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2023.10.14

出口康夫 『われわれとしての自己(Self as We)」

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 日の発表の中でも少し紹介させていただいきました。

 「われわれとしての自己」、委ね(委譲)、「できること」から「できなさ」へ。

 京都大学大学院教授(哲学)出口康夫さんの語る新しい「自己」は、ストンと腑に落ちます。

 最近の私のテーマはいかに「自己」から脱却するかですが、それを考え実践するには「自己」が何か分からなければなりません。

 あるいは「自己」と「他者」を峻別するべきではないという予感ももちろんありまして、それをどう自己の中で落とし前をつけるのか悩んでいるところです。

 実践としてはかなりできるようになってきました。その時の感覚を言語化したいのですが、それがなかなか難しいわけです。

 もちろん先人の考え、特に仏教の「縁起」、神道の「分霊」からは多くのヒントを頂いておりますが、そこに加えて、この出口先生の「われわれとしての自己」という日本発の哲学も、その実感にかなり近いなと感じます。

 非常に濃厚かつわかりやすい講義群がありますので、皆さんもぜひご覧いただきたい。これを無料で聴けるなんて、なんと素晴らしい時代なのでしょう。ある意味コロナのおかげでもありますね。

【オンライン公開講義】“立ち止まって、考える” – 連続講義

 

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