全日本プロレス 世界最強タッグ決定リーグ戦 開幕戦 (後楽園ホール)
関係者からのお誘いもあり、本当に久しぶりに全日の観戦に行ってきました。
まず結論から言いますと、充分に楽しませていただきました。
馬場さん、鶴田さん、四天王時代には本当にたくさん観戦に行きましたが、その後は少し全日から離れておりました。いろいろ大変な時代もあったものの、今日の興行を観る限り、それなりの活路を見出しているのかなと思いました。
伝統ある(ありすぎる!)世界最強タッグ決定リーグ戦、たしかに全盛期のあのメンバー、あの興奮には及ばないのはしかたないとして、やはり全日本らしく、「明るく、楽しく、激しく」を体現できるメンバーを集めていましたね。
「新しく」の部分は、時代に合わせたある種のストーリー性、キャラクター性、そして他団体との交流の中に表現されておりました。
お客さんも超満員とは言えずとも、まあよく入っており、さらにお客さんの声もよく出ていて、ああこれこそ後楽園ホールだなと思える雰囲気を味わうことができました。
全日伝統の大型選手たちのド迫力はもちろん、そこに立ち向かうモダンでスマートな選手たちの奮闘も楽しかった。個人的には、WWEから帰還した旧イケメンの、あの会場の空気を一気に変えてしまう天才的な能力に感心いたしました。
全体に面白い試合ばかりでしたが、試合後のやりとりも含めて、諏訪間・鈴木秀樹組は傑出した「ダメさ」があって最高でした(笑)。
そんな彼らが次第に結束し、そして最強になり(元々本気出したら最強でしょう)優勝するというストーリーを勝手に描いてほくそ笑んでしまいました。
GLEATの二人や、綾部蓮など、初めて観る現在の逸材にも期待がふくらみました。あと、やはり京平さんかなあ。選手以上に試合や会場を支配できるレフェリー、最高ですね。
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