『流浪の月』李相日 監督作品
アパホテルに泊まると必ず1本は映画を観ます。無料ですからね。先日観たのがこちら。
う〜ん、なんともやるせない作品ですね。
ずっとすれ違い続ける辛さ。だったら出会わなければよかった。永遠に解決しないということで言えば、私の夢「女子会に参加すること」と同じですな(笑)。
原作者の凪良ゆうさんはBL作家として活躍していますが、小説「流浪の月」(本屋大賞受賞)にもその経験が活かされていると感じました。BLもまた永遠に解決できない(幸せになれない?)世界ですからね。
その切なさを男女で描くとなると、たしかにこういう形になるのか。
ロリコンにせよ、BLにせよ、私の女子会問題にせよ、とにかく性に関することは最初から最後まで実に面倒くさい。今の若者がそれを避けようとするのもわかる気がします。コスパが悪いからでしょう。
松坂桃李くんも横浜流星くんも広瀬すずさんも、そのあたりの面倒くささを上手に表現してくれていたと思います。
監督さんもある種の葛藤の中で生きてきた方でしょう。不条理というか、いや世間では条理だから辛いのか。
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