ローラン・ド・サン=リュック 『シャコンヌ イ長調』
セミナーが延期になり久々の休日。上野の我が家の裏の桜並木も満開になりました。
この素晴らしい季節にふさわしい音楽を一つ。
ベルギー出身でパリやウィーンで活躍したリュート奏者・作曲家のローラン・ド・サン=リュック。現代ではほとんど知られていませんが、父ジャックとともにたくさんのリュート作品を残しました。
どの作品も非常に耳に心地よく、しかし時々ハッとさせられるような瞬間もある、私好みの音楽です。
その分かりやすい例がこのシャコンヌ イ長調でしょう。9分近い変奏曲で同名短調への転調もありませんが、決して飽きることがありませんね。単調にならない工夫が随所に聴いてとれますね。
こういう匙加減というのは、おそらくAIではできないでしょう。もちろん演奏の力もあります。
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