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2024.03.05

桜田小学校跡にて

20240308-92707 の日は新橋にて講演。参加者の中に、400万本売れた某超有名ゲームの生みの親がいらっしゃいまして、講演終了後の懇親会で素晴らしいお話をたくさんうかがうことができました。これからいろいろご縁がありそうです。

 ちょうど私の講演の中でゲームの効用についてお話しました。なぜ小学校に入ると子どもたちはゲームをやりたがるのか。あるいは大人になってもゲームに熱中するのはなぜなのか。

 私の説明を聞けば、ただ単に「勉強の妨げ」としてゲームを禁止したり、取り上げたりすることが、いかに短絡的であるかがわかるでしょう。

 特に今日の会場は、30年前に百年以上の歴史を閉じた桜田小学校跡でしたから、いつも以上に「小学校」の弊害について熱く語ってしまいました。

 会場は教室だったところ。黒板も昔のままでした。久々に黒板にチョークで字を書いたなあ。懐かしいというより、いまだこんなメディアを使っていることに改めて呆れたというのが本当のところでした。まあ、いいネタにはなりましたよ。

 ゲームがそうであるように、「上流」を見てワクワク・ドキドキ生きるか、教室がそうであるように、「下流」を見てウンコ詰め込み競争に勤しむか。子どもたちは本能的に生き方を模索するのです。

 対象10年に制定された、桜田小学校の校歌です。これを読んで、いろいろ考えました。学校は変われるのか?

1.堅忍不抜のいしずえに

 純潔至誠の 軒高く

 みくにの花なる 桜田の

 巷を占めて そびゆるは

 我等が学ぶ 校舎なり

2.智徳を磨き 世に立ちて

 世界の文化に 尽すべき

 未来ののぞみ いだきつつ

 日々の課業に 怠らぬ

 我等が校舎は ここなるぞ

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