RYUSENKEI 『スーパー・ジェネレイション』
忙しくてだいぶ溜め込んでしまいました。今日は25日です。旅先の岡崎で書いております。
この日は新横浜で初めてお会いする方と飲みました。不思議なご縁を感じました。音楽や歴史の話が主だったのですが、仲小路彰関連でアルファレコードの話も出ました。
アルファ・ミュージックは創立55周年ですが、それを機に様々な動きがあるようです。その一つがレコード・レーベルとしての活動再開です。
その第1弾がRYUSENKEIの『スーパー・ジェネレイション』です。
シティポップの伝道師クニモンド瀧口さんが20年以上続けてきたソロユニット「流線形」が、このたびシンガーソングライターのSincereさんを迎えて改めて発進した「RYUSENKEI」。
アルファレコードを象徴するシティポップが、いかに未来的であったかといことを感じさせますね。
昨年、アルファの創設者の一人である川添象郎さんに「キャンティ」でお会いすることができましたが、そこでもお聞きしたように、彼らのセンスには仲小路彰の未来観が通底しています。
50年以上前、あの時代に若者たちが読んだ仲小路彰の「未来学原論」が、ここへ来て再び注目を浴びることになるのは偶然ではありません。今私は「未来学原論」のデジタル出版に向け、すべてのデジタルテキスト化を終え、最終校正に入っているところです。
「RYUSENKEI」のネーミングは言うまでもなくユーミンの「流線形'80」に由来します。ユーミンも14歳の時に未来学原論に出会っているのです。
ようやく時代が追いついたのかもしれません。新生ALFA、そしてRYUSENKEI が聞かせてくれる未来にも期待しましょう。
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