Nirvana(UK) 『Pentecost Hotel (1968)』
学校で仕事の日。一時間目は「涅槃会」でした。2/15はお釈迦様の命日ですね。
成道会(12/8)でお悟りを開いたとはいえ、肉体を持つかぎりお釈迦様の苦悩は消えませんでした。そして、80歳の2/15にお亡くなりになって、本当の解脱を完成し、涅槃寂静に入ったと。
涅槃、すなわちニルヴァーナですね。全てが消え去ったという意味です。
ニルヴァーナと言えば、90年代のグランジロック、パックロックの雄、カート・コバーン率いるバンドを思い出しますよね。あの頃、私はどちらかというとガンズ・アンド・ローゼズ派でして、あまり積極的にニルヴァーナを聴いていませんでしたが、今耳にすると、思ったよりもポップだったりして、ああもっとリアルタイムで聴いていれば良かったと思ったりします。
というか、ブリティッシュなポップ・ロックが好きだった私としては、「ニルヴァーナ」と言えばこちらなんですよね。サイケデリック・ロックというか、バロック・ロックというか。ビートルズのマジカル・ミステリー・ツアーから音楽に入った私は、やはりこういう感じが好きなのです。最終的にはELOに行き着き、そしてこういうバンドにありがちなストリングスを始めて今に至るというわけです。
この本家ニルヴァーナの代表曲「ペンテコステ・ホテル」にもコテコテにストリングスが入っています。この映像でもなんちゃってチェロがフィーチャーされていますね。
お聞きのとおり、音楽も下降音階低音を繰り返すコテコテ系ですが、メロディやアレンジの妙もあって、決して俗っぽくはなっていないかと。
ほかの曲もなかなか良いので、ぜひこの機会に「本家」も聴いてみてください。
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