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2023.10.07

横浜にてまたまた偶然(必然)の出会い

Th_img_3406 日から3日間横浜です。昨日の博多に続き、今日もまた偶然な必然が。人間界的にはあり得ないくらい低い確率のことが、こうして当たり前に起きる。そんな毎日にだんだん慣れてきている自分が恐ろしい(苦笑)。

 今日は、家内が副顧問をやっている富士学苑のジャズバンド部が、横浜ジャズプロムナードに参加、みなとみらいのグランモールにて演奏いたしました。

 素晴らしい好天に恵まれた中、中高生の演奏(と家内の歌)を聴くことができました。この前も書いたとおり、この全国最大級のジャズフェスの実行委員長は、私のセミナーにも参加してくれたロバート・ハリスさんです。不思議なご縁はここにも。

 そして演奏終了後、家内と向かったのは日本丸を挟んで向こう側にある横浜市役所。5年前に私も主催させていただいたシルク・サミットは、今年横浜開催でして、会場は市役所の1階アトリウムです。

 ちょうどコンサート中で、こちらでも楽しい音楽を聴きながら、出店されたブースを徘徊しておりました。そこで家内が反応したのは、岡谷蚕糸博物館のブースにあった大きなカイコのぬいぐるみ。これはさすがに売り物じゃありませんよね?と家内が言うと、博物館のスタッフは残念ですが…と応じます。

 まあ、そこまではよくある話です。ここから信じられない展開が…とは言っても極個人的な奇跡なのですが。

 家内の言葉を隣の桐生のブースの女性スタッフさんが聞いていて、ちょっとこっちに来てくださいと。そこには、等身大サイズのカイコのぬいぐるみ(絹製)があるではありませんか。興奮する家内(笑)。

 そんなこんなでそのスタッフさんと、実は富士吉田で…などという会話をしておりましたところ、もう一人の年配の女性スタッフさんが入ってこられて「富士吉田に勉強に行きたい」など、こちらも話が弾みまして、連絡先を交換しましょうということに。私は名刺を持ってきていなかったので、先方からお名刺を預かりふと目を落としきたところ…ん?!

 このお名前知ってるぞ…なんでだ?と頭をフル回転したところ、ヴァイオリンのシルク絃でお世話になっている東京の方からかねがね「桐生に◯◯というすごい人がいる。会わせたい」と言われていたその人だったのです!

Th_img_3423 で、会話をさえぎって「すみません、東京あきる野の◯◯さんご存知ですか?」とお尋ねしたところ「えっ?もしかして山口さん!?」と、なんの説明もしないのに私の名前を出してくださったから、またびっくり。なんでも「山口さんというすごい人がいる。会わせたい」と聞いていたとのこと。

 二人とも1年以上前からお互いに「すごい人」と紹介されて気になっていたけれど、なかなかタイミングが合わず出会うことがなかったのですが、まさかの横浜でばったり出会ってしまった!!

 最近、こういう出会いが確かに多いのですが、この展開はさすがに私も驚きました。あのカイコのぬいぐるみが家内に語りかけなかったら素通りのすれ違いでした。

 ちなみに私は全然「すごい人」ではありませんが、先方は本当に「すごい人」です。

 変な話、絹(シルク)がいろいろなご縁を作ってくれているんですよ。そして横浜。

 考えてみれば、出口なおは綾部で糸繰りをしていたおばあさん。そこに郡是(現グンゼ)ができて、大本という宗教ができた。そして王仁三郎が娘婿として参画して世界を改造していく。

 さらに仲小路彰は、私の生まれた年開催の東京オリンピックで「日本のシルクを世界の女性に」というコンセプトのもと、絹文化の振興・発信に寄与しました。横浜のシルクセンターはその産物です(設計は弟子の坂倉準三)。

 明後日の私のコンサートはそのシルクセンターのすぐ隣の県民文化ホールで開催されます。そのまたすぐ近くには父の職場があり、そしてまたその近くにはなぜか娘たちも通うようになったハマスタがあるわけで、これはもう不思議としか言いようのないエリアであります。

 こういう流れに乗って、来たモノをしっかり受け止めて、自分の意志や欲は極力捨てて頑張りなさいということですね。そうします。

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