寝る子は育つ・寝ない大人は横に育つ(柳沢正史先生「睡眠」を語る)
睡眠に関してはかなり自信があります。毎日だいたい8時間半寝ています。
私にとって睡眠は、高次元の情報(未来の情報?)に触れる貴重な機会でして、かつて憧れた「睡眠学習」を実現する時間となっています。そう、かつて騙された「睡眠学習」は過去の情報の定着たる記憶のためのものだったので、そりゃあ無理ですよね。
しかし、睡眠が「未来を思い出す」時間と捉えると非常に価値のあるものになります。
今はだいたい夜10時に寝て朝6時半頃起きる。若い頃は時間がもったいないような気がして夜中の1時くらいまで起きて、本を読んだり、映画を観たりしていましたが、今思うと逆に無駄な時間を過ごしていましたね。
ただ、昨日も今日も素晴らしい方々と夜の飲み会がありましたので、睡眠を妨げるアルコールの摂取量は多く、だからでしょうか、昨日も今日も1時間ほど死んだように昼寝しました(苦笑)。
日本人が慢性的な睡眠不足に陥っているということ、現代の社会システムが「朝型」に有利に設計されていること、だいいち寝ることに罪悪感を覚えること自体が、日本の生産性というか、未来的創造力を殺している。これはたしかに事実でしょう。
江戸時代の睡眠は、基本お天道様に従っていました。よって、冬はかなり長く寝ていたようです。ふとんにくるまっている時間が長い方が、エネルギー効率的にも優れていますし。
農家はもちろん、ほかの職業でも夏はかきいれ時。4時には明るくなっていますから、皆さん早起きです。そして朝飯前にひと仕事。逆に日中は暑いので昼寝。結果として8時間半以上の睡眠は確保していたわけです。
柳沢先生がおっしゃっているように、4日ほど寝たいだけ寝てみることがまず基本でしょう。そして、いったい自分が何時間程度の睡眠を要求しているのかを知ることです。私は8時間半。
結局豊かな仕事をし、豊かで健康な人生を送るには、寝る時間を増やすことです。寝る子は育つ。寝ない大人は横に育つ。
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