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2024.05.09

新幹線の名前

Img_5806 日は石川県の松任から静岡県の藤枝まで鉄道で移動。IRいしかわ鉄道で小松へ。小松から敦賀まで、開通したばかりの北陸新幹線に乗りました。

 ホームも車両も新品の匂いがしていました。風景も堪能することができました。今日乗ったのはW7系「つるぎ19号」(ちなみに敦賀からは特急しらさぎで米原へ)。

 「つるぎ」はかつて大阪と富山を結んでいた準急列車の名前でしたが、新幹線で復活しました。立山連峰の劔岳にちなんだネーミングです。

 ところで新幹線の名前って、みんな和語(やまとことば)なんですよね…と思ったら、北陸新幹線の「はくたか」は「白鷹」ですので、「白」は音読みですね(立山の開山伝説から取ったものです)。

 それ以外は完全に訓読み、すなわち和語です。これは面白いですね。一般には和語よりも外来語の方がカッコいいと感じることが多い(逆に言うと和語はダサいと感じる)のですが、乗り物だとカッコよくなる場合がある。

 車だと、トヨタの「カムリ」(冠・頭・被り)、スズキの「キザシ」 (兆し)「サムライ」(侍)。バイクだとスズキの「KATANA」(刀)もありますね。いすゞの「アスカ」もありました。

 ただこれらがカタカナやローマ字にしているのに対し、新幹線はひらがなです。これこそ本当は最もダサく幼稚に感じられるはずなのに、なぜか新幹線(列車)だとカッコよくなるんですよね。

 全部見てみましょうか。60年前に「こだま」と「ひかり」に決めたのが良かったのだと思います。音と光で速さとその違いを表した。音を「こだま」にしたのが特に素晴らしい。そこからの流れが令和の時代にも続いているわけですね。

① あさま(北陸新幹線)
② かがやき(北陸新幹線)
③ こだま(東海道・山陽新幹線)
④ こまち(秋田新幹線)
⑤ さくら(山陽・九州新幹線)
⑥ たにがわ(上越新幹線)
⑦ つばさ(山形新幹線)
⑧ つばめ(九州新幹線)
⑨ つるぎ(北陸新幹線)
⑩ とき(上越新幹線)
⑪ なすの(東北新幹線)
⑫ のぞみ(東海道・山陽新幹線)
⑬ はくたか(北陸新幹線)
⑭ はやて(東北・北海道新幹線)
⑮ はやぶさ(東北・北海道新幹線)
⑯ ひかり(東海道・山陽新幹線)
⑰ みずほ(山陽・九州新幹線)
⑱ やまびこ(東北新幹線)
 あっ、これに「かもめ(九州新幹線)」が加わったのか。あと、「あさひ」と「あおば」はなくなりました。
 とりあえず全部乗ることを目標にしております。

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