服部半蔵と大久保長安
東京は半蔵門でセミナー。たくさんの方にいらしていただき、大いに盛り上がりました。
半蔵門という名前のは、服部半蔵が起源とも。たしかに二代目服部半蔵正成は徳川家に仕えた武将。
私としては、服部半蔵というと四代目正重も気になる存在。有名な二代目の次男ですね。彼はかの大久保長安の娘婿となりました。
大久保長安については、11年前のこちらの記事をお読みください。本当に謎の深い魅力的な人物です。
正重が生まれたのは浜松か岡崎と言われています。最近私も縁が深い両地。因縁を感じます。
正重は成人し、関ヶ原の戦いにおいて父直伝の一番槍で功をなしましたが、それが若気の至り、開戦前の「抜け駆け」であったため、家康の怒りを買い、大久保長安預かりとなりました。
そして、長安に気に入られて長安の長女と結婚します。おそらく父二代目半蔵正成と大久保長安にも深い縁があったのでしょう。正重は、長安が佐渡金山の奉行となると同行し、そちらの知識や技術を身に着けました。
長安死後、正重は例の大久保長安事件で疑いをかけられますが、なぜか不問となります。どういう力学が働いたのでしょうか。
父半蔵と長安の関係もちょっと調べてみたいと思います。静岡、掛川、浜松、岡崎、そして山梨。秦氏との関係なども気になります。服部は「機織り」ですし、静岡に服部氏多いですしね。もちろん渡来系です。長安とつながります。
そして伊賀忍者との関係は…。
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