『松葉健康法』 高嶋雄三郎
先日の鎌倉松のイベントで、主催者さまからいただき読んでみました。名著の復刻版。
なるほど、「松の世」「松寿」「松竹梅」などと昔から言われてきたわけ、そして出口王仁三郎が松に格別こだわった意味がよくわかりました。
たしかに、明治時代以降、西洋の医学一辺倒になり、こうして「民間療法」は卑下され忌避されてきましたが、近年西洋医学の限界や弊害が見えてきた中、松の復権の時が来ているとも言えます。
これは、ある意味では幽閉された正神「艮の金神」の復活の雛型でもありましょう。
「梅で開いて松で治める」。明治時代末期に梅は開き、そしてそののち「竹=武力」の時代となり、そしてようやく松の世が到来せんとしている。
そういう意味でも、松に再注目し、松のお陰様をいただくことは、とても大切なことだなと感じました。
実際、いただいてきた、松のお香やタバコをくゆらしますと、空間が浄化され、また心身が浄化される気がします。
考えてみると、我が家の周辺は全国でも珍しく各種松の原生林が広がっているわけでして、今までその恩恵にあずかってこなかったのは不覚でありました。
そして、若い頃、「松寿庵」というお寺(現在廃寺)に住んでいたことも、ここにつながるのかと気づいた次第です。
松の世招来のために、松に囲まれて住む者として、やれることをやっていきたいと思っております。ご縁に大感謝です。
Amazon 松葉健康法
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