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2024.04.21

流線形 『Tokyo Sniper』

 ととい付けの記事で紹介したRYUSENKEI。「流線形」としてのアルバムの中でワタクシ的に一番好きなのがこの「Tokyo Sniper」です。

 2006年の作品。シティポップが再燃する前に、こういう作品を作っていたことがすごいですよね。

 80年代というのが戦後ポップスのある種の限界点だったというがわかりますよね。アナログ、人力の最終形態とも言えます。そこにバブル経済に伴う文化興隆というものがあり、センスが極まったとも言えます。

 その時代の、ある種「ぜいたく」な音楽が、こうして今でも力を持ち続けていることは歴史的必然なのかもしれません。経済的の豊かさが、文化的な豊かさを担保するというのは、少し皮肉にも感じますが。

 経済面でもそうでしたが、音楽においても、西洋的手法で西洋をを一瞬でも乗り越えてしまった時代。面白いですね。

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