スサノヲの墓をハシゴ?
今日は3月3日。今から96年前の辰年、出口王仁三郎は56歳7ヶ月の日に弥勒下生宣言をしました。王仁三郎によれば、この宇宙が誕生してからすでに56億7千万年経っており、弥勒が下生したのだそうな。
現在科学の上では、銀河系の年齢は137億歳、太陽が47億歳、地球は46億歳とされていますから、まあ当たらずとも遠からず。どの段階を私たちの宇宙の誕生とするかによっては正解とも言えますね。
さて、今年も辰年。私も年男。レイビレッジの近くには龍が卵を生む(龍って卵生なんだ)という池もあったりしまして、いろいろと感慨深い日となりました。なにしろ、スサノヲのお墓をハシゴしたのですから!
まずは、レイビレッジ近くの小山の山頂にある神社へ。ここは普通に山の神を祀った社でしょう。スサノヲの墓伝説の出所はわかりませんが、あえて言うなら、お隣町にある播州一宮である伊和神社の御祭神大己貴神の関係でしょうか。
近代偽書を研究してきた自分としては、そうした「伝説」が「ある人」の思いつきによって創造され、しかし、いつしかそれが「真実」となって、さらには「信仰」につながっていく様子を常に見ております。そして、それは実にバカにできない「史実」なのです。
なにより、皆さんの嬉しそうなお顔こそが「事実」でした。物語に真偽で迫ってはいけませんね。
さて、続きましては、こちらも壮大な「物語」の場、岡山の「熊山遺跡」へ。私は二度目の参拝。
こちらについては、2年前に初めて訪問した際と同じイメージを抱くことができました。これは仏教遺跡ではありませんよ。時代はたしかに奈良時代のものかもしれませんが、あのロケーション(遠く瀬戸内海、小豆島、四国を望む)に20以上の石塁があることも考えて、あれはですね、「土台」なんですよ。
我々現代人、特に科学的な目ををもって見ますと、中途半端なピラミッドですよね。違います。あの上に見えない「タワー」が立っているんでよ。
それがどことつながっているのか、あるいはどこと交信するためのものなのかは正直わかりませんが、間違いなく光の塔が伸びていました。面白いですね。
そして、ここを昭和5年、出口王仁三郎が訪れています。そして「ここはスサノヲの陵墓だ」と言いました。そのあたりについては、こちらに詳しい情報が載っています。興味深すぎますね。
熊山遺跡に向かう登山道の途上、昨日お会いした方から、「今、岡山の、出口王仁三郎が何度も訪れた家の方と話している」という連絡が入りました。なんという偶然、いや必然でしょうか。驚くと同時に、やっぱりなと納得。こちらのご縁もつながりそうです。感謝。
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