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2025.03.08

江戸の鬼門開き(その1)

20250308131530_202554 野での鬼門開き第一日目。

 なんのことやらでしょうね。怪しい。まあそういうことです(笑)。

 江戸の鬼門封じのために天海が創った東叡山(すなわち東の叡山)寛永寺周辺にて、その封じられた「艮の金神」を出す行に参加いたしました。

 鬼門開きのリーダーたる出口王仁三郎の耀わんやゆかりのある方のお茶碗が七つ揃いました。これからいったい何が起きるのか、楽しみですね。

 最近、天海がマイブームです。富士山を中心とした風水による江戸(東京)の設計は有名ですが、どこで彼が富士山と出会ったのか調べているところです。

 そう、信長によるあの比叡山焼き討ちから逃げた天海は、武田信玄に匿われるのですね。つまり甲斐の国に来た。ということは、そこで間近に富士山を仰いだということになります。そこがどこだったのか、気になります。

20250308151016_202575 天海の出自は不明なところが多いのですが、東日本の人だったことは間違いないので、まあ富士山を見たことはあったでしょう。しかし、鬼門除けの比叡山が焼かれるということに象徴されるように、京都はいろいろな理由で「永遠の都」になり得ないと観じた天海は、富士山のエネルギーを中心とした「永遠の都」を東の地に創ることを、甲斐の国であらためて決意したのです。

 琵琶湖を模した不忍池での御神事も面白かった。そのあとの直会も延々と続く。ふ~む、歴史に巻き込まれるということは実に楽しいですな。

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