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2024.02.11

本田雅人・宮本貴奈・ミートたけしが徹底討論!リコーダーは義務教育に必要なのか!?

 日の岐阜から名鉄で愛知の岡崎へ移動。信長から家康へ。そしてセミナーの内容は明智光秀にも関わる内容。歴史旅は楽しいですね。

 そう、ここのところ岡崎にご縁がありまして、3ヶ月で6回訪れる計算となっております。完全に家康に呼ばれていますね。旅の出発点である実家は駿府城の近くですし、次女は寛永寺の旧境内に住んでおりますし。

 さて、今回のツアーでもお話したのですが、日本人が「たて笛=リコーダー」を吹くようになった事情が面白い。どこかに書いたと思いますが、これってナチス・ドイツの楽器なんですよ。

 いや、もちろんリコーダー(ブロックフレーテ)はバロック時代の楽器ですけれど、学校教育でよく使われる「ジャーマン式運指」のたて笛は、1936年のベルリン・オリンピックのために「作られた」楽器です。

 戦後、ドイツでは忌まわしきヒトラーの楽器として嫌悪されたにも関わらず、日本では学校教育に残るどころか、ほとんど独自の日本文化にまでなってしまいました。面白すぎます。

 かつて友人のオランダ人リコーダー奏者が、「なんで日本人は全員リコーダーを持っていて吹けるんだ?それってヨーロッパ人が全員尺八を持っていて吹けるのと同じだよ!」とまじめに言っていたのを思い出します。

 そして、とうとうこういう領域にまでなってしまったというのが、この動画(笑)。ウチの学校のジャズバンド部も大変お世話になっている、世界的サックス奏者の本田雅人さんも、実はリコーダーのおかげで今があると思うと実に感慨深い。義務教育に必要でしょう!w

 

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