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2024.04.28

『おまえの罪を自白しろ』 水田伸生 監督作品

23 日明日と岐阜の長良川ぞいでセミナー。毎日8時間以上喋り続けるわけで、我ながら元気だなと思います(笑)。まだまだツアーは続きますよ〜。

 昨夜は京都のアパホテルに泊まりまして、恒例の映画鑑賞をいたしました。ちょっとした息抜き。

 この作品、まあまあ面白かったのですが、疲れていたこともあってか、途中ちょっとウツラウツラしてしまいました。ベッドの上で寝転がって鑑賞してましたしね。

 政治家の孫が誘拐されます。犯人の要求は身代金ではなく、政治家が自らが重ねてきた罪を自白すること。

 なかなか面白い設定で、はたしてどのようにその要求に応じるのか、応じないのか、楽しみに見始めました。それが案外淡々と記者会見を開いてしまい、予想されたような心の葛藤が描かれていなかった。原作もそうなんでしょうか。

 その代わりといってはなんですが、犯人側の複雑な動機が明らかになっていきます。そのあたりも、もう少しドラマチックにというか、驚きをもって明かされていけば眠くならなかったかなあ。

 あと、この映画に限らず多くの脚本にありがちな「文末の省略」…たとえば「そんなつもりじゃ…」(「ない」の省略)が気になってしかたなかった。リアルな会話ではそういう切り方って絶対しない。

 もう一度、しっかり頭を働かせて見てみようかな。

 あと、模倣犯が出なければいいなと思ってしまいました。政治家に限らず、言えない罪、墓場まで思っていく秘密を、私たちはみんな持っていますからね。怖い怖い。

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