日向灘M7.1発生〜南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)
今日は富士山麓で大切な友人の結婚式でした。今後の地球の愛の雛型になるであろう素敵で画期的な結婚式に、心から感動し、祝福の気持ちに溢れました。おめでとうございます。
さて、その二次会の最中に宮崎県沖日向灘で大きな地震があったとの一報が届きました。
そしてその後、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
日向灘は南海トラフ地震の想定震源域の最西端に当たります。そこでのM7以上の地震は下のように20世紀以降6回発生しています。
1968年にはM7.5も発生していますが、そのあとに南海トラフ地震は発生しませんでした。1946年に昭和南海地震が発生していますので、もし関連があるとすれば、1941年の日向灘M7.2の方が前震的な存在なのかもしれません。
そうだとすると、日向灘のあと5年後に南海地震が発生しているわけで、今回発表された「巨大地震注意」が1週間を警戒期間とするというのには、全くとは言わないものの、ほとんど意味がないと感じます。
おそらくは東日本大震災の時の反省というか、痛い目によって、ある種の責任回避の手段としての制度であり発表なのではないでしょうか。
そう、あの時、私が書いたこちらの記事を読んでみてください。
専門家はかなり厳しい批判を浴びました。そしてその教訓が熊本地震でも活かされませんでした。
こちらの記事も読んでみてください。ここに「日向灘M7.1」の文字が出てきます。
そうなんです。私としては、「明治熊本地震の10年後日向灘M7.1、20年後宮崎県西部M7.6」の方が、南海トラフ巨大地震よりも気になる流れなのです。今回、2016年の熊本地震の8年後に再び日向灘M7.1が発生したのですから。ある意味、私の予知が当たったとも言えるのかも…。
地球的な時空のスパンは、人間の常識的なそれとは全く違うことを思い出さねばなりません。
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