カテゴリー「パソコン・インターネット」の116件の記事

2010.01.31

『Bluetooth ステレオスピーカー BIT-STB2825』 (リテールコム)

41pho67px7l_sl500_aa280__2 日の記事に書いたように、今カーステレオの調子が悪く…というか、完全に壊れていまして、音が出ない上に漏電していて危険極まりないので配線をはずしてあります。
 そのおかげで昨日のような奇跡に出会うことができたわけですが、しかし、実用上はもちろん長距離運転の時には音楽をかけたいですよね。
 私一人でどこかに行く時には、まあiPhoneをヘッドセットで聴けばいいわけですけれど、家族と一緒となると、それこそフジファブリックを聴きたいだ、マイケル・ジャクソンをかけろだ、ポケモンがどうのこうのだと、いろいろのリクエストに応えなければならないわけです。
 しかし今とっても金欠なので、新しくカーステレオを購入するほどの力はありません。2DINだし結局数万出さねばなりませんからね。
 そんなわけで、とりあえずの急場凌ぎで、これを買いました。Amazonのアフィリエイト報酬のストックがけっこうありましたので(皆さんありがとうございます)、実質の出費はゼロということで。
 いやあ、時代は変わりましたねえ。以前も書きましたが、私の少年時代なんかスピーカーは自作する物、それもウーハーは口径がでかければでかいほどいい…という時代でしたからね。それもマルチユニットというか、フルレンジより2way、2wayより3wayという感じでした。
 それがなあ、24ミリフルレンジ2W×2で満足しちゃうようになったのですから、時代も変わるし、自分も変わったということでしょうかね。だいいち、駆動もリチウム電池、配線などなくBluetooth接続。数十年間には考えられないスピーカー事情ですね。
 ま、自作スピーカーの音質なんていうのも、「気分」でして、自分が作った音が一番いいという思い込みですね。そんなもんです。ですから、こちらも気分でなんとでもなる。実際慣れれば違和感も不満もなかったりするんです。つくづく人間の耳というか脳というのは、アナログな製品だと思いますよ。
Uni_3696 それにしても、これは小さい。この小ささも含めて、デザインがなかなか秀逸です。一見なんだかわかりませんよね。一番上の写真は遠近感を出して大きそうに見せていますが、実際はご覧のとおり、iPhoneとそれほど変わらない大きさです。
 アルミ製でして、質感もなかなか良いし、左のスピーカー部分全体を電源スイッチにしてしまうあたり、なかなか斬新なデザインですね。右側のスピーカ部分のLEDの配置のしかたもそれ自体がラインデザインになっています。
 いやあ、音質もなかなかいいんですよ。アルミの筒が低音を増幅しているんでしょうかね。この小ささにしては、案外迫力ありますよ。たぶん、見た目とのギャップでいい音に感じるんだと思いますが。ギャップ萌えかな(笑)。
 Bluetoothのペアリングも簡単ですし、バッテリーの持ちも予想以上(普通の音量で聴く分には、10時間くらい使えている感覚)、なにしろ持ち運びに便利です。ちょこっとカバンに入れて持っていけますね。
 充電は付属のACアダプターもしくはパソコンなどのUSBでできます。3時間くらいで満充電でしょうか。操作音もかわいげがあって好きです。ピポとかポペとか、そういう感じ。
 なお、Bluetoothの規格の関係か、iPhoneとの接続に関しては、スピーカー本体で音量調整や一時停止などはできますが、次の曲や前の曲へのスキップができません。それはiPhoneを振ればいいわけですが。
 ちなみに、Bluetoothだけでなくミニプラグによる有線接続も可能です。いろいろと用途がありそうですね。
01_7_46_46 とりあえずですが、車にはこのように載せています。載せるもなにも、ただサンバイザーのカードホルダーにはさんであるだけですね(笑)。でも、これで充分です。自分で聴く分にはこれが一番。
 ああ、あとですね、iPhoneと接続中、iPhoneに着信があると、音楽が止まってスピーカーから着信音が鳴ります。そしてプレイボタンを押せば、スピーカーに内蔵されたマイクでハンズフリー通話ができます。運転中にはこれが便利ですね。
 私のような使い方(車内での使用)をする人はいないと思いますが、普通にパソコンの隣に置いて使ってもいいし、モバイルとしてカバンにしのばせても、案外いいと思いますよ。これはおススメです。
 色はブラック、シルバー、レッドとありますが、私はiPhoneのジャケットに合わせてレッドにしました。きれいな色です。

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2010.01.28

iPad 登場

Ipad_hero_20100127 ワサされていたiPadが発表されました。はたしてこれは売れるのでしょうか。
 結論から言えば、世界的にはかなり売れるでしょう。そして世界の主流となっていくことは間違いありません。
 我々としては、ノートパソコン(MacBook)とケータイ(iPhone)の中間態を手に入れることになります。今までなんとなく「こんなのあればいいな」と思っていた脳ミソの空間に絶妙に収まり得る製品だと思います。
 ただ、先に言っておきますけども、日本人にとってはこれは少し大きすぎると思います。箱庭文化、すなわち、なんでも極小化し、操作性よりもその小ささ自体を愛でる文化を持つ日本人には、かなり大ぶりなシロモノであるとも言えます。
 電子書籍で考えても、日本のような「文庫本」が最も愛されるという特殊な状況の中においては、新刊書より大きいこのB5判くらいの大きさの「書籍」を、たとえば電車の中で広げる(?)のには、ちょっと抵抗があるのではないでしょうか。
 かと言って、家のパソコンとして使うには小さすぎるし、OSの問題もある。一方でケータイ代わりには使えない(使ってる情景を思い浮かべると面白いですね)。すなわち、ちゃんと「帯に短したすきに長し」なわけで、結果として我々は、今までのパソコンもモバイルフォンも捨てるわけにいかないわけです。
 もちろん、それこそがAppleの狙いなわけですね。今後、クラウド・コンピューティングがどんどん拡がり、いわゆるパソコンというものは絶滅していく運命にあるわけでして、そんな中、「受信機」としてのディバイス、つまり端末をどう作って行くかが、これからのメーカーの仕事になるのです。
 昨日の記事にも関連して、これからの日本の「モノづくり」が心配になります。おそらく家電もコンピュータ化、クラウド化が進むと思いますから、さあそうなると、今度は「機能」よりも「質感」「操作感」の「モノづくり」になると思うんですね。
 そのへん、Appleはうまいんですよ。アメリカとは思えない(笑)。MacもiPodもiPhoneも、とにかく操作感が楽しい。便利とか分かりやすいとかいう以前に「快感」なんですよね。あと素材やデザインの「質感」。このあたりは、本当は日本が得意としていた「職人文化」だと思うんですが。ガンバレ、ニッポン!
 まあ、いずれにせよ、このiPadはクラウド・コンピューティング端末の先駆けになるでしょう。表立ってはそういう言い方はしていませんが、未来的に見るとそういう第一歩であると感じます。
 個人的には、まあ買わないかなあ…。でも、学校教育の中で何か使えないかな、というのはありますね。もうそろそろ黒板文化というのもどうかと思いますので。うん、案外教育市場あるかもですね。
 あと、やっぱり「親指シフト」利用者としては、キーボードの問題ですね。ソフトウェア・キーボードに関しては、どなたかがいち早く開発してくれそうですけど。やはりそれが解決されないと導入には踏み切れませんね、私としては。
 あと単純に、何に使うかですね。使い道がよく分かりません(笑)。どこでどういう状況で何に使うのか。
 実は、ただ触ってみたいだけなんです。人が使ってるのを見てうらやましく思い、なんとなく買っちゃう。大人のおもちゃとして。そして、触っているうちに使い道が分かってくる。これがいつものApple流ですね。うまいなあ…。
 それから、持ち歩くことを考えると、やっぱり「落下」が恐いなあ。そんな意味も含めて、iPad周辺アクセサリー市場が活性化しそうですね。
 まあ、今後の動きに注目いたしましょう。

iPad公式

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2010.01.19

『Twitter社会論 新たなリアルタイム・ウェブの潮流』 津田大介 (洋泉社新書)

86248482 バマ大統領がTwitterに初投稿というニュースが。
 私はいまだツイッターには参加していません。見るだけです。やってみればその面白さや可能性がわかるかもしれませんが、とりあえず旧メディアであるこの「古典的ブログ」という形式が自分には向いているような気がします。
 基本的につぶやきを公開することにまだ抵抗があるんですね。ある意味まとめあがっていない思考の断片を披瀝する価値がいまいち分からないのです。
 この本を読めば、それがどんなにクリエイティヴな世界であるか、だいたい想像できます。しかし、これは私の性格の問題だと思うのですが、しっかり構成、校正されていない「言葉」が、勝手に解釈されて、勝手に成長していくのが、ちょっと怖いような気もするのです。
 似たようなものに、mixiのボイスというのがありますが、あれこそどうも苦手な世界です。日本人のつぶやきはどうしても「愚痴」になりがちで、それを読まされる方としては、正直不快になるだけです。
 もちろん、そんな負のつぶやきばかりではありませんが、ああやって「文字」にして「言葉」にしてしまうことによって、ちょっとした不快の萌芽が実体化してしまうと思うんです。それって、ストレス解消になるんでしょうか。それとも誰かにかまってもらいたいだけなんでしょうか。いずれにしても、自分にとってもあんまりいいことではないような気がするのですが。
 ちなみに今の時点の私のマイミクのボイスを見てみると、約9割がマイナスな感情の吐露になっております(苦笑)。これはSNSという「社会」、クローズドで基本実生活に根ざしたコミュニティーの、ある種の「気持ち悪さ」ですね。実に不毛な感じがします。さすがにツイッターはこんな感じじゃないだろうな。
 まあそれでも、こうしたブログの記事や、mixiの日記みたいに、構成や校正をしなければならない場には、いろいろな「他者性=公共性」が介在するので、その人自身のリアルな露骨さというか、ある意味肉体性なんでしょうかね、そういうモノはたしかに希薄になります。
 インターネットというのは、不特定多数の脳ミソの共有です。今まではそういう感じだったわけですが、いよいよツイッターのように「リアルタイム」性を獲得して、結果として「理性」以前の「感情」や「感覚(今何を見ているとか、食べているとか、どこにいるとかも含む)」を共有できるようになってきたわけです。これは究極の世界一体化ですよ。
 そうすると、さっき懸念した、素材としての洗練されていない「言葉」が、勝手に誰かによって編集されていくことも、究極の他力だと思えば許せるような気がしてきますか。しかし、その結果がどうなるのかなんて、誰も考えていませんし、分かりませんよね。ただ、なんとなくですが、私はその先にあるのが、いいことばかりではないような気がします。予感として。
 まあ、言語化する時点で「感情」や「感覚」の編集がなされているわけですし、考えようによっては、あの字数制限は編集を要求するものだとも言えますがね。ただ、その編集度の低さは否めないと思います。
 そんなツイッターやボイスの持つ、リアルタイム性と無責任性(ゆるさ)と、それから文字数の制限がもたらすある種の韻文性からして、これを「和歌」や「短歌」や「俳句」の世界と比べる向きもあります。この本でも最後の勝間和代さんとの対談の中で、そんな話が出てきます。
 ちょっとそれは違うような気もしますけれど、しかしたしかに、これらの「つぶやき」が、音声言語と文字言語の中間態であるというのは事実でしょうし、タイムライン上で流れるように消えていくが、しかし検索も可能という、今までにない言語メディアであるというのも興味深いところです。
 書き言葉、特にネット上の言葉の面倒なところは、基本「永遠に残る」ということです。そこからBBSなどでは面倒なケンカが起きたりするわけですよね。文字によって、我々の思想や感情は時を超えて残ることになり、それが良い結果と悪い結果両方を産むことになっているわけです。音声言語であれば時の流れにまかせて洗い流すこともできたのが、書き言葉ではそれが難しくなる。
 それを、上手に流していくところに、ツイッターの魅力があるのでしょうね。
 というわけで、私は学校現場でこのツイッターをうまく利用できないか考えているのです。しかし、なかなかいいアイデアが浮かばない。ちょっと考えられるのは、まあ、基本閉鎖的な学校生活をゆるく実況中継することで、より公共性を持たせたり、あるいは単純に、保護者の方へリアルタイムでありながらかつプライバシーがある程度保護された情報を伝えるという使い方が考えられますね。
 4月開校の中学で活用できないか、今後もいろいろと考えていきたいと思います。まずは自分がちゃんと参加してみないといけませんね。

Amazon Twitter社会論

楽天ブックス Twitter社会論

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2010.01.15

祝!『1-click Award』最優秀賞…おそるべし西裏パワー

505841773o ょっとまだ情報が不足しているのですが、本人の報告によりますと、私の教え子が、リクルート主催のウェブコンテンツ&広告アイデアコンクールである(と思う)1-click Awardのプランニング部門で最優秀賞を獲ったとのことです。
 公式サイトを見る限り、私でもわかるほどそうそうたるクリエイターの皆さんが審査員なのですが、その方々による審査会全会一致で彼女が最優秀に選ばれたとのこと。
 いやはや、天才だとは思っていたけれど、ここまでとは…。
 ちなみに彼女の作品、「いつのまにか日記」という作品なのですが、いったいぜんたい、何が「いつのまにか」なのか、どういうふうに「いつのまにか」なのか、どんな「日記」なのか、あるいは全然「日記」でないのか、全くわかりません(笑)。
 このプランニング部門では、企画書を作って提出し、第1次審査を通ると審査員さんたちの前で実際にプレゼンをやるという流れだったようです。
 11月の終わりに、彼女から「1次通りました!」との連絡があり、実はもうその時点でとんでもない高いレベルのとんでもない数の応募の中のベスト5に選ばれていたわけで、私もかなり興奮したんです。で、12月のはじめにそのプレゼンがあるということを聞き、ちょうど私も新しい中学のプレゼンをガツンとやっていた時期でしたので、「魂を動かすプレゼンをせよ!」「心の感動は一時的だが、魂の感動は相手の行動に変化を起こす」という言葉を送りました。
 なんて、これ思いっきり受け売りでして、出口王仁三郎のひ孫にして、いつも私の心の支えになってくださっている出口光さんのお言葉であります。
 結果として、私の「企画書」と「プレゼン」である新しい中学も無事多くの生徒さんを迎えてスタートできそうですし、彼女も見事最優秀賞を獲得したということで、本当に本当にありがたく思っています。直接お礼申し上げていませんので、ここで伏して御礼申し上げます。
 まあ、それにしても、彼女にはずいぶんとしてやられますわ。いつかもちょっと書いた記憶がありますが、彼女は、最初ある公立高校に通っていたんですね。しかし、そこの「個性を全く無視する教育(当時)」に押しつぶされ、ドロップアウトしてしまいました。
 その後、縁あって私のクラスでやり直すことになったわけですね。そして「個性を必要以上に伸ばす教育(当時〜現在)」に接し、その後はとんとん拍子、日芸の放送にちゃっかり合格し、やることなすこと全部うまく行き、人に恵まれ、多少周囲を振り回しつつ利用しつつ、某広告会社にすんなり内定を決め、そしてまた今回の偉業です。
 なんて、こんなふうに書くとまるで私の手柄みたいですね。本人に怒られてしまいます。実際、彼女、最近「私ははったりではない」宣言をしてますからね。最初は私のキャッチフレーズである「はったり・ちゃっかり・ぼったくり」を見事に継承している(いや、私は最後の一つに関しては全然ダメ。彼女はそこにも才能がある!)と思ったんですけど、最近は「私は先生とは違います!」と言う…いや、そのようにハッキリは言いませんが、そういう空気が出ているんですよね。
 まあ、正直認めましょう。お前の才能なめてた!本物であると認める!くやしいけど(何が?w)。実際、才能もあり、そして実は地道に積極的に努力しているのを知っていますから、なんでもテキトーな私とは全然違います。
 今回も、プロの方々をも差し置いて最優秀賞を獲ってしまったとのこと。おそるべしだな。
 で、結局、その受賞作品がどのようなものかさぱーり分かりませんが、とりあえず「おめでとう!」と言っておきます。そのうち公式サイトで正式な発表があり、本人のインタビュー映像などが観られるようになるでしょう。得意のトーク(?)で笑わせてくれる(あるいは泣かせてくれる)ことを期待します。
 最後に一つ。本人にもちょうどフジのライヴの帰りに言ったことがあるんですが、彼女フジファブリックの志村正彦くんに似た空気と才能を持ってるんですよ。
 実は、彼女の生まれ育った地域というのが、富士吉田のいわゆる「西裏」というところでして、ここは独特の「地霊」が宿るところなんです。
 たとえば、太宰治の富嶽百景のあの名文(こちらの記事で紹介しました)が生まれたその場所であり、そして、昨年末夭折したフジファブリックの志村正彦くんが生まれ育った地域でもあります。ここは本当に不思議なところです。今は「昭和レトロ」の遺跡群として有名なところですが、それ以前に、人間と自然と神仏の欲望(?)が渦巻く独特な空気を持つ地域なんです。こちらのサイトでその一端に触れてみてください。
 彼女も志村くんも、そういう空気(霊気)をたっぷり吸い込んで、そしてその地霊を踏みしめて育ったんでしょうね。だからでしょう、なんかとんでもない「天才」の香りがする。
 なんて、ちょっとほめすぎかな。いや、今後の活躍にも期待しますよ。そして、いつか、もし独立でもしたら、小間使いとしてでも使ってくれ!オレも教員退職後はクリエイティヴな仕事したいんで(笑)。
 ま、そんなこと以前に、まさにその土地に開校する新しい中学校で、天才たちを創造していきたいと思います!がんばるぞ〜!

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2010.01.02

カラーレーザープリンタ IPSiO SP C220 (リコー)

321138 旦から変な年賀状をお見せして申し訳ありませんでした。
 そして、実際あれを送り付けられてしまった関係者の皆さま、新年早々ゴメンナサイ。
 今までもさんざんくだらない年賀状を作ってきましたが、それらは全てALPSのMD-5000(&5500)で印刷したものでした。
 しかし、アルプスさんが Intel Mac 用のドライバを開発してくださらず、ウチの iMacG5 が昨年の夏前に死亡したので、とうとうウチでは使えなくなってしまいました。
 基本カラーでプリントするのは年賀状だけですので、そのために高価なプリンタを買うのはかなり抵抗があります。かといって、私はアンチ・インクジェット派ですので、1万円以下で買えるプリンタを買う気にもなりません。だいいち、年賀状をインクジェット用じゃなくて普通紙を買ってますしね。
 さあ、どうしようか、ということになりまして、とにかく安いカラーレーザープリンタを探したんです。それで見つけたのがこれ。税込み18,628円(送料無料)でした。
 この金額なら抵抗なく買えますし、この機種はカラーレーザーとしては破格に小型ですから家庭に置いておいてもそれほどじゃまになりません(とは言ってもやっぱり想像してたよりかなりデカイ。まあ、年末以外は押し入れの中ですが)。
 付属してくるトナーで、計算上は5年分の年賀状はプリントできそうです(ちなみにだいたい1年350枚くらい)。
 注文した翌日にウチに届きまして、さっそく開梱、接続してみました。USBが全部使用中だったので、イーサネット(100BASE-TX/10BASE-T)で接続。あっさり認識してくれまして、さっそく昨年の年賀状を試し刷りしてみました。
 うわっ!早い…。アルプスは1枚プリントするのに数分かかってましたからね、こちらは数秒ですから、革命的に早くなります。今まで、とにかく印刷するのに丸二日とかかかってましたから。それも、途中でインクリボン(!)を交換しなくちゃならないから、夜中も時々起きなくちゃならない。思えばずいぶんと面倒なことをしていました。
 画質もアルプスと同レベルかそれ以上。かなり使えます。アルプスより劣る点と言えば、メタリック(金など)を使えないことだけですかね。年賀状に「金」は必需品でしたから。
 さあ、そんなこんなでがぜんやる気が出まして、今年の年賀状を Photoshop Elements でさっさと作りました。まあまあ、納得の「東スポ」ができまして、350枚さっそく印刷。結局1時間かからなかったんじゃないかなあ。劇的な早さです。
 ちなみに住所などは、ブラザーのレーザー複合機で並行して印刷しました。
 ううむ、これはなかなか良い買い物をしましたぞ。年1回しか使わないのはもったいないかもしれない。
 ちなみに、純正のトナーを全部買うと、なんと本体価格の倍くらい、3万円以上かかってしまいます。それだったら、もう2台買った方がいい。
 これについては、今まで何度か書いてきましたが、プリンタやコピー業界のこうした体質、なんとかしたいですね。職場でもなるべくリサイクルトナーを使うようにしていますが、それでもものすごいコストがかかります。あれだけ大量にプリント、コピーしてたら当然そうなりますよね。
 今、実は私の頭の中であるプロジェクトが進んでいます。コピーのシステムを根本から変えてしまう発明です。トナーは使いません。さらに消去もできます。ですから使用済みの用紙も使えます。
 まあ、こまかい技術的なことは、私はよくわかりませんが、アイデアだけでもどこかのメーカーに買い取ってもらいたいですねえ(笑)。
 いや、でも実際のところ、世界中のコピーに関するモノとカネの無駄遣いはひどいと思いますよ。なんとかしたいものです。教え子に夢を託すか。

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2009.12.07

『効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法』 勝間和代 (ダイヤモンド社)

47800203 ればせながら読んでみました。1年遅れ。
 もちろん、私の仕事にも応用できる点はありますが、教員という基本アナクロでアナログな仕事をしていますから、その根本の部分というか、この本の目的とする「効率」というのがあんまり私にとっては実利的ではないのですね。
 しかし、こうしてブログという媒体でアウトプットすることを修行の一つとしている者といたしましては、こうした up to date なデジタルな技術というにも当然興味があるわけです。まあある意味彼岸の出来事として観察している部分もありますが。
 ちょっと話がそれますけれど、今日「Google 音声検索」のリリースがニュースになっておりました。その前には、無料の日本語IME「Google日本語入力」が出ましたよね。
 この「Google日本語入力」、さっそく導入してみました。なるほど面白い。それこそ up to date な単語や2ちゃん風なネット文の変換に関しては最強でしょう。
 しかし、私はすぐに使用をやめてしまいました。自分の文章というか言葉世界にGoogleが土足で踏み込んでくるような気がしたからです(些末な不便としては、まっくがMacと変換されなかったり、ぐーぐるがGoogleと変換されなかったりする点が挙げられますが)。
 この土足感覚こそが、私のGoogleに対する嫌悪感や恐怖感の原因なんですよね。それは今までも何回か書きましたでしょうか。世界を全てインデックス化しようとするGoogleは敵だと。「コト」化の権化だと。
 もちろん、技術的なこと、それからそのクリエイティビティー、会社の気風やモットーなんかには、ちょっとした憧れさえ抱きますよ。私もGoogleの社員だったら(絶対入れませんが…笑)、なにか面白いことできるという気がします。
 しかし、こうした彼らが差し出してくれる様々な「無料」の贈り物たちには、どうしても生活感覚として「悪意」の存在を感じてしまうのです。タダより高いものはない、ということでしょうか。
 Google的には、最終兵器であるクラウド・コンピューティングのための独自OSへの布石を打っているということなのでしょうかね。雲の上からの世界征服に「悪意」がないと、いったい誰が純粋にそんなこと言えるのでしょう。世界の「みコト」になろうとしている。目に見えない「モノ」を使って。
 いつかも書いたとおり、私にとってのネット世界は「自然」そのものです。多様性があって、玉石混交、善意も悪意も混在していて、しかしどこかで自然淘汰(今では自然選択というのか)の法則も稼働している。そんな、自然状態を、まさに「言語」という「コト」によってインデックス化(社会化、都市化)しようとしているGoogleは、はたして、神なのか悪魔なのか…。
 というわけで、この本で語られる、「自分をグーグル化する」というのは、ある一面においては、自分の神化になるでしょうし、私のような世界観を持っている者にとっては、単に自己の「悪魔化」を表しているとも言えます。
 そこまでして、我々は「効率」を求めるべきなのか。はなはだ疑問です。
 しかし、一方で、この本では案外アナクロでアナログな話も多々出てきます。特に人脈作りに関する部分は非常に古典的というか保守的というか、結局は人間関係が円滑でないと「効率」も下がるということなんでしょうかね。ここんとこだけは、さすがにグーグル化するだけでは、どうにもならないのか。ちょっと安心したりして(笑)。
 あと、妙に勝間さんに親近感を覚えたのは、「親指シフト」のことです。これもいつか書きましたね。「ローマ字入力」によって、いったいどれほどの経済的損失が生じているか(笑…いや、笑えない)。単純計算して、「親指シフト入力」に比べて、「ローマ字入力」は1.7倍の時間と労力がかかっているのです(!)。それをほとんど全ての日本人がやってるわけですからねえ。Google的な発想からすれば、最初に見直すべき「非効率」でしょう。
 まあ、そんなムダこそが、Googleという悪魔の侵攻を防いでいるのかもしれませんが。
 

Amazon 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

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2009.12.04

美男時計&ギャル時計

 9月に美人時計を紹介しました。その後さらに大きなブームになったようで、ついに(?)あのホリエモンも美人時計のカメラマンになったそうです。彼の視線ってエロですから、ちょっとやだな(笑)。そういう視線で撮った写真って、そう写りますからね。美人時計はそういうものじゃないでしょ。記事にも書きましたが、あくまであれは「純愛」…いや「刹那の恋」です(笑…冗談ですよ)。
 で、あの記事の最後に、『今後、「美少年」とか「美猫」とか、そういう「萌え」対象への展開が予想されますかね。世界版もいいでしょうし、もう少しエロスを強調したものとか、それこそ「アゲアゲ」なギャル系とか、いくらでも細分化できるでしょう。しかし、あくまで、それらにおける登場人物(猫)は、モデルとかではなくて、日常的なシロウトさんがいいでしょう。その方がよりリアルだからです』って書いたんですけど、やっぱり出ましたね。
 まずは先月、「美少年」ならぬ「美男時計」が、そして、おとといですか、「ギャル時計」がオープンしました。そして、近々フランス版、韓国版も出るとのこと。予言通りでしょ。私の企画書が通ったということでしょうか(笑)。
 なぜだか公式からブログパーツを入手できなくなったので(広告戦略的なものでしょうか)、自力で貼り付けます。まずは「美男時計」から。

 どうですか?なかなか自然なイケメン揃いですよね。これで女子も「アゲアゲ」になるでしょう。仕事や勉強の効率が上がるかどうか分かりませんが。
 続いて「ギャル時計」です。

 こっちは時計自身が「アゲアゲ」ですね。たしかに元気になるかもしれません。今、日本のギャルたちは世界の注目を浴びていますから、これは案外外国からのアクセスが多いかもしれません。これを見て、フランスの女の子たちなんかが、ファッションのマネをするんでしょうかね。プチプラ、デコクロ…パリには「しまむら」はないか(笑)。
 最近毎日会う「美人」に飽きてきていたので、iGoogleは「美男」に替えました。いや、別にそっちの趣味があるわけじゃないですよ(笑)。ただ飽きたからです。「美女は三日で飽きる」とはよく言ったものですね。「ブスは三日で慣れる」とも言いますので、そっちの時計も作ったらどうでしょうか。
 こうなると、私の企画書で実現されていないのは、「エロ系」と「美猫」ですね。これはもしかすると、別の会社がやるかもしれません。というか、私がやれば儲かるでしょうね(笑)。あきらかにこっちの方が集客力ありますよ。
 あとは、なんだろうなあ…私がモデルになるとすれば、「坊主時計」とかね(笑)。中にはスキンヘッド・フェチの人もいるでしょう。「1440人の坊主たち。あなたは1分間の悟りを開く」とか。12月8日の「成道会」に向けて、そんな特別企画はいかがでしょう。
 まあ、世の中には様々な趣味をお持ちの方がいますから、それぞれいろんな「○○時計」ができることでしょう。それを全部やってたら大変だ。犬とか鉄道とかポケモンとか寺とか神社とかプロレスラーとか力士とか…あっそうだ、それこそ「時計時計」ってのはどうでしょう。それぞれの時刻を、いろんな時計で表示するってのは(笑)。
 ま、それは冗談として、実は私はいい企画考えてるんですよ。それは、それぞれみんながいろんなカテゴリーごとに自分の写真をアップして共有し、好きな時計を作る、あるいはそのカテゴリーからランダムに表示させたりして楽しむってやつです。いいでしょ。商売になりそうですよね。

美人時計公式

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2009.11.21

Adobe AIR アプリで読む「青空文庫」

 日も「青空文庫」のテキストを借用いたしましたね。縦書き文庫にて記事内に埋め込みました。
 約8000の文学作品を無料で読むことができる青空文庫は、すでに日本の文化、日本の財産になりつつありますね。こうしたシンプルなテキスト共有のあり方というのが、結局インターネットの基本であり、また最も功たる部分だと思います。
 そして、こうした日本の古典的文章を、どうせなら画面上でも縦書きで読みたいと思うのは、これはもうどうしようもない日本人の人情であります。情緒的な部分でしょうね。先天的な生理なのか、後天的な生理なのかわかりませんが。
 私も最近、寝る前にiPhoneで青空文庫を読むようになりました。ページをめくる感じなんかも含めて、案外しっくり来るものです。紙の本が持っている古典的な風合いと、デジタル・メディア的な現代感が意外にマッチしているのです。もちろん、質感(紙の重量感)やあの触感(操作感)はありませんけれど、寝る前の数分間に、普通だったら絶対に出会わないような古典的名文(特に短い地味なもの)に触れることができるのは、その後の熟睡のためにもなかなかいいものです。
 パソコン上のビューワーもいろいろなものがありましたが、ここへ来て、非常に完成度の高いものが出てきましたので、今日はそれらを紹介します。
 Adobeの新しいランタイム「AIR(Adobe Integrated Runtime)」を使用したデスクトップ・アプリケーション(ガジェット・ウィジェット)二つ。「AIR草紙」と「Aozora Bookshelf」です。
 まずは「AIR草紙」ですが、スクリーンショットをご覧下さい。
↓click!
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 このアプリのいいところは、なんと言ってもページの裏面が透けて見えることですね。これは盲点でした。私も10年前くらいから、どうすれば紙の本をディスプレイ上にリアルに再現できるか、いろいろと考えてきたのですが、なるほどここには気がつきませんでした。たしかに、紙の本って、微妙に裏の文字が透けていて、それが独特のムードを醸していますよね。なんというか、チラ見せ的な感じもありますし、なんとなく続きを予感させる感じというか、実は本に絶対必要な要素だったのかもしれません。
 我々が本を読んでいる時には、本当にいろいろな神経を使っているものです。その総体が「読書」という文化であるわけで、それをヴァーチャルに再現するというのは、実はとんでもなく難しいことなんですよね。いや、ほとんど無理でしょうし、それを実現してしまったら、ヴァーチャルでやる意味がなくなってしまうでしょう。
 続きまして、「Aozora Bookshelf」です。
↓click!
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 こちらのすごいところは、ページめくりのリアルさでしょう。今までのページめくりとは違って、ご覧のようにとにかく本物に近づけてありますね。マウスでつまむ位置によって、そしてマウスでめくる方向、角度によって本物の本のような画像を見ることができます。それが案外軽快でもあり、いったいどういうプログラミングをしているのか、不思議なのと同時に感心してしまいます。
 また、その本の本体に移る以前に、ヴァーチャルな本棚(書棚)を再現してあり、これがなかなか便利で使い心地もいい。やっぱり、なんだかんだ、私たちはデジタル的な「検索」だけではなく、ああいうふうに風景の中での出会い、一種のセレンディピティーに心地よさを感じるのですね。
↓click!
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 両者の良さをミックスすると、現段階では最高のヴューワーになりそうですね。
 これから手に持って使う電子タブレットとういか、電子ブックのようなものが開発されそうですが、その時は、ページをめくるだけでなく、あのざっと繰りというか、パラパラめくりができるようになってほしいですね。あれこそが、紙の本の最も優れた点であると思いますから。

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2009.11.19

Keynote Remote

20091120_94645 日、来春開校の中学校の第2回説明会を行いました。いらして下さった皆さま、本当にありがとうございました。
 基本、1回目と同じ内容でプレゼンテーションをさせていただきましたけれども、ちょっぴり進化したところがありました。そう、前回は椅子にすわってMacをマウスで操作していましたが、やっぱり聴衆の皆さんの顔を見ながら説明したいじゃないですか。ですから、今回は、iPhoneを使ってKeynoteを制御いたしました。結果としてMacから離れて、スクリーンの側に立って、皆さんの顔を見ながら説明することができました。
 プレゼンはMacのKeynote'09で作っております。ものすごく楽しいソフトです。某社のPowerPointとは全然違います。こちらの創造力や想像力をかきたててくれます。なんというか、今までの私の経験をいろんな面で活かせるというか、ある意味一篇の映画を作るような作業ですからね。とっても楽しい。
 前書いたように、縦書きのテキストもpdfを利用して埋め込めることがわかったので、授業でももっと積極的に利用していきたいですね。私はもともと板書をほとんどしない国語教師なんですが、これでますますその傾向が進むかも…それって、いけないことなのかな?
 ただ、なんというか、教師の板書をノートに写すという、いわゆる古典的な、ある種正統的な国語の授業というのは、どうも納得いかないのですよねえ。もちろん、みんながみんなじゃありませんけど、用意してきた板書をコツコツカリカリ書いて、それをノートに写させて、それで満足してちゃいけないと思うんですよ。私はそうじゃない授業を、大村はま先生にたっぷりしていただいたので、普通の授業がつまらなくなってしまったんでしょうね、きっと。
 少なくともノートは、人の話を聞いて、自ら大事だと思うところをメモするのが基本だと思っています。中学ではそういう訓練をしていきたいですね。
 おっと、また話がそれた。ええと、今日はKeynote Remoteの話だった。そうです。なんとiPhoneで操作できるんですよねえ。それも、いわゆるアドホック・モード(アクセスポイントを介さないで、無線LANクライアント同士が直接通信をする)で可能なのです。つまり、MacとiPhoneさえあれば、両者を無線でつなぐことができるわけです。それで、多少広い会場でも、たとえば聴衆の中に入っていって、一番後からでもMacを操作できるわけです。これは便利ですねえ。
 iPhoneを買った時は、そんな使い方は全く想定していなかったし、第1回の説明会の時は、そういうことができるなんて実は知りませんでした。というか、実はそれを知ったのは4日前のことです。タイミング良かった。そして、出会いがあったら、なにごとにも時機を逃さず挑戦してみることですね。
Img_0120 iPhoneの操作画面はこんな感じです。横表示モードにしますと、ご覧のように次のスライドというかアクションが表示されますので、これを指で送る(スワイプする)とプロジェクターで映写されている画面もほとんどタイムラグなく追随します。
 私は今回、iPhoneを右手に持ってマイクを左手に持ちました。横表示モードにしておいて、iPhoneは縦に持ち、親指で下から上へスワイプしたわけです。ですから、基本は単なるリモコンとして使い、時々画面で次のスライドを確認するという感じで使ったわけです。
 スイッチやタップの方が操作しやすいのかなと思いましたが、やってみますと、スワイプの方が誤操作がなくて良さそうです。横位置に持って片手で横にスワイプするのは非常に難しいのですが…。
 というわけで、来年度はこの形で授業もやってみたいと思います。うむ、やっぱりAppleの製品はすごい。こちらのモチベーションをこれだけ上げてくれるんですから。ありがたいことですね。生徒もたまにはいいでしょう。こういう時代ですから、高校でも大学並みの授業(講義)をやってもいいんじゃないでしょうかね。あるいは、生徒にも早いうちからプレゼンテーションをさせるとかね。こういう能力というか経験というのは、実社会で絶対に必要だと思いますので。大村先生もきっとこれには賛同してくれるでしょう。

Keynote公式(Appleのサイト)

Keynote Remote(iTunesが開きます)

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2009.11.11

『朝紫(紫黒米芋大福)』 みやきん

Img10031570541 ットというのは本当にすごいですね。私もこのブログのおかげでいったい何人の方と出会うことができたことか。それも私からすると出会うはずのないような世界の方ばかり。それは物理的に遠い世界というだけでなく、ステージ的にも遠い世界という意味もあります。とにかくそれが私の人生を豊かにしてくれているのはたしかです。本当にありがたいことであります。
 さて、このおいしいおいしい大福餅も、そういったご縁で頂戴したものです。
 私のマニアックな記事に反応されるのは、やはり同じ趣味をお持ちの方(と言っても、その趣味の範囲があまりに広いようですが…笑)が多い。あるいは、同じ仕事を持っている方、つまり同業者、国語の先生が多かったりします。
 この前、青森は十和田にお住まいの先生からコメントいただきまして、こちらの教材(?)をシェアいたしました。そのお礼ということで、ご丁寧にお送りいただいたのが、この美しすぎる議員ならぬ、おいしすぎる大福でありました。ごちそうさまです。
 いやあ、これは本当に美味しかった。味のみならず、その食感もまた素晴らしい。まずは表面からいきますと、紫黒米のお餅が実にセクシーにやわらかく、もう手に持った瞬間、指でつまんだ瞬間からして至福の時間が訪れます。全体が大きさの割に微妙に重いものですから、そのやわらかさがちょっとした危うさを感じさせます。そこがセクシーですね(笑)。
 そんな柔肌に歯を当てますと、まずは軽みのあるあんこに出会います。この餡がまたいいですねえ。甘すぎない絶妙なさじ加減。あんこって難しいじゃないですか。和菓子は餡で決まります。私はこの餡、気に入りました。原料は当然のごとく十勝の小豆。
 そして、さらに進みますと、そこに現れるのは薩摩芋。これがですね、まるで栗のような食感なんです。まあ、簡単に言えば予想と違って硬い。それがいいですね。こちらはあくまで男性的。その美しい黄色い輝きが、餡の深い闇を照らします。そう、朝紫一つで世界の陰陽を味わえるのですよ。これは宇宙か、それとも胎内か。
 なんて、ちょっとおおげさな表現になってしまいましたが、ホント味的にも見た目的にも、そして食感的にも非常に深みのあるお菓子です。いろいろな意味での存在感があって、そのおかげで、食後の満足感も200%。お世辞抜きにおススメです。本当にありがとうございました。ごちそうさまです!
 数日前には、私の恩師大村はま先生の研究をされていたという沖縄の先生とご縁がありました。これまた、お互いびっくりの運命的な出会いでした。
 ネットとはまさに「縁」ですね。私はこの時代に生まれて良かったと思っています。インターネット、ブログなどは、私に適したメディアでした。やはり、それはテキストがベースになっているからでしょうか。言葉は世界をつなぐ。その言葉のおかげで、私の人生はどんどん変わっていっているのでした。

紫黒米芋大福(朝紫)/6個入

みやきん

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