芸術は宗教の母なり(虹と紅葉と)
昨日はめちゃくちゃ濃い一日でした。奈良から京都亀岡へ。波動の合う仲間との魂の旅ですね。
そして今日は亀岡から綾部へ。
実に不思議な天候の一日で、朝から夕刻までとにかく虹が出まくる日でした。その色彩や起点の鮮明さは今まで見たことがないレベルで、これはまさに神の芸術、何かのお示しではないかと思った次第です。
また綾部に至っての紅葉の美しさたるや。まだまだ走りとはいえ、だからこそ緑とのコントラストが素晴らしく思わずため息をついてしまいました。
これまた自然の、神の芸術ですね。これを美しいと感じるように進化した人間の尊さをも再確認いたしました。
「芸術は宗教の母なり」…出口王仁三郎の名言が心にしみます。
ここで言う「芸術」とは、神の芸術すなわち自然の圧倒的な美しさ、プロポーションのことを指すのでしょう。宗教には教義という思考、そして経典という言語、そして教祖という権威が必要ですが、自然の芸術にはそんなものはいりません。
私たちには自然の美を感受し、それと共鳴できる素質が与えられているのです。大切なのは、それが私たちだけにそれが許された意味を知ることでしょう。
それに限らず、私たちどうしても与えられたものを当たり前と思い、感謝も努力もせずに日々を過ごしてしまいます。
本来の宗教心というのは、まさにその天賦に心を致すことを言うに違いありません。そして、それが心を致さなくても、つまり無意識にでもできるようになる日が来れば、たしかに王仁三郎が言うように宗教は必要なくなるのでしょう。
そんなことを、心休まる仲間たちと心清らかに祈り、またおいしいお料理、お酒をいただきながら痛感させていただいた一日でありました。感謝。
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