カテゴリー「パソコン・インターネット」の78件の記事

2008.05.08

○○始まったな…

Cut_nayami の微妙な萌えキャラは総務省のホームページから無断転用しております。総務省さん許してね。「え〜?勝手に使わないでよ」と困った顔をしている彼女、「電波りようこ」という名前だそうです。
 で、こういう意外なことが起きた時、ネット上ではいろんな人たちが「総務省始まったな」と言います。これは面白い表現ですね。一般には「総務省終わったな」の逆説的表現だととらえられますが、実は一概にそうとも言えない場合もあるんですね。つまり、本当に「始まった」という意味で使われることもあるというわけです。
 つまり、このイラストを見て、「おいおい、総務省とあろうものがこんな萌え系のキャラを使うなんて、ああ、もう総務省も終わりだ。日本も落ちたもんだな」と真剣に思った人が揶揄として「始まったな」と言う場合と、「うお〜!萌え〜。総務省さんもこんなことするんだ。りようこちゃんも萌えだけど、総務省も萌えだなあ。いやあ日本に生まれてよかった」(笑)という意味で「始まったな」と言う場合があるということですね。
 修辞法としての反語や逆説というのは、実はこのように解釈が難しいのです。日常の会話でも解釈に迷うことはよくありますし、古文を読んでいたりすると、そんなことばっかりです。これは一つの婉曲表現であり、朧化法であります。
 こんな例もあります。例の秋田県羽後町の「スティックポスター」に関して、こんなふうな表現がされています。発展的な用法です。
 「秋田で最も始まっている羽後町始まり過ぎ」
 これをどう解釈すべきか…なかなか難しい国語の問題ですね。中間テストに出そうかな(笑)。ある意味この文章だけでは答を出すのは困難です。いわゆる文脈が必要になります。また、表現者の立場や心情によって解釈が変わってくる場合があります。いろいろと考えてみてください。面白いですよ。
 ちなみに、今「北京オリンピック始まったな」と言った人に対して、「えっ?まだ始まってませんよ」なんて言うのは愚の骨頂です。KYです(笑)。
 ところで、今気がついたんですけど、こうした逆説的揶揄表現には一つのルールがありますね。すなわち、悪いイメージのものに対して良いイメージの言葉を使って表現することはありますが、その逆はないということです。つまり、「終わったな」という意味で「始まったな」とは言うけれども、「始まったな」という意味で「終わったな」とは言わないんですね。
 ちょっと卑近な例になりますが、美女や美男子に対して不細工とは言わないけれど、不細工に対しては美女とか美男子とか言いますよね(笑)。私なんかよくハンサムとかイケメンとか言われますよ…ハハハ。
  まあ、基本揶揄とか皮肉とか罵倒とか嘲笑なわけですから、当然のルールといえば当然のルールですな。難しいことじゃないか。
 そうそう、これは敬語の使用についても言える現象ですよ。敵や見下すべき存在に対して、「御前」とか「貴様」とか言うじゃないですか。「てめえ(手前)」とかもそうかな。「おまえ何様だ?」とかも。そして、結果として敬意の逓減と言われる現象につながっていきます。
 その逆ってありえませんよねえ。ま、謙遜という形で自分を卑下する場合はありますが。でも、とっても細い女の人が、メタボなおばさんを前にして「私最近太っちゃって…」とか言うと、反感買いまくりますけどね(すなわち、自分を卑下するのではなく、相手を卑下してしまう…笑)。言葉は難しいっすね。
 あっそうだ、感嘆詞的な用法としては、すばらしいものに対して、「チョーやべえ」とか「まじ死ぬ」とか「ありえねー」とか言いますね。そういうのは古文の時代からたくさんあります。
 というわけで、今回の「総務省始まったな」はどっちなんでしょうね。総務省さんとしては、始まらせたんでしょうか。ま、自ら終わらせる人もいないでしょうけど。ただ、KYな人が始まらせようとして終わらせてしまうことも往々にしてありますので。
 電波利用のページということで、アマチュア無線の方々が対象になるでしょうから、やっぱり狙ったんでしょうか。まずは総務省さんに聞いてみましょうか、始まらせようとしたのか。
 いや、ちょっと待てよ。電波利用子(りようこ)…う〜む、冷静に考えるとこのネーミング…やっぱり、「始まったな」(笑)。

総務省

不二草紙に戻る
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.05.01

ふぅ、戻った…(4歳の誕生日を前に)

↓セッション数の推移
Ga05 Googleに嫌われたという話を、2週間ほど前に書きました。この記事です。3月9日の境にこのブログの検索順位がドカンと落ちて、アクセス数が半減したという話でした。
 それがどういうわけか、(たぶん)今日の朝あたりに、3月8日以前の状態に戻りました。IT業界のある人に、2ヶ月くらいで元に戻るよ、と言われていたその通りになったので驚きました。
 その人の言葉を信じていたのですが、けっこうこの2ヶ月間は辛かったっすね。自分でもそんなのどうでもいいじゃんと思いつつ、なんていうかなあ…モチベーションというか、やり甲斐というのでしょうかね、誰に頼まれたわけでもありませんが、こうして長文を毎日書くのって案外根性のいることなんですよね。その根性がちょっと萎えた。
 これは商売の世界と同じでしょうね。いわば自分の店の前の道の人通りが急に減って、飛び込みのお客さんが減ったという感じだったんです。常連の方はいつも通りわざわざ立ち寄ってくれるのですが、たまたま店頭にあった商品を見つけて入店し、ついでに他の商品も買ってくれるようなお客さんが激減してしまったわけです。
 ウチの店に来る道の向こうの方で突然工事が始まって通行困難になっていた。その工事が終わって昔の人通りが戻ったって感じかな。正直ほっとしました。
 工事してる現場なんか見えなかったので、実は店の改装とかもしてみたんですよ。なんとなく広告が多くてガシャガシャしてたんで、そういうものを店頭から一掃したり、目には見えないような物やゴミも整理しました。でも、その効果が現れたというよりも、やっぱり道の工事が終わったってことでしょうね。
 こう考えると、なんだかんだ言ってGoogle様に依存してるってことですね。もうこれからは彼らを「死体コレクター」とか言いません。ごめんなさい(笑)。
 と、お店になぞらえて話をしましたが、実際の売り上げも激減してたんです。Amazonのアソシエイトとか楽天のアフィリエイトとか、10分の1以下になってました。おかげで新しい本や物を買う資金も枯渇。つまり商品の仕入れも困難になっていたということです。
 またいつ今回のような事態になるかわかりませんし、あるいは本格的に評価が下がって閑古鳥が鳴くやもしれません。また、いろいろな事情から本当に店じまいする日が来るかもしれません。
 実は今日で不二草紙は丸4年、つまり明日4歳の誕生日なんです。1日早いGoogleからのプレゼントだったのかもしれませんね。このおススメはいちおうこの4年間毎日更新してきましたので、神も憐憫を垂れて下さったのでしょう。ありがたく思いつつ、これからも精進いたします。やっぱり商品の質で勝負しなくては。ウチはよろず屋なわけですから、それらしくその道を極めていきたいと思っています。今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

不二草紙に戻る
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.30

中吊り広告

Yhhjs のように田舎に住んでますと、あんまりお目にかからない電車内の中吊り広告。電車に乗らないし、それ以前に富士急行線には中吊り広告なんかありませんね。車両の壁に渋〜い広告はありますけど。
 昨日、久々に東京の電車に乗ったので、じろじろと見ながらいろいろと考えました。また、考えたのと同時に、見事に購買意欲をかき立てられ、あるものを買うハメになりました。いやあ、都会の人は大変だなあ。いろんな欲望をかき立てられる。それに従うとお金がかかる。ある意味修行だな。
 と、タイミング良く、今日のNHK「cool japan」で「広告」が取り上げられ、その中で中吊り広告も紹介されていました。外国人から見ますと、あの中吊り広告はかなり不思議な存在らしい。彼らの中でも意見が分かれ、華やかだしヒマつぶしになるしカワイイ女の子はいるし、とってもcool!という人と、邪魔だ!not cool!という人と、両方いましたね。とりあえず、海外にはこういうのはないらしい。
 たしかに、部屋の中央にあんなにいろんなポスターがぶら下げてあったら、邪魔は邪魔ですね。でも、無視しようと思えば無視できるし、最近ではデザインに凝ったものも多く、一つの表現の場になっていますよね。実際目を楽しませてくれるものも多い。
1774048028_2100cc3c82_m 今日の番組でも、上に載せたお茶の広告や、右のNHKきょうの料理のテキストの広告などが紹介されていました。こうなると、電車の車内が一つのアート空間になるわけで、日常空間…いや、会社への(あるいは家庭への)道のりという特殊な時空に新たな意味が付加されることになるのかもしれませんね。
 同じく番組で取り上げられていた都会のネオンサインもそうですけど、とにかく全体のことを考えない、あるいは周辺との調和をあえて図らない、ああいう雑多なカオスな表現というのが、日本の風景の特徴になっていることはたしかです。以前はそういうコーディネイトの存在しない街並みなど、私はあんまり好きではなかったのですが、最近はこうやって外国人がcool!と言ってくれるし、なんとなくこれこそ自然な美なのかなと思うようになりました。
 自然界も基本自己中心的だし、隙間や油断があればそこに蔓延る存在ですよね。それが全体として俯瞰すると一つの美を構成したりする。そういう、ある意味「コト化」されない多様性の美しさ、豊かさ、そしてそこに自然に溶け込んで生きる日本人というのは、案外cool!なのかもしれませんね。
 それにしてもですね、日本にはビキニ姿が本当に蔓延してますなあ。この前の「オタクはすでに死んでいる」にも書いてありましたっけ。そして、番組で外国人も言ってましたよ。子どもの雑誌から大人の雑誌まで、とにかく半裸の女ばっかり。言われてみると世界的には異常な事態ですね。実際の街中では、女性のボリューム感、そして露出度の比較的低い日本ですが、なぜか2次元世界になると異様にセクシー満載になりますよね。さすが妄想王国ですね。実は国民総オタク、総萌えなんですかね。
 ああ、そう考えれば、ネットの世界なんか、ある意味世界の中吊り広告みたいなもんだな。カオスにしてセクシー、欲望をかき立てられるし、偶然性も高い。無視しようと思えば無視できるし。ネットは自然のアフォーダンスを再現なのかもしれませんね。
 そうそう、ネットで中吊り広告を実現しようとしたこのサイト、今のところ全く広告主が現れず、ものすごく閑散としてますよ。やっぱり中吊りがないと落ち着かないよな…。
 ちなみにリアル山手線の中吊り広告、2日間で210万円(各車両1枚ずつ)だそうです。案外安い?

Amazon NHK Cool Japan 外国人が感激するニッポンの魅力

不二草紙に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.29

Logitec 『iPod対応 ICレコーダーアダプタ LIC-IREC01』

41ef2d2r9ml_sl500_aa280_ 日は、家族+1で東京方面へ出かけました。カミさんは「DREAM.2」観戦のためにさいたまスーパーアリーナへ。私は新宿で5月24日のコンサートのための練習。子ども(+お友だち)は浜松町のポケモンセンターへ。それぞれ違う目的です。
 カミさんのお目当てはもちろん桜庭和志選手。DREAM.1では、その桜庭選手と念願の握手を交わしましたが、今回は「闘うマスオさん芸人」ことベルナール・アッカ選手と駅でバッタリ出会い握手したそうです。さらに King of 39 fan の方とも知り合いになれたということで、大変ゴキゲンのカミさんでありました。あっ、もちろん桜庭選手は勝ちましたよ。思ったより苦戦したみたいですけど。
 子どもたちも久々のポケモンセンターに大満足。大人から見るとただのショップなんだけどな。いやあ、私はポケモンよりもリアル・モンスターにびっくりですよ。まあ先ほどの King of 39 fan の方もカミさんの話によれば相当すごいらしいんですが、大人のポケヲタもすごかったなあ。カゴいっぱいにぬいぐるみを大人買いしてたり、店員さんと仲よくなってものすごくディープな会話してたり。なんだかぬいぐるみの棚の前にしゃがみこんで、ピカチューとポッチャマを両手に持って会話させていたり…笑。いやあ、やっぱりここまで極めなければオタクとかファンとか言えないんでしょうね。尊敬します。
 さて、私は相変わらずディープではなくシャロウな生き方をしてまして、今日紹介するものなんかも、結局あんまりこだわりの感じられない物ですね。いかんなあ。
 私はバロックのアンサンブルの練習をしたわけですが、今日は初めて自分たちの演奏を録音してみました。録音した機材はiPod nanoとロジテックのマイクです。
 最近もYahoo!ニュースに 「高品質ICレコーダー リニアPCMが人気」という記事がありましたね。再び生録ブームだとか。私も昔はデンスケやらDATのデッキやらを持っていて、いろんな音を録りまくった時期がありました。バイノーラル・マイクまで自作してね。あの頃の方がずっとヲタしてましたな。
 このブログではZOOMのH4H2を紹介したりして、実際知人の何人かはこれらを購入されたようなんですが、自分自身は、まあお金もないものですから買わずじまいだったんですね。で、この前の奇跡の救出劇のあと、親父用のMacBookを購入した時にオマケでiPod nanoが付いてきたんで、それを自分のものにしまして、そして、ロジテックの新しく出たマイクを接続して使ってみたわけです。
Licirec01 結論から言いますと、お値段と見た目からすれば、そこそこの音質。練習のチェック用、あるいはコンサートなどの記録用には充分の音ではないでしょうか。ただ、ステレオ感に乏しく、やや低音が弱いのにはがっかり。てか、しょせんボイスレコーダーですからね。基本ボイス用の設定なんでしょう。
 ただiPodによる操作性は非常にイージーでわかりやすく、本当に気軽に録音するにはいいですね。ポケットにすっぽり入りますから、ちょっとした密録にも最適ではないでしょうか(笑)。
 周波数特性は20Hz~16kHz、ファイル形式はWAVE、ビットレートは1441kbbs、サンプルレートは44.1kHzということで、いちおうCD並みの音質ということです。詳しい仕様などはこちらでどうぞ。
 恥を忍んで(?)昨日録音したサンプルを置いときましょうか。ファイルサイズがでかいので、ちょっとだけです。適当に切り取ったものです。えっと、これはルクレールのソナタの、コテコテ演歌風(もしくは韓国ドラマ風)の泣きの楽章ですね。音程の悪さ、アンサンブルの甘さ、わけわからんコブシなどではなく、あくまで録音品質のみをお確かめ下さい。
 マンションの一室での演奏を、3メートルくらい離れた場所に無造作に置いて録音しました。編成はバロック・ヴァイオリン2本、バロック・チェロ、チェンバロです。アッテネータはHiです。イヤフォンで聴くとチェンバロがよく聞こえるのに、ウチのスピーカーだと全然聞こえないな。なんでだろ。ぜひイヤフォンかヘッドフォンでお聴き下さい。
 
 サンプルを聴く

 うぐいすの鳴き声を録ってみました

Amazon LIC-iREC01

楽天 LIC-iREC01

不二草紙に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.17

奇跡の救出劇に見る「日本文化」(?)

Ibook 親のiBookが起動しなくなり、もうずいぶん長く使っているのでそろそろ新しく買い替えたらどうかという話になりました。で、結果としてMacBookの一番安いヤツを買うことになったんですね。もうすぐ80になろうかという父親ですが、心身ともにある意味私より若いんですよ。MacBookを使いこなす爺さんというのもなかなかカッコいい。
 さてそれで困ったのは彼が作りためた書類たちです。なんだか得体のしれない怪文書がたくさんあるようです。なんとかしてくれとの要請がありましたので、救出作戦開始です。
 バックアップなんてものは取っていなかったので、内蔵ハードディスクを救出するしかありません。まあやることは簡単と言えば簡単ですよね。iBookからHDDを取り出して、外付けケースに収めるだけのことです。
 ところがまずはそのHDDを取り出す作業が大変でした。今のMacはどの機種も内部へのアクセスが非常にしやすくなっていますが、ちょっと前のは案外苦労します。
 いちおうネットで調べた手順でやってはみたのですが、どうにもボトムカバーがはずれません。ネジというネジをはずして、すきまにいろんなものを差し込んでみたりしても、なかなか頑固です。
 私が難渋しておりますと、持ち主の親父が業を煮やしたのかやってきて、なんだか非常に手荒な作業を始めました。手にはでっかい金切り鋏をもっています。えっ?これで何するの?
080415 と思う間もなく、おじいさんはiBookをジョキジョキ切り始めたではありませんか!(昔話みたいだな)…これは衝撃的な映像です。まじで動画でその過程をおさめておけばよかった。YouTubeにアップすれば評判になったかも(笑)。
 まあ、もう使わないというのは分かりますけどね、なんだか大切に使っていたMacをこういうふうにできる感性って…。それもガハハハ笑いながらやってるぞ。こっちもつられて笑いが止まらなくなり、さらには彼のハサミを奪い取りバキバキッとやり始めてしまう始末。
 むむむ、これはさっき親父と議論した南京大虐殺につながるものがあるような気もするぞ…。こういう心理状態って、怖い。
 と、まああんまり難しいことは言わないようにしましょう。とにかくすごい惨状になりました。結果として無事HDDは救出されましたが、もちろんその他の部分は壊滅です。完全に死亡。
Hddc 奇跡の救出劇(?)ののち、ネットで一番安いケースを注文。それがこれです。アキバなんか行けばもっと安いものもありますけど、まあ600円台ならいいでしょう。送料も同じくらいかかるんですけど、電車賃を考えれば安いもんです。
 で、今日そのケースが着きましたので早速HDDを収めてウチのMacBookに接続してみましたら、無事認識されました。あの手荒な作業の中でも全くの無傷で生還したのですから、まさに奇跡の救出劇だったのでは(笑)。
 しかしですねえ、人間というのはどうしてこのように「コト(データ・情報)」にこだわるんでしょうね。昨日の記事にも関連してきますけど、データ(情報)というのは、それ自体は「死体」みたいなものです。でもそれがなくなるとなると非常に不安になる。常にインデックス化して自分の管理下に置いておきたいんですね。まさに本能です。
 そのために、苦楽を共にしてきた(?)、風体もカワイイiBookちゃんを、でっかいハサミでああやって切り刻んじゃうんだから、こりゃあホントに「もののあはれ」ですねえ。なんだか虚しいモノを感じました。たしかにもう使わないからいいんでしょうし、考えようによってはああやって決別することも必要なのかもしれませんが。ウチなんか決別できない、それこそMacの死体たちがたくさん陳列してありますよ。それもまた困ったものなんですけど。
 データの保存にこだわるにしても、本体の保存にこだわるにしても、いずれにしてもですね、こうして「死体」にこだわるのが、ワタクシ的な言い方だと「萌え=をかし」にこだわるオタク的性質だと思うんです。データをコピーして疑似的な永遠性を得る。または、フィギュアを保管保存することによって疑似的な永遠性を得る。ある意味では虚しい行為ですね。
 この前、NHKクローズアップ現代で「文化財のデジタルコピー」についてやってました。これなんかまさにオタク道極まれりといった内容で、笑っちゃうやら感心しちゃうやら、実に興味深かったんです。日に日に劣化していく(当たり前ですがね)文化財をデジタルコピーして、そのコピーを本来の場に置き、本物は別の場所で保管すると。そのうちに、コピーが商品として販売までされるようになってると。コピーしてるうちにどれが本物かわからなくなっちゃうし、コピーで満足してしまう。日本に特有な妙な文化ですよ。一概に悪いとは言えませんが、なんだかやっぱり虚しさを感じました。
 このページでは、ついに人間をスキャンしてるし…(笑)。

USB2.0対応 2.5インチHDD外付キット

不二草紙に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.04.16

検索エンジンと「私」

08g 世界中の情報をインデックスする。そう豪語するGoogle。インターネットとは脳と脳とを(主に言語を通じて間接的に)つなぐ網のことですから、彼らの言うインデックスとは、我々の脳の中の「コト」の索引ということです。
 今まで何度も書いてきたように、我々には「コト化」の本能があり、それに従って、あるいはそれは完全なる実現が可能であるという前提に従って西洋科学や哲学などは進歩してきました。
 私は言わずもがな「モノ派」、すなわち、そりゃ無理だろ派ですから、自然Google的発想には反発したくなります。でも、実のところ私にも「コト化願望(欲求)」は大いにありますから、Googleには大変にお世話になっているんですね。ちょうど市場経済、資本主義を否定しながらも、普通にお金を使い、お金のために働いているのと同じです。ま、そこんとここそが人生の修行なわけですけどね。
 で、お金の悪口を言ってるせいでお金が私のところに集まってこないのと同様に、Googleの悪口を書きすぎたせいか(たとえばこちらで「死体集め」とか言ってるし)、最近Googleにずいぶんと嫌われてるんです。
 いや、もともと逆にGoogleにずいぶんとよくしていただいてたんですよ。読者の皆さんの中にも、このブログを知ったきっかけがGoogleによる検索結果だったという人も多いことでしょう。もしかすると8割くらいそうなのかもしれない。実際、身の程以上に検索結果の高いところに位置させてもらっていました。それがなんでかよく分からなかったんですね。それほど多く引用されたりリンクを張られたりしてませんので。
 それが、えっと3月9日(!)を境にドカンと全記事の検索順位が下がりまして、まあようやく身の丈になったというか、順当な位置に落ち着いたわけです。おかげでGoogle経由でいらっしゃる方は激減。なんとなく寂しいような、いやちょっとホッとしたような…。
 人もお金も検索エンジンも、やはり恩を仇で返されたら、そりゃあ怒るでしょう。私だってそうです。仕事柄そういうことが多いんですが、まあ怒らないにしても落胆しますよね。で、Googleも結局人だったということでしょうか、いやいや違うか、言語も索引もGoogleの技術も人間が作った完全なるフィクションであり、そういう意味では「神」なのかもしれませんね。ということは、神の逆鱗に触れたってことかな。お前には目をかけてやっていたのに、なんじゃあ!その態度は!と。
 ページランクは下がっていないんですけど、まあなんか向こうのアルゴリズムの変更でもあったんですかね、とにかくドカンと落とされました。今まではなんだか知らんが検索結果の1ページ目に載ることが多かったんですけど、今やいくらページを繰っても出てこない。こりゃあ誰も来ないわ。いろんな方々が1ページ目に載ろうとしてSEOに励むのもよくわかります。特に商用ではね。
 さて、そんなわけなんですが、ここ数日の間にGoogle以外の検索エンジンのクローラーがいくつか本ブログを訪れました。というか、今もいます。
08c 3日くらい前からじっくりゆっくり私の脳ミソの中をインデックスして歩いているのは「Cuill」。クールと読むそうです。これは元Googleの社員を中心に開発された新型スーパーステルス検索エンジンだそうで、なんでもGoogleを脅かす技術らしい。Googleよりもずっと早く、低コストでインデックスを作ることが可能であり、今年中の開業を目指しているとのことです。はたしてウチはどのくらいの評価を得るのだろう。楽しみです。
 Googleを超える検索サービスになる可能性大…かと思いきや、どうせGoogleに買収されてしまうだろう、あるいはいろいろな意味で潰されるだろうともウワサされています。ああ、怖い世界だ。
 それにしてもずいぶんとゆっくり私の脳ミソの中をクロールしてますね。なんだか、頭の中にロボット(スパイ)がいるみたいで気持ち悪いんですよ。
08a もう一つはAmazonのサービスである「AWS」のクロールロボット。これはものすごいスピードで嵐のようにやってきて去っていきました。おいおいちゃんと読めよ!ってツッコミを入れたいくらいです。Amazonのサービスの中でどのように使われるのかよく分かりませんが、やはり彼らもGoogleとは違った方法で世界の「ことば」をインデックス化しようとしてますからね。そして、実際にそのコピーたちを物として売ろうとしている。古来の経済システムに乗っかりつつ、Google的な野望を抱いている。ある意味最強かもしれませんね。だって「コト」と「モノ」の両方を支配しようとしてるんですから。
 そのほか、以前紹介した音楽検索の新派であるseeqpodのクローラーも来ましたね。っていうことは、我々のバンドのmp3ファイルも世界に発信されているということか?!
 そのうち、クローラーどうしが戦うような日が来るかもしれませんね。私たちの脳を戦場にして、各社の(あるいは各国の)スパイロボットどうしがハイテク戦を繰り広げる…なんだかSFみたいなことになってきたなあ。
 こうなったら、やはり私は彼らに対抗して行かねばならないような気もします。3月9日というのが象徴的じゃないですか。土方巽の誕生日ですよ。自らの「モノ性」によって、「コト化」に邁進する現代社会にたった一人で立ち向かった土方。私もこのブログを通じて、検索技術という「悪神」(?)を混乱させていきたいと思います…なんちゃって。

関連記事
『グーグル・アマゾン化する社会』 森健 (光文社新書)
『グーグル革命の衝撃 〜あなたの人生を“検索”が変える〜』(NHKスペシャル)

不二草紙に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.04.06

リアル「茜色の夕日」

Yuuhi08 今日は新宿で練習。5月24、25日に河口湖木ノ花美術館と円形ホールにてコンサートをします。詳細はいずれ。
 今日は楽器がよく鳴り、実に気持ちいい演奏ができました。やっぱり昨日マニアックな話に花を咲かせ、やや二日酔い気味だったからでしょうか。いや、やっぱり「アンサンブル」「モノとの共鳴」「外部の共有」みたいな話をしたからかなあ。なんかとっても腑に落ちるものがあったんで。言葉以上に体が納得したし。
 さて、練習を終え、5時過ぎに首都高に乗り富士山への帰路につきました。そうしたら、本当に見事なタイミングでしてね、まさに「茜色の夕日」が山並みに沈むところでした。すぐにiPodを操作して、例のフジファブリックの「茜色の夕日」を聴きました。
 昨日の話のとおり、「場」というのは実に重要でして、ちょうど環状七号線をまたぐ辺りでしたし、胸にぐっと来るものがありましたね。時間というのは、その場所にどんどん堆積していくものなので、とにかくその「場」に行く、あるいは同じような状況をシミュレーションしてみるということは非常に大切なことです。私がバカみたいに様々な分野での聖地巡礼に励むのはそういう意味があるのです。とにかくその「場」に行って、体で共有したいんです。これはもう理屈ではありません。
 ところで、一昨日書きました「茜色の夕日(フジファブリック)」に見る「もの」と「こと」という記事、ずいぶんとたくさんの人読んでもらえているようで、ちょっと恥ずかしいような気がします。以前にもよくありましたけれど、どなたか奇特な方が2chのフジスレに貼ってくれたようなんですね。どうもです。
 最近アクセス数が半減していたんで、こういうことがありますと、刹那的とは言え少し安心します。アクセス数が半減した理由は単にGoogle八分にあっているからで(おそらく一時的なもの)、通りすがりの方のご来店がほとんどなくなったからです。ある意味純粋な読者だけになっているわけで、それはそれでいいんですけどね。なんとなく不安になるんですよ。売れなくなった歌手の気持ちってこんなんかな(笑)。
 で、ある方からメールで「2chに思いっきり貼ってある」との連絡をいただき、恐る恐るそこをのぞいてみますと、

『志村の歌詞で授業するとはすごい先生もいるもんだな w
 ちょっと感動した』

と言った感じでして、ハハハ、なんかバカにされてるのか、感心されてるのか、よくわかりませんけど、でもやっぱり「感動」が少しでも共有されているのであれば、それは非常にうれしいことですよね。
 常々2chというのは立派な「場」であると考え、どっぷりそこに住まわせていただいているワタクシとしては、こういうことがありますと正直ヤターッなのでありました。
 で、一番笑えたレスはこれであります。どこまで冗談かわからないところが2chのいいところですね。

『フリーダムなティーチャーだなあ。志村の知人かなあ。
  文章を読むに頭の冴える美人娘なんだろうな 』

 なんでわかるんだ(笑)。文は人なり…ですか。三つの文のうち、まあ最初のは当たってるかな。二番目は微妙に不正解。私は直接は知りません。まあ、彼の野球部時代の顧問の先生の娘が、この授業受けてましたけどね。狭い町ですから、いろいろとありますよ、そりゃ。でも、私は知人の知人程度です。そして、三番目は大正解ですな(笑)。こういうところが2chらしさです。このレスした人はなかなかのセンスですよ。読解力および表現力において「優」を差し上げましょう。
 というわけで、リアル「茜色の夕日」を眺めてたら少し思い出すものがありました。繰りかえしますが、「場」を共有することは、他者(モノ)の理解において非常に重要な意味を持つのであります。そういう意味では、2chという場はあくまでもヴァーチャルな「コト(言葉)」によるトポスであって、そこに立ち現れるフィクションとしての「共感」「共有」「共振」を楽しむ、それこそ文学的な「場」であるのかもしれませんね。実に面白いですね。

不二草紙に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.03.23

USBメモリー購入〜大事なものは取っておくべきか

Usbdonyass0 ふだんはこちらで紹介したトランセンドのオシャレなUSBメモリーを使ってます。で、今回ちょっと必要がありまして、1GのUSBメモリーをいくつか買いました。上海問屋さん上海問屋セレクトが一番安かったので、さっそく注文しまして、到着した商品を見たら、全部トランセンドの製品でした。有名メーカーさんの製品がこのお値段(677円)なんて。まったくどうなっているのでしょう。
 トランセンド(transcend)とは、「超越する」「理解を超える」という意味ですよね。まさに「まったくどうなっているのでしょう」です。
 少し前に読んで感銘を受けた中沢新一さんの「僕の叔父さん」にも何回かトランセンデンタルという言葉が出てきました。超越した、深遠な、人知を超えたというようなニュアンスでしょうか。
 パソコン用のメモリーは、まさにどんどん過去を超越してゆき、とどまることを知らない大容量化が進んでいます。トランセンドという社名も、そういうイメージから付けられたのかな。
 ところで、メモリーが増える一方なのは機械での話であって、我々の人間のメモリーはある意味トランセンデンタルに小容量化していきます。私もけっこうやばいですよ、最近。もう「ディスクがいっぱいです」なのか、新しい情報は記憶されないし、それどころか過去のデータも壊れているらしく、読み出せないこともしばしば。
 ところで、ハードディスクなんかもそうですけど、やたら大容量化すると恐い一面もありますよね。全てのデータを一瞬で失うとか、盗まれるとか、なくすとか。人間の場合も同じかもしれません。最近もある本を読んでいて思いました。天才的な頭を持った人が突然亡くなってしまったりすると、ものすごく不安になるんですね。人間のメモリーの場合、バックアップを取る技術が未完成ですから、本人が壊れちゃったり消えちゃったりすると、烏有に帰すことになっちゃいます。
 そう考えると、人間の脳ミソのデータというのも適当に分散させておくのがいいかもしれませんね。一人の天才にまかせておくと、結局全部失う時が来る。数十年で装置の寿命が来ちゃいますから。
 いや、天才が早世し、凡才や憎まれっ子が長生きするのは、神様の「なくなっていいようなものは取っとくけど、なくなって困るものは取っとかない」という究極のやり方なのかもしれませんね。
 天才自身も、「自分」という大事なものを取っておこうとしない傾向がある。酒に溺れたり、薬に走ったり、自死も多いし。我々非天才は自分を後生大事にしますよね。どうせなくなっちゃうのに。
 よく、「大事なことを忘れた」とか「どうでもいいことは覚えてる」とかいう言葉をよく聞きます。これは、実は正常なことなのかもしれません。だいたい、その「大事」とか「どうでもいい」とかの判断基準って、どんなところにあるんでしょうね。そのへんの「意味」について考えるのもまた一興かと。
 というわけで、いわゆる「大事なもの」を取っておきたがり、そして取っておくがために不安に陥っているのは、案外人間だけかもしれませぬぞ…と言いつつ、今日もこうして記録し続けるワタシ。いや、これは大切なデータじゃないから、取っておいていいのか…。

[送料\399~]上海問屋セレクト USBメモリ 1GB:上海問屋セレクト USBメモリ 1GB [★]

不二草紙に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.03.12

縦書き文庫

 国語の教師だからでしょうかね、いや、単に日本人だからでしょう、とにかく私は縦書きが好きです。本当ならこのブログも縦書きで執筆・公開したいところです。しかし、インターネット・ブラウザ上で縦書き表示をするというのは案外困難でして、今までも先達のお知恵を拝借していろいろやってみましたが、ブログという形ではどうにもうまく行きませんでした。このような素晴らしいサービスもあるにはあるんですけどね、まだ一般ユーザーには提供されていません。残念。
 最近全くの放置状態になっている本体「不二草紙」は、縦書きが基本になっています。これはFreeway Expressというソフトを使って作っておりまして、テキスト入力したものを縦書きの画像に変換してくれる機能を利用しています。なお、そのコンテンツの中の「随想駅伝」…たすきが途絶えております(汗)…はpdfで縦書きにしています。画像の場合はファイルが大きくなりますしコピペもできません。検索にももちろんひっかかりませんね。pdfもプラグインが必要だったり、読み込みに時間がかかったりして、なんとなく不自由。両方ともきれいなのはいいのですが、手軽さに欠けます。
 そんな状況の中で、最近注目していたのが、こちら縦書き文庫さんです。基本的にHTMLによる縦書きを実現してくれていまして、ブログへの貼り付けにも対応しています。さっそく登録して使ってみましたところ、なかなか便利でしたのでここに紹介しておきます。
 本来は自分の文芸作品を公開して読んでもらったり、青空文庫収蔵の作品をブラウザ上で手軽に縦書きで読んだりすることを目的に開発したものですから、このような使い方は邪道なのかもしれませんが、ブログ上で手軽に縦書きを実現したいと考える人々にとっては、まさに「神業(かみわざ)」的なサービスの登場と言えるのではないでしょうか。ありがたや。
 まず試験的に不二草紙の随想駅伝の一つを縦書きにして貼り付けてみますね。吉井和哉さん関係でよく引用している「大切(←クリックするとpdfが開きます)」です。

 どうですか?なかなかですね。全画面への切り替えもできますし、フォントなどの調整も可能です。HTML方式で生じる、「っ」のような小さい字の不自然な配置はいたしかたないとして(Windowsではその問題も解決してるようですね)、その他は非常によくできていると思います。
 まだ開発中ということですから、これからどんどん改良されていくことでしょう。
 全世界のブログの3分の1以上が日本語で書かれているとか。この際、思いっきり縦書きブログを増やして、世界に縦書きを広めましょうか…無理無理。

不二草紙に戻る

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008.02.01

グールドのカンタータ第54番 (バッハ)

54 お〜!これは!!見どころ聴きどころ満載の映像です。なんだか妙に感激してしまいました。グレン・グールドによるバッハのカンタータ54番です。1962年の映像。
 こういうのをこうして観ることができる時代になったんですね。やっぱり嬉しい。これって廃盤になった日本版LDの映像ですよね。超お宝だな、こりゃ。
 それにしても、すごい演奏ですね。もう解説は抜きです。とにかく観てください(DivXをご覧になれない方はプラグインをインストールしてください。あるいはYouTubeでどうぞ。画質音質とも劣りますが)。
 私は素晴らしいバッハだと思いますよ。バッハの音楽(最初の和音からして…)、グールドの指揮、そしてハープシピアノ(!)、オバーリンのカウンター・テナー…今では到底考えられません。

 どうですか?私最初は笑っちゃおうと思ったんですけど、全然笑えませんでした。泣いちゃいました(笑)。
 もちろん曲のすごさというのもあります。グールド自身が語っているように7度で始めるのは反則でしょう。その後もすごい和声が続きます。これは「罪」の象徴なのか、それとも「抗う」象徴なのか。まあとにかく人類が生んだ「すごい」音楽の一つであることは確か。
 グールドの指揮もハープシピアノも「なんじゃこりゃあ」ですよね。グールドがやれば何でも許されると私は思ってますが、このパフォーマンスは間違いなく「グールド」というジャンルを代表するものでしょう。神がかってます。最終楽章ではもう指揮するのを忘れてフーガを弾きまくってる(笑)。かっこいい!!バッハも実はこんな感じだったんじゃないですか?
 ラッセル・オバーリンのカウンター・テナーも、いわゆる今のカウンター・テナーとはずいぶん違いますがなかなかいいですよね。一部では伝説の…と言われてるようですけど、たしかにこの表現力と存在感はすごい。
 …と、「すごい」「すごい」を連発してますね、私。でも、ホントすごいとしかいいようがない。言葉で表せない名演だと思います。Stage6では、この映像をダウンロードできますのでぜひ御手元にお納め下さい。いつ消えちゃうかわかりませんからね。

不二草紙に戻る

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008.01.29

今までありがとう egbridge & egword そして…これからも

Eg 国語の試験問題を作るために、まさに egbridge と egword を使っている時でした。突然の販売終了を告げる一通のメールが…。10年間つきあい続けてきた彼女とデート中、突然彼女の父親から「別れてくれ」と言われたようなもの…。
 予想だにしなかった突然の知らせに、何が起こったのかさえ分からず、本当に動揺してしまいました。
 egbridge とは Mac で使う日本語入力システム(かな漢字変換システム)、 egword は Mac専用のワープロソフトです。私は本当に両egにお世話になりっぱなしでした。と言いますか、正直、これらがないと仕事が出来ません。今もこのブログを書きながら egbridge の優れた変換機能に依存していますし、国語の教師ということで、横書きの文書をほとんど作らない私からしますと、egword 以外で文書を作るということはありえません。一般ユーザー用で、これほど美しい縦書きの文書を作れる.ワープロ・ソフトがないからです。
 私の縦書きへのこだわりは、まあ私の作る(最近全然更新してませんが)サイトをご覧になっていただけば分かると思います。本当はこのおススメも縦書き表示したいくらいです(ちょっと検討中)。
 とにかく、某 word のように、ただ文字を並べるだけの縦書きワープロでは満足できないのです。例えば、ちょうど今もそういうシーズンなのですが、ウチは私立学校ですから自前で入試問題を作るんですね。以前は原稿だけ自分で作っていました。今はレイアウトから印刷まで自分たちでやっています。これは外部に出るものですから、それなりの体裁で作らなければなりません。また、当然受験生が読みやすく解きやすいものにする必要があります。そのためには、ただ字を並べるだけでなく、部分的に字間や行間を調整したり、ベースラインを動かしたり、場合によっては字の縦横率を変えたりする必要があるんです。ま、いわゆる商用DTPに近いことをしなければならないんですね。そんな時、私たちシロウトは10万円近くするプロ用のソフトは使えません。ですから、手頃なお値段(そんなに安くはありませんが)で、かつ動作が軽く安定している egword は重宝していたのです。いや、重宝とかではなく、egword しか頼るものがなかったのです。
 そんな素晴らしいソフトが突然の開発中止、販売終了…ありえません。たしかに市場としては儲からないのでしょう。でも、でも、やっぱり日本語の縦書きは大切な文化ですから、なんとか生き残ってほしかった。とりあえずは今のバージョンを使えるまで使い倒すしかありません。
 恥ずかしい話ですが、あまりのショックに職場で泣きべそかいてしまいました。そして帰宅し、いったい何が起きたのかを確認すべく、2ちゃんねるのegスレを見てみました。みんな私と同じようにかなり動揺しているようです。すると…次のような書き込みが!!

______________________

236 名前:中の人 メェル:sage 投稿日:2008/01/29(火) 09:39:50 ID:8s5ku6u40
中の人こと、開発責任者の廣瀬と申します。

こんなにたくさんの方に多くの感想をいただき大変驚いています。
自宅はUSENなんですが、昨夜はUSEN規制中で書き込めませんでした。

現場の責任者として力が及ばずこのような結果になってしまい
大変申し訳ありませんでした。
また、これまでお使いいただいたお客様には心より御礼申し上げます。

この掲示板では多くのフィードバックや励ましのお言葉を頂き、毎日チェックして
少しずつですが製品に反映して参りました。
しかし何も回答しないこともありました。不愉快な思いをされた方にはお詫び申し上げます。

多くの方からご要望いただいた禁則処理や表計算機能などを盛り込む予定だった
Universal 3 は幻となってしまいましたが、私のワープロにかける情熱の火は
消えていません。

35歳でプログラマは定年なんてことをブログに書きましたが、
もう一度書いてみようと思います。

家族も理解してくれました。

いつか皆様にお披露目できる日が来るようにがんばります。

______________________

 うぉ〜、神降臨!!
 実はこのスレには、今までも「中の人」というHNで、エルゴの社員と思われる方が頻繁に現れていました。妙にリアルな書き込みをなさるし、みんなが書いた要望が次期製品で実現したりするので、いったいこの人は誰なんだ?サポートセンターの人か?みたいになってたんですよ。そしたら、なんと創り主様であったと!
 廣瀬さん、あなたは本当に素晴らしい方です。まさに神です。ネ申です。仏、イムです。なんという優しさ。愛。慈悲。こだわり。情熱。
 いや、まずは感謝と労いの言葉を…廣瀬さん、スタッフの皆さん、今まで私たちのために素晴らしいソフトを開発してくださりまして、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。今の私があるのはeg〜のおかげです。これは大げさでなく、実際にeg〜のない生活は考えられませんから。
 う〜、しかし感激だなあ。10年来の恋人と強制的に別れさせられると思ったら、本人に「いつかまた会いましょう。待っていて下さい」って言われたようなものですから。泣けます。今、本当に涙が頬を伝いました。
 本当に大変だとは思いますが、ぜひ私たちを見捨てないで下さい。そして日本の大切な文化の継承のためによろしくお願いいたします。何かできることがあれば何でも協力いたします!
 入試、定期試験、卒業式、そして日々の教材…明日も egbridge & egword と頑張って仕事します!!

ps 私は親指シフト使用者でもあります。なんで、普通に「かな」で「かな」を打って、美しい縦書き文書を作ることが、どんどん難しくなっていくのでしょうか。何か間違っているような気がします…orz

開発者廣瀬さんのブログ

エルゴ公式

不二草紙に戻る

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008.01.07

コンパクト無線LANブロードバンドルータ「CG-WLBARGPXW」 (corega)

Wlbargpxw_200 昨日の続きですが(笑)、「コレガ」って「これが」ってことですかね。「これは」ではなくて「これが」。
 ドコモもそうですが、和語をカタカナで表記し、そしてアクセントを変えたりしますと、もう立派なエセ外来語になります。もちろん「corega」とか「DoCoMo」とかローマ字表記したり、英語やフランス語風のつづりにしてしまったりすると、もうホントにそれらしくなります。
 そういえば、スズキのバイクは昔「コレダ」でしたね。「これだ!」ってことです。「バイクはこれだ!」っていうことでしょう。昨日書いたように「〜は」は省略できることが多い。逆に「これが今はやりのルーターだ!」みたいな感じだと、「〜が」の方が重要なケースが多く、「が」以降を省略することが多い。ちなみにこの「が」は係助詞的な機能を持った「が」です。
 おっと、またそんな話になってしまいました。
 このコレガのルーターをウチで使っています(「私は」を省略しました)。今や、パソコンを買えば無線LAN機能が内蔵されているのは当たり前の時代です。そうすると、当然電波を飛ばす機械も必要になるのでありまして、それがこういう無線LANルーターです。
 数年前まではこういうものも数万円していましたが、たとえばこのルーターなんか、近所の量販店で6000円台で買えました。安くなりましたね。
 今や一家に一台無線LANルーターの時代です。職場でも無線LANを利用していますが、電波をサーチしますと、近所のウチから飛んでくるものが三つほど見つかります。セキュリティーを設定していないものには勝手にアクセスできてしまいますから、なんとも不用心な話です。
 なんて、私もいろいろと面倒なのでウチでは完全に開放状態になっています。今日で合宿が終わったんですけど、実はその合宿所というのは我が家のすぐ裏にありまして、その施設の駐車場の端に立てば、ウチの電波が届いていてメールのチェックなんかもできるわけです。便利と言えば便利ですが、物騒と言えば物騒ですね。
 さて、このルーター、昨年のグッドデザイン賞を受賞したということです。たしかに非常にコンパクトでシンプル、機能的にも必要充分ですし、Windowsなら設定もワンプッシュ(Macではそうはいきませんでした)ということで、一般人には優れた製品だと思います。私としてはやはり小さいのが魅力的。いろんなところに持ち歩いて使っています(場合によっては密かにつないで使ってたり…笑)。おススメいたします。

Amazon corega CG-WLBARGPXW

コレガ公式

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.11.22

Leopard(+Tesla)

41akkwlvvl_aa280_ やっとLeopardを導入しました。私の場合、親指シフトが使えるかが最も大きな問題でして、世間様、人柱様の様子をうかがいながら、導入のタイミングをはかっておりました。
 なんだかんだ親指シフト以前の問題もいろいろとあったようで、結果として今ごろの導入が良かったのかもしれません。なんでもそうですが、最初期は要注意です。
 さて、私が今使っているMacは、iMacG5Intel MacBookでして、職場で使っているメインマシンのiMacは、今回はLeopardの導入を見送りました。というか、これから先もずっとTigerのままでしょう。なぜかって、それはいくつ理由がありまして、まずclassic環境を残しておきたいということが一番。Leopardにはclassic環境は最初からありません(来るべき時が来たのか…orz)。そして、親指シフトキーボード用のドライバー「OyayubiDriver」がちゃんと使えるか全く情報が手に入らなかった、というのもありますね。それから実は今、iMacの内蔵スーパードライブがブッ壊れてまして、ディスクが入らないんです。今使っている外付けドライブからのインストールは不可能なようなので、インストールしようにも物理的に無理と。まあいろんな意味でLeopardは拒否されてしまったというわけです。
 で、自宅で使っているMacBookの方は別に大切なデータもないし、多少の不具合が出てもかまわないということもあって、Leopardちゃんの餌食になってもらいました。今回は積極的にLeopardを導入する理由がないと言えばないんですね。新しい機能で魅力的なものは、私にとってはあんまりないのです。だけど、なんとなく使ってみたいじゃないですか。実はただそれだけの理由だったりして。
 さてさて、肝腎の親指シフトですが、全く問題ありませんでした。それどころか調子よくなりました。疑似親指シフトキーボードを実現する機能拡張「Tesla」はPantherまでにしか正式対応していません。ですからTiger導入の時にもいろいろな方々のお世話になりつつ、なんとか使えるようにしたんですね。でもたまに(どういうタイミングなのか全くわからないのですが)ちゃんとロードされない時があったりして、多少不便な感じもあったんです。ところが、Leopard環境下ではそういった不具合が今のところ全く起きません。なんでなんでしょう。あっちなみにTiger用の改変Teslaを入れたまま、簡易インストールしたんですよ。その後Teslaを入れ直したり、いじくったりは全然してません。
 私はプログラミングのことなどは全く分かりませんので、Macの中でどういうことが起きているか知りませんが、とにかく全く問題なく親指シフトが使えているということだけは報告しておきます。
 ところでLeopard自体の感想ですけど、やっぱりなんかインパクトに欠けるというか、あんまり興奮しないというか…。Time Machineは大きなハードディスクがないので実行していませんし、新しいデスクトップには違和感あるし、Spacesを使うほど画面は広くないし、Boot Campも使う予定なし。Quick Lookは便利かと思いきや、見えてほしくないファイルもドーンと見えちゃう(笑)。
 でも、検索関係は使い良くなりましたね。辞書もいい感じ。そういう機能こそコンピュータの得意とするところです。
 動作自体もTigerとどっこいどっこいで、そんなに重くなったような気はしせまん。ウチはメモリ1Gですけど、普通にマルチタスクもこなしてます。さすがに半日使ってると重くなる感じがあるので再起動しますが。ま、それはTigerの時も同様でした。
 ついでにiWork '08も手に入れました。この前のプレゼンはさっそくkeynote '08でやりました。相変わらずかっこいいっす。PowerPointしか知らない人からすると、私がものすごくハイテクでハイセンスな人間に見えるようです(笑)。
 今回は表計算ソフトのNumbers '08が新たにデビューしました。でも、機能的にはExcelには到底及ばないようですね。私は学級費の管理くらいにしか表計算ソフトを使いませんから問題ありませんが。それより何より、全体的なデザインも含めた使用感が気に入りました。まあ、Macの良さはほとんどそこに集約されるんでしょうね。アンチにとっての気持ち悪さもそこにあるんでしょうし。
 いずれにせよ、Vistaで苦戦しているMicrosoftに比べていろんな意味で好調なapple。なんだか時代が変わりましたね。うれしい…かと思いきや、なんとなく複雑な気持ちなのは私だけでしょうか。

apple

Amazon leopard

不二草紙に戻る

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.11.06

『フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる』 築山節 (生活人新書 NHK出版)

478ddii 相変わらず小論文指導に明け暮れています。で、今年は困ったことが多発しています。ホント今年が初めてです。それは漢字の間違い。文章はみんなうまくなっていくんですが、何しろとんでもない漢字の間違いがなおらない。ほとんど病気です。なんでこういう間違いをするのか、という間違いの連続です。見直しても気づかない。音読させても気がつかない。やっぱりケータイやパソコンで「打つ」影響でしょうか。いやあ、なんで今年はこんなに多発してるんだ?
 と、言いつつ、私もこうして「打つ」生活をしていますので、最近かなりヤバいんですよ。国語の先生でありながら、板書というものをほとんどしなかったりするので、たぶん普通のビジネスマンと同じくらい打ってばかりいる。だからでしょうか、時々「あれっ?出てこない」とか「この字で良かったっけ?」ということがある。
 そういうのが「フリーズ」なのかどうかわかりません。正直「フリーズ」とはちょっと違う気もする。言葉のイメージとしてね。フリーズしたら再起動って感じじゃないですか。ど忘れみたいなのは、そこまでは行かない。Mac OSXでも、風車がクルクル回って処理が進まなくなる時があるじゃないですか、なんかの拍子に。そんな感じかな。OS9の時はよく固まってましたけど。あれは脳死状態って感じ。今思うと怖い…。
 この本にもパソコンの弊害がたくさん挙げられていました。たしかに字を書くという行為だけでなくて、調べるという行為も大きく変わりましたね。生徒も私たちも紙の辞書をひくということが本当に少なくなった。電子辞書やネット辞書ばかりです。図書室で調べ物ということもほとんどなく、はいWikipediaに聞いてみようということになる。私たちの脳の働き方はたしかに変わりましたね。
 脳に限らず人間の身体というのは、使わなくなると機能低下します。当然ですね。人類は道具を作り始めてから、つまり「人類」になってからというもの、ずっとそうして機能低下を繰り返してきたはずです。でも一方では、そのいろいろな道具を扱う術も身につけてきました。もしかすると失った古典的リテラシーよりも、新しいメディアリテラシーの方が多いかもしれない。
 失う方ばかりを憂えるのは簡単ですよね。つまり、私たちの脳のキャパ、すなわちCPUの処理能力やメモリー、ストレージの量なんかはある程度決まっていて、新しく身につけた分だけ、必要ないと判断されたものが消えていくというだけかもしれません。
 だから、私は最近の「あれっ?」はあんまり気にしないようにしてるんです。だって日々いろいろ新しい知識を身につけてるわけですし、新しい技も身につけていると思うので。あるいは自分の欠けたところを戦略的にメディアで補完している感じもありますから。ただ、自分の脳の限界点に達してるんだなということを実感するだけ。別にそれは困ったことではなく、面白いことです。
 しかし、この本でも多く語られている「ぼけ」や「若年性健忘症」は、ちょっとまずいですよね。おそらくそうした脳のスペックやキャパを超えた作業をすると、フリーズあるいはクラッシュするんでしょうね。これはやはり病気や異常の領域です。私は今のところそこまで無理のある生活はしていません。ありがたいことです。
 一方で私は、あえてフリーズすることもしています。疑似フリーズというか、エセぼけというか。これが気持ちいいんですよ。「先生止まってるよ」と言われる時、考えてるふりして実は休んでる時、これが案外気持ちいい。そうして少しCPUを冷却するんです。これは身につけると役立つ技ですよ。皆さんも密かにやってみてください。意識的フリーズ。最高の現実逃避、日常内レジャーであります。たぶんθ波かなんか出てるんだろうな、そういう時(笑)。
 ま、疑似のつもりがそのまま永遠に復帰不能になったりしないように気をつけなきゃね。

Amazon フリーズする脳

楽天ブックス フリーズする脳

不二草紙に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.10.04

SeeqPod Music(音楽ファイル検索・再生サイト)

Playable Search
Seeqpod けっこうお世話になっているサイトです。著作権とかどうなってるのか知りませんが(FAQには合法だと書いてあるようですが…)、ま、利用できるうちに利用しておきましょう。
 簡単に言うと、世界中のインターネット上にあるmp3ファイルを片っ端から探し出して、そのサイトに飛んだり、そのファイルをダウンロードすることなく再生することができるというサービスです。ついでに関係するYouTubeの動画も表示してくれます。なにかと便利ですね。
 この前、このブログにもSeeqpodのクローラーがmp3ファイルを探しに来てました。もしかして、私のサザエさんロックとか歌謡曲バンドの音とか拾ってったのか?と思っていろいろ検索してみましたが、ありません。良かった…(笑)。
Beatles1935 さて、実際どんな感じかと言いますと、たとえば、beatlesと入力して検索してみますと…瞬時に1935のファイルがあることが分かります。で、聴きたい曲を右側のプレイリストに入れて再生するわけです。
 もういきなり聴いたことがない音源がたくさんあります。単に私が知らないだけとはいえ、これだけ新しい音が聴けてしまうのは、正直ありがたいですし、正直申し訳ないような気もします。
 皆さんもお好きなアーティスト名を検索して試してみてください。サインインすれば、そのプレイリストも保存できたりするらしい。でも、普段はただその曲を聴くだけですから、別に登録しなくても問題ありません。
 この検索サイトの優れているところは、先ほども書いたように、検索サイト内でそのまま再生したり、プレイリストを作れたりする点ですね。世間でいろいろ言われる前には、Yahoo!やgooなんかでも音楽ファイルの検索ができましたが、それは基本的にそのファイルにアクセスしなければ再生できなかった。それが、ここではただクリックするだけで、その場で再生してくれる。これは案外便利です。ダウンロードする必要もない(基本的にダウンロードできないし、直接そのファイルにアクセスすることもできない)ので、そこんとこでいちおう著作権をクリアーしているということでしょうか(微妙)。
 作ったプレイリストは誰かと共有することもできますし、ブログなどに貼り付けることもできます(Embed用のコードも生成してくれます)。なかなかいいでしょ?YouTubeの動画を探してくれるのも案外発見があって楽しいっす。
 私は、昔聴いたあの曲あるかな?という使い方が多い。買うまでもないけど聴きたい曲ってけっこうあるじゃないですか。
 日本語の検索には対応していませんが、邦楽(J-POP)もけっこうありますし、ジャズやクラシックもありますね。podcast的なファイルもたくさん引っ掛かりますので、マニアックな情報が手に入ることもあります。まあ、いろいろ遊んでみてください。きっといいものが見つかりますよ。アルバム1枚まるごと、なんてファイルもありますし。
 それにしてもすごい世の中になりましたね。不思議な世の中です。こんなこと、ちょっと前まで考えられなかった(もしかすると、ちょっと後にも考えられなくなるかもしれませんが)。

Seeqpod music

不二草紙に戻る

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.09.21

Stage6(Divx動画共有サイト)

Stage6 ニコニコ動画YouTubeを上回ったというニュースが出てましたね。たしかにニコ動は面白い。おもしろすぎてついつい長時間見てしまう。他愛もないわけですが、ああいうくだらないけれどもちょっとシャレた言葉(コメント)の世界というのは、これはもう日本人の独擅場です。江戸の町人文化そのものですね。実に平和でよろしい。もちろん2ちゃんねるも同様です。ま、落書き文化ですな。
 で、その二つの動画共有サイ