誓の御柱(四日市市諏訪公園)
今日は午前中、津市での教員研修にて「躾と禅教育」の発表をし、午後は四日市に移動。夜中までいろいろな人たちとお会いしてお話いたしました。まあ、よくしゃべった一日でした。
途中、一人になる時間がありましたので、いつか見たいと思っていた「誓の御柱」へ足を運びました。
「誓の御柱」、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。地元の方々も案外知らないようでした。
説明が面倒なので、Wikiの記事を貼り付けます。お読みください。
筧克彦は戦前の日本霊性を探求する際には外せない人物です。皇室にも近く、大正天皇、昭和天皇らへのご進講も多くしました。
ワタクシ的には、宮下文書の研究会「富士文庫」のメンバー(顧問)としても重要な存在です。
また、この御柱の建立にも深く関わっている貞明皇后(大正天皇の皇后)と出口王仁三郎の関係、またそこから派生していく二・二六事件での「あの奇跡」にも筧克彦の影が見え隠れします。
ちなみにこの御柱が四日市に建立されたのは昭和9年。翌年12月には第二次大本事件が、そして年が明けての2月に二・二六事件が起きています。
今回、耀わんを背負って誓の御柱を訪れたのも偶然ではないでしょう。そして、諏訪。四日市の産土神が「おすわさん」であるというのも不思議な感じがします。
現在、誓の御柱は諏訪公園内に立っていますが、かつては諏訪神社境内にあったとのこと。いろいろ不思議な気持ちがいたしました。
もちろん、御柱に刻まれている「五箇条の御誓文」の現代的、未来的意味についても考えねばなりませんね。今こそ、です。
全国に残る他の誓の御柱にも参拝してみようかと思います。
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