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2025.03.07

東龍 純米酒 『龍瑞』(東春酒造株式会社)

Img_9374 古屋は守山でセミナー。

 参加者にJR東海の女性運転士の方がおられて大感動。嬉しくて泣いてしまった(笑)。特急の運転もされるとのこと。かっこいい!

 毎日全国の美味しい日本酒をいただいているわけですが、ここ守山のお酒も美味しかった!

 比較的安価なお酒ですが、のどごしが滑らかで米の味が活きていて気に入りました。

 「東龍」は「あずまりゅう」、「龍瑞」は「りょうずい」と読みます。「龍瑞」とは「龍が現れる兆し」のこと。

 スピ界隈では「龍」がはやっていますが、本当にみんな分かって言ってるのかなあ…日本における「龍」とは、火と水が出会って生じる「水蒸気」のことです。

 たとえば、富士山北麓の「剗の海(せのうみ)」に、貞観の噴火の青木ヶ原溶岩流が流れ込んで生じた、巨大な水蒸気の渦のことを「龍」と言ったわけです。

 何億トンもの水に800度の溶岩が何億トンも流れ込むのですから、それはそれはとんでもない風景になったことでしょう。すさまじい上昇のエネルギーです。

 それが、中国の伝説の生き物「龍」と重なって今に至るということです。つまり、火と水のような対照的なものの衝突と融合のエネルギーを「龍」と称したと考えるのが自然ですね。

 このお酒を飲みながらそんな話をしました。

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