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2023.11.27

資源大国日本?

 

 日コヤッキースタジオで公開された動画は興味深かった。政府のアドバイザリーの方は何人か知り合いがいますが、あまり表には出てきませんので、こうしてYouTubeでかなり核心に迫る発言をしていることに「最初は」驚きました。

 まあ、よく考えるとこの「核心」は特に秘密ではなく常識の範囲内であるとも言えます。ちょっと資源問題や外交問題、経済問題をかじったことがある方なら知っている事実ですからね。

 ただ、この方が非常に簡潔に分かりやすくまとめて語ってくれているのには感心しました。こういうことはあまりマスコミでは取り上げられませんからね。

 それが都市伝説チャンネルで発信されてそれなりの人数の方々が視聴するというのは、たしかに面白いことでありますし、時代の変化を感じさせる事象です。

 ただ心配なのは、某偽皇室系チャンネルなんかもそうですが、今まで表立って言われなかった(言ってはならなかった)ことが、アメリカのプラットフォームで語られてしまうことです。

 私も某神社系YouTubeチャンネルに出演して、思わずホントのことを言ってしまいましたが、今ではちょっと後悔しております。あのあと、「よくあのこと言っちゃったねえ」と何人かに言われました。それは感心というより、憂慮の言葉だったと思います。

 一方、これもある保守系チャンネルでホントのことをしゃべってしまったことがあるのですが、それは今なぜか削除されております。

 まあ、とにかくこの動画でも語られているとおり、アメリカという国は、私たちが思っている以上に繊細で綿密であり、そして非常に未来学的な思考をしているのです。

 それによって、日本がひどい目に遭っているとは思いませんが、それでも彼らの上層部がかなりの知恵者、巧者であることは知っていてもいいかもしれませんね。

 そこを知って、それを利用して、より高次元から彼らをコントロールして、日本の復興計画を立案・実行させたのが、出口王仁三郎であり、仲小路彰なのです。あ!書いちゃった(笑)。

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2023.11.26

日本酒だけで生きることは可能なのか?!

 

 の日本酒好きは有名です。おかげさまで、お土産に各地の銘酒をいただくことが多く、消費しきれないほどです。ここ数年は自分で日本酒を買ったことがありません。感謝。

 皆様にもお伝えしていますが、私の憧れの人物はかの日本画の巨匠横山大観です。彼は後半生、ほとんど日本酒だけで生きていたと言われます。

 食べるのは朝の白米ほんの少しと、あとは納豆や佃煮、きんぴらごぼうだけだったと言います。つまり主食がお酒で、あとはつまみ。

 それでいて、後半生まさにパワーアップしてあの名作(富士山など)を作り続けました。たまの病気の時も日本酒だけは欠かさなかったとのこと。

 私は車を運転することがありますので、普段はさすがに朝からずっと飲むことは難しいのですが、たとえば地方に講演に行く時は、朝から電車で飲み、そして会場につくと皆さんがもう既に「燃料」と称して日本酒を用意してくれていることが多く、つまり話しながら「水」の如くお酒をチビチビ飲むのです(笑)。

 お酒ならなんでも良いかというと、そうではなく、私はとにかく日本酒専門です。ほかのお酒だと酔っ払ったり、気分が悪くなりますが、(良い)日本酒では全然酔わないどころか、ダウンロード速度が上がるのです(横山大観もそうだったのかも)。

 飲酒運転ならぬ飲酒講演しているわけですね。たぶん法律では禁止されていないでしょう。お客様もよくご存知なので、4〜5時間にわたる講演の数回の休み時間には勝手に酒坏を持ってきてくれます。

 というわけで、多分私はお酒はまあまあ強い方だと思います。上の動画で山本先生のおっしゃる遺伝的にアルコールの分解効率が違うこともわかるのですが、ただ体感的には、良い水、良い米、良い酵母で醸されたお酒は、腸内細菌の種類を変え、そして彼らに良きエネルギーを送るようです。

 横山大観が91歳まで生きて名作を作り続けたということは、上記の食事(?)で栄養が十分だったからで、これは現代の栄養学の観点からするとあり得ないことです。しかし、実際は実際の通りだった。

 つまり、多くの草食動物が草しか食べていないのにあれだけ立派な肉や脂肪や骨や何やらになるのと同じく、私たちも腸内細菌、あるいは皮膚上の常在菌の「おかげさま」に依存して生きることができるということでしょう。

 全て自分で完結しようとすれば、たしかに1日3食30品目とか食べなければならない。しかし、それは閉じた宇宙としての話です。私たちはもっと開かれているべきでしょう。

 てな、もっとらしきことを言って、私の(良い)日本酒好きを肯定しているのでありました(笑)。

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2023.11.25

NHK「音楽の広場」タモリとスポーツテーマ曲

Th_-20231127-111105 日から明日にかけて私は某会社の研修講師です。

 今日、娘たちは横浜DeNAベイスターズのファン・フェスティバルに参戦です。楽しそう!私は明日録画を観ることとしましょう。

 ベイスターズと言えば今でもTBS。TBS、スポーツでふと思い出したのですが、そう言えばかつてのTBSのスポーツテーマ曲って最近聞かないなあと思って検索しましたら、懐かしい映像が出てきました。

 NHKの「音楽の広場」。こんな回があったんですね。タモリの才能が爆発しています。1978年ですか。私はまだ14歳(笑)。

 黒柳徹子、芥川也寸志の司会に、ゲストは古関裕而さんですか。やばいですね。NHKなのにNTVやTBSの楽曲やってるし(笑)。プロ野球ニュースはフジテレビだし(笑)。おおらかな時代ですね。

 それにしても、本当にスポーツテーマは名曲が多いですね。改めて確認いたしましたが、作曲家はそれぞれこんな感じだったのですね。

 NHK「スポーツショー行進曲」作曲 古関裕而

 NTV「スポーツ行進曲」作曲 黛敏郎

 TBS「コバルトの空」作曲 レイモンド服部(服部逸郎)

 行進曲はかつては軍歌の代表格であったのですが、こうして戦後は「戦争の代替とのしてのスポーツ」の象徴となり、長調の明るい楽曲が好まれました(まあ、軍艦マーチはある部分で生き残っていましたが)。

 まあ、それにしてもタモリはすごいですね。今も変わらないと言えば変わらない。変わったと言えば変わった。しかし結局NHKが重用したのは、彼の「文化性」によることであるは間違いありませんね。

 ぜひこちらからご覧ください。

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2023.11.24

Unconditional Love 聴き比べ

Th_-20231125-101752 に思い出して久しぶりに聴いてみました。シンプルですが、いい曲ですね。シンディ・ローパーの3枚目のアルバムに収録されていラブ・ソング。「無条件の愛」という意味でしょうか。

 この時代、私はポップスから離れておりまして、リアルタイムではあまり感動しなかった。しかし、最近80年代から90年代にかけての欠落した音楽(洋楽・邦楽両方)を再体験しておりまして、多くの名曲たちに出会うことができて得した気分になっております。この曲もその一つ。

 この曲はいろいろな人によってカバーされています。実は私がこの曲を意識したのは、椎名林檎さんのライブででした。いい曲だなと。どっかで聴いたことあるけど…と思って調べたら、シンディ・ローパーの曲だったと。

 さらに林檎さんは、シンディだけでなく、スザンナ・ホフスのカバーを意識して歌っていることが分かりました。さすが洋楽好きな林檎さんです。

 というわけで、今日はいくつかの動画を紹介します。

 まずは、シンディのオリジナル。

 

 次はシンディの横浜でのライブ歌唱。大の親日家ですよね。日本酒が好きだそうな。

 

 元バングルスのスザンナ・ホフスのカバーを聴いてみましょう。この歌唱が含まれる、ソロになって初めてのアルバムは「ボーイの誘惑」という邦題でした。

 

 で、おそらくこのスザンナの歌唱に影響を受けたであろう、椎名林檎さんのカバー。この編曲はビートルズ的で良いですね。

 

 林檎さんのライブ歌唱も聴いてみましょう。私が聴いたのもこのバージョンでした。

 

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2023.11.23

全日本プロレス 世界最強タッグ決定リーグ戦 沼津大会

Th_img_3870 日は久しぶりにカミさんと二人でプロレス観戦。

 二人が結婚するきっかけの一つとなった「全日本プロレス」。いつ以来でしょうか、二人で観戦するのは。

 全くその予定はなかったのですが、近所で買い物中にふと思い立ちまして、車を走らせること2時間弱。富士山の反対側のキラメッセぬまづに到着しました。

 初めての会場ということで、駐車場から迷ったり、入口を間違えたりして苦笑いしていたところ、なななんと!

 もうウチの夫婦はこういう天の采配に動かされることばかりなので、あまり驚きもしなかったのですが、二人でトイレに寄ったところ、そこで歯を磨いている(w)鈴木秀樹選手とばったり遭遇!!

 鈴木選手については、彼がスネークピットジャパンの練習生の頃からのつきあいで、10年ほど前にはウチの中学校の餅つきにも来てもらったことがあるような仲。

 あれから、彼は国内の各団体のチャンピオンになり、そして世界最高峰WWEでコーチ兼選手として活躍するまでに至り、今は全日の由緒ある世界最強タッグに犬猿の仲(笑)諏訪魔選手と組んで出場しております。

 鈴木選手もすぐウチら二人に気づいてくれて、お互い「わ〜!お久しぶりっす!」ということになり、そこから10分近く立ち話。リアルなプロレス界の話をお聞きすることができました。

 業界では「偏屈者」の称号を得ている彼ですが、私たちにとっては実にいい人なんです。若い頃から応援していて、こうして世界で活躍するまでになったこと、本当にプロレスファン冥利に尽きるわけです。

 ということで、入場前から私たちにとっては最高の偶然(必然)があったわけですが、大会全体も非常に充実した満足度の高いものでした。先日の後楽園ホールでの開幕戦も大満足でしたが、もしかするとそれ以上に面白かったかもしれません。

Th_img_3887 写真は試合後もいがみ合う諏訪間選手と鈴木選手です(笑)。

 個人的にはMVPはアニキ立花誠吾選手でしょうか。カミさんは初めて見るイケメン黒潮TOKYOジャパン選手の、あの長い入場にウケまくっていましたが(笑)。

 いずれにせよ、武藤敬司さん率いていた今はなきWRESTLE-1出身のレスラーたち、今各団体で個性的に大活躍していますよね。武藤さんは経営者としてはイマイチでしたが、教育者としてはなかなかのものということでしょうか。

 いつか、武藤さんと鈴木選手をウチの柔道部のコーチとして招聘したものです(マジで)。

 カミさんは本当に久しぶりの生観戦でして、「やっぱり私に足りないものはプロレスだった!」とのこと。火がついた闘魂で仕事を乗り切るとのことです(笑)。

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2023.11.22

ナルディーニ 『二つのヴァイオリンの為の作品集』

 

 ィオロンチェロ・ダ・スパッラをお預かりするようになって、初めて本格的に通奏低音パートを弾く喜びを味わっております。

 今日は少し時間がありましたので、こちらの通奏低音パートを演奏してみました。

 ナルディーニはあまり知られていない作曲家ですが、特にヴァイオリン演奏については重要な役割を果たした人物です。無伴奏のカプリッチョもたくさん書いており、それがのちのパガニーニのカプリッチョに影響を与えました。

 というか、まずはヴァイオリニストとしてとても優秀であったようで、かのモーツァルトのお父さんは彼の演奏を次のように評しています。

 彼の音色の美しさ、純粋さ、均一さ、そして彼のカンタービレが持つ味を超えるものはない。しかし彼は難技巧を駆使しているわけではないのだ。

 どんな演奏だったのか、聴いてみたいですよね。自身も優秀なヴァイオリニストだったレオポルトがこう言うのですから。

 さて、作曲家としてのナルディーニは、バロックから前古典、そして古典への架け橋のような存在で、通奏低音付きの楽曲から古典派的な弦楽四重奏まで作曲し、数は多くはありませんが、非常に美しい佳曲を残してくれています。

 このバロック式トリオ・ソナタも、本当にメロディアスであり、のちのロマンティックな旋律音楽を予感させますね。

 かなりピンポイントですが、第1曲の後半の冒頭のコード進行は、シンプルながら非常にモダンで(ポップスでも使われている)、私は驚いてしまいました。ああ、この時代にもやってるんだ!という発見(ちなみにここです)。

 ここの低音の半音階進行が弾いていると気持ち良いのでした(変態的かな?)。

 楽譜はこちら

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2023.11.21

Re:Hackshun【目せまゆき&成田山幽輔】安倍さんは、あの解散をどう考える?(チョコレートプラネット チャンネル)

 倍昭恵さんが、ザ・ニュースペーパーの福本ヒデさんと一緒に撮った写真をアップしていました。

 福本さんも安倍晋三さんのモノマネをやっておられましたが、やはりニセ安倍晋三と言えばビスケッティ佐竹さんでしょう。

 あの事件後も、昭恵さんは佐竹さんを応援し、できるかぎり晋三さんのモノマネを続けてほしいと伝えたとのこと。私もぜひ彼にはニセ安倍晋三を続けてもらいたい。

 世阿弥の言う「ものまね」は「モノを招く」という意味だと解釈しています。モノとは「霊」のこと。そういう意味で、ものまね芸人さんはとても重要なお役目を担っているのです。特に故人を招霊する方々は。レッツゴーよしまささんもそうですよね。

 そして思い出したのがこの動画。久しぶりに観ましたが、また涙を流して笑わせていただきました。去年の5月、初めてこの動画を観た時の涙とはまた違った意味の涙でした。

 ちなみに、この動画での佐竹さんの完璧なアドリブもすごいのですが、チョコプラのお二人が真似た、ひろゆきと成田さんがまた最高(最低w)。

 これぞプロの芸ですね。いろいろな意味で。まあ、プロが自分たちのネタで笑っちゃうのは反則ですが(笑)。

 

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2023.11.20

ナイツ傑作漫才集

 学関係の研修での講演依頼が来ました。百人規模でしょうか。燃えますね〜。こういうマジメなこともやっております。

 そして、ほぼ同時に漫才のネタを書く依頼が来ました。こういうこともやっております。

 いや、マジメな研修でもよく言いますが、教員はしゃべりのプロでなくてはなりませんから、お笑いから学ぶことが本当に大事です。なにしろ、聴く気がない観衆を前に、たった一人で小一時間引き付けなくてはならないのですから。

 マジメな研修の方はまあ今までの蓄積もあるし、ほとんどアドリブでも大丈夫です。当日の空気でネタを加えていけばいいので。

 しかし、漫才の方はそういうわけにはいきません。相当綿密に構築していかないと、大変なことになる。それも自分がやるのではなく、人にやってもらうので、ますますちゃんと考えなければ。

 というわけで、モードを切り替えるためにも、またナイツの漫才をいくつか見て勉強しました。そういえば彼らを可愛がった池田大作さんが亡くなりましたね。また一つ時代が終わりを告げました。

 さて、彼らのホンのパターンはいくつかあるのですが、やはり「言い間違い」ネタは絶品ですね。今回私も言い間違いネタを作ってみようかな。

 

 

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2023.11.19

「六角堂」 紫雲山頂法寺(京都)

Th_img_3844 の日は滋賀から京都へ飛んでワンデーセミナー。満席で数十名の方はお断りをしなくなるほどの盛況でした。ありがたや。

 皆さん初めましての方々でしたが、まあ最初から反応が良く、4時間以上ずっと楽しく話し続けることができました。感謝感謝。

 さて、始まる前、会場近くの六角堂に久々に行ってきました。修学旅行の引率でかつては毎年訪れていたところです。

Th_img_3846 あれから聖徳太子とのご縁が深まってしまった私。1400年遠忌を終えて初めての参拝でしたが、全く違った空気を感じることができました。なんというか、「みろくの世」が近づいている感覚というか…。

 ここだけでなく、京都という街全体、現代と古代が見事に融和している…のではなく、それぞれにちゃんと独立して共存しているところが面白い。

 今日も外国人観光客が日本人より多かったくらいでしたけれども、きっと彼らもそういう不思議な風景、文化、歴史に新鮮な驚きを覚えるのでしょうね。

 ここ六角堂も周辺は池坊関係のビルに囲まれていますね。池坊自体、なんとも近代的な佇まいであることも不思議と言えば不思議。

 こちらにて、今から「和=にこ」、「大和魂=グレート・にこにこ・スピリッツ」であることをお話します!と、聖徳太子さま、親鸞さまにお伝えして会場へ向かいました。

 きっとそのご加護があっての大成功だったのでしょう。感謝。

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2023.11.18

在原業平の墓(滋賀県高島市マキノ町在原)

Th_img_3833 の日は滋賀県の高島市マキノ町にて合宿セミナー。古民家をリノベーションした素晴らしい宿にてたっぷり皆さんと交流いたしました。

 やはり「場」は大切ですよねえ。自然環境も素晴らしく、雪が降り、月が雲間から現れ、花が咲き、まさに雪月花の幽境でありました。

 ここには在原業平の墓と伝承される石塔が存在します。今日の私の5時間にわたる講演の中にも、重要人物として現れました在原業平朝臣…あの時(40年前)は彼を恨みましたが、今では大感謝です。

 そして、こういう偶然で、お墓参りをし、感謝を申し上げることができました。まあ、宇宙から見れば40年なんてあっという間なんでしょうね。

 セミナーの合間に一人でお墓を訪ねてみました(実際には19日の朝)。冷めたことを書けば、山村、寒村にありがちな、コンプレックスの反動としての「大げさな物語」であることは間違いないのですが、それをもって学術的に「偽モノ」「噴飯モノ」としてしまうのは、まさに唯物論的な愚かな態度です。

 ずっとそれを真剣に信じてきた人々の意識、命、魂を無視した歴史観には、この世の本質に迫る力が欠如しているのです。

 私が研究している、宮下文書や出口王仁三郎、そして仲小路彰など、まさにそういう人たちから無視され、バカにさえされてきたモノ、ヒトですね。

Th_img_3831 そういう意味で、この石塔(五輪塔?)に対面した際、不思議と富士山麓明見の里や、秋田の某地、その他ご縁があって訪れた山村、寒村ともつながった感覚がありました。

 静かに、深く、忘れ去られた「コト=意識」。

 そう、コトにはモノは宿りませんが、モノにはコトは宿るのでした。そして、忘却という最高の保存方法。手つかず(解釈が関与しない)という完璧な伝承。必要なコトは、モノの中に忘れ去られ、必要な時にこうして現れるのです(私にとっては40年の忘却がありました)。

 顕在的なコト(カタ)にはめられ固定化した現代社会、現代人。いよいよそれを突き破って潜在的なモノ(とそこに保存されたコト)の復権の時代が来るのでしょう。今日のセミナーも結局そういう話なのでした。

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2023.11.17

十三(じゅうそう)

Th_20200507155153600092 の日は大阪某所にてセミナー。皆様と楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがたや。

 最終の打ち上げと宿泊は「十三」にて。初めて訪れたのですが、お隣の大阪梅田あたりとは違う、独特の「遊び」の空気に満ちたエリアですね。

 この「じゅうそう」、関西の人には馴染み深い地名ですが、関東の人間からすると難読地名の一つです。「三」を「そう」と読むことはめったにない。

 この地名の由来はいくつかあり、一般的にはこちらで紹介されているとおりだと思います。

 由来は別として、「三」を「そう」と読むことについては、こんな変遷が考えられるのでないでしょうか。

 もともと「三」の漢音はsamです。日本語としてかな書きすれば「さむ」。「三位」を「さんみ」、「三昧」を「さんまい・ざんまい」と読んだり、「三味線」は「しゃみせん」だったりと、今でもその痕跡は残っています。

 「む」と「ん」が混同されるのは日本語では当たり前でして、同じ「ん」でも「銀座」の「ん」と「御殿場」の「ん」が、それぞれnとmの口の形になっているのはやってみれば分かります。

 で、「さん」が「さう」になる可能性はゼロではありません。撥音便がウ音便に交替することも多少はあるのです。

 特に「三」については、身近なところにその例を見ることができます。それが名前についた「三」です。そう、「権三(ごんぞう)」とか。

 あっ、ちなみに「三郎」の「さぶ」は「さむ」の変化です。バ行音とマ行音はすぐに交替しますね。「さびしい」「さみしい」など。漢字の読みで考えても、馬(マ・バ)美(ミ・ビ)武(ム・ブ)部(メ…上達部など・べ)母(モ・ボ)を見れば分かりますよね。

 「◯三」の「ぞう」ですが、たまに「そう」と読ませる場合もあるようです(ちょっと有名人では思い出せない)。濁点を好まない文化もありますので(「神道」は元「ジンドウ」でしたが、濁音を嫌って今は「シントウ」です)。ですから、もともとは「十三」も「じゅうぞう」、歴史的仮名遣いですと「じふざう」だった可能性も否定できません。

 なんとなくの勘ですが、上掲の由来の2番目、長者の「重蔵」という人名が地名になり、数字の「十三」にまつわる物語が乗っかって、かつ濁音が一つ欠落した(あるいは重蔵さんが元々「じゅうそう」だった)結果、「十三=じゅうそう」になったのではないかと思いました(飲みながら)。

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2023.11.16

富士山ラドン濃度急上昇と新島・神津島近海地震

Th_20231116032130xlarge_20231117090201 しぶりに地震関係の記事を書きましょう。

 私のX(ツイッター)のフォロワー数がやけに多いのは、私が人気者なのではなくて、富士山のラドン濃度を毎日発信しているからです。つまり富士山か人気者なのです(当たり前)。

 で、今年はずっとその数値が安定しており、極端に高い数値を示すこともありませんでしたし、急激な変化というのもあまりありませんでした。

 ところが昨日、朝22(B/m3)だったのが夜には一時30まで上昇しました。半日で8上昇するというのは異例なことです。

 というのは、私が使っている装置が示す数値は過去1週間の平均値なので、単純に考えて15日は78くらいまで上昇しないと平均30になりません。

 16日には再び26に戻りましたので、実際は78まで上がったとは考えられませんが、急上昇してのちに急降下したのは間違いありません。

 いったい何が起きているのかと思いましたが、翌日である今日未明から昼にかけて、新島・神津島近海で5回の小規模な群発地震がありました。

 群発するのは今年5月以来です。あの時は短期間に60回ほど地震が発生しました。

 その後、10月はじめの鳥島近海の群発地震と謎の津波、10月末から今月にかけての硫黄島近海の海底火山噴火と新島形成、そして今回と、少なくとも富士火山帯(新潟からマリアナ諸島まで続く巨大な火山帯)の一部が活発だということは確かでしょう。

 今回の富士山ラドン濃度の反応も、おそらくそうした「脈」の上でのことでしょう。

 逆に言うと、それが直接南海トラフ巨大地震につながるということではありません。もちろん、トリガーの一つにはなり得ますが。逆に、南海、東南海、東海地震が富士山噴火のトリガーになることは歴史的にも事実です。

 いずれにせよ、人知を超えた自然の営みに私たちは翻弄されているわけで、せいぜい「丹田」たる富士山のご機嫌うかがいをするくらいしかできません。私はそれを12年ほど毎日やっているということです。 

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2023.11.15

ナイツ 『野球寿限無』

Th_licensedimage 日より富士河口湖町にて文学講座を担当いたします。今年は十返舎一九の「甲州道中記」。初めての江戸モノです。

 十返舎一九といえば「東海道中膝栗毛」が超有名です。しかしあれは案外読まれていない。めちゃくちゃ面白いのに。皆さんにもぜひ読んでいただきたい。江戸の言葉はほとんど現代語と変わりませんから、古典を読む感覚ではなく普通に読めちゃいます。

 とにかく弥次さん喜多さんの、軽妙かつウィットに富んだ会話がたまりません。明るさしかなく読んでいて爽快な気分になりますね。

 で、こちら甲州篇のドタバタコンビは、千久良坊(ちくらぼう)と鼻毛延高(はなげのびたか)。「ちくらぼう」とは嘘つきのこと、「はなげのびたか」は説明不要ですな(笑)。

 で、講座のために改めて読んでみたら、まあ下品極まりないこと(笑)。東海道よりもずっと下ネタが多い。オチの付け方などは東海道と同じですが、まあくだらなさはでは勝ってますな。ある意味絶品です。

 これを公的な講座でやって良いのか、それも受講生には女性が多いのに…とも思いましたが、コンプライアンスだハラスメントだ、いろいろ世知辛い現代において、一服の清涼剤にでもなればそれも良しと。下ネタは世界を救う。

 で、今日は、昼間は一九の生まれ故郷、静岡市の葵区におりましたが、夜の講座に合わせて甲斐に帰ってきたんですね。途中2時間のドライブの最中、ずっとナイツのネタを聴いていました。

 そうしたら、江戸の滑稽本と現代の関東漫才はとても似ていることに気づいたのです。今さらながらですが。

 いわゆる上方漫才のしゃべくりに対して、ナイツは言い間違いや言葉遊びの巧みさと、絶妙な下ネタで人気を得ました。これって十返舎一九の笑いの手法そのままですよ。

 そこで、今日聴いていて最も笑いつつ感心してしまったネタを紹介します。これはお見事ですね。落語はもちろん、江戸系の様々な芸能を勉強したのでしょうね。

 今から13年前のことなので、野球ネタとか古くなってますが、またそれがいい味出してますし、結果野球を知らなくても楽しめちゃう。これはすごいですよ。

 

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2023.11.14

里見洋と一番星『新盛り場ブルース』

Th_-20231115-94038_20231115094101 愛するタブレット純さんが随所でおススメしている伝説のプログレ歌謡バンド「里見洋と一番星」。

 マジですごい。角石(かどいし)以来の衝撃です。

 ほとんどの方が知らないでしょうから、まずはこの曲から聴いてください!

 内山田洋とクール・ファイブの「長崎は今日も雨だった」のカバーです。

 

 

 う〜む、もう解説はいらないでしょう。唯一のアルバム「新盛り場ブルース」の全曲を聴いてみてください。歌も演奏もアレンジもすごすぎる。

 

 

 

 ベンチャーズが曲を提供した「明日へ走る」もすごい。ベンチャーズがプログレになっちゃった(笑)。謎すぎる転調、モノシンセの哀愁、攻めるベース…。

 昭和歌謡の世界は深いですなあ。

 

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2023.11.13

【読解力】社会人1万人以上見て分かった”文章読めない”人の特徴 (サトマイ)

 30年も前から「国語科は言語(日本語)と文学にわけ、文学は音楽や美術、書道などと同じく芸術科目に入れるべき!」と主張してきた私。

 ようやく高校の現代文が「論理国語」と「文学国語」に分かれまして、私の遠吠えの一端が実現いたしました。あとは、文学を芸術科目に入れるだけですな(笑)。

 30年前にこんなことを発想したのは、恩師大村はま先生と、出口汪先生(王仁三郎の曾孫!)の影響です。私のオリジナルではありません。

 論理と文学(芸術)、もちろん対立するものではなく、両者が並び立ってようやく私たちは「ことば」の世界を正しく生きることができる。それは抽象と具象(具体)の交響であるとも言えます。

 言うまでもなく、論理と文学のどちらかに抽象と具象がそれぞれ当てはまるというようなものではありません。ちょっと俯瞰して見ればわかりますよね。

 そう、その俯瞰と凝視、巨視と微視、ズームアウトとズームイン、森と木を自由に行き来できることを、私の講演やセミナーでは推奨しておりますね。

 このサトマイの動画もそういう話です。非常に共感するところがあった。SNSや動画中心の現代において、学校の国語教育はまさにこういう方向に行かねばならないでしょう。高校生にもぜひ見せたい動画(授業)です。

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2023.11.12

全日本プロレス 世界最強タッグ決定リーグ戦 開幕戦 (後楽園ホール)

Th_-20231114-101436 係者からのお誘いもあり、本当に久しぶりに全日の観戦に行ってきました。

 まず結論から言いますと、充分に楽しませていただきました。

 馬場さん、鶴田さん、四天王時代には本当にたくさん観戦に行きましたが、その後は少し全日から離れておりました。いろいろ大変な時代もあったものの、今日の興行を観る限り、それなりの活路を見出しているのかなと思いました。

 伝統ある(ありすぎる!)世界最強タッグ決定リーグ戦、たしかに全盛期のあのメンバー、あの興奮には及ばないのはしかたないとして、やはり全日本らしく、「明るく、楽しく、激しく」を体現できるメンバーを集めていましたね。

 「新しく」の部分は、時代に合わせたある種のストーリー性、キャラクター性、そして他団体との交流の中に表現されておりました。

 お客さんも超満員とは言えずとも、まあよく入っており、さらにお客さんの声もよく出ていて、ああこれこそ後楽園ホールだなと思える雰囲気を味わうことができました。

 全日伝統の大型選手たちのド迫力はもちろん、そこに立ち向かうモダンでスマートな選手たちの奮闘も楽しかった。個人的には、WWEから帰還した旧イケメンの、あの会場の空気を一気に変えてしまう天才的な能力に感心いたしました。

 全体に面白い試合ばかりでしたが、試合後のやりとりも含めて、諏訪間・鈴木秀樹組は傑出した「ダメさ」があって最高でした(笑)。

 そんな彼らが次第に結束し、そして最強になり(元々本気出したら最強でしょう)優勝するというストーリーを勝手に描いてほくそ笑んでしまいました。

 GLEATの二人や、綾部蓮など、初めて観る現在の逸材にも期待がふくらみました。あと、やはり京平さんかなあ。選手以上に試合や会場を支配できるレフェリー、最高ですね。

 

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2023.11.11

追悼 大橋純子さん

Th_zap2_g5981976w 日は東京は目黒区にてセミナー。またまた素晴らしいメンバーに囲まれ、最高に充実した時間を過ごすことができました。

 メンバーの半数が昭和の音楽にとても詳しい人たちで、大橋純子さんの訃報についての話題も出ました。

 それにしても、今年はなんでこんなに大切なミュージシャンが亡くなってしまうのでしょう。さすがに多いと思います。

 大橋純子さん、ウチのカミさんもバンドで良く歌っておりました。こんなふうに歌いなあといつも言っておりました。

 おなかから出ているが軽い。表現もシンプル、明るく澄んだ声質。楽曲にも恵まれましたね。

 間接的にご縁があるのはこの曲でしょう。プロデュースが、今年キャンティでお会いできた川添象郎さん。「霧に抱かれたて」。

 私は大橋純子&美乃家セントラル・ステイション名義の時代の演奏が好きですね。土屋昌巳さんのギターが良い。

 このライヴ映像も泣けます。

 

 

 このラジオ・ライヴもぜひお聴きください。懐古趣味ではなく、今に未来に響く音楽。本当に素晴らしい歌い手さんでした。ご冥福をお祈りします。

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2023.11.10

『ゴジラ−1.0』 山崎貴 脚本・VFX・監督作品

Th_-20231112-164351_20231112164501 場(日比谷)で鑑賞してきました。

 いや、想像以上に素晴らしい出来の映画でしたね。細かいことは抜きにできるほど、全体的なクオリティが高かった。満足度高し。

 少なくともシン・ゴジラよりは数倍感動いたしました。泣きました。特にあのテーマが流れるシーンでは。

 なるほど、オリジナル・ゴジラは「戦争」の暗く濃い影の産物ですよね。そこを過去にとって未来である現在において、ほぼ完璧な形で描いたものと感じました。

 「生きろ!」というテーマはどこかで聞いたことがありますが、それもまさに未来的現在だからこその感覚。さまざまな過去と未来が錯綜し、交響する現在をリアルに感じることができたのは収穫でした。

 銀座から山手線をはさんで位置するここ日比谷も思いっきり破壊されていました。そういう時空、あるいは虚実を超えて感じられるリアリズムの源泉はどこにあるのか。

 シナリオや演技の巧みさもその一つでしょうが、やはりVFXの質の高さに依拠する部分が多かったと思います。

 今まで感じてきたCGの不自然さが全くと言っていいほど感じられなかったのは、おそらく監督のミニチュアに対する敬意と愛があるからではないでしょうか。

 実写、ミニチュア、CGがいい具合にミックスされ、映画的リアリズムに昇華されていたように感じました。そして、それを最大限に活かすカメラワーク(というのか?)。

 ストーリー的にはある意味盤石すぎる鉄板モノですが、ラストに畳み掛けられる「どんでん返し(いい意味での裏切り)」が、ある種の潔さになって、物語をしっかり着地させつつ、しかし最後に「大団円」ではないことを思い出させる効果を生んでいたと思います。

 まさに「生きろ!」はゴジラにも向けられた言葉だったのですね。

 ぜひもう一度観てみたい作品ですね。きっと4Dでも面白いでしょう。世界でヒットするといいでしょう。古くて新しき良き日本の発信に寄与するでしょう。

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2023.11.09

キルンベルガー 「トリオ・ソナタ ト短調」

Th_401097339_899443425275314_59483984384 日はオーケストラ・ファン・ヴァセナールの日本公演ツアーのゲネプロにお誘いいただき、友人たちと鑑賞してまいりました。

 全公演で演奏される曲全てを身近に聴くことができるということで、もしかすると本編よりも贅沢な機会だったかもしれません(格安でしたし!)。

 赤津さんらしく、バロックから前古典にかけての忘れ去られた佳曲を発掘してのマニアックなプログラム。

 正直、1曲目の父バッハ作品だけ既聴で、あとは全て初めて聴く曲ばかりでしたので、実に新鮮。演奏者の「発見の喜び」が伝わってくる素晴らしい演奏会でした。

 中でも調律でも有名な、バッハの重要な弟子の一人キルンベルガーのトリオ・ソナタや序曲は良かったなあ。もともとキルンベルガーの「おいしいとこ取り」的な音楽性、けっこう好きだったのですが、こういう曲たちもあったのですねえ。

 短調のトリオは「カッコいい」。長調の序曲は「エレガント」。彼の調性に対するセンスを代表するような曲目でした。

 YouTubeを探索したところ、トリオの演奏はありましたので、ぜひお聴きください。演奏は圧倒的に昨日の方が良かったのですが、楽曲を知ってもらうためにとりあえず。

 

 

 この時代の作品群、私は非常に好きです。バロックが終わりつつあり、通奏低音というパートもチェンバロもガンバも消えていく時代。

 逆に、ホモフォニーやロマンチシズムへの萌芽を見、ピアノやチェロが楽器として成長し、それに伴って演奏法も各種試みられ、ある意味形式的になっていく時代。つまり、ハイドンやモーツァルト寸前の混沌期なんですよね。まさに疾風怒濤。

 対位法的な厳格さ難解さの反動からか、赤津さんもおっしゃるとおり何も考えずに演奏するとあっという間に終わってしまう、あの疾走するある種軽すぎるキャッチーさは、一方で演奏家にとっては難敵でもあります。

 そこはさすが赤津さん、ものすごいクリエイティビティで作品に生命を吹き込んでおります。皆様、ぜひお近くの演奏会に!

 オーケストラ・ファン・ヴァセナールFB

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2023.11.08

寝る子は育つ・寝ない大人は横に育つ(柳沢正史先生「睡眠」を語る)

Th_-20231109-95227 眠に関してはかなり自信があります。毎日だいたい8時間半寝ています。

 私にとって睡眠は、高次元の情報(未来の情報?)に触れる貴重な機会でして、かつて憧れた「睡眠学習」を実現する時間となっています。そう、かつて騙された「睡眠学習」は過去の情報の定着たる記憶のためのものだったので、そりゃあ無理ですよね。

 しかし、睡眠が「未来を思い出す」時間と捉えると非常に価値のあるものになります。

 今はだいたい夜10時に寝て朝6時半頃起きる。若い頃は時間がもったいないような気がして夜中の1時くらいまで起きて、本を読んだり、映画を観たりしていましたが、今思うと逆に無駄な時間を過ごしていましたね。

 ただ、昨日も今日も素晴らしい方々と夜の飲み会がありましたので、睡眠を妨げるアルコールの摂取量は多く、だからでしょうか、昨日も今日も1時間ほど死んだように昼寝しました(苦笑)。

 日本人が慢性的な睡眠不足に陥っているということ、現代の社会システムが「朝型」に有利に設計されていること、だいいち寝ることに罪悪感を覚えること自体が、日本の生産性というか、未来的創造力を殺している。これはたしかに事実でしょう。

 江戸時代の睡眠は、基本お天道様に従っていました。よって、冬はかなり長く寝ていたようです。ふとんにくるまっている時間が長い方が、エネルギー効率的にも優れていますし。

 農家はもちろん、ほかの職業でも夏はかきいれ時。4時には明るくなっていますから、皆さん早起きです。そして朝飯前にひと仕事。逆に日中は暑いので昼寝。結果として8時間半以上の睡眠は確保していたわけです。

 柳沢先生がおっしゃっているように、4日ほど寝たいだけ寝てみることがまず基本でしょう。そして、いったい自分が何時間程度の睡眠を要求しているのかを知ることです。私は8時間半。

 結局豊かな仕事をし、豊かで健康な人生を送るには、寝る時間を増やすことです。寝る子は育つ。寝ない大人は横に育つ。

 

 

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2023.11.07

松葉ジュースを作る

Th_img_3762 夜から今朝にかけて大変な嵐で、周辺のせっかく紅葉した木々の葉っぱの多くが吹っ飛んでしまいました。

 我が家の前の道はこういう時、川になり、上流からの漂流物が溜まります。その中にたくさんの赤松の枝がありましたので、これ幸いと拾い集めました。

 昨日の記事に書いたように、我が家の周辺は富士山麓の各種松の原生林なのですが、それらの松はそれなりの樹齢があり、すなわち皆20メートル以上の樹高を誇っています。

 そうしますと、無限にあっていくらでも手に入りそうな松葉が、実は容易には入手できないのです。そう、松葉は太陽の光を受けるところにしか生えないからです。つまり、とても手が届く位置に葉っぱがないのです。はしごをかけて取るというようなレベルではない。

 では、どのように松葉を採取するかといえば、まずは幼木を見つけるという方法があります。松ぼっくりが落ちて、運良く芽生えた幼木を見つけてそこから葉っぱを拝借する。

 しかし、これほど原生林が広がっていても、なかなかそうした幼木は見つけられないのです。おそらくはもうすでに数百年を経過して森が完成しており、なかなか地表には日光が届かない、あるいは適度な密集度で安定しているので、その間隙に新しい木が生長することは難しいということでしょう。

 そこで、貴重な採取の機会となるのが、こうした嵐のあとです。強風により、枝が折れてそれが落下する。そして雨水に流されて我が家に漂着する。これは縄文人にとっては(?)まさに天恵であります。労せずして手に入るわけですからね。

 それが今朝であったわけです。おかげさまで消費しきれないほどの量の松葉を手に入れることができました。

Th_img_3772 そして、さっそくその一部をミキサーにかけ、松葉ジュースを作りました。そのままストレートで飲んでもけっこういけるのですが、今回はそこに常飲しているリンゴ酢を加えまして飲みやすくしてみました。

 しばらくは大好きなコーヒーをやめて、こちらを飲んでみたいと思います。体調や精神の変化があるかどうか。最近ちょっと疲れ気味なので。

 なお、松葉ジュースの作り方などは、昨日紹介した本に詳細に書かれてますし、ネットでもたくさんの記事や動画が見つかります。皆さんもどうぞ。最強のアンチエイジングですよ。

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2023.11.06

『松葉健康法』 高嶋雄三郎

Th_81uol1vob2l_sl1500_ 日の鎌倉松のイベントで、主催者さまからいただき読んでみました。名著の復刻版。

 なるほど、「松の世」「松寿」「松竹梅」などと昔から言われてきたわけ、そして出口王仁三郎が松に格別こだわった意味がよくわかりました。

 たしかに、明治時代以降、西洋の医学一辺倒になり、こうして「民間療法」は卑下され忌避されてきましたが、近年西洋医学の限界や弊害が見えてきた中、松の復権の時が来ているとも言えます。

 これは、ある意味では幽閉された正神「艮の金神」の復活の雛型でもありましょう。

 「梅で開いて松で治める」。明治時代末期に梅は開き、そしてそののち「竹=武力」の時代となり、そしてようやく松の世が到来せんとしている。

 そういう意味でも、松に再注目し、松のお陰様をいただくことは、とても大切なことだなと感じました。

 実際、いただいてきた、松のお香やタバコをくゆらしますと、空間が浄化され、また心身が浄化される気がします。

 考えてみると、我が家の周辺は全国でも珍しく各種松の原生林が広がっているわけでして、今までその恩恵にあずかってこなかったのは不覚でありました。

 そして、若い頃、「松寿庵」というお寺(現在廃寺)に住んでいたことも、ここにつながるのかと気づいた次第です。

 松の世招来のために、松に囲まれて住む者として、やれることをやっていきたいと思っております。ご縁に大感謝です。

Amazon 松葉健康法

 

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2023.11.05

Kayhan Kalhor, Kamancheh Master, Improvisation in Shoushtari | بداهه‌نوازی کیهان کلهر و نوید افقه

Th_-20231108-103044 ートルズやストーンズの記事が続きましたが、今日はそうした西洋音楽の起源となったであろうペルシャ(現イラン)の音楽を聴いてみました。

 これが実にカッコよかった!これはロックですなあ〜。

 弦楽器ケマンチェ、以前一度紹介したことがあったかなと思って検索してみたら、これでした。

 モハンマド・レザー・ロトフィのケマンチェ演奏

 先日、奈良国立博物館での「正倉院展」に行ってきましたが、そこには例の有名な琵琶が展示されており、そこに描かれている絵が「西から音楽が流れてくる」を表現していると、研究員の方に説明していただきました。

 なるほど、そのとおりであり、中国や半島を経由しているとはいえ、必ずどこかにペルシャの音や響きが残っていたに違いありません。

 上掲の記事にも書いたとおり、音楽史的、音楽学的にいうと、ペルシャの音楽は非常に未来的であって、のちの西洋音階を生む種となったのはたしかです。

 日本の西洋音楽受容史におけるキリシタン音楽時代、そして明治時代、さらには戦後日本において、日本人が西洋音楽を(多少の抵抗はあれど)比較的素直に受け入れることができた淵源は、実は奈良時代にあったのではないかというのが、私の妄想です。

 というわけで、そういう過去・未来を貫く妄想をたくましくしてくれたのが、この演奏。

 Kayhan Kalhor のケマンチェと Navid Afghah のトンバクによる即興演奏。すさまじい音楽性というか霊性ですね。これはすごい。カッコいいし、美しい。神とつながっていますね。

 

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2023.11.04

Rolling Stones 『Hackney Diamonds』

Th_5a4add0aa992afacbb65ae62a98e6ddf 宿を終えまして帰宅。少しゆっくりしながらこの18年ぶりの新作アルバムを聴きました。

 まさか2023年になって、ビートルズとローリング・ストーンズの新譜を堪能できるとは。

 本当に信じられません。もちろん、80歳になっても現役を続けている彼らに対しての感想です。

 特にストーンズの変わらなさというか、やっぱり若さでしょうね、それには脱帽するしかありませんね。

 ビートルズは過去の音源やAIの力を借りての新曲でしたが、こちらはバリバリにリアル演奏ですからね。

 かと言って、古臭いわけではない。ミック・ジャガーもレトロではないと断言しています。

 もちろん、チャーリー・ワッツの生のドラミングは聴くことはできませんが、それをカバーして余りあるほどのストーンズ的生々しさを感じるアルバムです。

 しかし、面白いなと思ったのは、疲れた時に聴いて実に癒やされたことです。やはり電気的な音に囲まれている現代だからでしょうかね。なんか安心するんですよね、こういうバンド・サウンド。

 ポール・マッカートニー、スティービー・ワンダー、エルトン・ジョン、レディ・ガガ、ビル・ワイマンら、錚々たるゲストたちも、すっかりストーンズのサウンドの中に放り出されて、ある意味存在感がないほどに溶け込んでいます。てか、ポールもスティービーもエルトンも歌わないという贅沢よ!!

 やっぱり最後の「ローリング・ストーン」かなあ。なんか感激してしまった。ストーンズはやっぱりブルースに帰還するんだなあ。

 

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2023.11.03

ビートルズ最後の新曲「Now And Then」解説

 日の「ビートルズ最後の新曲」の面白い解説が出ましたので紹介します。

 まずはみのミュージック。う〜ん、これは鋭い指摘だなあ。

 たしかにビートルズこそ、録音技術の世界の最先端を走り続けたバンドですよね。ビートルズが録音芸術を常に進化させたとも言えましょう。

 AIによる生成こそ、ビートルズ的とも言えるのかも。

 「音色(おんしょく)」から「記名性」かあ、なるほどなあ。ある意味、楽譜によって失われた音楽の本質の復活とも言えますよね。

 

 

 こちらはオリジナルのカセットテープ音源との比較です。なるほど、オリジナルも完成形も、面白いコード進行してますね。シンプルですが、イレギュラー、しかし自然に聞こえるという、ビートルズならではの世界。

 

 

 こうして無数の「解説」が生まれるのもビートルズらしい。いつまでも「語られる」音楽なのです。やっぱりすごい。

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2023.11.02

The Beatles 『Now and Then』

Th_-20231105-121340 しく更新が遅くなりましたが、この日の夜はもう涙涙の大感動でした。世界中そうだったことでしょう。

 ビートルズの最後の新曲「Now and Then」がリリースされました。

 もういろいろ書きたいけれど、いろいろ書くのも馬鹿らしいほど感動しました。まさかこの歳になって、ビートルズのこれほど鮮明かつ鮮烈な新曲を聴くことになろうとは。

 テクノロジーの進歩というのは本当にすごい。AIの力はすごい。まさに人間がしっかり彼らを使えれば、全く新しい世界が創造できるということですね。

 ジョンが残したブリッジの部分、ある意味とても彼らしい「不思議な展開」は省略されていますが、それで良かったと思いました。おそらくかつての名曲たちも、こうやって他者の意見によって切り貼りされているのでしょうし、それこそが「ビートルズ」であり、彼らのポピュラリティの源泉です。

 結果として、とてもクラシカルな作品になりましたね。だからこそ何度聴いても良い。本当に素晴らしい「最後の新曲」でした。

 MVもまた泣けるじゃないですか(この日はまだ見れなかったけれど)。これまたテクノロジーのおかげです。

 

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2023.11.01

出口王仁三郎 「松と土と水」

Th_th_img_3696 日は鎌倉でセミナー。懇親会まで含めると12時間(!)しゃべり倒しました。さすがに声が枯れたかも(笑)。

 今回は「松」を愛する方々が主催でした。素晴らしい皆さんに囲まれ、またちょうど先日亀岡の天恩郷と綾部の梅松苑にも行ったばかりでしたし、最高の時間を共有することができました。

 耀わんでいただく松葉茶と松葉ジュースも松葉酒もとても美味しかった!

 大本では「松」を重視してきました。「梅で開いて松で治める」という教えはもちろん、みろくの世のことを「松の世」とも呼んでいます。

 王仁三郎もいろいろなところで松の重要性を語っています。たとえば「水鏡」には次のような記述があります。

 

 大概たいがい病気びやうきは、まつつちみづさへあつたらなほるものである、風邪ふうじや其他そのたねつのある場合ばあひには、雌松めまつせんじてのむとぢきにねつく、神様かみさまにおそなへしたものならば一層いつそう結構けつこうである。つちきずをした場合ばあひにぬりつけるとよい、切瘡きりきず火傷やけど打身うちみ腫物はれものなどなんにでもよい、またみづ万病まんびやうくすりであつて、諸薬しよやくみづしたものはないのである。ねつのある場合ばあひ病人びやうにんしがれば井戸ゐどたてみづをどんどんましてやつたらよい、水道すいだうみづはくたぶれてる、井戸水ゐどみづ生気せいき溌溂はつらつとしてるから井戸水ゐどみづかぎる。わたしかつてひどい熱病ねつびやう患者くわんじやにどんどんみづましてなほしてやつたことがある、医師いし一寸ちよつとみづましていけないとつてたが、そんなことはない、みづくらゐくすりになるものはいのである。

 

 今回はまさに松と土と水のイベントでしたね。松葉タバコもとてもおいしかった。

 松の世招来のためには、まず「松」の復活が必要かもしれませんね。

 かつて日本の山々は松だらけでした。山だけでなく海もですね。江戸時代に燃料として伐採されすぎてはげ山になってしまったことは、江戸の浮世絵を見るとわかります。

 戦後そこに杉を植林して、現在のような山の姿になったわけで、花粉症の原因になっただけでなく、栄養価の高い松の実などがなくなって、昨今の熊出没のような事態も招いたと言えましょう。

 考えてみれば、我が家の周囲は赤松(雌松)がたくさん。私もさっそく松葉茶や松葉ジュースを作ってみようと思います。

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