に命をかけた伊藤野枝。

 不思議なもので、私の静岡の実家から歩いて5分とかからないところに、伊藤野枝(と大杉栄)のお墓があります。

Th_img_7825 このお墓については、こちらで一度紹介しました。大杉栄と安藤輝三…左右の象徴のような二人が愛国に命をかけ、そしてともに国家によって命を奪われ、私の実家のある静岡市沓谷にひっそりと眠っているというのは、本当に不思議な運命です。

 アナーキストにしてフリーラブ実践者の大杉栄に恋し命を預けた伊藤野枝。昨年、吉高由里子さんが伊藤野枝を演じた「風よあらしよ」がNHKで放送されましたよね。

 あのドラマもなかなか面白かったのですが、やはりNHKらしくきれいにまとめてしまっていたので、皆様にはまずはこちらのマンガを紹介したいと思います。

 瀬戸内寂聴の原作を柴門ふみさんがマンガ化した作品です。女性の心理&肉体描写に優れたお二人のコラボということで、簡潔ながら心に迫る佳作となっています。

 特に女性の皆さんに読んでいただきたいですね。いや、今の男子にも。今いないもんなあ、こういう女も男も。

 この作品を読んでから、「風よあらしよ」をドラマで観たり、原作で読んだりすると、より理解と感動が深まると思いますよ。

Amazon 美は乱調にあり

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2023.02.13

山田玲司が語る小津のすごさ

 

 ぜかこのタイミングで小津安二郎ネタが続いております。特に理由はないのですが、こうして数年に一回、マイ小津ブームが起きるのは面白い。

 山田玲司さんとはほぼ同世代。小津との出会いもだいたい頃ではないでしょうか。リアル世代ではないからこその熱さというのがあるじゃないですか。この動画での山田玲司さんの興奮具合はよくわかります。

 ここでも一部語られている小津の特徴、あるいは静かな狂気、不自然な自然さというようなものは、まあもう充分に語り尽くされているところですが、やはり漫画家からの視点、あるいは美術史的な視点はさすがというべきです。

 なるほど漫画家と同じように画面を構成していったわけですか。たしかに特徴的なカットバックも漫画のコマ割り的ですね。

 ちょっと不謹慎なことを告白します。

 実は最近、小津を再鑑賞する時、なんと倍速で観るのです!

 あのテンポ、間がいいのに、なんということをするのだと怒られるのは承知です。

 しかしですね、もう何度も観ていると、あのテンポ、間が完全にわかってしまっているので、倍速で観ても同じような体験ができるのですよ。

 だって、好きな漫画、何度も読むじゃないですか。その時のスピードってだんだん速くなったりしませんか。あるいは一部飛ばし読みしたり。

 そう、漫画に限らず、たとえば小説を読む時も、私たちは自分なりの速度を自分なりに調整して読んでいるわけですよ。

 最近、動画の倍速をタイパで説明しながら批判する人がいますが、いや待てと。黙読、あるいは音読もだけれども、もともと記録されたものの再生速度って自由なのではないでしょうか(ただし、音楽を除く…その理由はいつか)。

 もちろん小津作品は、最初は普通の速度で観てもらいたい。次は自由な速度で観るというのも楽しいですよ。気になるところ、好きなところは等速でとか。

 それはいわゆる劇場での映画体験とは違うかもしれませんが、もう実際こうしてスマホの中に小津映画が再生される時代になったわけでして、いくら保守的な小津でも、なるほどと面白がってくれると思います。

 小津安二郎、未体験の方はぜひこの機会にどうぞ。山田玲司さんおススメの「お早よう」や「東京物語」はもちろん、私は「秋日和」と「浮草」が好きです。

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2023.02.07

東京オンリーピック開会式(真島理一郎)

 

 こ数日、音楽の「イキスギ」「ヤリスギ」の話をしてきましたが、映画というかCGアニメの世界でその道の第一人者といえば、真島理一郎先生でしょう。

 もう20年近く前(!)にこんな記事を書いてます。ここにも、しっかり「やりすぎ」の文字が(笑)。

 スキージャンプペア2

 その後も真島先生は凝りずに(?)様々な「やりすぎ」をかましてくれまして、もうそれこそ「やりすぎ」を「ヤリスギ」ると、もうそれは一つの芸風というか、伝統のようになるもので、やはり天才とはそういう「やり抜く」力、言い換えれば「凝りない」力、あるいは「人の視線を気にしない」力を持っているのでしょう。

 競馬の「CINEMA KEIBA/JAPAN WORLD CUP」の世界観も好きなのですが、私自身があまり馬に詳しくないので、今日はオンリーピックを紹介しました(とても全編見ていただく勇気がないので開会式のみ)。

 お馬さんの頑張りもいちおう貼っておきます。ヒマな方はぜひご覧ください(私はつい全部見てしまいました)。

 JAPAN WORLD CUP 全シリーズまとめ

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