« セファルディカ | トップページ | 『安倍元首相を狙撃したのは本当に山上なのか?』 中田健二 »

2023.10.04

ジャニーズに関するテレビ局の「反省」から

 

 た忙しくて更新が滞っております。今は8日の午前中ですが、まずは4日の記事を書かねば。

 ええと、この日は…私、過去をウンコと断じてすぐに流してしまうクセがあるので、本当に記憶がないのです。困ったものです。そこで、パソコンのメモを見てみましたところ、この記事をクリップしておりました。

日テレ、ジャニーズ事務所への「忖度」あった 報道番組にタレント起用で「必要以上に慎重に」

 また、昨日(7日)にはTBSも同様の検証番組を放送しておりました。

TBS ジャニーズ事務所との関係を検証 「忖度」感じた社員ら証言…性加害報道で沈黙した理由とは

 比べてお読みになればわかるとおり、判で押したように全く同じような「反省」ですよね。おそらく他局も同じような「反省」番組を放送することでしょう。足並み揃えたのでしょうね。誰かだけが特に悪者にならないよう、みんなで同じ反省文を書いたと。

 私もこの前、こんな炎上必至の記事を書きました(あまり読まれないのでボヤにすらなっていません)が、まああそこに書いたことには間違いはなかったかなと。

 こういう権力構造と保身、忖度、緘口というのは、芸能界に限らず全ての「日本式システム」に存在しています。学校しかり、会社組織しかり、官僚制度しかり。

 芸能は「象徴」です。フィクションにしてリアルの抽象なのです。それはすなわち、私たち自身を映す鏡。

 気づきのない人間は、嫉妬心に基づいて、有名人・権力者・金持ちを批判し、彼らの困った顔を見て溜飲を下げますが、そういう人こそ、自分がそちら側の人間になった時には、率先して「パワー」を自己欲求実現のために使うものです。

 つまり、今回の騒動は、この前の記事にも書いたとおり、世の「立替え立直し」の象徴であり、私たち自身の魂の「大峠」の到来を示すものなのです。

 ジャニーズだけを、ジャニーさんだけを、そしてテレビ局はじめとするマスコミを攻撃するだけでは、なんの解決にもなりません。どれだけ自分ごととして捉えられるか、私たちは試されているのでしょう。

|

« セファルディカ | トップページ | 『安倍元首相を狙撃したのは本当に山上なのか?』 中田健二 »

ニュース」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

芸能・アイドル」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

歴史・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« セファルディカ | トップページ | 『安倍元首相を狙撃したのは本当に山上なのか?』 中田健二 »