« 三島の水と吉田の水〜太宰治「富嶽百景」より | トップページ | 渋沢栄一の墓前で »

2024.07.02

グラウプナー 『欲望』

 この日は池袋でセミナーでした。懇親会で面白いことが起こりました。宮古島案件です。来年行きます。

 ちなみに出口王仁三郎は1927年の年末から翌年年始にかけて、台湾・琉球・奄美大島を巡教しています。

 さてさて、それとは全然関係ないのですが、セミナーでも「神様の大欲成就のため、私たちの小欲が使われる」という話をしました。私たちは欲がないと行動しないのです。

 「欲」と言えば、この知られざる名曲を聴いてほしい!

 クリストフ・グラウプナーの組曲ヘ長調から「Le Desire」。これが本当にいい曲なんですよ。

 グラウプナーはマニア以外にはあまり知られていない作曲家ですが、当時は大人気でした。トーマス教会のカントルだったクーナウが亡くなったあと、圧倒的なテレマンが後継に指名されるも辞退、テレマンに次ぐ人気作曲家グラウプナーに白羽の矢を立てたがまた辞退され、しかたなくバッハを指名したという話は有名です。

 グラウプナーはたしかにテレマン並みの多作家であり、またそれなりのクオリティーを維持している職人作曲家と言えます。

 そんな彼の「Le Desire」。英語で言えば「デザイアー」。すなわち「欲望」ってことですよね。「欲望」ってこんな美しいのでしょうか(笑)。

 いや、先ほど書いたように、私たちは「欲望」によってようやく行動することができ、そのおかげでこうして生き続け、働き続け、継続し続けているわけです。

 それにしても、この「欲望」は美しいですね。本当に名曲だと思います。楽譜は下の画像をクリック!

12_20240707122701

 

 

|

« 三島の水と吉田の水〜太宰治「富嶽百景」より | トップページ | 渋沢栄一の墓前で »

音楽」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 三島の水と吉田の水〜太宰治「富嶽百景」より | トップページ | 渋沢栄一の墓前で »