2023年を訃報で振り返る
毎年大晦日になると、今年はたくさんの有名な方が亡くなったなと思うものですが、今年は特にその思いを強くしました。
直近でも、私も交流のあったプロレスラーの木戸修さん、キラー・カーンさん(写真は14年前。二人の海坊主)、そして坂田利夫さんも亡くなり、ますます昭和が遠くなったような気がしました(当然といえば当然ですが)。
まず音楽界(以下敬称略)。1月のジェフ・ベック、高橋幸宏、鮎川誠に始まり、4月には坂本龍一、10月には谷村新司、もんたよしのり、櫻井敦司、そして11月にはKANさんが亡くなりました。まさに昭和・平成を象徴する方々でした。
音楽以外の文化界でも訃報が相次ぎました。永井路子、松本零士、大江健三郎、扇千景、畑正憲、平岩弓枝、森村誠一、財津一郎、伊集院静、山田太一。私も大きな影響を受けた方々ばかり。
そして、新宗教界。幸福の科学の大川隆法や創価学会の池田大作は大きな話題になりましたが、実はその二人とは犬猿の仲であった、冨士大石寺顕正会の浅井昭衛も10月に亡くなっています。
戦後民衆宗教を象徴するカリスマ3人の逝去は、日本人にとって今後の宗教のあり方を問う事件であったと思います。
音楽はじめとする文化もそうですね。いわゆる戦後文化の時代が終わり、新しい時代の文化を創造しなければならない時が来ているのでしょう。
コロナ騒動も一応の落ち着きに至り、さあ、ではその新時代の扉を開く2024年(令和6年)はどんな年となるのでしょうか。
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