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2024.03.22

惟神(かんながら)=大欲

Img_5166 日は富士山スペシャル合宿の1日目。茶碗が11個並んでおります!

 すごいメンバーが集まっております。そして、神の采配の妙…人間界から見ると過労だ倒れたり、入院したりと大変に見えますが…珍しく当日、寸前になってのキャンセルが相次ぎました。そしてそこにキャンセル待ちの方が入ってくるという、まさに神のシナリオ通りなのでしょう。

 ちなみに、私がいう「神」とは「自分以外」のことを指す言葉です。決して特定の宗教とは関係がありません。

 たしかに出口王仁三郎の話が多少入りますが、王仁三郎自身が「宗教がなくなるのがみろくの世」「芸術は宗教の母」と言っているくらいですからね。

 そしてここで言う「芸術」とは宇宙の仕組みのこと。自然と言ってもよい。それこそ自我以外の全てということになります。

 今回たまたまですが、この前ある雑誌の取材を受けたことから、「富士山と出雲」のことについて語りました。そうしましたら、参加してくださっていた世界的なミュージシャンのお二人が急遽、出雲をテーマにセッションをしてくれました。

 もう涙、涙。私の言葉よりなにより、その音楽の素晴らしさよ。歌詞の意味も、今日初めてわかりました。なるほどです。

 合宿のテーマをあえて言葉にするなら「惟神(かんながら)」です。

 自我、自己、自分を捨てて、神(自然、宇宙)の命ずるままに生きる。そこには金や地位や名誉などという小欲はありません。ただただ神の夢の実現のお手伝いをしたいという大欲しかないのです。

 今回も「自己実現」「自己肯定感」を思いっきり否定させてもらいました。それこそ小欲だからです。

 今日は、偶然なのか必然なのか、お隣の会議室でウチの高校の進学合宿が行われていました。ある意味対照的な世界が並んでおり、その両方に行ったり来たりする自分に不思議を感じましたね。そういうお役目なのでしょう。

 高校生たちもぜひ大欲のために励んでほしいと思いました。きっかけは小欲でも良いのです。私もそうでしたから。

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