『猫と私と、もう1人のネコ』 祝大輔 監督作品
府中でセミナー。カナダへの帰国を遅らせてまで参加してくださった方や、憧れの職業である作曲家、映画監督の方とも交流できまして、いやいや本当に幸せな仕事をさせていただいています。
その映画監督さんは祝大輔さん。さっそく帰宅後その作品を鑑賞いたしました。いやあ良かった〜。
映画、特に邦画にはそれなりの思い入れがありますが、お世辞抜きに素晴らしい作品でした。人物、心理描写が丁寧。丁寧な作品ってやっぱりいいなあ。
セミナー中も、とてもするどい質問をしてくれました。さすがです、監督。たしかに映画監督って「時を記録する」仕事ですからね
もちろんお互い猫好き、それも拾った猫に人生を動かされた者どうし共感する部分も多かった。猫に対する愛情もよく伝わってきました。
主役の吉名莉瑠さん、一青窈さんの演技もすごかった。揺れ動きながら自立していく高校生の言葉にならない葛藤、大人になりきれていない(?)母親の面倒な自我。そして家族やコミュニティの愛。それを教えてくれた猫ちゃん。それらを作品として引き出した監督さんの技量もすごい。
監督、おっしゃってましたが、やはり作品は自分だと。自分への慰めだったりご褒美だったり。出来上がってみて分かったと。やはり芸術というのは存在しなかった何かを生み出す行為ですから、芸術家は未来からの情報をつかまねばなりません。それはそれこそ過去の誰か、もしくは天の神様なのか何かわかりませんが、とにかく誰かがその人(私)のために投げてくれたボールそのものなのでしょう。
帰りの電車の中で芸大の作曲科を出たガチの作曲家の方ともそんな話をしました。
ぜひこの作品をご覧になって、監督からボールを受け止めてみてください。
Amazon 猫と私と、もう1人のネコ

その発掘品の代表格が「はにぽん」のモデルになった「笑う盾持人物埴輪」です。たしかに笑っている(笑)。カワイイ。
結果、張作霖によって捕らえられ銃殺刑が決まります(パインタラの法難)。まさに処刑が執行されようという時、すべての機関銃が故障した…と大本では言われていますが、実際はたまたま中国にいた三嶋がいろいろと画策して命拾いしたと、この本には書かれているのです。
「いつもの丘」もずいぶん様変わりしました。しかし、そこに「満ちる欠ける月」は変わりません。同じように時代を超えて、志村くんは私たちの魂に変わらず生き続けています。もちろん多くのミュージシャンにもそのスピリットは受け継がれています。
きっと志村くんも喜んでくれていることでしょう。まさに永遠の名曲。そのうち世界に飛び立っていくに違いありません。
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