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2024.02.22

追悼 山本陽子さん〜『八つ墓村』 野村芳太郎 監督作品

20240222-214239_20240222214301 いがけず今日もまた映画の話になりました。山本陽子さんがお亡くなりになったとのこと。

 2月2日の「徹子の部屋」、たまたま観ていたこともあって本当に驚きました。高橋英樹さんとご一緒に本当にお元気で、そして美しくいらしたので。

 私にとっての山本陽子さんは、やはり1977年の「八つ墓村」ですね。「祟りじゃ〜」の松竹版ですね。

 山本さんは多治見春代役。う〜む美しすぎる。本当に突然の訃報にがっくりです。

 そして久しぶりに観ましたが、怖すぎる〜(笑)。本編の怖さはもちろん、都市伝説とも言える「心霊シーン」はヤバい。これって演出なんですか?それとも…祟り?

 ギャーという恐怖より、ああいうチラッと映っちゃった、見えちゃった系が一番恐いっすね。

 金田一耕助というと、石坂浩二や古谷一行のイメージが強い、すなわち結構イケメンというイメージがありますが、この寅さん…いや渥美清の金田一耕助もいい。横溝正史は渥美清さん推しだったとか。

 この作品は名作「砂の器」のスタッフが多く関わっています。監督の野村芳太郎はもちろん、脚本の橋本忍、音楽の芥川也寸志ら、錚々たるメンバーが揃っています。

 原作を(当時の)現代に翻案していますが、やはり日本の田舎は永遠に怖いですね(笑)。

 いや、この前、八つ墓村のモデルになった事件があった町に行きましたが、そこはとても穏やかな自然あふれる田舎でした。それより、山梨の田舎の方がずっと怖い、恐い。リアル基地外村もありますからね〜。

 いずれにせよ、この映画を一段と華やかにしつつ、その裏側の人間のサガの恐ろしさを強調してくれた山本陽子さんの御冥福をお祈りいたします。

 これは蛇足かもしれませんが、山本さんに関わった男性は皆さん…これも祟りなのでしょうか。

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2024.02.21

『あ・うん』 降旗康男 監督作品

51lslbahv9l_ac_ 日も昔観た映画を一つ。

 これはいいですねえ。小津の多くの作品と同様、ふと観たくなる作品。日本の良さ、邦画の良さ満載。

 富田靖子さんファンなので、公開当時劇場で観たのです。靖子さん目当てで行ったのですが、結果、高倉健さん、板東英二さん、富司純子さんに魅了されてしまいました。というか、日本人の心の機微にでしょうかね。

 あの頃はおバカだったので、何もわかっていませんでしたが、この作品は市井の人々の日常の裏に、目に見えない大きな力によって誤った道を歩んでゆく国家の姿が重ね合わされていますね。昭和12年ですから。

 登場人物たちの未来に死の影が見え隠れします。そうした複層的かつ輻輳的なテーマを美しい織物のごとく描くのが向田邦子のすごさ。

 その後、私は昭和10年の大本事件、11年の二・二六事件、そして12年の南京事件に大きく関わっていくことになりました。今もその事業(ことわざ)は続いています。

 それにしても、こういう健さんもいいですね。これって助演男優賞を獲った板東英二さんの力でもあるのですよ。野球で一時代を築いた人が、芸能の世界でもこれほど活躍するとは、いったいどこまでタレントがあるのでしょう。

 シロウトっぽい棒読みだという意見もありましたが、いやいや、こういうオッチャンいますよ。それが健さんのクロウトっぽさをまた際立たせています。

 富司純子さんもいいですね。ある意味二人の男を魅了してしまう女。たしかにこれは惚れるわという一瞬がたくさんあります。

 まさに「あ・うん」の呼吸。多くを語らず。古き良き日本人たちの粋なコミュニケーション。豊かな感情。隣り合わせの生と死。そして、それを表現する文学、映画。あっ、音楽も。朝川朋之さんかあ。

 さあ、私は戦後を終わらせる事業をしっかりやりたいと思います。

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2024.02.20

『すずめの戸締まり』 新海誠 監督作品

11176748_615 忙なため過去に観た映画の紹介をしていきます。

 人には好みや適性があることを考えると、どうも最近の新海作品には私はなじまないのも仕方ないかなと思います。

 もうずいぶん前になりますが、「君の名は。」を観た時のこちらの記事をお読みください。

 まあ簡単に言えば「厨二病」ここに至れりということですよ(笑)。厨二病の特徴としての大袈裟な妄想、自意識、そして中途半端な知識が遺憾なく発揮されているというわけです。

 もちろん、そこに需要があることもよくわかります。実際大ヒットしたわけですから。しかし、厨二病から卒業して…いや退化して?…(幼稚園の)年中病をこじらせているワタクシからしますと、どうもむず痒くて仕方ないのです。

 日本神話からヒントを得たであろう様々な名称や、なんちゃって祝詞の安っぽさ。能登半島地震の直後ということもありますが、自然災害に対する安直な制御意識。

 あと、これってアニメ慣れしていない私の方に問題があるのかもしれませんが、背景の詳細でリアルな描画に対する、人物の抽象的で平坦な描写がどうしても不自然に感じられてならない。浮世絵の伝統とも違うし…。

 ロードムービー、恋愛ドラマ、成長の物語としての描写も中途半端かなあ。

 上記全体において、やはり宮崎駿作品の方がレベルが高く感じるのでした(好き嫌いはまた別問題ですが)。

 ちなみに「ヒミズ」は「不見日」となるはずですし、そういう意味においてもこちらの「ヒミズ」の方がずっと深くて面白かったと思いますよ。

 ついでに「ミミズ」に関してもホンモノの蚯蚓に申し訳ない設定ですね。あと、猫が可愛くない!(笑)

 と、文句ばっかりになってしまいましたが、まあこれも年中病者の厨二病に対する憧れ、コンプレックスの現れと思ってくださいね。

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2024.02.19

『コンフィデンスマンJP〜プリンセス編』 田中亮 監督作品

818gw6jp9ql_ac_sl1414_ マンス編に続きプリンセス編も紹介しましょう。

 1作目の紹介にも書きましたが、場外でいろいろ不幸が重なった作品ですが、考えてみると今作に「料理人の男を釣る女」として登場する広末涼子さんもその後いろいろありましたな(苦笑)。ビビアン・スーさんもこの前離婚しちゃったし。まあ偶然でしょう。

 第2作の今作は1作にも増して面白いですよね。ドタバタだけでなく、ちょっとうるっとくるシーン、ひやひやするシーンも織り交ぜ、満足度の高い作品となっています。

 ちなみに主役の長澤まさみさん、静岡出身ですよね。言うまでありませんが、お父さんはジュビロ磐田の初代監督長澤和明さんです。

 静岡はあまり優れた女優さんを輩出できなかったのですが、長澤まさみさん、そして広瀬すずさんと、ここのところ巻き返しております(笑)。そうそう、この映画には広瀬すずさんと同じ清水氏出身の柴田恭兵さんも重要な役で出演しております。

 あと地味にウケたのが、ホンモノのプリンセスとも言えるデヴィ夫人がいい味出してるところですね(笑)。

 

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2024.02.18

Ado 『DIGNITY』

Encore_tp_230929_ado のすべらない話(?)の中で、もしかすると私はB'zのメンバーになっていたかもしれないというウソっぽいホントの話をします。信じるも信じないもあなた次第(笑)。

 まあそれは並行宇宙のこととして、稲葉さんの同い年として、本当にB'zは偉大なユニットだと思いますよ。時代を超えて愛され続ける才能と個性を持っています。

 一昨日紹介した映画&ドラマ版「沈黙の艦隊」のテーマ曲がこれ。Adoさんが歌っていますが、どう聴いてもB'zですよね。稲葉さんの声が聞こえてきそう。

 違う人が歌ってよくわかる。稲葉さんの歌詞と松本さんの楽曲が重なることによって生まれる世界観なんですよ。

 特にJ-RockやJ-Popの集大成的な曲調ですね。この曲においては、一聴してわかるとおり、冒頭のペンタトニック的世界、続いて現れるブルーノート、そして独特な転調とサビの下降音階バス。これでもかという「日本的洋楽」のオンパレードですよ。

 亀田誠治さんのアレンジも見事。これもまた日本的ゴージャスですね。

 いつか稲葉さんのボーカルでも聴いてみたいと思います。もうすでに脳内では思いっきり鳴ってますが(笑)。

 

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2024.02.17

『コンフィデンスマンJP〜ロマンス編』 田中亮 監督作品

1_20240220093801 しいので以前観た映画のご紹介。

 シリーズ第1作ロマンス編は、なんとも後味の悪い作品となってしまいましたね。主役級のお二人が自ら命を絶つことになるとは。あと例のスキャンダルも。

 まあそれは偶然の不幸といたしまして、この作品自体は私たち視聴者をも痛快に欺く「詐欺師」映画としては、なかなか優秀です。

 ウチはフジテレビが映らない(!)ので、ドラマは観ていませんでした。

 好評ドラマの発展版としての映画によくあるように、大変ゴージャスで派手なストーリーと映像ですが、軽みのある演出とテンポの良さのおかげで、上質なエンターテインメントとなっています。

 鼠小僧次郎吉よろしく、腹黒な金持ちをやっつける痛快さ、つまり「義賊」ものでもあるわけですね。昭和の時代のヤクザもある意味そういう「富の再分配」機能を有していましたっけ。

 日本人はたしかにそのような善悪二元論を超えた「義侠心」を好みますね。私も好きです。考えてみれば、コンフィデンスとは「信用」です。もともと良い意味なわけで、ある意味信用できる男でもあるのですね。偽善よりも偽悪の方がタチがいいとも言えますし。

 私も多義的な意味でコンフィデンスマンなのかもしれません(笑)。

 

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2024.02.16

『沈黙の艦隊 シーズン1〜東京湾大海戦』 (Amazonプライムビデオ)

F27ac3ded6f049c08d59b2e3c33e1183 近アクシデントも含めていろいろありまして、忙しくしております。よってブログの更新も一気にまとめてという感じですね。短めに綴っていきます。

 この日は16日、Amazonプライムの「沈黙の艦隊」シーズン1が最終話まで公開されました。

 Amazonプライムビデオで拡大版が公開されるという情報があったので、あえて昨年公開の映画は観にいかなかったのですが、まあ正解だったと言えるでしょう。

 原作からすでに30年が経過していますから、そのあたりどのように現代化するのかが気になっていましたが、なるほど上手に乗り越えていましたね。

 そして、やはり原作のすごさの再確認することとなりましたね。今の日本や世界に投げかけられるテーマがたくさんある。

 独立国家とは、日米安保とは、平和憲法とは、核兵器とは、そしてそもそも国防とは、さらに政治家の役割とは。

 単なる架空戦記モノではなく、人間ドラマとしても秀逸。まさに高度深層心理戦が展開されていますね。ドラマとしてのレベルが高い。本当に引き込まれました。

 アニメ版も全部観てきましたけれど、まさかこうして実写版ができるとは。現代のVFX技術のおかげです。原作者も感動したというのもわかりますね。

 仲小路彰は対米工作、非核三原則などを裏から操作していました。まさに彼が予測した原子力潜水艦時代を象徴するように、自らの存在を隠して。そんなことを重ね合わせるとまた感動的です。

 おススメします。このためにプライム会員になっても損はありません。

 

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2024.02.15

涅槃図のナゾに迫る!(村松哲文)

Unnamed 文人が文字を持たない選択をした話を昨日書きました。

 そこにもつながる話になりましょうか、今日はお釈迦様の入滅の日「涅槃会」の日となります。

 実は今朝、母が入滅してしまうかと思ったのですが復活しました。今日がごく私的な涅槃会になるところでした。いや、復活したからキリストか。イースターも近いし(笑)。とりあえず一安心です。

 で、文字を持たないという意味では、言葉自体の危険性を諭し、その教えを文字では残さない選択をしたお釈迦様のことも思い出されますね。それについては、明日あたり書こうかと思っています。

 今日は涅槃会にちなんで「涅槃図」の意味について学んでみたいと思います。まあこうして「絵」で表現することも、ある意味文字(言語)表現ではないということの象徴でしょう。

 今回は専門家、駒沢大学の村松哲文先生の解説を聴いてみましょうか。

 

 

 ちなみに悲しむ動物の中に猫がいないのは、麻耶夫人が天界から投げたにもかかわらず木に引っかかってしまった薬袋を、ネズミが取りに行こうと木を登り始めたところ、猫がそのネズミを食べてしまったからだという説があります。それが十二支に猫がいない理由にもなっているのですが、猫が好きな私はその説は取りません!w

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2024.02.14

文字を持たない選択をした縄文人

20240216-111709 日、西湖畔の龍宮洞穴でばったり会った方とまさかの再会。もう面白すぎて笑っちゃいます。時代がそういうふうになっているんですよね。旧暦元旦を過ぎてますますその傾向は強まるでしょう。

 今日は某所で合宿です。テーマは縄文。今日は直接的に縄文のお話をしませんでしたが、地下水脈では完全につながっているお話をたっぷりさせていただきました。皆さん、目からウロコが落ちまくったことと思います。

 ここではその一部、縄文と「文字」の関係についてちょっと書きます。

 日本は漢字が入ってくる以前には(西洋的な意味での)文字はありませんでした。それを未開だとか、低次元だとか思う人もいらっしゃるでしょう。

 昔の人もそうでした。江戸後期以降、特に蘭学が流入してきた際、日本には古代文字がなかったということにコンプレックスを感じた一部「知識人」が、国学を発達させると同時に「神代文字」を「発見」してゆきました。

 その「発見」は(多くの古史古伝と同様)ほとんど「捏造」なのですが、まあそれほどの焦りがあったことは事実で、その気持ちは私も共感するところであります。

 私は、たとえば地元の宮下文書について肯定的に言及しているように、そのやむにやまれぬ「捏造」自体は「歴史的事実」なので、いわゆるアカデミズム側のごとく一笑に付すとか、無視するとか、そういう姿勢は取りたくないと思っています。

 ただ、最近(いや江戸時代からずっとか)の一部オカルト(スピリチュアル)界におけるブームのように、たとえばですね、カタカムナは縄文人が使っていた「文字」であるというような主張をされると、さすがにドン引きしてしまうのです。

 はっきり言います。それは縄文人に対して失礼です!

 なぜなら、彼らは戦略的な意味で「文字を持たない」選択をしたのです。そして、だからこそ1万5千年以上その「文化」を持続させえたのです。

 世界史を俯瞰してみてください。文字を持った「文明」は例外なく千年持たず滅亡しています。少なくとも戦争を起こし文化を破壊していますね。

 文字の発明と使用は人類の特徴です。つまり、この日本列島においても、いつでも文字を発明し使用するチャンスはありましたし、実際それを試みた縄文人もいたことでしょう。

 しかし、文字なる「事の端」が、「事(意識)」自身ではなく、あくまでも「端」であって、つまり抽象化、捨象されたものであり、あるいは四捨五入された世界であって、そこには必ず発信者と受容者の解釈が入ってしまうため、文字を使えば使うほど、「真事(まこと)」から離れていってしまうこと、そしてしまいには分裂、分断を生んでしまうということを、縄文人はよくわかっていたのです。

 だから、「文字を持たない」選択をした。

 これは大変高度な思考です。劣等感を抱くなんてもってのほかで、逆です、誇りに思っていいことなのです。だから、先述の「カタカムナ」の件を失礼だと言ったわけです。

 もちろん、文字ではなく(あえて言えば)「デザイン」というものはありました。一つ一つの記号がそれ自体単独で、あるいは単純な組み合わせで、宇宙や神とつながるという機能を持っていた。そういうものはたしかに残っています。

 近代西洋的な考えで文字を考案し、それを並べて文章を作るという、まあ現代日本人にとっては当たり前のこと(たとえば私もこうして語って、騙っている)が、実は当たり前ではなく、分断や戦争を生むきっかけになっているということを思い出さねばなりません。

 さて、そういう「文字に対する不信感」を持った日本人が、現代に至るまで、どういう独特な文化を創造してきたか。それは私のセミナーや合宿に参加するとわかると思います。出口王仁三郎の耀わんはその文化・芸術の至高点でしょうね。

 私の話を聞けば、江戸末期以降の間違った「言霊」論、そして「大和魂」論も完全な形で是正されるでしょう。皆様とご縁のあることを願います。

 ちなみに、カタカムナ自体は最も新しい新作神代文字です。多くの神代文字がそうであるように48文字で五十音図を作っている時点で、その時代性が現れてしまっており、日本語学的には古代文字として認められません(かと言ってカタカムナ自体に価値がないとは思っていません)。私はそこは譲れませんね、神代文字研究家として。

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2024.02.13

サイエンス・スピリチュアル・アート

Img_4729 日は静岡から山梨へ移動。

 精進湖畔のレストランに来てくださいとの指令がありましたので行ってみると、そこには2名以外初めましての方々が集合しておりまして、そこから西湖に移動してとんでもない展開がありました。いやあ、すごい一日でした〜。

 初めましてではない方の中には、筑波大学名誉教授の板野肯三先生がいらっしゃいました。先生とは富士山で合宿をしたり、不思議なご縁があります。

 ゴリゴリのサイエンスの世界で頂点を極めた先生は、今や(真正)スピリチュアルの世界でもどんどん次元上昇しております。今日も絶好調でした。勉強になります。

 先生は最近はアーティストとしてもその才能を開花させています。

 出口王仁三郎が「芸術は宗教の母」と喝破したとおり、自然は神の芸術であり、人間が霊性に目覚めるという意味での宗教は、間違いなく自然崇拝から始まっていますし、科学もまた同様でしょう。

 板野先生は植物や、たとえば今回がそうであったように富士山などの山などの自然とも会話ができます。科学もまた自然との対話の中から生まれたのでしょうね。

 板野先生がいかにして霊性に目覚めたか、大変興味深い内容を語られているのが、この動画です。ぜひご覧ください。まあ、それにしても今日は面白かったなあ。いろいろご縁が広がりましたので、今後の展開が楽しみです。

 

 

 2年前の板野先生らとの合宿について詳しく書いてくださったのがこちらの本です。出口なおや王仁三郎のことにも触れられています。

Amazon 富士山をヒーリングする

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2024.02.12

六所神社(岡崎市)

Img_5680 橋から新幹線で静岡に帰る前に、地元の方に岡崎の六所神社をご案内いただきました。

 松平家の産土神社ということで、なるほど立派な造り、そして不思議と街になじんでいる感じがしましたね。家康が生まれた際には祭礼があったとのこと。その関係もあって安産祈願にいらっしゃる方が多いそうです。

 全国に多数ある六所神社ですが、その名の由来は不明です。六柱の神を祀っているとも、一宮から六宮までを統合しているからとも言われていますが、直感的になにか違う気がしています。

 岡崎の六所神社は、松平郷豊田の六所山にある六所神社から勧進したものだそうですが、六所山も六所神社があったからのちにそう名称されるようになったのでしょう。

 神仏習合時代の習慣が残っているのかもしれません。これは調べてみなければわかりませんが、お寺で「ろくしょ」と言えば「録所」。特に曹洞宗における僧録制度の要となった寺。徳川家がその制度を全国に展開したことを思えば、もしかすると「録所神社」であったかもしれません。

 ちなみに岡崎の六所神社の複数の祭神の中に、塩土老翁命と事勝国勝長狭命(二神は同神とも)があることからもわかるとおり、系列としては鹽竈神社系です。

 塩や海や土の神であるとともに、道案内やアドバイスに優れた神という性質もあるので、その関係で猿田彦ものちに祀られることになったのではないでしょうか。

 家康ほど人物でも、未来はなかなか予測しえず、やはり神々の先導を期待したのでしょう。

 そして…六所神社近くのオープンしたての素敵なカフェにて、驚くべき発見がありました。私を三河に呼んでいたのは、家康だけではなかった!

 その話はまたいつか。

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2024.02.11

本田雅人・宮本貴奈・ミートたけしが徹底討論!リコーダーは義務教育に必要なのか!?

 日の岐阜から名鉄で愛知の岡崎へ移動。信長から家康へ。そしてセミナーの内容は明智光秀にも関わる内容。歴史旅は楽しいですね。

 そう、ここのところ岡崎にご縁がありまして、3ヶ月で6回訪れる計算となっております。完全に家康に呼ばれていますね。旅の出発点である実家は駿府城の近くですし、次女は寛永寺の旧境内に住んでおりますし。

 さて、今回のツアーでもお話したのですが、日本人が「たて笛=リコーダー」を吹くようになった事情が面白い。どこかに書いたと思いますが、これってナチス・ドイツの楽器なんですよ。

 いや、もちろんリコーダー(ブロックフレーテ)はバロック時代の楽器ですけれど、学校教育でよく使われる「ジャーマン式運指」のたて笛は、1936年のベルリン・オリンピックのために「作られた」楽器です。

 戦後、ドイツでは忌まわしきヒトラーの楽器として嫌悪されたにも関わらず、日本では学校教育に残るどころか、ほとんど独自の日本文化にまでなってしまいました。面白すぎます。

 かつて友人のオランダ人リコーダー奏者が、「なんで日本人は全員リコーダーを持っていて吹けるんだ?それってヨーロッパ人が全員尺八を持っていて吹けるのと同じだよ!」とまじめに言っていたのを思い出します。

 そして、とうとうこういう領域にまでなってしまったというのが、この動画(笑)。ウチの学校のジャズバンド部も大変お世話になっている、世界的サックス奏者の本田雅人さんも、実はリコーダーのおかげで今があると思うと実に感慨深い。義務教育に必要でしょう!w

 

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2024.02.10

金華山と「岐阜」

Img_4640 の日は岐阜市でセミナー。9時間しゃべりました。どんどん長くなるな(笑)。

 終了後、用意していただいた岐阜市内のホテルに泊まったのですが、春節の中国人観光客のおかげで(たぶん)、私の部屋がグレードアップしたとのことで、指定された部屋に行ってみると、なんとパノラマ・スイートという最高級の部屋でした(料金変わらず)。

 あまりの広さ、豪華さに戸惑ったのですが、せっかくですから広々したお風呂でリラックスさせていただきました。翌朝の話になりますけど、窓の外の朝日に輝く金華山と長良川を眺めながらの朝風呂は最高でした。ありがたや。

 さて、金華山と言えば岐阜城。織田信長が、もと斎藤家の稲葉山城であったところを奪取し、城下の井之口の町を「岐阜」と改名させたため、城も岐阜城となりました。

 岐阜県って難読地名が多いですよね。だいたい「岐阜」を「ぎふ」と読むことも難しい。県名として当たり前になっていますが、突然読めと言われたら読めませんね。

 地元の方はよく知っているでしょう、この「岐阜」の由来。尾張の臨済宗妙心寺派「政秀寺」開山の沢彦宗恩和尚が、中国の故事にちなんだ「岐山・岐陽・岐阜」の三つの候補を挙げたところ、信長自身が「岐阜」を選んだと伝わっています。

 「岐」は分岐点。「阜」は丘。金華山は、全国統一を目指す信長にとって東西南北を見渡すことのできる丘だったのでしょう。

 改名後、岐阜の街は興隆し、かのルイス・フロイスもその壮麗な様子を本国ポルトガルに報告しているほどです。

 そんな歴史を思いながらの朝風呂でした。今度金華山にも登ってみたいと思います。天下統一を目指して(笑)。

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2024.02.09

追悼 小澤征爾さん〜父開作のこと

_ozawa_kaisaku た更新が遅れております。今回は岐阜・愛知ツアーがありまして、そのあと富士山ワークやら合宿やらが続いております。

 さて、この日は小澤征爾さんの訃報が伝えられました。世界のオザワ…間違いなくそう呼ばれてしかるべき指揮者でした。

 結局私は彼の指揮を直接聴く機会はありませんでしたが、テレビやネットを通じてその偉大なる音楽世界を堪能してまいりました。

 旧満州生まれのパワフルな天才の一人でしたね。父親は山梨の人です。その父親開作がすごい人なのです。

 今の市川三郷町出身。地元で歯科医をしていましたが、「五族協和・王道楽土」の大きなロマンを抱き満州へわたり宣撫工作に勤しみます。そこでは関東軍の板垣征四郎や石原莞爾と昵懇の仲となります。そう、板垣征四郎の「征」と石原莞爾の「爾」をとって、満州生まれの三男に「征爾」という名をつけたのです。

 戦後もロバート・ケネディと面会し意見書を提出するなど、良い意味での「裏工作」を続けた大人物でした。

 四人の息子たちもそれぞれの道で活躍しましたが、特に三男の征爾は、ある意味父の理想を音楽という形で継いだと言えるでしょう。彼がクラシックの本場ヨーロッパのみならず、中国はじめ世界中で高く評価されたのは、「五族協和」の実現であったと言ってもよいのではないでしょうか。

 これを機会に小澤開作のことも深く知ってもらいたいですね。

Amazon 満州ラプソディ: 小澤征爾の父・開作の生涯

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2024.02.08

坂本城の石垣・堀が見つかった!

20240209-105409 智光秀&秀満推しにはたまらんニュースが。

 幻の「坂本城」の石垣と堀のあとが地上で見つかったとのこと。

 住宅地の開発のための調査で出てきたということですが、う〜む、ここに住みたいような住みたくないような。

 信長による比叡山焼き討ちに対して、光秀は最後まで反対しましたが、いざ決行となると徹底的な仕事ぶりを見せます。その功あって、坂本城の築城を許された光秀は、初めて城持ちとなったのです。

 しかし、その後の本能寺の変、そして山崎の戦いを経て光秀の三日天下は終わり、明智家はここ坂本城で史実上は終焉を迎えることになります。

 秀満は、光秀の妻子と自らの妻、すなわち光秀の娘を刺殺したのち、自害したのがこの場所ということですから、住みたいような住みたくないような…。

 私はトンデモ歴史ロマンが大好きなので、光秀が生きていて天海になったとか、いや天海は秀満だとか、いやいや秀満は鬼武者になったとか(笑)、いやいやいや光秀の子は生き延びたとか、そのあたりの話は民衆の心象的「真実」だと思っています。

 やはり判官贔屓といいますかね、負けた方にシンパシーを抱く日本人特有の心性ですよね。私もご多分に漏れません。

 そんな現場の遺構が見つかったというのは、これは実に素晴らしいことです。最近、滋賀に行くことが多く、大津にも知り合いができましたので、近く坂本から石山寺付近を散策してみたいと思います。

 あっ、ちなみに坂本城跡の中心にはかつて、世界に誇る企業キーエンスの研修センターがありました。明智のパワーをもらってキーエンスは大きくなったのかもしれませんね。まさに下剋上と言える発展でしたから。

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2024.02.07

『イニシエーション・ラブ』 堤幸彦 監督作品

20240208-93206 白かった!そして、自分的には驚愕の発見が。

 これも原作は読んでいませんが、映画が面白かったので、さっそくAudibleで聴き始めました。

 気持ちよく騙されましたねえ。なるほど、全く意外などんでん返しでした。原作は乾くるみさんの150万部の大ヒット小説。実写化は困難と言われていましたが、堤幸彦監督が見事に映画化してくれました。

 まず予告編自体が「騙し」なんですよね。主役はここに登場しない森田甘路さんですからね。

 乾くるみさん自身が静岡市出身、静岡大学理学部数学科の出身ですから、森田さん演じる「鈴木」が乾さん自身がモデルということでしょう。

 そう、乾さんは私と同郷、私より一学年上ということで、当時の静岡の風景、お店、そして時代感は、完全に私の記憶と重なっています。

 なんだか自分もモテない「鈴木」みたいな存在でしたし、前田敦子さん演じる繭子みたいな「悪い(いい)女」にイニシエーションしてもらったので(笑)、他人事ではない作品でした。

 まあ、そんな個人的なこと抜きにしても、原作の力と監督の力で、誰でも気持ちよく(気持ち悪く?)騙されることができる作品になっていますね。

 私も前田敦子さんの演技に完全にやられましたよ。マジで上手い!森田さんもお見事。ご縁のある松田翔太くんもさすが。音楽も懐かしかった。

 ところで、この映画を観て、驚くべき発見と出会いがありました。ふとこの映画を観た理由がわかりました。ただ騙されたり、懐かしんだりするためではなかった。偶然は必然です。またドンブラコと流れてきました。それについては、またいつか書きます。

 



Amazon イニシエーション・ラブ

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2024.02.06

【原神】スメール オーケストラ現場

 

 たちがせっせとやっているゲーム「原神」。中国発のオープンワールド・アクションロールプレイングゲーム(長いな)。

 2020年に発表されて以来、世界中で大きなブームを呼んでいます。アジア大陸や日本を思わせる架空の土地を舞台にプレイヤーは登場人物とともに旅をするという内容。

 私は娘たちがやっているのを眺めているだけですが、たしかに「物語」「キャラクター」「絵」「音楽」が総合的によく出来ているように見えます。

 特に音楽は本格的。西洋クラシック音楽にアジアの民族音楽が融合し、なかなか奥深い世界を生み出しています。ゲーム音楽って、昔からめちゃくちゃ質が高いですよね。子どもたちが無意識のうちに繰り返し良質な音楽を聴くという経験をしているのです。悪くないことですね。

 特にこの原神の西と東の融合した音楽は、子どもだけでなく大人にとってもかなり良い芸術鑑賞の時間を与えていると思います。

 この「スメール」編の音楽もなかなか良くできている。陳宇鵬を中心とするチームによる作曲だそうですが、その陳宇鵬がチームを離れたとのこと。今後どうなっていくのでしょうか。

 ところで「スメール」という言葉、娘たちも普通に使っていますが、お父ちゃんとしてはちょっと感慨深いものがあります。

 そう、戦前・戦中「スメール」「スメル」と言われてたものが、戦後「シュメール」に変更させられた歴史があるからです。細かいことは書けませんが、たとえば仲小路彰が今で言う「シュメール」文明と日本人を結びつけた歴史観を発表するようなことがあり、そこで「スメル」と「スメラミコト」が結び付けられた事実があったのです。

 それはいろいろな意味でまずいということで、戦後は「シュメール」と呼ぶように、「ある勢力」から強制されたのでした。

 この原神における「スメール」はインド的な要素が濃いのですが、音楽的には純インドというより、ペルシャ(シュメール)的な響きもけっこうしていますよね。楽器を見ると、シタール、ウード、ダルシマーなどが見えますから、まあやはりインドからアラブにかけての楽器を使っていますね。

 お父ちゃんは、そんなことにも思いを馳せながら、この演奏を聴いているのでした。

 ちなみに、最新作「フォンテーヌ」においては、この無伴奏チェロの楽曲がいいですね。弾いてみようっと。

 

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2024.02.05

『無敵の思考』 ひろゆき (大和書房)

7124cih4ybl_sl1500_ こ数日、街を歩きながら聴いたのがこの本。最近は本は読まないで聴くことが多い。

 今まで本を読むために費やしていた時間は、本を出版するための作業に使っています。新幹線の中もそうですね。

 歩きながら聴く本は軽い本がいいですね。ちなみに夜寝る時は重いハイデガーに限ります(すぐ寝られる)。

 ところで、なぜかウチの娘たち、私とひろゆきが似ていると言うんですよね。見た目ではなくて、なんとなく雰囲気が似ているらしい。

 かと言って、ひろゆきのように人を論破することもなく、コスパだけを考えて行動しているわけでもないので、なんでだろうと思うのです。

 まあ、あんまり欲がないところは似ているかもですね。物欲も名誉欲もあんまりない。特にお金に関しては、なるべく使わない方向性で生きています。使わなければ増えます。

 ぜいたくをしない(たとえばビジネスクラスではなくエコノミークラスを使う)ことによって、◯時間で◯万円儲かった考えるという思考法は、たしかに私にもありますね。

 無敵=敵を作らないという意味においても、たしかに似ているかも。私には敵はいません。いても気にしないので敵になりません。

 あと、なるべく努力しないでうまくやっていこうとするところも似てるかも…なんて、やっぱりけっこう似てるのかな(笑)。

 ちなみにこの本もそうですが、ひろゆきやホリエモンの本というのは、本人が書いているわけではなく、動画の内容などをまとめてライターさんが代筆しているのでしょう。これもまた大変コスパの良い仕事の方法と言えるでしょう。

 私もそういう立場になりたいですね(笑)。日本語にこだわりがありすぎて、なかなかスラスラと文章を書けるタイプではないのですよ。このブログなんかは何も気にしていませんが、いざ書籍として永遠に残るとなると、やはりちゃんとした文章で書きたいなあと。

Amazon  無敵の思考

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2024.02.04

静岡県に「のぞみ」はあるか?

Fdf06c92a3ab0460b31c768cafaed3d4_1 の日は福岡から山梨まで帰ってきた日。なかなかの長旅ですが、最近は慣れました。

 セミナーでも必ず出るネタに「のぞみが静岡県内に止まらない話」があります。目の前を轟音と強風の余韻を残して「これ見よがし」に240km/hで通過していく「のぞみ」。

 私の話の中での基礎中の基礎、時間に関する考え方を説明する際に使わせていただいている定番自虐ネタです(笑)。

 静岡は東西に非常に長い県。伊豆、駿河、遠江の三国が一つになったわけで、そのため、静岡県は全体としての統一感とか一体感が全くありません。実際、真ん中の静岡市で生活した自分としても、伊豆や浜松は全くの外国という感じがしますし、実際のところ交流は皆無と言っていい。

 そんな東西に長〜い静岡県内には新幹線の駅が6駅もあるんです。しかし、そのどこにも「のぞみ」が止まらない。

 「望みはないけど光はある」…とはうまく言ったもので、かつてよりは「ひかり」は止まるようになりましたが、なにしろ県庁所在地の「静岡」に「のぞみ」が止まらないのはさすがになあ。しかし、たしかに県庁所在地より人口も多く産業も多い浜松にさえ止まらないのだから、まあしかたありませんよね。

 実際、行きも帰りも名古屋で乗り換えますので、ちょっと面倒ですね。小一時間で乗り換えるので、なんとなく慌ただしいし。また、山陽新幹線エリアでは、福山や徳山といった微妙な駅に止まりますし、結果1県で2駅止まることもあるのに、静岡県は…。

 そんな様々なことを根に持った(?)県知事さんが、リニアの開通を阻止しているとなると、ちょっと話はシャレで終わらなくなります。

 というような面倒な件を上手にまとめた動画がありましたので、紹介しましょう。これを観ると、静岡県に「のぞみ」が止まる「望み」はないように思えますね。しゃあないなと。静岡も浜松も、ターミナル駅的な機能もほとんどありませんしね。

 富士山静岡空港の地下に新幹線が走っているために、そこに駅をという話もありますけれど、富士山と名がついているクセにめちゃ富士山から遠いし、利用者数が非常に少ない現状では無理でしょうね。

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2024.02.03

三階菱と小笠原氏

Sankaibishib 分。鬼は内!のお話をいたしました。場所は田川郡香春町。先日王仁三郎の命日に訪れた町です。今回は節分ということで、なにかご縁を感じます。

 と思ったら、町の中にたくさんの「三階菱」が!

 三階菱は我が家の家紋であり、甲州小笠原氏の紋であります。小倉が小笠原氏というのは知っていましたが、ここまでその勢力が及んでいたのだなと感動しました。私の先祖がここまで来ていたわけですから、なんというか時空を超えた再会といいますか。

 小笠原氏は清和源氏の出で、源義光の子孫遠光からの発祥、遠光の長男長清が小笠原村に移住したところから、小笠原を名乗りました。

 甲州小笠原村は旧明野村、現在の北杜市にありました。韮崎の北ですね(道の駅にらさきは小笠原にあります)。私の先祖はおそらくもう少し北の教来石(きょうらいし)山口から出たものと考えられます。うちの家紋は丸に三階菱。本家三階菱からの派生です。

 甲州の小笠原氏は、のちに小笠原兵法、小笠原礼法など生む名家となりました。三階菱紋は、武田の家臣として武田四つ菱を一つ減らして三つ菱にしたとも、あるいは後醍醐天皇から「王」の字をかたどった紋をいただいたが、あまりに恐れ多いので三階菱にしたとも言われています。

 豊前小倉藩の小笠原氏は、小笠原惣領家第20代当主忠真が、信濃松本、播磨明石を経て小倉に転封されたものです。

 明治時代になり、小倉の小笠原氏は伯爵となりましたが、32台当主小笠原忠統は現代に小笠原流礼法を復活させた人物として有名です。私の学校でも以前は、その流れの礼法授業をやっていました。

 時空を超えた再会。つまり、ご先祖さまたちが未来に投げたボールを、思わぬ場所で拾わせていただいたということですね。最近、いろいろなボールがどんぶらこと流れてきますが、ちゃんとキャッチして上で、私も未来への中継プレーをしっかりやりたいと思っております。 

 

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2024.02.02

『銀河鉄道の父』 成島出 監督作品

71vetzlajcl_ac_sl1149_ 2日は千早にてセミナー。満員御礼。大変盛り上がりました。感謝です。

 お昼から夜までのセミナーでしたので、午前中は博多のホテルで映画鑑賞。この作品を観ました。

 まあそれにしても、役所広司さんはいろいろな作品に出てますねえ。もちろん素晴らしい役者さんですので、全然OKなのですが、ある意味制作側も頼りすぎてしまっているところもあるような気がします。ハズレはないですからね。

 そんな重鎮に対して、宮沢賢治役の菅田将暉くんが良かった。そう、宮沢賢治ってかなりの問題児でしたから、その空気を読めない狂気的な部分を上手に演じていたと思います。

 結果、そんなバカ息子をも愛して応援し続ける父親、政次郎の人間の大きさが見事に表現されていました。

 映像的には、ハンディカメラによる長回しが、ドラマへの集中力を増す効果を生んでいたように思い出されます。

 山梨県民の私としては、日蓮宗への傾倒から、ぜひ保阪嘉内も登場させてほしかったかも。

 直木賞を獲った原作は未読です。時間がないのでAudibleで聴きたいと思います。

 

 

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2024.02.01

『本學ノスゝメ(本学のすすめ)』 尾刀倭

81wbgoucyl_sl1500_ た忙しくて更新が遅れております。頑張って追いつきます。

 この日は静岡から福岡に移動。1ヶ月に1回は福岡に呼んでいただいております。

 この日の夜は福岡のCS60仲間の皆さんと懇親会。おいしい水炊きをいただきながら楽しい時間を過ごしました。

 仲間の一人が大和さん。彼の著書「本學ノスゝメ」、クラファンで多くの賛同を得て出版が実現しました。目標額の2倍以上にあたる100万円を集めました。

 私もお送りいただいた本を読ませていただきましたが、本当に素晴らしい内容でした。

 こういう言い方は失礼かもしれませんが、本来私が書くべき内容を大和さんが代わりに書いてくれたような気がしました。

 実際、私と彼で対話した内容もふんだんに採用してくれており、時間は未来から…の話や出口王仁三郎の「耀わん」も登場しています。

 私、複数の方から出版に関するお誘いを受けておりますが、今はその時期ではないとの直観からお断りをしております。それは、私の「自己」表現よりも、「他者」のフィルターを通して、「他者」の経験や叡智と融合した形の方がいいのではという感覚とも言えます。

 まずはこのような形で大和さんが発信してくれたことに感謝です。まさに、今の日本人が読むべき大切な内容です。

 複数の登場人物による「語り」という形式をとったのも奏功していますね。高次元な内容がすんなり魂に浸透する。説教臭くないところは、本家福澤諭吉をしのいでいると言えましょう。

 目次含む冒頭部分はこちらからどうぞ。

 

 

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