カテゴリー「ウェブログ・ココログ関連」の52件の記事

2021.01.19

日本人は何を考えてきたのか…第9回「大本教 民衆は何を求めたのか」 (NHK Eテレ)

 日は出口王仁三郎の命日。王仁三郎は昭和23年1月19日に昇天しました。

 この日にちなんで、NHK Eテレで放送された番組を紹介します。

 NHKが一宗教団体、それも新興宗教団体を取り上げるのは珍しいですよね。90分にわたる実に濃厚な内容の番組になっています。

 当時北海道大学の准教授だった中島岳志さんをナビゲーターに、東大の島薗進さん、一橋の安丸良夫さん、京大の上田正昭さん、関西学院の對馬路人さんという錚々たる宗教学者、歴史学者の皆さんが、出口なおについて、出口王仁三郎について、大本について語っています。

 いかに大本が民衆宗教の枠を超えて、当時の政治、経済、軍事、思想などに影響を与えたかがよく分かりますね。もちろん、時代的な功罪はあったにせよ、とんでもないスケールで人々を動かしていたのは事実であり、特に王仁三郎を無視して当時の歴史は語れないでしょう。

 いずれ、大河ドラマで王仁三郎の一代記を作ってもらいたいですね。あまりにドラマチックでエキセントリック、センセーショナルでインターナショナル、そしてスピリチュアルな人生ですから。一本の映画ではとても表現しきれません。

 この番組でも最後に紹介される王仁三郎の耀わん。そして、発見されたという、なおの糸車。まさに言葉にできない未来への祈りが、そこに感じられますね。

 

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2020.03.16

安藤美冬さんが発信再開!

Th_img_2564_20200318145901 日今日と、元祖フリーランス、ノマドワーカーであり、最近では情報発信者でありインフルエンサーである安藤美冬(miffy)さんが、富士北麓に遊びにいらっしゃいました。

 年が明けてすぐに不思議なご縁で出会わせていただき(写真はその時のもの)、今回は3回目の対面になりました。毎度のことながら、とっても楽しく濃〜い時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

 miffyさん、各種メディアで華やかに活躍されてしばらく経ってから、SNS断ちをし、特にここ2年間ほどはほとんど発信もされていませんでした。

 しかし、それがまさに雌伏の時だったようで、今また積極的に発信をしていくことを決めたようです。自分を見つめ直す時間、世の中を冷静に俯瞰する時間を経て、これからどのような活躍をされるのか、楽しみです。

 今、毎日発信しているのは、まずネットラジオ。私も毎朝聴きながら出勤していますが、それこそ雌伏の時があったからこその内容で、私もいちいち勉強させていただいております。こんなふうに悩みに答えられたらいいなあ。

 miffyのコーヒーブレイク(人生相談)

 そして、アメーバブログも始められました。今日のこともさっそく記事にしてくれました。こちらです。ありがとうございます。

 5月にはYouTubeでの発信も始めるとのこと。今日はその話でも盛り上がりました。私も出演させていただくかも?w

 ネットラジオ、ブログ、そしてYouTube。なるほど、もしかするとSNSの時代はとっくに終わっているのかもしれませんね。

 私もこのブログをもう16年近く書いていますが、ブログという旧メディアにこだわってきたのは、それが検索の対象になって、いつまでも残るからです。

 SNSは、基本的に「今」伝わることを意図するメディアですが、ブログは「いつか」伝わることを目的としています。miffyさんの記事にもありましたように、私が高城さんと出会い、そこから本当に短時間に素晴らしい人脈を築けたのは、まさにいつかだれかのために書き溜めてきたこのプログのおかげです。

 世の中の人たちも、そろそろSNSの刹那性の虚しさに気づき始めているのではないでしょうか。さあ、皆さんもSNS断ちしましょう(と言いつつ、Twitterはやっている私ですが。ただ使い方は普通の人とは違いますよね)。

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2017.06.11

感謝!600万アクセス突破

20170612_53651 がついたらこのブログのアクセス数が600万を超えておりました。2004年5月に書き始めたこの「不二草紙 本日のおススメ」、もう13年ですか。自分でもよくぞ続いているなと思います。黒猫のmaukieも13歳か。
 昨日のようにまとめて三日分書くというようなことはあるにせよ、基本毎日欠かさず更新してきましたから、そうですねえ、記事数は5000に迫ろうかという感じですね。つまり5000日近く続けてきたと。五千日行。
 そうすると1日に平均1200アクセスあるということですね。そう、だいたいそんな感じです。初期はもちろん数十アクセスでしたし、2009年くらいは毎日2000くらいあった。今はちょうど1200くらいで安定しています。
 500万アクセス突破が2015年の今頃ですから、ここ2年の平均は1500くらいということでしょうか。
 やっぱりSNSの隆盛で、ブログへのアクセスは減っていますよ。これはしかたがありません。また、一時期よりも検索結果の上位に表示されることがなくなった(Googleのアルゴリズムが変わったのでしょう)ので、それでアクセスが減っているともいえます。
 それにしても…このブログを始めた頃は、それこそブログブームでして、逆にツイッターもフェイスブックもなかった。隔世の感がありますね。
 今や猫も杓子もツイッターとフェイスブックでして、いわゆる古典的なブログは本当に減ってしまった。ちなみに私はツイッターはやっていますが、フェイスブックはやっておりません。
 しかし、こういう世の中になったからこそ、絶滅危惧種のブログをやっていてよかったなと思うことが多いんですよね。
 やはり検索に引っかかるというのが良い。ですから、いろいろな方とご縁ができる。SNSのように基本クローズで、Google検索の対象にならないのとは違い、全世界の不特定多数に対してオープンですから。
 本当にブログをやっていて人生変わりましたよ。見知らぬ方とのご縁が拡がる。このブログのおかげで、信じられないような出会いが本当にたくさんありました。最近のテレビ出演の件もそうですし、昨日も四人の方がブログを見てコンサートに来てくれたりもしました。あの方ともあの方ともこのブログを通じて出会った…。
 このブログが「古今東西硬軟聖俗なんでもござれ」という姿勢なのも良いのかも。あらゆる分野の情報がぶちこまれていますから。いろんな網に引っかかる。
 と言いつつ、ほとんど書いた内容は覚えていないので、古い記事を読んで「へえ〜なるほど〜」と勉強することも多く、ある意味では自分が自分の先生みたいになっています(笑)。面白いですね。
 もうこのブログが私の過去、現在、未来の姿そのものだとも言えましょう。生きている証。更新が永遠に止まった時は、私は死んだ(暗殺された?)と思ってください(笑)。
 これからも早起きして頑張って書き続けます(そう、早朝に前日の分を書いています)。今後ともよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます。
 
 

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2016.05.02

感謝! 不二草紙 本日のおススメ 12周年

Th__20160503_65150 日書きも書いたり丸12年。
 本日このブログ12歳の誕生日を迎えました。4400近い記事を情報空間に並べてきたことになります。アクセス数も500万を超えました。まさに皆さまのおかげでございます。本当にありがとうございます。
 12年もの間、1日も欠かすことなく書き続けてきた自分に「偉い!」と言ってやりたい(笑)。なんでも三日坊主、熱しやすく冷めやすいワタクシにしては、本当にありえない快挙であります。
 やはり、これは完全オープンな「ブログ」だったから成し得ることができたに違いありません。こうして他者の目、それも不特定多数の方々の温かくも厳しい目があったからこそ、ある意味立派な自己が立ち上がってきたのでありましょう。
 まさに自他不二。他力。縁起。当初はそんな意図はありませんでしたが、結果として「不二草紙」と名付けた意味が分かりました。
 12年と言えば、暦の一周でありますから、これを機にこの「難行苦行」をやめるという選択肢もありました。しかし、もうここまで来ますと、逆にこのブログに自分が生かされている気がしまして、やめたら冗談でなく死んでしまうような気さえするのであります。
 実際、この12年間は、それまでの40年間とは全く違う人生となりました。このブログを通じての出会いは無数。それも、本当に不思議なタイミングでの出会い、必然的な出会いばかりでありました。
 今はたとえばFacebookのようなSNSが花盛りで、まあ実質上「クローズド」な情報空間の中での発信が大部分になっています。
 私は12年前、まさにブログという言葉が生まれたその頃から、オープンな情報空間の可能性を信じ、間接的ではありますが実名を公開する形で発信を続けてきました。
 けっこう過激なことを書き続けてきたにもかかわらず、一度も「炎上」などすることもなく、いやそれ以前にほとんどコメントもつかない(苦笑)、まあそこそこアクセス数があるのに、誰も反応しないという不思議な空間を創り上げてきました。
 それはもしかすると私の玉虫色な言語表現、ある種の戦略や実験が成功してきたことの証左なのかもしれません。いや、それが私の人格の本質なのもかもしれませんね。
 もしかすると、こうして膨大な「言葉」を無意識的、意識的に羅列することによって、その言葉という情報自身が互いに影響しあって、全体像を構築しているのかもしれない。最近気鋭の物理学者の方とお話した、高次元空間における情報の自己整理能力、すなわち古来の日本語でいうところ「言霊」が、この三次元空間において顕れているのかもしれない…などと妄想するのであります。
 もうこうして、ほとんど義務というより、惰性というより、日々刻々の営みとしての自然な書き連ねになったこのブログは、私という存在を超えて、一つの生命体になっているとも言えるかもしれません。
 情報は「コト」です。その葉であり端が「ことば」です。すなわち、「コト」自身は3次元世界をを超えた、たとえば5次元の空間に充満しているモノです(だそうです)。その一部がこうして3次元空間に刻印されつつ、ある種の秩序を保っていく…これこそが「コトタマ」すなわち「情報の生命力」なのかもしれません。
 インターネット空間は、私たちの次元上昇(巷間言われている軽い意味ではありません)の修行の場、いや仮体験の場であるとも言えますね。
 そんなわけで、エセ坊主蘊恥庵庵主こと山口隆之は、懲りもせずこれからも駄文を紡ぎ続けることでありましょう。これは私の個人的な趣味であるとともに、人類の大いなる実験なのであります(ホントか?)。
 今後ともよろしくお願い致します。どうぞ見守っていて下さい。13年目の庵主はそれこそ回生の時を迎え、ますますパワーアップしていきます。いろいろとんでもない報告ができると思いますので、お楽しみに!


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2015.07.06

感謝!500万アクセス突破

Th__20150707_144927 りがとうございます。このブログ「不二草紙 本日のオススメ」が、いつのまにか500万アクセスを突破しておりました。
 2004年5月2日に始まったこのプログ。11年を経過いたしまして、毎日書きも書いたり…4000以上の記事をしたためてまいりました。
 アクセス数が500万ということですから、平均しますと毎日1000人以上の方々が訪問してくださっていることになりますね。本当にありがたいことです。
 もちろん、間違ってここに来ちゃったという方も多いので、実際お読みくださっている方の数はそこにまでいかないでしょうけれども、それでもご縁がそれだけあることはたしかですので、本当に感謝感謝であります。
 いつまで続けるのですか?とよく聞かれます。そうですね、たぶん死ぬまでじゃないでしょうか(笑)。あるいは入院するとか、収監されるとか(笑)。
 ただですね、あっけなく「や〜めた」となる可能性もありますよ。なにしろ、この前の断食も4日目に突然終了しました。それも「きついから」とか「無意味だと思ったから」とか、そういうことではなく、これは1ヶ月は余裕で行けるなと思いつつ帰宅したところ、「爆弾メンチカツ(チーズ入り)」というモノが食卓に乗っておりまして、それを見た途端「や〜めた」となったのです(笑)。
 普通、断食したのと同じ期間をかけて復食していく、それも最初はおかゆとかから始めるというのが王道のようですが、私にはそんなものは関係ありません。いきなり「爆弾メンチカツ(チーズ入り)」2個から復食ですからね(笑)。ちなみに全然問題ありませんでした。
 てな具合のいい加減な人間(いや、宇宙人)なので、このブログもいきなり終ったと思ったら、また始まったなんてことがあるかもしれませんね。
 そういういい加減な気分でやっているから、毎日続いているのかもしれませんね。なんでも「続けることが目的」になってしまうと、それは難行になってしまいます。いつやめてもいいというくらいの方が続くのです。
 と、そんな感じなので、最近一時期よりもアクセス数が減っていますが、まったく気にしません(昔はけっこう気にしていた)。あるいは、昔よりも記事の内容がないようと言われることも多くなりましたが、それもまったく気にしません。
 いちおう目標は1000万アクセスですかね。このペースならあと9年で達成できるはずです。私はちょうど還暦。地球での仮の仕事もリタイアの時ですね。その頃、私は、そして地球はどうなっているのか、楽しみですね。てか、そこまで私はこの地球で暮らしているでしょうか(笑)。

 

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2015.05.02

不二草紙 本日のおススメ 11周年

Th__20150503_105300 日でこのブログも11歳を迎えました。おめでとうございます…いや、ありがとうございます(笑)。
 昨年の今日10周年の記事を書きました。このブログの生い立ちなどについてはそちらをご覧くださいませ。
 昨年の今頃はたしかに毎日2000以上のページビューがありましたが、最近は3分の2くらいに減少しています。
 減少の理由としては、Googleさんのアルゴリズムが変わって検索順位がガクッと下がったことが挙げられます。まあ、自分としてはそのくらいでちょうどいいかなという感じです。なんだかやたら順位が高い時期がありましたからね。
 あとは、最近は記事の内容もあまり深みがなく(?)、またちょっと分野が片寄る傾向があって、以前の読者の皆さんが離れていったというのもありますね。
 さらにブログというメディア自体の存在価値が下がっている現実もあります。世の中はSNS花盛り。特に長々しい文章の続くブログは敬遠されるようになりましたね。
 私はフルオープンなブログという表現の場が好きなので、Facebookもやらず相変わらずこうして書き続けています(Twitterはブログと連動してやっていますが)。
 しかし、最近では時間もあまりとれず、またネタも尽き気味でして、自分でも記事のクオリティーが下がっているなあと感じております。
 まあ、なんといいますか、ほとんど惰性でやっている、やめる勇気がないというのが本当のところであります(スミマセン)。
 いずれにせよ、今後も修行として執筆を続けていこうと思っていますので、時々でも結構ですので覗いてやってください。
 よろしくお願いします。
 
 

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2014.12.15

特定秘密…

Th_20141014141724asdo 挙前のドタバタの中、12月10日に「特定秘密の保護に関する法律」(特定秘密保護法)が施行されました。
 予想通り「心配」「憂慮」「絶望」の嵐が(一部でですが)吹き荒れています。
 だいたいそういう人たちは秘密が嫌いなのでしょう、ネット上で自分のプライバシーを平気でさらし、外国にそれを吸い取られ利用されても文句を言いません(笑)。
 かく言う私もこのブログやツイッターなどで情報をジャンジャン流しています。そのため時々各方面からお叱りを受けることもあります。同じ情報でも、人によって「秘密」にすべきか、「公開」すべきか、その判断は異なって当然ですから、基本、「それは秘密にしておいてください」と当事者に言われた場合は、情報を削除します。
 私の「秘密」に関する判断基準はと言いますと、これが実はブッダ(お釈迦様)のお言葉なのであります。
 また、変なこと言って惑わそうとしている。庵主の情報は秘密どころか「嘘」ばかりだからなあ…などと言わないでくださいませ。
 原始仏典に次のような内容のブッダの言葉が書き残されています(パーリ増支部)。

 隠すと効果があり、あらわにすると効果がなくなるものが三つある。
1 女性(の身体)
2 バラモンの呪文
3 邪見

 あらわにされると輝き、隠されると輝かないものが三つある。
1 月
2 太陽
3 真理

 なるほどですよね。女の人の体は隠している方が効果的。ブッダも分かってますね(笑)。
 バラモンの呪文というのはどういうものでしょうか。お釈迦様はバラモンとは「真実と理法とをまもる人」というような良い意味で使っています。呪文とは、古代インドのヴェーダでしょうかね。呪文はコソコソ唱えるべきなのでしょうか。私もいろいろ呪文を持っていますが、たしかに声高には言いませんね。
 邪見というのは「よこしまな考え」です。これは非常に面白い。そう、よこしまな考えはばらさない方がいいとブッダが言ってるわけですからね。悪いことはバレないようにってこと?w
 逆に秘密にしない方がいいのは、月と太陽と真理ですか。まあ、月と太陽はおいておいて、真理は明らかにしなければならないということですね。秘密にしてはいけない。
 というわけで、私は、邪見は秘密にし、真理は明らかにします。邪見は発信せず、真理はジャンジャン明らかにしたいと思っています。
 さてさて、特定秘密…ですが、特定の秘密ということは「特定の邪見」ということですか(笑)。いやいや、実際そういうことですね。自国を守るためという発想自体が「利己」「自利」ということですから、「邪見」であります。
 そうすると、やっぱり特定秘密保護法というのはあってしかるべきなのですね。
 そういう視点をもって、以下の政府の説明を見てみてください。反対派もちょっと違った印象を持つことでしょう。

特定秘密の保護に関する法律 説明資料

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2014.05.02

感謝!不二草紙 本日のおススメ 10周年!

Th__20140503_104944 かげさまをもちまして、本日でこのブログは10周年を迎えることができました。
 こんな戯言をこんなにたくさんの方に読んでいただき、本当に感謝の念にたえません。
 思い起こせば10年前、2004年の4月に不二草紙というホームページを立ち上げ、その中の「本日のおススメ」というコーナーに5月2日この記事を書いてからというもの、まあ書きも書いたり、毎日休まず3650を超える記事をダラダラと綴ってまいりました。
 記事がだんだん冗長になり、なおかつ内容も身勝手なものになっていったにも関わらず、着実に読者数が増えまして、おかげさまで、最近は1日に2000ほどのページビューを頂戴しており、10年間の総閲覧数も400万を超えるまでになっております。
 毎日の修行、あるいは公案問答としてやり始めたことを考えると、三日坊主、エセ坊主、クソ坊主のワタクシにしては、ずいぶんと頑張ったのではないかと思います。地味に自分をほめてあげたい(笑)。
 いや、本当にこれこそ他力の産物なのであります。もちろん読者の皆さまの期待(?)に答えなければという気持ちもありますが、それ以前に私の記事書き下ろし作業は、ほとんど「自動書記」的でありまして、自分を無にし、まっさらな器になることによって、宇宙(神仏)の言葉を降ろしているというような感じなのです。
 よって、今まで書きためてきた記事の内容は、本当にほとんど覚えていません(苦笑)。だから、自分で昔の記事を読んでは「なるほど〜」と思うことが多い。不思議なものです。
 10年というのは一つの目標でした。ですから、ここで一区切りつけるということも数年前には考えていましたが、今や実のところ欲気などというモノが湧いてきていまして(全然悟ってないじゃん!)、まだまだ続けちゃいそうなのです。
 というのは、本当に10年前には全く想定しなかったようなご縁が、このブログからどんどん生まれていまして、これはもうそれこそ自分の力ではない、何か大きな力が働いているとしか思えないのであります。
 まさにインターネットとは「絆」なのかなと。ご縁を結ぶ大きな網のような。
 私は「神々のネットワーク」「web0.0」という言葉をよく使います。インターネットというweb1.0、2.0の世界は、実はそれだけで完結するのではなく、ある意味太古のネットワークweb0.0を呼び醒ますのではないかと思うのです。
 今の私はそれが楽しくてしかたないし、その網目に乗っかることによって初めて自分の天命というようなモノに出会うことができました。
 ですから、皆さまに感謝するとともに、このブログというメディア、そして自分というメディア(霊媒)にも素直に感謝したいのであります。
 というわけで、明日から20年に向けて再び「適当に」頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします(拝)。
 
お詫び…最近は記事にコメントをいただいても、まともに返信、お礼することすらなくなってしまいました。申し訳ありません。
 また、今読むと問題のある表現、内容を含む記事もありますが、基本誤字脱字以外は手をつけない主義ですので、どうか笑って許して下さいませ。

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2013.10.27

感謝!400万アクセス達成

20131028_110130 かげさまで、当ブログは昨日400万アクセスを達成いたしました。本当にありがとうございます。
 2004年5月2日に始めた「不二草紙 本日のおススメ」も今年で10年目。いちおう一日も欠かさず書いてまいりました。
 もともとは、まだブログが一般的でなかった頃、私の個人サイト「不二草紙」の「一日一つおススメコーナー」として始めたものでした。
 それをココログに移行したのが、たしか2004年の9月だったと思います。そこからアクセス数をカウントし始めましたから、丸9年での400万アクセス達成ということですね。
 それこそ最初は一日10件くらいしかアクセスがなかったのが、今ではだいたい2000くらい。本当に「継続は力なり」だと思います。
 実はここのところ少しアクセス数が減っています。というのは、Googleのアルゴリズムが変わったおかげで、私のブログの検索順位がかなり下がったのです。
 まあ、これは分相応ということで納得しています。以前が高すぎたんですよね。私のハッタリ情報にGoogle様が騙されていたということです(笑)。
 この10年ほどの間に、世の中も私もずいぶん変わりました。その変化の中で、ある意味、このブログの内容やスタイルはあまり変わっていないとも言えます。
 完全なる書きおろし。書き下ろしではなく「書き降ろし」ですよ。つまり、「自動書記」の一種です。
 これを書こう、こう書こうなどとは一切考えず、「降りてくる」ままに親指シフトキーボードを叩いているだけです。
 そういう意味では、私はまさに「ミーディアム(メディア)」。イタコみたいなものなのです。
 ですから、皆さんもこのブログの言葉は、私が書いていること、私の経験や考えではなく、神の思し召しだとお思いください(冗談です)。
 いやいや冗談でなく、そうした「他者性(モノ性)」はいろいろと不思議なことを引き寄せました。ネット上の八百万(の半分)のアクセスが、リアル世界でのとんでもないご縁を生み続けています。
 正直、このブログを始めていなければ、今の私のこの生活、人脈、人生はありません。自分で自分を褒めてあげたい…ではなく(笑)、誰にともなく感謝いたします。これぞ霊界の仕組みでしょうか。
 それにしても、一番最初の記事と比べると、ずいぶん文章が長くなっていますね(苦笑)。饒舌になっているということでしょうか(長すぎて読む気がしないとよく言われます)。
 これを機にまた短めの文章を心がけましょうか…無理か。
 あっそうそう、これを機にと言えば、アクセスカウンターを変えました。それこそ時代が変わり、スマホからのアクセスが半分くらいになりましたので、そちらのアクセスも漏らさず数えてくれるものに変更しました。
 次はとりあえず八百万(やおよろず)を目指します。
 毎日のように欠かさず(懲りずに)読んでくださっている方々、そして検索で通りすがってくださった方々、皆さまに心から感謝申し上げます。
 今後とも変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。少しでも世の中を良くするために役立つ情報を発信していけるよう精進します(もちろん「古今東西 硬軟聖俗 なんでもござれ」なので玉石混交ですが)。

 

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2013.06.27

『ウェブで政治を動かす!』 津田大介 (朝日新書)

Photo の本もだいぶ前に読んでいましたが、なんとなく記事にはしませんでした。そういう時はだいたいあとで機会がやってくるものです。
 今日がその機会のようですね。たしかに、ネット選挙運動が解禁になりましたし、政治家のネットでの発言がいろいろと取り沙汰されています(自殺者も出ました)から、いいタイミングだと言えましょう。
 この本で津田さんが指摘し、また予測していたことが、ほとんどその通りに実現しつつあります。ネットに関する発言者としては、やはり津田さんは説得力のある方ですね。
 ネット選挙活動については、明らかに日本は遅れていました。不自然なほどに規制されていたと言ってもいいでしょう。
 民主党政権後期にはネット世論は明らかにアンチ民主党でしたから、とてもとてもその時の政権はネット選挙解禁なんてできなかったでしょう。
 この本はまさに政権交代が起ころうかという時期に発売され、私もその流れの中で読んでいました。今思えば本当に不思議なことですけれども、私自身もネットを通じてほんのちょっとですが政権交代劇に参画していました。
 私自身はネットで政治を「動かす」とは意識していませんでしたが、結果として間接的に「動かす」結果となったわけで、これはネット(ウェブ)の潜在力、私の言い方をすれば、「コト(情報技術)の極められたところに発生するモノ(霊的エネルギー?)」を期せずして強く感じる結果となりました(お前の思い込みだと言う声も聞こえてきますが…笑)。
 私の感覚ですと、いつかも書いたように、ウェブ世界というのは実は非常に「自然」に近いのだと思います。そういう意味でも「モノ」性が高い。
 実は今日、中学1年生の保護者対象の勉強会がありまして、「ケータイとインターネット」について語らせていただきました。そこでも話しましたとおり、インターネット(ウェブ)というのは、もともとアメリカによる情報戦略、世界を情報的に植民地化して管理する手段だったはずが、いつのまにか、その考案者、設計者自身もコントロールできない「自然状態」に向かっているように感じます。
 私はそこに非常に前向きな希望を感じる人間です。
 もちろん「自然」ですから、様々なリスクもありますし、一方で恩恵もたくさんあります。あるいは進化の可能性、絶滅の可能性も内包していると言えます。しかし、全体としては、リアルな自然に対する絶対的な信頼と同様に、人間の作り出した「自然」に対しても信頼をおきたいのですね(ちなみに似たレベルでの世界的なシステムである「貨幣経済」は不自然だと私は解釈しています)。
 そういう意味において、今回のネット選挙解禁というのは、今はどうであれ、今後政治の世界に非常に大きな変革を迫るものになると予感します。
 民主主義における「民意」の理想が、もしなるべく「編集」過程の少ない「自然」なものへ向かうとするなら、ウェブ(ネット)は明らかに私たちをそちらに導くことになるでしょう。
 それはシステムとかテクノロジーとかストラテジーとかリテラシーとかの次元でなく、もっとある意味「本能的」な部分で、です。
 それはすなわち、一方で、編集されていない「私」という非常に根源的な、丸裸な「自己」を要求される事態をも意味します。
 つまり、いよいよ個人個人の魂のレベルが試される時代になるということですね。アセンションという言葉を安易に使うのには抵抗がありますが、今回の流れの中では、ちょっとそんな言葉も自分の中でリアリティーを帯びてきたような気がします。
 
ネット選挙について(総務省)

Amazon ウェブで政治を動かす

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