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2023.09.09

【大麻合法化】日本人と大麻の歴史から紐解く大麻取締法改正のポイント (サトマイ)

 

 日はあるところで音楽やら農業の話で盛り上がりました。

 音楽も農業も楽しいけれど大変ですね。双方とも西洋化、規格化が進み、日本本来の豊かさが失われつつあるような気がします。

 日本農業の復活に、大麻が果たす役割は大きいと、このブログでも何度も書いてきました。ここへ来て、大麻取締法の改正の話が盛り上がってきたことは良いことです。

 大麻は麻薬という単純な思考に陥っている国民が多い中、この動画は本当に素晴らしい「教材」だと思います。

 最低でもこのくらいの知識は全国民で共有したいですね。

 ちなみに元々「まやく」は「痲薬」と書きました。「痲」は「しびれる」という意味です。それが戦後「麻薬」と書かれるようになり、「麻」=「まやく」というイメージができてしまった…と、よく説明されますが、実は事情はもっと複雑です。

 戦前から「麻薬」という表記があり、また「しびれる」を「麻れる」と書いている例もあり、やはり「麻」が持つ「痲薬」的な性質が意識されていたことがわかります。

 私の家内の実家のある秋田の山奥では、各家庭に「麻畑」があり、それを様々な用途で活用していたようです。その用途の中には、当然「医療」も「嗜好」もあったことでしょう。子どもは近づかないように言われていたようですし。

 戦後、麻の栽培が規制されたのち、その麻畑はタバコ畑に変わったというのも、さもありなんですね。

 ちなみに「痳」は「りん」であり「痲」とは別字、今でいう「淋病」のことです。「麻」「痲」「痳」が混用されてきたのです。

 いずれにせよ、GHQ(アメリカ)が、日本の「麻」に対して、異常ともいえる脅威を感じていたの事実であり、その呪縛からお互いに解放される時は来ていると感じています。

 絹と麻の復活。来年は私もいよいよ真剣に動きますよ。

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