徐福の旅路
今日から二日間、岡崎でセミナーです。いったい今年になって何回岡崎を訪れているのでしょう。さすがに異常ですね。
今日もわざわざ北海道から3人の方がおいでになったりと、集められたメンバーがそれぞれのお役目を果たして素晴らしい会になりました。
そう、そこに集められたメンバー同士が初めましてで意気投合していく様子こそ、私のセミナーの醍醐味なのでした。
今回個人的にビビっと来たのは「徐福」というキーワードです。
私、6時間ほど話すのですが、最初からちびちびと日本酒をいただきながら話します。飲酒運転などと言うことなかれ。もちろん酔っ払うことはありません。日本酒は御神事のアイテムです。
で、今回和歌山から参加してくださった方が、差し入れに新宮市のお酒、尾崎酒造さんの「太平洋」を持ってきてくださったのです。
和歌山の新宮と言えば、市をあげて「徐福」を前面に打ち出していることからもわかるとおり、色濃く徐福伝説を残している地です。
全国20カ所以上ある徐福上陸・定住の地の中でも、新宮は山梨の富士吉田市に並んで有名ですよね。そして、愛知の三河地方にも徐福伝説が残っているのです。岡崎のお隣豊川市がその中心です。
以前もどこかで書きましたが、当地方で17世紀末に成立したと見られる「牛窪記」に「徐福が熊野から三河に来て子孫は秦氏を名乗り本宮山麓に住んだ」という記述があるのです。
徐福という特定の人物を象徴とする中国南部からの移民団が、九州北部から紀伊半島を巡って富士山麓にたどりついた記憶が、こうした徐福伝説の成立の背後にあると、私は考えています。
今回「太平洋」を持ってきてくれた方は、そのような意識は全くなかったとのことですが、きっと高次元の意識存在が半分いたずらっぽく、こうした気づきを与えてくれているのでしょう。
さすが日本酒だと思った次第です(笑)。
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